JP6376108B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、少なくともメインシステムが起動する通常モードと、メインシステムは起動せずサブシステムが起動するスリープモードとを選択的に実行することが可能な情報処理装置及びプログラムに関する。
消費電力を低く保つため、ネットワークから受信したパケットを、通常起動時に動作するメインシステムで処理する場合とスリープモード時に動作するサブシステムで処理する場合とで分けて動作する電子機器が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照。)。また、無線LAN(Local Area Network)モジュールと、有線LANモジュールとを有し、複数の省電力状態を有する画像形成装置が知られている(特許文献4参照)。
特開2009−088918号公報 特開2008−312020号公報 特開2002−268778号公報 特開2014−63404号公報
特許文献1によれば、アクセスポイントは、端末判定手段と、代理応答手段とを有する。端末判定手段は、ARP(Address Resolution Protocol)発行元からARP要求パケットを受信したときに、ARP要求パケットの宛先を識別し、自装置(アクセスポイント)に接続中の無線端末の中に宛先に該当する無線端末が存在するかどうかを判定する。代理応答手段は、宛先に該当する無線端末が存在する場合に、この無線端末のARP応答パケットを無線端末の代わりに作成して、ARP発行元に返送する(請求項1参照)。しかしながら、この技術では、アクセスポイントに接続されたどの無線端末においても関連があり、かつ、単純で少ない情報量で済むARPの代理応答しか対応できない。
特許文献2によれば、アクセスポイントは、存在確認通知、時計情報等の、主装置が無線端末に対して定期的に送信する端末制御パケットを、無線端末の動作モードが省電力モードであるならば、所定条件下のみ、無線送信する(0008段落参照)。
特許文献3によれば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置は、電源制御用のEC(Embedded Computer)をメインCPU(Central Processing Unit)に対するサブのCPUとして用い、リンク制御や、複数のプロファイル(アプリケーション層)の一部をECに持たせる。接続要求元の機器の種類や処理内容に応じて、必要な最低限の処理はECが行い、メインCPUを必要とする場合(つまり、リソース部を使用する場合)にのみメインCPUを起動する。なお、リソース部は、メモリ(プログラムメモリ)、キーボード、マウス、ディスプレイ、HDD(ハードディスク装置)、FDD(フロッピー(登録商標)ディスク装置)などからなる。しかしながら、この技術では、ECは、音声データを扱う機器に対する一連の処理や、FAX機器やHID(Human Interface Device)との接続確認処理といった、比較的単純な処理を行うにすぎない(0015〜0017段落参照)。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、スリープモード時にサブシステムがより多くの応答処理を実現することで、消費電力の低減を実現することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、
通常モード又はスリープモードを選択的に実行可能な情報処理装置であって、
前記通常モード時に動作するメインシステムと、
前記スリープモード時に動作するサブシステムと、
無線ネットワークに接続された外部機器と無線通信可能な無線通信部と、
有線ネットワークに接続された外部機器と有線通信可能な有線通信部と
を具備し、
前記メインシステムは、
前記サブシステムが前記無線通信部を制御するための無線用サブシステムファームウェアと、前記サブシステムが前記有線通信部を制御するための有線用サブシステムファームウェアとを保持し、
前記サブシステムに、前記無線用サブシステムファームウェア又は前記有線用サブシステムファームウェアを選択的に供給し、前記スリープモード時に前記無線通信部又は前記有線通信部を制御させる。
これにより、スリープモード時に、サブシステムは、メインシステムに選択された無線通信部又は有線通信部を介して、代理応答を行うことが出来る。
前記メインシステムは、
前記無線通信部及び前記有線通信部の何れか一方を、前記スリープモード時に前記サブシステムに制御させるよう選択し、
前記無線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記無線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記無線通信部を制御させ、
