JP6409915B1 - 調整おもりの取り出し方法及び調整おもりの支持装置 - Google Patents

調整おもりの取り出し方法及び調整おもりの支持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業者の負担を軽減できる調整おもりの取り出し方法を提供する。【解決手段】おもり枠11に揚重装置を接続する。また、おもり枠11の移動を案内するガイドレールに支持装置19を取り付け、支持装置19によって調整おもり13を下方から支持する。揚重装置によっておもり枠11を下方に移動させ、調整おもり13を取り出し口の高さに合わせて配置する。調整おもり13を取り出し口の高さに合わせて配置した後、調整おもり13を取り出し口から取り出す。【選択図】図5

Description

この発明は、エレベーターのつり合いおもりに備えられた調整おもりをおもり枠から取り出すための方法と、調整おもりを支持するための装置とに関する。
特許文献1に、エレベーターのつり合いおもりが記載されている。特許文献1に記載されたつり合いおもりは、主ロープによって昇降路に吊り下げられる。つり合いおもりは、おもり枠と多数の調整おもりとを備える。主ロープは、おもり枠に接続される。調整おもりは、おもり枠に支持される。
特開2001−253667号公報
エレベーターの工事では、調整おもりをおもり枠から取り出す作業が必要になることがある。例えば、つり合いおもりを交換する工事では、撤去するつり合いおもりを軽くするために一部の調整おもりがおもり枠から取り出される。また、既設のつり合いおもりに補強部材を取り付ける工事では、補強部材を取り付けるスペースを確保するために一部の調整おもりがおもり枠から取り出される。
調整おもりをおもり枠から取り出すためには、おもり枠に形成された取り出し口の高さまで調整おもりを持ち上げる必要がある。また、調整おもりを持ち上げた後、調整おもりをおもり枠から外すために調整おもりを横に移動させなければならない。調整おもりをおもり枠から取り出す際に、作業者の負担が大きいといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、作業者の負担を軽減できる調整おもりの取り出し方法を提供することである。この発明の他の目的は、調整おもりをおもり枠から取り出す作業者の負担を軽減できる調整おもりの支持装置を提供することである。
この発明に係る調整おもりの取り出し方法は、おもり枠に揚重装置を接続するステップと、おもり枠の移動を案内する第1ガイドレールに支持装置を取り付け、支持装置によって調整おもりを下方から支持するステップと、揚重装置によっておもり枠を下方に移動させ、調整おもりを取り出し口の高さに合わせて配置するステップと、調整おもりを取り出し口の高さに合わせて配置した後、調整おもりを取り出し口から取り出すステップと、を備える。
この発明に係る調整おもりの支持装置は、固定部材と、おもり枠の移動を案内するガイドレールに固定部材を用いて固定される支持部材と、を備える。支持部材は、ガイドレールの背面に対向するようにガイドレールに固定される固定部と、固定部がガイドレールに固定されると、調整おもりの直下に配置される支持部と、を備える。おもり枠が下方に移動すると、支持部は、おもり枠に接触することなく調整おもりに下方から接触する。
この発明に係る調整おもりの支持装置は、第1固定部材と、おもり枠の移動を案内するガイドレールに第1固定部材を用いて固定される第1支持部材と、第2固定部材と、ガイドレールに第2固定部材を用いて固定される第2支持部材と、を備える。第1支持部材は、ガイドレールの背面に対向するようにガイドレールに固定される第1固定部と、第1固定部がガイドレールに固定されると、おもり枠の一側で調整おもりの直下に配置される第1支持部と、を備える。第2支持部材は、ガイドレールの背面に対向し且つ第1固定部に対向するようにガイドレールに固定される第2固定部と、第2固定部がガイドレールに固定されると、おもり枠の他側で調整おもりの直下に配置される第2支持部と、を備える。おもり枠が下方に移動すると、第1支持部及び第2支持部は、おもり枠に接触することなく調整おもりに下方から接触する。
この発明によれば、調整おもりをおもり枠から取り出す作業者の負担を軽減できる。
