JP6325958B2 - ダイバーシティ受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイバーシティ受信機に関するものである。
複数のアンテナを用いたダイバーシティ構成の受信機が知られている。ある従来技術によれば、各アンテナからの信号の位相を、それぞれ抵抗とコンデンサとからなる時定数回路で調整し、受信レベルが最大となるように合成することで受信感度を改善する(非特許文献1参照)。
上記従来技術は、時定数回路の回路規模が大きい点が欠点である。また、動作周波数ごとに時定数回路を用意する必要があるため、回路規模が更に大きくなる問題もあった。
本発明の目的は、時定数回路を用いずに位相調整を行うダイバーシティ受信機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、互いに異なる位相を持つ複数の局部発振信号を生成する局部発振信号生成部と、第1アンテナからの受信信号の周波数を変換する第1周波数変換部と、第2アンテナからの受信信号の周波数を変換する第2周波数変換部と、前記第1周波数変換部の出力と前記第2周波数変換部の出力とを合成する合成部とを備えたダイバーシティ受信機の構成を前提とする。前記第1周波数変換部は、前記複数の局部発振信号のうちの1つの信号によってオン・オフ制御される第1スイッチングミキサを有する。前記第2周波数変換部は、各々前記複数の局部発振信号のうちの対応する1つの信号を伝達する複数のロジック回路と、各々前記複数のロジック回路のうちの対応する1つのロジック回路の出力によってオン・オフ制御される複数の第2スイッチングミキサとを有する。そして、前記複数のロジック回路の各出力は、前記第1周波数変換部の出力に対する前記第2周波数変換部の出力の位相調整量を指示する位相制御信号に応じて有効化又は無効化される。
本発明によれば、第2周波数変換部にて使用する局部発振信号の位相を選択することで位相調整を行うこととしたので、時定数回路が不要になり、従来に比べて回路規模が削減される。
本発明の第1の実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成を示すブロック図である。 図1中の局部発振信号生成部の詳細構成例を示す回路図である。 図2の局部発振信号生成部の動作を説明するための信号波形図である。 図1中のミキサ及び位相調整ミキサの各々の詳細構成例を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成を示すブロック図である。 図5中の局部発振信号生成部の詳細構成例を示す回路図である。 図6の局部発振信号生成部の動作を説明するための信号波形図である。 図5中のミキサ及び位相調整ミキサの各々の詳細構成例を示す回路図である。 図8中の位相調整ミキサの動作例を説明するための信号波形図である。 本発明の第3の実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
図1は、本発明の第1の実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成を示す。図1のダイバーシティ受信機は、第1及び第2アンテナ10a,10bと、第1及び第2低雑音トランスコンダクタンス増幅器(LNTA)12a,12bと、シンセサイザ20と、局部発振(LO)信号生成部22と、ミキサ(MIX)30と、位相調整ミキサ(位相調整MIX)34と、ベースバンド増幅器(BB Amp)40と、ローパスフィルタ(LPF)42と、可変利得増幅器(VGA)44と、第1及び第2アナログデジタル変換器(ADC)46,47と、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)48と、出力機器50とを備える。
第1及び第2アンテナ10a,10bは、各々RF信号を受信するための手段である。
第1及び第2LNTA12a,12bは、各々受信RF信号を増幅し、これを電流出力に変換する。
シンセサイザ20は、互いに相補関係にある正相クロック信号CLKと逆相クロック信号CLKBとを生成する発振器である。
LO信号生成部22は、相補クロック信号CLK/CLKBを2分周することにより、互いに90度異なる位相を持つ4つの局部発振(LO)信号SIG000〜270を生成する。後に詳細に説明するが、LO信号生成部22が生成するLO信号は、第1LO信号SIG000と、第2LO信号SIG090と、第3LO信号SIG180と、第4LO信号SIG270とを含む。
