JP6324812B2 - 回転電機用圧入固定構造体、およびステータ - Google Patents

回転電機用圧入固定構造体、およびステータ Download PDF

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Description

本発明は、回転電機用圧入固定構造体、およびステータに関する。
車両などに搭載される電動モータにおいて、ステータのステータコアをステータホルダに圧入するときなどには、圧入面に施された凸部と、被圧入面に施された凸部とを接触させて、一方が他方を塑性変形させながら係合させる方法が公知である。
特許文献1では、ステータのステータコアをステータホルダに圧入する際に、両者の圧入面に形成された凸部を噛み合わせ、塑性変形させている。これにより、圧入面どうしの間に発生する摩擦力と、塑性噛み合いによる剪断力と、が付与され、相対移動不能に強固に固定できることが示されている。
国際公開第2012/157384号(要約、段落0020〜段落0025、段落0035、図9参照)
この特許文献1に記載の技術によれば、ステータの磁気特性の向上が図られているが、例えばコイルに通電時に、分割型ステータコアの比較的磁束密度が高くなるバックヨークの円周方向両端部に発生する応力の大きさについては、更なる改善の余地がある。
そこで、本発明は、バックヨークの円周方向両端部に発生する応力の大きさを低減させて、通電時の鉄損の発生を抑制させた、すなわち磁気特性を向上させた回転電機用圧入固定構造体、およびステータを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明は、複数の鋼板を積層して構成された積層コアと、前記積層コアの径方向の端面が圧入される圧入面を備えた他部材と、を備え、前記積層コアは、円周方向に分割された複数の分割コアによって構成されており、前記分割コアの前記径方向の端面は、前記円周方向において断続的に形成された複数のコア凸部を備え、前記他部材の前記圧入面は、前記積層コアの前記積層方向において断続的に形成された複数の他部材凸部を備え、軸方向から見たときに、複数の前記コア凸部は、前記分割コアの前記径方向の端面のうちの、前記円周方向の中央部に形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、分割コアを軸方向から見たときに、複数のコア凸部は、分割コアの径方向端面のうちの、バックヨークの円周方向中央部に形成される。したがって、圧入時に主に応力の発生する範囲は、分割コアの径方向端面のうちの、バックヨークの円周方向中央部の部分となる。ゆえに、コイルに通電時に比較的磁束密度が高くなる、分割コアの径方向端面のうちのバックヨークの円周方向両端部側の応力を低減することができる。
これにより、コイルに通電時において、分割コアの径方向端面のうちの、バックヨークの円周方向両端部を磁束が通過することによる、エネルギー損失の発生を抑制することができる。
前記分割コアは、前記径方向に沿って延びるティースと、前記径方向に所定の幅を有して前記円周方向に円弧状に延びるバックヨークと、を備えており、前記コア凸部は、前記ティースの両側面の延長線と、前記バックヨークの前記径方向の端面とが交差する領域の内部に形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、コア凸部が形成される領域は、分割コアの径方向端面のうちのバックヨークの円周方向中央部のうち、ティースの両側面の延長線と、バックヨークの径方向の端面とが交差する領域の内部に形成される。これにより、コイル通電時にバックヨークのうちの円周方向両端部側に発生する応力を、さらに低減することができる。また、コイル通電時にバックヨークのうちの、円周方向両端部を磁束が通過することによる、エネルギー損失の発生を抑制することができる。
前記積層コアの前記径方向の端面が前記他部材の前記圧入面に圧入される際に、前記コア凸部は、前記他部材凸部を変形させて前記他部材の前記圧入面の表面よりも内側に入り込んでいることを特徴とする。
このような構成によれば、コア凸部を、他部材凸部を塑性変形させながら圧入させるので、圧入面どうしの間に発生する摩擦力と塑性噛み合いによる剪断力とが付与され、コア凸部と他部材凸部とを相対移動不能に強固に固定できる。
このため、コア凸部が形成される領域が、分割コアの径方向端面のうちのバックヨークの円周方向中央部という、限られた範囲であったとしても、積層コアと他部材との間のスリップトルクを高い値で確保することができる。
