JP2015157676A - エレベーター装置 - Google Patents

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克典 西野
Katsunori Nishino
克典 西野
泰裕 金山
Yasuhiro Kanayama
泰裕 金山
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Abstract

【課題】巻上機の据え付け又は交換に費やす時間を大幅に短縮し得るエレベーター装置を提案する。【解決手段】おもりガイドレールを支持するおもり側ピットベース上に固定され、巻上機の水平投影面上から外れた位置に設置される支持柱固定台と、支持柱固定台の上面に設置される支持柱ビームとを備え、頂部ビーム支持柱は、巻上機の水平投影面上のうちの前記支持柱ビーム上に設置されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーター装置に関し、特に機械室がないエレベーター装置に適用して好適なものである。
特許文献1には従来のエレベーター装置の構造が開示されている。具体的には乗りかごと釣り合いおもりとを懸垂する懸垂荷重は、かごガイドレールと、釣り合いおもりガイドレールと、頂部ビーム支持柱の上部に固定された頂部ビームに取り付けた頂部綱車と、主索端部とに作用し、この懸垂荷重をかごガイドレールと、釣り合いおもりガイドレールと、頂部ビーム支持柱とで支持する構造が開示されている。
また釣り合いおもりガイドレールは、ピットベースの上面に固定され、頂部ビーム支持柱は巻上機を組み込んだ巻上機固定台を介してピットベースの上面に固定される構造が開示されていることから、巻上機を組み込んだ巻上機固定台を設置した後、頂部ビーム支持柱を立設することになる。かごガイドレールと、釣り合いおもりガイドレールと、頂部ビーム支持柱とは、レールブラケットを介して建屋側に固定し、レールブラケットは建屋の倒れを調整するため現地で寸法を調整した後に溶接固定することになる。
特開2007−297209号公報
しかし特許文献1に開示されているエレベーター装置は、上記説明したように巻上機を組み込んだ巻上機固定台を設置した後、頂部ビーム支持柱を立設することになるため、かごガイドレールと、釣り合いおもりガイドレールと、頂部ビーム支持柱のレールブラケットとを溶接固定する際に飛散するスパッタなどが巻上機に入り込み、巻上機が正常に動作しなくなる場合がある。
また巻上機の部品の寿命や異常により巻上機を取り外す場合は、頂部ビーム支持柱が落下しないような固定装置及び頂部ビーム支持柱の下部を取り外す作業が必要となるため、巻上機の交換に多くの時間を要し、エレベーター装置を休止している時間が長くなる。よって利用者に不便を与える場合がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、巻上機の据え付け又は交換に費やす時間を大幅に短縮し得るエレベーター装置を提案するものである。
かかる課題を解決するために、本発明においては、おもりガイドレールを支持するおもり側ピットベース上に固定され、巻上機の水平投影面上から外れた位置に立設される支持柱固定台と、支持柱固定台の上面に設置される支持柱ビームとを備え、頂部ビーム支持柱は、巻上機の水平投影面上のうちの支持柱ビーム上に立設されることを特徴とする。
本発明によれば、巻上機の据え付け又は交換に費やす時間を大幅に短縮することができる。
エレベーター装置の斜視図である。 エレベーター装置の平面構成図である。 エレベーター装置の最下階近傍の断面構成図である。
図1は本実施の形態におけるエレベーター装置100の斜視構成を示し、図2はエレベーター装置100の平面構成を示し、図3はエレベーター装置100の最下階近傍の断面構成を示す。以下図1〜図3を参照して、本実施の形態におけるエレベーター装置100の構成について説明する。
エレベーター装置100は、昇降路1内に機械室がないエレベーター装置であり、ここでは手前側に乗りかご2が設置されており、奥側に釣り合いおもり3が設置されている。また釣り合いおもり3の左隣りには巻上機4が設置されている。巻上機4の電動機部の回転軸には減速ギアを介することなく綱車が直接取り付けられており、この綱車は乗りかご2側に対向するように設置される。
主索5は、一端がかご側主索固定台6に固定される。なおかご側主索固定台6は、昇降路1の頂部に設置される。主索5は、他方がかご側主索固定台6から下方向に延びてかご下綱車7に巻き掛けられ、その先で上方向に延び、かご側頂部綱車8(8A及び8B)に巻き掛けられて、乗りかご2を懸架する。なおかご側頂部綱車8A及び8Bは、かご側頂部ビーム9に固定される。かご側頂部ビーム9は、昇降路1の頂部に設置される。
また主索5は、他方がかご側頂部綱車8A及び8Bに巻き掛けられた先で下方向に延び、最下階床面近傍に設置される巻上機4の綱車に巻き掛けられ、巻上機4の綱車に巻き掛けられた先で上方向に延び、おもり側頂部綱車10に巻き掛けられる。なおおもり側頂部綱車10は、おもり側頂部ビーム12に固定される。おもり側頂部ビーム12は、昇降路1の頂部に設置される。
