JP6406129B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置に関するものである。
交流電力を直流電力に変換する電力変換装置(AC/DCコンバータ)において、力率改善回路により交流電源の力率を改善する力率改善回路と、交流電源から出力される交流を整流する整流回路とを有する構成が知られている。ここで、力率改善回路の動作によって、フレームグラウンドに対し、コモンモード電流が流れることが問題とされている。そこで、交流電源と、整流回路との間に力率改善回路を設け、コモンモード電流を抑制する構成が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2013−123295号公報
また、ブリッジ回路において損失を低減するために4つのスイッチング素子による同期整流を実施する場合、上アームスイッチング素子を駆動する絶縁電源の数を低減する手法として、ブートストラップ回路が知られている。このブートストラップ回路では、下アームスイッチング素子がオン状態とされている場合に、下アームスイッチング素子を介して、上アームスイッチング素子に設けられたブートストラップコンデンサを充電する。
上記特許文献1に記載の整流回路を4つのスイッチング素子で構成されたブリッジ回路で構成する場合、交流電源の出力電圧が正となる正期間において、第1レグの上アームスイッチング素子と第2レグの下アームスイッチング素子とが開閉制御される。また、交流電源の出力電圧が負となる負期間において、第2レグの上アームスイッチング素子と第1レグの下アームスイッチング素子とが開閉制御される。つまり、第1レグにおいて、正期間では、上アームスイッチング素子が開閉制御され、負期間では、下アームスイッチング素子が開閉制御される。また、第2レグにおいて、正期間では、下アームスイッチング素子が開閉制御され、負期間では、上アームスイッチング素子が開閉制御される。
この構成に、ブートストラップコンデンサを適用すると、以下の課題が生じる。即ち、下アームスイッチング素子がオン状態とされている場合に、下アームスイッチング素子を介してブートストラップコンデンサを充電する構成とすると、正期間及び負期間の一方でブートストラップコンデンサが充電され、正期間及び負期間の他方でブートストラップコンデンサが放電されることになる。このため、正期間及び負期間の一方で上アームスイッチング素子を駆動し続けるための電荷をブートストラップコンデンサに充電する必要が生じる。つまり、ブートストラップコンデンサの容量を大きくしなければならない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、交流電源と整流回路との間に力率改善回路を設ける構成において、ブートストラップコンデンサの容量を低減することを主たる目的とする。
本発明は、交流電源(10)に接続され、昇圧用スイッチング素子(Q1,Q2,Q1d,Q2d)を有し、前記昇圧用スイッチング素子の開閉状態を変更することで、前記交流電源の出力の力率を改善する力率改善回路(21,21d)と、直列接続された上アームスイッチング素子(Q3,Q4)及び下アームスイッチング素子(Q5,Q6)をそれぞれ有し、その直列接続された上アームスイッチング素子及び下アームスイッチング素子の接続点である中性点に対し、前記力率改善回路の出力端子がそれぞれ接続されている第1レグ及び第2レグを備え、前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子及び前記下アームスイッチング素子の開閉状態をそれぞれ変更することで、前記力率改善回路の出力を同期整流する整流回路(22)と、を備える電力変換装置(20,20a,20b,20d)において、前記昇圧用スイッチング素子を駆動する電圧源(50,C1)が、前記昇圧用スイッチング素子を介して、前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子を駆動する際の電圧源であるブートストラップコンデンサ(C3,C4)に充電可能に接続されていることを特徴とする。
上記構成における昇圧用スイッチング素子と、整流回路のスイッチング素子とは、同期して開閉制御が実施される。また、昇圧用スイッチング素子は、交流電源の出力電圧の変化の周期と比較して、短い周期で開閉制御が行われる。そこで、昇圧用スイッチング素子を介してブートストラップコンデンサを充電する構成とした。これにより、下アームスイッチング素子を介してブートストラップコンデンサを充電する場合と比較して、短い周期でブートストラップコンデンサを充電することが可能となる。このため、ブートストラップコンデンサの容量を低減することが可能となる。
