JP6337844B2 - 画像形成装置、感光体ドラムユニット、ブッシュ部材 - Google Patents

画像形成装置、感光体ドラムユニット、ブッシュ部材 Download PDF

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Description

本発明は、感光体ドラムを備える画像形成装置、画像形成装置に備えられる感光体ドラムユニット、感光体ドラムの支持に用いられるブッシュ部材に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、現像装置によってトナー像が形成される感光体ドラムを備えている。感光体ドラムに形成されたトナー像は、転写装置によってシート部材に転写される。感光体ドラムは、フレームなどに回転可能に支持されている。例えば、感光体ドラムの両端に駆動受け部が設けられており、その駆動受け部の軸部を回転可能に支持する構成が知られている(特許文献1参照)。また、軸受け部との抵抗を軽減するために、摺動性の高い樹脂材料で構成された環状のブッシュ部材を介して前記軸部を回転可能に支持する構成が知られている。
一般に、軸を回転可能に軸受け部で支持する場合、軸の中心が軸受け部の中心に対して径方向にずれる所謂心振れが生じる。前記軸部の支持にブッシュ部材が用いられる場合、周囲温度の変動によって径方向にブッシュ部材が膨張又は伸縮する。そのため、前記心振れの振れ量に関する幾何公差(振れ公差)は、ブッシュ部材を用いない場合に比べて大きい。従来、膨張によってブッシュ部材の外径サイズが大きくなることを予め想定して、支持対象の軸部と軸受け部との間隙(ブッシュ部材が収容されるスペース)の寸法設計が行われている。
特開平09−90853号公報
しかしながら、ブッシュ部材を用いて軸部を支持する構成では、低温環境に画像形成装置が置かれると、前記軸部と前記軸受け部とのクリアランスが高温環境時よりも大きくなる。この場合、前記心振れの振れ量が大きくなり、感光体ドラムが回転振動する。この回転振動は、現像時やトナー像の転写時に画像不良を生じさせる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、周囲温度が変動しても感光体ドラムの心振れの振れ量の変動を防止又は抑制することが可能な画像形成装置、画像形成装置に備えられる感光体ドラムユニット、感光体ドラムの支持に用いられるブッシュ部材を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、感光体ドラムと、軸部と、支持部と、ブッシュ部材と、を備える。前記感光体ドラムは、シート部材に転写させるトナー像を保持する。前記軸部は、前記感光体ドラムの軸方向の両端に連結され、前記感光体ドラムの中心から前記軸方向の外側へ突出する。前記支持部は、前記軸部が挿通される軸孔を有し、前記軸部を回転可能に支持する。前記ブッシュ部材は、前記軸孔の内面と前記軸部の外周面との間に介在し、前記軸方向へ延びるスリットを有する円弧形状に形成されている。
本発明の他の局面に係る感光体ドラムユニットは、画像形成装置に備えられる。前記感光体ドラムユニットは、感光体ドラムと、軸部と、支持部と、ブッシュ部材と、を備える。前記感光体ドラムは、シート部材に転写させるトナー像を保持する。前記軸部は、前記感光体ドラムの軸方向の両端に連結され、前記感光体ドラムの中心から前記軸方向の外側へ突出する。前記支持部は、前記軸部が挿通される軸孔を有し、前記軸部を回転可能に支持する。前記ブッシュ部材は、前記軸孔の内面と前記軸部の外周面との間に介在し、前記軸方向へ延びるスリットを有する円弧形状に形成されている。
本発明のその他の局面に係るブッシュ部材は、画像形成装置の感光体ドラムの支持に用いられる。前記ブッシュ部材は、画像形成装置に備えられる感光体ドラムの軸方向の両端に設けられた軸部と、前記軸部が挿通される軸孔との間に設けられ、前記軸方向へ延びるスリットを有する円弧形状に形成されている。
