JP6330797B2 - スタビライザバー保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スタビライザバーを保持するスタビライザバー保持装置に関するものである。
特許文献1に記載のバー保持装置においては、法線が上下方向に対して傾斜しているボディの被取付面にスタビライザバーが一対のブラケットを介して保持される。しかし、ボディに、ブッシュと接触する保持面は形成されていない。特許文献2に記載のバー保持装置において、ボディの被取付面は、法線が上下方向に伸びたものである。また、凹部と、凹部の両側に設けられた一対の取付部とを含むブラケットを含むが、ブラケットの一対の取付部の各々の取付面はオフセットして設けられる。しかし、ボディの一対の被取付面は同一面上に形成される。特許文献3に記載のバー保持装置においては、ブッシュが二重構造になっていて、内側のブッシュが多角形を成す。しかし、ボディとブラケットとで形成される断面形状は多角形状を成さない。
特開2012−240592号公報 特開平11−192828号公報 特開2001−260624号公報
本発明の課題は、ブラケットとボディとによりスタビライザバーを保持するバー保持装置の改良を図ることであり、例えば、ブラケットの耐久性を向上させることである。
課題を解決するための手段および効果
本発明に係るバー保持装置においては、スタビライザバーがブラケットとボディとによって保持される。ボディが、一対の被取付面を有する一対の被取付部と、一対の被取付面の各々より上下方向に対する傾斜角度が大きい面である保持面を有する保持部とを含み、スタビライザバーが保持された状態で、その保持面にスタビライザバーの中心軸線を通り、かつ、上下方向に伸びた面である上下方向面が通る。
ボディのその保持面を有する保持部において、スタビライザバーに作用する上下方向の力の少なくとも一部が受けられるため、被取付面の法線が上下方向に対して傾斜している場合であっても、ブラケットに作用する上下方向の力を小さくすることができ、ブラケットの耐久性を向上させることができる。
本発明の実施例1に係るバー保持装置の断面図である。 上記バー保持装置によってスタビライザバーがブッシュを介してブラケットとボディとにより保持される状態を示す正面図である。 上記バー保持装置の斜視図である。 (a)本発明の別の実施例に係るバー保持装置の断面図である。(b)本発明のさらに別の実施例に係るバー保持装置の断面図である。 (a) 本発明の別の実施例に係るバー保持装置の断面図である。(b)本発明のさらに別の実施例に係るバー保持装置の断面図である。
発明の実施形態
以下、本発明の一実施形態であるスタビライザバー保持装置について図面に基づいて詳細に説明する。スタビライザバー保持装置(以下、単に、バー保持装置と略称する)は、図3に示すように、スタビライザバー2を保持するものであり、ボディ4、ブラケット6、ブッシュ8、締結装置10等を含む。スタビライザバー2を保持したブラケット6がボディ4に締結装置10によって取り付けられることにより、スタビライザバー2がトーションバー部において保持される。締結装置10は、図1,2に示すように、ボディ14に取り付けられたスタッドボルト10sと、ナット10nとを含む。スタビライザバー2のトーションバー部の中心軸線pと平行な方向をx方向とし、車両の上下方向をz方向とし、x、zに直交する方向をy方向とする。本実施例においては、x方向は車両の幅方向であり、y方向は前後方向である。
バー保持装置の一例を図1〜3に示す。
<ボディ4>
ボディ4は板状の部材であり、凹状を成す保持部12が形成され、その保持部12の両側が一対の被取付部14,16とされる。一対の被取付部14,16の各々の被取付面14f、16fの法線nは、車両の上下方向zに対して傾斜している。換言すれば、一対の被取付面14f、16fは、互いに平行で、かつ、xy平面に対して傾斜した面である。
保持部12は、図1に示すように、被取付面14f、16fに対しても法線nに対しても傾斜した平坦面である第1保持面20fを有する第1保持部20と、被取付面14f,16fとほぼ平行な平坦面である第1対向面22fを有する第1対向部22と、第1対向部22と被取付部16との間の接続部24とを含む。
