JP6366376B2 - 通知制御システム、コントローラおよび通知制御の方法 - Google Patents

通知制御システム、コントローラおよび通知制御の方法 Download PDF

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Description

本開示は、機器の異常を検出し、異常の発生を通知するための技術に関する。
機器の運用時に、機器の異常を検出して機器外部の装置へ通知することで、運用を安定して行うことができる。例えば、HEMS(Home Energy Management System)のように複数の機器を接続してこれら機器の稼働状況を管理するシステムにおいては、各機器の異常を効果的に検出し、異常を通知することが、システムの安定した運用に必要となる。
機器の異常を検出する技術として、例えば、特開2014−57471号公報(特許文献1)は、車両の異常の検出可能性を高める技術について記載している。特許文献1に記載された技術によると、制御装置は、車両の外部からの給電が開始されてから所定時間以内に、充電装置による充電の異常停止回数が所定回数以上となった場合に、リレーに対して電源供給を禁止する指令を出力する。これにより、車両の異常の検出可能性を高めることができ、ユーザが何度もブレーカを復帰させ電源投入および電源遮断が繰り返されるような事態を避けることができる。
特開2014−57471号公報
しかし、機器に発生する異常の種類によっては、システムのユーザに頻繁に通知することが必ずしも必要ではないものもある。例えば、異常が検出されるものの、緊急性を要しない異常であれば、異常が検出される都度、その異常の通知を行うことがユーザにとって煩わしい場合がある。また、緊急性を要しない異常が大量にユーザに通知されることにより、ユーザが他の重要な異常を見過ごす可能性もある。そのため機器に発生する異常を通知する技術を、ユーザにとっていっそう使いやすいものとすることが必要とされている。
一実施形態に従う通知制御システムは、エラーの発生を通信装置へ通知するためのものである。通知制御システムは、監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を受信するための受信手段と、通知制御システムの動作を制御するための制御手段とを含む。制御手段は、受信するエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間におけるエラーの発生度合を出力する出力部と、出力される各期間のエラーの発生度合を比較することにより、エラーの発生が増加傾向にある期間についてはエラーの発生を通信装置へ通知し、エラーの発生が増加傾向にない期間については通信装置へのエラーの通知を抑止する通知制御部とを含む。
上記一実施形態によると、エラーの発生が増加傾向にある場合にエラーの発生を通信装置へ通知し、エラーの発生が増加傾向にない場合は通知を抑止する。例えば、ある機器が異常となり、定期的に異常を出力し続ける場合において、通知制御システムは、そのエラーの検出の初期にエラーを通信装置へ通知した後、エラーの発生が増加傾向ではないため通信装置へのエラー発生の通知を抑止する。そのため、機器のエラーが頻繁に検出される場合においても、通信装置へのエラーの通知のタイミングを制御することができ、通知制御システムを、ユーザにとっていっそう使いやすいものとすることができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
実施の形態1の通知制御システム1の構成を概略的に示すブロック図である。 サーバ100の構成を示すブロック図である。 通信装置300の構成を示すブロック図である。 サーバ100のエラーDB108に蓄積される、エラー情報181のデータ構造を示す図である。 サーバ100の記憶部106に記憶されるエラーコード情報163のデータ構造を示す図である。 実施の形態1のサーバ100が、エラー情報の通知を制御するための処理を示すフローチャートである。 エラーの発生が増加傾向にあるか否かにより、サーバ100が通信装置300へのエラー通知を制御する処理を示す図である。 実施の形態2のサーバ20Aの構成を示す図である。 エラーが発生し続ける場合に、エラーの発生傾向が増加傾向にあるか否かにより、サーバ20Aが通信装置300へのエラー通知を制御する処理を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1の通知制御システム1の構成を概略的に示すブロック図である。図1を参照して、通知制御システム1は、サーバ100と、複数の通信装置300A、300B(以下、複数の通信装置300A、300Bを総称して「通信装置300」ということもある)と、複数の無線基地局400、400Aと、複数のMME(Mobility Management Entity)500、500Aと、ブロードバンドルータ600と、HEMSコントローラ700とが配置されている。通信装置300A、通信装置300B、ブロードバンドルータ600、サーバ100等の各装置は、インターネット900に接続されている。
ブロードバンドルータ600とHEMSコントローラ700とは、建屋の中に配置されている。建屋には、屋外の屋根部分に、複数の太陽電池モジュールを含む太陽電池モジュール810が配置されている。パワーコンディショナ820、蓄電池830、給湯機840、流量計891およびガスメータ892も屋外に配置されている。建屋の屋内には、分電盤850、マルチエネルギーモニタ860、多回路CT(Current Transformer)センサ870、複数の家電機器(エアコンディショナ801、空気清浄機802、冷蔵庫803および洗濯機804など)を含む家電機器800、タップ880および流量データ送信機890が配置されている。
サーバ100は、大容量の記憶装置を備えるコンピュータシステムであり、DBMS(database management system)としての機能を発揮する。家屋内には、家電機器800等など、機器の異常を監視する対象となる監視対象機器がある。これら監視対象機器は、異常が発生すると、エラーが発生したことを示すエラー情報を、例えばHEMSコントローラ700を介してサーバ100へ出力する。サーバ100は、これら監視対象機器からインターネット900を経由してエラー情報を受信し、受信したエラー情報をデータベースに蓄積する。サーバ100は、これら蓄積したエラー情報に基づいて、通信装置300等の通信機器に対し、監視対象機器におけるエラーの発生を通知する。
