JP6400989B2 - グリル装置 - Google Patents

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Description

本発明はグリル装置に関する。
特許文献1にはグリル装置が開示されている。このグリル装置は、グリル庫と、グリル庫の前開口部を開閉可能に閉塞するグリル扉と、グリル庫内に収納された被調理物を加熱するグリルバーナーを備えている。グリル扉は移動用レールに接続されており、グリル扉を開閉するにあたってグリル扉を引き出したり押し入れたりすることで、移動用レールとこれに載置された受皿とが前後に移動するように構成されている。
グリル庫の後方には、グリル扉が閉じた状態のときに受皿に当接して受皿の温度を検出する受皿温度センサーが設けられている。この受皿温度センサーはグリル扉開閉検出機能を有しており、グリル扉が閉じられて受皿によって受皿温度センサーが後方に押圧されたときに、グリル扉が閉止されたことを検知する。
特開2012−200394号公報
ところで、グリル装置は前記受皿温度センサーによってグリル扉の閉止状態を検知しているときにのみグリルバーナーの点火が行われるように制御することが好ましい。グリル扉が開いているときのグリルバーナーの無駄な燃焼を抑制できるからである。
しかし、前記グリル扉の開閉状態を検知するための受皿温度センサーは、グリル扉の閉止を検知した状態を維持するように故障する恐れがある。このように受皿温度センサーが故障した場合、グリル扉が閉止された状態にあると誤って判定されるため、グリル扉が閉止されていないにもかかわらずグリルバーナーが点火され、グリルバーナーが無駄に燃焼される可能性がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、グリル扉の開閉状態を検知するための開閉検知部が、グリル扉の閉止を検出する状態を維持するように故障した場合にも、加熱部による加熱を開始しないようにできるグリル装置を提供することを目的とする。
本発明のグリル装置は、以下に示す第1の特徴を有する。前方に開口するグリル庫と、前記グリル庫の前開口部を開閉可能に閉塞するグリル扉と、前記グリル庫内を加熱する加熱部と、前記加熱部による加熱の開始および停止を指令するための操作部と、前記操作部の操作による指令に応じて前記加熱部による加熱の開始および停止を実行する制御部と、前記グリル扉の開閉状態を検知する開閉検知部とを備え、前記制御部は、前記開閉検知部によって前記グリル扉の閉止状態を検知しているときにのみ、前記加熱部による加熱の開始を実行し、且つ、前記加熱部による加熱の停止後、前記開閉検知部により前記グリル扉の閉止を検知した状態を維持して予め設定された所定時間が経過すると、前記操作部による加熱開始の指令があっても前記加熱部による加熱の開始を実行せず、前記制御部は、前記加熱部による加熱の停止から前記開閉検知部により前記グリル扉の閉止を検知した状態を維持して前記所定時間が経過するまでの間において、前記操作部による加熱開始の指令があったとき、前記加熱部による加熱の停止時から行われた、前記操作部による加熱開始の指令の回数が、予め設定された所定回数を超えている場合に、前記加熱部による加熱の開始を実行しない
また、グリル装置は、以下に示す第の特徴を有することが好ましい。前記グリル庫内に収納される調理容器を支持するための支持体を備え、この支持体が前記グリル扉の開閉に連動して前記グリル庫内を移動するように構成され、前記グリル庫に、前記グリル扉が閉止されたときに前記支持体に支持された前記調理容器を検知するための容器検知部が設けられ、この容器検知部で前記開閉検知部が構成される。
本発明の第1の特徴を有するグリル装置は、加熱部による加熱の停止後、開閉検知部によりグリル扉の閉止を検知した状態を維持して前記所定時間が経過した場合、操作部の操作により加熱部による加熱の開始の指令があっても加熱部による加熱の開始は行わない。このため、開閉検知部がグリル扉の閉止を検知する状態を維持するように故障した場合において、グリル扉が開いた状態で加熱部による無駄な加熱が行われることを抑制できる。
