JP6358182B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に関するものである。
特許文献1に開示されている車両には、車体塗装面に2色の塗装が施されることにより、車体前後方向に延びる帯状の模様が形成されている。
特開昭64−75082号公報
特許文献1に開示される車両では、車体塗装面に2色の塗装が施されることによって、特徴的な外観を有してはいる。しかし、車両の外観から受ける視覚的な印象は、車両ボディの形状によるところが大きく、こうした塗装が車体塗装面に施されていたとしても、スポーティな外観が得られるとはいえない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、車両ボディの形状によらずスポーティな外観を得ることができる車両を提供することにある。
上記課題を解決するための車両は、Cピラーの外面における車両上側に位置する第1領域の色彩と車両下側に位置する第2領域の色彩とが互いに異なり、前記第2領域の下部に連続する車両外面の色彩が、前記第2領域の色彩と同じであり、前記第1領域と前記第2領域との境界となる境界部は、前記Cピラーの前端から後端にかけて、車両上下方向の高さが徐々に低くなるように傾斜している。
上記構成によれば、車両においてCピラーが位置する車両後部においては、車両の高さが、上記境界部の高さまでであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、この部位においては、車高を低く見せることができる。また、上記境界部が、Cピラーの前端から後端にかけて徐々低くなるように傾斜しているため、Cピラーの上端と視認され得る上記境界部が車両後方にかけて下方に向かって滑らかに延びるような視覚的な印象を与える。このようにして、上記構成によれば、車両の重心が、実際の車両の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象と、車両後部の上端が下方に向かって滑らかに延びるような視覚的印象とを与えることができることから、車両ボディの形状によらず、スポーティな外観を得ることができる。
上記車両においては、前記第1領域の色彩は、前記第2領域の色彩よりも明度及び彩度の少なくとも一方が低いことが好ましく、例えば、黒色であることが好ましい。
上記構成によれば、第1領域が、第2領域に対して視認されにくいため、第2領域及びその下部の領域が、第1領域に対して、より鮮明に視認され、Cピラーにおける車両の高さが、上記境界部の高さまでであるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。したがって、車両の重心が、実際の車両の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象と、車両後部の上端が下方に向かって滑らかに延びるような視覚的な印象とを、より効果的に与えることができる。
また、上記車両においては、前記境界部の後端は、車両上下方向においてリアガラスの下端と同じ高さであることが好ましい。
上記構成によれば、Cピラーの上端と視認され得る上記境界部と、車両後部に位置するトランクパネルやリアフェンダーパネル等の上端が連続して車両後方に向かって滑らかにより長く延びるような視覚的な印象を与えることができる。そのため、よりスポーティな外観を得ることができる。
また、上記車両においては、ルーフの外面の色彩と、同ルーフから連続して車両側部のドアの上端まで延びるルーフサイドの外面の色彩とが、前記第1領域の色彩と同じであることが好ましい。
上記構成によれば、Cピラーよりも車両前方における車両の高さが、車両のドアの上端までであるような視覚的な印象を与えることができる。これにより、車両の重心が、実際の車両の重心よりもより低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、よりスポーティな外観を得ることができる。
また、ルーフの外面の色彩とルーフサイドの外面の色彩とを、第1領域の色彩と同じにする場合には、Aピラーの外面と、前記車両側部のドアの窓枠部の外面とのうち少なくとも一方の外面の色彩が、前記第1領域の色彩と同じでことが、さらに好ましい。
上記構成によれば、Aピラー及び窓枠部のうち第1領域の色彩と同じ色彩である部材が位置する部位では、車両の高さが、その部材の下端までであるような視覚的な印象を与えることができる。これにより、車両の重心が、実際の車両の重心よりもさらに低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、さらにスポーティな外観を得ることができる。
また、上記車両においては、前記Cピラーの外面には、前記境界部に沿って同境界部と重なる段部が形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、第1領域と第2領域とがより明確に区別されて視認される。したがって、第2領域の上端に位置する上記境界部までが、Cピラーが位置する部位における車両の上端であるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。そのため、より効果的に、スポーティな外観を得ることができる。
車両の第1実施形態の斜視図。 同実施形態の車両の側面図。 同実施形態の車両の斜視図。 同実施形態の車両のCピラーの断面図。 車両の第2実施形態の側面図。 車両の第3実施形態の側面図。 車両の第4実施形態の側面図。 車両の第5実施形態の側面図。 車両の第6実施形態の側面図。 車両の第7実施形態の側面図。
(第1実施形態)
以下、車両の第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、第1実施形態の車両11は、車両ボディの形状がセダン型の車両である。
