JP6426585B2 - 給油部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、給油部構造に関する。
特許文献1には、燃料タンクに連通するフィラーチューブの入口部に、フューエルガンの給油ノズルの挿入を案内する筒状のノズルガイドを設けた給油口構造が記載されている。この給油口構造では、ノズルガイドに凹設した一対の内方突起の稜線と内方突起の間の内周面とに、給油ノズルを当接させて支持している。
特開2009−208517号公報
上記特許文献1の構造では、フィラーチューブの内方突起に給油ノズルがあたると、給油ノズルのそれ以上の挿入が阻止される。すなわち、内方突起が給油ノズルのストッパとして作用する。
ところで、内方突起に給油ノズルが衝撃的に当たる場合を考慮し、ノズルガイドの損傷を抑制することが望まれる。
本願は上記事実を考慮し、ノズルガイドのストッパに給油ノズルが当たった際の衝撃を効果的に緩和できる給油部構造を得ることを課題とする。
第一の態様では、上部に給油ノズルの挿入口を備え下部が燃料タンク内に位置するインレットパイプと、前記インレットパイプの内部に配置され、挿入された前記給油ノズルをガイドするノズルガイドと、前記ノズルガイドに設けられ、挿入された前記給油ノズルの先端が当たるストッパと、前記ノズルガイドに設けられ、前記ストッパが前記給油ノズルから前記燃料タンク側への押圧力を受けると前記ノズルガイドの径方向外側又は前記燃料タンク側への前記ストッパの移動を許容するように変形する移動許容部と、前記ノズルガイドの外周から径方向外側に突出するリブと、を有し、前記移動許容部が、前記ノズルガイドにおける前記ストッパの部位に設けられ前記インレットパイプの内周面との間に間隙をあけて対向する対向部を有し、前記間隙が、前記インレットパイプと前記リブとの隙間より大きい
この給油部構造では、インレットパイプの挿入口に給油ノズルを挿入し、燃料タンクに給油できる。インレットパイプの内部に配置されたノズルガイドにより、給油ノズルがガイドされる。
ノズルガイドにはストッパが設けられている。挿入された給油ノズルがストッパに当たることで、給油ノズルの挿入が所定範囲に制限される。
ノズルガイドには、移動許容部が設けられている。移動許容部は、ストッパが給油ノズルから燃料タンク側(下側)へ押圧力を受けると、燃料タンク側又は径方向外側へのストッパの移動を許容するように変形する。給油ノズルから押圧力を受けたストッパが移動するので、ストッパが移動しない構造と比較して、給油ノズルとストッパとの接触時間が長くなる。すなわち、給油ノズルの運動量がストッパに作用する時間が長くなるので、ストッパが給油ノズルから受ける荷重が小さくなり、ストッパに給油ノズルが当たった際の衝撃を効果的に緩和できる
前記移動許容部は、前記ノズルガイドにおける前記ストッパの部位に設けられ前記インレットパイプの内周面との間に間隙をあけて対向する対向部を有する。
ノズルガイドには、ストッパの部位に対向部が設けられている。対向部は、インレットパイプの内周面との間に間隙をあけている。ノズルガイドは、この間隙を短くするように径方向外側に変形する。
このように、ノズルガイドの対向部とインレットパイプの内周面との間に間隙を構成することで、給油ノズルがストッパにあたったときにストッパを径方向外側へ確実に移動させることができる。
そして、ノズルガイドの外周から径方向外側に突出するリブを有する。リブにより、ノズルガイドが補強される。リブは、ノズルガイドの外周から径方向外側に突出するので、ノズルガイドへの給油ノズルの挿入には影響しない。
ノズルガイドの対向部とインレットパイプの内周面との間隙は、インレットパイプとリブとの隙間より大きい。したがって、リブがインレットパイプに接触した状態でも、ノズルガイドの対向部とインレットパイプの内周面との間隙が確保され、ストッパを径方向外側へ移動させることが可能である。
