JP6369373B2 - 画像読取装置、画像処理装置、画像読取装置の制御方法 - Google Patents
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Description
まず、図1〜3を参照しつつ第1実施形態に係る画像読取装置1を備える画像処理装置10の構成について説明する。画像処理装置10は、画像読取装置1および画像形成装置2を備える。さらに、画像処理装置10は、画像読取装置1および画像形成装置2に共通の制御部8および操作表示部80も備える。
制御部8は、操作表示部80に操作メニューなどを表示させる。さらに、制御部8は、画像読取装置1を通じて入力される画像に対する画像処理を実行する。さらに、
走査制御部83は、走査機構111およびイメージセンサー114を制御することにより、画像走査部11に前記画像読取処理を実行させる。より具体的には、走査制御部83は、走査機構111を制御することにより、イメージセンサーユニット110を副走査方向R2の走査範囲における目的の位置へ移動させる。さらに、走査制御部83は、イメージセンサー114を制御することにより、イメージセンサー114に前記画像データ列を出力させる。
発光制御部84は、発光部112の発光状態を制御する。より具体的には、発光制御部84は、発光部112の状態を、消灯状態と、前記基準光量で発光する前記基準状態と、前記基準光量よりも大きな光量で発光する前記増光状態との3つの状態のいずれかに設定することができる。前記基準状態および前記増光状態の各々における発光部112の光量は、それぞれ予め定められている。なお、前記基準状態が前記第1状態に相当し、前記比較状態が前記第2状態に相当する。
画像処理部85は、代表値導出部851、仮領域区分部852、主領域区分部853および背景置換部854を備える。例えば、画像処理部85が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはDSP(Digital Signal Pocessor)などによって構成されることが考えられる。
以下、図4,5に示されるフローチャートおよび図6に示されるタイムチャートを参照しつつ、動作モード信号Mdが前記開走査モードを示す場合における画像読取装置1の前記画像読取処理の手順の一例について説明する。以下の説明においてS101,S102,…,S201,S202,…は、制御部8におけるMPU81、走査制御部83、発光制御部84および画像処理部85が実行する各工程の識別符号を表す。
動作モードが前記開走査モードである場合の前記画像読取処理において、まず、制御部8は、前記状態選択処理を実行する。図5は、前記状態選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。
前記状態選択処理において、まず、発光制御部84の一部である第1発光制御部841が、予め定められた1つの発光色を選択する。すなわち、3色の発光部112R,112G,112Bのうちのいずれか1つを選択する。これ以後、第1発光制御部841は、処理の工程が以下に示される工程S202〜S205を経て工程S201に戻るごとに、予め定められた順番で3色の発光部112R,112G,112Bのうちの1つを順次選択する。
さらに、第1発光制御部841が、選択された色の発光部112の状態を前記基準光量で発光する前記基準状態にする(S202)。
次に、第1発光制御部841が、工程S201において全ての発光色が一巡して選択されたか否かを判定する。未だ全ての発光色が選択されていなければ、処理の工程が工程S201へ戻され、残りの発光色について工程S201〜S203の処理が繰り返される。全ての発光色が一巡して選択されている場合、次の工程S205が実行される。
全ての発光色について工程S202,S203が実行されるごとに、第1走査制御部831が、副走査方向R2の全走査範囲における予め定められた一部の範囲の走査が終了したか否かを判定する。予め定められた一部の範囲の走査が終了していない場合、処理の工程が工程S201へ戻され、残りの走査範囲について工程S201〜S204の処理が繰り返される。予め定められた一部の範囲の走査が終了している場合は次の工程S206が実行される。