またグリル装置は、加熱部による加熱の停止から行われた、操作部による加熱開始の指令回数が、予め設定された所定回数を超えた場合、加熱指令に応じた加熱部による加熱の開始を実行しない。ここで、前記所定回数を超えた場合とは、開閉検知部がグリル扉の閉止を検知する状態を維持するように故障した蓋然性が高い。このため、開閉検知部が故障した場合において、グリル扉が開いた状態で加熱部による無駄な加熱が行われることを一層抑制できる。
また、第の特徴を有するグリル装置は、容器検知部により調理容器を検知しないときに、加熱部による無駄な加熱が行われることを抑制できる。また、容器検知部が調理容器を検知した状態を維持するように故障した場合において、加熱部による無駄な加熱が行われることを抑制できる。
本発明の実施形態のグリル装置の斜視図である。 前記グリル装置の制御ブロック図である。 前記グリル部の斜視図である。 前記グリル部の斜視断面図である。 前記グリル部に第2調理容器を収納した状態を示す斜視図である。 図6A〜図6Eは前記グリル部のグリル用流量調整弁を示す説明図である。 図7Aは前記グリル部のグリル庫に第1調理容器を収納した状態を示した平面図であり、図7Bは前記第1調理容器を前記グリル庫から引き出した状態を示した平面図である。 前記グリル部の操作パネルを示す斜視図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1に示す本実施形態のグリル装置は、グリル付きガス焜炉であり、キッチンカウンターに埋め込まれて設置されるドロップイン焜炉である。なお、グリル装置はドロップイン焜炉に限られず、テーブル焜炉であってもよい。また、グリル装置は、焜炉を備えずグリルのみで構成されてもよい。以下、グリル装置から見てユーザーの立つ側を前方、ユーザーの立つ側とは反対側を後方、ユーザーからグリル装置を見て左側を左方と定義して説明する。
本実施形態のグリル装置は、筐体1、グリル部2、焜炉バーナー5A,5B、および加熱制御等を行うための制御部6(図2参照)を備えている。
筐体1はケーシング10と天板11を備えている。ケーシング10は上方に開口した箱状に形成されている。
ケーシング10には複数の焜炉バーナー5A,5Bと、グリル部2が設けられている。本実施形態では、ケーシング10の後部に2つの焜炉バーナー5A,5Bが左右に並べて設けられている。両焜炉バーナー5A,5Bはブンゼンバーナーであって、ケーシング10の内部に設置されている。
本実施形態の天板11は、平面視矩形状のガラストッププレートである。天板11はケーシング10の上開口部を覆うようにケーシング10上に設置されている。
天板11には各焜炉バーナー5A,5Bに対応する位置にバーナー挿通口12A,12Bが形成されている。各焜炉バーナー5A,5Bは対応するバーナー挿通口12A,12Bを通して天板11の上方に突出している。
天板11上には鍋やフライパン等の被加熱物を支持するための五徳13A,13Bが焜炉バーナー5A,5B毎に設けられている。
天板11には焜炉用の操作具14A,14Bが設けられている。操作具14A,14Bは焜炉バーナー5A,5B毎に設けられている。各操作具14A,14Bは対応する焜炉バーナー5A,5Bの前方に位置している。各操作具14A,14Bはユーザーに操作された際に、対応する焜炉バーナー5A,5Bの点消火の切り替えや火力調節の指令信号を制御部6に出力する。
図示は省略するが、各焜炉バーナー5A,5Bには、焜炉用ガス供給路を介して都市ガス等の燃料ガスが供給される。焜炉用ガス供給路には焜炉用電磁弁と焜炉用流量制御弁が設けられている。これら焜炉用ガス供給路、焜炉用電磁弁、および焜炉用流量制御弁は、ケーシング10内に配置されている。焜炉用電磁弁および焜炉用流量調整弁は、制御部6(図2参照)に電気接続されている。
制御部6は筐体1に設けられている。制御部6は操作具14A,14Bから入力された指令信号に応じて、対応する焜炉用ガス供給路の焜炉用電磁弁を開き、焜炉用流量制御弁を所定開度に開放させ、焜炉バーナー5A,5B毎に設けられた点火プラグ33A,33Bをスパークさせて、各焜炉バーナー5A,5Bを点火状態にする。