本発明によれば、周囲温度が変動しても感光体ドラムの心振れの振れ量の変動を防止又は抑制することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、画像形成装置が備える画像形成部の構成を示す断面図である。 図3は、図2の矢印IIIの方向から見たときの感光体ドラム及び現像ローラーの支持構成を示す図である。 図4は、駆動伝達機構の構成を示す分解斜視図である。 図5は、感光体ドラムの一方端に取り付けられたフランジを示す斜視図である。 図6は、クリーニング装置のハウジングを示す斜視図である。 図7は、フランジの軸部の支持機構を示す拡大図である。 図8は、フランジの軸部の支持に用いられるブッシュ部材の斜視図である。 図9は、ブッシュ部材の断面図である。 図10は、クリーニング装置のハウジングの一方の支持部を示す拡大図である。 図11は、図6の矢印XIの方向から見たときの支持部の断面図であり、ブッシュ部材のスリットの位置が示されている。
以下、添付図を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、以下の説明では、画像形成装置10が平坦な支持面に設置された状態(図1に示す状態)で上下方向6を定義する。また、図1の紙面に対して左側を画像形成装置10の正面側(前面側)として前後方向7を定義する。また、図1の画像形成装置10を正面から見て左右方向8(図1の紙面に垂直な方向)を定義する。したがって、図1の紙面に対して手前が画像形成装置10の右側であり奥が左側である。
画像形成装置10は、少なくとも印刷機能を備えた装置である。図1に示すように、画像形成装置10は、所謂タンデムタイプのカラープリンターである。この画像形成装置10は、トナーを含む現像剤を用いて、シート状の印刷用紙(シート部材)に画像を印刷する。なお、画像形成装置10は、印刷機能を備えたものであればよく、例えば、前記印刷機能を含む複数の機能を備えた複合機や、FAX装置、複写機などの画像形成装置であってもよい。もちろん、カラー画像を形成するものでなく、単一色の画像を形成するものであってもよい。
図1に示すように、画像形成装置10は、主として、4つの画像形成部21と、中間転写ユニット22と、給紙カセット25と、定着装置26と、二次転写装置27と、光走査装置24と、4つのトナーコンテナ50と、を備える。これらの構成要素は、画像形成装置10の外部フレーム(不図示)や内部フレーム(不図示)などを構成する筐体としての装置本体28に取り付けられている。
4つの画像形成部21は、装置本体28の内部において、中間転写ユニット22の下方に配置されている。各画像形成部21は、所謂電子写真方式に基づいて印刷用紙に画像を形成する画像形成処理を実行する。具体的に、各画像形成部21は、不図示のネットワーク通信部を介して外部から入力された画像データに基づいて、印刷用紙に画像を印刷する。画像形成部21は、感光体ドラム11、帯電装置、現像装置12、一次転写装置13、クリーニング装置15等を備えている。
感光体ドラム11は、印刷用紙に転写させるトナー像を保持する。感光体ドラム11は、画像形成処理の際に現像装置12によってトナー像が担持される。感光体ドラム11は、回転駆動されつつ、その外周面に形成された静電潜像に応じたトナー像を担持する。感光体ドラム11は、円筒状に形成されており、アルミニウム製の素管の表面に、アモルファスシリコン(a−Si)系の材料を用いた薄層が形成されている。
中間転写ユニット22は、画像形成部21の上方に配置されている。中間転写ユニット22の前後方向7の両端に駆動プーリー31及び従動プーリー32が設けられている。転写ベルト23は、駆動プーリー31及び従動プーリー32それぞれに掛け渡すように支持されている。これにより、ベルト面が水平な状態で前後方向7に延在している。転写ベルト23は、その表面が各感光体ドラム11の表面に接しながら矢印19の方向へ移動(走行)可能となる。
二次転写装置27は、転写ベルト23に転写された複数色からなるトナー像を印刷用紙に転写する。トナー像が転写された印刷用紙は、定着装置26に搬送される。定着装置26は、印刷用紙に転写されたトナー像を熱によってその印刷用紙に定着させる。定着装置26は、高温に加熱される加熱ローラー26Aと、この加熱ローラー26Aに対向配置された加圧ローラー26Bとを有する。定着装置26に搬送された印刷用紙は、加熱ローラー26Aと加圧ローラー26Bとの間のニップ部で所定の付勢力によって挟持されつつ搬送されることにより、トナー像が印刷用紙に溶着される。その後、印刷用紙は、装置本体28の上部に設けられた排紙トレイ29に排出される。
4つのトナーコンテナ50は、中間転写ユニット22の上方に配置されている。4つのトナーコンテナ50は、装置本体28の内部において、転写ベルト23に沿って前後方向7に沿って一列に並んで設けられている。トナーコンテナ50は、対応する色の現像装置12にトナーを供給するように構成されている。
