JP2006231697A - 画像形成装置、ファームウェア書換方法 - Google Patents

画像形成装置、ファームウェア書換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ファームウェアを記憶するためのメモリ容量を抑制しつつ、画質等を向上させるべく、トナーの性質等の消耗品ユニットの特徴に応じてエンジンコントローラの制御フローを切り替える技術を提供する。
【解決手段】複数のモジュールから構成されるファームウェアを記憶する書き換え可能なメモリと、前記メモリに記憶されたファームウェアに基づき印刷処理を実行する制御手段とを備えた画像形成装置であって、当該画像形成装置は、少なくとも1つの前記モジュールを記憶する記憶手段を備えた消耗品ユニットが着脱可能に構成されており、前記制御手段は、当該画像形成装置にセットされた消耗品ユニットが備える記憶手段に当該消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュール(ユニット固有モジュール)が記憶されている場合、ユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ファームウェアを書き換えることができる画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ装置などの画像形成装置として、例えば2つのコントローラを通信インタフェースを介して相互に通信可能に接続したものが従来より知られている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載の画像形成装置では、ホストコンピュータなどの外部装置や内蔵スキャナー等から画像信号がメインコントローラに与えられると、このメインコントローラで該画像信号を解析し、種々の画像処理を施した後、その画像処理済の信号(例えばビデオ信号)をエンジンコントローラに与える。エンジンコントローラは、中央演算処理装置としてのCPUと、ファームウェアを記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ(フラッシュROMやEEPROMなど)とを有しており、上記信号を受けると、不揮発性メモリに記憶されているファームウェアに基づきエンジン部を制御して複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シートなどのシートに画像信号に対応する画像を形成する。
ここで、ファームウェアを書き換え可能な不揮発性メモリに記憶させているが、この理由は将来の機能追加やバージョンアップに柔軟に対応するためである。すなわち、機能追加やバージョンアップが必要となった場合には、機能追加等を行ったファームウェアを新たに作成し、旧ファームウェアを新たなファームウェアに書き換えて更新する。
ファームウェアの書き換えを行う場合、一般的には、サービスマン等が管理者用の所定の装置と画像形成装置とを接続して、当該所定の装置から画像形成装置のメインコントローラに新ファームウェアを送信し、次にエンジンコントローラ内のファームウェアの通信機能を利用して、通信インタフェースを介してメインコントローラとエンジンコントローラとの間で通信を行い、エンジンコントローラの不揮発性メモリ内のファームウェアを更新する方法を採る場合が多い。
一方、トナーボトルにファームウェア(制御プログラム)が記憶された小型記憶手段を実装しておき、トナーボトルが画像形成装置にセットされた場合に、小型記憶手段からファームウェアを画像形成装置に転送し、ファームウェアを更新する方法も提案されている(特許文献2)。かかる方法によれば、トナーボトルをセットするだけでファームウェアのバージョンアップが行えるため、サービスマン等を呼ぶ必要はなく、ユーザはバージョンアップ自体について意識する必要もなくなるというメリットがある。
特開平8−161231号公報 特開2004−191783号公報
装置にセットしたユニットの特徴に応じて、例えば現像ユニットであればトナーの性質等に応じて、エンジンコントローラの制御内容(感光体上の設定電位の算出フローや攪拌動作フローなど)をその特徴に固有のものに切り替えることができるならば、適切な制御を実行することができ、印刷画質を向上させることができると考えられる。
ここで、単純には、予め全ての特徴に対応する制御フローを含むようにファームウェアを構成しておけば、上記のような切り替えを実現することは可能である。
しかし、例えば現像ユニットの場合、各色ごとにトナーの性質やユニット構造上の違いなど種々の態様を取り得るため、CMYK4色について、それら組み合わせに対応する全ての制御フローを含むようにファームウェアを構成しようとすると、ファームウェアのサイズが非常に大きくなってしまう。
この場合、ファームウェアを記憶するための装置内メモリの容量が増えてしまうだけでなく、上記特許文献2のようにトナーボトル等が備えるメモリにファームウェアを記憶させて書き換えを行う場合には、そのメモリの容量も同様に増えてしまうという問題が生じる。
そのため、従来は、トナーの性質等が異なる場合でもエンジンコントローラの制御フローを切り替えることまでは行わず、せいぜいトナーの性質等に応じて同一の制御フロー中のパラメータ値を変更する程度に留まっていた。