図3にグリル部2を示す。グリル部2は調理物を炙り焼き調理するための部分である。本実施形態のグリル部2は、グリル庫20、加熱部21、排気路22(図4参照)、支持体23、支持具24、調理容器25A、調理容器25B(図5参照)、グリル扉26(図1参照)、および開閉検知部27(図4参照)を備えている。なお、図3では、排気路22、グリル庫20の天面部、およびグリル扉26の図示を省略している。
グリル庫20は前方に開口した箱状に形成されている。グリル庫20の内部は、グリル庫20の前端部に形成された前開口部を介してケーシング10の前面から前方に開口する。
グリル庫20には、グリル庫20の内部を加熱する加熱部21として、グリルバーナー28A,28Bが設けられている。本実施形態のグリル部2は、グリルバーナーとして、グリル庫20の底部中央に設けられてグリル庫20内を下方から加熱する下バーナー28Aと、グリル庫20の天井部中央に設けられてグリル庫20内を上方から加熱する上バーナー28Bとを備えている。
グリル庫20の後面部には、前後方向に貫通する排気口部29が形成されている。排気口部29は正面視略矩形状である。排気口部29は後面部の左右方向の中央部に形成されている。
図4に示すように、グリル庫20の後方には排気路22が設けられている。排気路22の一端部は、グリル庫20の排気口部29に接続されている。
図1に示すように、天板11の後部には、グリル庫20内の気体を外部に排出するための気体排出口30が設けられている。図4に示す排気路22の排気口部29側と反対側の端部は、天板11の気体排出口30に接続されている。グリル庫20の内部の気体は、気体排出口30から排気路22および気体排出口30を介して筐体1の外部に排出される。
支持体23はグリル庫20内に引出可能に収納されている。支持体23は図4に示す第1位置と図3に示す第2位置との間で前後方向に移動可能である。
支持体23の前端部には、グリル庫20の前開口部を開閉可能に閉塞するグリル扉26(図1参照)が設けられている。グリル扉26は、支持体23が図4に示す第1位置に配置されたときにグリル庫20の前開口部を閉塞し、支持体23が図3に示すように第1位置よりも前方に配置されたときにグリル庫20の前開口部を開放する。
支持体23には調理容器25A及び調理容器25B(図5参照)を支持するための支持具24が着脱可能に取り付けられている。本実施形態の支持具24は線材を曲げ加工して枠状に形成されている。なお、支持具24は枠状でなくてもよく、また線材以外の材料から形成されてもよい。支持具24およびこれに支持された調理容器25A,25Bは、グリル扉26を開閉して支持体23を前後方向に移動することで、グリル庫20から出し入れされる。
本実施形態の支持体23には、図3に示す蓋無しの調理容器25Aと、図5に示す蓋32付きの調理容器25Bとがあり、両調理容器25A,25Bのうち、いずれか一方を選択的に取り付けることができる。
以下、必要に応じて、図3に示す蓋無しの調理容器25Aを第1調理容器25Aと記載し、図5に示す蓋32付きの調理容器25Bを第2調理容器25Bと記載する。
各調理容器25A,25Bは、前記のように支持体23に支持されて支持体23が図4に示す第1位置に配置されたとき、グリル庫20内の収納位置に配置される。また、各調理容器25A,25Bは、支持体23に支持具24を介して支持されて支持体23が図3に示すように第1位置よりも前方に配置されたとき、グリル庫20前方に引出される。
両調理容器25A,25Bは形状の異なる容器である。図3に示す第1調理容器25Aは、底の浅いグリル皿である。図5に示す第2調理容器25Bは、第1調理容器25Aよりも底の深い容器本体31と蓋32を備えたダッチオーブンである。
グリル庫20には、グリルバーナー28A,28Bを点火するための図2に示す点火プラグ33A,33Bがグリルバーナー28A,28B毎に設けられている。制御部6は各点火プラグ33A,33Bに電気接続されている。
