JP6361927B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、複数の音源の相対音量を検出できるようにした情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、可干渉性光であるレーザ光を音源に照射し、その反射光の干渉状態を示すスペックル像を解析することにより、音源が発した音声を再現できる発明が存在する(例えば、特許文献1参照)。
US2010/0226543
特許文献1の発明によれば、例えば、音声が直接届かないような距離に位置する人物(音源)の喉にレーザ光を照射し、その反射光のスペックル像をビデオ撮像して、スペックル像の振動周波数および振動振幅を抽出、所定の信号処理を行えば、その人物が発している音声を再現することができる。
しかしながら、特許文献1の発明では、複数の音源が存在する場合、それらの相対的な音量を得ることができなかった。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数音源の相対的な音量を取得できるようにするものである。
本開示の一側面である情報処理装置は、第1の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第1のスペックル像と、第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第2のスペックル像を取得する取得部と、前記第1の対象物までの第1の距離と、前記第2の対象物までの第2の距離を測定する測距部と、前記第1のスペックル像の第1の移動量と、前記第2のスペックル像の第2の移動量を計測する計測部と、前記第1の距離、前記第2の距離、前記第1の移動量、および前記第2の移動量を所定の演算式に代入することで、前記第2の対象物の前記第1の対象物に対する相対的な音量を演算する演算部とを備える。
前記演算部は、前記第1の距離をL1、前記第2の距離をL2、前記第1の移動量をH1、前記第2の移動量をH3、および前記第1のスペックル像までの距離をL0としたとき、(tan −1 (H /(L −L )))/(tan −1 (H /(L −L )))を演算することで、前記相対的な音量を演算することができる。
前記第1の対象物と前記第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射する照明部をさらに備えることができる。
前記照明部は、前記第1の対象物と前記第2の対象物に対してレーザ光またはLED光を照射することができる。
前記測距部は、前記照明部から照射される前記可干渉性を有する光を用いて、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定することができる。
前記測距部は、前記照明部から照射される前記可干渉性を有する光を用いたTOF法により、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定することができる。
前記測距部は、複数のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物をそれぞれ撮像した時の視差を用いて、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定することができる。
前記測距部は、単一のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物をそれぞれ撮像した時の撮像素子上の像高さを用いて、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定することができる。
前記測距部は、単一のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物を撮像画像の画像処理により特定し、特定した前記第1の対象物と前記第2の対象物を撮像した時の撮像素子上の像高さと結像素子の焦点距離を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離の比をそれぞれ算出するか、または、前記第1の対象物と前記第2の対象物の高さの平均値を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定することができる。
前記測距部は、単一のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物を撮像画像の画像処理により特定し、特定した前記第1の対象物と前記第2の対象物の情報をデータベースから取得し、前記第1の対象物と第2の対象物を撮像した時の撮像素子上の像高さと結像素子の焦点距離を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離の比をそれぞれ算出するか、または、前記第1の対象物と前記第2の対象物の高さの平均値を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定することができる。
本開示の一側面である情報処理装置は、前記データベースをさらに備えることができる。