第二の態様では、第一の態様において、前記ストッパに設けられ前記押圧力を前記ストッパを径方向外側へ移動させる力に変換する傾斜面を有する。
したがって、給油ノズルがストッパを押圧すると、傾斜面により、押圧力が、ストッパをノズルガイドの径方向外側に移動させる(広げる)力に変換される。すなわち、ストッパをノズルガイドの径方向外側に移動させるために、給油ノズルの押圧力を効果的に用いることができる。
第三の態様では、第一又は第二の態様において、前記リブが、前記対向部を避けた位置に形成されている。
したがって、ストッパが設けられた部位である対向部の位置には、リブは存在しない。すなわち、対向部がノズルガイドの径方向外側へ移動するとき、リブの剛性によってこの移動が阻害されず、対向部を確実にノズルガイドの径方向外側へ移動させることができる。
第四の態様では、第一〜第三のいずれか1つの態様において、前記移動許容部が、前記ノズルガイドにおいて前記ストッパよりも上側に設けられ前記押圧力により前記ノズルガイドの部分的な伸びを許容する柔軟部である。
したがって、給油ノズルがストッパを押圧すると、押圧力により、柔軟部においてノズルガイドが部分的に伸び、ストッパが燃料タンク側に移動する。
このように、ノズルガイドに柔軟部を設ける簡単な構造で、給油ノズルがストッパにあたったときにストッパを燃料タンク側へ移動させることができる。
本発明は上記構成としたので、ノズルガイドのストッパに給油ノズルが当たった際の衝撃を効果的に緩和できる。
図1は第一実施形態の給油部構造を示す断面図である。 図2は第一実施形態の給油部構造を示す図1と異なる断面位置で示す断面図である。 図3は第一実施形態の給油部構造を部分的に拡大して示す断面図である。 図4は第二実施形態の給油部構造を部分的に拡大して示す断面図である。 図5は第一実施形態の給油部構造においてインレットパイプ内に給油ノズルが挿入された状態を示す断面図である。 図6は第一実施形態の給油部構造においてインレットパイプ内に給油ノズルが挿入された状態を示す断面図である。 図7は第二実施形態の給油部構造を示す断面図である。 図8は第二実施形態の給油部構造においてインレットパイプ内に給油ノズルが挿入された状態を示す断面図である。 図9は燃料タンクとインレットパイプとの関係を示す図である。
図1〜図6には、第一実施形態の給油部構造12が示されている。この給油部構造12は、図9にも示すように、インレットパイプ14を有する。インレットパイプ14は筒状に形成されており、上部の開口が挿入口16である。挿入口16には、給油ノズル18が挿入される。
インレットパイプ14の下部は、図9に示すように、燃料タンク20の内部に位置している。挿入口16に挿入した給油ノズル18から、インレットパイプ14を通じて燃料タンク20に給油できる。
図1及び図2に示すように、インレットパイプ14の内部にはノズルガイド22が配置されている。ノズルガイド22は、全体として略円筒状の部材であり、上端部22Aから内部に給油ノズル18が挿入される。
ノズルガイド22は、上端側の大径部22B、下端側の小径部22D及び、大径部22Bと小径部22Dの間の傾斜部22Cを有する。ノズルガイド22は、その上部(大径部22B)において、インレットパイプ14に取り付けられている。
ノズルガイド22の小径部22Dは、給油ノズル18の外径G1よりもわずかに大きい内径N1を有する。大径部22Bは、小径部22Dよりも大きい内径N3を有する。そして、傾斜部22Cは、大径部22Bから小径部22Dへ連続的に変化する内径N2を有する。大径部22Bから燃料タンク14側(下側)へ移動する給油ノズル18が傾斜部22Cにあたると、この傾斜部22Cにより、給油ノズル18は小径部22Dの中心(中心線CLで示す)へガイドされる。