実施の形態1のサーバ100は、監視対象機器から受信するエラー情報に基づいて、各機器におけるエラーの発生の度合(ある期間内におけるエラーの発生の回数)を、逐次、出力している。サーバ100は、エラーの発生の度合を監視し、エラーの発生の度合が増加傾向にある場合は、エラーの発生を、通信装置300等の通信機器へ通知する。また、エラーの発生の度合が増加傾向にない場合(エラーの発生頻度が一定程度である場合、エラーの発生が減少傾向にある場合など)、サーバ100は、エラーの発生を記録している場合であっても通信装置300等へのエラーの通知をしないことで、エラーの通知を抑止する。これにより、エラーが監視対象機器に頻繁に発生するものの、ユーザに毎回通知することを要しない場合に、ユーザへのエラー通知の頻度を一定以下に低減することができる。
ブロードバンドルータ600は、インターネット900と接続されており、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11などの規格に対応した無線LAN(Local Area Network)機能を備えて通信装置300A等の通信機器と無線通信を行う。
HEMSコントローラ700は、有線LANによりブロードバンドルータ600と接続されている。HEMSコントローラ700は、ブロードバンドルータ600に接続される無線通信機器を発見して、これら機器のリストを最新の状態に更新する。HEMSコントローラ700は、無線通信機能を有しており、例えばCTセンサ870、タップ880および流量データ送信機890等の機器と無線通信し、これらの機器から消費電力の測定結果を受信して記憶する。
CTセンサ870は、設置対象の機器の消費電力を測定し、測定した消費電力のデータをHEMSコントローラ700へ送信する。実施の形態1では、CTセンサ870は、分電盤850の主幹ブレーカと分岐ブレーカとに接続することができる。CTセンサ870を分電盤850の主幹ブレーカに接続した場合、CTセンサ870は、建屋全体の消費電力を測定する。また、分岐ブレーカが部屋全体に対応したものであると、CTセンサ870を分電盤850の分岐ブレーカに接続することで、CTセンサ870は、部屋全体の消費電力を測定する。
マルチエネルギーモニタ860は、太陽光発電システム、蓄電池システム、給湯機システムなどの複数のエネルギーシステムの運転状況を表示して、様々な機器の稼働状況をユーザが容易に制御することを可能とするためのモニター装置である。マルチエネルギーモニタ860は、パワーコンディショナ820と、給湯機840と接続されている。パワーコンディショナ820には、蓄電池830と、太陽電池モジュール810とが接続されている。パワーコンディショナ820は、太陽電池モジュール810で発電された直流電力を、建屋で使用できる交流電力に変換する機能を有する。また、パワーコンディショナ820は、蓄電池830への充電および蓄電池830からの放電を制御する。
マルチエネルギーモニタ860は、例えば、貯湯タンクの湯増しや、給湯温度の変更など給湯機840に対する入力操作を受け付けて、給湯機840の動作を制御する。
タップ880は、家電機器800の消費電力を測定する消費電力測定器であり、消費電力の測定結果を、HEMSコントローラ700へ無線通信によって送信する。タップ880は、図示しないプラグを備え、建屋内のコンセントと接続する。タップ880に接続される各家電機器(例えば、エアコンディショナ801、空気清浄機802、冷蔵庫803および洗濯機804など)は、タップ880とコンセントとが接続することで、分電盤850から給電される。
流量データ送信機890は、流量計891から水道の流量の測定結果を受信し、ガスメータ892からガスの流量の測定結果を受信する。流量データ送信機890は、これら流量計891およびガスメータ892の測定結果をHEMSコントローラ700へ送信する。
上述したように、HEMSコントローラ700は、建屋内の各機器から、消費電力の測定結果を受信し、受信した測定結果を、ブロードバンドルータ600を経由してサーバ100へ送信する。また、HEMSコントローラ700は、各機器が異常を出力した場合に、エラーが発生したことを示すエラー情報を、これらの機器から受信する。HEMSコントローラ700は、エラー情報として各機器を識別する情報と、エラー内容を識別する情報(エラーコード)と、エラー発生時刻とを対応付けてサーバ100へ送信する。サーバ100は、HEMSコントローラ700からエラー情報を受信してデータベースに蓄積する。
<サーバ100の構成>
図2は、サーバ100の構成を示すブロック図である。図2を参照して、サーバ100は、通信部102と、入出力I/F105と、記憶部106と、制御部107と、エラーDB108とを含む。
通信部102は、サーバ100が他の通信機器と信号を送受信するための変復調処理などを行う通信インタフェースである。入出力I/F105は、サーバ100と各種の機器とを接続するための汎用のインタフェースである。記憶部106は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)等により構成され、サーバ100が使用するプログラムを記憶し、サーバ100が使用する各種のデータを蓄積する。ある局面において、記憶部106は、監視対象機器情報161と、確認周期情報162と、エラーコード情報163と、エラーカウント値履歴情報164とを記憶する。
監視対象機器情報161は、建屋において、エラーの発生を監視する対象としている監視対象機器を識別する情報を含む。サーバ100は、HEMSコントローラ700から、各機器のエラー情報を受信するが、これらの機器のうち、エラーの発生を通信装置300へ通知するタイミングを制御する対象となる機器の識別情報を監視対象機器情報161として記憶する。
確認周期情報162は、エラーDB108に蓄積されるエラー情報に対し、サーバ100がエラーの通知の可否を判定するための処理を行う周期を示す。サーバ100は、HEMSコントローラ700から、逐次、各機器のエラー情報を受信するが、確認周期情報162に示される周期に従って、通信装置300へのエラー情報の通知可否を判定し、判定結果に従ってエラー情報を通信装置300へ送信する。