次に、画像処理部85の代表値導出部851が、発光色ごとの前記標本データの代表値を導出する。即ち、代表値導出部851は、画像走査部11が前記部分範囲走査モードで動作するときに得られる各色の前記標本データの代表値を導出する演算を実行する。前記代表値は、前記標本データにおける原稿90の下地領域に相当する画素の反射光量または濃度の尺度となる値である。
さらに、MPU81が、前記標本データが予め定められた条件を満たすか否かに応じて、発光部112の前記比較状態として前記消灯状態および前記増光状態のいずれか一方を選択する。例えば、MPU81は、発光色ごとに前記比較状態を選択する。本実施形態において選択される前記発光色ごとの発光部112R,112G,112B各々の前記比較状態は、副走査方向R2の全走査範囲において共通の状態である。
工程S206,S207と並行して、第1走査制御部831が走査機構111を前記起点で走査する状態へ戻す。以上が前記状態選択処理の一例である。
さらに、前記状態選択処理が終了すると、発光制御部84の一部である第2発光制御部842が、予め定められた1つの発光色を選択する。すなわち、3色の発光部112R,112G,112Bのうちのいずれか1つを選択する。これ以後、第2発光制御部842は、処理の工程が以下に示される工程S103〜S111を経て工程S102に戻るごとに、予め定められた順番で3色の発光部112R,112G,112Bのうちの1つを順次選択する。
<工程S103,S104>
さらに、第2発光制御部842が、選択された色の発光部112の状態を前記基準状態と前記状態選択処理で選択された前記比較状態とに順次切り替える(S103)。
工程S105において、画像処理部85の仮領域区分部852が、1つの色の発光部112の状態の切り替わり周期ごとに得られる前記第1画像データ列および前記第2画像データ列の差分ΔBを算出する。
次に、第2発光制御部842が、工程S102において全ての発光色が一巡して選択されたか否かを判定する。未だ全ての発光色が選択されていなければ、処理の工程が工程S102へ戻され、残りの発光色について工程S102〜S105の処理が繰り返される。全ての発光色が一巡して選択されている場合、次の工程S107が実行される。
そして、全ての発光色についての前記仮領域区分処理の結果Yr,Yg,Ybが得られるごとに、画像処理部85の主領域区分部853が、主領域区分処理を実行する。前記主領域区分処理は、前記仮領域区分処理によって少なくとも1つの前記発光色について前記原稿領域画素に区分された前記画素を前記原稿領域画素に区分し、その他の前記画素を前記原稿外領域画素に区分する処理である。
さらに、MPU81が、前記主領域区分処理による前記原稿領域画素の区分の結果を主領域区分部853から取得し、主走査方向R1における前記原稿領域画素に区分された領域の一端から他端までの長さから、画像出力に適した記録シート9のサイズを特定する。
さらに、画像処理部85の背景置換部854が、前記発光色ごとの前記第1画像データ列Rstn,Gstn,Bstn各々における前記主領域区分処理によって前記原稿外領域画素に区分された前記画素のデータ各々を予め設定された背景データに置換する。
全ての発光色について工程S103〜S109が実行されるごとに、第2走査制御部832が、副走査方向R2の全走査範囲の走査が終了したか否かを判定する。全走査範囲の走査が終了していない場合、処理の工程が工程S102へ戻され、残りの走査範囲について工程S102〜S109の処理が繰り返される。全走査範囲の走査が終了している場合は制御部8による前記画像読取処理が終了する。
次に、図7に示されるフローチャートを参照しつつ、第2実施形態に係る画像読取装置について説明する。図7は、第2実施形態に係る画像読取装置において動作モード信号Mdが前記開走査モードを示す場合における前記画像読取処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下の説明においてS301,S302,…は、制御部8におけるMPU81、走査制御部83、発光制御部84および画像処理部85が実行する各工程の識別符号を表す。
動作モードが前記開走査モードである場合の前記画像読取処理において、まず、第2発光制御部842が、各色の発光部112R,112G,112Bの前記比較状態の初期状態を選択する。例えば、MPU81は、発光色ごとに前記消灯状態および前記増光状態のうちの予め定められた一方を前記比較状態の初期状態として選択する。