そこで、本発明は、ファームウェアを記憶するためのメモリ容量を抑制しつつ、印刷画質を向上させるべく、トナーの性質等の消耗品ユニットの特徴に応じてエンジンコントローラの制御フローを切り替えることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、複数のモジュールから構成されるファームウェアを記憶する書き換え可能なメモリと、前記メモリに記憶されたファームウェアに基づき印刷処理を実行する制御手段とを備えた画像形成装置であって、当該画像形成装置は、少なくとも1つの前記モジュールを記憶する記憶手段を備えた消耗品ユニットが着脱可能に構成されており、前記制御手段は、当該画像形成装置にセットされた消耗品ユニットが備える記憶手段に当該消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュール(以下、「ユニット固有モジュール」という)が記憶されている場合、ユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うことを特徴とする。
かかる構成によれば、画像形成装置が備える前記メモリには、消耗品ユニットに固有の制御内容としては、現在セットされている消耗品ユニットのユニット固有モジュールだけが記憶されることとなる。これにより、ファームウェアを記憶するためのメモリの容量を大きく抑制しながらも、ユニット固有モジュールに基づいて印刷処理の制御フローを切り替えることが可能となり、印刷画質を向上させることができる。また、消耗品ユニットの記憶手段には、当該消耗品ユニットのユニット固有モジュールを少なくとも記憶させておけば上記書き換えを行うことができるため、その容量についても大きく抑制することができる。
好適には、前記制御手段は、消耗品ユニットが有する特徴に基づき、消耗品ユニットが備える記憶手段に記憶されるユニット固有モジュールを用いてユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断することを特徴とする。
また好適には、前記制御手段は、ユニット固有モジュールのバージョンに基づき、消耗品ユニットが備える記憶手段に記憶されるユニット固有モジュールを用いてユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断することを特徴とする。
また好適には、前記制御手段は、当該画像形成装置にセットされた消耗品ユニットAが備える記憶手段に複数の消耗品ユニットに共通の制御内容を規定したモジュール(ユニット共通モジュール)が記憶されている場合、ユニット共通モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うことを特徴とする。
また好適には、前記制御手段は、ユニット共通モジュールのバージョンに基づき、消耗品ユニットが備える記憶手段に記憶されるユニット共通モジュールを用いてユニット共通モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断することを特徴とする。
本発明の消耗品ユニットは、複数のモジュールから構成されるファームウェアを記憶する書き換え可能なメモリと、前記メモリに記憶されたファームウェアに基づき印刷処理を実行する制御手段とを備えた画像形成装置に、着脱可能に構成された消耗品ユニットであって、前記制御手段によってユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行う際に参照される、当該消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュールを記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする。
本発明のファームウェア書換方法は、書き換え可能なメモリに記憶された画像形成装置のファームウェアの書換方法であって、前記ファームウェアは、複数のモジュールから構成されており、前記画像形成装置にセットされた消耗品ユニットが備える記憶手段に前記消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュール(以下、「ユニット固有モジュール」という)が記憶されている場合、前記消耗品ユニットが有する特徴に基づき、前記ユニット固有モジュールを用いてファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断する工程と、書き換えを行うと判断した場合に、前記ユニット固有モジュールを用いてユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行う工程と、を備えることを特徴とする。
本発明のファームウェア書換方法は、コンピュータにより実施することができるが、そのためのコンピュータプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じて画像形成装置内のメモリにインストールまたはロードすることができる。