第1実施形態のコンバータの電気的構成図。 第1実施形態のコンバータの動作を示す図。 コモンモードノイズの低減作用を表す図。 従来技術におけるブートストラップコンデンサの電圧変化を示す図。 第1実施形態におけるブートストラップコンデンサの電圧変化を示す図。 第2実施形態のコンバータの電気的構成図。 第3実施形態のコンバータの電気的構成図。 第3実施形態におけるブートストラップコンデンサの電圧変化を示す図。 従来技術のコンバータの電気的構成図。 変形例におけるコンバータの電気的構成図。
(第1実施形態)
図1は、交流電源10、各種の電気負荷11および、交流電源10から出力される交流電圧を昇圧して整流する電力変換装置であるコンバータ20を示す。このコンバータ20は、昇圧型の力率改善回路21、及び、ブリッジ型の全波整流回路22を有している。20の入力端子には交流電源10が接続されており、コンバータ20の出力端子には電気負荷11が接続されている。
力率改善回路21は、交流電源10と整流回路22の間に直列接続されるp側インダクタ23及びn側インダクタ24を備えている。また、力率改善回路21は、p側インダクタ23及びn側インダクタ24より整流回路22側に、整流回路22に並列接続されている昇圧スイッチング素子として第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との直列接続体を備えている。
スイッチQ1,Q2は、それぞれNチャネルMOS−FETであり、それぞれボディダイオードを備えている。スイッチQ1,Q2がオフ状態とされているときに、ボディダイオードを介し、逆方向に電流が流れることが可能である。スイッチQ1のソースは、スイッチQ2のソースと接続されている。スイッチQ1のドレインは、p側インダクタ23に接続されており、スイッチQ2のドレインはn側インダクタ24に接続されている。これらスイッチQ1,Q2のオフオン制御(開閉制御)は、制御装置40(スイッチ制御部)によって実施される。
以下の説明では、スイッチQ1のドレイン側をp側、スイッチQ2のドレイン側をn側と記載する。スイッチQ1のドレインの電圧変化と同様に電圧変化する配線をp側ラインWp、スイッチQ2のドレインの電圧変化と同様に電圧変化する配線をn側ラインWnと呼ぶ。
整流回路22は、4つのスイッチQ3〜Q6を接続して構成されたブリッジ回路、及び、平滑コンデンサ25を有している。整流回路22は、力率改善回路21の出力を同期整流する。スイッチQ3〜Q6は、それぞれNチャネルMOS−FETであり、それぞれボディダイオードを備えている。
スイッチQ3のソースは、スイッチQ5のドレインと接続されており、スイッチQ3,Q5は、第1レグを構成する。スイッチQ3のドレインは、平滑コンデンサ25の正側に、スイッチQ5のソースは、平滑コンデンサ25の負側にそれぞれ接続されている。スイッチQ4のソースは、スイッチQ6のドレインと接続されており、スイッチQ4,Q6は、第2レグを構成する。スイッチQ4のドレインは、平滑コンデンサ25の正側に、スイッチQ6のソースは、平滑コンデンサ25の負側にそれぞれ接続されている。
スイッチQ3とスイッチQ5との接続点は、第1レグの中性点であり、力率改善回路21の出力端子が接続されている。また、スイッチQ4とスイッチQ6との接続点は、第2レグの中性点であり、力率改善回路21の出力端子が接続されている。
スイッチQ3は、第1レグの上アームスイッチング素子であり、スイッチQ5は、第1レグの下アームスイッチング素子であり、スイッチQ4は、第2レグの上アームスイッチング素子であり、スイッチQ6は、第2レグの下アームスイッチング素子である。
次に、力率改善回路21による昇圧作動、及び、整流回路22による整流作動について、図2を用いて説明する。以下の説明では、交流電源10が出力する平均電圧より高い期間を正期間、低い期間を負期間と呼ぶ。
正期間には、スイッチQ1,Q2,Q3,Q6を以下のようにスイッチング作動させて交流電圧を昇圧させる。すなわち、スイッチQ1,Q2をオン作動させると、交流電源10→p側インダクタ23→スイッチQ1→スイッチQ2→n側インダクタ24→交流電源10といった経路で電流が流れる(図2(a)参照)。この時、p側インダクタ23およびn側インダクタ24にエネルギが蓄積される。なお、このスイッチ状態では、力率改善回路21から整流回路22に対して電流は流れず、平滑コンデンサ25に蓄えられた電荷が電気負荷11へ流れる。
その後、スイッチQ1,Q2をともにオフ作動させるとともに、スイッチQ3,Q6をともにオン作動させる。これにより、交流電源10→p側インダクタ23→スイッチQ3→電気負荷11及び平滑コンデンサ35→スイッチQ6→n側インダクタ24→交流電源10といった経路で電流が流れる(図2(b)参照)。