エラーコード情報163は、監視対象機器で発生するエラーのうち、通知制御の対象となるエラーの識別情報(エラーコード)を含む。サーバ100は、エラーコード情報163に示されるエラーについて、確認周期情報162に示される周期、またはエラーコード情報163と対応付けられている周期に従って、エラーの発生度合を出力し、出力結果に応じてエラーの通知制御を行う。エラーとしては、例えば、HEMSコントローラ700とブロードバンドルータ600との通信接続が遮断されていること、未設定のタップ880があることなどを示すエラーがある。これらのエラーは、例えば、エラーの発生後、直ちにユーザ等へ通知する必要は小さいが、いずれユーザに通知する必要がある。
エラーカウント値履歴情報164は、確認周期情報162に示される周期に従ってサーバ100が各種エラーの発生回数をカウントしており、その各周期のカウント値の履歴を示す情報である。
制御部107は、記憶部106に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、サーバ100の動作を制御する。制御部107は、例えば複数のプロセッサにより実現される。制御部107は、プログラムに従って動作することにより、エラー発生度合出力部171と、通知制御部172と、周期制御部173としての機能を発揮する。
エラー発生度合出力部171は、HEMSコントローラ700から受信する各機器のエラー情報に基づいて、一定期間ごとに(確認周期情報162に示される周期に従って)、各期間におけるエラーの発生度合を出力する。例えば、エラー発生度合出力部171により、サーバ100は、各期間における各エラーの発生回数をカウントし、各エラーのカウント値を、エラーの発生度合としてエラーカウント値履歴情報164に記憶させる。
通知制御部172は、エラーカウント値履歴情報164を参照し、各期間のエラーの発生度合を比較することにより、エラーの発生が増加傾向にある期間(前回の期間のエラーのカウント値よりも今回の期間のエラーのカウント値が大きい場合など)についてはエラーの発生を通信装置300へ通知する。また、通知制御部172は、エラーの発生が増加傾向にない期間(前回の期間のエラーのカウント値と今回のエラーのカウント値とが同じ場合や、前回の期間のエラーのカウント値よりも今回のエラーのカウント値のほうが小さい場合)については、通信装置300へのエラーの通知をしないことにより、エラー情報を受信している場合にも通信装置300へのエラーの通知を抑止する。
周期制御部173は、確認周期情報162に示される、通信装置300へエラー情報を通知するための周期の長さを制御する。
エラーDB108は、サーバ100がHEMSコントローラ700から受信する各機器のエラー情報を蓄積するための記憶装置である。
<通信装置300の構成>
図3は、通信装置300の構成を示すブロック図である。通信装置300は、サーバ100から建屋内の各機器で発生したエラー情報の通知を受信して、ディスプレイ304等によりエラー情報を報知する。
図3を参照して、通信装置300は、アンテナ301と、送受信部302と、タッチパネル303と、ディスプレイ304と、記憶部306と、制御部307と、マイク312と、スピーカ313と、バイブレータ315とを含む。
アンテナ301は、通信装置300が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ301は、空間から電波を受信して受信信号を送受信部302へ与える。送受信部302は、通信装置300が他の通信機器と使用するため、信号を送受信するための変復調処理などを行う通信インタフェースである。タッチパネル303は、消費者側のユーザの入力操作を受け付ける。タッチパネル303は、例えば静電容量方式のものを用いることによってユーザの接触操作を受け付ける。タッチパネル303は、消費者側のユーザによる入力操作を制御部307へ出力する。ディスプレイ304は、例えばLCDによって実現され、通信装置300がサーバ100から受信したファイルを表示する。
記憶部306は、フラッシュメモリ、RAM等により構成され、通信装置300が使用するプログラム、および、データを記憶する。
制御部307は、記憶部306に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、通信装置300の動作を制御する。制御部307は、アプリケーションプロセッサにより実現される。制御部307は、プログラムに従って動作することにより、受信処理部371と、表示制御部372と、通知情報報知部373と、エラー指定処理部374としての機能を発揮する。
受信処理部371は、通信装置300による受信処理を制御する。例えば、受信処理部371は、サーバ100からデータを受信する処理を行う。
表示制御部372は、通信装置300がディスプレイ304に情報を表示する処理を制御する。
通知情報報知部373は、通信装置300がサーバ100から受信したエラー情報について、ディスプレイ304により表示するか、スピーカ313およびバイブレータ315等によって、エラー情報を受信したことを報知する。
エラー指定処理部374は、通信装置300のユーザによる入力操作に基づいて、通信装置300で報知する対象となるエラーを指定する操作を受け付ける。通信装置300は、エラー指定処理部374により、エラーをサーバ100から通信装置300へ通知させるエラーコードの指定を受け付けて、受け付けた指定内容をサーバ100へ送信する。サーバ100は、通信装置300から送信されるエラーコードの指定を受け付けてエラーコード情報163を更新する。これにより、ユーザが通知を所望するエラーについて、サーバ100によるエラー情報の通知の制御を行うことができる。
<データ構造>
図4は、サーバ100のエラーDB108に蓄積される、エラー情報181のデータ構造を示す図である。
図4を参照して、エラー情報181の1件のレコードは、エラー発生機器181Aと、エラーコード181Bと、エラー発生日時181Cとを対応付けたものである。エラー発生機器181Aは、エラーが発生した機器を識別するための情報である。エラーコード181Bは、各機器で発生したエラーの内容を特定するためのコードである。エラー発生日時181Cは、各機器で発生したエラーの日時を示す。
図5は、サーバ100の記憶部106に記憶されるエラーコード情報163のデータ構造を示す図である。図5を参照して、エラーコード情報163の1件のレコードは、監視対象機器163Aと、エラーコード163Bとを対応付けたものである。監視対象機器163Aは、監視対象機器それぞれの識別情報を示す。エラーコード163Bは、エラー情報を通知するタイミングを制御する対象となるエラーそれぞれの識別情報を示す。
