JP6336225B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かご及び釣合おもりを移動させる駆動力を発生する駆動装置が昇降路内に配置されているエレベータ装置に関するものである。
従来、釣合おもりの移動を案内する一対の釣合おもりガイドレールの上端部にユニット枠を固定し、かご及び釣合おもりを吊り下げる主索の端部と、かご及び釣合おもりを移動させる巻上機とをユニット枠に取り付けた機械室レスエレベータが知られている。巻上機はユニット枠の下梁の上方に配置され、主索の端部はユニット枠の下梁に接続されている。このような従来の機械室レスエレベータでは、巻上機を昇降路の上部に設置するために、巻上機を取り付けたユニット枠の上部をチェーンブロックで吊りながら巻上機を上昇させた後、巻上機を下から受ける吊り上げ用治具にチェーンブロックを繋ぎかえて巻上機をさらに上昇させるようにしている(例えば特許文献1参照)。
特許第4828084号
しかし、特許文献1に示されている従来の機械室レスエレベータでは、巻上機が取り付けられたユニット枠の下梁に主索の端部が接続されているので、釣合おもりの上下方向の移動範囲を確保するために、巻上機を昇降路の天井に可能な限り近づける必要がある。
例えば欧州安全規格のEN81−20によると、昇降路機器に対するメンテナンス作業をかご上で行う際、かご上の作業面から昇降路の天井までの距離を2100mm以上に確保することが規定されている。特許文献1に示されている従来の機械室レスエレベータでは、昇降路の天井に可能な限り近づけて巻上機が設置されているので、EN81−20を遵守すると、かご上の作業面からみて巻上機の位置が高くなり、巻上機に対するメンテナンス作業がやりにくくなってしまう。
また、従来の機械室レスエレベータでは、昇降路の天井に巻上機を可能な限り近づけるために、巻上機の据付時に、巻上機を下から受ける吊り上げ用治具をチェーンブロックで吊って巻上機を揚重する必要があるので、吊り上げ用治具が必要になるだけでなく、巻上機に対する吊り点の位置が巻上機の下部になってしまい、不安定な吊り状態で巻上機の揚重作業を行うことになってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、釣合おもりの移動範囲を確保したまま、駆動装置に対するメンテナンス作業及び駆動装置の据付作業を容易にすることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内を上下方向へ移動可能なかご及び釣合おもり、昇降路内に設けられ、釣合おもりの移動を案内する一対の釣合おもりガイドレール、駆動綱車を有し、かご及び釣合おもりを移動させる駆動力を発生する駆動装置、おもり側主索止め部を有し、昇降路内の上部に設けられているおもり側主索端装置、かご側主索止め部を有し、昇降路内の上部に設けられているかご側主索端装置、及びおもり側主索止め部に接続されている第1の端部と、かご側主索止め部に接続されている第2の端部とを有し、駆動綱車に巻き掛けられている状態で、かご及び釣合おもりを吊り下げている主索を備え、駆動装置は、釣合おもりの移動範囲の直上に設けられ、かつ昇降路を上から見たとき、かごの領域外に配置されており、おもり側主索端装置の最上部の位置は、駆動装置の最上部の位置よりも高い位置である。
この発明によるエレベータ装置によれば、おもり側主索端装置が駆動装置の下方で釣合おもりと干渉することを回避することができ、釣合おもりの移動範囲を保ったまま、駆動装置の位置を下げることができる。これにより、昇降路の天井面から下方へ一定の距離以上離れたかご上の作業面に対して駆動装置の位置を近づけることができ、駆動装置に対するメンテナンス作業を容易にすることができる。また、駆動装置の位置を下げて昇降路の天井面から駆動装置の位置までの距離を拡げることができるので、駆動装置の据付時に、昇降路の天井面に駆動装置を可能な限り近づける必要がなくなり、揚重機で駆動装置の上部を吊りながら駆動装置を据付位置まで安定して運ぶことができる。これにより、駆動装置の据付作業も容易にすることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す上面図である。 図1のエレベータ装置を示す上部側面図である。 図2の巻上機及びユニット枠を示す正面図である。 図3の巻上機及びユニット枠を示す側面図である。 図2の巻上機、おもり側主索端装置及びユニット枠を示す側面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す上部側面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す上面図である。 図7のエレベータ装置を示す上部側面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す上部側面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータ装置を示す上面図である。 図10のエレベータ装置を示す上部側面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す上面図である。また、図2は、図1のエレベータ装置を示す上部側面図である。図において、昇降路1内には、かご2及び釣合おもり3が上下方向へ移動可能に設けられている。昇降路1には、昇降路1の幅方向について対向する一対の昇降路壁面1a,1bが形成されている。かご2は、底面、上面、正面、背面及び一対の側面を持つかご本体を有している。かご2は、かご本体の一方の側面を一方の昇降路壁面1aに対向させ、かご本体の他方の側面を他方の昇降路壁面1bに対向させた状態で昇降路1内に配置されている。かご2の正面には、かご出入口が設けられている。かご2は、昇降路1を上から見たとき、かご出入口を各階の乗場6に向けて配置されている。
釣合おもり3は、昇降路1を上から見たとき、かご2の領域外に配置されている。この例では、昇降路1を上から見たとき、一方の昇降路壁面1aとかご2の一方の側面との間に釣合おもり3が配置されている。従って、この例のエレベータ装置は、釣合おもり横落ちタイプのエレベータ装置である。
昇降路1内には、一対のかごガイドレール4と、一対の釣合おもりガイドレール5とがそれぞれ上下方向に設置されている。かご2は一対のかごガイドレール4間に配置され、釣合おもり3は一対の釣合おもりガイドレール5間に配置されている。
