JP6413986B2 - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ポップアップフード装置に関する。
下記特許文献1に記載された車両用ポップアップフード装置は、車体に固定されたヒンジベースと、ヒンジベースに回動可能に連結され且つフードに固定されたヒンジアームと、を含んで構成されている。また、この車両用ポップアップフード装置は、ヒンジベースとヒンジアームとを連結するリンク機構を有している。なお、車両用ポップアップフード装置として、他に下記特許文献2及び特許文献3に記載されたものがある。
特開2014−108651号公報 特開閉11−310157号公報 特開2002−037016号公報
ところで、車両用ポップアップフード装置では、フードが持上げられることによってフードに振動が生じる。これに対して、例えば、フードの振動でフードの車幅方向中央部が車両上側へオーバーシュートしたときに、フードの車幅方向両端部の車両上側への移動を許可することで、フードを略水平状態にして、フードの振動を抑制することが考えられる。この場合には、例えば、リンク機構に、フードの車両上側への変位を許可する変位機構を設けることが考えられるが、変位機構がスムースに作動されない場合には、フードの車両上側への変位が抑制されてフードに対する振動抑制効果が低下する虞がある。
本発明は、上記事実を考慮し、変位機構をスムースに作動させることができる車両用ポップアップフード装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用ポップアップフード装置は、車体に固定されたヒンジベースと、前記ヒンジベースに回動可能に連結された第1アームと、フードの後部における車幅方向外側端部に固定され、前記第1アームに回動可能に連結された第2アームと、前記第1アームと前記第2アームとに架け渡され、作動することによって前記第2アームを前記第1アームに対して回動させて前記フードを閉止位置から持上位置に持上げるアクチュエータと、一端が前記ヒンジベースに回動可能に連結され、他端に連結軸が設けられた第1リンクと、一端が前記第2アームに回動可能に連結され、他端側に前記連結軸が挿入されることにより該連結軸を回動可能に支持する連結孔が設けられた第2リンクと、を含んで構成され、前記フードが前記閉止位置にあるときに前記連結軸を起点に側面視でV字状に屈曲されて前記フードの下方側に格納される格納状態とされ、前記フードが前記持上位置にあるときに前記ヒンジベースに対する前記第2アームの車両上側への移動を制限する作動状態とされるリンク機構と、前記ヒンジベースに設けられ、前記作動状態において前記格納状態へ向かう側とは反対側への前記第1リンクの回動を規制するストッパ部と、前記第1リンクに設けられた前記連結軸と、前記第2リンクに形成され且つ前記連結孔から延長するように構成された溝部と、を含んで構成され、前記持上位置に持上げられた前記フードによって車両上側への所定荷重が前記第2リンクに作用したときに作動して、前記連結軸に対して前記溝部が車両上側へ相対変位することで前記第2アームの車両上側への移動を許可する変位機構と、を備えている。
上記構成の車両用ポップアップフード装置では、アクチュエータが作動することによって、第2アームが第1アームに対して回動されて、フードが閉止位置から持上位置に持上げられる。このときには、第2リンクが第2アームと共に車両上側へ移動して、リンク機構が格納状態から作動状態に切り替わり、フードの車両上側への移動がリンク機構によって制限される。
ここで、ヒンジベースには、ストッパ部が設けられており、リンク機構の作動状態において、第1リンクの格納状態とは反対側への回動が規制される。このため、第1リンクの作動状態が維持される。また、リンク機構には、変位機構が設けられている。この変位機構は、第1リンクに設けられた連結軸を有しており、連結軸は、第2リンクに形成された連結孔に回動可能に支持されている。また、変位機構は、第2リンクに形成された溝部を有しており、溝部の一端が連結孔に連通されている。