前記測距部は、外部に配置されている前記データベースと通信することにより、特定した前記第1の対象物と前記第2の対象物の情報を取得する。
前記取得部は、前記測距部を兼ねることができる。
前記第1のスペックル像と前記第2のスペックル像を撮像する撮像部のレンズの焦点距離を取得する焦点距離取得部と、前記第1のスペックル像と前記第2のスペックル像が撮像されたときの前記焦点距離を用いて、前記第2の移動量を補正する補正部とをさらに備え、前記演算部は、補正済みの前記第2の移動量を用いて、前記相対的な音量を演算することができる。
前記演算部は、さらに、演算した前記相対的な音量に基づいて、前記第1の対象物と前記第2の対象物のそれぞれの音量を演算することができる。
本開示の一側面である情報処理方法は、情報処理装置が、第1の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第1のスペックル像と、第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第2のスペックル像を取得、前記第1の対象物までの第1の距離と、前記第2の対象物までの第2の距離を測定、前記第1のスペックル像の第1の移動量と、前記第2のスペックル像の第2の移動量を計測前記第1の距離、前記第2の距離、前記第1の移動量、および前記第2の移動量を所定の演算式に代入することで、前記第2の対象物の前記第1の対象物に対する相対的な音量を演算する。
本開示の一側面であるプログラムは、コンピュータを、第1の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第1のスペックル像と、第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第2のスペックル像を取得する取得部と、前記第1の対象物までの第1の距離と、前記第2の対象物までの第2の距離を測定する測距部と、前記第1のスペックル像の第1の移動量と、前記第2のスペックル像の第2の移動量を計測する計測部と、前記第1の距離、前記第2の距離、前記第1の移動量、および前記第2の移動量を所定の演算式に代入することで、前記第2の対象物の前記第1の対象物に対する相対的な音量を演算する演算部として機能させる。
本開示の一側面においては、第1の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第1のスペックル像と、第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第2のスペックル像が取得され、前記第1の対象物までの第1の距離と、前記第2の対象物までの第2の距離が測定され、前記第1のスペックル像の第1の移動量と、前記第2のスペックル像の第2の移動量が計測され、前記第1の距離、前記第2の距離、前記第1の移動量、および前記第2の移動量を所定の演算式に代入することで、前記第2の対象物の前記第1の対象物に対する相対的な音量が演算される。
本開示の一側面によれば、距離が異なる複数の音源の音量比を得ることができる。
本開示を適用した音声検出システムの構成例を示すブロック図である。 図1の情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 撮像装置、音源、および物平面の位置関係を示す図である。 音量の変化に伴うスペックル移動角の変化を示す図である。 焦点距離が固定の場合の相対音量測定処理を説明するフローチャートである。 撮像装置の焦点距離、カメラ画角、およびイメージセンサのサイズの関係を示す図である。 焦点距離が可変の場合の相対音量測定処理を説明するフローチャートである。 撮像装置から音源までの相対距離の算出方法を説明するための図である。 撮像装置と音源との位置関係を示す図である。 音源の結像画像を示す図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<音声検出システムの構成例>
図1は本開示を適用した音声検出システムの構成例を示している。この音声検出システム10は、可干渉光源照明装置11、撮像装置12、測距装置13、および情報処理装置14から構成される。
可干渉光源照明装置11は、可干渉性光であるレーザ光を発生する光源を内蔵しており、発生したレーザ光を音源20に照射する。なお、レーザ光を発生する光源の代わりに、部分可干渉性を有するLED光などを発生する光源を採用してもよい。
撮像装置12は、音発生に伴って振動する音源20に対して照射された照射光の反射光の干渉状態を表す、物平面上のスペックル像21をビデオ撮像し、その結果得られる動画像信号を情報処理装置14に出力する。ただし、物平面は、音源20からフラウンフォーファ回折の影響が出る距離(D/4λ)以上離れているものとする。ここで、Dはレーザ光のスポット径、λはレーザ光の波長である。また、撮像装置12は、撮像するスペックル像20までの距離(物側焦点位置)L、および撮像時のレンズの焦点距離fも情報処理装置14に供給する。