第1保持面20fは、本実施例においては、上下方向zに対する傾斜角度θhが被取付面14f,16fの上下方向zに対する傾斜角度θsより大きい面(θh>θs)とされる。換言すれば、ボディ4に、被取付面14f,16fより上下方向zに対する傾斜角度が大きい面が形成されることにより、窪み(保持部12)が形成されることになる。なお、本実施例においては、第1保持面20fは、上下方向zに対してほぼ直交する面であるが、直交する面とすることは不可欠ではなく、上下方向zに対する傾斜角度は、例えば、70°以上110°以下の間の角度とすることができる。また、後述するように、第1保持面20fは、スタビライザバー2が保持された状態で、スタビライザバー2の中心軸線pを通り、かつ、上下方向に伸びた面である上下方向面Qが通る状態で設けられる。
また、被取付面14fと被取付面16fとは、同一平面上になく、Δeオフセットして設けられる。例えば、被取付面14fと第1対向面22fとの間の距離d1を大きく、被取付面16fと第1対向面22fとの間の距離d2を小さくすることにより、第1保持面20fを大きくしつつ、被取付面16fから第1対向面22fまでを浅くすることができる。換言すれば、スタビライザバー2を良好に保持しつつ、ボディ4の加工を容易にすることができるのである。
なお、オフセット量Δeの大きさは問わない。
<ブラケット6>
ブラケット6は、図1,2に示すように、ブッシュを収容する凹部としてのブッシュ保持部30と、ブッシュ保持部30の両側の平坦部である取付部32,34とを含む。ブラケット6がボディ4に取り付けられた状態において、ブッシュ保持部30は、ボディ4の第1保持面20fと平行な平坦面である第2保持面40fを有する第2保持部40と、第1対向面22fと平行であって、かつ、対向する第2対向面42fを有する第2対向部42と、第2対向部42と取付部32とを接続する接続部44とを含む。ブラケット6についても、取付部32,34はオフセットして設けられたものであり、ブラケット6の取付部32,34がボディ4の取付部14,16に対応する。そのため、取付部32の取付面32fの第2対向面42からの距離d3が取付部34の取付面34fの第2対向面42fからの距離d4より小さくなる(d3<d4)。なお、取付部32,34には、スタッドボルト10sが通る取付穴がそれぞれ形成される。
<ボディ4およびブラケット6>
図1に示すように、ブラケット6とボディ4とによって形成されるスタビライザバー2の中心軸線pと直交する断面の断面形状は、概して六角形状を成したものであり、第1保持部20、第1対向部22、接続部24、第2保持部40、第2対向部42、接続部44によって形成される6つの辺から成る。すなわち、第1保持部20と第2保持部40とが互いに対向するとともに平行に伸び、第1対向部22と第2対向部42とが互いに対向するとともに平行に伸び、接続部24,44が互いに対向して伸びて形成される。
<ブッシュ8>
ブッシュ8は、ブラケット6とボディ4とによって保持されるものであり、2つの部分ブッシュ50,52を含む。そして、2つの部分ブッシュ50,52を合わせた状態において、ブッシュ8の、その中心軸線pと直交する断面の断面形状は概して六角形状を成す。
ブッシュ8の中央部には中心軸線pと平行に伸びた貫通穴54が形成され、貫通穴54にスタビライザバー2が保持される。また、ブッシュ8の、2つの部分ブッシュ50,52は、それぞれ、図1,2に示すように、貫通穴54の直径方向に伸び、かつ、外側面の角部を通る分割面56,58によって分割されて成る形状を成す。ブッシュ8がブラケット6とボディ4とにより保持された状態で、分割面56,58は、ボディ4の第1対向部22と接続部24との間の角部と、ブラケット6の接続部44と第2対向部2との間の角部との間に位置する。また、部分ブッシュ52の、ブラケット6の接続部44に対向する部分A1、ボディ4の第1保持部20に対向する部分A2と、部分ブッシュ50の、ボディ4の接続部24に対向する部分B1,ブラケット6の第2保持部40に対向する部分B2とには、それぞれ、締め代が設けられている。
<バー保持装置>