そして、持上位置に持上げられたフードが振動して、フードの車幅方向中央部が車両上側へオーバーシュートすることで、フードから第2リンクに車両上側への所定荷重が作用したときには、変位機構が作動する。このときには、所定荷重の荷重方向に沿って第2リンクが車両上側へ変位するが、変位機構では、溝部が第2リンクに形成されているため、溝部の延在方向が所定荷重の荷重方向に一致するようになる。このため、溝部が連結軸に対して変位するときに、溝部の連結軸に対するこじりが抑制される。これにより、溝部を連結軸に対して車両上側へ良好に変位させることができると共に、第2アームを車両上側へ移動させることができる。その結果、フードの車幅方向中央部が車両側へオーバーシュートしたときに、フードが略水平になるようにフードの車幅方向両端部を開放させることができる。したがって、変位機構をスムースに作動させて、フードの振動を抑制することができる。
請求項1に記載の車両用ポップアップフード装置によれば、変位機構をスムースに作動させることができる。
図1は、本実施の形態の車両用ポップアップフード装置のアクチュエータの作動後の状態を示す車両右側から見た側面図である。 図2は、図1に示される車両用ポップアップフード装置のアクチュエータの作動前の状態を示す平面図である。 図3は、図2に示される車両用ポップアップフード装置を示す車両右側から見た側面図である。 図4は、図2に示される車両用ポップアップフード装置を示す正面図である。 図5は、図3に示される車両用ポップアップフード装置の状態を車両右斜め前方から見た斜視図である。 図6は、図1に示される車両用ポップアップフード装置の状態を車両右斜め前方から見た斜視図である。 図7は、本実施の形態の車両用アップフード装置が作動したときのフードの挙動を時系列で説明するための説明図である。 図8(A)は、本実施の形態のリンク機構の作動を説明するための車幅方向中央側から見た説明図であり、図8(B)は、比較例のリンク機構の作動を説明するための車幅方向中央側から見た説明図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係る車両用ポップアップフード装置20(以下、「PUH装置20」という)について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、PUH装置20が適用された車両の車両前側、車両上側、車両右側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両左右方向(車幅方向)の左右、を示すものとする。
図1及び図3に示されるように、PUH装置20は、車両の前部のエンジンルーム(パワーユニット室)ERを開閉するフード10の後端部における車幅方向両端部にそれぞれ配設されている(図1及び図3では、右側に配置されたPUH装置20のみを図示している)。そして、右側及び左側に配置されたPUH装置20は、左右対称に構成されている。このため、以下の説明では右側に配置されたPUH装置20について説明し、左側に配置されたPUH装置20の説明は省略する。
PUH装置20は、フード10を開閉可能に支持するフードヒンジ22と、車両と歩行者等の衝突体との衝突時に作動するアクチュエータ30(図1参照)と、を含んで構成されている。また、PUH装置20は、アクチュエータ30の作動後にフード10の上側への移動を制限し且つフード10に生じる振動を抑制するためのリンク機構50と、を含んで構成されている。以下、初めにフード10について説明し、次いで上記各構成について説明する。
(フード10について)
フード10は、車両の外側に配置されたフードアウタパネル12と、エンジンルームER側に配置されたフードインナパネル14と、を含んで構成されている。そして、この両者の端末部がヘミング加工によって結合されている。また、フード10がエンジンルームERを閉じた状態(図3に示される位置であり、以下この位置を「閉止位置」という)では、フード10の前端部が、図示しないフードロックによって車体に固定されている。
また、フードインナパネル14の後端部には、膨出部14Aが形成されている。膨出部14Aはフードインナパネル14に対して下側に膨出されると共に、車幅方向に延在されている。そして、膨出部14Aの底壁14Bが、側断面視でフードアウタパネル12と略平行に配置されている。また、フード10の車幅方向両端部には、底壁14Bの上面において、後述するフードヒンジ22を取付けるためのウエルドナットWNが設けられている。
(フードヒンジ22について)
図2〜図5に示されるように、フードヒンジ22は、車体に固定されるヒンジベース24と、ヒンジベース24に回動可能に連結された第1アーム26と、第1アーム26に回動可能に連結されると共にヒンジボルトB1を介してフード10の膨出部14A(図3参照)に固定された第2アーム28と、を含んで構成されている。