ミキサ30は、4つのLO信号SIG000〜270を受けて、第1アンテナ10aからの受信RF信号の周波数をベースバンド信号の周波数へと変換する第1周波数変換部であって、差動出力のI信号ミキサ31と、差動出力のQ信号ミキサ32とからなる。I信号とQ信号とは直交関係にある。
位相調整ミキサ34は、4つのLO信号SIG000〜270と、DSP48からの位相制御信号CNT000〜270とを受けて、第2アンテナ10bからの受信RF信号の周波数をベースバンド信号の周波数へと変換する第2周波数変換部であって、差動出力のI信号ミキサ35と、差動出力のQ信号ミキサ36とからなる。後に詳細に説明するが、DSP48から供給される位相制御信号は、第1位相制御信号CNT000と、第2位相制御信号CNT090と、第3位相制御信号CNT180と、第4位相制御信号CNT270とを含む。
ミキサ30の差動出力(I信号及びQ信号)と、位相調整ミキサ34の差動出力(I信号及びQ信号)とは、ベースバンド増幅器40の入力端にてそれぞれ合成されるように接続されている。ベースバンド増幅器40は、電流信号であるI信号とQ信号とをそれぞれ電圧信号に変換する差動のトランスインピーダンス増幅器である。
LPF42は、所要帯域外の妨害波を減衰させるためのフィルタである。
VGA44は、LPF42の出力(I信号及びQ信号)をそれぞれ増幅する。
第1及び第2ADC46,47は、VGA44の出力(I信号及びQ信号)であるアナログI信号及びアナログQ信号をそれぞれデジタル信号に変換する。
DSP48は、第1及び第2ADC46,47の出力(I信号及びQ信号)に対して、出力機器50に応じたデジタル処理を施す。また、DSP48は、位相調整ミキサ34へ位相制御信号CNT000〜270を供給する。
出力機器50は、例えば、ディスプレイ、スピーカ等である。
図2は、図1中のLO信号生成部22の詳細構成例を示す。図2のLO信号生成部22は、リング状に接続された第1及び第2Dフリップフロップ52,53からなる。第1LO信号SIG000は第1Dフリップフロップ52のQ端子から、第2LO信号SIG090は第2Dフリップフロップ53のQ端子から、第3LO信号SIG180は第1Dフリップフロップ52のQB端子から、第4LO信号SIG270は第2Dフリップフロップ53のQB端子からそれぞれ出力される。
図3は、図2のLO信号生成部22の動作を説明するための信号波形図である。正相クロック信号CLK及び逆相クロック信号CLKBのデューティ比は、いずれも50%である。第1LO信号SIG000は、正相クロック信号CLKの立ち上がり時に立ち上がり、正相クロック信号CLKの次の立ち上がり時に立ち下がる。第2LO信号SIG090は、逆相クロック信号CLKBの立ち上がり時に立ち上がり、逆相クロック信号CLKBの次の立ち上がり時に立ち下がる。第3LO信号SIG180は、第1LO信号SIG000に対して逆相の信号である。第4LO信号SIG270は、第2LO信号SIG090に対して逆相の信号である。つまり、第1、第2、第3及び第4LO信号SIG000,SIG090,SIG180,SIG270は、周波数がいずれも相補クロック信号CLK/CLKBの2分の1であり、デューティ比がいずれも50%であり、かつ互いに90度異なる位相を持つ。
図4は、図1中のミキサ30及び位相調整ミキサ34の各々の詳細構成例を示す。前述のとおり、ミキサ30はI信号ミキサ31と、Q信号ミキサ32とからなり、位相調整ミキサ34はI信号ミキサ35と、Q信号ミキサ36とからなる。
ミキサ30中のI信号ミキサ31は、第1LNTA12aの出力とベースバンド増幅器40のI差動入力との間に介在し、かつ各々のゲートに第1LO信号SIG000と第3LO信号SIG180とを受ける2個のNMOSトランジスタからなるスイッチングミキサである。
ミキサ30中のQ信号ミキサ32は、第1LNTA12aの出力とベースバンド増幅器40のQ差動入力との間に介在し、かつ各々のゲートに第2LO信号SIG090と第4LO信号SIG270とを受ける2個のNMOSトランジスタからなるスイッチングミキサである。