<動作>
図6は、実施の形態1のサーバ100が、エラー情報の通知を制御するための処理を示すフローチャートである。
ステップS601において、制御部107は、確認周期情報162に示される周期に従って、監視対象機器のエラーの発生を確認するための周期が到来すると、周期に示される期間において、エラーDB108に蓄積されたエラー情報181を読み出す。
ステップS603において、制御部107は、ステップS601で読み出した期間において、エラーコード情報163に示されるエラーコードを有するエラーが発生した回数をカウントし、カウント値をエラーカウント値履歴情報164に記憶させる。すなわち、制御部107は、エラー内容のそれぞれについて、エラーの発生回数をカウントする。
ステップS605において、制御部107は、エラーコードそれぞれについて、前回の周期におけるカウント値をエラーカウント値履歴情報164から読み出して、読み出した値(前回の周期のカウント値)と、ステップS603でカウントされた今回の周期でのカウント値の大小関係を比較する。
ステップS607において、制御部107は、エラーコードそれぞれについて、今回の周期でのカウント値が閾値を超え、かつ、前回の周期におけるカウント値よりも今回の周期でのカウント値の方が大きいか否かを判断する。すなわち、制御部107は、今回の周期でのエラー発生回数が一定回数以上であり、かつ、前回の周期でのエラー発生回数よりも増加傾向にあるか否かを判断する。ステップS607において、肯定的な判断結果の場合(ステップS607においてYES)、制御部107は、ステップS609の処理を行い、そうでない場合(ステップS607においてNO)、制御部107は、ステップS611の処理を行う。
ステップS609において、制御部107は、今回の周期について、エラーが発生していることを通信装置300へ通知することを決定する。
ステップS611において、制御部107は、今回の周期について、エラーが発生していることの通信装置300への通知を行わないと決定する。
ステップS613において、制御部107は、ステップS609で決定された内容に従って、通信装置300へのエラーの通知を制御する。
このように、サーバ100は、ステップS607における処理の結果に従って、通信装置300へのエラー発生の通知を制御している。具体的な処理の内容について、図7を参照して説明する。
図7は、エラーの発生が増加傾向にあるか否かにより、サーバ100が通信装置300へのエラー通知を制御する処理を示す図である。図7(A)は、エラーの発生が増加傾向になく、一定程度の度合である場合のサーバ100の処理を示す図である。図7(B)は、エラーの発生が増加傾向にある場合に、サーバ100が通信装置300へエラー発生を通知する処理を示す図である。図7において、サーバ100は、確認周期情報162として周期T1(定期確認周期)に従ってエラーの発生回数をカウントしている。監視対象機器からは、エラー情報が連続して出力される場合に、エラー発生周期(T1/2)の周期に従ってエラー情報がサーバ100へ送信されている。また、図7において、サーバ100は、各周期において、エラー発生回数のカウント値が閾値(2回)を下回る場合は、通信装置300へのエラー発生の通知を行わない(ステップS607においてNO)。
図7(A)に示すように、周期T1に従って、時間t1、t2、t3、t4の各タイミングで、サーバ100がエラーDB108からエラー情報181を読み出している。サーバ100は、各周期におけるエラー発生回数をカウントする(ステップS603[t1]〜ステップS603[t4])。図7(A)の例では、ステップS607の処理において、いずれもエラー発生回数が閾値(2回)を下回るため、サーバ100は、いずれの周期についても通信装置300へのエラー発生の通知を行わない(ステップS611[t1]〜ステップS611[t4])。
図7(B)に示すように、周期T1に従って、時間t11、t12、t13、t14の各タイミングで、サーバ100がエラーDB108からエラー情報181を読み出している。サーバ100は、各周期におけるエラー発生回数をカウントする(ステップS603[t11]〜ステップS603[t14])。
図7(B)の例では、時間t12〜時間t13の周期について、サーバ100は、エラーの発生回数をカウントする(ステップS603[t13])。ステップS607の処理において、エラー発生回数が閾値(2回)以上、かつ、前回の周期のカウント値(時間t11〜時間t12の周期におけるカウント値「1」)を上回るカウント値「2」であることにより(ステップS607においてYES)、サーバ100は、この周期についてエラーの通知をすると決定する(ステップS609[t13])。
また、時間t13〜t14の周期について、サーバ100は、エラーの発生回数をカウントする(ステップS603[t14])。ステップS607の処理において、エラー発生回数が閾値(2回)以上ではあるが、前回の周期のカウント値「2」に対し、この周期(時間t13〜時間t14の周期)のカウント値はカウント値「2」であるため、前回の周期のカウント値を上回っていない(ステップS607においてNO)。そのためサーバ100は、この周期(時間t13〜時間t14)についてはエラーの通知を行わない(ステップS611[t14])。
<実施の形態1のまとめ>
以上のように説明した処理を行うことにより、サーバ100は、監視対象機器で頻繁にエラーが発生する場合において、ユーザに毎回エラーが通知されることを避けたいときに、通信装置300へのエラーの通知の頻度を適切なものとすることができ、通信装置300のユーザの利便性を高めることができる。
また、エラーの発生が定期的でない場合においても、実施の形態1で説明した処理をサーバ100が行うことにより、エラーの通知の頻度を抑制し、通知の頻度を適切なものとすることができる。
また、サーバ100は、図7で説明した確認周期情報162に示される周期T1(定期確認周期)の2倍の長さの期間のエラー発生状況を記録しておくことにより、エラーの通知の制御を行うことができる。すなわち、定期確認周期の2倍の長さの期間においてエラーが発生していない場合は、サーバ100は、エラー情報として何も記録しておく必要がない。
<実施の形態2>
