JP6359876B2 - 吐出器 - Google Patents
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Description
しかしながら、ねじ筒部に対する押下ヘッドの螺着を解除して、押下ヘッド及びステムがねじ筒部に対して上方移動する際、下部弁体がステムから離脱せず、ステムとともに上昇するおそれがあった。
(1)本発明に係る吐出器は、容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、前記装着キャップに、上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、前記ステムの上端に装着されるとともに、吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、前記ポンプは、前記装着キャップによって前記容器本体の前記口部内に挿入された状態で保持されるとともに、内側に前記ステムが上方に向けて立設されたシリンダと、前記ステムに連係するとともに前記シリンダ内に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、前記ステム内に離脱可能に嵌合され、かつ前記シリンダの下端開口を開閉する下部弁体と、前記シリンダの上端部に装着されるとともに、下降端位置に位置する前記押下ヘッドが螺着され、前記押下ヘッド及び前記ステムの上方移動を規制する規制筒と、を備え、前記シリンダの内周面には、前記下部弁体に係合する係合部が形成され、前記下部弁体を前記シリンダに対して上昇させ、前記係合部を上方に乗り越えさせるのに要する力が、前記下部弁体を前記ステムから離脱させるのに要する力よりも大きくなっており、前記下部弁体は、前記シリンダの下端開口縁上に離反可能に着座して、前記シリンダの下端開口部を開閉する弁本体を備え、前記ステム及び前記下部弁体を相対的に前記ステムの軸線回りに回転移動させるのに要する回転トルクが、前記シリンダ及び前記下部弁体を相対的に軸線回りに回転移動させるのに要する回転トルクよりも高くなっていることを特徴とする。
また、下部弁体をステムから確実に離脱させることができるので、ステムを上方付勢状態で下方移動可能に支持する付勢部材が、ステムと下部弁体とにより軸線方向に挟まれている場合には、例えばステムに作用する上方付勢力を小さくし、吐出操作時における押下ヘッドの押下力を小さく抑えることできるので、吐出器の操作性を高めることもできる。
図1、図2に示すように、本実施形態の吐出器1は、内容物が収容される容器本体2の口部2aに装着される有頂筒状の装着キャップ3と、装着キャップ3に上方付勢状態で上下動可能に貫設された筒状のステム6を有するポンプ4と、ステム6の上端に装着されるとともに吐出孔5aが形成された押下ヘッド5と、を備えている。
さらに、ポンプ4は、シリンダ10内に配設され、シリンダ10の下連通口10a(下端開口)を開閉する下部弁体13と、ステム6を上方に向けて付勢する付勢部材14と、を備えている。
突出筒部23の内周面には、軸線O方向に沿って延びる第1縦リブ23aが周方向に間隔をあけて形成されている。
ピストン11は、シリンダ10における直筒部21内に上下摺動可能に配設されている。ピストン11は、上端部が上方に向かうに従い漸次拡径し、下端部が下方に向かうに従い漸次拡径している。そして、ピストン11の上端及び下端は、シリンダ10における直筒部21の内周面に周方向の全周に亘って例えば液密に摺接している。
連結段部41は、ステム6及び押下ヘッド5が上昇端位置P2(図2参照)に位置した際、上述したガイド筒部33の下端縁に下方から接触する。これにより、規制筒12に対するステム6及び押下ヘッド5のそれ以上の上方移動が規制されている。
小径部42と立ち上がり筒部43との連結部分には、環状の上弁座部46が配設されている。上弁座部46は、軸線O方向に沿う縦断面視において、径方向の内側に向かうに従い漸次、下方に向けて傾斜している。そして、上弁座部46の内側が、ステム6内と押下ヘッド5内とを連通する上連通口6aを構成している。立ち上がり筒部43内には、上弁座部46に上方から離反可能に着座する上部弁体45が配設されている。図示の例において、上部弁体45は、球状を呈し、上弁座部46の上面に着座して上連通口6aを閉塞している。
さらに、空気孔25はステム6に形成された連通路71を通して外部に連通している。この連通路71は、ステム6における小径部42の外周面及び連結段部41の上面に亘って形成され、軸線O方向に沿う縦断面視でL字状を呈し、環状空間70を介して空気孔25に連通している。なお、図示の例において、連通路71は、小径部42の外周面において、軸線O方向の全体に亘って形成されるとともに、連結段部41の上面において、径方向の全体に亘って形成されている。
下環部52は、外周面が張出部57の外周面及び内周面と面一に配置されるとともに、各張出部57の下端縁同士を接続している。