この時、p側インダクタ23及びn側インダクタ24に蓄積されたエネルギが交流電源10の出力に加えられるので、出力端子Toutの平均電圧(出力電圧Vout)は入力端子Tinの電圧(入力電圧Vin)よりも高くなるよう昇圧されることとなる。この昇圧の度合いは、スイッチQ1,Q2によるデューティα(α=Ton/(Ton+Toff))を制御することで調整される。Tonはオン作動時間、Toffはオフ作動時間である。
負期間には、スイッチQ1,Q2,Q4,Q5を以下のようにスイッチング作動させて交流電圧を昇圧させる。すなわち、スイッチQ1,Q2をオン作動させると、交流電源10→n側インダクタ24→スイッチQ2→スイッチQ1→p側インダクタ23→交流電源10といった経路で電流が流れる(図2(c)参照)。この時、p側インダクタ23およびn側インダクタ24にエネルギが蓄積される。なお、このスイッチ状態では、力率改善回路21から整流回路22に対して電流は流れず、平滑コンデンサ25に蓄えられた電荷が電気負荷11へ流れる。
その後、スイッチQ1,Q2をともにオフ作動させるとともに、スイッチQ4,Q5をともにオン作動させる。これにより、交流電源10→n側インダクタ24→スイッチQ4→電気負荷11及び平滑コンデンサ25→スイッチQ5→p側インダクタ23→交流電源10といった経路で電流が流れる(図2(d)参照)。この時、p側インダクタ23およびn側インダクタ24に蓄積されたエネルギが交流電源10の出力に加えられるので昇圧されることとなる。この昇圧の度合いは、スイッチQ1,Q2によるデューティα(α=Ton/(Ton+Toff))を制御することで調整される。
ちなみに、平滑コンデンサ25は、スイッチQ1,Q2のオフ作動時に充電され、スイッチQ1,Q2のオン作動時には電気負荷11へ放電する。これにより、出力電圧Voutの脈動が低減される。また、力率改善回路21から出力される交流電力は、図2(a)〜(d)のいずれの場合においても電気負荷11および平滑コンデンサ25へ電力供給される向きが同じになるよう、4つのスイッチQ3〜Q6により整流される。
次に、図3を用いて、本実施形態の力率改善回路21によるコモンモードノイズの低減作用を表す。
スイッチQ1,Q2に対し、スイッチQ1,Q2において生じた熱を吸熱するようにヒートシンク26を設ける構成とする。ここで、スイッチQ1,Q2と、ヒートシンク26との間に浮遊コンデンサFp,Fnが生じる。また、ヒートシンク26は、コンバータ20のフレームグラウンドと接続されている。
p側インダクタ及びn側インダクタの値が同じである場合、スイッチQ1,Q2のオンオフおよび交流電源10の正負期間に拘わらず、p側インダクタ23およびn側インダクタ24には同じ電圧が印加される。これにより、スイッチング作動時のp側ラインWpの対地電圧Vpgとn側ラインWnの対地電圧Vngは相補的に変化する。そのため、p側ラインWpに存在する浮遊コンデンサFpに印加される電圧と、n側ラインWnに存在する浮遊コンデンサFnに印加される電圧とが相補的に変化する。
具体的には、スイッチQ1,Q2のスイッチング作動に伴い両コンデンサFp,Fnの電圧が変化するにあたり、一方の浮遊コンデンサFpの電圧が高くなる時には他方の浮遊コンデンサFnの電圧が低くなり、一方が低くなる時には他方が高くなる。
これにより、従来p側ラインWpから浮遊コンデンサFpを介して、ヒートシンク26、つまり、フレームグラウンドへコモンモード電流が流出してしまう所を、n側の浮遊コンデンサFnを介してn側ラインWnへ電流Inpとして回収されるようにできる。つまり、コモンモード電流がフレームグラウンドへ流れ出ることを抑制する、即ち、コモンモード電流をコンバータ20の内部に閉じ込めるように促すことができる。
p側インダクタ23およびn側インダクタ24のインダクタンスをL1,L2とし、p側ラインWpに存在する浮遊コンデンサFpの容量をCpとし、n側ラインWnに存在する浮遊コンデンサFnの容量をCnとした場合において、L1・Cn=L2・Cpとの等式を成立させるように構成すれば、外部へ漏れ出るコモンモード電流Icom(コモンモードノイズ)をゼロにできる。
図1の説明に戻り、力率改善回路21のスイッチQ1,Q2のゲートは、電圧源50を用いて駆動信号を出力するゲートドライブ回路51によって駆動される。スイッチQ1,Q2には、同一の駆動信号が入力されるため、スイッチQ1,Q2のオンオフ状態は同一となる。電圧源50の低電圧側の端子は、スイッチQ1,Q2の接続点に接続されている。また、整流回路22の下アームスイッチング素子であるスイッチQ5,Q6は、電圧源58を用いて駆動信号を出力するゲートドライブ回路59,60によってそれぞれ駆動される。
ここで、整流回路22の上アームスイッチング素子であるスイッチQ3,Q4は、ブートストラップコンデンサC3,C4に充電された電荷を用いて駆動信号を出力するゲートドライブ回路52,55によって駆動される。