以上のように構成されたバー保持装置において、スタビライザバー2をブラケット6とボディ4とによって保持する場合には、図2に示すように、スタビライザバー2の外周部をブッシュ8で囲った状態で、ブラケット6の凹部30とボディ4の保持部12とに、法線nと平行な方向(挿入方向Rと称する場合がある)に挿入する。この場合において、互いに対向して平行な第1保持面20f、第2保持面40fは、挿入方向R(法線nと平行な方向)に対して傾斜している(傾斜角度φ)ため、挿入に伴って、斜面の効果(くさび効果)により、ブッシュ8の第1保持面20f、第2保持面40fに対向する部分A2,B2を上下方向(第1保持面20f、第2保持面40fと直交する方向)に圧縮させることができるのであり、上下方向に余荷重を加えることが可能となる。その結果、ブッシュ8を大きくすることなく、スタビライザバー2の支持強度を高くすることが可能となる。また、同様に、ボディ4の接続部24とブラケット6の接続部44とによってブッシュ8の部分A1,B1が圧縮させられるのであり、上下方向に対して傾斜する方向においても、余荷重を加えることができる。
一方、従来のバー保持装置においては、ブッシュに、取付け方向と平行な方向に余荷重が加えられるのが普通であり、取付け方向と交差する方向に余荷重を加えることは困難であった。
それに対して、本実施例においては、ボディ4、ブラケット6が、それぞれ、挿入方向Rに対して傾斜する平坦面である第1保持面20f,第2保持面40fを含み、それらが、上下方向に対してほぼ直交するため、ブッシュ8に、挿入方向Rと交差する方向である上下方向に余荷重を加えることができるのである。
また、第1対向部22、第2対向部42は、被取付面14f,16fと平行に設けられるため、第2対向部42を挿入方向Rに被取付面14f、16fに向かって押し付けることができるのであり、スタビライザバー2が保持されたブッシュ8をボディ4の保持部12、ブラケット6のブッシュ保持部30に良好に挿入させることができる。
そして、ブラケット6の取付面32f、34fをボディ4の被取付面14f、16fに当接させて、ボディ4に取り付けられたスタッドボルト10sがブラケット6の取付部32,34に挿通させられた状態で、ナット10nを螺合させることにより、ブラケット6がボディ4に取り付けられるのであり、スタビライザバー2がブラケット6とボディ4とによってブッシュ8を介して保持される。ブッシュ8は、ボディ4の第1保持面20f、第1対向面22fに接触させられた状態にあり、スタビライザバー2がブッシュ8を介してボディ4に保持される。
一方、ブラケットの板厚を大きくすれば、ブラケットの耐久性を向上させることができるが、板厚を大きくすると、重量が大きくなり、コストを高くなる。また、従来のバー保持装置において、スタビライザバーに作用する上下方向の力が、ブラケットの凹部としてのブッシュ保持部と取付部との間の湾曲部に作用する場合には、ブラケットの板厚を大きくしても、ブラケットの強度を高くすることは困難であった。
それに対して、本実施例においては、バー保持装置によってスタビライザバー2が保持された状態において、ボディ4の第1保持部20に、スタビライザバー2の中心軸線pを通り、上下方向に伸びた上下方向面Qが通る。そのため、スタビライザバー2に作用する上下方向の力がボディ4によって良好に支持され、ブラケット6に作用する上下方向の力を軽減することができるため、ブラケット6の耐久性を向上させることができる。また、スタビライザバー2に作用する上下方向の力は、ブラケット6の平坦部である第2保持部40に作用し、湾曲部に作用するのではない。そのため、より一層、ブラケット16の耐久性を向上させることができる。
また、ブッシュ8のスタビライザバー2の上方の部分、下方の部分には、それぞれ、余荷重が加えられている。そのため、ブッシュを大きくすることなく、ブッシュ8の剛性を大きくすることができる。
なお、本実施例においては、第1保持面20fの幅(y方向の長さ)がスタビライザバー2の直径より少し狭い幅とされている。第1保持面20fの幅は、スタビライザバー2に作用する上下方向の力を良好に受け得る幅であればよく、スタビライザバー2の直径の1/2以上とすることが望ましい。
その他の実施例
バー保持装置は、実施例1に限らず、図4,5に示す構造を成すものとすることができる。