光走査装置24は、画像形成部21の下側、詳細には、画像形成部21と給紙カセット25との間に設けられている。光走査装置24は、各色のレーザー光を照射するレーザー光源、レーザー光を走査する走査部材としてのポリゴンミラー、ポリゴンミラーを回転駆動するモーター、走査されたレーザー光を照射するミラー等を備えている。光走査装置24は、入力される各色の画像データに基づいてレーザー光を画像形成ユニット4各々の感光体ドラム11に照射する。これにより感光体ドラム11各々に静電潜像を形成する。
光走査装置24と給紙カセット25との間に搬送路40が形成されている。光走査装置24の下方には、上側ガイド部材41と下側ガイド部材42とが設けられている。上側ガイド部材41と下側ガイド部材42とが上下方向6に対向するように所定間隔を隔てて配置されている。上側ガイド部材41と下側ガイド部材42とによって挟まれた空間が搬送路40である。上側ガイド部材41は、光走査装置24の底面に沿う方向であって、画像形成装置10の前後方向7へ延出されており、搬送路40も同方向へ延びている。画像形成装置10の後方側には、縦搬送路36が形成されている。搬送路40は後方側で縦搬送路36に連結している。
画像形成装置10の前面側には、手差し式のシート供給部45が設けられている。シート供給部45は、画像形成装置10において印刷用紙を搬送路40及び縦搬送路36を経て二次転写装置27に供給する。シート供給部45は、シート受部46および給送部47を備えている。シート受部46は、画像形成装置10の装置本体28の前面のカバーを兼ねる。シート受部46は、装置本体28の前面に対して搬送路40の入口を開閉可能に構成されている。図1ではシート受部46が装置本体28の前面に対して閉じられた状態が示されている。シート受部46が装置本体28の前面に対して開けられてその内面が上に向けられると、前記内面に所定サイズの印刷用紙が載置可能となる。シート受部46に載置された印刷用紙は給送部47によって搬送路40に給送される。搬送路40には、搬送ローラー対48が設けられており、この搬送ローラー対によって搬送路40の印刷用紙が後方へ搬送される。
図2は、画像形成部21が備える現像装置12の構成を示す断面図である。現像装置12は、感光体ドラム11に対して非接触状態でトナーを静電的に付着させる現像方式によって前記静電潜像をトナーで現像する。図2に示されるように、現像装置12は、ハウジング53、第1撹拌スクリュー54、第2撹拌スクリュー55、磁気ローラー56、現像ローラー57(本発明の現像ローラーの一例)、回転コロ58などを備えている。ハウジング53の底部にトナーを含む2成分現像剤が収容されており、この現像剤が第1撹拌スクリュー54及び第2撹拌スクリュー55によって撹拌されつつ搬送される。磁気ローラー56は、内蔵される磁極によって、第2撹拌スクリュー55から現像剤を汲み上げ、現像剤に含まれるトナーだけを現像ローラー57の表面に付着させる。現像ローラー57は、感光体ドラム11の外周面から所定の間隙を隔てて設けられている。現像ローラー57上に保持されたトナーは、感光体ドラム11との間に印加された電位差によって、感光体ドラム11上の静電潜像に付着される。
図3に示されるように、回転コロ58は、現像ローラー57の回転軸57Aの軸方向の両端に設けられている。回転コロ58は、感光体ドラム11の外周面の両端部に所定の付勢力Fで押圧した状態で、回転軸57Aに軸支されている。回転コロ58の半径は、現像ローラー57の半径よりも、現像ローラー57と感光体ドラム11との間隙の分だけ大きい。このため、回転コロ58によって、感光体ドラム11から前記所定の間隙を隔てた位置に現像ローラー57が位置決めされる。なお、前記付勢力Fを回転コロ58から感光体ドラム11へ付与する構成として、例えば、バネなどの弾性部材を用いて回転軸57Aの両端を感光体ドラム11の中心へ向けて付勢する構成が適用可能である