前述したとおり、正期間において、第1レグの上アームスイッチング素子Q3と第2レグの下アームスイッチング素子Q6とが開閉制御される。また、負期間において、第2レグの上アームスイッチング素子Q4と第1レグの下アームスイッチング素子Q5が開閉制御される。つまり、第1レグにおいて、正期間では、上アームスイッチング素子Q3が開閉制御され、負期間では、下アームスイッチング素子Q5が開閉制御される。また、第2レグにおいて、正期間では、下アームスイッチング素子Q6が開閉制御され、負期間では、上アームスイッチング素子Q4が開閉制御される。
ここで、図9に下アームスイッチング素子Q5,Q6がオン状態とされている場合に、下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電する構成のコンバータ20cを示す。具体的には、電圧源58と、ブートストラップコンデンサC3とが、抵抗61及びダイオード62を介して充電可能に接続されている。また、電圧源58と、ブートストラップコンデンサC4とを、抵抗63及びダイオード64を介して充電可能に接続する。この構成では、正期間及び負期間の一方でブートストラップコンデンサC3,C4が充電され、正期間及び負期間の他方でブートストラップコンデンサC3,C4が充電されることになる。
下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電する構成とした場合のブートストラップコンデンサC3,C4の電圧(VC3,VC4)の変化を表すタイミングチャートを図4に示す。
図4に示すように、正期間及び負期間の一方で上アームスイッチング素子Q3,Q4を駆動し続けるための電荷をブートストラップコンデンサC3,C4に充電する必要が生じる。
具体的には、負期間において、スイッチQ5を介してブートストラップコンデンサC3の充電を行い、正期間において、ゲートドライブ回路52は、ブートストラップコンデンサC3に蓄積された電荷を用いて、スイッチQ3を駆動する。また、正期間において、スイッチQ6を介してブートストラップコンデンサC4の充電を行い、負期間において、ゲートドライブ回路55は、ブートストラップコンデンサC4に蓄積された電荷を用いて、スイッチQ4を駆動する。
例えば、交流電源10が商用電源であり、周波数が60Hzだとすると、正期間及び負期間の長さは、それぞれ1/120secとなる。一般的に、スイッチQ1〜Q6のスイッチング周波数f1は、交流電源10の周波数より高く設定されている。このため、1/120secの期間において、スイッチQ3,Q4をスイッチング駆動する度に、ブートストラップコンデンサC3,C4に蓄えられた電荷が放出され、ブートストラップコンデンサC3,C4の電圧(コンデンサ電圧)が低下していく。この際、1/120secの期間において、スイッチQ3,Q4を駆動可能な電圧値以上にコンデンサ電圧を保つためには、ブートストラップコンデンサC3,C4の容量を大きくする必要がある。
そこで、本実施形態では、力率改善回路21のスイッチQ1,Q2を介して、ブートストラップコンデンサC3,C4を充電する。具体的には、図1に示すように、電圧源50と、ブートストラップコンデンサC3とを、抵抗53及びダイオード54を介して充電可能に接続する。これにより、スイッチQ1がオン状態とされている場合に、電圧源50→抵抗53→ダイオード54→ブートストラップコンデンサC3→スイッチQ1のドレイン→スイッチQ1のソース→電圧源50という経路が形成される。この経路によって、ブートストラップコンデンサC3を充電することができる。
また、電圧源50と、ブートストラップコンデンサC4とを、抵抗56及びダイオード57を介して充電可能に接続する。これにより、スイッチQ2がオン状態とされている場合に、電圧源50→抵抗56→ダイオード57→ブートストラップコンデンサC4→スイッチQ2→電圧源50という経路が形成される。この経路によって、ブートストラップコンデンサC4を充電することができる。
図5に、スイッチQ1,Q2を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電する構成(図1参照)とした場合のブートストラップコンデンサC3,C4の電圧VC3,VC4の変化を表すタイミングチャートを示す。
正期間では、スイッチQ3がオフ状態とされている場合に、オン状態となるスイッチQ1を介してブートストラップコンデンサC3の充電が実施される。その後、スイッチQ1がオフ状態とされると、ブートストラップコンデンサC3に蓄積された電荷を用いて、ゲートドライブ回路52はスイッチQ3を駆動し、スイッチQ3はオン状態とされる。
負期間では、スイッチQ4がオフ状態とされている場合に、オン状態となるスイッチQ2を介してブートストラップコンデンサC4の充電が実施される。その後、スイッチQ2がオフ状態とされると、ブートストラップコンデンサC4に蓄積された電荷を用いて、ゲートドライブ回路55はスイッチQ4を駆動し、スイッチQ4はオン状態とされる。