本発明によれば、バックヨークの円周方向両端部に発生する応力の大きさを低減させ、磁気特性に優れた回転電機用圧入固定構造体、およびステータを提供できる。
第1実施形態に係る電動モータのステータの分解斜視図である。 分割コアおよびステータホルダの一部を示す断面斜視図である。 図2のX−X矢視断面図であり、ステータコアをステータホルダに圧入する様子を示す図である。(a)は圧入前、(b)は圧入中を示す図である。 (a)は磁束密度毎の応力と鉄損の特性を説明する図である。(b)は第1実施形態に係るステータコア内の磁束密度分布を模式的に描いた図である。 第1実施形態に係るステータコア内の応力分布を説明する図である。 第2実施形態に係るステータコア内の応力分布を説明する図である。 比較例に係るステータコア内の応力分布を説明する図である。
以下、本発明の実施形態に係る回転電機用圧入固定構造体について、図1ないし図7を参照しながら説明する。
なお、以下では実施形態に係る回転電機用圧入固定構造体に関し、車両、とりわけ自動車に搭載される電動モータのステータを例に挙げて説明するが、これに限らない。本発明の実施形態は、自動車以外の機器、例えば産業機械、などに搭載される電動モータのステータにおいても、適用することができる。
また、以下では電動モータのうち、ステータコアとステータホルダとを圧入により固定する場合を例に挙げて説明するが、これに限らない。本発明は、電動モータのロータヨークをロータシャフトに圧入固定する場合などにおいても、適用することができる。
また、以下の説明において、軸方向・円周方向・径方向などの方向軸に関しては、特に断り書きのない限り、各図の記載によるものとする。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電動モータのステータの分解斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電動モータのステータ11は、それぞれ略円環状のステータコア12と、ステータホルダ13とを含んでなる。
ステータコア12は、略同一形状の複数の分割コア14が、軸線を中心として、外周面12aまでの距離が所定値、例えばRとなるように、円周方向に連結されて構成される。つまり、分割コア14は、軸線Lからの径方向の距離が半径Rとなるように、略円環状に連結されている。分割コア14の詳細は図2で後記するが、バックヨーク15と、ティース16と、バックヨーク15が円周方向に連結されて構成される略円環状のヨーク環状部17と、ヨーク環状部17の内周面17aと、ダボ部24と、を有している。
なお、ステータコア12は、複数の分割コア14が連結されて構成されると説明したが、これに限らない。つまり、コアが分割されていない、すなわち一体型のコアを使用するようにしてもよい。
ステータホルダ13は、軸線を中心とした略中空円筒形状を呈し、ステータコア12を圧入する際の被圧入面となる内周面13aと、フランジ部13bとを有してなる。
フランジ部13bは、ステータホルダ13の軸方向一端部から径方向外側に突出するようにして形成され、ハウジングなどにボルト固定することによって、固定される。
ステータ11は、ステータコア12の軸線およびステータホルダ13の軸線がLで一致するようにして、例えばステータコア12を、ステータホルダ13に対して押し込むように圧入して構成される。
図2は、分割コアおよびステータホルダの一部を示す断面斜視図である。
図2に示すように、分割コア14は、プレスによって打ち抜いた略T字状の鋼板18を軸線L方向に複数枚積層して構成される。複数の鋼板18同士は、例えば互いにカシメや接着等によって連結されている。
分割コア14は、径方向外側において、円周方向に沿って延在するバックヨーク15と、バックヨーク15の円周方向中間部から径方向内側に向かって延在するティース16と、を有する。
バックヨーク15の円周方向一端部には、嵌合凹部が形成されるとともに、バックヨーク15の円周方向他端部には、前記の嵌合凹部に対応した嵌合凸部が形成されている。これら嵌合凹部および嵌合凸部が互いに嵌め合わされることによって、隣り合うバックヨーク15同士が連結される。すなわち、嵌合凹部および嵌合凸部の嵌め合わせによって、分割コア14同士が連結され、ステータコア12が構成される。