ヒンジベース24は、鋼板製とされると共に、正面視で略逆L字形状に屈曲されている。ヒンジベース24の下端部は固定壁24Aとされており、固定壁24Aは、略上下方向を板厚方向にして、前後方向に延在されている。そして、固定壁24Aの前端部及び後端部が、固定ボルトB2よって車体に固定されている。
さらに、ヒンジベース24は側壁24Bを有している。この側壁24Bは、車幅方向を板厚方向として固定壁24Aの車幅方向内側端部から上側へ延出されると共に、平面視で前側部分を車幅方向内側へ張出させるように略クランク状に屈曲されている(図2参照)。具体的には、側壁24Bは、側壁24Bの後端側の部分を構成する第1側壁部24B1と、側壁24Bの前端側の部分を構成する第2側壁部24B2と、第1側壁部24B1及び第2側壁部24B2を連結する傾斜壁部24B3、とを有している。そして、傾斜壁部24B3が、平面視で第1側壁部24B1の前端から前側へ向かうに従い車幅方向内側に傾斜されている。これにより、第2側壁部24B2が、第1側壁部24B1に対して車幅方向内側に配置されている。
また、傾斜壁部24B3の上端部における前端部分には、車幅方向内側へ屈曲されたストッパ部24Cが一体に形成されている。そして、後述するリンク機構50が作動状態とされたときに、リンク機構50の第1リンク52の回動方向一方側への回動をストッパ部24Cによって規制する構成となっている。
第1アーム26は、ヒンジベース24と同様に鋼板製とされると共に、ヒンジベース24に対して車幅方向内側に配置され、平面視で略クランク状に屈曲されている(図2参照)。具体的には、第1アーム26は、車幅方向を板厚方向として配置された後端部26Aと、後端部26Aの前端から前側へ向かうに従い車幅方向内側へ傾斜された中間部26Bと、中間部26Bの前端から前側へ延出された前部26Cと、を含んで構成されている。これにより、第1アーム26の前部26Cが、第1アーム26の後端部26Aに対して車幅方向内側にオフセットして配置されている。
そして、第1アーム26の後端部26Aが、車幅方向を軸方向とした第1ヒンジピンHP1によってヒンジベース24の第1側壁部24B1の上端部に回動可能に連結されている。これにより、第1アーム26は、第1ヒンジピンHP1を回動中心としてヒンジベース24に対して上下方向(図3の矢印A方向及び矢印B方向)に相対回動可能に構成されている。
さらに、図1及び図6に示されるように、第1アーム26の前部26Cの長手方向中間部における下部には、後述するアクチュエータ30を取付けるための第1取付ボルトB3が固定されており、第1取付ボルトB3は車幅方向を軸方向として車幅方向内側へ突出されている。また、前部26Cの上部には、第1取付ボルトB3よりも後側の位置において、車幅方向内側へ膨出された膨出部26Dが形成されている。この膨出部26Dの略中央部には、図示しないシェアピンが挿通されるシェアピン挿通孔26Eが貫通形成されている。
図2〜図5に示されるように、第2アーム28は鋼板製とされている。この第2アーム28は、第1アーム26に対して車幅方向内側に配置され、平面視で前後方向に延在されると共に、正面視で略逆L字形状に屈曲されている。具体的には、第2アーム28は、第1アーム26の前部26Cと平行に配置された側壁28Aを備えている。この側壁28A(第2アーム28)の前端部28Fは、車幅方向を軸方向とする第2ヒンジピンHP2によって第1アーム26(前部26C)の前端部26Fに回動可能に連結されている。これにより、第2アーム28は、第2ヒンジピンHP2を回動中心として第1アーム26に対して上下方向(図3の矢印C方向及び矢印D方向)に相対回動可能に構成されている。
図1及び図6に示されるように、第2アーム28の側壁28Aには、前述した第1アーム26のシェアピン挿通孔26Eに対応する位置において、シェアピン挿通孔28Bが貫通形成されている。そして、第1アーム26のシェアピン挿通孔26E及び第2アーム28のシェアピン挿通孔28Bの内部に図示しないシェアピンが嵌入されて、第2アーム28が第1アーム26と結合されている。これにより、後述するアクチュエータ30の非作動状態では、第2アーム28の第1アーム26に対する相対回動が制限されている。
また、図2〜図5に示されるように、第2アーム28は頂壁28Cを備えている。頂壁28Cは、側壁28Aの上端部から車幅方向内側へ延出されると共に、フード10の膨出部14Aの下面に隣接して配置されている(図3参照)。この頂壁28Cには、前後方向に並ぶ一対の取付孔28Dが貫通形成されている。そして、ヒンジボルトB1が下側から取付孔28D内に挿入されてウエルドナットWN(図3参照)に螺合されることで、頂壁28Cがフード10の膨出部14Aに締結(固定)されている。これにより、フード10とヒンジベース24とが、第1アーム26及び第2アーム28によって連結されている。