各グリルバーナー28A,28Bには、筐体1内に設けられたグリル用ガス供給路34を介して都市ガス等の燃料ガスが供給される。グリル用ガス供給路34は、元供給管35と、元供給管35の下流側から分岐した下バーナー用供給管36Aおよび上バーナー用供給管36Bを備えている。
下バーナー用供給管36Aおよび上バーナー用供給管36Bには、閉止弁37A,37Bが夫々設けられている。各閉止弁37A,37Bは例えば電磁弁で構成される。各閉止弁37A,37Bは制御部6に電気接続されている。
グリル用ガス供給路34には、下バーナー28Aおよび上バーナー28Bの夫々に供給される燃料ガスの通流を制御するグリル用流量調整弁38が設けられている。
本実施形態のグリル用流量調整弁38は、下バーナー用供給管36Aおよび上バーナー用供給管36Bに跨って設けられたモーター弁である。グリル用流量調整弁38は、図示しないモーターに加えて、図6Aに示す、下バーナー用チップ39A、上バーナー用チップ39B、およびガス量制御板40を備えている。
ガス量制御板40は下バーナー用供給管36Aおよび上バーナー用供給管36Bに対応する位置において移動可能に設けられている。ガス量制御板40にはモーターの出力軸41が接続されており、モーターにより図6Aの矢印Dに示す方向に往復駆動する。
ガス量制御板40には、下バーナー用連通孔42Aと上バーナー用連通孔42Bとが往復駆動方向と直交する上下方向に並べて形成されている。下バーナー用連通孔42Aは下バーナー用供給管36Aに対応する位置に配置され、上バーナー用連通孔42Bは上バーナー用供給管36Bに対応する位置に配置される。
下バーナー用チップ39Aおよび上バーナー用チップ39Bはガス量制御板40に対応する位置において上下に並べて配置されている。下バーナー用チップ39Aは下バーナー用供給管36Aに設けられ、上バーナー用チップ39Bは上バーナー用供給管36Bに設けられている。
下バーナー用チップ39Aおよび上バーナー用チップ39Bの夫々には、複数の通流孔43A〜43Dが形成されている。図示例では、下バーナー用チップ39Aおよび上バーナー用チップ39Bの夫々に、第1の大通流孔43A、第2の大通流孔43B、第1の小通流孔43C、および第2の小通流孔43Dが形成されている。下バーナー用チップ39Aおよび上バーナー用チップ39Bの夫々の第1の大通流孔43Aおよび第2の大通流孔43Bは下バーナー用連通孔42Aおよび上バーナー用連通孔42Bと略同径である。下バーナー用チップ39Aおよび上バーナー用チップ39Bの夫々の第1の小通流孔43Cおよび第2の小通流孔43Dは第1の大通流孔43A、および第2の大通流孔43Bよりも小径である。
上バーナー用チップ39Bの第1の大通流孔43A、第2の大通流孔43B、第1の小通流孔43C、および第2の小通流孔43Dは、夫々、下バーナー用チップ39Aの第1の大通流孔43A、第1の小通流孔43C、第2の大通流孔43B、および第2の小通流孔43Dに対応する位置に形成されている。
モーターによりガス量制御板40を駆動して、図6A〜図6Eに示すように下バーナー用連通孔42Aおよび上バーナー用連通孔42Bの位置を変更することにより、下バーナー28Aおよび上バーナー28Bの夫々に供給される燃料ガスの量が調節される。
すなわち、ガス量制御板40が図6Aに示す位置に配置されると、下バーナー用連通孔42A下バーナー用チップ39Aの第1の大通流孔43Aが連通し、上バーナー用連通孔42Bに上バーナー用チップ39Bの第1の大通流孔43Aが連通する。また、下バーナー用チップ39Aの第1の大通流孔43A以外の通流孔43B〜43D、および上バーナー用チップ39Bの第1の大通流孔43A以外の通流孔43B〜43Dが、ガス量制御板40によって遮蔽される。これにより下バーナー用供給管36Aから下バーナー28Aに供給されるガス量が多く、且つ上バーナー用供給管36Bから上バーナー28Bに供給されるガス量が多くなり、下バーナー28Aおよび上バーナー28Bを強火にすることができる。同様に、ガス量制御板40が図6Bに示す位置に配置することで、下バーナー28Aを弱火に且つ上バーナー28Bを強火にでき、ガス量制御板40を図6Cに示す位置に配置することで、下バーナー28Aを強火に且つ上バーナー28Bを弱火にでき、ガス量制御板40を図6Dに示す位置に配置することで、下バーナー28Aを弱火に且つ上バーナー28Bを弱火にできる。