なお、ステータホルダ13は、ステータコア12、すなわち分割コア14の硬度よりも低い金属材料で構成される。よって、ステータコア12、すなわち分割コア14の硬度は、ステータホルダ13の硬度よりも高くなっている。また、図2中、白抜きの矢印は、ステータホルダ13に対して分割コア14を圧入する際の、圧入方向を示している。
ステータコア12の外周面12a(図1も併せて参照)、すなわち、ヨーク環状部17の外周面は、円周方向において断続的に形成され、かつ鋼板18の積層方向、すなわち軸線L方向に延びる複数のコア凸部25およびコア凹部26と、凹凸のない曲面部と、を有してなる。
コア凹部26は、円周方向において隣接するコア凸部25,25同士の間に形成されている。
これら複数のコア凸部25およびコア凹部26は、軸線L方向から見たときに、分割コア14の径方向端面のうちの、バックヨーク15の円周方向中央部にのみ形成されている。
言い換えると、分割コア14は、径方向に沿って延びるティース16と、所定の径方向幅を有して円周方向円弧状に延びるバックヨーク15と、を備えており、コア凸部25およびコア凹部26は、ティース16の両側面の延長線と、バックヨーク15の径方向端面とが交差する領域の内部にのみ形成されている。
また、それ以外の領域、すなわち分割コア14の径方向端面のうちの、バックヨーク15の円周方向中央部以外の領域は、凹凸のない曲面部となっている。
つまり、複数のコア凸部25および複数のコア凹部26が施された領域は、コア凸部25および複数のコア凹部26の凸凹によって、略スプライン形状となっている。
これに対し、バックヨーク15の径方向端面のうち円周方向両端部は、略スプライン形状を呈しておらず、凹凸のない曲面部が形成されている。
そして、分割コア14の径方向端面のうち、バックヨーク15の円周方向中央部のさらに中央部分、すなわち、分割コア14の径方向端面のうち、ティース16の長手方向の中心軸線上にあたるバックヨーク15の部分には、ダボ部24が凹設されている。
すなわち、ステータコア12の外周面12aには、円周方向に所定の間隔で複数のダボ部24が凹設されている(図1も併せて参照)。
このダボ部24は、前記のコア凹部26よりも円周方向幅および径方向幅が大きく形成されている。このダボ部24は、ステータコア12をステータホルダ13に圧入固定する際に、位置決めに用いられる。
なお、コア凸部25、コア凹部26、およびダボ部24は、例えばプレス打ち抜きやワイヤカット等により加工することができる。
次に、引き続き図2を参照しながら、ステータホルダ13の断面形状を説明する。
図2に示すように、ステータホルダ13の内周面13aには、鋼板18の積層方向において断続的に形成された、すなわち、軸線L方向において断続的に形成された、複数のホルダ凸部27が形成されている。
また、軸線L方向において、隣接するホルダ凸部27,27の間にホルダ凹部28が形成されている。
このホルダ凸部27、およびホルダ凹部28によって、ステータホルダ13の内周面13aの断面形状は、平目のローレット状の山谷、すなわち略正弦波形状となっている。
なお、ホルダ凸部27、あるいはホルダ凹部28は、例えば転造や切削等により加工が可能である。
また、ステータホルダ13の内周面13aにおいて、鋼板18の積層方向、すなわち軸線L方向における両側の端部29は、鋼板18の積層方向において平坦に形成された略円筒形状を呈している。
次に、図3(a),図3(b)を参照しながら、ステータコア12をステータホルダ13に圧入し、係合させる様子を説明する(特許文献1の図2〜図5、要約および段落0020〜段落0028などに記載の係合方法も比較参照のこと)。
図3(a)、図3(b)は、図2のX−X矢視断面図である。図3(a)は圧入前の状態を示している。また、ステータコア12の外周面12aおよびステータホルダ13の内周面13aにおける、軸線Lからの径方向半径R,R1,R2,R3,R4,R5の、寸法関係を併記してある。
R1は、軸線Lからのホルダ凹部28の底部までの半径である。また、軸線Lからステータホルダ13の内周面13aの軸線L方向の両側の端部29までの半径をR2とする。また、軸線Lからコア凸部25の先端部の頂部までの半径をR3とする。
さらに、軸線Lからホルダ凸部27の先端部の頂部までの半径をR4とする。同様にして、軸線Lからコア凹部26の底部までの半径をRとする。つまり、Rは軸線Lからステータコア12の外周面12aのうち、凹凸のない曲面部までの半径と等しい値となる。また、軸線Lからダボ部24の底部までの半径をR5とする。
このとき、R,R1,R2,R3,R4,R5は、例えば、R1>R3>R2>R4>R>R5の関係を満たすようになっている。