クリーニング装置15は、感光体ドラム11に残存するトナーを除去するものである。クリーニング装置15は、感光体ドラム11の後方側に配置されている。クリーニング装置15は、感光体ドラム11ごとに設けられている。クリーニング装置15は、クリーニング部材であるクリーニングブレード61、クリーニングローラー62、スクリュー部材63、及びハウジング64(本発明のフレーム部材の一例)を備えている。クリーニングブレード61及びクリーニングローラー62はハウジング64に支持されている。クリーニングブレード61及びクリーニングローラー62は、感光体ドラム11とほぼ同じ長さを有する。クリーニングブレード61の先端は感光体ドラム11の表面に接触して又は近接して配置されている。クリーニングローラー62は、ハウジング64内で回転可能に支持されている。クリーニングローラー62の支軸に回転駆動力が入力されることによってクリーニングローラー62が回転する。クリーニングブレード61は、感光体ドラム11が回転されると、一次転写装置13による転写後に感光体ドラム11の表面に残存したトナーを取り除く。この取り除かれたトナー(廃トナー)は、重力の作用又はクリーニングローラー62の回転力によってハウジング64の底部に移動する。ハウジング64の底部に移動した廃トナーは、回転するスクリュー部材63によって搬送される。ハウジング64の右端部の側壁に排出口(不図示)が形成されている。前記排出口から外部へ廃トナーが排出される。
本実施形態では、ハウジング64に感光体ドラム11が支持されており、クリーニング装置15と感光体ドラム11とが一体的に構成されている。言い換えると、感光体ドラム11及びクリーニング装置15は、ドラムユニット17としてユニット化されている。なお、ハウジング64における感光体ドラム11の支持機構については後述する。
なお、ハウジング64は、画像形成部21の支持フレームなどに着脱可能に構成されている。つまり、ドラムユニット17は、画像形成部21の前記支持フレームに着脱可能に構成されている。
図3に示されるように、感光体ドラム11の一方側(左側)の端部にフランジ65が設けられている。フランジ65は、感光体ドラム11の側端部の内孔に嵌合されて一体的に固定(連結)される。感光体ドラム11の他方側(右側)の端部にフランジ75が設けられている。フランジ75は、駆動伝達機構73の一部を構成する部材である。フランジ75は、感光体ドラム11の側端部の内孔に嵌合されて一体的に固定(連結)される。フランジ65及びフランジ75それぞれの中心に軸孔が形成されている。フランジ65の軸孔及びフランジ75の軸孔それぞれに後述の回転軸67が挿通されている。各軸孔と回転軸67との間には、回転軸67が回転可能なように、摺動クリアランスが設けられている。
感光体ドラム11は、左右方向8に隔てられた支持部71,72によって支持されている。支持部71,72は、クリーニング装置15の筐体を構成するハウジング64の一部である。具体的には、図6に示されるように、ハウジング64の長手方向の両端それぞれに支持部71,72が設けられている。支持部71に軸受け孔71Aが形成されており、支持部72に軸受け孔72Aが形成されている。軸受け孔71A,72Aそれぞれは、各フランジ65,75の軸部65C,75Cが挿通される部分である。軸受け孔71A,72Aそれぞれに、後述のブッシュ部材80を介して、各フランジ65,75の軸部65C,75Cが回転可能に支持されている。なお、図3では、支持部71,72が示されているが、ハウジング64の全体は示されていない。
図3に示されるように、フランジ65と支持部71との間にコイルバネ66が設けられている。コイルバネ66は、所定のバネ力によって、感光体ドラム11をその軸方向に沿って支持部71から遠ざかる方向(右方向)へ付勢する。本実施形態では、コイルバネ66は圧縮バネとして作動するものであり、フランジ65の軸部65Cに挿通された状態で保持されている。これにより、感光体ドラム11が軸方向において他方側(右側)へ位置決めされる。
クリーニング装置15のハウジング64には、感光体ドラム11の他に、駆動伝達機構73、駆動入力ギヤ69、及び回転軸67が設けられている。
図3及び図4に示されるように、駆動伝達機構73および駆動入力ギヤ69は、感光体ドラム11の他方側(右側)に設けられている。回転軸67の端部67Aに駆動入力ギヤ69が取り付けられている。駆動伝達機構73は、感光体ドラム11の右端部と駆動入力ギヤ69との間に設けられている。駆動伝達機構73及び駆動入力ギヤ69は、ハウジング64の一方端に設けられたギヤボックス64A(図6参照)に収容されている。駆動入力ギヤ69は、図示しないモーターなどの駆動源から伝達された回転駆動力を受ける部分である。前記回転駆動力は、感光体ドラム11を矢印88で示される回転方向(以下、回転方向88という)に示す一方向へ回転させる力として駆動伝達機構73に伝達される。