さらに、第2アーム28における側壁28Aの後端部28Rには、第1取付ボルトB3に対して後側の位置において、後述するアクチュエータ30を取付けるための第2取付ボルトB4が固定されている。第2取付ボルトB4は、車幅方向を軸方向として配置されると共に、第2アーム28から車幅方向内側へ突出されている。
そして、上記のように構成されたフードヒンジ22は、フード10を回動可能に支持するヒンジ部品として機能している。つまり、フード10の通常開閉時には、第1アーム26及び第2アーム28の相対回動が制限された状態で、第1アーム26が第1ヒンジピンHP1の軸回りにヒンジベース24に対して回動することで、フード10が開閉されるようになっている。
(アクチュエータ30について)
図1及び図2に示されるように、アクチュエータ30は、第2アーム28に対して車幅方向内側に配置されると共に、第1アーム26の第1取付ボルトB3と第2アーム28の第2取付ボルトB4とに架け渡されて、側面視で後側へ向かうに従い上側へ傾斜されている。このアクチュエータ30は、シリンダ32と、ロッド36と、を含んで構成されている。
シリンダ32は下側(アクチュエータ30の下端側)へ開放された略有底円筒形状に形成されている。シリンダ32の上端部には、取付部34(図2参照)が一体に設けられており、取付部34には、図示しない取付孔が貫通形成されている。そして、前述した第2取付ボルトB4が当該取付孔内に挿入されて、取付部34が第2取付ボルトB4に回動可能に支持されている。これにより、シリンダ32の上端部が第2アーム28に対して相対回動可能に取付けられている。
ロッド36は、略円筒状に形成されて、シリンダ32と同軸上に配置されており、ロッド36の下端部を除く部分がシリンダ32内に相対移動可能に収容されている。また、ロッド36の下端部には、車幅方向に貫通された取付孔36A(図4参照)が貫通形成されており、前述した第1取付ボルトB3が取付孔36A内に挿入されて、ロッド36の下端部が第1取付ボルトB3に回動可能に支持されている。すなわち、ロッド36の下端部が第1アーム26に対して相対回動可能に取付けられている。
また、ロッド36の長手方向中間部には、図示しないマイクロガスジェネレータ(以下、「MGG」という)が嵌入されている。このMGGは、車両のECU40(図2参照)に電気的に接続されており、ECU40の制御によってMGGが作動する構成になっている。そして、MGGが作動すると、MGGによって発生したガスがロッド36及びシリンダ32内に供給されて、シリンダ32がアクチュエータ30の軸方向に沿って上昇するようになっている。これにより、第2アーム28が、図3に示される位置から第1アーム26に対して上方側(図3の矢印C方向)へ相対回動して、フード10が持上位置(図1に示される位置)に持上げられるように構成されている。なお、このときには、第1アーム26は、ヒンジベース24に対して上側(図3の矢印A方向)へ相対回動されるようになっている。
また、シリンダ32の下端部には、図示しない複数のガス抜き孔が形成されている。そして、アクチュエータ30が作動して、シリンダ32が持上位置に上昇されたときには、シリンダ32の内部と外部とがガス抜き孔によって連通されて、シリンダ32(ロッド36)内に供給されたガスがガス抜き孔から排出される(抜かれる)構成になっている。その結果、フード10の持上位置において、アクチュエータ30のフード10に対する持上げが停止するように構成されている。
さらに、アクチュエータ30は、図示しない保持機構を有しており、持上位置に上昇したシリンダ32のロッド36に対する後退を保持機構によって制限するようになっている。また、詳細については後述するが、持上位置に持上げられたフード10の挙動によって、上側への所定荷重がシリンダ32の取付部34に入力されたときには、アクチュエータ30では、シリンダ32がロッド36に対して所定距離上昇できる構成になっている。
(リンク機構50について)
図1〜図6に示されるように、リンク機構50は、第1リンク52及び第2リンク54を含んで構成されると共に、第1リンク52及び第2リンク54の連結部位において変位機構58(図1のa部断面図参照)を有している。そして、フード10の閉止位置では、側面視でリンク機構50が後側へ開放された略V字形状に屈曲されている(図3に示される状態であり、以下この状態を「格納状態」という)。