図4に示すように、グリル庫20にはグリル扉26の開閉状態を検知する開閉検知部27が設けられている。本実施形態の開閉検知部27は、グリル庫20内の前記収納位置に配置された調理容器25A,25B(すなわち、グリル扉26が閉止されたときに支持体23に支持された調理容器25A,25B)を検知するための容器検知部27Aで構成されている。
本実施形態の容器検知部27Aは接触センサーである。容器検知部27Aはグリル庫20の後面部の左側の側端部に設けられており、収納位置に配置された調理容器25A,25Bに接触することで、調理容器25A,25Bを検知する。容器検知部27Aは制御部6に電気接続されている。
図7Aに示すように支持体23に第1調理容器25Aが支持された状態でグリル扉26が閉止されたとき、第1調理容器25Aの後端部は容器検知部27Aに前方から接触し、容器検知部27Aを後方に押圧する。これにより収納位置に配置された第1調理器容器25Aが検知される。
図5に示すように支持体23に第2調理容器25Bが支持された状態でグリル扉26が閉止されたとき、第2調理容器25Bの蓋32の後端部に設けられた被検知部44が容器検知部27Aに前方から接触し、容器検知部27Aを後方に押圧する。これにより収納位置に配置された第2調理容器25Bが検知される。
支持体23が前記第1位置よりも前方に移動してグリル扉26が閉止状態にないとき、支持体23に支持された第1調理容器25Aおよび第2調理容器25Bは図7Bに示すように容器検知部27Aに接触せず、調理容器25A,25Bは検知されない。
容器検知部27Aによる検知情報(調理容器25A,25Bの有無)は検知信号として図2に示す制御部6に出力される。なお、本実施形態の容器検知部27Aは接触センサーであるが、非接触センサーであっても構わない。
制御部6は容器検知部27Aより第1調理容器25A又は第2調理容器25Bの少なくとも一方を検知したときにグリル扉26が閉状態にあると判定し、第1調理容器25Aおよび第2調理容器25Bのいずれをも検知しないときにグリル扉26が開状態にあると判定する。この容器検知部27Aによる検知、及びグリル扉26の開閉状態の判定は、常時又は断続的に行われる。
図1に示すようにケーシング10の前面には、操作パネル45が設けられている。図8に示すように、操作パネル45にはグリル用の操作部46が設けられている。操作部46は、点消火スイッチ47A、メニュー切替スイッチ47B、および火加減スイッチ47Cを備えている。
ユーザーは点消火スイッチ47Aを操作することで、両バーナー28A,28Bの点火(加熱の開始)および消火(加熱の停止)の指令をすることができる。グリルバーナー28A,28Bの点火の指令がなされたとき、制御部6は両点火プラグ33A,33Bをスパークさせて、上バーナー28Bおよび下バーナー28Aを点火状態にする(すなわち、加熱部21による加熱の開始を実行する)。なお、後述するが、この両バーナー28A,28Bの点火は、グリル扉26が閉状態にあるときにのみ行われる。
また、制御部6は前記点消火スイッチ47Aの操作によりグリルバーナー28A,28Bの消火の指令がなされたとき、両閉止弁37A,37Bを閉じて上バーナー28Bおよび下バーナー28Aを消火する(すなわち、加熱部21による加熱の停止を実行する)。なお、制御部6は、両閉止弁37A,37Bを閉じたとき、グリル用流量調整弁38のガス量制御板40を図6Eに示す位置に配置して、下バーナー用チップ39Aの通流孔43A〜43D、および上バーナー用チップ39Bの通流孔43A〜43Dの全てをガス量制御板40によって遮蔽する。
また、ユーザーは、図8に示すメニュー切替スイッチ47Bを操作し、この後、点消火スイッチ47Aを操作することで、グリル自動制御の指令をすることができる。
具体的に、ユーザーはメニュー切替スイッチ47Bを操作することで、「魚:姿焼き」、「魚:切り身」、「ハンバーグ」、「グリルチキン」、「トースト」、「ごはん」等の複数の調理メニューの中から任意の調理メニューを設定できる。