さらに、第2発光制御部842が、工程S102と同様に、予め定められた1つの発光色を選択する。
工程S302の終了後、第2発光制御部842が、発光部112の状態を前記基準状態と事前に選択された前記比較状態とに交互に切り替える(S303,S305)。
また、発光部112の状態の切り替え(S303,S305)および前記画像読取処理(S304,S306)が行われているときに、各発光色に対応する前記第1画像データ列が得られるごとに、代表値導出部851およびMPU81が、その色の発光部112の次の前記比較状態を選択する処理を行う(S307,S308)。代表値導出部851およびMPU81は、工程S206,S207と同様に、発光部112の次の前記比較状態を選択する処理を行う。
まず、画像処理部85の仮領域区分部852が、発光部112の状態の切り替わり周期ごとに得られる前記第1画像データ列および前記第2画像データ列の差分ΔBを算出する。
さらに、第2発光制御部842が、工程S106と同様に、工程S302において全ての発光色が一巡して選択されたか否かを判定する。未だ全ての発光色が選択されていなければ、処理の工程が工程S302へ戻され、残りの発光色について工程S302〜S309の処理が繰り返される。全ての発光色が一巡して選択されている場合、次の工程S310が実行される。
全ての発光色についての前記仮領域区分処理の結果Yr,Yg,Ybが得られるごとに、画像処理部85の主領域区分部853が、工程S107と同様に主領域区分処理を実行する。これにより、前記仮領域区分処理によって少なくとも1つの前記発光色について前記原稿領域画素に区分された前記画素が前記原稿領域画素に区分され、その他の前記画素が前記原稿外領域画素に区分される。
さらに、MPU81が、工程S108と同様に、前記主領域区分処理による前記原稿領域画素の区分の結果を主領域区分部853から取得し、主走査方向R1における前記原稿領域画素に区分された領域の一端から他端までの長さから、画像出力に適した記録シート9のサイズを特定する。
さらに、画像処理部85の背景置換部854が、工程S109と同様に、前記発光色ごとの前記第1画像データ列Rstn,Gstn,Bstn各々における前記主領域区分処理によって前記原稿外領域画素に区分された前記画素のデータ各々を予め設定された背景データに置換する。
全ての発光色について工程S303〜S313が実行されるごとに、第2走査制御部832が、副走査方向R2の全走査範囲の走査が終了したか否かを判定する。全走査範囲の走査が終了していない場合、処理の工程が工程S302へ戻され、残りの走査範囲について工程S302〜S313の処理が繰り返される。全走査範囲の走査が終了している場合は制御部8による前記画像読取処理が終了する。
続いて、図8〜11を参照しつつ、画像処理装置10が実行する画像処理によって得られる具体的な二次元画像の一例について説明する。図8は、原稿90の一例を示す図である。図9〜11は、画像処理装置10において、原稿台カバー12が開かれた状態で原稿台13上の原稿90が前記開走査モードで走査されたときに得られる前記第1画像データ列から合成された二次元画像を示す。
以上に示された画像読取装置1において、動作モード信号Mdが前記開走査モードの状態である場合に、動作モード信号Mdが前記閉走査モードの状態である場合よりも副走査方向R2における画像走査部11の走査速度、即ち、走査機構111の移動速度が遅い速度に設定されることが考えられる。これにより、前記開走査モードにおける画像走査部11による副走査方向R2の画像解像度が、前記閉走査モードにおける画像解像度の半分にまで低下することを回避できる。
2 :画像形成装置
3 :シート搬送部
4 :画像形成部
5 :光走査部
6 :定着部
8 :制御部
9 :記録シート
10 :画像処理装置
11 :画像走査部
12 :原稿台カバー
13 :原稿台
13a :コンタクト部
30 :シート収容部
31 :シート送出部ローラー
32 :シート搬送ローラー
33 :排出ローラー
41 :感光体(像担持体)
42 :帯電部
43 :現像部
45 :転写部
47 :クリーニング部
61 :定着ローラー