第1リンク52は、鋼板製とされると共に、略長尺板状に形成されている。この第1リンク52は、リンク機構50の一端側の部分(下方側の部分)を構成すると共に、車幅方向を板厚方向としてヒンジベース24における第2側壁部24B2の車幅方向内側に隣接して配置されている。また、第1リンク52は、格納状態において、側面視で前側へ向かうに従い上側へ若干傾斜する状態に配置されている。そして、第1リンク52の一端部52Aが、車幅方向を軸方向とした第1リンクピンLP1によって第2側壁部24B2の下端部に回動可能に連結されている。
第1リンク52の他端側の部分には、車幅方向内側へ略クランク状に屈曲された第1屈曲部52Cが形成されている。これにより、第1リンク52では、その一端部52Aに対してその他端部52Bが車幅方向内側にオフセットして配置されている。
第2リンク54は、第1リンク52と同様に、鋼板製とされると共に、略長尺板状に形成されている。第2リンク54は、リンク機構50の他端側の部分(上方側の部分)を構成すると共に、車幅方向を板厚方向として第1リンク52の車幅方向内側に配置されている。そして、リンク機構50の格納状態では、第2リンク54が、側面視で前側へ向かうに従い下側へ傾斜する状態に配置されており、第1リンク52と第2リンク54との成す角度θが鋭角となっている(図3参照)。
第2リンク54の一端側の部分は、本体部54Aとされており、本体部54Aは、第1リンク52の他端部52Bに対して車幅方向内側に隣接して配置されている。そして、図1のa部断面図に示されるように、本体部54Aには、前述した第1リンク52を連結するための円形状の連結孔54Dが貫通形成されている。また、本体部54Aには、連結孔54Dに対して第2リンク54の一端側において、変位機構58を構成する溝部54Eが貫通形成されている。この溝部54Eは、第2リンク54の長手方向に沿って延在されており、溝部54Eの一端が連結孔54Dに連通されている。換言すると、溝部54Eは、連結孔54Dから第2リンク54の一端側へ延出されている。また、溝部54Eの幅寸法は、連結孔54Dの直径寸法よりも若干小さく設定されると共に、溝部54Eの長手方向に亘って一定に設定されている。
そして、前述した第1リンク52の他端部52Bが、変位機構58を構成する車幅方向を軸方向とした連結軸56によって第2リンク54の本体部54Aに回転可能に連結されている。具体的には、第1リンク52の他端部52Bに連結軸56が固定されており、連結軸56の軸部56Aが他端部52Bから車幅方向内側へ突出されて、連結孔54D内に挿通されている。さらに、連結軸56の軸部56Aは、断面円形状に形成されており、軸部56Aの直径寸法が、連結孔54Dの直径寸法よりも若干小さく設定されると共に、溝部54Eの幅寸法よりも若干大きく設定されている。これにより、連結軸56が連結孔54Dに回動可能に支持されて、第2リンク54の本体部54Aが第1リンク52の他端部52Bに回転可能に連結されている。
また、図1〜図6に示されるように、第2リンク54の他端側の部分には、車幅方向内側へ略クランク状に屈曲された第2屈曲部54Cが形成されている。これにより、第2リンク54の本体部54Aに対して第2リンク54の他端部54Bが車幅方向内側にオフセットして配置されている。
第2リンク54の他端部54Bは、第2アーム28の第2取付ボルトB4の前側に隣接して配置されると共に、車幅方向を軸方向とした第2リンクピンLP2によって第2アーム28の側壁28Aに回動可能に連結されている。
そして、アクチュエータ30が作動してフード10が持上位置に持上げられたときには、第1リンク52がヒンジベース24に対して回動方向一方側(図3の矢印E方向側)へ相対回動すると共に、第2リンク54が第2アーム28に対して回動方向一方側(図3の矢印G方向側)へ相対回動して、リンク機構50が上下方向に延在するように設定されている(図1及び図6に示される状態であり、以下この状態を「作動状態」という)。具体的には、図1に示されるように、リンク機構50の作動状態では、第1リンク52と第2リンク54との成す角度θが180°よりも若干小さくなるように設定されている。さらに、リンク機構50の作動状態では、第1リンク52がストッパ部24Cに当接して、第1リンク52の回動方向一方側(格納状態とは反対側)の回動が規制される構成になっている。すなわち、作動状態へ回動された第1リンク52のオーバーランが制限される構成となっている。なお、図1では、便宜上、第1リンク52とストッパ部24Cとを若干離して図示している。