図4(a)に示すバー保持装置において、スタビライザバー2が、ボディ100の概して下方に開口する保持部102と、ブラケット104とによって保持される。また、ボディ100の被取付面106f、108fをオフセットさせることは不可欠ではなく、同一平面上に設けることもできる。さらに、ブッシュ110は、2つの部分ブッシュを含むものとすることは不可欠ではなく、1つの分割面112を含むものとすることができる。スタビライザバー2が保持された状態において、保持部102の上下方向に対してほぼ直交する第1保持面114fに、スタビライザバー2の上下方向面Qが通る。
図4(b)に示すバー保持装置において、ボディ130は、保持部132と被取付部134,136とを含み、保持部132の第1保持部138の第1保持面138fの上下方向zに対する傾斜角度θ1が90°より小さくされる(θ1<90°)。また、ブラケット140は、凹部であるブッシュ保持部142と取付部144,146とを有し、ボディ130に取付けられた状態において、ブッシュ保持部142の第2保持部148が第1保持面138fと平行な第2保持面148fを有する。スタビライザバー2がボディ130とブラケット140とによりブッシュ150を介して保持された状態において、スタビライザバー2の上下方向面Qは、第1保持部138、第2保持部148を通る。
このように、第1保持面138fを上下方向に対して直交して設けることは不可欠ではなく、直交していなくてもスタビライザバー2に作用する上下方向の力を良好に受けることができる。また、第1保持面138fは被取付部134,136の被取付面134f、136fの法線nに対して(挿入方向に対して)傾斜して(傾斜角度φ1)設けられるため、ブッシュ150に上下方向の余荷重を良好に加えることができる。
図5(a)に示すバー保持装置において、ボディ170は、保持部171と、被取付部172,174とを含むが、被取付部172,174の被取付面172f、174fの法線nは、上下方向zに対してほぼ直交した向きに伸びたものである。被取付面172f、174fはΔe1オフセットして設けられる。保持部171の第1保持部176の第1保持面176fは、上下方向zに対してほぼ直交する向きに伸びた面である。ブラケット180は、凹部181と、取付部182,184とを含むが、凹部181は第1保持面176fに対向する第2保持面186fを有する第2保持部186を含む。本実施例においても、スタビライザバー2が保持された状態において、スタビライザバー2の上下中心面Qは第1保持部176、第2保持部186を通る。
図5(b)に示すバー保持装置において、ボディ190とブラケット192とにより形成される、スタビライザバー2の中心軸線pに直交する断面の断面形状は四角形状とされる。本実施例においても、スタビライザバー2の上下方向面Qは、ボディ190の第1保持部194、ブラケット192の第2保持部196を通る。
以上、本発明を複数の実施例に基づいて説明したが、上記実施例に限らず、当業者の知識に基づき、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
4,100,130,170,190,200:ボディ 6,104,140,180,192:ブラケット、 8,110,150:ブッシュ 10:締結装置 12,102,132,171:保持部 14f,16f,106f,108f,172f,174f:被取付面 20f,114f,138f,176f:第1保持面 22:第1対向部 24:接続部 40,148,186,196:第2保持部 42:第2対向部 44:接続部 50,52:部分ブッシュ 56,58:分割面
特許請求可能な発明
(1)凹部と、その凹部の両側の一対の取付部とを含むブラケットと、
そのブラケットの前記一対の取付部の各々に対応する一対の被取付部と、それら一対の被取付部の間に位置し、ブッシュと接触する保持面を有する保持部とを含む車両のボディと
を含み、
前記ブラケットの前記一対の取付部の各々と前記ボディの前記一対の被取付部の各々とを当接させた状態で締結装置によって締結させることにより、前記ブラケットと前記ボディとにより、スタビライザバーを前記ブッシュを介して保持するスタビライザバー保持装置であって、
前記一対の被取付部の各々の被取付面が、自身の法線が前記車両の上下方向に対して傾斜して伸びたものであり、
前記ボディの保持面が、前記被取付面の各々より前記車両の上下方向に対する傾斜角度が大きい平坦面である第1保持面を有し、