前記有線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記有線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記有線通信部を制御させる。
メインシステムは、情報処理装置の使用環境に応じて、代理応答するのに用いられる無線通信部及び有線通信部を選択する。
具体的には、
前記メインシステムは、前記無線通信部及び前記有線通信部のうち通信トラフィック量が多い方を選択する。
具体的には、また、
前記メインシステムは、
前記通常モードから前記スリープモードに移行する前に、前記メインシステムが前記無線通信部及び前記有線通信部の何れを使用しているかを判断し、
前記無線通信部及び前記有線通信部のうち使用されている方を選択する。
前記サブシステムは、前記無線通信部を制御するのに必要な容量及び前記有線通信部を制御するのに必要な容量のうち何れか大きい方をもとに設定された容量のメモリを有する。
メインシステムは、無線用サブシステムファームウェアと、有線用サブシステムファームウェアとを、選択的にサブシステムに供給する。このため、サブシステムのメモリの容量は、少なくとも、無線通信部を制御するのに必要なメモリ容量及び有線通信部を制御するのに必要なメモリ容量のうち何れか大きい方と等しくすれば足りる。これにより、サブシステムのメモリの容量を増やさずに、無線通信部及び有線通信部を介しての代理応答を、選択的に実現することができる。サブシステムのメモリの容量を抑えることで、省エネ性能を高めることができるとともに、ハードウェア費用を抑えることができる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るプログラムは、
通常モード又はスリープモードを選択的に実行可能な情報処理装置であって、前記通常モード時に動作するメインシステムと、前記スリープモード時に動作するサブシステムと、無線ネットワークに接続された外部機器と無線通信可能な無線通信部と、有線ネットワークに接続された外部機器と有線通信可能な有線通信部とを有する情報処理装置の、前記メインシステムに、
前記サブシステムが前記無線通信部を制御するための無線用サブシステムファームウェアと、前記サブシステムが前記有線通信部を制御するための有線用サブシステムファームウェアとを保持するステップと、
前記サブシステムに、前記無線用サブシステムファームウェア又は前記有線用サブシステムファームウェアを選択的に供給し、前記スリープモード時に前記無線通信部又は前記有線通信部を制御させるステップと
を実行させる。
本発明によれば、スリープモード時にサブシステムがより多くの応答処理を実現することで、消費電力の低減を実現することが可能である。
実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。 情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(1.情報処理装置のハードウェア構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、メインシステム10と、サブシステム20と、無線LANモジュール30と、有線LANモジュール40とを有する。情報処理装置1の典型的な例は、パーソナルコンピュータや画像形成装置(例えば、多機能複合機、Multifunction Peripheral)である。
メインシステム10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13とを備える。
CPU11は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってメインシステム10の動作全般を制御する。RAM12は、CPU11により実行されるプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。ROM13は、CPU11が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。ROM13は、また、ホスト名やIPアドレス等、情報処理装置1に特有な情報を記憶する。
サブシステム20は、CPU21と、RAM22とを備える。
CPU21は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってサブシステム20の動作全般を制御する。
RAM22は、CPU21により実行されるプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。RAM22の容量は、無線LANモジュール30を制御するのに必要なメモリ容量及び有線LANモジュール40を制御するのに必要なメモリ容量のうち何れか大きい方をもとに設定される。一般的には、有線LANモジュール40を制御するのに必要なメモリ容量より、無線LANモジュール30を制御するのに必要なメモリ容量の方が大きい。したがって、RAM22の容量は、少なくとも、無線LANモジュール30を制御するのに必要なメモリ容量と等しくすればよい。