スイッチQ1,Q2が、交流電源10の周波数(60Hz)より高い周波数f1でオフオン作動される場合、下アームスイッチング素子Q5,Q6を介して、60HzでブートストラップコンデンサC3,C4を充放電する構成と比較して、ブートストラップコンデンサC3,C4を短い周期で充放電することが可能となる。
つまり、ブートストラップコンデンサC3,C4の電圧VC3,VC4のリプル幅を所定の許容範囲内に抑えようとする場合に、下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電する構成(図9参照)と比較して、ブートストラップコンデンサC3,C4の容量を小さくすることが可能となる。具体的には、下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電する構成と比較して、充電周期が60/f1となり、容量を60/f1倍にすることができる。
また、本実施形態の構成では、図1に示すように、MOS−FETであるスイッチQ1,Q2のボディダイオードを介して、電圧源50の低電圧側の端子と、ブートストラップコンデンサC3,C4の低電圧側の端子とが接続されている。このため、スイッチQ1のソース(電圧源50の低電圧側の端子)の電位がスイッチQ4のソース(ブートストラップコンデンサC4の低電圧側の端子)の電位に対して過剰に高くなることを抑制できる。また、スイッチQ2のソース(電圧源50の低電圧側の端子)の電位がスイッチQ3のソース(ブートストラップコンデンサC3の低電圧側の端子)の電位に対して過剰に高くなることを抑制できる。このため、ブートストラップコンデンサC3,C4に過剰な電圧が印加されることを抑制することができる。
(第2実施形態)
図6に本実施形態のコンバータ20aの電気的構成図を示す。図1に示す第1実施形態と同一の構成については適宜説明を省略する。
コンバータ20aでは、ブートストラップコンデンサC3に対して、下アームスイッチング素子Q5,Q6の駆動に用いられる電圧源58が、抵抗61、及び、ダイオード62を介して接続されている。同様に、ブートストラップコンデンサC4に対して、電圧源58が、抵抗63、及び、ダイオード64を介して接続されている。これにより、スイッチQ1,Q2を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電することが可能とされるとともに、下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電することが可能とされている。このため、より安定してブートストラップコンデンサC3,C4を充電することが可能となる。
また、電気負荷11として二次電池を用いる場合に、整流回路22の出力側に接続された直流電源としての二次電池から、交流電源10に対して電力供給を行う、いわゆる逆潮動作が可能である。逆潮動作において、制御装置40(逆潮制御部)は、整流回路22においてPWM制御を実施し、フルブリッジ単相インバータとして動作させるとともに、力率改善回路21の動作を停止させる。このため、逆潮動作時は、電圧源50からスイッチQ1,Q2を介して、ブートストラップコンデンサC3,C4を充電することができない。本実施形態では、下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電することが可能とされているため、逆潮動作時において、ブートストラップコンデンサC3,C4を充電することが可能になる。
なお、逆潮動作時では、スイッチQ3〜Q6において、PWM制御が実施される。このため、スイッチQ3〜Q6の開閉周期は、交流電源10の周期に比べて短いものであり、ブートストラップコンデンサC3,C4は短い周期で充電される。このため、ブートストラップコンデンサC3,C4の容量を増加させなくても、ブートストラップコンデンサC3,C4の出力電圧のリップル幅が大きくなることを抑制できる。
(第3実施形態)
図7に本実施形態のコンバータ20bの電気的構成図を示す。図1に示す第1実施形態と同一の構成については適宜説明を省略する。
コンバータ20bでは、スイッチQ1,Q2を駆動する電圧源として、ブートストラップコンデンサC1を設けている。ブートストラップコンデンサC1は、抵抗65及びダイオード66を介して電圧源58と接続されている。
スイッチQ5のオン作動時において、電圧源58→抵抗65→ダイオード66→ブートストラップコンデンサC1→スイッチQ1のボディダイオード→スイッチQ5→電圧源58という経路が形成され、この経路によって、ブートストラップコンデンサC1を充電することができる。また、スイッチQ6のオン作動時において、電圧源58→抵抗65→ダイオード66→ブートストラップコンデンサC1→スイッチQ2のボディダイオード→スイッチQ6→電圧源58という経路が形成され、この経路によって、ブートストラップコンデンサC1を充電することができる。
