JP6364193B2 - 焦点位置調整方法および検査方法 - Google Patents
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Description
前記第1の光源からの光を、前記照明光学系に配置された第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記第1の光源からの光を、前記結像光学系に配置された第2のセンサに集光し、前記照明光学系の瞳の光強度分布を観察する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記第1の光源からの光を分岐して、前記結像光学系に配置された2つのスリットに導き、一方のスリットを透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、他方のスリットを透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサとによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記照明光学系の焦点位置を調整する工程と、
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重なる場合、または、該回折光が前記結像光学系に配置された2つのスリットのいずれをも透過しないと判断された場合には、前記第1の光源からの光を、該2つのスリットの一方を透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、他方を透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサにそれぞれ入射させて焦点位置を調整し、
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重ならずに前記結像光学系に配置された2つのスリットを透過すると判断された場合には、前記第2の光源からの光を前記第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明し、前記試料で反射した光を、該2つのスリットの一方を透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、他方を透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサにそれぞれ入射させて前記照明光学系の焦点位置を調整する工程とを有することを特徴とするものである。
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重なる場合、または、該回折光が前記結像光学系に配置された2つのスリットのいずれをも透過しないと判断された場合には、前記光分離手段によって分離された前記第1の光源からの光を、該2つのスリットを構成する第2のスリットと第3のスリットに導いて、前記第2のスリットを透過した光を検出する第1の焦点位置調整用センサおよび前記第3のスリットを透過した光を検出する第2の焦点位置調整用センサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整し、
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重ならずに前記結像光学系に配置された2つのスリットを透過すると判断された場合には、前記光分離手段によって分離された前記第2の光源からの光を、該2つのスリットを構成する第4のスリットと第5のスリットに導いて、前記第4のスリットを透過した光を検出する第3の焦点位置調整用センサおよび前記第5のスリットを透過した光を検出する第4の焦点位置調整用センサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整することが好ましい。
前記光源からの光を第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記光源からの光を分岐して、前記結像光学系に配置された第2のセンサに集光し、前記照明光学系の瞳の光強度分布を観察する工程と、
前記光強度分布からX方向に回折光が発生していると判断された場合は、前記分岐された光をさらに少なくとも2つに分岐し、分岐された光の1つを開口部の長手方向がX方向にある第2のスリットと第3のスリットに導いて、これらのスリットをそれぞれ透過した光を検出する第3のセンサおよび第4のセンサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整し、
前記光強度分布からY方向に回折光が発生していると判断された場合は、前記少なくとも2つに分岐された他の光の1つを開口部の長手方向がY方向にある第4のスリットと第5のスリットに導いて、これらのスリットをそれぞれ透過した光を検出する第5のセンサおよび第6のセンサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整することを特徴とするものである。
前記焦点位置が前記試料の前記パターンが形成された面にあるよう前記試料の位置を調整する工程と、
前記試料で反射した光を前記対物レンズを介して前記第1のセンサに結像し、この像を用いて前記試料に形成されたパターンの欠陥検査を行うことを特徴とする検査方法に関する。