ノズルガイド22(小径部22D)の下端部22Eには、径方向内側に向かうストッパ24が形成されている。第一実施形態では、ストッパ24は、一対の第一ストッパ24Aと、これら第一ストッパ24Aの間に位置する1つの第二ストッパ24Bとを含む構成である。これら第一ストッパ24Aと第二ストッパ24Bとを区別しない場合は、ストッパ24として説明する。
第一ストッパ24A及び第二ストッパ24Bにおける上側の面は、接触面26A、26Bである。接触面26A、26Bには、挿入された給油ノズル18の先端部18Tが接触する。このように、給油ノズル18の先端部18Tがストッパ24に接触することで、給油ノズル18の挿入が所定範囲に制限される。図3及び図4に示すように、ストッパ24において、小径部22Dの内周面22Nから突出している長さを突出長cとする。
小径部22Dにおいて、ストッパ24が形成された部分の近傍(下端部22E側の部分)は対向部28である。図3に示すように、対向部28の外周面28Gは、インレットパイプ14の内周面14Nとの間に、間隙bをあけて対向している。この対向部28は、ノズルガイド22の径方向内側から径方向外側への力を受けると、径方向外側へと変形する部位である。
小径部22Dの外周には、ノズルガイド22の径方向外側に突出すると共に長手方向に延在する複数のリブ30が形成される。リブ30により、ノズルガイド22(小径部22D)が補強される。
図3に示すように、リブ30の突出端30Tは、インレットパイプ14の内周面14Nとの間に隙間aをあけて対向している。この隙間aは、対向部28の外周面28Gとインレットパイプ14の内周面14Nとの間隙bより小さい。すなわち、a<bの関係がある。
また、上記したストッパ24の突出長cとの関係では、突出長cは、間隙bよりも大きい。すなわち、b<cの関係がある。
第二ストッパ24Bの接触面26Bは、小径部22Dの中心線CLに対し垂直である。これに対し、第一ストッパ24Aの接触面26Aは、小径部22Dの中心線CLに対し傾斜する傾斜面32である。傾斜面32は、径方向外側から径方向内側に向かって、下端部22E側へ傾斜角αで傾斜している。傾斜面32が給油ノズル18の先端によって押圧されると、この押圧力F1が、径方向外側へと対向部28を移動させる力(移動力F2)に変換される。なお、傾斜面32がこのように押されると、給油ノズル18が燃料タンク20側へ僅かに移動する。接触面26B(第二ストッパ24B)は、この給油ノズル18の移動を阻害しない位置及び構造とされる。
対向部28の外周面28Gと、インレットパイプ14の内周面14Nとの間には間隙bが構成されているので、対向部28に移動力F2が作用すると、この間隙bを小さくするように、対向部28が径方向外側へ撓み変形する。そして、対向部28がこのように変形するとストッパ24も径方向外側に移動するので、ストッパが移動しない構成と比較して、給油ノズル18がストッパ24に接触する時間(接触時間Δt)が長くなる。
図3及び図4に示すように、対向部28の外周には、下端部22E側に向かって外径が小さくなる縮径部34が形成されている。対向部28において、縮径部34が形成されていない部分(一般部36)に対する傾斜角をβとすると、傾斜面32の傾斜角αを用いて、α+β<90度の関係を満たすように、傾斜面32及び縮径部34の形状が決められている。
図3に示すように、リブ30の下端30Bは、対向部28の上端28Aよりも上方にある。換言すれば、リブ30は、対向部28を避けた位置に形成される。すなわち、対向部28の変形をリブ30が阻害しない構造である。
次に、本実施形態の作用を説明する。
挿入口16からインレットパイプ14内に挿入された給油ノズル18は、ノズルガイド22によって案内される。そして、図3及び図4に示すように、給油ノズル18の先端部18Tが、ストッパ24の接触面26A、26Bに当たることで、給油ノズル18の挿入が制限され、給油ノズル18を過度に挿入することが抑制される。