次に、別の実施の形態にかかる通知制御システムについて説明する。実施の形態2では、監視対象機器からエラーが連続して発生する場合においても、エラーの発生頻度と比較して、より長期的な周期で通信装置300へのエラーの通知を行う。すなわち、監視対象機器で頻繁にエラーが発生する場合においても、ユーザに毎回は通知せず、例えばユーザが指定する適度な周期でユーザにエラーの発生を通知する。
図8は、実施の形態2のサーバ20Aの構成を示す図である。サーバ20Aの記憶部106は、エラー通知周期情報165と、調整時間情報166とを記憶する。
エラー通知周期情報165は、サーバ20Aが通信装置300に対しエラーを通知する周期を示す。このエラー通知周期情報165に示される周期は、予め固定した値を記憶することとしてもよいし、通信装置300のユーザによって編集可能であることとしてもよい。
調整時間情報166は、サーバ20Aがエラーの発生を通信装置300へ通知する周期の長さを示す。調整時間情報166に示される周期となるように、サーバ20Aは確認周期情報162等を調整する。
制御部107の周期制御部173は、エラーが発生する周期の長さ、および調整時間情報166等の情報に基づいて、サーバ20Aがエラーの発生を確認する周期を調整し、調整した周期の長さを確認周期情報162として記憶部106に記憶させる。
実施の形態2では、監視対象機器から、ある異常が発生し続けている場合に、エラー情報が第1の周期でサーバ20Aへ繰り返し送信されることがある。サーバ20Aは、この第1の周期の整数倍の長さの時間に、調整時間情報166に示される調整時間を付加した長さの期間を第2の周期とし、この第2の周期の長さを確認周期情報162として記憶部106に記憶させる。サーバ20Aは、第2の周期に従って、エラーDB108に蓄積されるエラー情報を参照してエラーの発生回数をカウントする。サーバ20Aは、このようにしてカウントされた回数に基づいて、エラーの発生度合を出力する。
すなわち、サーバ20Aは、監視対象機器からエラー情報が出力される周期(第1の周期)の整数倍の長さの期間に調整時間(調整時間情報166)を付加した長さの期間を第2の周期として、エラー発生回数をエラーDB108に基づきカウントする。この調整時間の長さは、第1の周期の長さの1/2以下とする。例えば、エラー情報が第1の周期として3時間の周期で通信装置300からサーバ20Aへ送信されるとする。サーバ20Aは、第1の周期の整数倍として2倍の長さの時間に、調整時間として1分を付加した長さの期間(6時間1分)を第2の周期とし、第2の周期に従って、エラーDB108に蓄積されるエラー情報を参照する。したがって、監視対象機器がエラー情報を出力し続ける場合に、エラー情報が3時間の周期でサーバ20Aへ送信されるため、サーバ20Aは、第2の周期に従って、各期間において2回または3回(6時間1分の長さの間に、3時間の周期で3回のエラーをカウントすることがある)のエラーの発生をカウントする。この場合、サーバ20Aは、ほとんどの期間において2回のエラーの発生をカウントするが、監視対象機器がエラー情報を出力し続ける場合であっても、サーバ20Aにおいてカウントするエラーの発生回数が2回から3回へと増加することがあるため、図6のステップS607の処理において、肯定的な判定結果を得てサーバ20Aから通信装置300へのエラーの通知(ステップS609)を行う。
なお、第1の周期の長さを周期T2(分)、調整時間を調整時間Adj(分)、第2の周期の長さを周期T3(分)とし、エラーがサーバ20Aから通信装置300へ通知されるエラー通知周期を周期T4(分)とする。このとき、エラー通知周期T4=第1の周期T2 ×第2の周期T3 / 調整時間Adj となる。例えば、上記のように第1の周期T2=180分(3時間)、調整時間Adj=1分、第2の周期T3=2×T2+Adj=361分の場合、エラー通知周期T4=1083時間となる。したがって、監視対象機器がエラーを出力し続ける場合においても、サーバ20Aは、エラー通知周期T4=1083時間に従って、通信装置300へエラーの発生を通知する。
サーバ20Aは、通信装置300へエラーの発生を通知する周期である第3の周期の長さについて、通信装置300のユーザから指定を受け付ける。サーバ20Aは、ユーザにより指定された第3の周期の長さを、エラー通知周期情報165として記憶部106に記憶させる。サーバ20Aは、ユーザによる指定を受け付けた第3の周期の長さ(エラー通知周期情報165)と、エラー情報が監視対象機器からサーバ20Aへ送信される第1の周期の長さとに応じて、第2の周期の長さ(確認周期情報162)を演算する。
例えば、サーバ20Aは、エラー通知周期T4=1083時間(約45日)としてユーザから指定を受け付けたとする。ここで、監視対象機器からサーバ20Aへエラーが通知される第1の周期T2が予め定まっている(例えば、周期T2=3時間)とする。
上記のようにエラー通知周期T4=第1の周期T2 × 第2の周期T3 / 調整時間Adj であるため、第2の周期T3 / 調整時間Adj = エラー通知周期T4 / 第1の周期T2 = 361 となる。第2の周期T3 =(N × 第1の周期T1 + 調整時間Adj) = 361 × 調整時間Adjとなる(Nは整数)ため、調整時間Adj=(N × 第1の周期T2(3時間))/360 となる。
例えば、N=1の場合、調整時間Adj=30秒、第2の周期T3=3時間30秒となる。N=2の場合、調整時間Adj=1分、第2の周期T3=6時間1分となる。N=3の場合、調整時間Adj=1分30秒、第2の周期T3=9時間1分30秒となる。
このようにして、サーバ20Aは、サーバ20Aが通信装置300へエラーの発生を通知する周期(第3の周期)の指定を受け付けることにより、第3の周期の長さと、第1の周期の長さとに応じて第2の周期の長さを決定し、決定した第2の周期に従って、エラーDB108に蓄積されるエラー情報181の発生度合を出力する。例えば、通信装置300においてユーザによる第3の周期の入力操作を受け付けることにより、通信装置300からサーバ20Aへ第3の周期の長さの指定値が送信される。
図9は、エラーが発生し続ける場合に、エラーの発生傾向が増加傾向にあるか否かにより、サーバ20Aが通信装置300へのエラー通知を制御する処理を示す図である。図9(A)は、比較のため、エラーを確認する周期がエラー発生周期の整数倍である例を示す。図9(B)は、実施の形態2のサーバ20Aが、エラーを確認する周期を、エラーが発生する周期の整数倍と調整時間とを付加した長さとした場合の例を示す。