各かごガイドレール4は、かごガイドレール4の長手方向に沿って配置されているフランジ部4aと、フランジ部4aから水平に突出しフランジ部4aに沿って配置されている案内部4bとを有している。かごガイドレール4の長手方向に直交する平面でのかごガイドレール4の断面形状は、フランジ部4a及び案内部4bによってT字状になっている。
一対のかごガイドレール4は、昇降路1の幅方向について各案内部4bを互いに対向させた状態で配置されている。かご2は、各かごガイドレール4のそれぞれの案内部4bに案内されながら、昇降路1内を上下方向へ移動する。
各釣合おもりガイドレール5は、釣合おもりガイドレール5の長手方向に沿って配置されているフランジ部5aと、フランジ部5aから突出しフランジ部5aに沿って配置されている案内部5bとを有している。釣合おもりガイドレール5の長手方向に直交する平面での釣合おもりガイドレール5の断面形状は、フランジ部5a及び案内部5bによってT字状になっている。
一対の釣合おもりガイドレール5は、昇降路1の奥行き方向、即ち昇降路1の幅方向及び上下方向のいずれにも直交する方向について各案内部5bを互いに対向させた状態で配置されている。これにより、昇降路1を上から見たときには、一対のかごガイドレール4のそれぞれの案内部4b間を結ぶ直線Aと、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線Bとが直交している。また、一対の釣合おもりガイドレール5は、昇降路1を上から見たとき、一対のかごガイドレール4のそれぞれの案内部4b間を結ぶ直線Aよりも乗場6からみて奥側に配置され、かつ一方の昇降路壁面1aとかご2との間に配置されている。釣合おもり3は、各釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5bに案内されながら、昇降路1内を上下方向へ移動する。
昇降路1内の上部には、かご2及び釣合おもり3を移動させる駆動力を発生する駆動装置である巻上機7が設けられている。巻上機7は、釣合おもり3の上下方向の移動範囲の直上に設けられている。従って、昇降路1を上から見たとき、巻上機7の少なくとも一部が釣合おもり3の領域内に存在している。また、巻上機7は、昇降路1を上から見たとき、かご2の領域外に配置されている。この例では、径方向寸法が軸線方向寸法よりも大きい薄型巻上機が巻上機7として用いられている。
巻上機7は、モータを含む駆動装置本体71と、駆動装置本体71に回転可能に設けられ駆動装置本体71の駆動力により回転する駆動綱車72とを有している。巻上機7は、駆動綱車72の回転軸を水平にした状態で配置されている。この例では、昇降路1を上から見たとき、図1に示すように、駆動綱車72をかご2側に向け、駆動装置本体71を昇降路壁面1aに向けた状態で巻上機7が配置されている。また、この例では、昇降路1を上から見たとき、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線Bに駆動綱車72の回転軸の軸線が直交している。
かご2の下部には、一対のかご吊り車8が設けられている。一方のかご吊り車8はかご本体の一方の側面の下方に配置され、他方のかご吊り車8はかご本体の他方の側面の下方に配置されている。釣合おもり3の上部には、釣合おもり吊り車9が設けられている。この例では、昇降路1を上から見たとき、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線Bに対して釣合おもり吊り車9の軸線が傾斜している。
昇降路1内の上部には、おもり側主索端装置10及びかご側主索端装置11が設けられている。おもり側主索端装置10は、昇降路1を上から見たとき、図1に示すように、巻上機7と昇降路壁面1aとの間に配置されている。また、この例では、おもり側主索端装置10が釣合おもり3の上下方向の移動範囲の直上に設けられている。従って、この例では、昇降路1を上から見たとき、おもり側主索端装置10の少なくとも一部が釣合おもり3の領域内に配置されている。
おもり側主索端装置10の最上部の位置は、図2に示すように、巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。また、おもり側主索端装置10の最下部の位置は、巻上機7の最下部の位置よりも高い位置となっている。これにより、巻上機7の下方で釣合おもり3がおもり側主索端装置10と干渉することが回避されている。さらに、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5bを含む平面に直交する方向に沿って巻上機7を見たとき、図2に示すように、おもり側主索端装置10の一部は巻上機7の領域内に配置されている。
おもり側主索端装置10は、複数のおもり側主索止め部12を有している。この例では、図2に示すように、すべてのおもり側主索止め部12の最上部の位置が、巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。
かご側主索端装置11は、昇降路1を上から見たとき、図1に示すように、かご2の側面と昇降路壁面1bとの間に配置されている。また、かご側主索端装置11は、図示しない梁を介して一方のかごガイドレール4に支持されている。かご側主索端装置11は、複数のかご側主索止め部13を有している。
かご2及び釣合おもり3は、複数本の主索14により昇降路1内に吊り下げられている。各主索14は、第1の端部14a及び第2の端部14bを有している。複数のおもり側主索止め部12には各主索14のそれぞれの第1の端部14aが個別に接続され、複数のかご側主索止め部13には各主索14のそれぞれの第2の端部14bが個別に接続されている。各主索14は、第1の端部14aから、釣合おもり吊り車9、駆動綱車72、一対のかご吊り車8の順に巻き掛けられ、第2の端部14bに達している。これにより、各主索14は、釣合おもり吊り車9、駆動綱車72、一対のかご吊り車8に巻き掛けられている状態で、かご2及び釣合おもり3を吊り下げている。
一対の釣合おもりガイドレール5には、図2に示すように、ユニット枠24が固定されている。ユニット枠24の下部は、一対の下部固定台25によって各釣合おもりガイドレール5に個別に固定され、ユニット枠24の上部は、一対の上部固定台26によって各釣合おもりガイドレール5に個別に固定されている。この例では、各下部固定台25がユニット枠24にかかる下向きの荷重を受ける支持具とされ、各上部固定台26がユニット枠24の偏心によるモーメントを受ける振れ止め具とされている。