吐出器1を使用するにあたって、まず押下ヘッド5及びステム6を図1に示す下降端位置P1から図2に示す上昇端位置P2に移行させる。具体的には、押下ヘッド5を周方向の一端側(押下ヘッド5と規制筒12との螺着を解除する方向)に向けて回転させ、押下ヘッド5の規制筒12に対する螺着を解除する。なお、上述したように押下ヘッド5内にはステム6の上端部が嵌合され、さらにステム6の下端部内には下部弁体13の小径部51が嵌合されているため、押下ヘッド5の回転に伴い、ステム6や下部弁体13も一体に回転する。
そして、ステム6及びピストン11が上昇端位置P2まで上昇し、シリンダ10に対するピストン11の上方に向けた摺動が停止すると、弾性連結片55が復元変形する。これにより、弁本体50が下弁座部26に着座して下連通口10aが閉塞される。
また、押下ヘッド5を押下して内容物を吐出する場合には、ピストン11の移動による環状空間70内の容積変化に伴って、環状空間70内と容器本体2内とで空気を相互に流通させることができ、スムーズな押下操作を実施できる。さらに、例えば容器本体2が高温環境下におかれた場合等であっても、容器本体2内と外部との連通を、空気孔25、環状空間70及び連通路71を通して良好に確保することができる。その結果、上述の作用効果を奏功させることができる。
また、下部弁体13をステム6から確実に離脱させることができるので、ステム6を上方付勢状態で下方移動可能に支持する付勢部材14が、ステム6と下部弁体13とにより軸線O方向に挟まれている場合には、例えば付勢部材14の上方付勢力を小さくし、吐出操作時における押下ヘッド5の押下力を小さく抑えることできるので、吐出器1の操作性を高めることもできる。
この構成によれば、弁本体50とシリンダ10の下弁座部26との間で内容物が固化し、この固化した内容物により両者が密着したとしても、押下ヘッド5を規制筒12に対して周方向に回転させたときに、下部弁体13がステム6とともにシリンダ10に対して周方向に回転することになる。その結果、弁本体50と下弁座部26との密着を解除することができ、使用段階において弁本体50の開閉操作を確実に行わせることができる。
また、上述した実施形態では、係合部77の下裾野部が頂部に向かうに従い径方向の内側に向けて延びる傾斜面としたが、これに限られない。下裾野部は、直筒部21の内周面に対して垂直に延びる平坦面等に形成しても構わない。
2…容器本体
2a…口部
3…装着キャップ
4…ポンプ
5…押下ヘッド
5a…吐出孔
6…ステム
10…シリンダ
10a…下連通口(下端開口部)
11…ピストン
12…規制筒
13…下部弁体
26…下弁座部(下端開口縁)
50…弁本体
51…小径部
57…張出部
77…係合部
O…軸線
P1…下降端位置
P2…上昇端位置
Claims (3)
- 容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、
前記装着キャップに、上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、
前記ステムの上端に装着されるとともに、吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、
前記ポンプは、
前記装着キャップによって前記容器本体の前記口部内に挿入された状態で保持されるとともに、内側に前記ステムが上方に向けて立設されたシリンダと、
前記ステムに連係するとともに前記シリンダ内に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、
前記ステム内に離脱可能に嵌合され、かつ前記シリンダの下端開口を開閉する下部弁体と、
前記シリンダの上端部に装着されるとともに、下降端位置に位置する前記押下ヘッドが螺着され、前記押下ヘッド及び前記ステムの上方移動を規制する規制筒と、を備え、
前記シリンダの内周面には、前記下部弁体に係合する係合部が形成され、
前記下部弁体を前記シリンダに対して上昇させ、前記係合部を上方に乗り越えさせるのに要する力が、前記下部弁体を前記ステムから下方に離脱させるのに要する力よりも大きくなっており、
前記下部弁体は、前記シリンダの下端開口縁上に離反可能に着座して、前記シリンダの下端開口部を開閉する弁本体を備え、
前記ステム及び前記下部弁体を相対的に前記ステムの軸線回りに回転移動させるのに要する回転トルクが、前記シリンダ及び前記下部弁体を相対的に軸線回りに回転移動させるのに要する回転トルクよりも高くなっていることを特徴とする吐出器。 - 前記係合部は、前記シリンダの内周面から径方向の内側に向けて突出し、
前記下部弁体は、
前記ステム内に嵌合される小径部と、
前記小径部の下方に配設されるとともに、前記小径部よりも径方向の外側に張り出す張出部と、を備え、
前記張出部は、外周面が前記シリンダの内周面に当接若しくは近接し、かつ上端面が前記係合部に対して下方に離間していることを特徴とする請求項1に記載の吐出器。 - 前記係合部は、前記シリンダの内周面から径方向の内側に向けて突出し、
前記係合部のうち、頂部に上方から連なる部分は、上方から前記頂部に向かうに従い漸次、径方向の内側に向けた突出量が高くなっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吐出器。
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