エレベーター装置の例を示す図である。 つり合いおもりの例を示す正面図である。 つり合いおもりの例を示す側面図である。 図2のA−A断面を示す図である。 この発明の実施の形態1における調整おもりの取り出し方法を示すフローチャートである。 つり合いおもりをチェーンブロックで吊り下げた状態を示す図である。 つり合いおもりがチェーンブロックによって引き上げられた状態を示す図である。 支持装置がつり合いおもり用のガイドレールに取り付けられた状態を示す正面図である。 図8のD−D断面を示す図である。 支持部材の例を示す図である。 調整おもりが取り出し口の高さに配置された状態を示す図である。 支持部材の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
先ず、図1から図4を参照し、エレベーター装置について説明する。図1は、エレベーター装置の例を示す図である。エレベーター装置は、例えばかご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。主ロープ4は、巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。巻上機5は、制御装置7によって制御される。図1は、巻上機5及び制御装置7が機械室8に設けられる例を示す。巻上機5及び制御装置7は、昇降路3に設けられても良い。
駆動綱車6が回転すると、駆動綱車6の回転方向に応じた方向に主ロープ4が移動する。主ロープ4が移動する方向に応じてかご1は上昇或いは下降する。かご1の移動は、ガイドレール9a及びガイドレール9bによって案内される。かご1は、ガイドレール9a及びガイドレール9bの間に配置される。同様に、主ロープ4が移動する方向に応じてつり合いおもり2は下降或いは上昇する。つり合いおもり2の移動は、ガイドレール10a及びガイドレール10bによって案内される。つり合いおもり2は、ガイドレール10a及びガイドレール10bの間に配置される。
図2は、つり合いおもり2の例を示す正面図である。図3は、つり合いおもり2の例を示す側面図である。図4は、図2のA−A断面を示す図である。つり合いおもり2は、例えばおもり枠11、ガイドローラ12a〜12d、及び調整おもり13を備える。図3では、ガイドレール10a及びガイドレール10bの記載とガイドローラ12a〜12dの記載とを省略している。
おもり枠11は、全体として四角環状である。おもり枠11は、例えば柱14、柱15、上枠16、及び下枠17を備える。上枠16は、柱14の上端部と柱15の上端部との間に設けられる。下枠17は、柱14の下端部と柱15の下端部との間に設けられる。柱14は、断面がコ字状の棒状部材である。柱15は、断面がコ字状の棒状部材である。柱14と柱15とは、コ字状の口の部分が互いに向き合うように平行に配置される。上枠16は、断面がコ字状の棒状部材である。上枠16は、コ字状の口の部分が下を向くように配置される。下枠17は、断面がコ字状の棒状部材である。下枠17は、コ字状の口の部分が上を向くように配置される。上枠16と下枠17とは、コ字状の口の部分が互いに向き合うように平行に配置される。
おもり枠11に、ガイドローラ12a〜12dが設けられる。ガイドローラ12aは、上枠16の上面に設けられる。ガイドローラ12bは、下枠17の下面に設けられる。ガイドローラ12a及びガイドローラ12bは、ガイドレール10aに接触する。ガイドローラ12cは、上枠16の上面に設けられる。ガイドローラ12dは、下枠17の下面に設けられる。ガイドローラ12c及びガイドローラ12dは、ガイドレール10bに接触する。おもり枠11は、ガイドレール10a及びガイドレール10bによってその移動が案内される。
調整おもり13は、つり合いおもり2の全体の重量を調整するためのおもりである。つり合いおもり2は、多数の調整おもり13を備える。調整おもり13は、おもり枠11によって支持される。図4に示すように、調整おもり13は、中央部の縦幅W1より端部の縦幅W2の方が小さい。調整おもり13の一方の端部13aは、柱14の内側に形成された空間に配置される。調整おもり13のもう一方の端部13bは、柱15の内側に形成された空間に配置される。これにより、調整おもり13はおもり枠11によって保持される。
調整おもり13は、下枠17の上に積み重ねられる。調整おもり13の中央部の縦幅W1は、下枠17の縦幅W3より大きい。このため、調整おもり13の中央部の縁13c及び縁13dの直下に、下枠17は配置されない。調整おもり13の中央部は、下枠17より図3の矢印Bに示す方向に突出する。同様に、調整おもり13の中央部は、下枠17より図3の矢印Cに示す方向に突出する。
おもり枠11に、調整おもり13を出し入れするための取り出し口が形成される。本実施の形態に示す例では、柱14に形成された切り欠き14a及び柱15に形成された切り欠き15aが取り出し口に相当する。切り欠き14a及び切り欠き15aは、同じ高さに配置される。調整おもり13をおもり枠11に取り付けるためには、調整おもり13の端部13aを、切り欠き14aから柱14の内側に形成された空間に配置する。同様に、調整おもり13の端部13bを、切り欠き15aから柱15の内側に形成された空間に配置する。その後に、調整おもり13を下方に移動させ、調整おもり13を上枠16の上、或いは上枠16に積み上げられた調整おもり13の上に載せる。