図4に示されるように、駆動入力ギヤ69は、ギヤ部69Aと、伝達部69Bとを有する。ギヤ部69Aは、円盤形状の基体の外周面に歯が形成された所謂平歯車である。ギヤ部69Aの一方の側面から筒形状の伝達部69Bが突出している。駆動入力ギヤ69の中央部に軸孔69Cが形成されている。軸孔69Cに回転軸67が挿通されている。これにより、駆動入力ギヤ69が回転軸67に回転可能に支持される。
伝達部69Bは、ギヤ部69Aに一体に形成されている。伝達部69Bは内部が空洞の筒形状に形成されている。伝達部69Bの内部は軸孔69Cよりも大きな内径の空洞となっており、軸孔69Cに連通している。伝達部69Bの軸方向の先端部には、後述のジョイント74の係合溝74D1と係合可能な爪状の係合爪(不図示)が形成されている。前記係合爪は、ジョイント74の係合溝74D1と回転軸67の周方向へ係合可能に構成されている。
駆動伝達機構73は、ジョイント74と、フランジ75とにより構成されている。これらの各部材が連携して作動することによって、駆動入力ギヤ69に回転方向88の回転駆動力が入力されたことに応じて、感光体ドラム11が回転方向88へ回転する。
ジョイント74は、駆動入力ギヤ69に入力された回転方向88の回転駆動力を受けてフランジ75にその回転駆動力を伝達するものである。図4に示されるように、ジョイント74は、円盤状の基体74Aと、筒部74Cと、筒部74Dと、を有する。基体74Aの駆動入力ギヤ69側の側面74A1に筒部74Dが設けられている。また、基体74Aのフランジ75側の側面に筒部74Cが設けられている。ジョイント74の中央部に軸孔74Eが形成されている。軸孔74Eに回転軸67が挿通されている。
筒部74Dは、側面74A1から軸方向の右側へ延びている。筒部74Dの外周面には、軸方向へ延びる3つの係合溝74D1が形成されている。筒部74Dは、駆動入力ギヤ69の伝達部69Bの内孔に挿入可能なサイズに形成されている。本実施形態では、筒部74Dが伝達部69Bに挿入されて、ジョイント74と駆動入力ギヤ69とが連結される。筒部74Dが伝達部69Bに挿入された状態で、係合溝74D1に駆動入力ギヤ69の前記係合爪が挿入される。これにより、係合溝74D1と前記係合爪とが回転方向88に対して係合する。
筒部74Cは、フランジ75側の側面から軸方向の左側へ延出している。筒部74Cの外周面には、軸方向に長い3つの長溝74C1が形成されている。この長溝74C1に、後述のフランジ75が備えるリブ75Eが挿入される。リブ75Eが長溝74C1に挿入された状態で、リブ75Eと係合溝74D1とが回転方向88に対して係合する。なお、長溝74C1は、リブ75Eが挿入可能に構成されていればよく、その数や形状は限られない。
フランジ75は、感光体ドラム11の右側の端部に取り付けられている。フランジ75は、結晶性樹脂で構成された樹脂部材であり、例えば、摩擦係数が小さく、摺動性のよいポリアセタール(POM)で構成されている。フランジ75は、ジョイント74の筒部74Cに連結するとともに回転方向88に対してジョイント74と係合するように構成されている。これにより、フランジ75は、ジョイント74から回転方向88の回転駆動力を受ける。
具体的に、フランジ75は、円盤状の基体75Aと、軸部75Cと、圧入部75Dと、リブ75Eと、を有する。
基体75Aのジョイント74側の側面75A1に軸部75Cが設けられている。また、基体75Aの感光体ドラム11側に圧入部75Dが設けられている。フランジ75の中心部、具体的には圧入部75Dの中心部に軸孔(不図示)が形成されている。前記軸孔に回転軸67が挿通されている。
圧入部75Dは、基体75Aから軸方向の左側に突出される円筒部分である。圧入部75Dは、感光体ドラム11の内孔に嵌合される。これにより、圧入部75Dが感光体ドラム11に固定される。
軸部75Cは、側面75A1の中心から軸方向の右側へ延びている。軸部75Cは、支持部72に回転可能に支持される部分である。軸部75Cは、内部が空洞の筒形状に形成されている。軸部75Cの内径はジョイント74の筒部74Cの外径よりも大きくなっている。このため、軸部75Cの内孔に筒部74Cが挿入可能である。本実施形態では、軸部75Cの内孔に筒部74Cが挿入されて、フランジ75とジョイント74とが連結される。ジョイント74の圧入部75Dが感光体ドラム11の端部に固定された状態で、軸部75Cは、感光体ドラム11の端部の中心から軸方向の外側へ突出している。