位相調整ミキサ34中のI信号ミキサ35は、第2LNTA12bの出力とベースバンド増幅器40のI非反転入力との間に介在した第1〜第4NMOSトランジスタ60〜63からなるスイッチングミキサと、第1〜第4AND回路64〜47と、第2LNTA12bの出力とベースバンド増幅器40のI反転入力との間に介在した第5〜第8NMOSトランジスタ70〜73からなるスイッチングミキサと、第5〜第8AND回路74〜77とからなる。第1AND回路64は、第1LO信号SIG000と第1位相制御信号CNT000とを入力に受け、AND出力で第1NMOSトランジスタ60のゲートを駆動する。第2AND回路65は、第3LO信号SIG180と第3位相制御信号CNT180とを入力に受け、AND出力で第2NMOSトランジスタ61のゲートを駆動する。第3AND回路66は、第2LO信号SIG090と第2位相制御信号CNT090とを入力に受け、AND出力で第3NMOSトランジスタ62のゲートを駆動する。第4AND回路67は、第4LO信号SIG270と第4位相制御信号CNT270とを入力に受け、AND出力で第4NMOSトランジスタ63のゲートを駆動する。第5AND回路74は、第1LO信号SIG000と第3位相制御信号CNT180とを入力に受け、AND出力で第5NMOSトランジスタ70のゲートを駆動する。第6AND回路75は、第3LO信号SIG180と第1位相制御信号CNT000とを入力に受け、AND出力で第6NMOSトランジスタ71のゲートを駆動する。第7AND回路76は、第2LO信号SIG090と第4位相制御信号CNT270とを入力に受け、AND出力で第7NMOSトランジスタ72のゲートを駆動する。第8AND回路77は、第4LO信号SIG270と第2位相制御信号CNT090とを入力に受け、AND出力で第8NMOSトランジスタ73のゲートを駆動する。
位相調整ミキサ34中のQ信号ミキサ36は、第2LNTA12bの出力とベースバンド増幅器40のQ非反転入力との間に介在した第1〜第4NMOSトランジスタ80〜83からなるスイッチングミキサと、第1〜第4AND回路84〜87と、第2LNTA12bの出力とベースバンド増幅器40のQ反転入力との間に介在した第5〜第8NMOSトランジスタ90〜93からなるスイッチングミキサと、第5〜第8AND回路94〜97とからなる。第1AND回路84は、第1LO信号SIG000と第4位相制御信号CNT270とを入力に受け、AND出力で第1NMOSトランジスタ80のゲートを駆動する。第2AND回路85は、第3LO信号SIG180と第2位相制御信号CNT090とを入力に受け、AND出力で第2NMOSトランジスタ81のゲートを駆動する。第3AND回路86は、第2LO信号SIG090と第1位相制御信号CNT000とを入力に受け、AND出力で第3NMOSトランジスタ82のゲートを駆動する。第4AND回路87は、第4LO信号SIG270と第3位相制御信号CNT180とを入力に受け、AND出力で第4NMOSトランジスタ83のゲートを駆動する。第5AND回路94は、第1LO信号SIG000と第2位相制御信号CNT090とを入力に受け、AND出力で第5NMOSトランジスタ90のゲートを駆動する。第6AND回路95は、第3LO信号SIG180と第4位相制御信号CNT270とを入力に受け、AND出力で第6NMOSトランジスタ91のゲートを駆動する。第7AND回路96は、第2LO信号SIG090と第3位相制御信号CNT180とを入力に受け、AND出力で第7NMOSトランジスタ92のゲートを駆動する。第8AND回路97は、第4LO信号SIG270と第1位相制御信号CNT000とを入力に受け、AND出力で第8NMOSトランジスタ93のゲートを駆動する。
ミキサ30中のI信号ミキサ31では、第1〜第4位相制御信号CNT000〜270の如何にかかわらず、一方のNMOSトランジスタが第1LO信号SIG000によってオン・オフ制御され、他方のNMOSトランジスタが第3LO信号SIG180によってオン・オフ制御される。したがって、このI信号ミキサ31は、第1アンテナ10aからの受信RF信号を、差動のベースバンドI信号へと変換する。
ミキサ30中のQ信号ミキサ32では、第1〜第4位相制御信号CNT000〜270の如何にかかわらず、一方のNMOSトランジスタが第2LO信号SIG090によってオン・オフ制御され、他方のNMOSトランジスタが第4LO信号SIG270によってオン・オフ制御される。したがって、このQ信号ミキサ32は、I信号ミキサ31が出力する差動ベースバンドI信号に対して90度の位相差を持つ差動ベースバンドQ信号を出力する。
一方、位相調整ミキサ34の動作は、第1〜第4位相制御信号CNT000〜270の如何に依存する。
(1)第1位相制御信号CNT000が“H”であり、他の位相制御信号CNT090,CNT180,CNT270が“L”である場合
I信号ミキサ35では、第1位相制御信号CNT000により第1AND回路64の出力と第6AND回路75の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第1NMOSトランジスタ60は、有効化された第1AND回路64が伝達する第1LO信号SIG000によってオン・オフ制御される。第6NMOSトランジスタ71は、有効化された第6AND回路75が伝達する第3LO信号SIG180によってオン・オフ制御される。したがって、このI信号ミキサ35は、第2アンテナ10bからの受信RF信号を、位相調整することなく差動のベースバンドI信号へと変換する。
