JP2011244381A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異常等の発生が上昇傾向にある場合などにも、その警告等の報告が適切に行えるようにする。
【解決手段】所定情報を記録する複数の電子機器と通信回線を介して接続される情報処理装置であって、前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得手段と、閾値を基準に、情報取得手段により取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析手段と、解析手段による解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告手段と、解析手段による解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、各電子機器の所定情報の各々に適用する閾値を変更し再設定する閾値再設定手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラムに関する。
従来より、発生したエラーに関する情報やセキュリティに関する情報などの情報がログとして記録される装置がある。例えば、特許文献1には、端末装置から指定された画像形成装置の総合点検後の情報を一定期間定期的に取得して蓄積し、蓄積した時系列データを一定期間ごとに解析して指定された画像形成装置に異常があるか否か診断し、異常があると診断された場合に、画像形成装置の保守または修理を受け持つサービス拠点の端末装置に当該画像形成装置の保守または修理の要請情報と共に該当する画像形成装置の保守または修理に必要な情報を送信する管理装置が開示されている。
特許文献1に開示の管理装置などの、管理対象の装置の異常等を診断・管理する装置では、一般的に、異常等があるか否かの判断を、診断の基となるデータが所定の閾値に対して上回るかまたはその逆であるかで行っていることが多い。
従って、従来の装置では、異常の発生が上昇傾向にあっても、診断の基となるデータが所定の閾値を、例えば超えなければ、異常と判定できない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異常等の発生が上昇傾向にある場合などにも、その警告等の報告が適切に行える情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、所定情報を記録する複数の電子機器と通信回線を介して接続される情報処理装置であって、前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得手段と、閾値を基準に、前記情報取得手段により取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析手段と、前記解析手段による解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告手段と、前記解析手段による解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の情報処理システムは、所定情報を記録する複数の電子機器、および、通信回線を介して前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得手段と、閾値を基準に、前記情報取得手段により取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析手段と、前記解析手段による解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告手段と、前記解析手段による解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定手段とを有する情報処理装置を具備することを特徴とする。
また、本発明の情報処理方法は、所定情報を記録する複数の電子機器と通信回線を介して接続される情報処理装置において実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置の情報取得手段が、前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得ステップと、前記情報処理装置の解析手段が、閾値を基準に、前記情報取得ステップにおいて取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析ステップと、前記情報処理装置の報告手段が、前記解析ステップにおける解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告ステップと、前記情報処理装置の閾値再設定手段が、前記解析ステップにおける解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、所定情報を記録する複数の電子機器と通信回線を介して接続される情報処理装置を、前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得手段と、閾値を基準に、前記情報取得手段により取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析手段と、前記解析手段による解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告手段と、前記解析手段による解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定手段として機能させるプログラムである。