軸部75Cの内周面には、軸方向に長い3つのリブ75Eが形成されている。このリブ75Eは、ジョイント74の長溝74C1に挿入される。具体的には、軸部75Cに筒部74Cが挿入されたときに、リブ75Eが長溝74C1に挿入される。言い換えると、リブ75Eが長溝74C1に挿入するように、軸部75Cに筒部74Cが挿入される。リブ75Eが長溝74C1に挿入された状態で、リブ75Eと係合溝74D1とが回転方向88に対して係合する。これにより、駆動入力ギヤ69からジョイント74に伝達された回転方向88の回転駆動力は、筒部74Cの長溝74C1から軸部75Cのリブ75Eに伝達されて、フランジ75に伝達される。更に、前記回転駆動力は、フランジ75を介して感光体ドラム11に伝達され、感光体ドラム11を回転方向88へ回転させる。
感光体ドラム11の反対側の端部にフランジ65が取り付けられている。図5に示されるように、フランジ65は、フランジ75と同様に、円盤状の基体65Aと、軸部65Cと、圧入部と、リブ65Eを有する。フランジ65は、結晶性樹脂で構成された樹脂部材であり、例えば、摩擦係数が小さく、摺動性のよいポリアセタール(POM)で構成されている。軸部65Cは、支持部71に回転可能に支持される部分である。フランジ65の構成はフランジ75と同じであるため、その説明を省略する。
以下、図7乃至図11を参照して、軸部65Cの支持機構について説明する。なお、軸部75Cの支持機構は、軸部65Cの支持機構と同じであるため、その説明を省略する。ここで、図7は、軸部65Cの支持機構を示す拡大図である。図8は、軸部65Cの支持に用いられるブッシュ部材80の斜視図である。
図7に示されるように、軸部65Cは、ブッシュ部材80を介して支持部71の軸受け孔71A(図10参照)に回転可能に支持されている。ブッシュ部材80は、軸受け孔71Aの内面と軸部65Cの外周面との間の隙間にブッシュ部材80が介在している。
図8に示されるように、ブッシュ部材80は、円弧形状に形成されている。ブッシュ部材80は、結晶性樹脂で構成された樹脂部材であり、例えば、摩擦係数が小さく、摺動性のよいポリブチレンテレフタレート(PBT)で構成されている。ブッシュ部材80には、その軸方向へ延びるスリット82が形成されている。ブッシュ部材80は、例えば、樹脂部材で筒形状の成型品を製造した後に、その外周壁に軸方向に沿ってスリット82を形成することにより得られる。ブッシュ部材80は、その軸方向の一方側の端部80Aがフランジ65の基体65A側に配置され、他方側の端部80Bが軸部65Cの外側の端部(先端)側に配置される。
ブッシュ部材80の外周面80Cには、軸方向に延びるリブ84が形成されている。リブ83は、周方向に等角度に3本設けられている。また、軸受け孔71Aには、リブ83に対応する位置に、3つの係合溝92(図10参照)が形成されている。係合溝92は、リブ83が挿入可能な位置に形成されており、リブ83が挿通可能なサイズに形成されている。係合溝92は、本発明の位置決め部の一例である。リブ84は、ブッシュ部材80が軸受け孔71Aに取り付けられた場合に、軸受け孔71Aに形成された3つの係合溝92に挿入される。リブ84の端部80A側の端部には、周方向へ直角に屈曲された鉤状の鉤部85が形成されている。言い換えると、鉤部85は、リブ84の端部80A側の端部から、リブ83のリブ83の延出方向(ブッシュ部材80の軸方向に一致する方向)に直交する方向であって、ブッシュ部材80の外周面80Cに沿う方向へ延出している。リブ83が係合溝92に挿入されると、リブ83と支持部71とが周方向に係合される。これにより、支持部71の軸受け孔71Aにおいて、ブッシュ部材80が周方向に位置決めされる。なお、ブッシュ部材80が軸受け孔71Aに取り付けられた状態で、鉤部85は支持部71よりも軸方向の内側に配置される。詳細には、鉤部85は、支持部71において支持部72(図6参照)側の縁部71B(図10参照)よりも支持部72側に位置する。このため、鉤部85が係合溝92における周方向の縁部92A(図11参照)に係合して、抜け止めとして機能する。そのため、ブッシュ部材80が容易に抜け落ちることが防止される。
図9に示されるように、ブッシュ部材80は、内径の異なる2つの部位86,87で構成されている。端部80A側の部位86は、内径D1の筒部である。端部80B側の部位87は、内径D2(>D1)の筒部である。部位86が軸部65Cと軸受け孔71Aとの間の隙間に介在されると、部位86の外周面と軸受け孔71Aとが密着し、部位86の内周面と軸部65Cの外周面との間で所定の摺動クリアランス(部位86の内周面と軸部65Cの外周面との隙間)が確保されている。本実施形態では、前記摺動クリアランスは、一定の温度環境下(例えば20℃)において0.03mmに定められている。また、部位86の厚みは、0.8mm〜1.0mmの範囲内に定められており、本実施形態では、1.0mmに定められている。