ユニット枠24には、巻上機7及びおもり側主索端装置10が取り付けられている。また、ユニット枠24は、巻上機7を支持する梁である下梁21と、おもり側主索端装置10を支持する梁である上梁22と、下梁21及び上梁22間を連結する一対の縦柱23とを有している。即ち、ユニット枠24は、巻上機7及びおもり側主索端装置10を個別に支持する複数の梁21,22と、複数の梁21,22間を連結する一対の縦柱23とを有している。下梁21に支持されている巻上機7は、下梁21の上方に配置されている。この例では、下梁21が各下部固定台25に取り付けられ、上梁22が各上部固定台26に取り付けられている。
各おもり側主索止め部12のそれぞれは、主索14の第1の端部14aが接続されているシャックルロッド31と、シャックルロッド31に設けられている弾性体受けである受け板32と、主索14にかかる荷重を受け板32から受ける弾性体であるばね33と、シャックルロッド31に螺合され、シャックルロッド31に対する受け板32の位置をシャックルロッド31の長手方向について調整する調整具であるナット34とを有している。ばね33は、受け板32からの荷重を受けて弾性変形した状態で上梁22の上面と受け板32との間で縮められている。この例では、各おもり側主索止め部12の受け板32、ばね33及びナット34のそれぞれの位置が巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。昇降路1内の天井面1cと上梁22との間には、シャックルロッド31の上部、受け板32、ばね33及びナット34が配置される空間が確保されている。主索14の張力は、ナット34を操作してシャックルロッド31に対する受け板32の位置を調整することにより、調整可能になっている。
各かご側主索止め部13のそれぞれの構成も、おもり側主索止め部12と同様の構成となっている。各かご側主索止め部13のそれぞれのシャックルロッドには、主索14の第2の端部14bが接続されている。
図3は、図2の巻上機7及びユニット枠24を示す正面図である。また、図4は、図3の巻上機7及びユニット枠24を示す側面図である。上梁22の位置は、図3に示すように、下梁21の位置よりも高い位置となっている。この例では、上梁22の上面の位置が、巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。
下梁21は、図4に示すように、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5bを含む平面B上に配置されている。上梁22及び一対の縦柱23は、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5bを含む平面Bから外れて配置されている。即ち、昇降路1を上から見たとき、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線B上に下梁21が配置され、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線Bから外れて上梁22が配置されている。また、昇降路1を上から見たときには、下梁21の一部が巻上機7の領域内に配置され、上梁22及び一対の縦柱23のすべてが巻上機7の領域外に配置されている。
図5は、図2の巻上機7、おもり側主索端装置10及びユニット枠24を示す側面図である。おもり側主索端装置10及び駆動綱車72は、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5bを含む平面Bからみて互いに異なる側に配置されている。即ち、昇降路1を上から見たときには、図2に示すように、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線Bが駆動綱車72とおもり側主索端装置10との間を通っている。これにより、おもり側主索端装置10にかかる荷重によって一対の釣合おもりガイドレール5に作用するモーメントと、駆動綱車72にかかる荷重によって一対の釣合おもりガイドレール5に作用するモーメントとが、少なくとも一部で相殺される。
下梁21の一部は、水平方向について巻上機7の背面よりもおもり側主索端装置10側に出ている。即ち、昇降路1を上から見たとき、下梁21の一部は、巻上機7の領域からおもり側主索端装置10に向けて出ている。
次に、巻上機7及びおもり側主索端装置10を昇降路1の上部に据え付ける方法について説明する。まず、ユニット枠24の下梁21に巻上機7を取り付けて、巻上機7及びユニット枠24を一体にした巻上機ユニットを作製する。
この後、昇降路1の天井面1cに取り付けた揚重機であるチェーンブロックのフックを巻上機ユニットの上部に掛けた後、チェーンブロックを操作して、巻上機ユニットをチェーンブロックで吊りながら巻上機ユニットを上昇させる。
この後、巻上機ユニットが据付位置に達すると、下部固定台25及び下部固定台26によって巻上機ユニットのユニット枠24を一対の釣合おもりガイドレール5に固定する。この後、ユニット枠24の上梁22におもり側主索端装置10を取り付ける。
次に、巻上機7に対してメンテナンスを行うときの作業方法について説明する。まず、保守員が最上階の乗場6からかご2上に乗る。この後、かご2上の保守員は、かご2上に設けられている保守用操作部を操作して、最上階よりも上方に位置する作業位置までかご2を上方へ低速で移動させる。かご2を停止させる作業位置は、かご2上の作業面から昇降路1内の天井面1cまでの距離がEN81−20での基準距離2100mm以上となる位置である。
この後、かご2上の保守員は、巻上機7に対してメンテナンスを行う。このとき、保守員は、おもり側主索端装置10に対するメンテナンス、例えばナット34の調整等を行うことも可能である。この後、かご2上の保守員は、保守用操作部を操作してかご2を下方へ低速で移動させた後、かご2上から最上階の乗場6へ移る。