一方、調整おもり13をおもり枠11から取り出すためには、先ず、調整おもり13を切り欠き14a及び切り欠き15aの高さに合わせて配置する。その後に、調整おもり13の端部13aを、切り欠き14aから柱14の外側に引き出す。同様に、調整おもり13の端部13bを、切り欠き15aから柱15の外側に引き出す。
次に、調整おもり13をおもり枠11から取り出す方法について詳しく説明する。図5は、この発明の実施の形態1における調整おもり13の取り出し方法を示すフローチャートである。例えば、つり合いおもり2を交換する場合に、調整おもり13を取り出す作業が行われる。他の例として、おもり枠11のための補強部材を既設のつり合いおもり2に取り付ける場合に、調整おもり13を取り出す作業が行われる。
例えば、作業者は、かご1をガイドレール9a及びガイドレール9bに固定する(S101)。かご1は、非常止め1aを備える。作業者は、非常止め1aを動作させることによって、かご1をガイドレール9a及びガイドレール9bに固定しても良い。
次に、作業者は、つり合いおもり2にチェーンブロック18を接続する(S102)。図6は、つり合いおもり2をチェーンブロック18で吊り下げた状態を示す図である。例えば、チェーンブロック18は、おもり枠11の上枠16に接続される。チェーンブロック18は、揚重装置の一例である。
次に、作業者は、チェーンブロック18によってつり合いおもり2を引き上げ、つり合いおもり2をガイドレール10a及びガイドレール10bに沿って上方に移動させる(S103)。上述したように、かご1はガイドレール9a及びガイドレール9bに固定されている。このため、S103でつり合いおもり2が上方に移動しても、かご1は下方に移動しない。つり合いおもり2が上方に移動すると、主ロープ4が弛む。図7は、つり合いおもり2がチェーンブロック18によって引き上げられた状態を示す図である。
次に、作業員は、つり合いおもり2用のガイドレールに支持装置19を取り付ける(S104)。図8は、支持装置19がつり合いおもり2用のガイドレールに取り付けられた状態を示す正面図である。本実施の形態に示す例において、つり合いおもり2用のガイドレールは、ガイドレール10a及びガイドレール10bである。図8は、図2に相当する。図9は、図8のD−D断面を示す図である。図9は、図4に相当する。
図8及び図9に示す例では、2つの支持装置19がガイドレール10aに取り付けられる。また、2つの支持装置19がガイドレール10bに取り付けられる。以下においては、支持装置19及び支持装置19が備える要素を個別に特定する必要がある場合、ハイフンの後に1から4を付す。例えば、支持装置19−1及び支持装置19−2は、ガイドレール10aに取り付けられる。支持装置19−3及び支持装置19−4は、ガイドレール10bに取り付けられる。なお、全ての支持装置に共通する事項を説明する場合は、例えば支持装置19と表記する。
支持装置19は、調整おもり13を下方から支持するための装置である。S104において支持装置19がつり合いおもり2用のガイドレールに取り付けられることにより、調整おもり13は支持装置19によって下方から支持される。一方、おもり枠11は、支持装置19によって支持されない。
支持装置19は、例えば固定部材20、及び支持部材21を備える。例えば、支持装置19−1は、固定部材20−1、及び支持部材21−1を備える。支持部材21は、調整おもり13を下方から支持するための部材である。固定部材20は、支持部材21をつり合いおもり2用のガイドレールに固定するための部材である。支持部材21−1は、固定部材20−1を用いてガイドレール10aに固定される。支持部材21−2は、固定部材20−2を用いてガイドレール10aに固定される。支持部材21−3は、固定部材20−3を用いてガイドレール10bに固定される。支持部材21−4は、固定部材20−4を用いてガイドレール10bに固定される。図9は、固定部材20がレールクリップ22、ボルト23、及びナット24を備える例を示す。例えば、固定部材20−1は、レールクリップ22−1、ボルト23−1、及びナット24−1を備える。