測距装置13は、撮像装置12から音源20までの距離L,L等を測定する。距離の測定には、例えば、複数のカメラにより音源20を撮像し、その結果得られる複数の画像の視差を用いることができる。また、測距装置13と可干渉光源照明装置11とを一体化し、可干渉光源照明装置11がレーザ光などを音源20に照射しその反射光が測距装置13に戻るまでの往復時間を計測して距離を求めたりするTOF(time of flight)法を用いることができる。さらに、可干渉光源照明装置11が照射するレーザ光などの径と、撮像装置12で撮像されるスペックル像21の径に基づいて距離を算出するようにしてもよい。
またさらに、測距装置13は、撮像装置から音源20までの相対距離を撮像画像から算出するようにしてもよい。ただし、測距装置13を設ける代わりに、撮像装置12自身により音源20までの相対距離を撮像画像から算出するようにしてもよい(詳細後述)。
情報処理装置14は、撮像されたスペックル像21の移動量Hを計測し、撮像装置12からの距離が異なる第1音源20Aと第2音源20B(図3)の音量比を算出する。ここで、スペックル像21の移動量Hとは、音源20の振動に対応して変化するスペックル像21の物平面上における変位量を指し、音源20の音量に比例するものとする。
<情報処理装置14の詳細な構成例>
次に、図2は情報処理装置14の詳細な構成例を示している。図3は、撮像装置12、第1音源20A、第2音源20B、および物平面(スペックル像21)の位置関係を示している。
情報処理装置14は、スッペクル像取得部31、スペックル移動量計測部32、音源距離取得部33、物平面距離取得部34、音量比演算部35、焦点距離取得部36、焦点距離比演算部37、およびスペックル移動量補正部38を有する。
スッペクル像取得部31は、撮像装置12が撮像したスペックル像21の動画像信号を取得する。スペックル移動量計測部32は、スペックル像21の移動量H,Hを計測する。ただし、スペックル移動量Hは、撮像装置12から距離Lに位置する第1音源20Aのスペックル像21に対応し、スペックル移動量Hは、撮像装置12から距離Lに位置する第2音源20Bのスペックル像21に対応するものとする。
音源距離取得部33は、測距装置13を制御し、撮像装置12から第1音源20Aまで距離L、撮像装置12から第2音源20Bまで距離Lを測定させて測定結果を取得する。
物平面距離取得部34は、撮像装置12からスペックル像21が現れる物平面までの距離Lを撮像装置12から取得する。音量比演算部35は、スペックル移動量H,H、および距離L,L,Lに基づいて、第1音源20Aと第2音源20Bがそれぞれ出力する音声の音量比(第1音源20Aと第2音源20Bの一方に対する他方の相対的な音量)を演算する。
焦点距離取得部36は、撮像装置12が焦点距離を変更可能なズームレンズを内蔵している場合、スペックル像21の撮像時の焦点距離f,fを取得する。ただし、焦点距離fは第1音源20Aのスペックル像21の撮像時に対応し、焦点距離fは第2音源20Bのスペックル像21の撮像時に対応するものとする。
焦点距離比演算部37は、焦点距離f,fの比f/fを演算する。スペックル移動量補正部38は、焦点距離比に基づいて、スペックル移動量Hを補正する。この場合、音量比演算部35は、補正後のスペックル移動量Hを用いて音量比を演算することになる。
<音量比演算の原理>
次に、音量比(音源20Bの音源20Aに対する相対的な音量)を演算する方法について説明する。
図3において、Lは撮像装置12から物平面までの距離を示す。Lは撮像装置12から第1音源20Aまでの距離を示す。Lは撮像装置12から第2音源20Bまでの距離を示す。Hは第1音源20Aに対応するスペックル移動量である。Hは第2音源20Bに対応するスペックル移動量である。θは第1音源20Aに対応するスペックル移動角である。θは第2音源20Bに対応するスペックル移動角である。θC1は撮像装置12のレンズの焦点距離がfである場合のカメラ画角を示す。θC2は撮像装置12のレンズの焦点距離がfである場合のカメラ画角を示す。
ここでは、前提条件として、撮像装置12のレンズの焦点距離は固定されているものとする。また、第2音源20Bの音量は、第1音源20Bの音量と等しいするものとする。この場合、スペックル移動角θ=θとなる。
θ=θの関係から次式(1)が成立する。
(L−L):(L−L)=H:H
・・・(1)
次に、第2音源20Bの音量が第1音源20Aの音量よりも小さくなった場合を考える。
図4は、第2音源20Bの音量が第1音源20Aの音量よりも小さくなった場合のスペックル移動角の変化を示している。
この場合のスペックル移動角θは、次式(2)に示されるように、スペックル移動角θよりも小さいθとなる。
スペックル移動角θ=θ<θ
・・・(2)
そして、スペックル移動角θの変化に伴い、スペックル移動量はHからHになる。図4に示された状態は、三角関数を用いて次式(3)のように表すことができる。
第1音源20Aに関して、
tanθ=H/(L−L
第2音源20Bに関して、
tanθ=H/(L−L
・・・(3)
式(3)より次式(4)が導出される。
θ=tan−1(H/(L−L))
θ=tan−1(H/(L−L))
・・・(4)
ところで、第2音源20Bの音量の変化に伴い、スペックル移動角θがθからθとなったことから次式(5)が成立するものと考えられる。
第2音源20Bの第1音源20Aに対する相対的な音量
=第2音源20Bの今の音量/第1音源20Aの音量
=θ/θ
・・・(5)
式(5)に式(4)を代入すれば、第2音源20Bの第1音源20Aに対する相対的な音量を演算するための次式(6)を得ることができる。