この状態で、図3(b)に示すように、ステータコア12を、白抜きの矢印で示す軸線L方向に向けて、ステータホルダ13に圧入する。
すると、コア凸部25の半径R3と、ホルダ凸部27の半径R4と、の関係が、R3>R4となるようにされているので、差分Δ=R3−R4(>0)に相当する長さ分が、余剰分となり、図3(b)のホルダ凸部27Bに示す通り、塑性変形が起こる。
言い換えると、ステータホルダ13の内周面13aにステータコア12の外周面12aを軸線L方向に圧入するとき、コア凸部25の先端部と、ホルダ凸部27の先端部と、がオーバーラップする部分で、塑性変形が発生して圧入が行われる。
このとき、図3(b)に示すように、ステータコア12の外周面12aのコア凸部25の先端部が、ステータホルダ13の内周面13aのホルダ凸部27の先端部に係合する。
ここで、ステータコア12の硬度は、ステータホルダ13の硬度よりも高く、ステータコア12のコア凸部25は、圧入方向すなわち軸線L方向と平行な方向に延びていて倒れ剛性が高くなっている。
これに対し、ステータホルダ13のホルダ凸部27は、圧入方向と直交する方向(円周方向)に延びていて倒れ剛性が低くなっている。
それゆえに、図3(b)に示すように、ステータコア12のコア凸部25はほとんど塑性変形せずに、ステータホルダ13のホルダ凸部27が大きく塑性変形して、なぎ倒される形で圧入が完了する。
その結果、ステータホルダ13の内周面13aのホルダ凸部27は、ステータコア12のスプライン状の外周面12aの形状に倣ってスプライン状に塑性変形する。
そして、ステータコア12の外周面12aのコア凸部25は、ステータホルダ13の内周面13aの表面よりも内側に入り込む。さらに詳しくはステータホルダ13のホルダ凸部27の先端部よりも径方向内側に入り込む(図3(b)のホルダ凸部27Bを参照)。
このようにして、コア凸部25と、ホルダ凸部27とが相互に噛み合って、回転方向に大きな抵抗力を発揮するように結合される。つまり、圧入面どうしの間に発生する摩擦力と、塑性噛み合いによる剪断力と、が付与されて、相対移動不能に強固に固定できる。
また、なぎ倒されたステータホルダ13のホルダ凸部27が「返し」として機能することで、ステータホルダ13の内周面13aからの、ステータコア12の外周面12aの抜けが防止される。
また、図3(a)に示すように、ステータホルダ13の内周面13aの端部29の半径R2と、コア凸部25の半径R3との関係を、R2<R3に設定する。ゆえに、ステータコア12がステータホルダ13に圧入された際に、ステータホルダ13の内周面13aの端部29と、コア凸部25と、が締まり嵌めされる形となる。
したがって、ステータホルダ13の内周面13aにステータコア12の外周面12aを圧入するとき、端部29と、コア凸部25との間に圧入代(締め代)をほぼ生じさせないで嵌めこむことができる。このため、ステータコア12あるいはステータホルダ13が削れ、削り屑が発生してしまうことを抑制できる。
さらに、ホルダ凸部27は、ステータコア12圧入時に塑性変形するので、その一部が破断することがあり得る。しかしながら、本実施形態では、軸線L方向の両側の端部29と、コア凸部25と、の間には隙間が生じない(R2<R3)ので、ホルダ凸部27の破片が、端部29と、コア凸部25と、の間を介して外部へ抜け落ちてしまうことが防止される。
なお、コア凹部26の半径Rと、ホルダ凸部27の半径R4と、の関係を、R<R4となるようにする理由は、ステータコア12をステータホルダ13に圧入する際に、ホルダ凸部27と、コア凹部26とを干渉させないよう、わずかに逃げの隙間を持たせるようにするためである。
また、ホルダ凸部27の半径R4と、端部29の半径R2と、の関係を、R4<R2となるようにする理由は、ステータコア12をステータホルダ13に圧入する際に、図3(b)に示すように、ホルダ凸部27の塑性変形が起こりやすくさせるためである。
以上のようにして、コア凸部25がホルダ凸部27をホルダ凸部27Bのように塑性変形させることで、コア凸部25と、ホルダ凸部27とが強固に係合される。
次に、図4(a)を参照しながら、磁束密度毎の応力と鉄損の特性を説明する。
図4(a)は、4種類の磁束密度B1,B2,B3,B4(但し、B1>B2>B3>B4とする)毎の、応力と鉄損の関係を、グラフ化したものである。
ここで、横軸には応力軸を取った。0から右側が引張応力を、0から左側が圧縮応力を示している。また、縦軸には鉄損軸を取った。軸の値が大きくなるにつれて鉄損が大きく、軸の値が小さくなるにつれて鉄損が小さくなることを示している。