このようなエレベータ装置では、巻上機7が釣合おもり3の移動範囲の直上に設けられ、おもり側主索端装置10の最上部の位置が、巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっているので、おもり側主索端装置10が巻上機7の下方で釣合おもり3と干渉することを回避することができる。これにより、釣合おもり3の移動範囲を保ったまま、巻上機7の位置を下げて巻上機7の位置を釣合おもり3の移動範囲の上限位置に近づけることができる。これにより、昇降路1内の天井面1cとかご2上の作業面との間の距離を基準距離以上に確保した状態で、保守員がかご2上から巻上機7に容易にアクセスすることができ、巻上機7に対するメンテナンス作業を容易にすることができる。また、巻上機7の位置を下げて昇降路1の天井面1cから巻上機7の設置位置までの距離を拡げることができるので、巻上機7の据付時に、昇降路1の天井面1cに巻上機7を可能な限り近づける必要がなくなり、巻上機を下から受ける吊り上げ用治具を用いずに、揚重機で巻上機7の上部を吊りながら巻上機7を据付位置まで運ぶことができる。これにより、巻上機7の据付作業も容易にすることができる。さらに、おもり側主索端装置10の最上部の位置が巻上機7の最上部の位置よりも高い位置であるので、おもり側主索端装置10の最上部にもかご2上から巻上機7を避けてアクセスすることができ、おもり側主索端装置10に対するメンテナンス作業もかご2上から容易に行うことができる。
また、一対の釣合おもりガイドレール5には、巻上機7を支持する下梁21と、おもり側主索端装置10を支持する上梁22とを有するユニット枠24が固定されているので、巻上機7をユニット枠24に取り付けた状態で運搬作業及び据付作業を行うことができる。これにより、巻上機7及びおもり側主索端装置10の据付作業をさらに容易にすることができる。
また、昇降路1を上から見たとき、一対の釣合おもりガイドレール5間を結ぶ直線Bが、駆動綱車72とおもり側主索端装置10との間を通っているので、おもり側主索端装置10にかかる荷重によって一対の釣合おもりガイドレール5に作用するモーメントと、駆動綱車72にかかる荷重によって一対の釣合おもりガイドレール5に作用するモーメントとを少なくとも一部で相殺させることができ、一対の釣合おもりガイドレール5の荷重負担を軽減することができる。
また、昇降路1を上から見たとき、巻上機7を支持する下梁21の一部が、巻上機7の領域からおもり側主索端装置10に向けて出ているので、例えば地震又は強風等によって巻上機7に対して主索14が揺れた場合であっても、主索14の揺れを下梁21で抑えて主索14及びおもり側主索端装置10が巻上機7に衝突しないようにすることができる。これにより、主索14が揺れた場合でも巻上機7の破損を防止することができ、エレベータ装置の故障の防止を図ることができる。
また、おもり側主索止め部12は、主索14の第1の端部14aに接続されているシャックルロッド31と、シャックルロッド31に設けられている受け板32と、主索14にかかる荷重を受け板32から受けるばね33と、シャックルロッド31に設けられシャックルロッド31に対する受け板32の位置を調整するナット34とを有しているので、簡単な構成で主索14を支持することができ、ナット34に対する簡単な操作だけで主索14の張力を調整することができる。
また、一対の釣合おもりガイドレール5を含む平面に直交する方向に沿って巻上機7を見たとき、おもり側主索端装置10の一部が巻上機7の領域内に位置しているので、一対の釣合おもりガイドレール5が互いに対向する方向(この例では、昇降路1の奥行き方向)について、おもり側主索端装置10の少なくとも一部を巻上機7の範囲内に配置することができ、昇降路1内のスペースを有効に利用することができる。
また、昇降路1を上から見たとき、巻上機7が駆動綱車72をかご2に向けて配置され、かつ一対の釣合おもりガイドレール5間を結ぶ直線Bに駆動綱車72の軸線が直交しているので、昇降路1を上から見たとき、かご2と昇降路壁面1aとの間に巻上機7を配置した状態でかご2と昇降路壁面1aとの間の距離を短くすることができ、昇降路1の水平断面積を小さくすることができる。
なお、上記の例では、昇降路1を上から見たとき、かご2に駆動綱車72を向けて巻上機7が配置されているが、かご2とは反対側の昇降路壁面1aに駆動綱車72を向けて巻上機7を配置してもよい。
また、上記の例では、昇降路1を上から見たとき、一対の釣合おもりガイドレール5間を結ぶ直線Bに対して駆動綱車72の軸線が直交しているが、これに限定されず、昇降路1を上から見たとき、一対の釣合おもりガイドレール5間を結ぶ直線Bに対して駆動綱車72の軸線が傾斜していてもよい。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す上部側面図である。巻上機7は下梁21に支持され、おもり側主索端装置10は上梁22に支持されている。下梁21及び上梁22は、互いに分離された別体の梁である。即ち、巻上機7及びおもり側主索端装置10は、互いに分離された複数の梁21,22によって個別に支持されている。
下梁21及び上梁22、即ち複数の梁21,22は、一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されている。下梁21は一対の下部固定台25によって一対の釣合おもりガイドレール5に固定され、上梁22は一対の上部固定台26によって一対の釣合おもりガイドレール5に固定されている。各下部固定台25は、下梁21にかかる下向きの荷重を受ける支持具とされている。各上部固定台26は、上梁22にかかる下向きの荷重を受ける支持具とされている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、巻上機7を支持する下梁21と、おもり側主索端装置10を支持する上梁22とが、一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されているので、下梁21の位置とは関係なく上梁22を設置することができる。例えば、乗場6からみて、巻上機7及びおもり側主索端装置10を、本実施の形態のようにかご2の左側に配置した場合と、かご2の右側に配置した場合とで、巻上機7に対するおもり側主索端装置10の位置関係が異なることになるが、下梁21の位置とは関係なく上梁22を設置することができるので、巻上機7及びおもり側主索端装置10をかご2の左側及びかご2の右側のどちらに配置した場合でも、下梁21及び上梁22のそれぞれについて同じ部品を用いることができる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す上面図である。また、図8は、図7のエレベータ装置を示す上部側面図である。おもり側主索端装置10は、複数の主索14のそれぞれの第1の端部14aが個別に接続されている複数のおもり側主索止め部121,122を有している。複数のおもり側主索止め部121,122のうち、一部のおもり側主索止め部は第1のおもり側主索止め部121とされ、残りのおもり側主索止め部は第2のおもり側主索止め部122とされている。第1のおもり側主索止め部121及び第2のおもり側主索止め部122のそれぞれの構成は、実施の形態1でのおもり側主索止め部12の構成と同様である。