メインシステム10と、サブシステム20と、無線LANモジュール30と、有線LANモジュール40とは、互いにバスBを介して接続される。
無線LANモジュール30は、無線LANに接続するためのインタフェースである。メインシステム10及びサブシステム20は、それぞれ独立して、無線LANモジュール30を介して無線LANに接続する。
有線LANモジュール40は、有線LANに接続するためのインタフェースである。メインシステム10及びサブシステム20は、それぞれ独立して、有線LANモジュール40を介して有線LANに接続する。
情報処理装置1は、通常モードと、スリープモードとを選択的に実行する。通常モードでは、少なくともメインシステム10が起動する。スリープモードでは、メインシステム10は起動せずサブシステム20のみが起動する。メインシステム10はサブシステム20に比べて、情報処理能力が高く、消費電力も多い。したがって、メインシステム10は起動せずサブシステム20のみが起動するスリープモードは、メインシステム10が起動する通常モードに比べて、消費電力が抑えられる。したがって、より多くの処理をスリープモード下で行うほど、消費電力の抑制が図れる。
そこで、本実施形態では、情報処理装置1がスリープモード時に外部機器(図示せず)に応答する必要があるとき、サブシステム20は、自身が応答可能であれば(例えば、情報処理装置1のステータス情報要求に対する応答)、メインシステム10が起動していないスリープモードのまま(メインシステム10が起動する通常モードに変更することなく)、直接外部機器に対して、メインシステム10の代理で応答を行う(代理応答)。逆にサブシステム20が応答可能でなければ(例えば、印刷ジョブ実行要求に対する応答)、通常モードに移行して、メインシステム10が外部機器に対して応答する。
(2.情報処理装置の機能的な構成)
図2は、情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。
メインシステム10は、省電力制御部101と、メインプロトコル処理部102と、メイン応答データ管理部103と、サプリカント104と、メイン無線LANモジュールドライバー105と、メイン有線LANモジュールドライバー107と、応答データ設定部106と、ROM13とを有する。
省電力制御部101は、スリープモード時にサブシステム管理部204から復帰要求を取得すると、メインシステム10を起動する、すなわち、メインシステム10をスリープモードから復帰させる。
メインプロトコル処理部102は、メイン応答データ管理部103を参照し、応答データを生成する。メインプロトコル処理部102は、生成した応答データを、サプリカント104に供給する。
サプリカント104は、メイン無線LANモジュールドライバー105を制御する。
メイン無線LANモジュールドライバー105は、無線LANモジュール30を介して、無線LANに接続された外部機器と、データを送受信する。
メイン有線LANモジュールドライバー107は、有線LANモジュール40を介して、有線LANに接続された外部機器と、データを送受信する。
応答データ設定部106は、メイン応答データ管理部103及びサブ応答データ管理部203に、外部機器に応答すべき情報(情報処理装置1固有の識別情報など)を記憶させる。
サブシステム20は、サブ無線LANモジュールドライバー201と、サブ有線LANモジュールドライバー205と、サブプロトコル処理部202と、サブ応答データ管理部203と、サブシステム管理部204とを有する。
サブ無線LANモジュールドライバー201は、予めメインシステム10よりダウンロードされた無線用サブシステムファームウェアFW2を用いて、スリープモード時に、無線LANモジュール30を介して、無線LANに接続された外部機器と、データを送受信する。
サブ有線LANモジュールドライバー205は、予めメインシステム10よりダウンロードされた有線用サブシステムファームウェアFW1を用いて、スリープモード時に、有線LANモジュール40を介して、有線LANに接続された外部機器と、データを送受信する。
サブプロトコル処理部202は、サブ無線LANモジュールドライバー201又はサブ有線LANモジュールドライバー205が外部機器から受信したデータに対し、サブ応答データ管理部203を参照し、応答データを生成する。
サブシステム管理部204は、メインシステム10に、スリープモードから通常モードへの復帰要求を供給する。
(3.情報処理装置の動作)
図3、図4及び図5は、情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
本動作は、典型的には、通常モード(すなわち、少なくともメインシステム10が起動)で動作している情報処理装置1がスリープモードに移行する際に実行される。あるいは、情報処理装置1の初期起動時に実行される。