第2音源20Bの第1音源20Aに対する相対的な音量
=θ/θ
=(tan−1(H/(L−L)))/(tan−1(H/(L−L)))
・・・(6)
式(6)から、第2音源20Bの第1音源20Aに対する相対的な音量は、距離L,L,L、およびスペックル移動量H,Hを用いて演算できることが分かる。
<情報処理装置14による第1の相対音量測定処理>
次に、図5は、情報処理装置14による相対音量測定処理を説明するフローチャートである。
この相対音量測定処理は、撮像装置12のレンズの焦点距離が固定されていることを前提とする。
ステップS1において、可干渉光源照明装置11は第1音源20Aを照射し、撮像装置12は、第1音源20Aからの反射光の干渉状態を表すスペックル像21Aを撮像する。スペックル像取得部31は、撮像されたスペックル像21Aの動画像信号を取得してスペックル移動量計測部32に出力する。
ステップS2において、スペックル移動量計測部32は、スペックル像21Aの動画像信号からスペックル移動量Hを計測して音量比演算部35に出力する。ステップS3において、音源距離取得部33は、撮像装置12から第1音源20Aまでの距離Lを測距装置13から取得し、音量比演算部35に出力する。
ステップS4において、可干渉光源照明装置11は第2音源20Bを照射し、撮像装置12は、第2音源20Bからの反射光の干渉状態を表すスペックル像21を撮像する。スペックル像取得部31は、撮像されたスペックル像21Bの動画像信号を取得してスペックル移動量計測部32に出力する。
ステップS5において、スペックル移動量計測部32は、スペックル像21Bの動画像信号からスペックル移動量Hを計測して音量比演算部35に出力する。ステップS6において、音源距離取得部33は、撮像装置12から第2音源20Bまでの距離Lを測距装置13から取得し、音量比演算部35に出力する。
ステップS7において、物平面距離取得部34は、物平面までの距離Lを撮像装置12から取得し、音量比演算部35に出力する。
ステップS8において、音量比演算部35は、式(6)に距離L,L,L、およびスペックル移動量H,Hの値を代入することにより、音量比(第2音源20Bの第1音源20Aに対する相対的な音量)を演算する。以上で、撮像装置12のレンズの焦点距離が固定されていることを前提とした相対音量測定処理の説明を終了する。
なお、音量が予め判明している音源のスペックル像を撮像し、その移動量を計測して絶対音量としてキャリブレーションして記録することで、第1音源20Aの音量を正確に測定可能となり、第1音源20Aの音量から音量比演算部35にて演算された音量比に従って第2音源20Bの音量も正確に得ることが可能となる。
<撮像装置12の焦点距離が可変である場合について>
次に、撮像装置12の焦点距離が可変である場合について説明する。
図6は、撮像装置12の焦点距離fと、カメラ画角θと、撮像装置12のイメージセンサのサイズIの関係を示している。
同図に示されるように、焦点距離fのときのカメラ画角をθC1とし、焦点距離fのときのカメラ画角をθC2とした場合、これらは三角関数を用いた次式(7)の関係がある。
tanθC1=I/f
tanθC2=I/f
・・・(7)
式(7)から次式(8)が導出される。
・tanθC1=f・tanθC2
tanθC2=(f/f)tanθC1
・・・(8)
一方、焦点距離f、カメラ画角θC1の場合における物平面の高さはL・tanθC1となり、焦点距離f、カメラ画角θC2の場合における物平面の高さはL・tanθC2となる。よって、スペックル移動量Hを焦点距離fで撮像した場合におけるイメージセンサ上でのサイズはH/L・tanθC1となり、同じスペックル移動量Hを焦点距離fで撮像した場合におけるイメージセンサ上でのサイズはH/L・tanθC2となって、両者の比は次式(9)のとおりとなる。
同じスペック移動量を焦点距離fで撮像した場合と焦点距離fで撮像した場合のイメージセンサ上のサイズの比
=(H/L・tanθC2)/(H/L・tanθC1
=L・tanθC1/L・tanθC2
=tanθC1/tanθC2
・・・(9)
式(9)に式(8)を代入すれば、次式(10)を得る。
同じスペック移動量を焦点距離fで撮像した場合と焦点距離fで撮像した場合のイメージセンサ上のサイズの比
=f/f
・・・(10)
式(10)から明らかなように、同じスペック移動量を焦点距離fで撮像した場合と焦点距離fで撮像した場合のイメージセンサ上のサイズの比は焦点距離の比f/fとなる。よって、該焦点距離の比を用いれば、焦点距離fで撮像されたスペックル像21のスペック移動量Hを、焦点距離fで撮像された場合に得られるスペック移動量H’に補正することができる。
具体的には、焦点距離fで撮像されたスペックル像21のスペック移動量Hに、焦点距離比f/fの逆数f/fを乗算すれば、補正済みスペックル移動量H’を得ることができる。
<情報処理装置14による第2の相対音量測定処理>
次に、図7は、情報処理装置14による相対音量測定処理を説明するフローチャートである。
この相対音量測定処理は、撮像装置12のレンズの焦点距離が可変であり、第1音源20Aに対応するスペックル像を撮像するときの焦点距離をfとし、第2音源20Bに対応するスペックル像を撮像するときの焦点距離をfとする。