ユーザーは調理メニューの設定後、火加減スイッチ47Cを操作することで、設定された調理メニューにおける調理の仕上がり具合(加熱温度)を「高」、「中」、「低」の中から任意のレベルに設定できる。
また、ユーザーは調理メニューおよび調理の仕上がり具合の設定をした後に点消火スイッチ47Aを操作することで、設定された調理メニューおよび調理の仕上がりによる、グリル自動制御の開始の指令をすることができる。なお、ユーザーによりメニュー切替スイッチ47Bが操作された後に、点消火スイッチ47Aが操作されることなく、点消火スイッチ47Aが操作された場合は、調理の仕上がり具合が「低」に設定された状態で、グリル自動制御の指令がなされるようになっている。
前記のように操作部46の操作により、グリル自動制御の指令がなされたとき、制御部6は以下に示すグリル自動制御を開始する。
制御部6はグリル自動制御の指令がなされたとき、両点火プラグ33A,33Bをスパークさせて、下バーナー28Aおよび上バーナー28Bを点火状態にし、この後、設定された調理メニューと調理の仕上がり具合に基づいて、下バーナー28Aおよび上バーナー28Bの火力を調節して調理メニュー毎に設定された所定の調理工程を実行し、この後、下バーナー28Aおよび上バーナー28Bを消火する。なお、後述するが、グリル自動制御もグリル扉26が閉状態にあると判定されているときにのみ行われる。
ここで、制御部6は、容器検知部27Aによる検知結果に基づいてグリル扉26が閉状態にあると判定しているときにのみ、操作部46の操作に応じたグリルバーナー28A,28Bの点火(グリル自動制御時における点火も含む)を許容し、それ以外の場合(すなわち、グリル扉26が開状態にあると判定しているとき)は、操作部46の操作によりグリルバーナー28A,28Bの点火の指令があったとしてもグリルバーナー28A,28Bを点火しない。これにより、下バーナー28Aおよび上バーナー28Bはグリル扉26が閉状態にあるときにのみ点火されるようになり、グリル扉26が開状態にあるときに下バーナー28Aおよび上バーナー28Bが無駄に燃焼され難くなる。
また、制御部6は、グリルバーナー28A,28Bの消火から、容器検知部27Aが第1調理容器25A又は第2調理容器25Bを検知した状態を維持して、予め設定された所定時間が経過するまでの間においては仮故障状態であると判定し、前記グリルバーナー28A,28Bの消火から、容器検知部27Aが第1調理容器25A又は第2調理容器25Bを検知した状態を維持して、前記所定時間が経過した時点で、容器検知部27AがON故障したと判定する。
ここで、ON故障とは、容器検知部27Aが第1調理容器25Aまたは第2調理容器25Bの少なくとも一方を検知した状態(すなわち、グリル扉26の閉止を検知した状態)を維持するように故障したことを意味する。前記所定時間は容器検知部27AがON故障していることが推測される時間であればよく、グリル装置の使い勝手や予定される使用方法、使用環境等に応じて適宜決定される。具体的に本実施形態では、前記所定時間が24時間に設定されている。
また、制御部6はグリルバーナー28A,28Bが消火された時点から、
容器検知部27Aが第1調理容器25A又は第2調理容器25Bを検知した状態を維持して、前記所定時間が経過するまでの間(すなわち、仮故障状態であると判定しているとき)、操作部46の操作に応じてグリルバーナー28A,28Bの点火の指令がなされた回数をカウントする。そして、制御部6は前記仮故障状態であると判定しているときにおいて、前記操作部による点火の指令があったとき、グリルバーナー28A,28Bが直近に消火された時点から、操作部46の操作に応じてグリルバーナー28A,28Bの点火の指令がなされた回数の累積値が予め設定された所定回数を超えている場合にも、容器検知部27AがON故障したと判定する。ここで、前記所定回数は容器検知部27AがON故障していることが推測される回数であればよく、グリル装置の使い勝手や予定される使用方法、使用環境等に応じて適宜決定されるものである。具体的に本実施形態では、前記所定回数が5回に設定されている。