第1のおもり側主索止め部121の最上部の位置は、図8に示すように、巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。この例では、第1のおもり側主索止め部121の受け板32、ばね33及びナット34のそれぞれの位置が巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。第2のおもり側主索止め部122の最上部の位置は、巻上機7の最上部の位置よりも低い位置となっている。
巻上機7は、一対の釣合おもりガイドレール5のうち、一方の釣合おもりガイドレール5(図8において右側の釣合おもりガイドレール5)よりも、他方の釣合おもりガイドレール5(図8において左側の釣合おもりガイドレール5)に近い位置に配置されている。これにより、一方の釣合おもりガイドレール5と巻上機7との間にメンテナンス空間30が存在している。
第2のおもり側主索止め部122は、第1のおもり側主索止め部121よりもメンテナンス空間30に近い位置に配置されている。メンテナンス空間30は、第2のおもり側主索止め部122の操作及び調整に必要な工具が挿入可能な空間である。これにより、作業位置に停止されているときのかご2上の保守員がメンテナンス空間30から第2のおもり側主索止め部122にアクセス可能になっており、第2のおもり側主索止め部122に対するメンテナンス作業がメンテナンス空間30を通して可能になっている。
第1のおもり側主索止め部121は第1の上梁221に支持され、第2のおもり側主索止め部122は第2の上梁222に支持されている。また、巻上機7は、実施の形態2と同様に、下梁21に支持されている。第1の上梁221の位置は、第2の上梁222の位置よりも高い位置となっている。下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222は、互いに分離された別体の梁である。即ち、巻上機7、第1のおもり側主索止め部121及び第2のおもり側主索止め部122は、互いに分離された複数の梁21,221,222によって個別に支持されている。
下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222、即ち複数の梁21,221,222は、一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されている。下梁21は、実施の形態2と同様に、一対の下部固定台25によって一対の釣合おもりガイドレール5に固定されている。第1の上梁221は一対の第1の上部固定台261によって一対の釣合おもりガイドレール5に固定され、第2の上梁222は一対の第2の上部固定台262によって一対の釣合おもりガイドレール5に固定されている。各下部固定台25は、下梁21にかかる下向きの荷重を受ける支持具とされている。各第1の上部固定台261は第1の上梁221にかかる下向きの荷重を受ける支持具とされ、各第2の上部固定台262は第2の上梁222にかかる下向きの荷重を受ける支持具とされている。
なお、この例では、昇降路1を上から見たとき、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線Bと釣合おもり吊り車9の軸線が平行になっている。他の構成は実施の形態2と同様である。
このようなエレベータ装置では、一方の釣合おもりガイドレール5と巻上機7との間にメンテナンス空間30が存在しており、第1のおもり側主索止め部121の最上部の位置が巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっているとともに、第2のおもり側主索止め部122の最上部の位置が巻上機7の最上部の位置よりも低い位置となっており、第2のおもり側主索止め部122が第1のおもり側主索止め部121よりもメンテナンス空間30に近い位置に配置されているので、かご2上の保守員が第2のおもり側主索止め部122にメンテナンス空間30を通してさらにアクセスしやすくなり、おもり側主索端装置10に対するメンテナンス作業をさらに容易にすることができる。
また、下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222が一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されているので、実施の形態2と同様に、下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222のそれぞれを独立して設置することができ、例えば、巻上機7及びおもり側主索端装置10をかご2の左側及びかご2の右側のどちらに配置した場合でも、下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222のそれぞれについて同じ部品を用いることができる。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す上部側面図である。巻上機7及びおもり側主索端装置10が取り付けられているユニット枠24は、一対の釣合おもりガイドレール5だけでなく、かご2の移動を案内するかごガイドレール4にも固定されている。ユニット枠24は、一対のかごガイドレール4のうち、釣合おもりガイドレール5に近い位置に配置されている一方のかごガイドレール4に固定されている。
ユニット枠24の下部は、一対の下部固定台25によって一対の釣合おもりガイドレール5及び一方のかごガイドレール4に固定されている。ユニット枠24の下部は、一方の下部固定台25によって一方の釣合おもりガイドレール5にのみ固定され、他方の下部固定台25によって他方の釣合おもりガイドレール5及び一方のかごガイドレール4にまとめて固定されている。ユニット枠24の上部は、一方の上部固定台26によって一方の釣合おもりガイドレール5にのみ固定され、他方の上部固定台26によって他方の釣合おもりガイドレール5及び一方のかごガイドレール4にまとめて固定されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、巻上機7及びおもり側主索端装置10が取り付けられたユニット枠24が、一対の釣合おもりガイドレール5だけでなく、かごガイドレール5にも固定されているので、ユニット枠24にかかる荷重を、2本の釣合おもりガイドレール5よりも多くの本数のガイドレールで分担して支持することができ、ガイドレールの1本当たりに作用する荷重を低下させることができる。
実施の形態5.