Q信号ミキサ36では、第1位相制御信号CNT000により第3AND回路86の出力と第8AND回路97の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第3NMOSトランジスタ82は、有効化された第3AND回路86が伝達する第2LO信号SIG090によってオン・オフ制御される。第8NMOSトランジスタ93は、有効化された第8AND回路97が伝達する第4LO信号SIG270によってオン・オフ制御される。したがって、このQ信号ミキサ36は、I信号ミキサ35が出力する差動ベースバンドI信号に対して90度の位相差を持つ差動ベースバンドQ信号を出力する。
以上のとおり、第1位相制御信号CNT000が“H”である場合、位相調整ミキサ34は、ミキサ30と同位相のLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。そして、ミキサ30の電流出力と、位相調整ミキサ34の電流出力とが、ベースバンド増幅器40の入力端にて合成される。
(2)第2位相制御信号CNT090が“H”であり、他の位相制御信号CNT180,CNT270,CNT000が“L”である場合
I信号ミキサ35では、第2位相制御信号CNT090により第3AND回路66の出力と第8AND回路77の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第3NMOSトランジスタ62は、有効化された第3AND回路66が伝達する第2LO信号SIG090によってオン・オフ制御される。第8NMOSトランジスタ73は、有効化された第8AND回路77が伝達する第4LO信号SIG270によってオン・オフ制御される。したがって、このI信号ミキサ35は、第2アンテナ10bからの受信RF信号を、90度だけ位相調整して差動のベースバンドI信号へと変換する。
Q信号ミキサ36では、第2位相制御信号CNT090により第2AND回路85の出力と第5AND回路94の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第2NMOSトランジスタ81は、有効化された第2AND回路85が伝達する第3LO信号SIG180によってオン・オフ制御される。第5NMOSトランジスタ90は、有効化された第5AND回路94が伝達する第1LO信号SIG000によってオン・オフ制御される。したがって、このQ信号ミキサ36は、I信号ミキサ35が出力する差動ベースバンドI信号に対して90度の位相差を持つ差動ベースバンドQ信号を出力する。
以上のとおり、第2位相制御信号CNT090が“H”である場合、位相調整ミキサ34は、ミキサ30のLO信号に対して90度だけ位相調整したLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。そして、ミキサ30の電流出力と、位相調整ミキサ34の電流出力とが、ベースバンド増幅器40の入力端にて合成される。
(3)第3位相制御信号CNT180が“H”であり、他の位相制御信号CNT270,CNT000,CNT090が“L”である場合
I信号ミキサ35では、第3位相制御信号CNT180により第2AND回路65の出力と第5AND回路74の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第2NMOSトランジスタ61は、有効化された第2AND回路65が伝達する第3LO信号SIG180によってオン・オフ制御される。第5NMOSトランジスタ70は、有効化された第5AND回路74が伝達する第1LO信号SIG000によってオン・オフ制御される。したがって、このI信号ミキサ35は、第2アンテナ10bからの受信RF信号を、180度だけ位相調整して差動のベースバンドI信号へと変換する。
Q信号ミキサ36では、第3位相制御信号CNT180により第4AND回路87の出力と第7AND回路96の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第4NMOSトランジスタ83は、有効化された第4AND回路87が伝達する第4LO信号SIG270によってオン・オフ制御される。第7NMOSトランジスタ92は、有効化された第7AND回路96が伝達する第2LO信号SIG090によってオン・オフ制御される。したがって、このQ信号ミキサ36は、I信号ミキサ35が出力する差動ベースバンドI信号に対して90度の位相差を持つ差動ベースバンドQ信号を出力する。