図1に示すように、車両11は、車両11の前面下部を構成するフロントバンパー20と、フロントバンパー20の上部に位置するフロントグリル21とを備えている。また、車両11は、車両11の前部側壁を構成するフロントフェンダーパネル23と、車両11の前部の上端面を構成し、エンジンルームを上方から覆うボンネットパネル24とを備えている。
また、図1及び図2に示すように、車両11の側部には、車両前後方向の中央部に、フロントドア30とリアドア40とが前方から順に設けられている。フロントドア30は、ドア本体31と、フロントサイドガラス35とを備えている。ドア本体31は、下部に位置するフロントドアパネル32と、フロントドアパネル32の上部に位置する窓枠部33とを備えている。窓枠部33には、上記フロントサイドガラス35が配置されている。また、フロントドアパネル32における車両前端の上部には、サイドミラー34が固定されている。
リアドア40は、ドア本体41と、リアサイドガラス45とを備えている。ドア本体41は、下部に位置するリアドアパネル42と、リアドアパネル42の上部に位置する窓枠部43とを備えている。窓枠部43には、上記リアサイドガラス45が配置されている。
フロントドア30の窓枠部33のうち、車両後方に位置して車両上下方向に延びる部位33aと、リアドア40の窓枠部43のうち、車両前方に位置して車両上下方向に延びる部位43aは、Bピラーを覆っている。
また、図3に示すように、車両11は、後部側壁を構成するリアフェンダーパネル50と、後部上端面を構成し、トランクルームの上方及び後方を覆うトランクパネル51と、車両後端面の下部を構成するリアバンパー52とを備えている。
さらに、車両11には、フロントガラス60(図1,図2)と、フロントガラス60の両側に位置して車両前方の支柱となるAピラー61と、リアガラス62と、リアガラス62の両側に位置して車両後方の支柱となるCピラー63とを備えている。フロントガラス60と、Aピラー61と、リアガラス62と、Cピラー63との上端には、ルーフパネル67が設けられている。図1及び図3に示すように、ルーフパネル67は、車両11の上端に位置するルーフ68と、ルーフ68に連続してフロントドア30及びリアドア40の上端まで延びるルーフサイド69とを備えている。
次に、本実施形態における車両11の外面の色彩及びCピラー63の外面の形状について説明する。本実施形態の車両11は、車両外面の色彩が、塗装により2色に配色されている。詳細には、本実施形態の車両11では、図1〜図3においてハッチングが施されていない部分の外面の色彩は、赤色である。また、図1〜図3においてハッチングが施されている部分の外面の色彩は、赤色よりも明度及び彩度が低い黒色である。
すなわち、図2に示すように、Cピラー63の外面における車両上側に位置する第1領域64の色彩と車両下側に位置する第2領域65の色彩とが、互いに異なっており、第1領域64の色彩は黒色であり、第2領域65の色彩は赤色である。また、Cピラー63において、第1領域64と第2領域65との境界となる境界部66は、Cピラー63の前端から後端にかけて、車両上下方向の高さが徐々に低くなるように傾斜している。そして、図2及び図3に示すように、境界部66の後端66aは、車両上下方向の高さがリアガラス62の下端62aと同じ高さに位置している。また、図4に示すように、Cピラー63の外面には、Cピラー63の外面の他の部位よりも凹んだ凹部66bが、境界部66に沿って境界部66と重なるように形成されている。すなわち凹部66bは、境界部66に沿って境界部66と重なる段部を構成している。
また、図3に示すように、車両11において、ルーフ68の外面の色彩と、ルーフサイド69の外面の色彩とは、黒色であり、第1領域64の色彩と同じである。また、図2に示すように、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、黒色であり、第1領域64の色彩と同じである。すなわち、Bピラーを覆う部位33a,43aの色彩も、黒色である。また、フロントドア30のドア本体31の外面の色彩と、サイドミラー34の外面の色彩と、リアドア40のドア本体41の外面の色彩とは、赤色であり、第2領域65の色彩と同じである。
また、図1に示すように、車両11において、フロントフェンダーパネル23の外面の色彩と、ボンネットパネル24の外面の色彩と、フロントグリル21の外面の色彩と、フロントバンパー20の外面の色彩とは、赤色であり、第2領域65の色彩と同じである。
また、図3に示すように、車両11において、リアフェンダーパネル50の外面の色彩と、トランクパネル51の外面の色彩と、リアバンパー52の外面の色彩とは、赤色である。したがって、Cピラー63の第2領域65の下部に連続するリアフェンダーパネル50の外面の色彩は、第2領域65の色彩と同じである。
次に本実施形態の作用を説明する。
車両11は、Cピラー63の外面における車両上側に位置する第1領域64の色彩と車両11下側に位置する第2領域65の色彩とが互いに異なり、Cピラー63の第2領域65の下部に連続するリアフェンダーパネル50の外面の色彩は、第2領域65の色彩と同じである。そのため、車両11においてCピラー63が位置する車両後部においては、車両11の高さが、境界部66までの高さであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、この部位においては、車高を低く見せることができる。また、第1領域64と第2領域65との境界となる境界部66が、Cピラー63の前端から後端にかけて、車両上下方向の高さが徐々に低くなるように傾斜している。そのため、Cピラー63の上端と視認され得る境界部66が車両後方にかけて下方に向かって滑らかに延びるような視覚的な印象を与える。