メインシステム10のメインプロトコル処理部102は、例えばROM13を参照し、サブシステム20がスリープモード時に代理応答するのに利用するLANモジュールドライバーが予め設定されているか否かを判断する(図3、ステップS1)。サブシステム20がスリープモード時に代理応答するのに利用するLANモジュールドライバーが予め設定されている場合(ステップS1、YES)、メインプロトコル処理部102は、サブ無線LANモジュールドライバー201及びサブ有線LANモジュールドライバー205のうち、何れが設定されているかを確認する(ステップS2)。
メインプロトコル処理部102は、サブ有線LANモジュールドライバー205が設定されていると判断すると(ステップS3、YES)、ROM13から有線用サブシステムファームウェアFW1を読み出し、有線用サブシステムファームウェアFW1をサブシステム20にダウンロードする(ステップS4)。そして、メインプロトコル処理部102は、サブシステム20のサブプロトコル処理部202に対し、サブ有線LANモジュールドライバー205を用いて代理応答を行うための設定を行う(ステップS5)。
一方、メインプロトコル処理部102は、サブ無線LANモジュールドライバー201が設定されていると判断すると(ステップS3、NO)、ROM13から無線用サブシステムファームウェアFW2を読み出し、無線用サブシステムファームウェアFW2をサブシステム20にダウンロードする(ステップS6)。そして、メインプロトコル処理部102は、サブシステム20のサブプロトコル処理部202に対し、サブ無線LANモジュールドライバー201を用いて代理応答を行うための設定を行う(ステップS7)。
一方、メインプロトコル処理部102は、サブシステム20がスリープモード時に代理応答するのに利用するLANモジュールドライバーが予め設定されていないと判断すると(ステップS1、NO)、無線LANモジュール30に無線LAN、有線LANモジュール40に有線LANの両方が接続されているか否かを判断する(図4、ステップS8)。無線LAN及び有線LANのうち片方しか接続されていない場合(ステップS8、NO)、メインプロトコル処理部102は、接続されているのが無線LAN及び有線LANの何れであるか判断する(ステップS9)。
メインプロトコル処理部102は、有線LANモジュール40に有線LANが接続されていると判断すると(ステップS9、YES)、上記ステップS4(有線用サブシステムファームウェアFW1をダウンロード)及びステップS5(サブ有線LANモジュールドライバー205を用いた代理応答の設定)の動作を行う。
一方、メインプロトコル処理部102は、無線LANモジュール30に無線LANが接続されていると判断すると(ステップS9、NO)、上記ステップS6(無線用サブシステムファームウェアFW2をダウンロード)及びステップS7(サブ無線LANモジュールドライバー201を用いた代理応答の設定)の動作を行う。
一方、メインプロトコル処理部102は、無線LAN及び有線LANの両方が接続されている場合(ステップS8、YES)、無線LANモジュール30の通信トラフィック情報と、有線LANモジュール40の通信トラフィック情報とを取得する(図5、ステップS10)。メインプロトコル処理部102は、これら取得した無線LANモジュール30の通信トラフィック情報と、有線LANモジュール40の通信トラフィック情報とを参照し、無線LANモジュール30の通信トラフィック量と、有線LANモジュール40の通信トラフィック量とを比較する(ステップS11)。
メインプロトコル処理部102は、無線LANモジュール30の通信トラフィック量より、有線LANモジュール40の通信トラフィック量(例えば、サブシステム20による代理応答が可能なパケットの通信トラフィック量)が多いと判断すると(ステップS11、YES)、上記ステップS4(有線用サブシステムファームウェアFW1をダウンロード)及びステップS5(サブ有線LANモジュールドライバー205を用いた代理応答の設定)の動作を行う。
一方、メインプロトコル処理部102は、有線LANモジュール40の通信トラフィック量より、無線LANモジュール30の通信トラフィック量が多いと判断すると(ステップS11、NO)、上記ステップS6(無線用サブシステムファームウェアFW2をダウンロード)及びステップS7(サブ無線LANモジュールドライバー201を用いた代理応答の設定)の動作を行う。
これにより、スリープモード時に、サブシステム20のサブプロトコル処理部202は、ステップS5の設定に基づきサブ有線LANモジュールドライバー205を制御する。サブ有線LANモジュールドライバー205は、ステップS4でダウンロードされた有線用サブシステムファームウェアFW1を用いて、有線LANモジュール40を介して、有線LANに接続された外部機器と、データを送受信する。
あるいは、スリープモード時に、サブシステム20のサブプロトコル処理部202は、ステップS7の設定に基づきサブ無線LANモジュールドライバー201を制御する。