図4を用いて、本実施の形態による焦点位置調整方法を説明する。
したがって、例えばNA=0.75とすると、θ=±48.59度になる。
一方、ライン・アンド・スペースパターンのように、方向性のある繰り返しパターンでは、式(2)の関係が成立するときの角度θで1次光が回折する。
式(2)で、λは波長を表す。また、Pは、繰り返しの周期であって、(L/S)の2倍の値に相当する。図3の例では、光源からの光の波長λが200nmであり、(L/S)が133nmであるので、式(3)の関係が成立する。
式(3)の値0.75は、対物レンズの開口数NAに一致する。したがって、図3の実線で描かれた円、すなわち、瞳の中心にある0次光に対して、+1次光と−1次光は、それぞれ瞳の端まで移動することになる。
式(4)において、γは、ハーフミラー20によって光路が分岐された後の全光量に対するセンサの出力であり、各焦点位置における正規化光量が(α/γ),(β/γ)である。物体の合焦位置からの変位量Zは、この正規化光量の関数として与えられる。関数fは、変位量Zに対する各焦点位置におけるぼけを幾何学的に求め、スリットを透過する割合を計算することによって求めることができる。また、変位量が既知であるテストサンプルを使用した実験によって求めることもできる。
既に述べたように、微細な配線パターンが形成された検査対象物の表面にスリット状の光束が照射されると、正反射光とは異なる方向に回折光が発生する。その結果、結像光学系に配置されたスリットを透過する光には、正反射光と回折光の両方が含まれ得る。このとき、第2のスリットを透過する光の強度分布は、回折光がスリットを透過するところと、スリットによって遮られるところとの境界付近で大きくなる。そして、この強度分布は、焦点位置が合焦位置から僅かでもずれると大きく変化するため、センサの受光面に形成されるスリット像のぼける程度も大きく変化し、対物レンズの焦点位置に対する検査対象物のパターン面の相対位置を高精度に調整することが困難になる。
本実施の形態では、ダイ−トゥ−データベース方式による検査方法を述べる。したがって、検査対象の光学画像と比較される基準画像は、設計パターンデータから生成された参照画像である。但し、本発明は、ダイ−トゥ−ダイ方式による検査方法にも適用可能であり、その場合の基準画像は、検査対象とは異なる光学画像になる。さらに、ナノインプリントリソグラフィ(Nanoimprint Lithography;NIL)におけるテンプレートの検査のように、1つの画像内で注目する画素とその周辺の画素とを比較する方式であってもよい。
まず、実施の形態1で述べたようにして、照明光学系aに設けられた光源からの光を試料9に照射して焦点位置を検出し、検出した位置が合焦位置となるように調整する。
関数fは、予め、変位量Zに対する各焦点位置におけるぼけを幾何学的に求め、スリットを透過する割合を計算することによって求めることができる。また、変位量が既知であるテストサンプルを使用した実験によって求めてもよい。
(1)記憶工程
ダイ−トゥ−データベース比較方式による検査の場合、欠陥判定の基準となるのは、設計パターンデータから生成する参照画像である。検査装置100では、試料9のパターン形成時に用いた設計パターンデータが磁気ディスク装置109に記憶される。
展開工程においては、図9の展開回路111が、磁気ディスク装置109から制御計算機110を通して設計パターンデータを読み出し、読み出された試料9の設計パターンデータを2値ないしは多値のイメージデータ(設計画像データ)に変換する。このイメージデータは参照回路112に送られる。
フィルタ処理工程では、図9の参照回路112によって、図形のイメージデータである設計パターンデータに適切なフィルタ処理が施される。その理由は、次の通りである。
光学画像取得工程で取得されたマスク採取データは、センサ回路106から比較回路108へ送られる。また、参照回路112からは、参照データが比較回路108へ送られる。比較回路108では、マスク採取データと参照データとが、ダイ−トゥ−データベース方式によって比較される。具体的には、撮像されたストライプデータが検査フレーム単位に切り出され、検査フレーム毎に、欠陥判定の基準となるデータと適切な比較判定アルゴリズムを用いて比較される。そして、両者の差が所定の閾値を超える場合に欠陥と判定される。欠陥に関する情報は、マスク検査結果として保存される。例えば、制御計算機110によって、欠陥の座標、欠陥判定の根拠となった光学画像などが磁気ディスク装置109に保存される。
保存されたマスク検査結果は、レビュー装置に送られる。レビュー装置は、検査装置の構成要素の1つであってもよく、また、検査装置の外部装置であってもよい。レビューは、オペレータによって、検出された欠陥が実用上問題となるものであるかどうかを判断する動作である。オペレータは、例えば、欠陥判定の根拠となった基準画像と、欠陥が含まれる光学画像とを見比べて、修正の必要な欠陥であるか否かを判断する。
以下に、本願出願当初の特許請求の範囲に記載の発明を付記する。
[C1]
第1の光源からの光または該光より長波長である第2の光源からの光を対物レンズを介して試料に照明する照明光学系と、前記試料で反射した光を前記対物レンズを介して第1のセンサに結像する結像光学系とを有し、前記第1のセンサに結像した像を用いて、前記試料に形成されたパターンの欠陥検査を行う検査装置における焦点位置調整方法であって、