当該スタビライザバー保持装置によって前記スタビライザバーが保持された状態において、前記第1保持面に、前記スタビライザバーの中心軸線を通り、かつ、前記上下方向に伸びた面である上下方向面が通ることを特徴とするスタビライザバー保持装置。
ボディの被取付面の法線は、上下方向に対して傾斜して伸びたものであればよく、水平方向に伸びたものであってもよい。
(2)前記第1保持面が、前記上下方向に直交する平坦面である(1)項に記載のスタビライザバー保持装置。
第1保持面は、上下方向にほぼ直交する平坦面である。上下方向と厳密に直交する面に限らず多少傾斜した面であってもよい。例えば、上下方向に対する傾斜角度は、70°以上110°以下の間の角度とすることが望ましい。また、80°以上、85°以上とすることが望ましく、100°以下、95°以下とすることが望ましい。
(3)前記ボディの前記一対の被取付面が、同一平面上に位置しない状態で設けられた(1)項または(2)項に記載のスタビライザバー保持装置。
一対の被取付面は、オフセットさせてもオフセットさせなくてもよいが、オフセットさせた方がボディに窪みを形成する場合の加工を容易にし得る。
(4)前記保持部が、前記一対の被取付面の少なくとも一方と平行な方向において、前記一対の被取付部の間に位置する(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載のスタビライザバー保持装置。
(5)当該スタビライザバー保持装置によって前記スタビライザバーが保持された状態において、前記ボディと前記ブラケットとによって構成される前記スタビライザバーの中心軸線と直交する断面形状が概して多角形状を成す(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載のスタビライザバー保持装置。
ブラケットとボディとで多角形状が構成される場合、ブラケットの凹部、ボディの保持部を形成する面が平坦面とされる。その結果、スタビライザバーに作用する上下方向の力を良好に保持することが可能となる。
また、ボディとブラケットとによって構成される形状は、三角形状、四角形状、五角形状,六角形状・・・等とすることができるが、辺の数が4つ以上の多角形状とすることが望ましい。さらに、辺の数が偶数の多角形状とされた場合には、ブラケットが構成する辺とボディが構成する辺とが、それぞれ、互いに対向して平行となる状態とすることが可能となる。
(6)前記第1保持面が、前記法線に対して交差する向きに伸びた面であり、
前記ブラケットの前記凹部が、前記第1保持面とほぼ平行な第2保持面を有する第2保持部を含む(1)項ないし(5)項のいずれか1つに記載のスタビライザバー保持装置。
ブラケット、ブッシュは、法線と平行な方向にボディに押し付けて取り付けるのが普通である。それに対して、第1保持面と第2保持面とは、互いにほぼ平行であり、かつ、それぞれ、法線に対して交差する向きに伸びた面である。そのため、ブラケット、ブッシュをボディに取り付ける場合に斜面の効果により、ブッシュを、第1保持面および第2保持面と直交する方向、すなわち、上下方向に圧縮させることが可能となる。
(7)前記第1保持面と前記第2保持面とが、前記多角形状を構成する多数の辺のうちの、互いに対向する一対の辺を構成する(6)項に記載のスタビライザバー保持装置。
(8)前記ブッシュの、前記第1保持面に対向する部分と前記第2保持面に対向する部分とに、それぞれ、締め代を設けた(7)項に記載のスタビライザバー保持装置。
(9)前記ブッシュが、複数の部分ブッシュを含むものであり、かつ、前記複数の部分ブッシュを仕切る面である複数の分割面のうちの少なくとも1つが、前記第1保持面に対向する部分を除く部分に設けられた(1)項ないし(8)項のいずれかに記載のスタビライザバー保持装置。
ブッシュを、複数の部分ブッシュを含むものとすれば、ブッシュの取付けを容易にすることができる。
(10)凹部と、その凹部の両側の一対の取付部とを含むブラケットと、
そのブラケットの前記一対の取付部の各々に対応する一対の被取付部と、それら一対の被取付部の間に位置する窪みであって、ブッシュと接触する保持面を有する保持部とを含む車両のボディと