図8に、下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC1を充電するとともに、ブートストラップコンデンサC1から3,C4を充電する構成とした場合のブートストラップコンデンサC1,C3,C4の電圧(VC,VC3,VC4)の変化を表すタイミングチャートを示す。
正期間では、スイッチQ6のオン作動時において、ブートストラップコンデンサC1が充電される。また、負期間では、スイッチQ5のオン作動時において、ブートストラップコンデンサC1が充電される。そして、ブートストラップコンデンサC1に充電された電荷を用いて、ゲートドライブ回路51はスイッチQ1,Q2を駆動する。また、スイッチQ1,Q2のオン作動時において、ブートストラップコンデンサC3,C4が第1実施形態と同様に充電される。本実施形態の構成によれば、絶縁電源の数を1つにまで減少させることができ、回路を簡略化することが可能になる。
(他の実施形態)
・スイッチQ1のスイッチング作動時(正期間における昇圧時)には、スイッチQ2は常時オフに制御され、スイッチQ2のスイッチング作動時(負期間における昇圧時)には、スイッチQ1は常時オフに制御を行ってもよい。
・第2実施形態における下アームスイッチング素子Q5,Q6を介してブートストラップコンデンサC3,C4を充電する構成と、第3実施形態におけるスイッチQ1,Q2を駆動する電圧源として、ブートストラップコンデンサC1を設ける構成とを、同時に実施してもよい。
・スイッチQ1,Q2として、オフ状態において電流が逆方向に流れる逆導通性を有する半導体スイッチング素子であるMOS−FETに代えて、逆導通性を有しない半導体スイッチング素子であるIGBTを用いてもよい。この場合、各スイッチQ1,Q2に対して還流ダイオードを設ける構成とするとよい。この構成とすることで、電圧源50(図1)及びブートストラップコンデンサC1(図7)の低電圧側の端子と、正期間におけるブートストラップコンデンサC4、又は、負期間におけるブートストラップコンデンサC3の低電圧側の端子とが接続される。このため、スイッチQ1,Q2がオフ状態とされている場合に、ブートストラップコンデンサC3,C4に過剰な電圧が印加されることを抑制することができる。
・図10に示すような力率改善回路21dを用いてもよい。力率改善回路21dは、p側ラインWpとn側ラインWnとの間において、p側インダクタ23及びn側インダクタ24より整流回路22側に、スイッチQ1d,Q2dが設けられている。具体的には、p側ラインWpからn側ラインWnに電流が流れることが可能なようにスイッチQ1dが設けられており、n側ラインWnからp側ラインWpに電流が流れることが可能なようにスイッチQ2dが設けられている。スイッチQ1d,Q2dはそれぞれIGBTであり、還流ダイオードD1d,D2dが逆並列にそれぞれ接続されている。また、スイッチQ1d,Q2dと直列、かつ、順方向にダイオードD3d,D4dがそれぞれ接続されている。
正期間において、スイッチQ1dをオン作動させることで、図2(a)と同様に、交流電源10→p側インダクタ23→スイッチQ1d→n側インダクタ24→交流電源10といった経路で電流が流れる。この時、p側インダクタ23およびn側インダクタ24にエネルギが蓄積される。その後、スイッチQ1,Q2をともにオフ作動させるとともに、スイッチQ3,Q6をともにオン作動させる。これにより、図2(b)と同様に、交流電源10→p側インダクタ23→スイッチQ3→電気負荷11及び平滑コンデンサ25→スイッチQ6→n側インダクタ24→交流電源10といった経路で電流が流れる。
負期間には、スイッチQ2dをオン作動させることで、図2(c)と同様に、交流電源10→n側インダクタ24→スイッチQ2→p側インダクタ23→交流電源10といった経路で電流が流れる。この時、p側インダクタ23およびn側インダクタ24にエネルギが蓄積される。その後、スイッチQ1d,Q2dをともにオフ作動させるとともに、スイッチQ4,Q5をともにオン作動させる。これにより、図2(d)と同様に、交流電源10→n側インダクタ24→スイッチQ4→電気負荷11及び平滑コンデンサ25→スイッチQ5→p側インダクタ23→交流電源10といった経路で電流が流れる。
本変形例における昇圧用スイッチング素子であるスイッチQ1dは、電圧源50dを用いて駆動信号を出力するゲートドライブ回路51dによって駆動される。また、昇圧用スイッチング素子であるQ2dは、電圧源52dを用いて駆動信号を出力するゲートドライブ回路53dによって駆動される。ここで、電圧源50dの低電圧側の端子は、n側ラインWnに接続されており、電源52dの低電圧側端子は、p側ラインWpに接続されている。