前記第1の光源からの光を、前記照明光学系に配置された第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記第1の光源からの光を、前記結像光学系に配置された第2のセンサに集光し、前記照明光学系の瞳の光強度分布を観察する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記第1の光源からの光を分岐して、前記結像光学系に配置された2つのスリットに導き、一方のスリットを透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、他方のスリットを透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサとによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記照明光学系の焦点位置を調整する工程と、
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重なる場合、または、該回折光が前記結像光学系に配置された2つのスリットのいずれをも透過しないと判断された場合には、前記第1の光源からの光を、該2つのスリットの一方を透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、他方を透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサにそれぞれ入射させて焦点位置を調整し、
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重ならずに前記結像光学系に配置された2つのスリットを透過すると判断された場合には、前記第2の光源からの光を前記第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明し、前記試料で反射した光を、該2つのスリットの一方を透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、他方を透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサにそれぞれ入射させて前記照明光学系の焦点位置を調整する工程とを有することを特徴とする焦点位置調整方法。
[C2]
前記第1の光源からの光の光路と前記第2の光源からの光の光路とは、前記結像光学系に設けられた光分離手段によって分離され、
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重なる場合、または、該回折光が前記結像光学系に配置された2つのスリットのいずれをも透過しないと判断された場合には、前記光分離手段によって分離された前記第1の光源からの光を、該2つのスリットを構成する第2のスリットと第3のスリットに導いて、前記第2のスリットを透過した光を検出する第1の焦点位置調整用センサおよび前記第3のスリットを透過した光を検出する第2の焦点位置調整用センサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整し、
前記光強度分布から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と重ならずに前記結像光学系に配置された2つのスリットを透過すると判断された場合には、前記光分離手段によって分離された前記第2の光源からの光を、該2つのスリットを構成する第4のスリットと第5のスリットに導いて、前記第4のスリットを透過した光を検出する第3の焦点位置調整用センサおよび前記第5のスリットを透過した光を検出する第4の焦点位置調整用センサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整することを特徴とする[C1]に記載の焦点位置調整方法。
[C3]
前記光分離手段は、ダイクロイックミラーであることを特徴とする[C2]記載の焦点位置調整方法。
[C4]
光源からの光を対物レンズを介して試料に照明する照明光学系と、前記試料で反射した光を前記対物レンズを介して第1のセンサに結像する結像光学系とを有し、前記第1のセンサに結像した像を用いて、前記試料に形成されたパターンの欠陥検査を行う検査装置における焦点位置調整方法であって、
前記光源からの光を第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記光源からの光を分岐して、前記結像光学系に配置された第2のセンサに集光し、前記照明光学系の瞳の光強度分布を観察する工程と、
前記光強度分布からX方向に回折光が発生していると判断された場合は、前記分岐された光をさらに少なくとも2つに分岐し、分岐された光の1つを開口部の長手方向がX方向にある第2のスリットと第3のスリットに導いて、これらのスリットをそれぞれ透過した光を検出する第3のセンサおよび第4のセンサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整し、