図4(a)に示されるとおり、一般に、応力の大小に係らず、磁束密度の値が小さければ小さいほど、鉄損の値も小さくなる。すなわち、磁気特性の低下はわずかとなる。
言い換えると、例えば応力が引張または圧縮方向に大きく掛っているような状況下であっても、磁束密度が小さければ、鉄損すなわち磁気特性の低下は、最小限に留めることができると言える。
ゆえに、鉄損、すなわち磁気特性の低下を最小値とするためには、磁束密度はなるべく小さい方が好ましいと言える。
次に、図4(b)を参照しながら、本実施形態に係るステータコア12内の磁束密度分布について説明する。
図4(b)は、本実施形態のステータコア12内の分割コア14を拡大したものであり、分割コア14に巻かれている不図示のコイルを通電させた際の、磁束線の様子を模式的に描いたものである。
つまり、図4(b)の磁束線の疎密状態をみることによって、磁束密度分布を知ることができる。
この図から分かるように、本実施形態のコア凸部25と、コア凹部26は、磁束線の間隔が最も疎となる部分、すなわち、磁束密度の値がもっとも小さくなる部分に設置される。
さらに詳しく説明する。ティース16の部分の磁束線は、隣接する他の分割コア14から複数の磁束線が流入してくることで、その間隔が密となる。このため、分割コア14の磁束密度は、ティース16の部分が他と比べて高くなっている。
そして、ティース16を出た磁束線は、バックヨーク15の円周方向に沿って、ティース16の中心線から左側にある磁束線は反時計回りに、右側にある磁束線は時計回りに向きを変え、互いに遠ざかるようにして分かれる。
つまり、軸線L方向から見たときに、分割コア14の径方向端面のうち、バックヨーク15の円周方向中央部は、磁束線が発散する領域にあたるため、磁束線の間隔が疎となり、磁束密度がもっとも低い状態となっている。
ゆえに、コア凸部25およびコア凹部26を、このような磁束密度がもっとも低い場所のみに設置することを考える。すなわち、コア凸部25およびコア凹部26を、軸線L方向から見たときに、分割コア14の径方向端面のうち、バックヨーク15の円周方向中央部のみに形成するようにする。
このようにすることで、ステータコア12をステータホルダ13に圧入する際に、大きな応力が発生する範囲を、分割コア14の径方向端面のうち、バックヨーク15の円周方向中央部分に集中させることができる。
このため、コア凸部25およびコア凹部26が設けられている、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向中央部分は、両側の端部と比較して、応力は比較的大きな値となる。しかし、この領域は前記の通り磁束密度が低いので、例えば図4(b)の磁束密度B4のグラフ特性が示すように、鉄損、すなわち磁気特性の低下は抑制的とすることができる。
また、コア凸部25およびコア凹部26が設けられていない部分、すなわち、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向両端部分の、凹凸のない曲面部の部分は、圧入時にステータホルダ13の内周面13aに設けられたホルダ凸部27と接触するのみであり、圧入応力は前記中央部分と比較して、低減させることができる。
したがって、分割コア14のコイルに通電させて、バックヨーク15の円周方向両端部分を磁束線が通過しても、前記の通り、この領域は応力が低減されているので、鉄損、すなわち磁気特性の低下は抑制的とすることができる。
次に、図5を参照しながら、本実施形態に係るステータコア内の応力分布について説明する。図5は、ステータコア12内のうち、主に分割コア14の応力分布を数値計算により解析した結果を、模式的に表わしたものである。
なお、図7は、比較例に係るステータコア12内のうち、主に分割コア14の応力分布を説明する図である。これ以降は適宜、両図を比較対照させながら読み進まれたい。
なお、比較例は、ステータコア12の外周面12a、ステータホルダ13の内周面13aにそれぞれ、スプライン状の凹凸、ローレット状の山谷を、全周面にわたって形成させた形状を有して構成されている。比較例の具体例としては、例えば特許文献1の段落0035や図9に記載の、公知の構造のものを用いることができる。
ここで、分割コア14内における、コア凸部25の頂部の円周方向の周長の合計を圧入時接触長Tとする。つまり、Tはコア凸部25の突起部分の周長の合計を表わしている。