ここで、給油ノズル18の先端が、接触面26A、26Bに強く当たった場合を考える。本実施形態では、第一ストッパ24Aの接触面26Aは、小径部22Dの中心線CLに対し傾斜する傾斜面32である。そして、傾斜面32が給油ノズル18の先端によって押圧されると、この押圧力F1が、径方向外側へと対向部28を移動させる力(移動力F2)に変換される。給油ノズル18の押圧力を効果的に用い、ストッパ24をノズルガイド22の径方向外側に移動させることができる。
そして、図5に示すように、インレットパイプ14の内周面14Nとの間には間隙bを短くしつつ、対向部28が径方向外側へ変形する。この対向部28の変形により、ストッパ24も径方向外側へ移動する。これにより、ストッパ24が径方向外側へ移動しない構成と比較して、給油ノズル18がストッパ24に接触する時間(接触時間Δt)が長くなる。
給油ノズル18の運動量がストッパ24に作用する時間が長くなると、ストッパ24が給油ノズル18から受ける力(衝撃)は、対向部28が変形しない構成よりも小さくなる。すなわち、本実施形態では、ストッパ24に給油ノズル18が当たった際の衝撃を効果的に緩和できる。
特に本実施形態では、対向部28とインレットパイプ14の内周面14Nとの間に間隙bを構成している。この間隙bを効果的に用いて、給油ノズル18がストッパ24にあたったときに、ストッパ24を径方向外側へ確実に移動させることができる。
本実施形態において、間隙bは、リブ30の突出端30Tとインレットパイプ14の内周面14Nとの隙間aより大きい。したがって、リブ30の突出端30Tがインレットパイプ14の内周面14Nに当たった後も、対向部28を径方向外側へ変形させることができる。
ストッパ24が径方向外側に移動するとき、図6に示すように、対向部28において、特に縮径部34が形成された部分が、径方向外側に曲がるように変形することも想定される。本実施形態では、ストッパ24の突出長cは、上記した間隙bより大きい。図6に示すように、間隙bがゼロになるまで、すなわち、縮径部34がインレットパイプ14の内周面に接触するまで最大限変形し(広がった)、インレットパイプ14の内周面14Nに接触した状態でも、ストッパ24が径方向内側に突出して給油ノズル18の先端部18Tと接触する状態を維持できる。すなわち、縮径部34が径方向外側に広がっても、給油ノズル18の過度の挿入を抑制できる。
しかも、本実施形態では、ストッパ24に給油ノズル18が当たった際の損傷を抑制するために、ノズルガイド22、特にストッパ24を大型化して剛性を高める必要がない。ノズルガイド22の大型化を抑制することで、給油に影響を与えない、若しくは与える影響が小さい構造を実現できる。
次に、第二実施形態について説明する。第二実施形態において、第一実施形態と同様の要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、第二実施形態の給油部構造52では、ノズルガイド22に、蛇腹部54が形成されている。蛇腹部54では、ノズルガイド22が部分的に柔軟になっており、ノズルガイド22の部分的な伸びを許容する部位である。特に、蛇腹部54の上下両側(ノズルガイド22の長手方向両側)から引張力が作用すると、ノズルガイド22が蛇腹部54の部位で伸ばされる。
このような構成とされた第二実施形態の給油部構造52では、給油ノズル18がストッパ24に衝撃的に当たると、図8に示すように、蛇腹部54よりも下端部22E側のノズルガイド22が下側へ移動する。ノズルガイド22の全体は長手方向に伸びる。
そして、これにより、ストッパ24も下側へ移動することで、移動しない構成と比較して、給油ノズル18がストッパ24に接触する時間(接触時間Δt)が長くなる。給油ノズル18の運動量がストッパ24に作用する時間も長くなり、ストッパ24が給油ノズル18から受ける力(衝撃)は、蛇腹部54が変形しない構成よりも小さくなる。第一実施形態と同様に、第二実施形態においても、ストッパ24に給油ノズル18が当たった際の衝撃を効果的に緩和できる。