本発明によれば、複数の電子機器から取得される所定情報の解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように解析に用いる閾値を変更し再設定するので、検出内容の変動にも応じた警告等の報告を自動的に行うことができる。その結果、管理者は各電子機器を適切に管理することができるようになる。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施の形態であるログ解析サーバを含むログ解析システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、ログ解析サーバの概略構成を示すブロック図である。 図3は、管理対象のサーバの概略構成を示すブロック図である。 図4は、ログ解析システムにおけるログ解析サーバと管理対象のサーバの動作を説明するためのフローチャートである。 図5は、ログ解析サーバにおいて実行される閾値再設定処理を説明するためのフローチャートである。 図6は、閾値を固定した場合の閾値と検出数の関係を時系列に示すグラフである。 図7は、閾値再設定処理を行った場合の閾値と検出数の関係を時系列に示すグラフである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる一実施の形態であるログ解析サーバおよびこのログ解析サーバおよび管理対象の複数のサーバを含んで構成されるログ解析システムについて詳細に説明する。
(ログ解析システム)
はじめに、本発明にかかる一実施の形態であるログ解析サーバを含むログ解析システムの全体構成について説明する。図1は、本発明にかかる一実施の形態であるログ解析サーバおよび管理対象の複数のサーバを含むログ解析システムの全体構成を示すブロック図である。
同図に示すようにログ解析サーバ100は、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット等の通信回線網を介して、管理対象の複数のサーバ(サーバ1,サーバ2,…サーバn(nは2以上の整数)200に接続される。各サーバ200は、セキュリティに関する情報や各種エラー・異常に関する情報やこれらの情報を含む情報など管理対象となる所定の情報を記録しており、ログ解析サーバ100は、各サーバ200から記録されているログファイルを取得する。そして、各ログファイルの解析を行い(詳細は後述)、この解析結果に応じて警告等のレポートを生成し、生成したレポートを管理者等の所定の宛先へ送信する。なお、このレポートの報告は、ログ解析サーバ100において表示することにより行ってもよく、報告の方法は任意である。本実施形態では、遠隔地にいる管理者に対し、電子メール等により管理者のE−mailアドレス宛にレポートを送信することにより報告を行う。
なお、ログ解析サーバ100およびサーバ200としては、一般に普及しているサーバ・コンピュータや同等の機能を有する情報処理装置を用いることができる。また、本実施の形態では、ログ解析サーバ100が管理対象とする電子機器をサーバ200などの情報処理装置として説明するが、これに限るものではない。ログ解析サーバ100の管理対象となる電子機器は、セキュリティに関する情報や各種エラー・異常に関する情報やこれらの情報を含む情報など管理対象となる所定の情報を記録でき、この情報を通信回線網を介してログ解析サーバ100に提供できる電子機器であればよく、この電子機器は、他の電子機器の状態を管理する装置であってもよい。また、このような電子機器やこの電子機器により状態が管理される装置は、例えば、ネットワーク接続可能な画像処理装置やMFP(Multi Function Printer)などの画像形成装置等であってもよい。
(ログ解析サーバ100)
次に、ログ解析サーバ100の概略構成について、図2を用いて説明する。図2は、ログ解析サーバ100の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、ログ解析サーバ100は、インストールされたプログラムに従って所定の処理を実行する処理部110と、情報が記録される各種ファイルやプログラムを記憶する記憶部120と、通信回線網を介して上記各サーバ(サーバ1,サーバ2,…,サーバn)200と通信するためのインターフェースである通信部130とを備えている。
処理部110は、通信部130および通信回線網を介して複数のサーバ200からログファイルを取得するログ取得部111と、取得したログファイルの解析(詳細は後述)をするログ解析部112と、ログ解析部112による解析により必要とされる警告等のレポートを生成し、生成したレポートを所定の宛先へ送信する制御をするレポート生成・送信部113と、ログ解析部112が解析のために使用する閾値の再設定(詳細は後述)を行う閾値再設定部114とを備えている。
記憶部120または処理部110に備わるROM(図示せず)には、上記各部の機能を実現するプログラムが格納されており、そのプログラムを、処理部110に備わるメインメモリのRAMにロードし、処理部110に備わるCPU(いずれも図示せず)が実行することにより、上記各部の機能が達成される。