以上、本発明によれば、ファームウェアを記憶するためのメモリ容量を抑制しつつ、画質等を向上させるべく、トナーの性質等に応じてエンジンコントローラの制御フローを切り替えることができる。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図である。また、図2は、図1の画像形成装置の構成を示すブロック図である。本画像形成装置では、ホストコンピュータ100などの外部装置から画像信号が制御ユニット1のメインコントローラ11に与えられると、このメインコントローラ11で該画像信号を解析し、種々の画像処理を施した後、その画像処理済の信号をエンジンコントローラ12に与える。そして、エンジンコントローラ12は、フラッシュメモリ123に記憶されているファームウェアに基づきエンジン部EGの各部を制御して、複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シートなどのシートSに画像信号に対応する画像を形成する。本画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせてフルカラー画像を形成する機能、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する機能を備えている。
エンジン部EGは、図1に示すように、感光体ユニット2、ロータリー現像部3(イエロー用の現像ユニット(以下「Y現像ユニット」という)3Y、マゼンタ用の現像ユニット(「M現像ユニット」)3M、シアン用の現像ユニット(「C現像ユニット」)3C、ブラック用の現像ユニット(「K現像ユニット」)3Kなど)、中間転写ユニット4、定着ユニット5、露光ユニット8、ファームウェア読み取りユニット10A、10B等を含んで構成される。これらのうち2、3Y、3M、3C、3K、4、5、8の各ユニットは、装置本体6に対して着脱自在となっており、各ユニットが装置本体6に装着された状態で感光体ユニット2の感光体21が図1の矢印方向D1に回転することで、印刷処理が実行される。なお、Y現像ユニット3Y、M現像ユニット3M、C現像ユニット3C、K現像ユニット3Kは、消耗品であるトナーを格納している点で、また感光体ユニット2も経年により劣化していく点で、消耗品ユニットとして把握することができる。
感光体ユニット2には、感光体21、帯電部22およびクリーニング部23が収容されており、これらは一体的に装置本体6に対して着脱自在となっている。帯電部22は、図示を省略する帯電バイアス発生部から帯電バイアスが印加されており、感光体21の外周面を均一に帯電させることができる。また、クリーニング部23は、感光体21の回転方向D1における帯電部22の上流側に設けられており、一次転写後に感光体21の外周面に残留付着しているトナーを掻き落とすことで、感光体21の表面クリーニングを行うことができる。
帯電部22によって帯電された感光体21の外周面に向けて、露光ユニット8から光ビームLが照射される。露光ユニット8は、エンジンコントローラ12に設けられたレーザドライバ(図示省略)と電気的に接続されており、レーザドライバから与えられる駆動信号に応じて制御されて、光ビームLを感光体21上に露光して画像信号に対応する静電潜像を感光体21上に形成する。
こうして形成された静電潜像は、ロータリー現像部3によってトナー現像される。ロータリー現像部3は、軸中心に回転自在に設けられた各現像ユニット(Y現像ユニット3Y、M現像ユニット3M、C現像ユニット3C、K現像ユニット3K)、各現像ユニットを回転移動させて予め決められた複数の位置(例えば、感光体21に対する現像位置、ファームウェア読み取りユニット10Aとの通信位置)に位置決めするための機構部33などを含んで構成されている。
現像ユニットの一つがロータリー現像部3の機構部33によって現像位置に位置決めされると、当該現像ユニットのユニットハウジング内に貯留されたトナーが、現像ローラ31に担持されながら搬送される。そして、現像ローラ31に対して所定の現像バイアスを印加することで、現像ローラ31によって担持/搬送されたトナーが感光体21に付着して、静電潜像が顕像化される。こうして、選択された色のトナー像が感光体21の表面に形成される。
図1では、K現像ユニット3Kが現像位置に位置決めされ、K現像ユニット3Kに設けられた現像ローラ31が感光体21と対向配置されている様子が示されている。
上記のようにして現像部3で現像されたトナー像は、一次転写領域TR1で、中間転写ユニット4の中間転写ベルト41上に、一次転写される。すなわち、中間転写ユニット4は、複数のローラに掛け渡された中間転写ベルト41と、中間転写ベルト41を回転駆動する駆動部(図示省略)とを備えており、カラー画像をシートSに転写する場合には、感光体21上に形成される各色のトナー像を中間転写ベルト41上に重ね合わせて、カラー画像を形成する一方、単色画像をシートSに転写する場合には、感光体21上に形成されるブラック色のトナー像のみを中間転写ベルト41上に転写して、単色画像を形成する。
なお、本画像形成装置では、パッチ画像の濃度を検出するために、中間転写ベルト41が掛け渡された一のローラに対向してパッチセンサPSが配置されている。
こうして中間転写ベルト41上に形成された画像は、所定の二次転写領域TR2において、カセット9から取り出されたシートS上に二次転写される。そして、トナー画像が転写されたシートSを、ヒータ(図示省略)が内蔵された定着ユニット5に導入し、ここで加熱しながら圧力を加えることによって、トナーをシートSに定着させる。このようにして画像が形成されたシートSは、装置本体6の上面部に設けられた排出トレイ部に搬送される。
ここで、本実施形態では、各現像ユニットとして、例えば小型のICチップ32がネジや接着剤等によって取り付けられている現像ユニットを用いることができる。また、感光体ユニット2についても同様に、ICチップ32が取り付けられたものを用いることができる。