図11は、図6の矢印XIの方向から見たときの支持部71の断面図である。図11では、ブッシュ部材80が軸受け孔71Aに取り付けられた状態の断面図が示されている。図11に示されるように、ブッシュ部材80が軸受け孔71Aに取り付けられた状態で、スリット82は、感光体ドラム11の中心軸98と現像ローラー57の中心とを結ぶ基準線L1に対して、中心軸98を中心に周方向へ所定の角度θを隔てられた位置に配置されている。本実施形態では、前記角度θは、概ね90度に設定されている。
ところで、従来の環状のブッシュ部材を用いて軸部65C,75Cを軸支する支持機構では、温度変化によって前記ブッシュ部材が膨張すると、厚み方向の膨張に加え、周方向の膨張が厚み方向に作用するため、ブッシュ部材の外径が大きくなり過ぎる。そのため、膨張により前記ブッシュ部材の外径サイズが大きくなることを予め想定して、軸部65C,75Cと軸受け孔71A,72Aとの間隙(ブッシュ部材が収容されるスペース)が定められる。このような環状のブッシュ部材を用いて軸部65C,75Cを支持する構成では、低温環境に画像形成装置10が置かれると、軸部65C,75Cと軸受け孔71A,72Aとのクリアランスが高温環境時よりも大きくなる。この場合、軸部65C,75Cの中心が軸受け孔71A,72Aの中心に対して径方向にずれる所謂心振れが生じ、感光体ドラム11が回転振動する。
本実施形態では、上述したように、感光体ドラム11の軸部65C,75Cの支持機構に、スリット82を有するブッシュ部材80が用いられている。そのため、温度変化によってブッシュ部材80が膨張すると、スリット82の間隔を縮める方向(ブッシュ部材80の周方向)にブッシュ部材80が変形する。また、ブッシュ部材80の厚み方向にもブッシュ部材80は膨張するが、その膨張量は周方向の膨張量に比べて小さい。そのため、ブッシュ部材80の外径は、温度変化の影響を受けず、常に一定となる。これにより、前記摺動クリアランスが常に一定(例えば0.03mm)となるため、周囲温度が変動しても、感光体ドラム11の心振れの振れ量が変動することなく、安定した回転を実現することができる。その結果、不安定な回転に起因する画像ズレや濃度のばらつきなどの画像不良が防止される。
また、上述したように、回転コロ58から前記基準線L1に沿う方向の前記付勢力Fを受ける。前記付勢力Fは、ブッシュ部材80の一部、具体的には、前記基準線L1と交差する部分が、軸部65C,75Cと軸受け孔71A,72Aの内面とによって挟持される。仮に、この挟持部分にスリット82が配置されると、温度変化によってブッシュ部材80が膨張しても、スリット82を縮める方向に変形し難くなる。本実施形態では、スリット82の位置を決める前記角度θが前記基準線L1に対して概ね90度に設定されている。そのため、スリット82は、前記付勢力Fの影響を受けないため、温度上昇によりブッシュ部材80が膨張したときに、ブッシュ部材80は、スリット82の間隔を縮める方向に変形することができる。
なお、上述の実施形態では、ブッシュ部材80のスリット82の位置を決める前記角度θを概ね90度としたが、この角度θは90度に限られない。ブッシュ部材80と前記基準線L1とが交差する部分にスリット82が配置されない位置となるように、前記角度θを定めることができる。具体的には、前記角度θは、0度よりも大きく180度未満に設定できる。好ましくは、前記角度θが60度以上120度未満に設定されていれば、前記付勢力Fの影響をより軽減できる。
10:画像形成装置
11:感光体ドラム
15:クリーニング装置
65,75:フランジ
65C,75C:軸部
57:現像ローラー
58:回転コロ
64:ハウジング
71:72:支持部
80:ブッシュ部材
82:スリット

Claims (9)

  1. シート部材に転写させるトナー像を保持する感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの軸方向の両端に連結され、前記感光体ドラムの中心から前記軸方向の外側へ突出する軸部と、
    前記軸部が挿通される軸孔を有し、前記軸部を回転可能に支持する支持部と、