記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)、SDD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置からなり、符号121で示す管理ファイル群(管理ファイル1,管理ファイル2,…,管理ファイルn)や、符号122で示す各サーバ200から取得したログファイル群(ログファイル1,ログファイル2,…,ログファイルn)等を記憶する。
同図に示す例では、管理ファイル1には、ログファイル名、ログ種別、初期閾値等が記録されており、管理ファイル2には、ログファイル名、管理者E−mailアドレス等が記録されており、管理ファイル3には、ログ種別、キーワード・コード(後述)等が記録されている。これらの管理ファイル1,2,3は、管理者により事前に設定される。なお、管理ファイル1のログファイル名、ログ種別および初期閾値は関連付けられ記録されている。管理ファイル2のログファイル名および管理者E−mailアドレス、管理ファイル3のログ種別およびキーワード・コードも同様である。また、図2に示した例は一例にすぎず、どの管理ファイルにどの情報を記録するかは任意である。
(サーバ200)
次に、サーバ200の概略構成について図3を用いて説明する。図3は、サーバ200の概略構成を示すブロック図である。なお、図3では、サーバnを例示している。
サーバn 200は、インストールされたプログラムに従って所定の処理を実行する処理部210と、情報が記録される各種ファイルやプログラムを記憶する記憶部220と、通信回線網を介して上記ログ解析サーバ100と通信するためのインターフェースである通信部230とを備えている。
処理部210は、セキュリティに関する情報や各種エラー・異常に関する情報やこれらの情報を含む情報など管理対象となる所定の情報を記録したログファイルを記憶部220に記憶させるログ記録部211と、このログファイルを通信部230および通信回線網を介してログ解析サーバ100に転送する転送部212とを備えている。なお、転送部212による、ログファイルの転送は、ログ解析サーバ100のログ取得部111からの取得要求に応じてログ解析サーバ100へ転送するようにしてもよいし、所定の条件の下で(例えば、1日おきなど一定の時間間隔で、あるいは所定の時刻等に)転送するようにしてもよい。
記憶部220または処理部210に備わるROM(図示せず)には、上記各部の機能を実現するプログラムが格納されており、そのプログラムを、処理部210に備わるメインメモリのRAMにロードし、処理部210に備わるCPU(いずれも図示せず)が実行することにより、上記各部の機能が達成される。
記憶部220は、HDD(Hard Disk Drive)、SDD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置からなり、管理対象の情報が記録されるログファイル(図3ではログファイルn 221)等を記憶する。
(ログ解析システムの動作)
続いて、ログ解析システムにおけるログ解析サーバ100と管理対象のサーバ200の動作について、図4および図5を用いて説明する。図4は、ログ解析システムにおけるログ解析サーバ100と管理対象のサーバ200の動作を説明するためのフローチャートであり、図5は、ログ解析サーバ100において実行される閾値再設定処理を説明するためのフローチャートである。なお、図4における管理対象のサーバの動作は、複数のサーバ200の各々において実行される。
はじめに、ログ解析サーバ100側と管理対象のサーバ200側のそれぞれにおいて、管理者により事前設定がなされる(ステップS411,S421)。この事前設定として、ログ解析サーバ100側では、管理ファイル1,2,3の設定がなされる。図2を用いて前述した例では、管理ファイル1には、管理対象の各サーバ200において記録されるログファイル221のログファイル名およびそのログ種別と、初期閾値等が設定され、管理ファイル2には、ログファイル名とレポートの送信先となる管理者のE−mailアドレス等が設定され、管理ファイル3には、ログ種別と、このログ種別に対応する検索対象情報としてのキーワード・コード(例えば、異常を示すキーワードやコード)等が設定される。一方、管理対象の各サーバ200側では、FTP(File Transfer Protocol)、syslogなどを利用したログ解析サーバ100へのファイル転送のための設定等がなされる。
その後、管理対象の各サーバ200では、ログ記録部211により、セキュリティに関する情報や各種エラー・異常に関する情報やこれらの情報を含む情報など管理対象となる所定の情報をログファイル221に随時記録していく(ステップS422)。
そして、各サーバ200の転送部212は、ログ解析サーバ100のログ取得部111からの取得要求に応じて、または、所定の条件の下で(例えば、一定の時間間隔で、あるいは所定の時刻等に)、ログファイル221を、ログ解析サーバ100へ転送する(ステップS423)。
ログ解析サーバ100のログ取得部111は、各サーバ200から転送されてきたログファイル(ログファイル1,ログファイル2,…,ログファイルn)を取得する(ステップS412)。
次いで、ログ解析サーバ100のログ解析部112は、各管理ファイルを読み込み、ログファイル名、ログ種別、初期閾値、管理者E−mailアドレス、キーワード・コードなど解析の際必要な情報を取得する(ステップS413)。