図10は、支持部材21の例を示す図である。図10は、ガイドレール10aに固定される支持部材21−1及び支持部材21−2を示す。支持部材21は、例えば固定部25、腕部26、及び支持部27を備える。固定部25は、つり合いおもり2用のガイドレールに固定される部分である。固定部25に、ボルト23を通すための長孔28が形成される。例えば、固定部25−1に、貫通孔28−1が形成される。固定部25−1は、ガイドレール10aの背面に対向するように配置され、固定部材20−1を用いてガイドレール10aに固定される。固定部25−2に、貫通孔28−2が形成される。固定部25−2は、ガイドレール10aの背面に対向するように配置され、固定部材20−2を用いてガイドレール10aに固定される。固定部25−2は、例えば固定部25−1と同じ高さに配置される。また、固定部25−2は、固定部25−1に対向するように配置される。
支持部27は、調整おもり13を支持する部分である。支持部27は、固定部25がつり合いおもり2用のガイドレールに固定されると、調整おもり13の直下に配置される。例えば、支持部27−1は、固定部25−1がガイドレール10aに固定されると、おもり枠11の一側で調整おもり13の直下に配置される。例えば、支持部27−1は、調整おもり13の縁13cの直下を通過するように配置される。支持部27−1は、おもり枠11の直下に配置されない。支持部27−2は、固定部25−2がガイドレール10aに固定されると、おもり枠11の他側で調整おもり13の直下に配置される。例えば、支持部27−2は、調整おもり13の縁13dの直下を通過するように配置される。支持部27−2は、おもり枠11の直下に配置されない。
腕部26は、固定部25と支持部27とを繋ぐ部分である。例えば、腕部26−1は、固定部25−1と支持部27−1との間に設けられる。腕部26−1は、固定部25−1がガイドレール10aに固定されると、ガイドレール10aの一側を通過するように配置される。腕部26−2は、固定部25−2と支持部27−2との間に設けられる。腕部26−2は、固定部25−2がガイドレール10aに固定されると、ガイドレール10aの他側を通過するように配置される。
作業者は、支持装置19をつり合いおもり2用のガイドレールに取り付けると、チェーンブロック18によっておもり枠11を下方に移動させる。おもり枠11が下方に移動すると、支持装置19の支持部27が調整おもり13に下方から接触する。この時、支持部27は、おもり枠11に接触しない。支持装置19の支持部27が調整おもり13に接触すると、その後は、おもり枠11が下方に移動しても調整おもり13は下方に移動しない。調整おもり13は、おもり枠11に対して相対的に上方に移動する。作業者は、チェーンブロック18によっておもり枠11を下方に移動させることにより、おもり枠11の内側で一番上に配置された調整おもり13を、切り欠き14a及び切り欠き15aの高さに合わせて配置する(S105)。
図11は、調整おもり13が取り出し口の高さに配置された状態を示す図である。作業員は、調整おもり13を図11に示す状態に配置すると、一番上の調整おもり13を切り欠き14a及び切り欠き15aから取り出す(S106)。作業者は、おもり枠11から外す必要がある調整おもり13を全て外し終えるまで、S105の動作とS106の動作とを繰り返し行う(S107のNo)。作業者は、おもり枠11から外す必要がある調整おもり13を全て外し終えると、調整おもり13の取り出し作業を終了する(S107のYes)。
本実施の形態に示す例であれば、作業者は、取り出し口の高さに調整おもり13を配置する作業を、チェーンブロック18を操作することによって行うことができる。作業者は、おもり枠11に形成された取り出し口の高さまで調整おもり13を自力で持ち上げる必要はない。このため、作業者の負担を軽減できる。
本実施の形態では、主ロープ4がおもり枠11に接続されたまま、調整おもり13の取り出し作業を行う例について説明した。これは一例である。例えば、つり合いおもり2を交換するために調整おもり13の取り出し作業を行う場合は、つり合いおもり2にチェーンブロック18を接続した直後に、主ロープ4をおもり枠11から外しても良い。この例であれば、S105でおもり枠11を下げる時、及びS106で調整おもり13を取り出す時に、弛んだ主ロープ4が作業の邪魔になることがない。
図12は、支持部材21の他の例を示す図である。図12は、ガイドレール10aに固定される支持部材21−1及び支持部材21−2を示す。図12に示す例では、固定部25−2は、固定部25−1の上方に配置されるようにガイドレール10aに固定される。固定部25−1及び固定部25−2がガイドレール10aに固定されると、固定部25−2の下向きの端面が固定部25−1の上向きの端面に対向する。固定部25−1の矢印Cに示す方向を向く端面は、固定部25−2の矢印Bに示す方向を向く端面に対向する。図12に示す例であれば、例えば支持部材21に調整おもり13が上方から衝突した時等に支持部材21がずれてしまうことを更に防止できる。