このICチップ32には、その内部の半導体回路に、ファームウェアの一部が記憶される。本実施形態では、ファームウェアは、書換対象とならない第一の部分(以下、「第一ファーム部分」という)と、書換対象となる第二の部分(以下、「第二ファーム部分」という)とから構成され、更に第二ファーム部分は、複数の消耗品ユニットに共通の制御内容を規定したモジュール(以下、「ユニット共通モジュール」という)、個々の消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュール(以下、「ユニット固有モジュール」という)など、複数のモジュールを含んでいる(図2参照)。ICチップ32には、かかる第二ファーム部分を構成するモジュールのうち、当該ICチップ32が取り付けられている消耗品ユニットのユニット固有モジュール」が記憶されている。
「消耗品ユニットに固有の制御内容」とは、具体的には、消耗品ユニットの特徴(消耗品の性質や構造上の特徴など;以下、「ユニット特徴」という)に応じて制御内容が定められていることを意味する。例えば現像ユニットであれば、現像ユニットや感光体ユニット2に印加する最適な電位バイアス、最適な転写バイアスを求める式(温度、湿度、レーザ照射部電位VL、非照射部電位V0などを変数とする)、最適なレーザパワー、VLを予測する式、現像ユニットの攪拌動作アルゴリズム、制御テーブルの内容、更には経年変化によるこれらの式等に対する修正内容などは、トナーの性質(付着特性など)等に依存する。従って、トナーの性質等に応じて制御内容を定めることで、最適な制御を実現して印刷画質を向上させることが可能となる。
ICチップ32に記憶されているユニット固有モジュールは、後述するように、ユニットベースファーム書換処理の実行時に、ファームウェア読み取りユニット10A、10Bによって読み出されて、エンジンコントローラ12に送出される。このようなICチップ32及びファームウェア読み取りユニット10A、10Bは、従来のデータキャリア技術を用いて構成することができる。
次に、図2を参照しつつ、図1の画像形成装置の電気的構成について説明する。メインコントローラ11は、ホストインタフェース111、CPU112、ROM113、RAM114およびエンジンインタフェース115を備えている。このメインコントローラ11では、ホストインタフェース111によってホストコンピュータ100との間の通信処理を行うように構成されており、ホストコンピュータ100から送信された画像信号、所定のプログラムなどを受信する。受信された画像信号などはRAM114に一次的に格納される。
CPU112は、図示を省略する入出力ポートを介して、装置本体6に取り付けられた操作パネル13と電気的に接続されている。この操作パネル13には、CPU112に対してユーザが種々の指令を与えるために複数のスイッチ131が設けられるとともに、ユーザに対してメッセージや印刷状況などを表示するために表示部132が設けられており、操作パネル13がマンマシンインタフェースとして機能している。
また、ROM113には、予めメインコントローラ11用のプログラムが記憶されており、このプログラムにしたがってCPU112およびロジック回路(図示省略)が作動することで、受信した画像信号に対して種々の画像処理を施すことができる。例えば、画像信号に対応する画像内の各画素のRGB成分の階調レベルを示したRGBデータを、対応するCMYK成分の階調レベルを示したCMYKデータに変換する。また、各画素のCMYKデータに対し階調補正を行った後、さらに誤差拡散法、ディザ法、スクリーン法などのハーフトーニング処理を行い、1画素1色当たり例えば8ビットのハーフトーンCMYKデータを作成する。そして、そのハーフトーンCMYKデータを用いて各色画像の露光レーザパルスをパルス幅変調するためのビデオ信号を作成し、エンジンインタフェース115を介してエンジンコントローラ12に出力する。
一方、エンジンコントローラ12は、図2に示すように、メインインタフェース121、CPU122、フラッシュメモリ123およびRAM124を備えている。メインインタフェース121は、メインコントローラ11との間で通信を行うためのものであり、これを介してメインコントローラ11から送信されるコマンドやデータなどを受信する。
フラッシュメモリ123は、書き換え可能なメモリであり、ファームウェア(第一ファーム部分、第二ファーム部分)を記憶している。ただし、書換対象とならない第一ファーム部分は、フラッシュメモリ123のライトプロテクトされた領域に格納することが望ましい。
CPU122は、フラッシュメモリ123に記憶される第二ファーム部分を実行することにより、エンジン部EGの各部を制御して複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シートなどのシートSに、画像信号に対応する画像を形成する印刷処理を実行する。すなわち、第二ファーム部分は、通常の印刷処理に必要な機能を実現するためプログラムを含んで構成されている。
また、CPU122は、フラッシュメモリ123に記憶される第一ファーム部分を実行することにより、ファームウェア書換処理を実行する。