62 :加圧ローラー
80 :操作表示部
81 :MPU
82 :記憶部
83 :走査制御部
84 :発光制御部
85 :画像処理部
86 :レーザー制御部
87 :信号インターフェイス
90 :原稿
100 :筐体
101 :記録シート排出トレイ
110,120:イメージセンサーユニット
111 :走査機構
112 :発光部
112B :青発光部
112G :緑発光部
112R :赤発光部
113 :レンズ
114 :イメージセンサー
121 :原稿トレイ
122 :搬送ローラー
123 :原稿排出トレイ
140 :原稿搬送路
300 :シート搬送路
801 :原稿センサー
802 :カバーセンサー
831 :第1走査制御部
832 :第2走査制御部
841 :第1発光制御部
842 :第2発光制御部
851 :代表値導出部
852 :仮領域区分部
853 :主領域区分部
854 :背景置換部
900 :開口
Md :動作モード信号
Ng :ノイズ画像
Pr1 :動作モード設定プログラム
Pr2 :状態選択プログラム
Pr3 :背景データ設定プログラム
Pr4 :シートサイズ特定プログラム
R1 :主走査方向
R2 :副走査方向
T0 :基準期間
Claims (10)
- 透明の原稿台上に載置された原稿に向けてそれぞれ異なる色の光を照射する複数の発光部と、
前記原稿台上における主走査方向に沿う線状領域からの放出光の光量を画素ごとに検出しつつ前記主走査方向に直交する副走査方向に沿って前記原稿台上を走査することによって前記線状領域における各画素についての検出光量に相当する画像データ列を順次出力する画像読取処理を実行可能な画像走査部と、
前記発光部各々を1色ずつ予め定められた基準光量で発光する第1状態にする第1発光制御部と、
前記発光部が前記第1状態であるときに前記画像走査部に前記副走査方向の走査範囲の一部を走査させることにより、少なくとも1つの前記線状領域の前記画像データ列を含む標本データを前記画像走査部に出力させる第1走査制御部と、
前記標本データが予め定められた条件を満たすか否かに応じて、前記発光部の第2状態として消灯状態および前記第1状態よりも大きな光量で発光する増光状態のいずれか一方を選択する状態選択部と、
前記発光部各々を前記基準光量で1色ずつ順番に発光させるとともに、前記基準光量での発光が全発光色について一巡する基準期間ごとに、前記発光部各々の状態を前記第1状態と前記標本データに基づき選択された前記第2状態とに切り替える第2発光制御部と、
前記発光部各々の状態の切り替わり周期ごとに前記発光部の前記第1状態に対応する第1画像データ列および前記発光部の前記第2状態に対応する第2画像データ列を出力する前記画像読取処理を前記画像走査部に実行させる第2走査制御部と、
前記基準期間ごとに、発光色ごとに得られる前記第1画像データ列および前記第2画像データ列を比較し、前記第1画像データ列および前記第2画像データ列における相互に対応する前記画素のデータの差分によって前記画素各々を原稿領域画素と原稿外領域画素とに区分する処理を前記発光色ごとに実行する仮領域区分部と、
前記基準期間ごとに、前記仮領域区分部によって少なくとも1つの前記発光色について前記原稿領域画素に区分された前記画素を前記原稿領域画素に区分し、その他の前記画素を前記原稿外領域画素に区分する主領域区分部と、を備える画像読取装置。 - 前記基準期間ごとに前記発光部各々を前記第1状態にする前記第2発光制御部およびこれに対応して前記画像走査部に前記画像読取処理を実行させる前記第2走査制御部がそれぞれ前記第1発光制御部および前記第1発光制御部を兼ね、
前記状態選択部は、前記基準期間ごとに得られる前記発光色ごとの前記標本データが予め定められた条件を満たすか否かに応じて、次の前記基準期間に採用される前記発光色ごとの前記発光部の前記第2状態を選択する、請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記第1走査制御部は、前記副走査方向の走査範囲における起点側の一部を前記画像走査部に走査させることにより、前記標本データを前記画像走査部に出力させ、