第二実施形態では、ノズルガイド22に蛇腹部54を形成する簡単な構造で、ストッパ24に給油ノズル18が当たった際の衝撃を緩和する構造を実現できる。
第二実施形態において、柔軟部(蛇腹部54)を形成する位置は特に限定されない。図7及び図8に示す例では、小径部22Dに形成されているが、たとえば、傾斜部22Cでもよい。ただし、ノズルガイド22がインレットパイプ14に固定されている部分(図7の例では大径部22B)よりもストッパ24に近い位置(燃料タンク14側)に、傾斜部22C等に蛇腹部54を形成すればよい。
蛇腹部54は、柔軟部の一例である。柔軟部としては、ストッパ24よりも上端側に設けられ、ストッパ24が受けた下向きの力(給油ノズル18からの押圧力)でノズルガイド22を長手方向に伸ばすことができればよい。たとえば、ノズルガイド22を部分的に薄肉に形成し、この薄肉部分が伸びる構造でもよい。
また、傾斜部22Cが、実質的に柔軟部として作用する構造としてもよい。傾斜部22Cを柔軟部とする構造では、傾斜部22Cの傾斜角が小さくなる(小径部22Dに対し平行に近づく)ように変形させることで、ストッパ24が下端側(燃料タンク14側)へ移動する構造を実現できる。
さらには、ノズルガイド22を上下に分割し、下側のノズルガイドが上側のノズルガイドに対しスライド可能となるように連結する構造でもよい。この場合は、上下のノズルガイドをスライド可能に連結した部分が移動許容部となる。
第一実施形態の構造と第二実施形態の構造を組み合わせることも可能である。たとえば、第一実施形態の給油部構造12に対し、第二実施形態に係る蛇腹部54をノズルガイド22に設けてもよい。この構成では、ストッパ24に、ノズルガイドの径方向外側と燃料タンク側(下側)とを合成した方向の移動を生じさせることができる。
12 給油部構造
14 インレットパイプ
14N 内周面
16 挿入口
18 給油ノズル
18T 先端部
20 燃料タンク
22 ノズルガイド
24 ストッパ
26A 接触面
26B 接触面
28 対向部(移動許容部)
30 リブ
32 傾斜面
34 縮径部
52 給油部構造
54 蛇腹部(移動許容部)

Claims (4)

  1. 上部に給油ノズルの挿入口を備え下部が燃料タンク内に位置するインレットパイプと、
    前記インレットパイプの内部に配置され、挿入された前記給油ノズルをガイドするノズルガイドと、
    前記ノズルガイドに設けられ、挿入された前記給油ノズルの先端が当たるストッパと、
    前記ノズルガイドに設けられ、前記ストッパが前記給油ノズルから前記燃料タンク側への押圧力を受けると前記ノズルガイドの径方向外側又は前記燃料タンク側への前記ストッパの移動を許容するように変形する移動許容部と、
    前記ノズルガイドの外周から径方向外側に突出するリブと、
    を有し、
    前記移動許容部が、前記ノズルガイドにおける前記ストッパの部位に設けられ前記インレットパイプの内周面との間に間隙をあけて対向する対向部を有し、
    前記間隙が、前記インレットパイプと前記リブとの隙間より大きい給油部構造。
  2. 前記ストッパに設けられ前記押圧力を前記ストッパを径方向外側へ移動させる力に変換する傾斜面を有する請求項1に記載の給油部構造。
  3. 前記リブが、前記対向部を避けた位置に形成されている請求項1又は請求項2に記載の給油部構造。
  4. 前記移動許容部が、前記ノズルガイドにおいて前記ストッパよりも上側に設けられ前記押圧力により前記ノズルガイドの部分的な伸びを許容する柔軟部である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の給油部構造。
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