また、分割コア14の径方向端面のうち、バックヨーク15の円周方向の周長をsとする。
このとき、本実施形態では、例えばT=(1/3)・sを満たすようにされているが、この限りではない。コア凸部25およびコア凹部26が、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向中央部分にのみ設けられる構成であれば、圧入時接触長Tと、周長sと、の比率は特に問わない。
また、比較例では例えばT=(1/2)・sを満たすようにされているが、この限りではなく、コア凸部25およびコア凹部26が全周面にわたって形成されていれば、圧入時接触長Tと、周長sとの比率を問うものではない。
本実施形態と比較例と、において、コア凸部25およびコア凹部26の位置以外の観点に関しては、同条件となるようにして形成されているものとする。
図5に示すように、本実施形態における分割コア14は、径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向両端部分の、コア凸部25およびコア凹部26が設けられていない曲面部分において、応力低減範囲Dが出現した。
一方で、図7に示す比較例では、図5と同様の部分に応力低減範囲Dは出現しなかった。すなわち、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向両端部分に、応力低減範囲Dは出現しなかった。
また、本実施形態である図5と比較例である図7との応力分布を比較すると、応力低減範囲D以外の部分に関しては、特に大きな差異は認められなかった。
そこで、バックヨーク15の応力の平均値を求めてみた。すると、図5に示す本実施形態の分割コア14のバックヨーク15には、平均して圧縮方向に56.5MPaの大きさの応力が掛っていることが分かった。
それに対して比較例は、平均して圧縮方向に58.0MPaとなっていた。これにより、本実施形態において、応力の平均値の引き下げに成功していることが分かった。
(作用・効果)
改めて、本実施形態の作用・効果をまとめてみると、以下のようになる。
本実施形態のステータコア12の分割コア14は、径方向に沿って延びるティース16と、所定の径方向幅を有して円周方向円弧状に延びるバックヨーク15と、を備えている。
そして、ティース16の両側面の延長線と、バックヨーク15の径方向端面とが交差する領域の内部にのみ、コア凸部25およびコア凹部26が形成されている。
言い換えると、複数のコア凸部25およびコア凹部26は、ステータコア12を軸線L方向から見たときに、分割コア14の径方向端面のうちの、バックヨーク15の円周方向中央部にのみ形成されるようになっている。
また、それ以外の領域、すなわち分割コア14の径方向端面のうちの、バックヨーク15の円周方向中央部以外の領域は、凹凸のない曲面部となっている。
このような構成とすることで、ステータコア12をステータホルダ13に圧入する際に、主な応力の発生範囲を、バックヨーク15のうちの円周方向中央部分とすることができる。これは、図3(b)のホルダ凸部27Bに示すように、分割コア14内における、バックヨーク15のうちの円周方向中央部分に設けられたコア凸部25の頂部の部分のみが、圧入時にステータホルダ13の内周面13aに設けられたホルダ凸部27をなぎ倒すように塑性変形させるからである。
このため、分割コア14のティース16に巻回されたコイルに通電させた際に、比較的磁束密度の高くなるバックヨーク15の径方向端面のうち円周方向両端部に関しては、応力を低減させることができる。
これにより、通電時において、この部分を磁束線が通過することによる鉄損の発生、すなわち磁気特性の低下を抑制的とすることができる。
また、図3(b)で説明したように、コア凸部25がホルダ凸部27をホルダ凸部27Bのように塑性変形させる。これにより、コア凸部25と、ホルダ凸部27とが完全に係合するので、両凸部間でガタが生じることがない。
このため、たとえコア凸部25が形成される領域が、分割コア14の径方向両端部のうちの、円周方向中央部分のみであったとしても、ステータコア12とステータホルダ13と、の間のスリップトルクを、比較的大きな値として確保することができる。