さらに、リンク機構50の作動状態において、持上位置に持上げられたフード10に生じる振動によって、上側への所定荷重がリンク機構50の他端部(第2リンク54の他端部54B)に入力されたときには、連結孔54Dによる連結軸56の回動支持状態が解除されて、変位機構58が作動するようになっている。具体的には、溝部54Eが、連結軸56によって押し広げられて、連結軸56に対して上側へ相対移動(変位)するようになっている。すなわち、変位機構58の作動時には、溝部54Eの内周面が連結軸56の外周面上を摺動しながら上側へ変位して、連結軸56が溝部54Eの他端部に配置されるようになっている。したがって、変位機構58が作動することで、第2アーム28の移動が許可されて、フード10の後端部における車幅方向両端部が上側へ移動される構成となっている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
上記のように構成されたPUH装置20を備えた車両に歩行者等の衝突体が前面衝突すると、図示しない衝突検知センサからECU40へ出力される衝突信号に基づいて、ECU40がPUH装置20を作動させるべきか否かを判断する。そして、PUH装置20を作動させるべきとECU40が判断すると、ECU40からアクチュエータ30に作動信号が出力されて、アクチュエータ30が作動する。
アクチュエータ30が作動すると、MGGによって発生したガスによってシリンダ32がロッド36に対して上昇する。これにより、シリンダ32が第2アーム28の後端部28Rを持上げて、フード10の後端部が持上位置に持上げられる(図1参照)。これにより、エンジンルームER内に配設された部品とフード10との間の隙間が確保されて、フード10上に倒れ込む歩行者に対する保護性能を向上できる。
次に、フード10が持上位置に持上げられたときのフード10の挙動とリンク機構50の作動との関係を、図7を用いて説明する。なお、図7では、アクチュエータ30がフード10を持上げたときの後側から見たフード10の状態を時系列で模式的に示しており、フード10の車幅方向両端部が白抜きの丸印で示されている。
図7の(1)では、アクチュエータ30によるフード10の持上前の状態を示しており、この状態では、リンク機構50が格納状態になっている(図3参照)。そして、アクチュエータ30が作動してフード10が持上位置に持上げられると、リンク機構50が格納状態から作動状態に切り替わる(図1参照)。この状態では、図1に示されるように、リンク機構50の第1リンク52と第2リンク54との成す角度θが180°より小さくなる状態で、リンク機構50が上下方向に延在される。このため、変位機構58の溝部54Eが、連結孔54Dから下側へ延出するように配置される。また、この状態では、第1リンク52がヒンジベース24のストッパ部24Cに当接し、第1リンク52の回動方向一方側(格納状態とは反対側)への回動が規制される。このため、第1リンク52のオーバーランをストッパ部24Cによって抑制できる。さらに、アクチュエータ30では、保持機構によってシリンダ32の後退が制限されるため、持上位置における第1アーム26及び第2アーム28の状態が維持される。これにより、第1リンク52及び第2リンク54の作動状態が維持される。
なお、リンク機構50では、連結軸56の軸部56Aの直径寸法が、溝部54Eの幅寸法よりも大きく設定されているため、リンク機構50の作動状態では、連結軸56が連結孔54D内に保持される。すなわち、ヒンジベース24に対する第2アーム28の上側への移動がリンク機構50によって制限されて、フード10の後端部における車幅方向両端部の上側への移動が制限される。
一方、フード10の後端部における車幅方向両端部がアクチュエータ30によって持上げられるときには、フード10の車幅方向中央部は慣性力によってその位置に留まろうとする。このため、アクチュエータ30によるフード10の持上初期では、フード10の車幅方向両端部のみが持上げられる(図7の(2)の状態を参照)。そして、フード10の車幅方向中央部がフード10の車幅方向両端部よりも遅れて上側へ変位する(図7の(3)に示される矢印を参照)。さらに、フード10の車幅方向中央部では、上下方向への変位は制限されていないため、上側へ変位するフード10の車幅方向中央部は慣性力によって持上位置よりも上側へ変位する(オーバーシュートする)(図7の(3)の状態を参照)。これにより、フード10の持上時では、後側から見て、フード10の車幅方向中央部が腹となり、フード10の車幅方向両端部が節となるように、フード10が単振動しようとする。