前記状態選択部は、前記副走査方向の全走査範囲において共通の前記発光色ごとの前記発光部の前記第2状態を選択する、請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記状態選択部は、前記標本データの代表値が予め定められたしきい光量よりも小さな光量を示す値である場合に前記第2状態として前記増光状態を選択し、そうでない場合に前記第2状態として前記消灯状態を選択する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記標本データの前記代表値が、前記標本データの度数分布における最も度数の大きな階級の値である、請求項4に記載の画像読取装置。
- 前記仮領域区分部は、前記差分が前記主走査方向において予め定められた個数以上連続して予め定められた光量差よりも大きな差を示す領域の前記画素を前記原稿領域画素に区分し、その他の前記画素を前記原稿外領域画素に区分する第1区分ルールに従って前記画素の区分を実行可能である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記仮領域区分部は、前記差分が予め定められた光量差よりも大きな差を示すことを要件とする原稿領域条件を満たす前記画素における前記線状領域の第1端に最も近い画素から前記線状領域の第2端に最も近い画素までの範囲内の全ての前記画素を前記原稿領域画素に区分する第2区分ルールに従って前記画素の区分を実行可能である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記発光色ごとの前記第1画像データ列各々における前記主領域区分部によって前記原稿外領域画素に区分された前記画素のデータ各々を予め設定された背景データに置換する背景置換部と、を備える請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置により得られる複数の前記第1画像データ列に応じた画像を記録シートに形成する画像形成装置と、を備える画像処理装置。 - 透明の原稿台上に載置された原稿に向けてそれぞれ異なる色の光を照射する複数の発光部と、
前記原稿台上における主走査方向に沿う線状領域からの放出光の光量を画素ごとに検出しつつ前記主走査方向に直交する副走査方向に沿って前記原稿台上を走査することによって前記線状領域における各画素についての検出光量に相当する画像データ列を順次出力する画像読取処理を実行可能な画像走査部と、を備える画像読取装置の制御方法であって、
前記発光部各々を1色ずつ予め定められた基準光量で発光する第1状態にする第1発光制御を実行する工程と、
前記発光部が前記第1状態であるときに前記画像走査部に前記副走査方向の走査範囲の一部を走査させることにより、少なくとも1つの前記線状領域の前記画像データ列を含む標本データを前記画像走査部に出力させる第1走査制御を実行する工程と、
前記標本データが予め定められた条件を満たすか否かに応じて、前記発光部の第2状態として消灯状態および前記第1状態よりも大きな光量で発光する増光状態のいずれか一方を選択する状態選択処理を実行する工程と、
前記発光部各々を前記基準光量で1色ずつ順番に発光させるとともに、前記基準光量での発光が全発光色について一巡する基準期間ごとに、前記発光部各々の状態を前記第1状態と前記標本データに基づき選択された前記第2状態とに切り替える第2発光制御を実行する工程と、
前記発光部各々の切り替わり周期ごとに前記発光部の前記第1状態に対応する第1画像データ列および前記発光部の前記第2状態に対応する第2画像データ列を出力する前記画像読取処理を前記画像走査部に実行させる第2走査制御を実行する工程と、
前記基準期間ごとに、発光色ごとに得られる前記第1画像データ列および前記第2画像データ列を比較し、前記第1画像データ列および前記第2画像データ列における相互に対応する前記画素のデータの差分によって前記画素各々を原稿領域画素と原稿外領域画素とに区分する処理を前記発光色ごとに実行する仮領域区分処理を実行する工程と、
前記基準期間ごとに、前記仮領域区分処理によって少なくとも1つの前記発光色について前記原稿領域画素に区分された前記画素を前記原稿領域画素に区分し、その他の前記画素を前記原稿外領域画素に区分する主領域区分処理を実行する工程と、を含む画像読取装置の制御方法。
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