以上詳述した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態の車両11は、車両11の重心が、実際の車両11の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象と、車両後部の上端が下方に向かって滑らかに延びるような視覚的印象とを与えることができる。したがって、本実施形態では、セダン型の車両11でありながら、スポーティな外観を得ることができる。すなわち、車両ボディの形状によらず、スポーティな外観を得ることができる。
(2)本実施形態では、Cピラー63の第1領域64の色彩は第2領域65の色彩よりも明度及び彩度が低く、黒色である。そのため、第1領域64が、第2領域65に対して視認されにくいため、第2領域65が第1領域64及び車両外面が黒色の領域に対して、より鮮明に視認され、車両11の高さが、上記境界部66の高さまでであるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。したがって、車両11の重心が、実際の車両11の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象と、車両後部の上端が下方に向かって滑らかに延びるような視覚的な印象とを、より効果的に与えることができる。
(3)本実施形態では、境界部66の後端66aが、車両上下方向においてリアガラス62の下端62aと同じ高さである。そのため、図2に示すように、Cピラー63の上端と視認され得る境界部66が、リアフェンダーパネル50及びトランクパネル51の上端と連続して、車両11の後方に向かって滑らかにより長く延びるような視覚的な印象を与えることができる。そのため、よりスポーティな外観を得ることができる。
(4)本実施形態では、ルーフ68の外面の色彩と、ルーフサイド69の外面の色彩とが、黒色であり、第1領域64の色彩と同じである。さらに、本実施形態の車両11では、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とが、黒色であり、第1領域64の色彩と同じである。そのため、車両前後方向において、Aピラー61及び窓枠部33,43が設けられる位置では、車両11の高さが、Aピラー61及び窓枠部33,43の下端までであるような視覚的な印象を与えることができる。これにより、車両11の重心が、実際の車両11の重心よりもさらに低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、さらにスポーティな外観を得ることができる。
(5)Cピラー63の外面には、境界部66に沿って境界部66と重なる凹部66bが形成されている。そのため、第1領域64と第2領域65とがより明確に区別されて視認される。したがって、第2領域65の上端に位置する境界部66までが、Cピラー63が位置する部位における車両11の上端であるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。そのため、より効果的に、スポーティな外観を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、車両の第2実施形態について、図5を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、サイドミラー34の外面の色彩が赤色である。
これに対して、図5に示すように、第2実施形態の車両12では、サイドミラー34の外面の色彩が、黒色であり、第1領域64の色彩と同じである。なお、本実施形態の車両12において、その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態では、上記第1実施形態の(1)〜(5)に記載した効果と同様の効果を奏することができる。
(第3実施形態)
次に、車両の第3実施形態について、図6を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、黒色である。
これに対して、図6に示すように、第3実施形態の車両13では、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、赤色であり、第2領域65の色彩と同じである。なお、本実施形態の車両13において、その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態では、上記第1実施形態の(1)〜(3)及び(5)に記載した効果と同様の効果と、以下の(6)の効果を奏することができる。
(6)本実施形態の車両13では、ルーフ68の外面の色彩と、ルーフサイド69の外面の色彩とが、Cピラー63の第1領域64の色彩と同じである。したがって、Cピラー63よりも車両前方における車両13の高さが、車両13のフロントドア30及びリアドア40の上端までであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、ルーフ68の外面とルーフサイド69の外面との色彩が、黒色以外の色彩(例えば赤色)である場合に比べると、車両13の重心が、実際の車両の重心よりもより低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、よりスポーティな外観を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、車両の第4実施形態について、図7を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、Aピラー61の外面の色彩は、黒色である。