さらに、電圧源50dの高電圧側端子は、抵抗53及びダイオード54を介してブートストラップコンデンサC3に接続されている。また、電圧源52dの高電圧側端子は、抵抗56及びダイオード57を介してブートストラップコンデンサC4に接続されている。
スイッチQ1dがオン作動されることで、電圧源50d→抵抗53→ダイオード54→ブートストラップコンデンサC3→スイッチQ1d→電圧源50dという経路が形成される。また、スイッチQ2dがオン作動されることで、電圧源52d→抵抗56→ダイオード57→ブートストラップコンデンサC4→スイッチQ2d→電圧源52dという経路が形成される。
また、電圧源50dの低電圧側端子と、p側ラインWpとが還流ダイオードD1dを介して接続され、電圧源52dの低電圧側端子と、n側ラインWnとが還流ダイオードD2dを介して接続されている。このため、負期間において、スイッチQ1dがオフ作動されていると、電圧源50dの低電圧側端子と、ブートストラップコンデンサC3の低電圧側端子とは還流ダイオードD1dを介して接続されることになり、ブートストラップコンデンサC3に過剰な電圧が印加されることを抑制できる。同様に、正期間において、スイッチQ2dがオフ作動されていると、電圧源52dの低電圧側端子と、ブートストラップコンデンサC4の低電圧側端子とは還流ダイオードD2dを介して接続されることになり、ブートストラップコンデンサC4に過剰な電圧が印加されることを抑制できる。
なお、スイッチQ1d,Q2dにIGBTを用いるとともに、還流ダイオードD1d,D2dを設ける構成に代えて、スイッチQ1d,Q2dとしてMOS−FETを用いる構成としてもよい。この場合、スイッチQ1d,Q2dのボディダイオードが、還流ダイオードD1d,D2dと同様に作用する。
10…交流電源、20…コンバータ(電力変換装置)、21…力率改善回路、50…電圧源、C1…ブートストラップコンデンサ(電圧源)、C3,C4…ブートストラップコンデンサ、Q1…第1スイッチ、Q2…第2スイッチ、Q3,Q4…上アームスイッチング素子、Q5,Q6…下アームスイッチング素子。

Claims (8)

  1. 交流電源(10)に接続され、昇圧用スイッチング素子(Q1,Q2,Q1d,Q2d)を有し、前記昇圧用スイッチング素子の開閉状態を変更することで、前記交流電源の出力の力率を改善する力率改善回路(21,21d)と、
    直列接続された上アームスイッチング素子(Q3,Q4)及び下アームスイッチング素子(Q5,Q6)をそれぞれ有し、その直列接続された上アームスイッチング素子及び下アームスイッチング素子の接続点である中性点に対し、前記力率改善回路の出力端子がそれぞれ接続されている第1レグ及び第2レグを備え、前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子及び前記下アームスイッチング素子の開閉状態をそれぞれ変更することで、前記力率改善回路の出力を同期整流する整流回路(22)と、
    を備える電力変換装置(20,20a,20b,20d)において、
    前記昇圧用スイッチング素子を駆動する電圧源(50,C1)が、前記昇圧用スイッチング素子を介して、前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子を駆動する際の電圧源であるブートストラップコンデンサ(C3,C4)に充電可能に接続され、
    前記昇圧用スイッチング素子として、前記交流電源の出力電圧が正となる正期間に閉状態となる第1スイッチ(Q1)と、前記交流電源の出力電圧が負となる負期間に閉状態となる第2スイッチ(Q2)とを備え、
    前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子のうち、前記正期間において、前記第1スイッチと同期して開状態に制御される方に設けられている前記ブートストラップコンデンサ(C3)を充電する制御を実施し、
    前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子のうち、前記負期間において、前記第2スイッチと同期して開状態に制御される方に設けられている前記ブートストラップコンデンサ(C4)を充電する制御を実施するスイッチ制御部(40)を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記第1レグ及び前記第2レグにおいて、前記下アームスイッチング素子を駆動する電圧源が、前記下アームスイッチング素子を介して、前記ブートストラップコンデンサに充電可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(20a)。