次いで、ログ解析サーバ100のログ解析部112は、各サーバ200から取得したログファイル群122に対し、各ログファイル内の検索対象情報の検索を行う(ステップS414)。具体的には、各ログファイルについて、これから検索するログファイルのログ種別に対応する検索対象情報となるキーワード・コードを検索し、その数をカウントする。
次いで、ログ解析サーバ100のログ解析部112は、上記ステップS414で検索されたキーワード・コードの検出数を記録する(ステップS415)。
次いで、ログ解析サーバ100のログ解析部112は、上記検出数と閾値を比較する(ステップS416)。初回に使用する閾値は、管理ファイル1に設定されている初期閾値である。なお、この閾値は、後述するように再設定されることになる。
次いで、ステップS416での比較の結果、上記検出数が閾値以上である場合、ログ解析サーバ100のレポート生成・送信部113は、該当する管理対象のサーバ200について警告等のレポートを生成し、生成したレポートを管理者等の所定の宛先へ(本例では、管理ファイル2に設定されている管理者E−mailアドレス宛へ)送信する(ステップS417)。そして、処理は、ステップS418へ移行する。一方、ステップS416での比較の結果、上記検出数が閾値未満である場合も、ステップS418へ移行する。
ステップS418では、ログ解析サーバ100のログ解析部112が、未解析のログファイルがあるか判定し、有る場合はステップS413に戻り、未解析のログファイルについて、上記ステップS413以降の処理を実行する。一方、未解析のログファイルが無い場合、ステップS419へ移行する。
ステップS419では、ログ解析サーバ100の閾値再設定部114が、下記の閾値再設定処理を実行する。
なお、ログ解析サーバ100におけるステップS412〜S419の処理は、例えば、定期的に行われる。
(閾値再設定処理)
ここで、ログ解析サーバ100の閾値再設定部114による閾値再設定処理の詳細について、図5を用いて説明する。図5は、ログ解析サーバ100における閾値再設定処理を説明するためのフローチャートである。
はじめに、上記ステップS415で記録されているログファイル群(ログファイル1,ログファイル2,…ログファイルn)122についてのキーワード・コードの検出数をチェックする(ステップS501)。
次いで、上記検出数が閾値変更条件を満たすか否か判断する(ステップS502)。閾値変更条件を満たす場合(同ステップでOK)、次のステップS503へ移行する。一方、閾値変更条件を満たさない場合(同ステップでNG)、本閾値再設定処理を終了する。なお、閾値変更条件は任意に設定されるが、例えば、あるログファイルについての前回の検出数に対し今回の検出数が変化しているか否かを閾値変更条件とすることができる。
ステップS503では、あるログファイルに対する新閾値を算出する。本実施形態では、一定期間(m日;mは2以上の整数)における前述の検出数の加重移動平均(下記)を算出し、この加重移動平均に初期閾値に加算した値を新閾値として算出する。
加重移動平均={c1×n+c2×(n−1)+c3×(n−2)+c4×(n−3)+c5×(n−4)+…+cn×n}÷(1+2+3+4+5+…+n)
ただし、cnはn−1日前の検出数、c1は当日の検出数であり、当日を1とし、当日を含むn日間を対象として計算する。上式で示されるように、加重移動平均は、当日の直近ほど重要度(重み付け)を大きくし、一定期間(n日)を対象として検出数を平均した値となる。
次に、ステップS503で算出した新閾値を、図4を用いて前述したステップS416の比較で用いる閾値として設定する(ステップS504)。
次いで、再設定した閾値を管理者に報告するためのレポートを生成し、管理者E−mailアドレス宛にレポートを送信する(ステップS505)。
以上、ログ解析システムにおけるログ解析サーバ100と管理対象のサーバ200の動作、および、ログ解析サーバ100において実行される閾値再設定処理の詳細について説明した。
ここで、ある管理対象のサーバ200で発生したエラーの検出数の相違を、閾値を固定した場合と、本実施形態における閾値再設定処理を行った場合とで比較する。図6は、閾値を固定した場合の閾値と検出数の関係を時系列に示すグラフであり、図7は、閾値再設定処理を行った場合の閾値と検出数の関係を時系列に示すグラフである。なお、縦軸は検出数を示し、横軸は日付を示し、グラフは検出数の変化を時系列で表わしている。また、いずれも1日おきにログファイルの解析を行った結果である。
閾値を固定した場合、図6に示すように、当然のごとく検出数が閾値を超えた場合にしか異常を検出できない。一方、本実施形態の加重移動平均を用いた閾値再設定処理により閾値を自動的に増減させると、エラー数の上昇に転じた際の動きも捉えることができ、このような場合も異常として検出することができる。
以上説明したように、本実施形態では、ログ解析サーバ100において、管理対象の複数のサーバ200から取得したログファイルから検索対象情報としてのキーワード・コード等を検出し、その検出数に応じて自動的に警告等のレポートを生成し管理者に送信する。また、上記検出では、初回の検出の後は、加重移動平均を用いた閾値再設定処理によって再設定した閾値を用いるので、従来のように固定の閾値で異常を検出する場合よりも、異常である可能性がある、エラー数(検出数)が上昇に転じた場合も検出することができ、管理者は、管理対象の電子機器である複数のサーバ200の異常等を早期に認知しそれに対処することができる。
(その他の実施形態)