以上のとおり、第3位相制御信号CNT180が“H”である場合、位相調整ミキサ34は、ミキサ30のLO信号に対して180度だけ位相調整したLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。そして、ミキサ30の電流出力と、位相調整ミキサ34の電流出力とが、ベースバンド増幅器40の入力端にて合成される。
(4)第4位相制御信号CNT270が“H”であり、他の位相制御信号CNT000,CNT090,CNT180が“L”である場合
I信号ミキサ35では、第4位相制御信号CNT270により第4AND回路67の出力と第7AND回路76の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第4NMOSトランジスタ63は、有効化された第4AND回路67が伝達する第4LO信号SIG270によってオン・オフ制御される。第7NMOSトランジスタ72は、有効化された第7AND回路76が伝達する第2LO信号SIG090によってオン・オフ制御される。したがって、このI信号ミキサ35は、第2アンテナ10bからの受信RF信号を、270度だけ位相調整して差動のベースバンドI信号へと変換する。
Q信号ミキサ36では、第4位相制御信号CNT270により第1AND回路84の出力と第6AND回路95の出力とが有効化され、他の6個のAND回路の出力がいずれも無効化される。第1NMOSトランジスタ80は、有効化された第1AND回路84が伝達する第1LO信号SIG000によってオン・オフ制御される。第6NMOSトランジスタ91は、有効化された第6AND回路95が伝達する第3LO信号SIG180によってオン・オフ制御される。したがって、このQ信号ミキサ36は、I信号ミキサ35が出力する差動ベースバンドI信号に対して90度の位相差を持つ差動ベースバンドQ信号を出力する。
以上のとおり、第4位相制御信号CNT270が“H”である場合、位相調整ミキサ34は、ミキサ30のLO信号に対して270度だけ位相調整したLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。そして、ミキサ30の電流出力と、位相調整ミキサ34の電流出力とが、ベースバンド増幅器40の入力端にて合成される。
DSP48は、起動時に第1〜第4位相制御信号CNT000〜270を順次“H”にすることにより、各調整位相ごとの受信レベルを記憶し、受信レベルが最大となった位相調整の設定を以後は採用する。あるいは、受信レベルをDSP48で常時モニタし、受信レベルがある基準レベル未満になったら、現在の位相調整の設定から90度変化させた位相調整の設定に動的に変更するようにしてもよい。
第1の実施形態によれば、位相調整ミキサ34にて使用するLO信号の位相を選択することで位相調整を行うこととしたので、時定数回路が不要になり、従来に比べて回路規模が削減される。また、マルチバンド化、広帯域化も容易である。
なお、LO信号生成部22は、図2の構成に限らない。また、ミキサ30及び位相調整ミキサ34をPMOSトランジスタ構成としてもよい。
ミキサ30を位相調整ミキサ34と同様に位相調整可能な構成としてもよい。
《第2の実施形態》
図5は、本発明の第2の実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成を示す。図5のダイバーシティ受信機では、図1中の第2LNTA12bに代えてI信号用のLNTA13とQ信号用のLNTA14とが用意されている。
図6は、図5中のLO信号生成部22の詳細構成例を示す。図6のLO信号生成部22は、リング状に接続された第1及び第2Dフリップフロップ52,53と、第1〜第4AND回路54,55,56,57とからなる。第1AND回路54の2入力は第1Dフリップフロップ52のQ端子と第2Dフリップフロップ53のQB端子とにそれぞれ接続されており、第1AND回路54の出力が第1LO信号SIG000である。第2AND回路55の2入力は第1Dフリップフロップ52のQ端子と第2Dフリップフロップ53のQ端子とにそれぞれ接続されており、第2AND回路55の出力が第2LO信号SIG090である。第3AND回路56の2入力は第1Dフリップフロップ52のQB端子と第2Dフリップフロップ53のQ端子とにそれぞれ接続されており、第3AND回路56の出力が第3LO信号SIG180である。第4AND回路57の2入力は第1Dフリップフロップ52のQB端子と第2Dフリップフロップ53のQB端子とにそれぞれ接続されており、第4AND回路57の出力が第4LO信号SIG270である。