ステップS21において、可干渉光源照明装置11は第1音源20Aを照射し、撮像装置12は、第1音源20Aからの反射光の干渉状態を表すスペックル像21Aを焦点距離fで撮像する。スペックル像取得部31は、撮像されたスペックル像21Aの動画像信号を取得してスペックル移動量計測部32に出力する。ステップS22において、焦点距離取得部36は、撮像装置12から撮像時の焦点距離(いまの場合、f)を取得して焦点距離比演算部37に通知する。
ステップS23において、スペックル移動量計測部32は、スペックル像21Aの動画像信号からスペックル移動量Hを計測して音量比演算部35に出力する。ステップS24において、音源距離取得部33は、撮像装置12から第1音源20Aまでの距離Lを測距装置13から取得し、音量比演算部35に出力する。
ステップS25において、可干渉光源照明装置11は第2音源20Bを照射し、撮像装置12は、第2音源20Bからの反射光の干渉状態を表すスペックル像21を焦点距離fで撮像する。スペックル像取得部31は、撮像されたスペックル像21Bの動画像信号を取得してスペックル移動量計測部32に出力する。ステップS26において、焦点距離取得部36は、撮像装置12から撮像時の焦点距離(いまの場合、f)を取得して焦点距離比演算部37に通知する。
ステップS27において、スペックル移動量計測部32は、スペックル像21Bの動画像信号からスペックル移動量Hを計測してスペックル移動量補正部38に出力する。
ステップS28において、焦点距離比演算部37は、スペックル像21A,21Bがそれぞれ撮像されたときの焦点距離比f/fを演算してスペックル移動量補正部38に通知する。スペックル移動量補正部38は、スペックル移動量Hに焦点距離比の逆数f/fを乗算し、その結果得られた補正済みスペックル移動量Hを音量比演算部35に出力する。
ステップS29において、音源距離取得部33は、撮像装置12から第2音源20Bまでの距離Lを測距装置13から取得し、音量比演算部35に出力する。
ステップS30において、物平面距離取得部34は、物平面までの距離Lを撮像装置12から取得し、音量比演算部35に出力する。
ステップS31において、音量比演算部35は、式(6)に距離L,L,L、およびスペックル移動量H,Hの値を代入することにより、音量比(第2音源20Bの第1音源20Aに対する相対的な音量)を演算する。ただし、スペックル移動量Hには、補正済みの値を用いることとする。以上で、撮像装置12のレンズの焦点距離が可変であることを前提とした相対音量測定処理の説明を終了する。
なお、音量が予め判明している音源のスペックル像を撮像し、その移動量を計測して絶対音量としてキャリブレーションして記録することで、第1音源20Aの音量を正確に測定可能となり、第1音源20Aの音量から音量比演算部35にて演算された音量比に従って第2音源20Bの音量も正確に得ることが可能となる。
<撮像装置12自身で音源20までの相対距離を算出する方法について>
上述した第1および第2の相対音量測定処理の説明では、測距装置13が撮像装置12から音源20までの相対距離L,Lを測定するようにしていたが、測距装置13を省略して、撮像装置12自身で音源20までの相対距離を算出し、その相対距離を用いて相対音量を測定するようにしてもよい。
図8は、撮像装置12と音源20としての人物A,Bの位置関係を表している。図9は、図8の位置関係を上から見た状態を示している。なお、ここでは仮定として、人物Aと人物Bの身長は同じ高さhとあり、人物Aは撮像装置12から距離Lの位置に、人物Bは撮像装置12から距離Lよりも遠くの距離Lの位置に存在するものとする。
撮像装置12にて人物A,Bを焦点距離fで撮像すると、撮像装置12の撮像素子上の結像画像は図10に示されるとおりとなる。すなわち、結像画像における人物Aの高さはhとなり、より遠くに位置している人物Bの高さはhとなる。この場合、撮像装置12から人物Aまでの距離Lおよび人物Bまでの距離Lは、焦点距離fと結像画像における高さによって次式(11)のとおりに表される。
=f×h/h
=f×h/h
・・・(11)
式(11)から次式(12)に示す距離Lが導出される。
=L×h/h
・・・(12)
なお、式(12)におけるh/hは結像画像から得ることができるので、距離Lは距離Lの相対距離として表すことができる。
したがって、距離Lを未知のまま、式(6)のLにL×h/hを代入すれば、第2音源20Bの第1音源20Aに対する相対的な音量θ/θを演算することができる。
ところで、上述した説明では、人物Aと人物Bの身長は同じ高さhであると仮定したが、両者に身長差があってもよい。一般に、人の大人の身長は150cmから200cm程度であり、その平均的な身長は国や人種毎に概ね限定された範囲に収まる。例えば、身長が高いことで知られているオランダの男性の平均身長は183.8cm、女性の平均身長は170.7cmであり、身長が低いことで知られているインドネシアの男性の平均身長は158cm、女性の平均身長は147cmであり、日本の男性の平均身長は170.7cm、女性の平均身長は158cmである。
仮に、上述した人物A,Bの身長が180cmと150cmであると、身長に6:5の比で誤差が生じるが、言い換えると、6:5程度の相対誤差が許容される用途であれば実用に耐え得る相対的な音量を演算できるといえる。