図9(A)に示すように、エラーが通信装置300からサーバへと通知される第1の周期T2に対し、サーバがエラーをエラーDB108から確認する第2の周期T3(定期確認周期)が、第1の周知T2の整数倍(図9(A)の例では2倍、周期T3=2T2)とする。図9(A)に示すように、周期T3(2T2)に従って、時間t20、t21、t22、t23、t24の各タイミングで、サーバがエラーDB108からエラー情報181を読み出している。サーバは、各周期におけるエラー発生回数をカウントする(ステップS603[t20]〜ステップS603[t24])。図9(A)の例では、ステップS607の処理において、いずれもエラー発生回数が前回の周期のカウント値を上回っていない(時間t20〜時間t24の各周期におけるエラー回数のカウント結果がカウント値「2」。なお時間t20の以前の周期においてもエラー回数がカウント値「2」であるとする)。そのため、サーバは、これらいずれの周期についても通信装置300へのエラー発生の通知を行わない(ステップS611[t20]〜ステップS611[t24])。
図9(B)の例では、サーバ20Aは、第2の周期T3を、第1の周期T2の整数倍(図9(B)の例では2倍)の長さに、調整時間情報166に示される調整時間を付加した長さとしている(周期T3=2T2+調整時間)。
図9(B)の例では、時間t30〜時間t31の周期と、時間t31〜時間t32の周期と、時間t33〜時間t34の周期とにおいて、サーバ20Aは、エラーDB108からエラー情報181を読み出して、これらの周期においてエラー発生回数としてカウント値「2」を出力している(ステップS603[t31]、603[t32]、603[t34])。また、時間t30〜時間t31の周期のひとつ前の期間においても監視対象機器からエラーが出力され続けており、サーバ20Aがエラー発生回数としてカウント値「2」を出力している(ステップS603[t30])。ここで、第2の周期T3は、監視対象機器がエラーを出力する周期T2の整数倍の長さに、調整時間を付加したものである。そのため、時間t32〜時間t33の周期において、監視対象機器が3回のエラー出力を行っており、サーバ20Aは、エラー発生回数としてカウント値「3」を出力する(ステップS603[t33])。この周期において、サーバ20Aは、前回の周期のカウント値「2」を上回るカウント値「3」を出力している(なおステップS607の判定処理において、閾値を閾値「2」とし、カウント値「3」が閾値「2」を上回っているとする)ため、この周期についてエラーの通知をすると決定する(ステップS609[t33])。
<実施の形態2のまとめ>
サーバ20Aは、監視対象機器で頻繁にエラーが発生する場合において、ユーザに毎回エラーが通知されることを避けたいときに、通信装置300へのエラーの通知の頻度を適切なものとすることができ、ユーザの利便性を高めることができる。
また、サーバ20Aは、監視対象機器がエラーを出力し続ける場合においても、図9(B)に示すように通信装置300へのエラー発生の通知を行うため、監視対象機器がエラーを出力し続けたとしても、その全てを通信装置300へ通知せず、適切な頻度で通信装置300へエラーを通知することができる。
また、サーバ20Aは、監視対象機器がエラーを出力し続ける場合等において、通信装置300へエラーを通知する第3の周期の長さの指定を受け付けて、サーバ20AがエラーDB108からエラーを確認する周期を決定することができる。そのため、サーバ20Aから通信装置300へエラーが通知される頻度を、ユーザが指定する周期とすることができ、ユーザの利便性が高まる。
また、エラーの発生が定期的でない場合においても、実施の形態2で説明した処理をサーバ20Aが行うことにより、エラーの通知の頻度を抑制し、通知の頻度を適切なものとすることができる。
また、サーバ20Aは、図9で説明した周期T3(定期確認周期)の2倍の長さの期間のエラー発生状況を記録しておくことにより、さらに長期間の周期でサーバ20Aから通信装置300へのエラーの通知の制御を行うことができる。例えば、サーバ20Aは、周期T3の2倍の長さの期間として約12時間の過去のエラー発生状況を記録しておくことにより、長期間の周期として約45日の周期で通信装置300へのエラーの通知を行うことができる。すなわち、定期確認周期の2倍の長さの期間においてエラーが発生していない場合は、サーバ100は、エラー情報として何も記録しておく必要がない。
<実施の形態3>
上記の実施形態で説明した例の他にも、サーバは、監視対象機器で発生するエラーのうち、通信装置300へ通知する対象となるエラーコードと対応付けて、確認周期情報162をメモリに格納することとしてもよい。制御部107は、エラーコードそれぞれと対応付けられている確認周期情報162の周期に従って、エラーDB108からエラー情報181を読み出して、エラーの発生度合を出力することとしてもよい(ステップS601、S603)。
上記の実施形態の例では、サーバが図6に示す処理を行うものとして説明しているが、その他の機器によって図6に示すエラーの通知制御の処理が行われてもよい。例えば、HEMSコントローラ700が通信装置300へのエラーの通知制御の処理を行うこととしてもよい。
本発明の通知制御システムは、プロセッサと、その上で実行されるプログラムにより実現される。本発明を実現するプログラムは、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信等により提供される。
(1) 以上のように、エラーの発生を通信装置300へ通知するための通知制御システム1について説明した。通知制御システムは、監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を受信するための受信手段と、通知制御システムの動作を制御するための制御手段とを含む。制御手段は、受信するエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間におけるエラーの発生度合を出力する出力部と、出力される各期間のエラーの発生度合を比較することにより、エラーの発生が増加傾向にある期間についてはエラーの発生を通信装置へ通知し、エラーの発生が増加傾向にない期間については通信装置へのエラーの通知を抑止する通知制御部とを含む。