本実施形態では、ファームウェア書換処理として、メインインタフェース121を介してメインコントローラ11との間で通信を行い、メインコントローラ11から送出される第二ファーム部分に基づきフラッシュメモリ123に記憶された第二ファーム部分を書き換える従来型のファーム書換処理に加え、ファーム読み取りユニット10A、10Bを制御して各現像ユニット3Y、3M、3C、3K、感光体ユニット2が備える各ICチップ32から、それぞれのユニット固有モジュールを読み出してフラッシュメモリ123に記憶する(書き換える)ユニットベースファーム書換処理とを、選択して実行できるように構成されている。
すなわち、第一ファーム部分は、上記の各ファーム書換処理に必要な機能、例えば、メインコントローラ11との通信機能、ロータリー現像部3の機構部33を制御する機能、ファーム読み取りユニット10A、10Bを制御してユニット固有モジュールを読み出す機能、フラッシュメモリ123にユニット固有モジュール等を記憶する(書き換える)機能などを実現するためのプログラムを含んで構成されている。
(第一実施例)
以下、図3、図4のフローチャートを参照して、第一実施例のユニットベースファーム書換処理について詳細に説明する。なお、各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は、処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる(かかる点は、他の実施例についても同様とする)。
画像形成装置の電源がONされると、CPU122は、フラッシュメモリ123に記憶される第一ファーム部分を実行する(S100〜S110)。
まず、CPU122は、前回電源をOFFしてから今回電源をONするまでの間に、感光体ユニット2の脱着が行われたかどうかを判断する(S100)。例えば、感光体ユニット2を脱着した場合に電気的にフラグが立つように構成しておき、かかるフラグを参照して判断することが考えられる。
CPU122は、感光体ユニット2の脱着が行われていないと判断した場合、S104の処理へ移行する。
一方、感光体ユニット2の脱着が行われていたと判断した場合、CPU122は、感光体ユニット2がICチップ32を備えているか否かを判断し(S101)、備えていない場合にはS104の処理へ移行する。
例えば、セットされた感光体ユニット2が備えるICチップ32と通信可能な位置に設けられているファームウェア読み取りユニット10Bを制御して、電磁波(チャージ波)を発信させ、所定回数を試みてもICチップ32からの応答信号が得られない場合に、感光体ユニット2はICチップ32を備えていない(ICチップ32が正常に機能していない場合を含む)と判断することが考えられる。
CPU122は、感光体ユニット2がICチップ32を備えていると判断した場合、ファームウェア読み取りユニット10Bを制御して、当該ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールについて、対応するユニット特徴、バージョンを読み出す。また、当該ICチップ32を備える消耗品ユニットと同種別の消耗品ユニット(この場合、感光体ユニット)について、フラッシュメモリ123に記憶されているユニット固有モジュールのユニット特徴、バージョンを読み出す。そして、両者を比較する(S102)。
両者のユニット特徴が一致し、かつフラッシュメモリ123に記憶される感光体ユニット固有モジュールのバージョンの方が新しいか又は同じである場合、CPU122は、S104の処理へ移行する
一方、両者のユニット特徴が異なる場合、又は、両者のユニット特徴は一致するが前記ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールのバージョンの方が新しい場合、CPU122は、ファームウェア読み取りユニット10Bを制御して、当該ICチップ32からユニット固有モジュールを読み出し、感光体ユニットについて、フラッシュメモリ123に記憶されたユニット固有モジュールの書き換えを実行する(S103)。
具体的には、まずフラッシュメモリ123に既に記憶されている感光体ユニットのユニット固有モジュールを消去し、次に、所定サイズ(例えば128バイト)単位で、ICチップ32からの読み出し、RAM124への格納、フラッシュメモリ123への書き込みを順次行って、感光体ユニットのユニット固有モジュールの書き換えを行う。
次に、CPU122は、前回電源をOFFしてから今回電源をONするまでの間に、現像ユニットの脱着が行われたかどうかを判断する(S104)。かかる判断は、S100と同様にして実行できる。
CPU122は、現像ユニットのいずれについても脱着が行われていないと判断した場合、S110の処理へ移行する。
一方、いずれか現像ユニットの脱着が行われていたと判断した場合、CPU122は、当該脱着が行われた現像ユニットのうち一つを選択し、ロータリー現像部3の機構部33を制御して前記選択した現像ユニットを通信位置に位置決めする(S105)。ここで、通信位置とは、ICチップ32が取り付けられた現像ユニットが当該通信位置にある場合に、ファームウェア読み取りユニット10AによってICチップ32から無線で現像ユニット固有モジュールを読み出すことができるような位置である。
次に、CPU122は、通信位置に位置決めされた現像ユニットがICチップ32を備えているか否かを判断し(S106)、備えていない場合にはS109の処理へ移行する。ICチップ32を備えているかどうかの判断は、S101と同様にして実行できる。