ここで、スリップトルクとは、圧入されたステータコア12とステータホルダ13とを、軸線L上で捩じり角を与えるように回転させたときに発生するトルクのうち、両者がスリップすなわち相対回転を始める際のトルクを指す。つまり、このスリップトルクが大きいほど、両者は強固に結合されていることを示す。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係るステータコア12内のうち、主に分割コア14の応力分布を説明する図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。また、これ以降は適宜、比較例である図7と比較対照させながら読み進まれたい。
第1実施形態では、コア凸部25およびコア凹部26を、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向中央部分にのみ設け、圧入時接触長Tとバックヨーク15の円周方向の周長sとの関係は、例えばT=(1/3)・sを満たすようにされていた。
しかし、本実施形態においては、圧入時接触長Tとバックヨーク15の円周方向の周長sとの関係は、比較例と同様となるようにされている。つまり、例えばT=(1/2)・sを満たすようにされている。これ以外の部分に関しては、第1実施形態と同様にして作成されているものとする。
このように構成しても、第1実施形態と同様の作用・効果が得られた。つまり、図6に示すように、本実施形態においても、分割コア14は、バックヨーク15のコア凸部25およびコア凹部26が設けられていない曲面部分において、応力低減範囲Dが出現した。すなわち、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向両端部分の、凹凸のない曲面部の部分において、応力低減範囲Dが出現した。
一方で、図7に示す比較例では、図6と同様の部分に応力低減範囲Dは出現しなかった。すなわち、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向両端部分に、応力低減範囲Dは出現しなかった。
また、本実施形態である図6と比較例である図7との応力分布を比較すると、応力低減範囲D以外の部分に関しては、特に大きな差異は認められなかった。
そこで、バックヨーク15の応力の平均値を求めてみた。すると、図6に示す本実施形態の分割コア14のバックヨーク15には、平均して圧縮方向に56.8MPaの大きさの応力が掛っていることが分かった。それに対して比較例は、前記の通り、平均して圧縮方向に58.0MPaとなっていた。
以上より、本実施形態においても、応力の平均値の引き下げに成功していることが分かった。
ゆえに、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、分割コア14の径方向端面のうちバックヨーク15の円周方向両端部分の、凹凸のない曲面部の部分において、通電時にこの部分を磁束線が通過することによる鉄損の発生、すなわち磁気特性の低下を抑制的とする効果を奏することができる。
また、第1実施形態と同様に、ステータコア12とステータホルダ13との間のスリップトルクを、比較的大きな値として確保できるという効果を奏する。
上記した実施形態は本発明を分かりやすくするために詳細に説明したものであり、必ずしも、説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成の一部もしくは全てを加えることも可能である。
また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
具体的には例えば、第1実施形態および第2実施形態はともに、ステータコア12の硬度は、ステータホルダ13の硬度よりも高く設定したが、圧入した際にステータコア12のコア凸部25がステータホルダ13のホルダ凸部27を塑性変形できればよく、ステータコア12の硬度とステータホルダ13の硬度を略同等に設定してもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態はともに、軸線L方向に、ステータコア12をステータホルダ13に圧入する例で記載したが、軸線L方向に、ロータコアをロータシャフトに圧入する場合にも、適用することができる。
また、第1実施形態および第2実施形態におけるステータコア12はともに、複数の分割コア14が円周方向に連結されることによって構成される分割型ステータコアであったが、複数の分割コア14が一体に形成された、一体型のステータコアとしてもよい。
また、本発明の実施形態に係る電動モータは、そのロータの載置位置を特に問わない。つまり、ステータ11の内周側にロータを配置するインナーロータ型であってもよいし、ステータ11の外周側にロータを配置するアウターロータ型であってもよい。