図10は、この発明の実施の形態5によるエレベータ装置を示す上面図である。また、図11は、図10のエレベータ装置を示す上部側面図である。おもり側主索端装置10は、複数の主索14のそれぞれの第1の端部14aが個別に接続されている複数のおもり側主索止め部121,122を有している。複数のおもり側主索止め部121,122のうち、一部のおもり側主索止め部は第1のおもり側主索止め部121とされ、残りのおもり側主索止め部は第2のおもり側主索止め部122とされている。第1のおもり側主索止め部121及び第2のおもり側主索止め部122のそれぞれの構成は、実施の形態1でのおもり側主索止め部12の構成と同様である。
第1のおもり側主索止め部121の最上部の位置は、図11に示すように、巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。この例では、第1のおもり側主索止め部121の受け板32、ばね33及びナット34のそれぞれの位置が巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっている。第2のおもり側主索止め部122の最上部の位置は、巻上機7よりも低い位置となっている。
各第1のおもり側主索止め部121は第1の上梁221に支持され、各第2のおもり側主索止め部122は第2の上梁222に支持されている。また、巻上機7は、実施の形態3と同様に、下梁21に支持されている。第1の上梁221の位置は、下梁21の位置よりも高い位置となっている。第2の上梁222の位置は、下梁21の位置よりも低い位置となっている。これにより、第2のおもり側主索止め部122は、下梁21よりも低い位置に配置されている。下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222は、互いに分離された別体の梁である。即ち、巻上機7、第1のおもり側主索止め部121及び第2のおもり側主索止め部122は、互いに分離された複数の梁21,221,222によって個別に支持されている。下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222、即ち複数の梁21,221,222は、一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されている。一対の釣合おもりガイドレール5に対する複数の梁21,221,222の固定構造は、実施の形態3と同様である。
各第1のおもり側主索止め部121及び各第2のおもり側主索止め部122は、昇降路1を上から見たとき、図10に示すように、一対の釣合おもりガイドレール5のそれぞれの案内部5b間を結ぶ直線Bに沿って一列ずつ並んでいる。即ち、おもり側主索端装置10では、昇降路1を上から見たとき、図10に示すように、第1のおもり側主索止め部121の列と、第2のおもり側主索止め部122の列とが、直線Bに直交する方向について互いに隣り合う2列になっている。また、各第1のおもり側主索止め部121は、昇降路1を上から見たとき、各第2のおもり側主索止め部122よりも昇降路壁面1aに近い位置に配置されている。これにより、各第2のおもり側主索止め部122は、昇降路1を上から見たとき、各第1のおもり側主索止め部121よりもかご2に近い位置に配置されている。さらに、昇降路1を上から見たときには、図10に示すように、各第1のおもり側主索止め部121が巻上機7の領域外に配置され、各第2のおもり側主索止め部122が巻上機7の領域内に配置されている。他の構成は実施の形態3と同様である。
ここで、かご2のサイズが大きくなって主索14の数が多くなっているエレベータでは、おもり側主索端装置10のおもり側主索止め部の数が多くなるので、すべてのおもり側主索止め部を一列に並べると、おもり吊り車9に対する主索14の進入角度が極めて大きくなってしまい、主索14の寿命が短くなる問題がある。従って、主索14の数が多くなる場合には、複数のおもり側主索止め部を並べる列を、かご2に近い側の列とかご2から遠い側の列の2列にすることがある。複数のおもり側主索止め部を並べる列が2列になると、かご2側からみて遠い側の列のおもり側主索止め部にかご2上からアクセスしにくくなってしまい、おもり側主索止め部に対するメンテナンス作業に手間がかかってしまう。また、おもり側主索端装置10のすべてのおもり側主索止め部を巻上機7の最上部よりも高い位置にして、かご2上からのアクセスを容易にすることもできるが、おもり側主索止め部の列が2列になるので、昇降路壁面1aと巻上機7との間の距離を広げる必要がある。
これに対して、実施の形態5によるエレベータ装置では、第1のおもり側主索止め部121の最上部の位置が巻上機7の最上部の位置よりも高い位置となっており、第2のおもり側主索止め部122の最上部の位置が巻上機7よりも低い位置となっているので、第1のおもり側主索止め部121には巻上機7の上方から容易にアクセスすることができ、第2のおもり側主索止め部122には巻上機7の下方から容易にアクセスすることができる。これにより、おもり側主索端装置10に対するメンテナンス作業をかご2上から容易にすることができる。また、第2のおもり側主索止め部121を巻上機7の下方で巻上機7と干渉することなくかご2に近づけることができるので、第1のおもり側主索止め部121が並ぶ列と、第2のおもり側主索止め部122が並ぶ列とが、昇降路1を上から見たときに2列になっていても、昇降路壁面1aと巻上機7との間の距離を広げることなく第1のおもり側主索止め部121及び第2のおもり側主索止め部122を昇降路1内に配置することができる。さらに、主索14の数が多くなると、かご2のサイズが拡大することから、一対の釣合おもりガイドレール5間の距離を広げることができる。これにより、釣合おもり3の幅寸法が広がって釣合おもり3の高さ寸法を小さくすることができ、釣合おもり3の上下方向の移動範囲を確保することができる。