制御部6は前記のように容器検知部27AがON故障したと判定したとき、以後、グリルバーナー28A,28Bの点火を行わない。
具体的に制御部6は、両グリルバーナー28A,28Bの消火から、容器検知部27Aが第1調理容器25A又は第2調理容器25Bを検知した状態を維持して、24時間が経過するまでの間にグリル扉26の開状態を検知しなかった場合、以後、操作部46の操作によりグリルバーナー28A,28Bの点火の指令があっても、グリルバーナー28A,28Bの点火を行わない。
また、制御部6は、両グリルバーナー28A,28Bの消火から、容器検知部27Aが第1調理容器25A又は第2調理容器25Bを検知した状態を維持して、24時間が経過するまでの間にグリルバーナー28A,28Bの点火の指令がなされたとき、当該両グリルバーナー28A,28Bの消火からグリルバーナー28A,28Bの点火の指令がなされた回数が6回以上の場合には、グリルバーナー28A,28Bの点火を行わない。なお、制御部6は、グリルバーナー28A,28Bの消火から、容器検知部27Aが第1調理容器25A又は第2調理容器25Bを検知した状態を維持して、24時間が経過するまでの間において、操作部46の操作に応じてグリルバーナー28A,28Bの点火が指令された回数が5回以下であるときは、操作部46の操作に応じてグリルバーナー28A,28Bを点火する。
このように容器検知部27AがON故障したと判定したときにグリルバーナー28A,28Bの点火を許容しないことで、容器検知部27AがON故障したときにグリルバーナー28A,28Bが無駄に燃焼されることが抑制される。
また、本実施形態のグリル部2は、容器検知部27Aにより検知した検知結果に基づいてユーザーに報知を行うための報知部48を備えている。報知部48は制御部6に電気接続されている。なお、報知部48による報知は、音、表示、あるいはこれらの組み合わせによって行われる。
具体的に制御部6は、前記のように容器検知部27AがON故障したと判定した時に、報知部48により容器検知部27Aが故障状態にある旨をユーザーに報知する。これにより、ユーザーは容器検知部27AがON故障したことを容易に認識することができる。
以上説明した本実施形態のグリル装置は、以下に示す第1の特徴を有している。グリル装置は、前方に開口するグリル庫20と、グリル庫20の前開口部を開閉可能に閉塞するグリル扉26と、グリル庫20内を加熱する加熱部21と、加熱部21による加熱の開始および停止を指令するための操作部46と、操作部46の操作による指令に応じて加熱部21による加熱の開始および停止を実行する制御部6と、グリル扉26の開閉状態を検知する開閉検知部27とを備える。制御部6は、開閉検知部27によってグリル扉26の閉止状態を検知しているときにのみ、加熱部21による加熱の開始を実行する。また、制御部6は、加熱部21による加熱の停止後、開閉検知部27によりグリル扉26の閉止を検知した状態を維持して予め設定された所定時間が経過すると、操作部46による加熱開始の指令があっても加熱部21による加熱の開始を実行しない。
この第1の特徴を有するグリル装置は、開閉検知部27によってグリル扉26の閉止状態を検知していないときには、操作部46による加熱の開始指令があっても、加熱部21による加熱の開始を実行しない。このため、グリル扉26が開いているときに加熱部21による無駄な加熱が行われることを抑制できる。
また、加熱部21による加熱の停止後、開閉検知部27によりグリル扉26の閉止を検知した状態を維持して前記所定時間が経過した場合、操作部46の操作により加熱部21による加熱の開始の指令があっても加熱部21による加熱の開始は行わない。このため、開閉検知部27がON故障した場合において、グリル扉26が開いた状態で加熱部21による無駄な加熱が行われることを抑制できる。