また、本発明の実施形態は、電動モータ以外に、ジェネレータやオルタネータなどに対しても適用することができる。
11 ステータ(回転電機用圧入固定構造体)
12 ステータコア(積層コア)
12a 外周面(径方向の端面)
13 ステータホルダ(他部材)
13a 内周面(圧入面)
13b フランジ
14 分割コア
15 バックヨーク
16 ティース
17 ヨーク環状部
17a 内周面
18 鋼板
24 ダボ部
25 コア凸部
26 コア凹部
27,27B ホルダ凸部(他部材凸部)
28 ホルダ凹部
29 端部
L 軸線(軸)
R,R1,R2,R3,R4,R5 半径
B1,B2,B3,B4 磁束密度
T 圧入時接触長
s 周長
D 応力低減範囲

Claims (6)

  1. 複数の鋼板を積層して構成された積層コアと、
    前記積層コアの径方向の端面が圧入される圧入面を備えた他部材と、
    を備え、
    前記積層コアは、円周方向に分割された複数の分割コアによって構成されており、
    前記分割コアの前記径方向の端面は、
    前記円周方向において断続的に形成された複数のコア凸部を備え、
    前記他部材の前記圧入面は、
    前記積層コアの前記積層方向において断続的に形成された複数の他部材凸部を備え、
    軸方向から見たときに、複数の前記コア凸部は、前記分割コアの前記径方向の端面のうちの、前記円周方向の中央部のみに、かつ圧入時接触長Tと前記径方向の端面の円周方向の周長sとの比率が、T=(1/3)・sからT=(1/2)・sまでの範囲内となるように形成されているとともに、前記コア凸部の先端部までの半径を、前記他部材の前記圧入面の軸方向の両側に位置する端部の内側面までの半径よりも大きく設定する
    ことを特徴とする、回転電機用圧入固定構造体。
  2. 前記分割コアは、前記径方向に沿って延びるティースと、前記径方向に所定の幅を有して前記円周方向に円弧状に延びるバックヨークと、を備えており、
    前記コア凸部は、前記ティースの両側面の延長線と、前記バックヨークの前記径方向の端面とが交差する領域の内部に形成されている、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の回転電機用圧入固定構造体。
  3. 前記積層コアの前記径方向の端面が前記他部材の前記圧入面に圧入される際に、
    前記コア凸部は、前記他部材凸部を変形させて前記他部材の前記圧入面の表面よりも内側に入り込んでいる
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の回転電機用圧入固定構造体。
  4. 複数の鋼板を積層して構成された積層コアと、
    前記積層コアの径方向の端面が圧入される圧入面を備えた他部材と、
    を備え、
    前記積層コアは、円周方向に分割された複数の分割コアによって構成されており、
    前記分割コアの前記径方向の端面は、
    前記円周方向において断続的に形成された複数のコア凸部を備え、
    前記他部材の前記圧入面は、
    前記積層コアの前記積層方向において断続的に形成された複数の他部材凸部を備え、
    軸方向から見たときに、複数の前記コア凸部は、前記分割コアの前記径方向の端面のうちの、前記円周方向の中央部のみに、かつ圧入時接触長Tと前記径方向の端面の円周方向の周長sとの比率がT=(1/3)・sからT=(1/2)・sまでの範囲内となるように形成されているとともに、前記コア凸部の先端部までの半径を、前記他部材の前記圧入面の軸方向の両側に位置する端部の内側面までの半径よりも大きく設定する
    ことを特徴とする、ステータ。
  5. 前記分割コアは、前記径方向に沿って延びるティースと、前記径方向に所定の幅を有して前記円周方向に円弧状に延びるバックヨークと、を備えており、
    前記コア凸部は、前記ティースの両側面の延長線と、前記バックヨークの前記径方向の端面とが交差する領域の内部に形成されている
    ことを特徴とする、請求項4に記載のステータ。
  6. 前記積層コアの前記径方向の端面が前記他部材の前記圧入面に圧入される際に、
    前記コア凸部は、前記他部材凸部を変形させて前記他部材の前記圧入面の表面よりも内側に入り込んでいる
    ことを特徴とする、請求項4または請求項5に記載のステータ。
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