なお、実施の形態2では、下梁21及び上梁22が一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されているが、実施の形態4と同様に、一対の釣合おもりガイドレール5だけでなく一方のかごガイドレール4にも下梁21及び上梁22を個別に固定してもよい。このようにしても、ガイドレールの1本当たりに作用する荷重を低下させることができる。
また、実施の形態3及び5では、下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222が一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されているが、実施の形態4と同様に、一対の釣合おもりガイドレール5だけでなく一方のかごガイドレール4にも下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222を個別に固定してもよい。このようにしても、ガイドレールの1本当たりに作用する荷重を低下させることができる。
また、実施の形態3及び5では、下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222が一対の釣合おもりガイドレール5に個別に固定されているが、これに限定されず、実施の形態1と同様に、下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222と、下梁21、第1の上梁221及び第2の上梁222を互いに連結する一対の縦柱とを有するユニット枠を一対の釣合おもりガイドレール5に固定してもよい。このようにすれば、巻上機7をユニット枠に取り付けた状態で運搬作業及び据付作業を行うことができ、巻上機7及びおもり側主索端装置10の据付作業をさらに容易にすることができる。
また、実施の形態3及び5においてユニット枠を一対の釣合おもりガイドレール5に固定する場合、実施の形態4と同様に、一対の釣合おもりガイドレール5だけでなく一方のかごガイドレール4にもユニット枠を固定してもよい。
また、各上記実施の形態では、昇降路1を上から見たとき、駆動綱車72をかご2側に向け、駆動装置本体71を昇降路壁面1aに向けた状態で巻上機7が配置されているが、これに限定されず、昇降路1を上から見たとき、駆動綱車72を昇降路壁面1a側に向け、駆動装置本体71をかご2に向けた状態で巻上機7を配置してもよい。

Claims (12)

  1. 昇降路内を上下方向へ移動可能なかご及び釣合おもり、
    前記昇降路内に設けられ、前記釣合おもりの移動を案内する一対の釣合おもりガイドレール、
    駆動綱車を有し、前記かご及び前記釣合おもりを移動させる駆動力を発生する駆動装置、
    おもり側主索止め部を有し、前記昇降路内の上部に設けられているおもり側主索端装置、
    かご側主索止め部を有し、前記昇降路内の上部に設けられているかご側主索端装置
    前記おもり側主索止め部に接続されている第1の端部と、前記かご側主索止め部に接続されている第2の端部とを有し、前記駆動綱車に巻き掛けられている状態で、前記かご及び前記釣合おもりを吊り下げている主索、及び
    前記駆動装置を支持する下梁と、前記おもり側主索端装置を支持する上梁とを複数の梁として有するとともに、前記下梁及び前記上梁間を連結する一対の縦柱を有し、前記一対の釣合おもりガイドレールに固定されているユニット枠
    を備え、
    前記駆動装置は、前記釣合おもりの移動範囲の直上に設けられ、かつ前記昇降路を上から見たとき、前記かごの領域外に配置されており、
    前記おもり側主索端装置の最上部の位置は、前記駆動装置の最上部の位置よりも高い位置であり、
    前記一対の釣合おもりガイドレール間を結ぶ平面に直交する方向に沿って前記駆動装置を見たときには、前記おもり側主索端装置の一部が前記駆動装置の領域内に位置しているエレベータ装置。
  2. 昇降路内を上下方向へ移動可能なかご及び釣合おもり、
    前記昇降路内に設けられ、前記釣合おもりの移動を案内する一対の釣合おもりガイドレール、
    駆動綱車を有し、前記かご及び前記釣合おもりを移動させる駆動力を発生する駆動装置、
    おもり側主索止め部を有し、前記昇降路内の上部に設けられているおもり側主索端装置、
    かご側主索止め部を有し、前記昇降路内の上部に設けられているかご側主索端装置、及び
    前記おもり側主索止め部に接続されている第1の端部と、前記かご側主索止め部に接続されている第2の端部とを有し、前記駆動綱車に巻き掛けられている状態で、前記かご及び前記釣合おもりを吊り下げている主索
    を備え、
    前記駆動装置は、前記釣合おもりの移動範囲の直上に設けられ、かつ前記昇降路を上から見たとき、前記かごの領域外に配置されており、
    前記おもり側主索端装置の最上部の位置は、前記駆動装置の最上部の位置よりも高い位置であり、
    前記かご及び前記釣合おもりは、複数の前記主索によって吊り下げられており、