そして、フード10の車幅方向中央部が持上位置よりも上側へオーバーシュートするときには、フード10から第2アーム28を介してリンク機構50の他端部(第2リンク54の他端部54B)に上側への所定荷重が作用する。これにより、リンク機構50の変位機構58が作動する。具体的には、連結孔54Dによる連結軸56の回動支持状態が解除されて、溝部54Eの内周面が連結軸56の外周面上を摺動しながら、第2リンク54が上側(図1に示される矢印H方向側)へ変位する。これにより、第2アーム28が第1アーム26に対して上側へ回動してヒンジベース24に対して上側へ移動すると共に、フード10の車幅方向両端部が上側に変位する。具体的には、フード10の車幅方向中央部が上死点又は上死点付近に到達すると、フード10の車幅方向両端部が持上位置よりも上側へ変位する(図7の(3)の状態から図7の(4)の状態になる)。その結果、後側から見てフード10が略水平になるようにフード10の車幅方向両端部が開放されるため、フード10の振動を早期に減衰させることができる。以上により、フード10に生じる振動を抑制することができる。
ここで、リンク機構50では、変位機構58を構成する溝部54Eが第2リンク54に形成されている。すなわち、フード10の振動時にフード10と共に移動する第2リンク54に、溝部54Eが形成されている。このため、変位機構58をスムースに作動させて、フード10の振動を抑制することができる。以下、この点について、図8(A)及び(B)を用いて、比較例のリンク機構と比較して説明する。なお、図8(B)に示される比較例のリンク機構では、本実施の形態のリンク機構50と同様に構成されている部分に同一の符号を付している。
図8(B)に示されるように、比較例のリンク機構では、第1リンク52に変位機構58の溝部54Eが形成されており、第2リンク54に連結軸56が設けられている。このため、比較例では、リンク機構が作動状態に切り替わったときには、溝部54Eが上側へ向かうに従い前側へ傾斜される。また、リンク機構の作動状態では、第1リンク52の回動方向一方側(図8(B)の矢印E方向側)の回動がストッパ部24Cによって規制されている。そして、第2リンク54に上側への所定荷重fが作用したときには、所定荷重fの荷重方向に沿って第2リンク54が上側へ変位する。このとき、所定荷重fの荷重方向と溝部54Eの延在方向とは交差しており、第1リンク52の回動方向一方側の回動が制限されている。このため、第2リンク54が上側へ変位するときには、連結軸56が溝部54Eの内周面をこじりながら第2リンク54が上側へ変位する。これにより、連結軸56の外周面が溝部54Eの内周面上を良好に摺動することができなくなり、連結軸56が溝部54Eの途中で停止する可能性がある。この場合には、フード10を略水平にするようにフード10の車幅方向両端部を開放させることができなくなり、フード10に対する振動抑制効果が低下する。
すなわち、比較例のリンク機構をスムースに作動させるには、作動状態におけるリンク機構(第1リンク52及び第2リンク54)を直線状に延在させ、リンク機構の延在方向と所定荷重fの方向とを一致させる必要がある。しかしながら、所定荷重fの方向は、各種車両によってばらつくため(図8(B)において2点鎖線で示されるように、例えば、所定荷重fの荷重方向が上側へ向かうに従い後側へ傾く場合もあるため)、各種車両に対応させたリンク機構の設定が困難となる。
これに対して、図8(A)に示されるように、本実施の形態では、リンク機構50の作動状態において第2リンク54に上側への所定荷重fが作用したときには、上述と同様に、所定荷重fの荷重方向に沿って第2リンク54が上側へ変位する。そして、本実施の形態では、溝部54Eが第2リンク54に形成されているため、所定荷重fの荷重方向と溝部54Eの延在方向とが一致するように、第2リンク54が上側へ変位する。このため、第1リンク52の回動方向一方側(図8(A)の矢印E方向側)の回動がストッパ部24Cによって規制された状態でも、制限溝部54Eの内周面が連結軸56の外周面上を摺動するときにおける、溝部54Eの連結軸56に対するこじりが抑制される。これにより、溝部54Eの内周面が連結軸56の外周面上を良好に摺動して、第2リンク54が第1リンク52に対して上側へ相対変位する。その結果、溝部54Eの途中に連結軸56が配置された状態で、第2リンク54の第1リンク52に対する相対変位が止まることが抑制される。