CPU122は、通信位置に位置決めされた現像ユニットがICチップ32を備えていると判断した場合、ファームウェア読み取りユニット10Aを制御して、当該ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールについて、対応するユニット特徴、バージョンを読み出す。また、当該ICチップ32を備える消耗品ユニットと同種別の消耗品ユニット(この場合、トナー色が同一の現像ユニット)について、フラッシュメモリ123に記憶されているユニット固有モジュールのユニット特徴、バージョンを読み出す。そして、両者を比較する(S107)。
両者のユニット特徴が一致し、かつフラッシュメモリ123に記憶されるユニット固有モジュールのバージョンの方が新しいか又は同じである場合、CPU122は、S109の処理へ移行する
一方、両者のユニット特徴が異なる場合、又は、両者のユニット特徴は一致するが前記ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールのバージョンの方が新しい場合、CPU122は、ファームウェア読み取りユニット10Aを制御して、当該ICチップ32からユニット固有モジュールを読み出し、トナー色が同一の現像ユニットについて、フラッシュメモリ123に記憶されたユニット固有モジュールの書き換えを実行する(S108)。モジュールの書き換えは、S103と同様にして実行できる。
次に、CPU122は、他に脱着した現像ユニットがあるかどうかを判断し(S109)、あるならば、それを選択すべくS105に戻り、無ければ、S110の処理へ移行する。
次に、CPU122は、フラッシュメモリ123に記憶される第二ファーム部分(感光体ユニット固有モジュール、各現像ユニット固有モジュールを含む)を起動する(S110)。これにより、フラッシュメモリ123に記憶される第一ファーム部分に基づく処理は終了し、通常の印刷処理が実行可能な状態となる。
かかる構成によれば、画像形成装置にセットされた消耗品ユニットが備えるICチップに当該消耗品ユニットのユニット固有モジュールが記憶されている場合、ユニット固有モジュール単位でのファームウェア(第二ファーム部分)の書き換えを行う構成としているため、フラッシュメモリ123には、消耗品ユニットに固有の制御内容として、現在セットされている消耗品ユニットのユニット固有モジュールだけが記憶されることとなる。これにより、ファームウェアを記憶するためのフラッシュメモリ123の容量を大きく抑制しながらも、ユニット固有モジュールに基づいてトナーの性質等に応じてエンジンコントローラの制御フローを切り替えることが可能となり、印刷画質を向上させることができる。また、消耗品ユニットのICチップ32には当該消耗品ユニットのユニット固有モジュールを少なくとも記憶させておけば上記書き換えを行うことができるため、ICチップ32の容量についても大きく抑制することができる。
(第二実施例)
以下、図5〜図7のフローチャートを参照して、第二実施例のユニットベースファーム書換処理について詳細に説明する。
第二実施例では、ICチップ32に、第二ファーム部分を構成するモジュールのうち、ユニット固有モジュールだけでなく、ユニット共通モジュールも記憶されている場合を想定する。
画像形成装置の電源がONされると、CPU122は、フラッシュメモリ123に記憶される第一ファーム部分を実行する(S200〜S218)。
まず、CPU122は、前回電源をOFFしてから今回電源をONするまでの間に、感光体ユニット2の脱着が行われたかどうかを判断する(S200)。
CPU122は、感光体ユニット2の脱着が行われていないと判断した場合、S205の処理へ移行する。
一方、感光体ユニット2の脱着が行われていたと判断した場合、CPU122は、感光体ユニット2がICチップ32を備えているか否かを判断し(S201)、備えていない場合にはS205の処理へ移行する。
CPU122は、感光体ユニット2がICチップ32を備えていると判断した場合、ファームウェア読み取りユニット10Bを制御して、当該ICチップ32に記憶されるユニット共通モジュールのバージョンを読み出し、RAM124に当該感光体ユニット2に対応づけて記憶する(S202)。
次に、CPU122は、ファームウェア読み取りユニット10Bを制御して、当該ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールについて、対応するユニット特徴、バージョンを読み出す。また、当該ICチップ32を備える消耗品ユニットと同種別の消耗品ユニット(この場合、感光体ユニット)について、フラッシュメモリ123に記憶されているユニット固有モジュールのユニット特徴、バージョンを読み出す。そして、両者を比較する(S203)。
両者のユニット特徴が一致し、かつフラッシュメモリ123に記憶される感光体ユニット固有モジュールのバージョンの方が新しいか、又は同じである場合、CPU122は、S205の処理へ移行する
一方、両者のユニット特徴が異なる場合、又は、両者のユニット特徴は一致するが前記ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールのバージョンの方が新しい場合、CPU122は、ファームウェア読み取りユニット10Bを制御して、当該ICチップ32からユニット固有モジュールを読み出し、感光体ユニットについて、フラッシュメモリ123に記憶されたユニット固有モジュールの書き換えを実行する(S204)。