前記光強度分布からY方向に回折光が発生していると判断された場合は、前記少なくとも2つに分岐された他の光の1つを開口部の長手方向がY方向にある第4のスリットと第5のスリットに導いて、これらのスリットをそれぞれ透過した光を検出する第5のセンサおよび第6のセンサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整することを特徴とする焦点位置調整方法。
[C5]
前記第1のスリットは、X方向とY方向に直交する2つの開口部が組み合わされた十字形状であることを特徴とする[C4]に記載の焦点位置調整方法。
[C6]
[C1]〜[C5]のいずれか1項に記載の焦点位置調整方法によって焦点位置を調整する工程と、
前記焦点位置が前記試料の前記パターンが形成された面にあるよう前記試料の位置を調整する工程と、
前記試料で反射した光を前記対物レンズを介して前記第1のセンサに結像し、この像を用いて前記試料に形成されたパターンの欠陥検査を行うことを特徴とする検査方法。
b,b’ 結像光学系
1,2,101 光源
4,6,10,11,12,13,14,15,401,601,1001,1101,1201,1301,1401,1501 レンズ
5,21,22,23,24,501,2101,2201,2301,2401 スリット
9,901 試料
3,18 ダイクロイックミラー
7,17,19,20,701,1701,1801,1901,2001 ミラー
8,801 対物レンズ
16,1601 ミラー
25,26,27,28,29,30,2501,2601,2701,2801,2901,3001 センサ
31,3101 ステージ
32,3201 光軸
201,202,203,204 ストライプ
100 検査装置
106 センサ回路
107 位置回路
108 比較回路
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
111 展開回路
112 参照回路
113 オートローダ制御回路
114 ステージ制御回路
115 ネットワークインターフェイス
116 フレキシブルディスク装置
117 液晶ディスプレイ
118 パターンモニタ
119 プリンタ
120 バス
122 レーザ測長システム
125 焦点位置検出回路
130 オートローダ
Claims (9)
- 第1の光源からの光、または、前記第1の光源の光より波長が長い第2の光源からの光を、対物レンズを介して試料に照明する照明光学系と、前記試料で反射した光を、前記対物レンズを介して第1のセンサに結像する結像光学系とを有し、前記第1のセンサに結像した像を用いて、前記試料に形成されたパターンの欠陥検査を行う検査装置における焦点位置調整方法であって、
前記第1の光源からの光を、前記照明光学系に配置された第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記第1の光源からの光を、前記結像光学系に配置された第2のセンサに集光し、前記照明光学系の瞳の光強度分布を観察する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記第1の光源からの光を分岐して、前記結像光学系に配置されたスリットの対に導き、前記スリットの対の一方を透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、前記スリットの対の他方を透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサとによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記照明光学系の焦点位置を調整する工程と、
前記光強度分布の観察から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と殆ど重なって前記スリットの対を透過すると判断された場合、または、該回折光が結像光学系に配置された前記スリットの対のいずれも透過しないと判断された場合には、前記第1の光源からの光を、前記スリットの対の一方を透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、前記スリットの対の他方を透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサにそれぞれ入射させて焦点位置を調整する工程と、
前記光強度分布の観察から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と殆ど重なって前記スリットの対を透過すると判断されず、および、該回折光が結像光学系に配置された前記スリットの対のいずれも透過しないと判断されない場合には、前記第2の光源からの光を前記第1のスリットを透過させた後に前記対物レンズを介して前記試料に照明し、前記試料で反射した光を、前記スリットの対の一方を透過した光を検出する焦点位置調整用センサと、前記スリットの対の他方を透過した光を検出する他の焦点位置調整用センサにそれぞれ入射させて前記照明光学系の焦点位置を調整する工程と、
を有することを特徴とする焦点位置調整方法。 - 前記第1の光源からの光の光路と前記第2の光源からの光の光路とは、前記結像光学系に設けられた光分離手段によって分離され、
前記スリットの対は、第2のスリットと第3のスリットで構成される一対のスリットと、第4のスリットと第5のスリットで構成される一対のスリットとを含み、