(2) 出力部がエラーの発生度合を出力することは、受信するエラー情報に基づいてエラーの発生回数を一定期間ごとにカウントし、カウント値に基づきエラーの発生度合を出力することを含み、通知制御部が通信装置へ通知することは、各期間のカウント値を比較して、過去の期間のカウント値より増加している期間について、エラーを通信装置へ通知することを含み、過去の期間のカウント値と比較して増加していない期間についてはエラーの通信装置への通知を抑止することを含む。
(3) 出力部がエラーの発生度合を出力することは、受信するエラー情報に基づいてエラーの発生回数を一定期間ごとにカウントし、カウント値に基づきエラーの発生度合を出力することを含み、通知制御部が通信装置へ通知することは、各期間のカウント値を比較して、過去の期間のカウント値より増加している期間であって、カウント値が閾値を超えている期間について、エラーを通信装置へ通知することを含み、過去の期間のカウント値と比較して増加していない期間、および、カウント値が閾値を超えていない期間について、エラーの通信装置への通知を抑止することを含む。
(4) エラー情報は、監視対象機器でエラーが発生した時を示す情報を含み、
通知制御システムは、さらに、
受信するエラー情報に含まれる、エラーが発生した時の履歴を示す履歴情報を記憶するための記憶手段を含み、
出力部がエラーの発生度合を出力することは、出力部が一定期間ごとに記憶部を参照し、記憶部に記憶される履歴情報に基づいて、エラーの発生度合を出力することを含む。
(5) 出力部がエラー発生度合を出力する一定期間の長さは、監視対象機器でエラーが発生している場合に出力されるエラー情報の出力周期の、2以上の整数倍である。
(6) 監視対象機器は、エラーが発生している場合に、第1の周期に従って通知制御システムへエラー情報を送信するものであり、出力部がエラーの発生度合を出力することは、第1の周期の整数倍の長さの時間に、第1の周期より短い長さの調整時間を付加した期間である第2の周期に従って、エラーの発生回数をカウントし、カウント値に基づきエラーの発生度合を出力することを含む。
(7) 通知制御システムは、さらに、通信装置へエラーの発生を通知する周期である第3の周期の指定を受け付けるための受付手段を含み、出力部は、指定を受け付けた第3の周期の長さと、第1の周期の長さとに応じて第2の周期の長さを決定し、決定した第2の周期に従ってエラーの発生度合を出力する。
(8) 通知制御システムは、監視対象機器で発生するエラーのうち、通知制御の対象となるエラーの識別情報と、エラーの発生度合を出力する周期とを対応付けて格納するための格納手段を含み、出力部がエラーの発生度合を出力することは、識別情報に基づいて、受信手段で受信するエラー情報のうち、通知制御の対象となるエラーについて、当該エラーと対応付けられている周期に従ってエラーの発生度合を出力することを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通知制御システム、20A サーバ、100 サーバ、102 通信部、105 入出力I/F、106 記憶部、107 制御部、108 エラーDB、161 監視対象機器情報、162 確認周期情報、163 エラーコード情報、164 エラーカウント値履歴情報、165 エラー通知周期情報、166 調整時間情報、181 エラー情報、300 通信装置、400 無線基地局、500 MME、600 ブロードバンドルータ、700 HEMSコントローラ、800 家電機器、810 太陽電池モジュール、820 パワーコンディショナ、830 蓄電池、840 給湯器、850 分電盤、860 マルチエネルギーモニタ、870 多回路CTセンサ、880 タップ、890 流量データ送信機、900 インターネット。

Claims (6)

  1. エラーの発生を通信装置へ通知するための通知制御システムであって、
    監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を受信するための受信手段と、
    前記通知制御システムの動作を制御するための制御手段と、
    予め定められた閾値を記憶した記憶手段と、を含み、
    前記制御手段は、
    前記受信するエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間における前記エラーの発生度合を出力する出力部と、
    前記出力される各期間の前記エラーの発生度合を比較することにより、前記エラーの発生が増加傾向にある期間については前記エラーの発生を前記通信装置へ通知し、前記エラーの発生が増加傾向にない期間については前記通信装置への前記エラーの通知を抑止する通知制御部とを含み、
    前記出力部が前記エラーの発生度合を出力することは、前記受信する前記エラー情報に基づいて前記エラーの発生回数を前記一定期間ごとにカウントし、カウント値に基づき前記エラーの発生度合を出力することを含み、
    前記通知制御部は、
    各期間のカウント値を比較して、過去の期間のカウント値より増加している期間であって、かつ前記カウント値が前記閾値を超えている期間について、前記エラーを前記通信装置へ通知し、
    過去の期間のカウント値と比較して増加していない期間と、前記カウント値が前記閾値を超えていない期間とについては前記エラーの前記通信装置への通知を抑止する、通知制御システム。
  2. エラーの発生を通信装置へ通知するための通知制御システムであって、
    監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を受信するための受信手段と、
    前記通知制御システムの動作を制御するための制御手段とを含み、
    前記制御手段は、
    前記受信するエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間における前記エラーの発生度合を出力する出力部と、
    前記出力される各期間の前記エラーの発生度合を比較することにより、前記エラーの発生が増加傾向にある期間については前記エラーの発生を前記通信装置へ通知し、前記エラーの発生が増加傾向にない期間については前記通信装置への前記エラーの通知を抑止する通知制御部とを含み、
    前記監視対象機器は、前記エラーが発生している場合に、第1の周期に従って前記通知制御システムへ前記エラー情報を送信するものであり、