    前記おもり側主索端装置は、前記複数の主索のそれぞれの前記第1の端部が個別に接続されている複数の前記おもり側主索止め部を有し、
    前記複数のおもり側主索止め部のうち、一部のおもり側主索止め部は第1のおもり側主索止め部とされ、残りのおもり側主索止め部は第2のおもり側主索止め部とされており、
    前記第1のおもり側主索止め部の最上部の位置は、前記駆動装置の最上部の位置よりも高い位置であり、
    前記第2のおもり側主索止め部の最上部の位置は、前記駆動装置の最上部の位置よりも低い位置であり、
    前記駆動装置は、前記一対の釣合おもりガイドレールのうち、一方の釣合おもりガイドレールよりも他方の釣合おもりガイドレールに近い位置に配置されていることにより、前記一方の釣合おもりガイドレールと前記駆動装置との間にメンテナンス空間が存在しており、
    前記第2のおもり側主索止め部は、前記第1のおもり側主索止め部よりも前記メンテナンス空間に近い位置に配置されているエレベータ装置。
  3. 昇降路内を上下方向へ移動可能なかご及び釣合おもり、
    前記昇降路内に設けられ、前記釣合おもりの移動を案内する一対の釣合おもりガイドレール、
    駆動綱車を有し、前記かご及び前記釣合おもりを移動させる駆動力を発生する駆動装置、
    おもり側主索止め部を有し、前記昇降路内の上部に設けられているおもり側主索端装置、
    かご側主索止め部を有し、前記昇降路内の上部に設けられているかご側主索端装置、及び
    前記おもり側主索止め部に接続されている第1の端部と、前記かご側主索止め部に接続されている第2の端部とを有し、前記駆動綱車に巻き掛けられている状態で、前記かご及び前記釣合おもりを吊り下げている主索
    を備え、
    前記駆動装置は、前記釣合おもりの移動範囲の直上に設けられ、かつ前記昇降路を上から見たとき、前記かごの領域外に配置されており、
    前記おもり側主索端装置の最上部の位置は、前記駆動装置の最上部の位置よりも高い位置であり、
    前記かご及び前記釣合おもりは、複数の前記主索によって吊り下げられており、
    前記おもり側主索端装置は、前記複数の主索のそれぞれの前記第1の端部が個別に接続されている複数の前記おもり側主索止め部を有し、
    前記複数のおもり側主索止め部のうち、一部のおもり側主索止め部は第1のおもり側主索止め部とされ、残りのおもり側主索止め部は第2のおもり側主索止め部とされており、
    前記第1のおもり側主索止め部の最上部の位置は、前記駆動装置の最上部の位置よりも高い位置であり、
    前記第2のおもり側主索止め部の最上部の位置は、前記駆動装置よりも低い位置であり、
    前記第2のおもり側主索止め部は、前記昇降路を上から見たとき、前記第1のおもり側主索止め部よりも前記かごに近い位置に配置されているエレベータ装置。
  4. 前記一対の釣合おもりガイドレールには、前記第1のおもり側主索止め部、前記第2のおもり側主索止め部及び前記駆動装置を個別に支持する複数の梁を有するユニット枠が固定されている請求項2又は請求項3に記載のエレベータ装置。
  5. 前記第1のおもり側主索止め部、前記第2のおもり側主索止め部及び前記駆動装置は、複数の梁によって個別に支持されており、
    前記複数の梁は、前記一対の釣合おもりガイドレールに個別に固定されている請求項2又は請求項3に記載のエレベータ装置。
  6. 前記ユニット枠は、前記かごの移動を案内するかごガイドレールにも固定されている請求項又は請求項に記載のエレベータ装置。
  7. 前記複数の梁は、前記かごの移動を案内するかごガイドレールにも固定されている請求項5に記載のエレベータ装置。
  8. 前記昇降路を上から見たときには、前記一対の釣合おもりガイドレール間を結ぶ直線が、前記駆動綱車と前記おもり側主索端装置との間を通っている請求項4〜請求項のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  9. 前記昇降路を上から見たときには、前記複数の梁のうち、前記駆動装置を支持する梁が、前記駆動装置の領域から前記おもり側主索端装置に向けて出ている請求項4〜請求項のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  10. 前記おもり側主索止め部は、前記第1の端部に接続されているシャックルロッドと、前記シャックルロッドに設けられている弾性体受けと、前記主索にかかる荷重を前記弾性体受けから受ける弾性体と、前記シャックルロッドに設けられ前記シャックルロッドに対する前記弾性体受けの位置を調整する調整具とを有している請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  11. 前記一対の釣合おもりガイドレール間を結ぶ平面に直交する方向に沿って前記駆動装置を見たときには、前記おもり側主索端装置の一部が前記駆動装置の領域内に位置している請求項〜請求項10のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  12. 前記昇降路を上から見たときには、前記駆動綱車を前記かごに向けた状態で前記駆動装置が配置され、かつ前記一対の釣合おもりガイドレール間を結ぶ直線に前記駆動綱車の軸線が直交している請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
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