図7は、図6のLO信号生成部22の動作を説明するための信号波形図である。正相クロック信号CLK及び逆相クロック信号CLKBのデューティ比は、いずれも50%である。一方、第1、第2、第3及び第4LO信号SIG000,SIG090,SIG180,SIG270は、周波数がいずれも相補クロック信号CLK/CLKBの2分の1であり、デューティ比がいずれも25%であり、かつ互いに90度異なる位相を持つ。
図8は、図5中のミキサ30及び位相調整ミキサ34の各々の詳細構成例を示す。位相調整ミキサ34中のI信号ミキサ35は、第2アンテナ10bに由来するI信号用のLNTA13の出力と、ベースバンド増幅器40のI差動入力との間に介在する。位相調整ミキサ34中のQ信号ミキサ36は、第2アンテナ10bに由来するQ信号用のLNTA14の出力と、ベースバンド増幅器40のQ差動入力との間に介在する。
図8のミキサ30及び位相調整ミキサ34によれば、第1位相制御信号CNT000が“H”であり、他の位相制御信号CNT090,CNT180,CNT270が“L”であるとき、位相調整ミキサ34は、図4の場合と同様に、ミキサ30と同位相のLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。第2位相制御信号CNT090が“H”であり、他の位相制御信号CNT180,CNT270,CNT000が“L”であるとき、位相調整ミキサ34は、図4の場合と同様に、ミキサ30のLO信号に対して90度だけ位相調整したLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。第3位相制御信号CNT180が“H”であり、他の位相制御信号CNT270,CNT000,CNT090が“L”であるとき、位相調整ミキサ34は、図4の場合と同様に、ミキサ30のLO信号に対して180度だけ位相調整したLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。第4位相制御信号CNT270が“H”であり、他の位相制御信号CNT000,CNT090,CNT180が“L”であるとき、位相調整ミキサ34は、図4の場合と同様に、ミキサ30のLO信号に対して270度だけ位相調整したLO信号を用いて第2アンテナ10bからの受信RF信号をベースバンド信号へ変換する。
図5中のDSP48は、以上のとおり、第1〜第4位相制御信号CNT000,CNT090,CNT180,CNT270のうちのいずれか1つを“H”に設定することにより、90度きざみの位相調整を実現する。DSP48はまた、図9に示すように、第1及び第2位相制御信号CNT000,CNT090を同時に“H”に設定し、又は第2及び第3位相制御信号CNT090,CNT180を同時に“H”に設定し、又は第3及び第4位相制御信号CNT180,CNT270を同時に“H”に設定し、又は第4及び第1位相制御信号CNT270,CNT000を同時に“H”に設定することにより、45度きざみの位相調整を実現することもできる。すなわち、隣合う位相を持ったLO信号を連結させることで、それぞれのLO信号の中間の位相に調整することができる。
第2の実施形態によれば、位相調整ミキサ34にて使用するLO信号の位相を選択することで位相調整を行うこととしたので、時定数回路が不要になり、従来に比べて回路規模が削減される。また、マルチバンド化、広帯域化も容易である。しかも、第1の実施形態より細かい位相調整が可能となる。
なお、LO信号生成部22は、図6の構成に限らない。また、ミキサ30及び位相調整ミキサ34をPMOSトランジスタ構成としてもよい。
LO信号生成部22は、nを自然数とするとき、シンセサイザ20の出力を2n分周することにより、デューティ比がいずれも1/(4n)×100%であり、かつ互いに360/(4n)度異なる位相を持つ4n個のLO信号を生成することとしてもよい。ミキサ30及び位相調整ミキサ34は、これら4n個のLO信号を用いて周波数変換を実行する。nが2以上の自然数である場合、位相調整ミキサ34中で同時に動作するスイッチングミキサの数は3以上であってもよい。
《第3の実施形態》
図10は、本発明の第3の実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成を示す。図10のダイバーシティ受信機は、第1アンテナ10aと第1LNTA12aとの間と、第2アンテナ10bと第2LNTA12bとの間とに、それぞれ片相−差動変換のためのバラン(B)11a,11bを備えている。第2LNTA12bは、I信号用のLNTA13とQ信号用のLNTA14とを有している。そして、第1LNTA12aと、第2LNTA12bと、ミキサ30と、位相調整ミキサ34とは、いずれも差動入力かつ差動出力の構成を持つ。つまり、第3の実施形態におけるミキサ30及び位相調整ミキサ34は、いずれもダブルバランスミキサである。