前記光強度分布の観察から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と殆ど重なって前記第2のスリットと前記第3のスリットの対を透過すると判断された場合、または、該回折光が結像光学系に配置された前記第2のスリットと前記第3のスリットのいずれをも透過しないと判断された場合には、前記光分離手段によって分離された前記第1の光源からの光を、前記第2のスリットと前記第3のスリットに導いて、前記第2のスリットを透過した光を検出する第1の焦点位置調整用センサおよび前記第3のスリットを透過した光を検出する第2の焦点位置調整用センサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整し、
前記光強度分布の観察から、前記試料で反射した光の回折光が0次光と殆ど重なって前記第4のスリットと前記第5のスリットの対を透過すると判断されない場合、または、該回折光が結像光学系に配置された前記第4のスリットと前記第5のスリットのいずれをも透過しないと判断されない場合には、前記光分離手段によって分離された前記第2の光源からの光を、前記第4のスリットと前記第5のスリットに導いて、前記第4のスリットを透過した光を検出する第3の焦点位置調整用センサおよび前記第5のスリットを透過した光を検出する第4の焦点位置調整用センサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整することを特徴とする請求項1に記載の焦点位置調整方法。 - 前記光分離手段は、ダイクロイックミラーであることを特徴とする請求項2に記載の焦点位置調整方法。
- 前記第1の光源からの光または前記第2の光源からの光に対し、同じスリットの対と、同じ対応する焦点位置調整用センサとが、共通に用いられることを特徴とする請求項1に記載の焦点位置調整方法。
- 前記スリットの対は、第1の光源からの光または前記第2の光源からの光の前記試料による反射光の光路において前記試料の共役位置の前側に位置するスリットと、前記光路において前記試料の共役位置の後側に位置するスリットとを含むことを特徴とする請求項1に記載の焦点位置調整方法。
- 光源からの光を対物レンズを介して試料に照明する照明光学系と、前記試料で反射した光を前記対物レンズを介して第1のセンサに結像する結像光学系とを有し、前記第1のセンサに結像した像を用いて、前記試料に形成されたパターンの欠陥検査を行う検査装置における焦点位置調整方法であって、
前記光源からの光を、少なくともX方向とY方向との両方に長手の長さをもつ形状の開口を有する第1のスリットを透過させた後に、前記対物レンズを介して前記試料に照明する工程と、
前記試料で反射し前記対物レンズを透過した前記光源からの光を分岐して、前記結像光学系に配置された第2のセンサに集光し、前記照明光学系の瞳の位置に結像された前記試料に投影された前記第1のスリットの像の反射光の光強度分布を観察する工程と、
前記光強度分布の観察からX方向に回折光が発生していると判断された場合は、前記分岐された光をさらに少なくとも2つに分岐し、分岐された光の1つを開口部の長手方向がX方向にある第2のスリットと第3のスリットに導いて、これらのスリットをそれぞれ透過した光を検出する第3のセンサおよび第4のセンサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て焦点位置を調整する工程と、
前記光強度分布の観察からY方向に回折光が発生していると判断された場合は、前記少なくとも2つに分岐された他の光の1つを開口部の長手方向がY方向にある第4のスリットと第5のスリットに導いて、これらのスリットをそれぞれ透過した光を検出する第5のセンサおよび第6のセンサによって、前記試料に投影された前記第1のスリットの像の前ピンと後ピンの各光量を得て前記焦点位置を調整する工程と、
を備えることを特徴とする焦点位置調整方法。 - 前記第1のスリットの開口の形状は、前記長手の長さがX方向とY方向に直交する2つの開口部が組み合わされた十字形状であることを特徴とする請求項6に記載の焦点位置調整方法。
- 前記第2のスリットと前記第3のスリットのいずれか一方は、前記光源からの光の前記試料による反射光の光路において前記対物レンズの焦点位置の前側に位置し、前記第2のスリットと前記第3のスリットの他方は、前記光源からの光の前記試料による反射光の光路において前記対物レンズの焦点位置の後側に位置し、
前記第4のスリットと前記第5のスリットのいずれか一方は、前記光源からの光の前記試料による反射光の光路において前記対物レンズの焦点位置の前側に位置し、前記第4のスリットと前記第5のスリットの他方は、前記光源からの光の前記試料による反射光の光路において前記対物レンズの焦点位置の後側に位置する、
ことを特徴とする請求項6に記載の焦点位置調整方法。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の焦点位置調整方法によって焦点位置を調整する工程と、
前記焦点位置が前記試料の前記パターンが形成された面にあるよう前記試料の位置を調整する工程と、
前記試料で反射した光を、前記対物レンズを介して前記第1のセンサに結像し、この像を用いて前記試料に形成されたパターンの欠陥検査を行うことを特徴とする検査方法。
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