サブ無線LANモジュールドライバー201は、ステップS6でダウンロードされた無線用サブシステムファームウェアFW2を用いて、スリープモード時に、無線LANモジュール30を介して、無線LANに接続された外部機器と、データを送受信する。
(4.まとめ)
通常モード又はスリープモードを選択的に実行可能な情報処理装置において、有線LANモジュール及び無線LANモジュールの両方を介して、サブシステムが代理応答を行うとする。この場合、サブシステムは、有線LANモジュール及び無線LANモジュールの両方をそれぞれ制御するための実行コードを保持する必要がある。加えて、サブシステムは、有線LANモジュールでの代理応答に必要なリソースデータと、無線LANモジュールでの代理応答に必要なリソースデータとの両方保持する必要がある。サブシステムがこれらを全て保持するとなると、サブシステムのRAMの容量を増やす等の対応が必要になり、その結果、サブシステムの消費電力が増加するおそれがある。
これに対して、本実施形態の情報処理装置1によれば、サブシステム20の代わりにメインシステム10が、無線用サブシステムファームウェアFW2と、有線用サブシステムファームウェアFW1とを保持する。通常モードからスリープモードに移行する前に、メインシステム10は、情報処理装置1の使用環境(ユーザー設定状況、LAN接続状況、通信トラフィック量)に応じて、代理応答するのに用いられる無線LANモジュール30及び有線LANモジュール40を選択する(ステップS3、S9、S11)。
そして、メインシステム10は、無線LANモジュール30を選択すると、サブシステム20に、無線用サブシステムファームウェアFW2をダウンロードし(ステップS6)、スリープモード時に無線LANモジュール30を制御させるための設定を行う(ステップS7)。一方、メインシステム10は、有線LANモジュール40を選択すると、サブシステム20に、有線用サブシステムファームウェアFW1をダウンロードし(ステップS4)、スリープモード時に有線LANモジュール40を制御させるための設定を行う(ステップS5)。
すなわち、メインシステム10は、無線LANモジュール30の実行コードやリソースデータと、有線LANモジュール40の実行コードやリソースデータとを、選択的にサブシステム20にダウンロードする。これにより、スリープモード時に、サブシステム20は、メインシステム10に選択された無線LANモジュール30又は有線LANモジュール40を介して、代理応答を行うことが出来る。このため、RAM22の容量は、少なくとも、無線LANモジュール30を制御するのに必要なメモリ容量及び有線LANモジュール40を制御するのに必要なメモリ容量のうち何れか大きい方(一般的には、無線LANモジュール30を制御するのに必要なメモリ容量の方が大きい)と等しくすれば足りる。これにより、サブシステム20のRAM22の容量を増やさずに、無線LANモジュール30及び有線LANモジュール40を介しての代理応答を、選択的に実現することができる。サブシステム20のRAM22の容量を抑えることで、省エネ性能を高めることができるとともに、ハードウェア費用を抑えることができる。
1…情報処理装置
10…メインシステム
20…サブシステム
30…無線LANモジュール
40…有線LANモジュール
105…メイン無線LANモジュールドライバー
107…メイン有線LANモジュールドライバー
201…サブ無線LANモジュールドライバー
205…サブ有線LANモジュールドライバー
FW1…有線用サブシステムファームウェア
FW2…無線用サブシステムファームウェア

Claims (5)

  1. 通常モード又はスリープモードを選択的に実行可能な情報処理装置であって、
    前記通常モード時に動作するメインシステムと、
    前記スリープモード時に動作するサブシステムと、
    無線ネットワークに接続された外部機器と無線通信可能な無線通信部と、
    有線ネットワークに接続された外部機器と有線通信可能な有線通信部と
    を具備し、
    前記メインシステムは、
    前記サブシステムが前記無線通信部を制御するための無線用サブシステムファームウェアと、前記サブシステムが前記有線通信部を制御するための有線用サブシステムファームウェアとを保持し、
    前記無線通信部及び前記有線通信部のうち通信トラフィック量が多い方を、前記スリープモード時に前記サブシステムに制御させるよう選択し、
    前記無線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記無線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記無線通信部を制御させ、
    前記有線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記有線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記有線通信部を制御させる
    情報処理装置。