を含み、前記ボディの被取付面の法線が、前記車両の上下方向に対して傾斜し、かつ、前記ブラケットの前記一対の取付部をそれぞれ前記ボディの前記一対の被取付部に当接させた状態で締結装置によって締結させることにより、前記ブラケットと前記ボディとにより、スタビライザバーを前記ブッシュを介して保持することを特徴とするスタビライザバー保持装置。
本項に記載のスタビライザバー保持装置には、(1)項ないし(9)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
(11)前記ブッシュが、複数の部分ブッシュから成る(10)項に記載のスタビライザバー保持装置。

Claims (8)

  1. 凹部と、その凹部の両側の一対の取付部とを含むブラケットと、
    ブッシュと接触する保持面を有する保持部と、その保持部の両側に位置し、前記ブラケットの一対の取付部の各々に対応する一対の被取付部とを含む車両のボディと
    を含み、
    前記ブラケットの前記一対の取付部の各々を前記ボディの前記一対の被取付部の各々に当接させた状態で締結装置によって締結させることにより、前記ブラケットと前記ボディとにより、スタビライザバーを前記ブッシュを介して保持するスタビライザバー保持装置であって、
    前記一対の被取付部の各々の被取付面が、自身の法線が前記車両の上下方向に対して傾斜して伸びたものであり、
    前記保持面が、前記法線に対して交差する方向に伸び、かつ、前記上下方向に直交する平坦面である第1保持面を有し、
    当該スタビライザバー保持装置によって前記スタビライザバーが保持された状態において、前記第1保持面に、前記スタビライザバーの中心軸線を通り、かつ、前記上下方向に伸びた面である上下方向面が通ることを特徴とするスタビライザバー保持装置。
  2. 前記ボディの前記一対の被取付面が、同一平面上に位置しない状態で設けられた請求項1に記載のスタビライザバー保持装置。
  3. 当該スタビライザバー保持装置によって前記スタビライザバーが保持された状態において、前記ボディと前記ブラケットとによって構成される前記スタビライザバーの中心軸線と直交する断面形状が概して多角形状を成す請求項1または2に記載のスタビライザバー保持装置。
  4. 前記ブラケットの前記凹部が、前記第1保持面と平行な第2保持面を有する第2保持部を含む請求項1ないし3のいずれか1つに記載のスタビライザバー保持装置。
  5. 前記ブッシュが、複数の部分ブッシュを含むものであり、かつ、前記複数の部分ブッシュを仕切る面である複数の分割面のうちの少なくとも1つが、前記ブッシュが前記ボディと前記ブラケットとによって保持された状態において、前記第1保持面に当接する部分を除く部分に設けられた請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスタビライザバー保持装置。
  6. 凹部と、その凹部の両側の一対の取付部とを含むブラケットと、
    ブッシュと接触する保持面を有し、凹状を成す保持部と、その保持部の両側に位置し、前記ブラケットの前記一対の取付部の各々に対応する一対の被取付部とを含む車両のボディと
    を含み、前記ブラケットの前記一対の取付部をそれぞれ前記ボディの前記一対の被取付部に当接させた状態で締結装置によって締結させることにより、前記ブラケットと前記ボディとにより、スタビライザバーを前記ブッシュを介して保持するスタビライザバー保持装置であって、
    前記ボディの一対の被取付部の各々の被取付面の法線が、前記車両の上下方向に対して傾斜し、
    前記保持面が、前記法線と交差するとともに前記被取付面と交差する方向に伸びた平坦面である第1面を含み、
    当該スタビライザバー保持装置によって前記スタビライザバーが保持された状態において、前記スタビライザバーの中心軸線を通り、かつ、前記上下方向に伸びた面である上下方向面が前記第1面を通ることを特徴とするスタビライザバー保持装置。
  7. 前記ブッシュが、複数の部分ブッシュから成る請求項6に記載のスタビライザバー保持装置。
  8. 前記ブラケットの前記凹部が、前記第1面と平行な面である第2面を有する部分を含む請求項6または7に記載のスタビライザバー保持装置。
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