これに対して、図7に示すように、第4実施形態の車両14では、Aピラー61の外面の色彩は、赤色である。なお、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、黒色である。また、本実施形態の車両14において、その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態では、上記第1実施形態に記載した(1)〜(3)及び(5)の効果を奏することができるとともに、以下の(7)の効果を奏することができる。
(7)本実施形態の車両14では、車両前後方向において、窓枠部33、43が位置する部位においては、車両14の高さが、窓枠部33、43の下端までであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、窓枠部33、43の外面の色彩が、黒色以外の色彩(例えば赤色)である場合に比べると、車両14の重心が、実際の車両14の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、よりスポーティな外観を得ることができる。
(第5実施形態)
次に、車両の第5実施形態について、図8を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、黒色である。
これに対して、図8に示すように、第5実施形態の車両15では、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、赤色である。なお、Aピラー61の外面の色彩は、黒色である。また、本実施形態の車両15において、その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態では、上記第1実施形態の(1)〜(3)及び(5)に記載した効果と同様の効果と、上記第3実施形態の(6)に記載した効果と同様の効果と、以下の(8)の効果を奏することができる。
(8)本実施形態の車両15では、車両前後方向において、Aピラー61が位置する部位においては、車両15の高さが、Aピラー61の下端までであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、Aピラー61の外面の色彩が、黒色以外の色(例えば赤色)である場合に比べると、車両15の重心が、実際の車両15の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、よりスポーティな外観を得ることができる。
(第6実施形態)
次に、車両の第6実施形態について、図9を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、ルーフ68の外面の色彩と、ルーフサイド69の外面の色彩と、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の外面の色彩とは、黒色である。
これに対して、図9に示すように、第6実施形態の車両16は、ルーフ68の外面の色彩と、ルーフサイド69の外面の色彩と、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の外面の色彩とは、赤色である。本実施形態の車両16において、その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態では、上記第1実施形態に記載した(1)〜(3)及び(5)の効果を奏することができる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について、図10を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、Cピラー63の第1領域64と第2領域65との境界部66の後端66aが、車両の上下方向において、リアガラス62の下端62aと同じ位置である。
これに対して、図10に示すように、第7実施形態の車両17は、境界部66の後端66aがリアガラス62の下端62aよりも高い位置にある。なお、本実施形態の車両17において、その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態では、上記第1実施形態に記載した(1),(2),(4)及び(5)の効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
なお、車両は、上記各実施形態に例示した態様に限定されず、以下のように適宜変形してもよい。また、以下の変形例において組み合わせ可能なものは、上記各実施形態に、適宜組み合わせて適用してもよい。
・上記各実施形態では、境界部66に沿って境界部66と重なる段部として、凹部66bが形成されている。しかしながら、境界部66に重なる段部は、上記に例示した凹部66bに限定されない。例えば、Cピラー63の外面において、第2領域65が第1領域64よりも突出するように、境界部66と重なる段差が段部として形成されていてもよいし、Cピラー63の外面の他の部位よりも突出したモール等の突部が境界部66に沿って境界部66と重なる段部として形成されていてもよい。このように境界部66に重なる段部が形成されている場合には、第1領域64と第2領域65とがより明確に区別されて視認されるため、第2領域65の上端に位置する上記境界部66までが、Cピラー63における車両の上端であるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。
また、Cピラー63の境界部66に段部が形成されていなくてもよく、Cピラー63の外面において境界部66に対応する部位は平坦な面であってもよい。
・上記各実施形態の車両において、車両の外面においては、例えば、フロントグリル21を銀色にする等、3色以上の色彩による配色がなされていてもよい。