1 かご、 1a 非常止め、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 4 主ロープ、 5 巻上機、 6 駆動綱車、 7 制御装置、 8 機械室、 9a〜9b ガイドレール、 10a〜10b ガイドレール、 11 おもり枠、 12a〜12d ガイドローラ、 13 調整おもり、 13a〜13b 端部、 13c〜13d 縁、 14 柱、 14a 切り欠き、 15 柱、 15a 切り欠き、 16 上枠、 17 下枠、 18 チェーンブロック、 19 支持装置、 20 固定部材、 21 支持部材、 22 レールクリップ、 23 ボルト、 24 ナット、 25 固定部、 26 腕部、 27 支持部、 28 長孔

Claims (6)

  1. エレベーターのおもり枠に支持された調整おもりを前記おもり枠に形成された取り出し口から取り出すための方法であって、
    前記おもり枠に揚重装置を接続するステップと、
    前記おもり枠の移動を案内する第1ガイドレールに支持装置を取り付け、前記支持装置によって前記調整おもりを下方から支持するステップと、
    前記揚重装置によって前記おもり枠を下方に移動させ、前記調整おもりを前記取り出し口の高さに合わせて配置するステップと、
    前記調整おもりを前記取り出し口の高さに合わせて配置した後、前記調整おもりを前記取り出し口から取り出すステップと、
    を備えた調整おもりの取り出し方法。
  2. 前記おもり枠に前記揚重装置を接続する前に、かごの移動を案内する第2ガイドレールに前記かごを固定するステップと、
    前記おもり枠に前記揚重装置を接続した後、前記揚重装置によって前記おもり枠を上方に移動させるステップと、
    を更に備え、
    前記支持装置は、前記揚重装置によって前記おもり枠が上方に移動された後に前記第1ガイドレールに固定される請求項1に記載の調整おもりの取り出し方法。
  3. 前記おもり枠に前記揚重装置を接続した後、前記おもり枠に接続された主ロープを前記おもり枠から外すステップを更に備えた請求項1又は請求項2に記載の調整おもりの取り出し方法。
  4. エレベーターのおもり枠に支持された調整おもりを下方から支持するための装置であって、
    固定部材と、
    前記おもり枠の移動を案内するガイドレールに前記固定部材を用いて固定される支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、
    前記ガイドレールの背面に対向するように前記ガイドレールに固定される固定部と、
    前記固定部が前記ガイドレールに固定されると、前記調整おもりの直下に配置される支持部と、
    を備え、
    前記おもり枠が下方に移動すると、前記支持部は、前記おもり枠に接触することなく前記調整おもりに下方から接触する調整おもりの支持装置。
  5. エレベーターのおもり枠に支持された調整おもりを下方から支持するための装置であって、
    第1固定部材と、
    前記おもり枠の移動を案内するガイドレールに前記第1固定部材を用いて固定される第1支持部材と、
    第2固定部材と、
    前記ガイドレールに前記第2固定部材を用いて固定される第2支持部材と、
    を備え、
    前記第1支持部材は、
    前記ガイドレールの背面に対向するように前記ガイドレールに固定される第1固定部と、
    前記第1固定部が前記ガイドレールに固定されると、前記おもり枠の一側で前記調整おもりの直下に配置される第1支持部と、
    を備え、
    前記第2支持部材は、
    前記ガイドレールの背面に対向し且つ前記第1固定部に対向するように前記ガイドレールに固定される第2固定部と、
    前記第2固定部が前記ガイドレールに固定されると、前記おもり枠の他側で前記調整おもりの直下に配置される第2支持部と、
    を備え、
    前記おもり枠が下方に移動すると、前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記おもり枠に接触することなく前記調整おもりに下方から接触する調整おもりの支持装置。
  6. 前記第2固定部は、下向きの端面が前記第1固定部の上向きの端面に対向するように前記ガイドレールに固定される請求項5に記載の調整おもりの支持装置。
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