また、身長以外にも頭部の大きさ、両目の間隔などある程度の範囲で寸法が決まっている部位を撮像して、距離Lを距離Lの相対距離として表すようにしてもよい。
またさらに、音源20は人物に限らず、音を発する物体、例えば自動車、電車、自転車、オートバイ、ロボット、動物などでもよい。その場合、その音源20を撮像画像から抽出して種別を判別し、判別した種別毎の標準的な寸法をデータベースなどから取得し、取得した標準的な寸法に基づいて結像画像のおける高さの比を調整してから、相対音量の算出に利用してもよい。なお、上述したデータベースは、情報処理装置14の内部に備えてもよいし、情報処理装置14の外部に配置して通信により適宜必要な情報を取得するようにしてもよい。
本実施の形態においては、複数の音源の相対音量を得ることについて説明したが、本開示は、複数の対象物表面の相対変位量を得る場合にも適用可能である。この場合、本開示の情報処理装置は、機械や建物などの振動をその表面変位量として検出し、その相対変位量の変化から異常の発生を検知する振動モニタとして機能させることが可能となる。
<コンピュータの構成例>
ところで、上述した情報処理装置14の一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図11は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータ200において、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、およびドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ200では、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205およびバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
なお、コンピュータ200が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
10 音声検出システム, 11 可干渉光源照明装置, 12 撮像装置, 13 測距装置, 20 音源, 21 スペックル像, 31 スペックル像取得部, 32 スペックル移動量計測部, 33 音源距離取得部, 34 物平面距離取得部, 35 音量比演算部, 36 焦点距離取得部, 37 焦点距離比演算部, 38 スペックル移動量補正部, 200 コンピュータ, 201 CPU

Claims (17)

  1. 第1の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第1のスペックル像と、第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第2のスペックル像を取得する取得部と、
    前記第1の対象物までの第1の距離と、前記第2の対象物までの第2の距離を測定する測距部と、
    前記第1のスペックル像の第1の移動量と、前記第2のスペックル像の第2の移動量を計測する計測部と、
    前記第1の距離、前記第2の距離、前記第1の移動量、および前記第2の移動量を所定の演算式に代入することで、前記第2の対象物の前記第1の対象物に対する相対的な音量を演算する演算部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記演算部は、前記第1の距離をL1、前記第2の距離をL2、前記第1の移動量をH1、前記第2の移動量をH3、および前記第1のスペックル像までの距離をL0としたとき、(tan −1 (H /(L −L )))/(tan −1 (H /(L −L )))を演算することで、前記相対的な音量を演算する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の対象物と前記第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射する照明部を
    さらに備える請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記照明部は、前記第1の対象物と前記第2の対象物に対してレーザ光またはLED光を照射する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記測距部は、前記照明部から照射される前記可干渉性を有する光を用いて、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定する
    請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記測距部は、前記照明部から照射される前記可干渉性を有する光を用いたTOF法により、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定する
    請求項3または4に記載の情報処理装置。
  7. 前記測距部は、複数のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物をそれぞれ撮像した時の視差を用いて、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定する