また、Cピラー63の第2領域65の色彩は赤色に限定されない。例えば、上記各実施形態において、Cピラー63の第2領域65及び同第2領域65と同じ色彩の外面を、赤色又は黒色以外の色彩とし、第1領域64及び第1領域64と同じ色彩の外面を、黒色としてもよい。
また、Cピラー63の第1領域64の色彩は黒色に限定されない。例えば、上記各実施形態において、Cピラー63の第2領域65及び第2領域65と同じ色彩の外面を、黒色以外の色彩とし、第1領域64及び第1領域64と同じ色彩の外面を、黒色以外の色彩であって、第2領域65の色彩よりも明度及び彩度の少なくとも一方が低い色彩としてもよい。このような場合においても、第1領域64及び彩度及び明度の少なくとも一方がより低い色彩の車両外面が、第2領域65に対して視認されにくいため、第2領域65及びその下部の領域が、第1領域64に対して、より鮮明に視認され、Cピラー63における車両の高さが、境界部66までであるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。したがって、車両の重心が、実際の車両の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象と、車両後部の上端が下方に向かって滑らかに延びるような視覚的な印象とを、より効果的に与えることができる。
また、Cピラー63の第1領域64及び第1領域64と同じ色彩の車両外面の色彩を、明度の高い色彩である例えば白色としてもよく、このような場合には、車両の外観のファッション性を向上させることもできる。
また、上記各実施形態の車両において、Cピラー63の第2領域65及び第2領域65と同じ色彩の車両外面と、Cピラー63の第1領域64及び第1領域64と同じ色彩の車両外面とは、互いに異なる色彩であればよく、その色彩の配色は特に限定されない。したがって、第1領域64の色彩は、第2領域65の色彩よりも明度及び彩度が高い色であってもよい。
また、上記各実施形態において、第2領域65の色彩と同じ色彩の外面を有する部位においても、部分的に第2領域65の色彩と異なる色彩の配色がなされていてもよい。すなわち、例えば、リアフェンダーパネル50の外面では、Cピラー63の下部に連続する上部のみが、第2領域65と同じ色彩であって、下部や中央部は、第2領域65の色彩と異なる色彩であってもよく、例えば、第1領域64の色彩と同じ色彩であってもよい。また、トランクパネル51の外面の色彩が、第2領域65の色彩と同じである場合も、例えばトランクパネル51を開閉する持ち手部分等の色彩は、第2領域65の色彩と異なる色彩としてもよく、例えば、第1領域64の色彩と同じ色彩としてもよい。
また、上記各実施形態において、第2領域65の色彩と同じ色彩とした車両の外面においては、第2領域65の下部に連続するリアフェンダーパネル50の上部のみが、第2領域65の色彩と同じであればよく、その他の外面の色彩は、第2領域65の色彩と同じ色彩でなくてもよい。
・上記各実施形態の車両は、ボディ形状がセダン型である。しかしながら、車両のボディ形状は、セダン型に限定されず、例えば、車両側部のドアが片側に1つのみのクーペ型、ワゴン型等であってもよい。すなわち、車両は、Cピラーを有する車両であればよく、ボディ形状は限定されない。
・上記各実施形態の車両は、車両外面の色彩の配色が塗装によるものであるが、車両外面の色彩の配色は塗装によるものに限定されない。例えば、車両外面を有するパネルが樹脂材料に形成される場合には、その樹脂材料の色を適宜選択することにより、車両外面の色彩を設定することができる。
11〜17…車両、20…フロントバンパー、21…フロントグリル、23…フロントフェンダーパネル、24…ボンネットパネル、30…フロントドア、31…ドア本体、32…フロントドアパネル、33…窓枠部、34…サイドミラー、35…フロントサイドガラス、40…リアドア、41…ドア本体、42…リアドアパネル、43…窓枠部、45…リアサイドガラス、50…リアフェンダーパネル、51…トランクパネル、52…リアバンパー、60…フロントガラス、61…Aピラー、62…リアガラス、62a…下端、63…Cピラー、64…第1領域、65…第2領域、66…境界部、66a…後端、66b…凹部、67…ルーフパネル、68…ルーフ、69…ルーフサイド。

Claims (6)

  1. Cピラーの外面における車両上側に位置する第1領域の色彩と車両下側に位置する第2領域の色彩とが互いに異なり、
    前記第2領域の下部に連続する車両外面の色彩が、前記第2領域の色彩と同じであり、
    前記第1領域と前記第2領域との境界となる境界部は、前記Cピラーの前端から後端にかけて、車両上下方向の高さが徐々に低くなるように傾斜しており、
    前記第1領域の色彩は、前記第2領域の色彩よりも明度及び彩度の少なくとも一方が低いことを特徴とする車両。
  2. 前記第1領域の色彩は黒色である
    請求項1に記載の車両。
  3. 前記境界部の後端は、車両上下方向においてリアガラスの下端と同じ高さである
    請求項1又は2に記載の車両。
  4. ルーフの外面の色彩と、同ルーフから連続して車両側部のドアの上端まで延びるルーフサイドの外面の色彩とが、前記第1領域の色彩と同じである請求項1〜3の何れか1項に記載の車両。
  5. Aピラーの外面と、前記車両側部のドアの窓枠部の外面とのうち少なくとも一方の外面の色彩は、前記第1領域の色彩と同じである請求項4に記載の車両。
  6. 前記Cピラーの外面には、前記境界部に沿って同境界部と重なる段部が形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の車両。
JP2015144310A 2015-07-21 2015-07-21 車両 Active JP6358182B2 (ja)

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