  3. 交流電源(10)に接続され、昇圧用スイッチング素子(Q1,Q2,Q1d,Q2d)を有し、前記昇圧用スイッチング素子の開閉状態を変更することで、前記交流電源の出力の力率を改善する力率改善回路(21,21d)と、
    直列接続された上アームスイッチング素子(Q3,Q4)及び下アームスイッチング素子(Q5,Q6)をそれぞれ有し、その直列接続された上アームスイッチング素子及び下アームスイッチング素子の接続点である中性点に対し、前記力率改善回路の出力端子がそれぞれ接続されている第1レグ及び第2レグを備え、前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子及び前記下アームスイッチング素子の開閉状態をそれぞれ変更することで、前記力率改善回路の出力を同期整流する整流回路(22)と、
    を備える電力変換装置(20,20a,20b,20d)において、
    前記昇圧用スイッチング素子を駆動する電圧源(50,C1)が、前記昇圧用スイッチング素子を介して、前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子を駆動する際の電圧源であるブートストラップコンデンサ(C3,C4)に充電可能に接続され、
    前記第1レグ及び前記第2レグにおいて、前記下アームスイッチング素子を駆動する電圧源が、前記下アームスイッチング素子を介して、前記ブートストラップコンデンサに充電可能に接続されていることを特徴とする電力変換装置(20a)。
  4. 前記整流回路の出力側に接続された直流電源から前記交流電源に電力供給を行う逆潮動作時において、前記力率改善回路を停止させるとともに、前記整流回路においてPWM制御を実施する逆潮制御部(40)を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の電力変換装置。
  5. 前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子のうち、前記交流電源の出力電圧が正となる正期間において、前記昇圧用スイッチング素子と同期して開閉制御される方に設けられている前記ブートストラップコンデンサを、前記昇圧用スイッチング素子が閉状態とされている場合に充電する制御を実施し、
    前記第1レグ及び前記第2レグの前記上アームスイッチング素子のうち、前記交流電源の出力電圧が負となる負期間において、前記昇圧用スイッチング素子と同期して開閉制御される方に設けられている前記ブートストラップコンデンサを、前記昇圧用スイッチング素子が閉状態とされている場合に充電する制御を実施するスイッチ制御部(40)を備えることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  6. 前記昇圧用スイッチング素子として、第1スイッチ(Q1)及び第2スイッチ(Q2)を備え、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとは、前記交流電源及びインダクタ(23,24)と直列接続されており、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがともに閉状態とされることで前記インダクタに電力を蓄積し、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがともに開状態とされることで前記インダクタに蓄積した電力を出力することを特徴とする請求項1,2,5のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  7. 前記昇圧用スイッチング素子を駆動する電圧源の低電圧側の端子が、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と接続されており、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、逆導通性を有する半導体スイッチング素子、又は、逆導通性を有さず、還流ダイオードが逆並列に接続されている半導体スイッチング素子であることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  8. 前記第1レグ及び前記第2レグの前記下アームスイッチング素子を駆動する電圧源(58)が、前記下アームスイッチング素子を介して、前記昇圧用スイッチング素子を駆動する電圧源としてのコンデンサに充電可能に接続されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電力変換装置(20b)。
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