    前記出力部が前記エラーの発生度合を出力することは、前記第1の周期の整数倍の長さの時間に、前記第1の周期より短い長さの調整時間を付加した期間である第2の周期に従って、前記エラーの発生回数をカウントし、カウント値に基づき前記エラーの発生度合を出力することを含む、通知制御システム。
  3. 監視対象機器と通信接続して前記監視対象機器とデータを送受信するコントローラと、前記コントローラとネットワークを介して接続する通信装置とを含む通知制御システムにおける前記コントローラであって、
    前記監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を前記監視対象機器から受信する受信手段と、
    前記コントローラの動作を制御する制御手段と、
    予め定められた閾値を記憶した記憶手段と、を含み、
    前記制御手段は、
    前記受信するエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間における前記エラーの発生度合を出力する出力部と、
    前記出力される各期間の前記エラーの発生度合を比較することにより、前記エラーの発生が増加傾向にある期間については前記エラーの発生を前記通信装置へ通知し、前記エラーの発生が増加傾向にない期間については前記通信装置への前記エラーの通知を抑止する通知制御部とを含み、
    前記出力部が前記エラーの発生度合を出力することは、前記受信する前記エラー情報に基づいて前記エラーの発生回数を前記一定期間ごとにカウントし、カウント値に基づき前記エラーの発生度合を出力することを含み、
    前記通知制御部は、
    各期間のカウント値を比較して、過去の期間のカウント値より増加している期間であって、かつ前記カウント値が前記閾値を超えている期間について、前記エラーを前記通信装置へ通知し、
    過去の期間のカウント値と比較して増加していない期間と、前記カウント値が前記閾値を超えていない期間とについては前記エラーの前記通信装置への通知を抑止する、コントローラ。
  4. 監視対象機器と通信接続して前記監視対象機器とデータを送受信するコントローラと、前記コントローラとネットワークを介して接続する通信装置とを含む通知制御システムにおける前記コントローラであって、
    前記監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を前記監視対象機器から受信する受信手段と、
    前記コントローラの動作を制御する制御手段とを含み、
    前記制御手段は、
    前記受信するエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間における前記エラーの発生度合を出力する出力部と、
    前記出力される各期間の前記エラーの発生度合を比較することにより、前記エラーの発生が増加傾向にある期間については前記エラーの発生を前記通信装置へ通知し、前記エラーの発生が増加傾向にない期間については前記通信装置への前記エラーの通知を抑止する通知制御部とを含み、
    前記監視対象機器は、前記エラーが発生している場合に、第1の周期に従って前記コントローラへ前記エラー情報を送信するものであり、
    前記出力部が前記エラーの発生度合を出力することは、前記第1の周期の整数倍の長さの時間に、前記第1の周期より短い長さの調整時間を付加した期間である第2の周期に従って、前記エラーの発生回数をカウントし、カウント値に基づき前記エラーの発生度合を出力することを含む、コントローラ。
  5. 監視対象機器のエラーの発生を、ネットワークを介して通信装置へ通知するための方法であって、
    制御手段が、監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を受信して、受信したエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間における前記エラーの発生度合を出力するステップと、
    制御手段が、前記出力される各期間の前記エラーの発生度合を比較することにより、前記エラーの発生が増加傾向にある期間については前記エラーの発生を前記通信装置へ通知するステップと、
    制御手段が、前記出力される各期間の前記エラーの発生度合を比較することにより、前記エラーの発生が増加傾向にない期間については前記通信装置への前記エラーの通知を抑止するステップとを含み、
    前記エラーの発生度合を出力するステップは、前記受信する前記エラー情報に基づいて前記エラーの発生回数を前記一定期間ごとにカウントし、カウント値に基づき前記エラーの発生度合を出力することを含み、
    前記エラーの発生を通知するステップは、各期間のカウント値を比較して、過去の期間のカウント値より増加している期間であって、かつ前記カウント値が予め定められた閾値を超えている期間について、前記エラーを前記通信装置へ通知することを含み、
    前記エラーの通知を抑止するステップは、過去の期間のカウント値と比較して増加していない期間と、前記カウント値が前記閾値を超えていない期間とについては前記エラーの前記通信装置への通知を抑止することを含む、方法。
  6. 監視対象機器のエラーの発生を、ネットワークを介して通信装置へ通知するための方法であって、
    制御手段が、監視対象機器でエラーが発生したことを示すエラー情報を受信して、受信したエラー情報に基づいて、一定期間ごとに、各期間における前記エラーの発生度合を出力するステップと、
    前記制御手段が、前記出力される各期間の前記エラーの発生度合を比較することにより、前記エラーの発生が増加傾向にある期間については前記エラーの発生を前記通信装置へ通知し、前記エラーの発生が増加傾向にない期間については前記通信装置への前記エラーの通知を抑止するステップとを含み、
    前記監視対象機器は、前記エラーが発生している場合に、第1の周期に従って前記制御手段へ前記エラー情報を送信するものであり、
    前記エラーの発生度合を出力するステップは、前記第1の周期の整数倍の長さの時間に、前記第1の周期より短い長さの調整時間を付加した期間である第2の周期に従って、前記エラーの発生回数をカウントし、カウント値に基づき前記エラーの発生度合を出力することを含む、方法。
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