    前記軸部を回転可能なように前記軸孔の内面と前記軸部の外周面との間に介在し、前記軸方向へ延びるスリットを有する円弧形状に形成されたブッシュ部材と、
    前記支持部に設けられ、前記ブッシュ部材を周方向の所定位置に位置決めする位置決め部と、
    前記感光体ドラムの外周面から所定の間隙を隔てて設けられ、前記感光体ドラムに付着させるトナーを保持する現像ローラーと、
    前記現像ローラーの軸方向の両端に設けられ、前記感光体ドラムの外周面の両端部に所定の付勢力で押圧するとともに、前記感光体ドラムから前記所定の間隙を隔てた位置に前記現像ローラーを位置決めする回転コロと、を備え、
    前記スリットは、前記ブッシュ部材において前記感光体ドラムの中心と前記現像ローラーの中心とを結ぶ直線と交差する部分に当該スリットが配置されないように、前記交差する部分に対して記前記感光体ドラムの周方向へ所定角度隔てられた位置に形成されている、画像形成装置。
  2. 前記スリットは、前記直線に対して周方向へ60度〜120度変位した位置に形成されている請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記スリットは、前記直線に対して略90度変位した位置に形成されている請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記ブッシュ部材の外周面に、前記軸方向に延びる少なくとも一つのリブが形成されており、
    前記位置決め部は、前記軸孔の内周面において前記リブに対応する位置に形成され、前記リブが挿通されて前記周方向に前記ブッシュ部材を係合可能な係合溝である請求項からのいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記ブッシュ部材の外周面に、3本の前記リブが前記周方向に等角度間隔に形成されている請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記リブの前記軸方向の一方側の端部に、前記周方向へ直角に屈曲された鉤状部が形成されている請求項又はに記載の画像形成装置。
  7. 前記ブッシュ部材は、結晶性樹脂材料で形成されており、その肉厚が0.8mm以上〜1.0mm以下である請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
  8. シート部材への前記トナー像の転写後に前記感光体ドラムに残存するトナーを除去するクリーニング部材を更に備え、
    前記支持部は、前記軸部を介して前記感光体ドラムを回転可能に支持するとともに、前記クリーニング部材を支持するフレーム部材である請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置に備えられる感光体ドラムユニットであって、
    シート部材に転写させるトナー像を保持する感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの軸方向の両端に連結され、前記感光体ドラムの中心から前記軸方向
    の外側へ突出する軸部と、
    前記軸部が挿通される軸孔を有し、前記軸部を回転可能に支持する支持部と、
    前記軸孔の内面と前記軸部の外周面との間に介在し、前記軸方向へ延びるスリットを有する円弧形状に形成されたブッシュ部材と、
    前記支持部に設けられ、前記ブッシュ部材を周方向の所定位置に位置決めする位置決め部と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記感光体ドラムの外周面から所定の間隙を隔てて設けられ、前記感光体ドラムに付着させるトナーを保持する現像ローラーと、
    前記現像ローラーの軸方向の両端に設けられ、前記感光体ドラムの外周面の両端部に所定の付勢力で押圧するとともに、前記感光体ドラムから前記所定の間隙を隔てた位置に前記現像ローラーを位置決めする回転コロと、を備え、
    前記スリットは、前記ブッシュ部材において前記感光体ドラムの中心と前記現像ローラーの中心とを結ぶ直線と交差する部分に当該スリットが配置されないように、前記交差する部分に対して記前記感光体ドラムの周方向へ所定角度隔てられた位置に形成されている、感光体ドラムユニット。

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