また主索5は、他方がおもり側頂部綱車10に巻き掛けられた先で下方向に延び、釣り合いおもり3の綱車に巻き掛けられ、その先で上方向に延び、他端がおもり側主索固定台11に固定されて、釣り合いおもりを懸架する。なおおもり側主索固定台11は、おもり側頂部ビーム12に取り付けられる。
主索固定台側かごガイドレール13及び反主索固定台側かごガイドレール14は、昇降路1の底面に設置されるかご側ピットベース15上に固定されて昇降方向に延在し、乗りかご2を昇降方向に案内する。また主索固定台側おもりガイドレール16及び反主索固定台側おもりガイドレール17は、昇降路1の底面に設置されるおもり側ピットベース19上に固定されて昇降方向に延在し、釣り合いおもり3を乗りかご2の昇降方向とは反対方向に案内する。
以下、巻上機4の据え付け手順について説明する。まずおもり側ピットベース19を所定の場所に設置する。次いでおもり側ピットベース19の上面に予め取り付けられた支持柱追加台ブラケット19A及び支持柱台兼ガイドレ−ルブラケット19BによりL字型の支持柱固定台23(23A及び23B)を対向配置して立設する。このとき支持柱固定台23A及び23Bにより開口部が形成されるように対向配置し、また開口部が乗りかご2側に向くように設置する。
次いで支持柱固定台23A及び23Bの中間部付近を支持柱台ブラケット25により建屋に溶接又はアンカーボルトで固定する。次いでH型鋼又はU型鋼を使用した支持柱ビーム24を支持柱固定台23A及び23Bの上面に設置する。なお支持柱ビーム24は、乗りかご2側に対向する切り欠き形状を有する。支持柱固定台23A、23B及び支持柱ビーム24は、設置後は門型形状を有することになる。
次いで主索固定台側おもりガイドレール16及び反主索固定台側おもりガイドレール17をおもり側ピットベース19の上面に立設し、主索固定台側おもりガイドレール16をレールブラケット20により建屋に溶接又はアンカーボルトで固定する。次いで反主索固定台側おもりガイドレール17を支持柱固定台23B及び支持柱ビーム24にレールクリップ等で固定する。
次いで支持柱ビーム24の上面に支持柱ブラケット24Aを取り付け、その上側に頂部ビーム支持柱18を立設する。次いで主索固定台側おもりガイドレール16、反主索固定台側おもりガイドレール17及び頂部ビーム支持柱18の中間部近傍に位置する建屋22のファスナープレート21にレールブラケット20を溶接で固定し、レールクリップ等で主索固定台側おもりガイドレール16、反主索固定台側おもりガイドレール17及び頂部ビーム支持柱18を固定する。
次いで主索固定台側おもりガイドレール16、反主索固定台側おもりガイドレール17及び頂部ビーム支持柱18の最上部近傍に位置するかご側頂部ビーム9、おもり側頂部ビーム12、かご側頂部綱車8A、8B及びおもり側頂部綱車10を設置する。
上記説明してきた主索固定台側おもりガイドレール16、反主索固定台側おもりガイドレール17及び頂部ビーム支持柱18と、建屋22のファスナープレート21とをレールブラケット20を介して溶接で固定した後、巻上機4の設置作業を開始する。チェーンブロック等の揚重機により巻上機4を荷揚げし、支持柱固定台23A及び23Bに形成される開口部に向けて運搬し、巻上機4の上部と支持柱ビーム24の下部とを接触させつつ両者をボルト等で固定する。
次いで巻上機4の下側に巻上機下部固定材26を設置し、巻上機4を支持柱固定台23A及び23Bにボルト等で固定する。固定した後、チューンブロック等の揚重機を取り外して巻上機4の据え付けを完了する。
巻上機4の故障等により巻上機4を取り外す場合は上記説明してきた据え付け作業と逆の順序の作業を行うことにより、他の部分を分解することなく容易に取り外し及び再取り付けを行うことができる。なお支持柱固定台23A及び23Bと支持柱ビーム24は、おもり側ピットベース19と支持柱台ブラケット25により自立することができる。よって足場無し工法等のような最上部レールの上側から立設する方式であっても問題なく巻上機4を据え付けることができる。
以上のように本実施の形態におけるエレベーター装置100によれば、頂部ビーム支持柱18の下側に支持柱ビーム24及び支持柱固定台23を設置し、支持柱ビーム24及び支持柱固定台23には巻上機4を収納するための門型形状が形成されているので、頂部ビーム支持柱18を立設した後に巻上機4を据え付けることができる。また後日に巻上機4を交換する場合、頂部ビーム支持柱18は支持柱ビーム24により固定されているため、固定装置を用意して固定しておく手間を省くことができる。よって巻上機4の据え付け又は交換に費やす時間を大幅に短縮することができる。
100 エレベーター装置
1 昇降路
2 乗りかご
3 釣り合いおもり
4 巻上機
5 主索
6 かご側主索固定台
7 かご下綱車
8 かご側頂部綱車
9 かご側頂部ビーム
10 おもり側頂部綱車
11 おもり側主索固定台
12 おもり側頂部ビーム
13 主索固定台側かごガイドレール
14 反主索固定台側かごガイドレール
15 かご側ピットベース
16 主索固定台側おもりガイドレール
17 反主索固定台側おもりガイドレール
18 頂部ビーム支持柱
19 おもり側ピットベース
20 レールブラケット
21 ファスナープレート
22 建屋
23 支持柱固定台
24 支持柱ビーム
25 支持柱台ブラケット
26 巻上機下部固定材