次に、CPU122は、前回電源をOFFしてから今回電源をONするまでの間に、現像ユニットの脱着が行われたかどうかを判断する(S205)。
CPU122は、現像ユニットのいずれについても脱着が行われていないと判断した場合、S212の処理へ移行する。
一方、いずれか現像ユニットの脱着が行われていたと判断した場合、CPU122は、当該脱着が行われた現像ユニットのうち一つを選択し、ロータリー現像部3の機構部33を制御して前記選択した現像ユニットを通信位置に位置決めする(S206)。
次に、CPU122は、通信位置に位置決めされた現像ユニットがICチップ32を備えているか否かを判断し(S207)、備えていない場合にはS211の処理へ移行する。
CPU122は、通信位置に位置決めされた現像ユニットがICチップ32を備えていると判断した場合、ファームウェア読み取りユニット10Aを制御して、当該ICチップ32に記憶されるユニット共通モジュールのバージョンを読み出し、RAM124に前記選択した現像ユニットに対応づけて記憶する(S208)。
次に、CPU122は、当該ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールについて、対応するユニット特徴、バージョンを読み出す。また、当該ICチップ32を備える消耗品ユニットと同種別の消耗品ユニット(この場合、トナー色が同一の現像ユニット)について、フラッシュメモリ123に記憶されているユニット固有モジュールのユニット特徴、バージョンを読み出す。そして、両者を比較する(S209)。
両者のユニット特徴が一致し、かつフラッシュメモリ123に記憶されるユニット固有モジュールのバージョンの方が新しいか又は同じである場合、CPU122は、S211の処理へ移行する
一方、両者のユニット特徴が異なる場合、又は、両者のユニット特徴は一致するが前記ICチップ32に記憶されるユニット固有モジュールのバージョンの方が新しい場合、CPU122は、ファームウェア読み取りユニット10Aを制御して、当該ICチップ32からユニット固有モジュールを読み出し、トナー色が同一の現像ユニットについて、フラッシュメモリ123に記憶されたユニット固有モジュールの書き換えを実行する(S210)。
次に、CPU122は、他に脱着した現像ユニットがあるかどうかを判断し(S211)、あるならば、それを選択すべくS206に戻り、無ければ、S212の処理へ移行する。
次に、CPU122は、RAM124を参照して、消耗品ユニット(感光体ユニット、現像ユニット)に対応づけてユニット共通モジュールのバージョン情報が記憶されているか否かを判断し(S212)、記憶されていないと判断した場合はS218の処理へ移行する。
一方、消耗品ユニット(感光体ユニット、現像ユニット)に対応づけてバージョン情報が記憶されていると判断した場合、CPU122は、それらのなかで最も新しいバージョンに対応する消耗品ユニットを選択する(S213)。
次に、CPU122は、前記選択した消耗品ユニットが感光体ユニット2であるか否かを判断し(S214)、感光体ユニット2であった場合は、ファームウェア読み取りユニット10Bを制御して、感光体ユニット2が備えるICチップ32からユニット共通モジュールを読み出し、フラッシュメモリ123に記憶されたユニット共通モジュールの書き換えを実行する(S215)。
一方、前記選択した消耗品ユニットが現像ユニットであった場合、CPU122は、ロータリー現像部3の機構部33を制御して、前記選択した消耗品ユニット(現像ユニット)を通信位置に位置決めする(S216)。
そして、ファームウェア読み取りユニット10Aを制御して、通信位置にある前記選択した消耗品ユニット(現像ユニット)のICチップ32からユニット共通モジュールを読み出し、フラッシュメモリ123に記憶されたユニット共通モジュールの書き換えを実行する(S217)。
次に、CPU122は、フラッシュメモリ123に記憶される第二ファーム部分(感光体ユニット固有モジュール、各現像ユニット固有モジュールを含む)を起動する(S218)。これにより、フラッシュメモリ123に記憶される第一ファーム部分に基づく処理は終了し、通常の印刷処理が実行可能な状態となる。
かかる構成によれば、第一実施例と同様の効果に加え、消耗品ユニットのICチップ32にユニット共通モジュールが記憶されている場合には、そのような消耗品ユニットのICチップ32の中から最も新しいバージョンのユニット共通モジュールを読み出して、ユニット共通モジュール単位でのファームウェア(第二ファーム部分)の書き換えを行うことができる。
(その他)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、感光体ユニット2及び現像ユニットがICチップ32を備える場合について説明したが、感光体ユニット2のみ、又は現像ユニットのみがICチップ32を備える構成としてもよい。又は、現像ユニットや感光体ユニット2以外の着脱可能な消耗品ユニット(例えば、4、5、8など。これらのユニットも経年により機能が低下し得る点で消耗品ユニットとして把握できる)にICチップ32を取り付けて、そこからユニット固有モジュール等を読み出すように構成してもよい。