図10のダイバーシティ受信機は、全差動構成である点を除き、第1及び第2の実施形態と同様の動作をする。ミキサ30及び位相調整ミキサ34の内部詳細構成の説明は省略する。
以上説明してきたとおり、本発明に係るダイバーシティ受信機は、従来に比べて回路規模が削減されて有用である。
10a,10b アンテナ
11a,11b バラン(B)
12a,12b 低雑音トランスコンダクタンス増幅器(LNTA)
13,14 低雑音トランスコンダクタンス増幅器(LNTA)
20 シンセサイザ
22 局部発振(LO)信号生成部
30 ミキサ(MIX)[第1周波数変換部]
31 I信号ミキサ
32 Q信号ミキサ
34 位相調整ミキサ(位相調整MIX)[第2周波数変換部]
35 I信号ミキサ
36 Q信号ミキサ
40 ベースバンド増幅器(BB Amp)[合成部]
42 ローパスフィルタ(LPF)
44 可変利得増幅器(VGA)
46,47 アナログデジタル変換器(ADC)
48 デジタルシグナルプロセッサ(DSP)
50 出力機器
52,53 Dフリップフロップ
54〜57 AND回路
60〜63,70〜73,80〜83,90〜93 NMOSトランジスタ[スイッチングミキサ]
64〜67,74〜77,84〜87,94〜97 AND回路[ロジック回路]
CLK/CLKB シンセサイザ出力信号
CNT000〜270 位相制御信号
SIG000〜270 局部発振(LO)信号

Claims (8)

  1. 互いに異なる位相を持つ複数の局部発振信号を生成する局部発振信号生成部と、
    第1アンテナからの受信信号の周波数を変換する第1周波数変換部と、
    第2アンテナからの受信信号の周波数を変換する第2周波数変換部と、
    前記第1周波数変換部の出力と前記第2周波数変換部の出力とを合成する合成部とを備えたダイバーシティ受信機であって、
    前記第1周波数変換部は、前記複数の局部発振信号のうちの1つの信号によってオン・オフ制御される第1スイッチングミキサを有し、
    前記第2周波数変換部は、
    各々前記複数の局部発振信号のうちの対応する1つの信号を伝達する複数のロジック回路と、
    各々前記複数のロジック回路のうちの対応する1つのロジック回路の出力によってオン・オフ制御される複数の第2スイッチングミキサとを有し、
    前記複数のロジック回路の各出力は、前記第1周波数変換部の出力に対する前記第2周波数変換部の出力の位相調整量を指示する位相制御信号に応じて有効化又は無効化されるダイバーシティ受信機。
  2. 請求項1記載のダイバーシティ受信機において、
    前記局部発振信号生成部は、デューティ比がいずれも50%であり、かつ互いに90度異なる位相を持つ4つの局部発振信号を生成するダイバーシティ受信機。
  3. 請求項1記載のダイバーシティ受信機において、
    前記局部発振信号生成部は、デューティ比がいずれも25%であり、かつ互いに90度異なる位相を持つ4つの局部発振信号を生成するダイバーシティ受信機。
  4. 請求項1記載のダイバーシティ受信機において、
    前記第1スイッチングミキサと、前記複数の第2スイッチングミキサの各々とは、I信号ミキサと、Q信号ミキサとからなるダイバーシティ受信機。
  5. 請求項1記載のダイバーシティ受信機において、
    前記第1周波数変換部と、前記第2周波数変換部とは、いずれも差動入力構成を有するダイバーシティ受信機。
  6. 請求項1記載のダイバーシティ受信機において、
    前記局部発振信号生成部は、nを自然数とするとき、デューティ比がいずれも1/(4n)×100%であり、かつ互いに360/(4n)度異なる位相を持つ4n個の局部発振信号を生成するダイバーシティ受信機。
  7. 請求項6記載のダイバーシティ受信機において、
    前記複数のロジック回路の各出力のうち、隣合う位相を持った局部発振信号を伝達する2個のロジック回路の出力が同時に有効化されるダイバーシティ受信機。
  8. 請求項7記載のダイバーシティ受信機において、
    前記複数のロジック回路の各出力のうち、前記複数の局部発振信号のうちの互いに360/(4n)度異なる位相を持つ2個の局部発振信号を伝達する2個のロジック回路の各出力が同時に有効化されるダイバーシティ受信機。
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