Claims (4)

  1. 昇降路内を互いに反対方向に昇降する乗りかご及び釣り合いおもりと、
    前記乗りかごを案内するかごガイドレールと、
    前記釣り合いおもりを案内するおもりガイドレールと、
    前記昇降路内に設けられ、綱車を備える巻上機と、
    前記巻上機の水平投影面上に設けられる頂部ビーム支持柱と、
    前記かごガイドレール及び前記頂部ビーム支持柱の頂部に設けられ、前記かごガイドレール及び前記頂部ビーム支持柱に支持されるかご側頂部ビームと、
    前記おもりガイドレール及び前記頂部ビーム支持柱の頂部に設けられ、前記おもりガイドレール及び前記頂部ビーム支持柱に支持されるおもり側頂部ビームと、
    前記かご側頂部ビームに取り付けられるかご側頂部綱車と、
    前記おもり側頂部ビームに取り付けられるおもり側頂部綱車と、
    前記巻上機の綱車、前記かご側頂部綱車及び前記おもり側頂部綱車に巻き掛けられ、前記乗りかご及び前記釣り合いおもりを懸架する主索とを備え、
    前記巻上機の綱車を回転して前記主索を駆動することにより、前記乗りかご及び前記釣り合いおもりを昇降するエレベーター装置において、
    前記おもりガイドレールを支持するおもり側ピットベース上に固定され、前記巻上機の水平投影面上から外れた位置に設置される支持柱固定台と、
    前記支持柱固定台の上面に設置される支持柱ビームとを備え、
    前記頂部ビーム支持柱は、
    前記巻上機の水平投影面上のうちの前記支持柱ビーム上に設置される
    ことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 前記支持柱固定台は、
    前記巻上機を収納するための開口部を備え、
    前記支持柱ビームは、
    前記巻上機の綱車に巻き掛けられる前記主索を通すための切り欠き部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記支持柱固定台は、L字型の形状を有し、L字型の形状を有する2つの前記支持柱固定台を対向配置することにより前記巻上機を収納するための前記開口部が形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記支持柱ビームは、H字型又はU字型の形状を有することにより前記切り欠き部が形成される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のエレベーター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101651840B1 (ko) * 2016-02-04 2016-08-29 (주)토인이앤씨건축사사무소 철근콘크리트 공사를 위한 피트 설비
CN110884985A (zh) * 2019-12-03 2020-03-17 辛格林电梯(中国)有限公司 一种大载重货梯

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