    請求項3または4に記載の情報処理装置。
  8. 前記測距部は、単一のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物をそれぞれ撮像した時の撮像素子上の像高さを用いて、前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定する
    請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記測距部は、単一のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物を撮像画像の画像処理により特定し、特定した前記第1の対象物と前記第2の対象物を撮像した時の撮像素子上の像高さと結像素子の焦点距離を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離の比をそれぞれ算出するか、または、前記第1の対象物と前記第2の対象物の高さの平均値を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定する
    請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 前記測距部は、単一のカメラによって前記第1の対象物と前記第2の対象物を撮像画像の画像処理により特定し、特定した前記第1の対象物と前記第2の対象物の情報をデータベースから取得し、前記第1の対象物と第2の対象物を撮像した時の撮像素子上の像高さと結像素子の焦点距離を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離の比をそれぞれ算出するか、または、前記第1の対象物と前記第2の対象物の高さの平均値を用いて前記第1の対象物と前記第2の対象物までの距離をそれぞれ測定する
    請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記データベースをさらに備える
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記測距部は、外部に配置されている前記データベースと通信することにより、特定した前記第1の対象物と前記第2の対象物の情報を取得する
    請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 前記取得部は、前記測距部を兼ねる
    請求項8乃至12のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記第1のスペックル像と前記第2のスペックル像を撮像する撮像部のレンズの焦点距離を取得する焦点距離取得部と、
    前記第1のスペックル像と前記第2のスペックル像が撮像されたときの前記焦点距離を用いて、前記第2の移動量を補正する補正部と
    をさらに備え、
    前記演算部は、補正済みの前記第2の移動量を用いて、前記相対的な音量を演算する
    請求項1乃至13のいずれかに記載の情報処理装置。
  15. 前記演算部は、さらに、演算した前記相対的な音量に基づいて、前記第1の対象物と前記第2の対象物のそれぞれの音量を演算する
    請求項1乃至14のいずれかに記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置が、
    第1の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第1のスペックル像と、第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第2のスペックル像を取得
    前記第1の対象物までの第1の距離と、前記第2の対象物までの第2の距離を測定
    前記第1のスペックル像の第1の移動量と、前記第2のスペックル像の第2の移動量を計測
    前記第1の距離、前記第2の距離、前記第1の移動量、および前記第2の移動量を所定の演算式に代入することで、前記第2の対象物の前記第1の対象物に対する相対的な音量を演算する
    情報処理方法。
  17. コンピュータを、
    第1の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第1のスペックル像と、第2の対象物に対して可干渉性を有する光を照射した場合に得られる前記光の反射光の干渉状態を撮像した第2のスペックル像を取得する取得部と、
    前記第1の対象物までの第1の距離と、前記第2の対象物までの第2の距離を測定する測距部と、
    前記第1のスペックル像の第1の移動量と、前記第2のスペックル像の第2の移動量を計測する計測部と、
    前記第1の距離、前記第2の距離、前記第1の移動量、および前記第2の移動量を所定の演算式に代入することで、前記第2の対象物の前記第1の対象物に対する相対的な音量を演算する演算部と
    して機能させるプログラム。
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