また例えば、上記実施形態では、色ごとに現像を行う4サイクルタイプの画像形成装置について説明しているが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、各色同時に現像を行うタンデムタイプの画像形成装置に対して本発明を適用することも可能である。ただし、この場合、各色の現像ユニットに対応させてファームウェア読み取りユニットを設けるか、又は、ファームウェア読み取りユニットを各現像ユニットと通信可能な位置へ駆動するための機構部を設ける必要がある。また例えば、レーザプリンタ以外の画像形成装置に適用してもよく、インクジェット方式の画像形成装置、複写機、ファクシミリ装置、いわゆるダムプリンタまたはホストベースドプリンタと称されるファームウェアの機能を制限した画像形成装置など、画像形成装置全般に適用することができる。
本発明の実施形態における画像形成装置を示す図である。 図1の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 第一実施例におけるユニットベースファーム書換処理の流れを示すフローチャートである。 第一実施例におけるユニットベースファーム書換処理の流れを示すフローチャートである。 第二実施例におけるユニットベースファーム書換処理の流れを示すフローチャートである。 第二実施例におけるユニットベースファーム書換処理の流れを示すフローチャートである。 第二実施例におけるユニットベースファーム書換処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…制御ユニット、11…メインコントローラ、12…エンジンコントローラ、123…フラッシュメモリ、2…感光体ユニット、3…ロータリー現像部、3Y、3M、3C、3K…現像ユニット、32…ICチップ、33…機構部、10A、10B…ファームウェア読み取りユニット

Claims (8)

  1. 複数のモジュールから構成されるファームウェアを記憶する書き換え可能なメモリと、
    前記メモリに記憶されたファームウェアに基づき印刷処理を実行する制御手段とを備えた画像形成装置であって、
    当該画像形成装置は、少なくとも1つの前記モジュールを記憶する記憶手段を備えた消耗品ユニットが着脱可能に構成されており、
    前記制御手段は、当該画像形成装置にセットされた消耗品ユニットが備える記憶手段に当該消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュール(以下、「ユニット固有モジュール」という)が記憶されている場合、ユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、消耗品ユニットが有する特徴に基づき、消耗品ユニットが備える記憶手段に記憶されるユニット固有モジュールを用いてユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、ユニット固有モジュールのバージョンに基づき、消耗品ユニットが備える記憶手段に記憶されるユニット固有モジュールを用いてユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、当該画像形成装置にセットされた消耗品ユニットAが備える記憶手段に複数の消耗品ユニットに共通の制御内容を規定したモジュール(ユニット共通モジュール)が記憶されている場合、ユニット共通モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、ユニット共通モジュールのバージョンに基づき、消耗品ユニットが備える記憶手段に記憶されるユニット共通モジュールを用いてユニット共通モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 複数のモジュールから構成されるファームウェアを記憶する書き換え可能なメモリと、
    前記メモリに記憶されたファームウェアに基づき印刷処理を実行する制御手段とを備えた画像形成装置に、着脱可能に構成された消耗品ユニットであって、
    前記制御手段によってユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行う際に参照される、当該消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュールを記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする消耗品ユニット。
  7. 書き換え可能なメモリに記憶された画像形成装置のファームウェアの書換方法であって、
    前記ファームウェアは、複数のモジュールから構成されており、
    前記画像形成装置にセットされた消耗品ユニットが備える記憶手段に前記消耗品ユニットに固有の制御内容を規定したモジュール(以下、「ユニット固有モジュール」という)が記憶されている場合、前記消耗品ユニットが有する特徴に基づき、前記ユニット固有モジュールを用いてファームウェアの書き換えを行うかどうかを判断する工程と、
    書き換えを行うと判断した場合に、前記ユニット固有モジュールを用いてユニット固有モジュール単位でのファームウェアの書き換えを行う工程と、を備えることを特徴とするファームウェアの書換方法。
  8. 請求項7記載のファームウェア書換方法をコンピュータで実行させるためのプログラム。
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