したがって、変位機構58をスムースに作動させて、フード10の振動を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、上述のように、リンク機構50の作動状態において第2リンク54に上側への所定荷重fが作用したときには、所定荷重fの荷重方向に沿って第2リンク54が上側へ変位するため、所定荷重fの荷重方向のばらつきに対応して、リンク機構50をスムースに作動させることができる。すなわち、例えば、図8(A)において2点鎖線で示されるように、所定荷重fの荷重方向が上側へ向かうに従い後側へ傾く場合には、当該所定荷重fの荷重方向に沿って第2リンク54が上側へ変位する。つまり、第2リンク54が、連結軸56の軸回りに回動して、所定荷重fの荷重方向と溝部54Eの延在方向とが一致するように、第2リンク54が上側へ変位する。
また、本実施の形態では、リンク機構50の作動状態において、第1リンク52と第2リンク54との成す角度θが180°よりも小さく設定されている。換言すると、リンク機構50の作動状態において、第1リンク52と第2リンク54とが直線状に配置しておらず若干屈曲した状態で配置されている。このため、フード10上に倒れ込む歩行者からフード10に下側への衝突荷重が作用したときには、リンク機構50(第1リンク52及び第2リンク54)が突っ張らないように作用する。これにより、歩行者に作用するフード10の反力を低減することができる。したがって、フード10上に倒れ込む歩行者に対する保護性能を一層向上することができる。
なお、本実施の形態では、リンク機構50の作動状態における第1リンク52と第2リンク54との成す角度θが180°よりも小さく設定されているが、当該角度θを180°に設定してもよいし、当該角度θを180°より大きく設定してもよい。
また、本実施の形態では、リンク機構50において、連結軸56の直径寸法が溝部54Eの幅寸法よりも若干大きく設定されているが、各種車両のフードの挙動(振動)に対応して、溝部54Eの幅寸法を連結軸56の直径寸法よりも若干大きく設定してもよい。この場合には、例えば、溝部54Eの内周面に一対の突起を形成して、連結軸56が連結孔54Dに回動可能に支持される構成にしてもよい。そして、上側への所定荷重が第2リンク54に作用したときには、当該突起を連結軸が乗り越えることで、変位機構58が作動することになる。
10 フード
20 車両用ポップアップフード装置
24 ヒンジベース
24C ストッパ部
26 第1アーム
28 第2アーム
30 アクチュエータ
50 リンク機構
52 第1リンク
54 第2リンク
54D 連結孔
54E 溝部
56 連結軸
58 変位機構

Claims (1)

  1. 車体に固定されたヒンジベースと、
    前記ヒンジベースに回動可能に連結された第1アームと、
    フードの後部における車幅方向外側端部に固定され、前記第1アームに回動可能に連結された第2アームと、
    前記第1アームと前記第2アームとに架け渡され、作動することによって前記第2アームを前記第1アームに対して回動させて前記フードを閉止位置から持上位置に持上げるアクチュエータと、
    一端が前記ヒンジベースに回動可能に連結され、他端に連結軸が設けられた第1リンクと、一端が前記第2アームに回動可能に連結され、他端側に前記連結軸が挿入されることにより該連結軸を回動可能に支持する連結孔が設けられた第2リンクと、を含んで構成され、前記フードが前記閉止位置にあるときに前記連結軸を起点に側面視でV字状に屈曲されて前記フードの下方側に格納される格納状態とされ、前記フードが前記持上位置にあるときに前記ヒンジベースに対する前記第2アームの車両上側への移動を制限する作動状態とされるリンク機構と、
    前記ヒンジベースに設けられ、前記作動状態において前記格納状態へ向かう側とは反対側への前記第1リンクの回動を規制するストッパ部と、
    前記第1リンクに設けられた前記連結軸と、前記第2リンクに形成され且つ前記連結孔から延長するように構成された溝部と、を含んで構成され、前記持上位置に持上げられた前記フードによって車両上側への所定荷重が前記第2リンクに作用したときに作動して、前記連結軸に対して前記溝部が車両上側へ相対変位することで前記第2アームの車両上側への移動を許可する変位機構と、
    を備えた車両用ポップアップフード装置。
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