  2. 通常モード又はスリープモードを選択的に実行可能な情報処理装置であって、
    前記通常モード時に動作するメインシステムと、
    前記スリープモード時に動作するサブシステムと、
    無線ネットワークに接続された外部機器と無線通信可能な無線通信部と、
    有線ネットワークに接続された外部機器と有線通信可能な有線通信部と
    を具備し、
    前記メインシステムは、
    前記サブシステムが前記無線通信部を制御するための無線用サブシステムファームウェアと、前記サブシステムが前記有線通信部を制御するための有線用サブシステムファームウェアとを保持し、
    前記通常モードから前記スリープモードに移行する前に、前記メインシステムが前記無線通信部及び前記有線通信部の何れを使用しているかを判断し、
    前記無線通信部及び前記有線通信部のうち使用されている方を、前記スリープモード時に前記サブシステムに制御させるよう選択し、
    前記無線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記無線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記無線通信部を制御させ、
    前記有線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記有線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記有線通信部を制御させる
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記サブシステムは、前記無線通信部を制御するのに必要な容量及び前記有線通信部を制御するのに必要な容量のうち何れか大きい方をもとに設定された容量のメモリを有する
    情報処理装置。
  4. 通常モード又はスリープモードを選択的に実行可能な情報処理装置であって、前記通常モード時に動作するメインシステムと、前記スリープモード時に動作するサブシステムと、無線ネットワークに接続された外部機器と無線通信可能な無線通信部と、有線ネットワークに接続された外部機器と有線通信可能な有線通信部とを有する情報処理装置の、前記メインシステムに、
    前記サブシステムが前記無線通信部を制御するための無線用サブシステムファームウェアと、前記サブシステムが前記有線通信部を制御するための有線用サブシステムファームウェアとを保持するステップと、
    前記無線通信部及び前記有線通信部のうち通信トラフィック量が多い方を、前記スリープモード時に前記サブシステムに制御させるよう選択するステップと、
    前記無線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記無線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記無線通信部を制御させるステップと、
    前記有線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記有線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記有線通信部を制御させるステップと
    を実行させるためのプログラム。
  5. 通常モード又はスリープモードを選択的に実行可能な情報処理装置であって、前記通常モード時に動作するメインシステムと、前記スリープモード時に動作するサブシステムと、無線ネットワークに接続された外部機器と無線通信可能な無線通信部と、有線ネットワークに接続された外部機器と有線通信可能な有線通信部とを有する情報処理装置の、前記メインシステムに、
    前記サブシステムが前記無線通信部を制御するための無線用サブシステムファームウェアと、前記サブシステムが前記有線通信部を制御するための有線用サブシステムファームウェアとを保持するステップと、
    前記通常モードから前記スリープモードに移行する前に、前記メインシステムが前記無線通信部及び前記有線通信部の何れを使用しているかを判断するステップと、
    前記無線通信部及び前記有線通信部のうち使用されている方を、前記スリープモード時に前記サブシステムに制御させるよう選択するステップと、
    前記無線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記無線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記無線通信部を制御させるステップと、
    前記有線通信部を選択すると、前記サブシステムに、前記有線用サブシステムファームウェアを供給し、前記スリープモード時に前記有線通信部を制御させるステップと
    を実行させるためのプログラム。
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