本実施形態のログ解析サーバ100で実行され、ログ取得部111、ログ解析部112、レポート生成・送信部113、および閾値再設定部114を実現させるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
または、上記プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供または配布するように構成しても良い。
100 ログ解析サーバ
110 処理部
111 ログ取得部
112 ログ解析部
113 レポート生成・送信部
114 閾値再設定部
120 記憶部
121 管理ファイル群
122 ログファイル群
130 通信部
200 サーバ
210 処理部
211 ログ記録部
212 転送部
220 記憶部
221 ログファイル
230 通信部
特許第3831143号公報

Claims (9)

  1. 所定情報を記録する複数の電子機器と通信回線を介して接続される情報処理装置であって、
    前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得手段と、
    閾値を基準に、前記情報取得手段により取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析手段と、
    前記解析手段による解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告手段と、
    前記解析手段による解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記報告手段は、前記報告を、生成した報告情報を所定の宛先に送信することにより行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記解析手段は、前記解析の際、前記各電子機器の所定情報に含まれた検索対象情報を検索し、当該検索対象情報の検出数と前記閾値とを比較することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記解析手段による前記比較の結果検出数が閾値を超えるか閾値以上である場合に、報告が必要と判定されることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記閾値再設定手段は、前記解析手段による解析の際適用された閾値を、所定回数にわたり前記解析手段による解析により得られた検出数の加重移動平均を初期閾値に加えた値に変更することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定情報は、各電子機器において生じた異常に関する情報を含む情報であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 所定情報を記録する複数の電子機器、および、
    通信回線を介して前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得手段と、
    閾値を基準に、前記情報取得手段により取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析手段と、
    前記解析手段による解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告手段と、
    前記解析手段による解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定手段と
    を有する情報処理装置を具備することを特徴とする情報処理システム。
  8. 所定情報を記録する複数の電子機器と通信回線を介して接続される情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の情報取得手段が、前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報処理装置の解析手段が、閾値を基準に、前記情報取得ステップにおいて取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析ステップと、
    前記情報処理装置の報告手段が、前記解析ステップにおける解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告ステップと、
    前記情報処理装置の閾値再設定手段が、前記解析ステップにおける解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 所定情報を記録する複数の電子機器と通信回線を介して接続される情報処理装置を、
    前記複数の電子機器から、前記複数の電子機器にて記録された所定情報を取得する情報取得手段と、
    閾値を基準に、前記情報取得手段により取得した各電子機器の所定情報に含まれる検索対象情報に関して解析を行う解析手段と、
    前記解析手段による解析の結果、その報告が必要と判定される場合に、報告情報を生成し報告する報告手段と、
    前記解析手段による解析の結果得られる検索対象情報に関する検出内容の変動を反映するように、前記各電子機器の所定情報の各々に適用する前記閾値を変更し再設定する閾値再設定手段と
    して機能させるプログラム。
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