また、グリル装置は本実施形態のように以下に示す第2の特徴を有することが好ましい。制御部6は、加熱部21による加熱の停止から開閉検知部27によりグリル扉26の閉止を検知した状態を維持して所定時間が経過するまでの間において、操作部46による加熱開始の指令があったとき、加熱部21による加熱の停止時から行われた、操作部46による加熱開始の指令の回数が、予め設定された所定回数を超えている場合に、加熱部21による加熱の開始を実行しない。
この第2の特徴を有するグリル装置は、加熱部21による加熱の停止時から行われた、操作部46による加熱開始の指令の回数が、予め設定された所定回数を超えた場合、加熱指令に応じた加熱部21による加熱の開始を実行しない。ここで、前記所定回数を超えた場合、開閉検知部27がON故障した蓋然性が高いと言える。このため、開閉検知部27がON故障した場合において、グリル扉26が開いた状態で加熱部21による無駄な加熱が行われることを一層抑制できる。
また、グリル装置は、本実施形態のように以下に示す第3の特徴を有することが好ましい。グリル装置はグリル庫20内に収納される調理容器25A,25Bを支持するための支持体23を備える。支持体23がグリル扉26の開閉に連動してグリル庫20内を移動するように構成される。グリル庫20に、グリル扉26が閉止されたときに支持体23に支持された調理容器25A,25Bを検知するための容器検知部27Aが設けられる。容器検知部27Aで開閉検知部27が構成される。
この第3の特徴を有するグリル装置は、容器検知部27Aにより調理容器25A,25Bを検知しないときに、加熱部21による無駄な加熱が行われることを抑制できる。また、容器検知部27AがON故障した場合において、加熱部21による無駄な加熱が行われることを抑制できる。
なお、開閉検知部27は容器検知部27Aに限られず、例えば閉止状態のグリル扉26に接触することでグリル扉26の開閉状態を検知するセンサー等であってもよい。また、加熱部21はグリルバーナー28A,28Bに限られず、電気ヒーターやインダクションヒーター等であってもよい。また、この他、本実施形態のグリル装置は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
6 制御部
20 グリル庫
21 加熱部
25A 第1調理容器
25B 第2調理容器
26 グリル扉
27 開閉検知部
27A 容器検知部
46 操作部

Claims (2)

  1. 前方に開口するグリル庫と、
    前記グリル庫の前開口部を開閉可能に閉塞するグリル扉と、
    前記グリル庫内を加熱する加熱部と、
    前記加熱部による加熱の開始および停止を指令するための操作部と、
    前記操作部の操作による指令に応じて前記加熱部による加熱の開始および停止を実行する制御部と、
    前記グリル扉の開閉状態を検知する開閉検知部とを備え、
    前記制御部は、
    前記開閉検知部によって前記グリル扉の閉止状態を検知しているときにのみ、前記加熱部による加熱の開始を実行し、
    且つ、前記加熱部による加熱の停止後、前記開閉検知部により前記グリル扉の閉止を検知した状態を維持して予め設定された所定時間が経過すると、前記操作部による加熱開始の指令があっても前記加熱部による加熱の開始を実行せず、
    前記制御部は、
    前記加熱部による加熱の停止から前記開閉検知部により前記グリル扉の閉止を検知した状態を維持して前記所定時間が経過するまでの間において、前記操作部による加熱開始の指令があったとき、前記加熱部による加熱の停止時から行われた、前記操作部による加熱開始の指令の回数が、予め設定された所定回数を超えている場合に、前記加熱部による加熱の開始を実行しないことを特徴とするグリル装置。
  2. 前記グリル庫内に収納される調理容器を支持するための支持体を備え、この支持体が前記グリル扉の開閉に連動して前記グリル庫内を移動するように構成され、前記グリル庫に、前記グリル扉が閉止されたときに前記支持体に支持された前記調理容器を検知するための容器検知部が設けられ、この容器検知部で前記開閉検知部が構成されたことを特徴とする請求項1に記載のグリル装置。
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