JP6322152B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンシステムに関する。
従来、玄関に設置される子機と、居室内に設置される親機と、居住者が所有する携帯端末とを備えるインターホンシステムがある。例えば、特許文献1には、来訪者による子機からの呼出に対して、外出中の居住者が携帯端末を用いて応対可能なインターホンシステムが開示されている。
特開2000−307740号公報
特許文献1に記載のインターホンシステムでは、携帯端末を携帯する居住者は、外出中であっても来訪者の呼出に応対することができて便利である。しかしながら、居住者が例えば、父、母、子の3人家族において、子供が一人で留守番している間に来訪者からの呼出があった場合、外出中の居住者(保護者)よりも先に子供が玄関親機にて呼出に応対してしまうことがあった。このとき、来訪者が不審者であった場合にはトラブルに繋がる可能性がある。このように、特許文献1に記載のインターホンシステムでは、呼出応対機能のセキュリティを向上させる余地があった。
本発明は、呼出応対機能のセキュリティを向上させることが可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
本発明にかかるインターホンシステムは、
呼出の操作を行うための玄関子機と、
前記玄関子機と通信可能に構成される居室親機と、
通信ネットワークを介して前記居室親機と通信可能なサーバと、
前記通信ネットワークを介して前記サーバ及び前記居室親機と通信可能であり、前記玄関子機からの前記呼出を受信可能であるとともに、自端末の位置情報を前記サーバに送信する携帯端末と、
を備え、
前記サーバは、
前記居室親機が設置された居室の位置情報が記録された記録部と、
前記居室の位置情報と前記携帯端末の位置情報とに基づいて、前記携帯端末が前記居室内に在るか否かを示す在不在情報を生成する生成部と、を有し、
前記居室親機は、
前記玄関子機からの前記呼出へ応対するための応対操作を受け付ける操作部と、
前記通信ネットワークを介して前記在不在情報を受信する受信部と、
前記玄関子機からの呼出時に前記在不在情報が不在を示す場合、前記操作部に対する前記応対操作をロックする制御部と、を有する。
上記構成によれば、居住者が携帯端末を携帯して外出している際に来訪者からの呼出があった場合、在不在情報に基づいて居室親機の操作部はロックされる。このため、居室で留守番をしている子供等は、居室親機を用いて呼出へ応対することはできず、子供が応対したことに起因するトラブルの発生を抑制することができる。このように、上記構成によれば、呼出応対機能のセキュリティを向上させることができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記居室親機は、前記携帯端末と通話を行うことが可能な居室通話機能を有することにしても良い。
居室親機と携帯端末とで通話を行うことが可能な居室通話機能を有するインターホンシステムでは、例えば留守番中の子供が居室親機を利用して外出中の保護者と通話することができて便利である。一方で、子供が居室親機の操作に慣れ親しみ、保護者である居住者が不在時に、呼出に対して勝手に居室親機で応対してしまう可能性が高まると考えられる。しかし、上記構成によれば、居住者が携帯端末を携帯して外出している際に来訪者からの呼出があった場合、在不在情報に基づいて居室親機の操作部はロックされるため、子供が応対したことに起因するトラブルの発生を抑制することができる。このように、上記構成によれば、居室通話機能の利便性を維持しつつ、呼出応対機能のセキュリティを向上させることができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記居室親機は、前記玄関子機からの呼出時における前記操作部に対する前記応対操作をロックするロック設定部を有することにしても良い。
上記構成によれば、居住者は、外出前に手動で居室親機による応対操作をロックすることができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記操作部は、音声による操作が可能な音声操作部と、タッチ操作による操作が可能なタッチ操作部と、を有し、
前記制御部は、前記玄関子機からの呼出時に前記在不在情報が不在を示す場合、前記音声操作部及び前記タッチ操作部に対する前記応対操作をロックすることにしても良い。
上記構成によれば、居室で留守番をしている子供等は、居室親機への音声操作やタッチ操作を用いて呼出へ応対することはできず、子供が応対したことに起因するトラブルの発生を抑制することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記居室親機は、
前記玄関子機からの呼出時における前記音声操作部に対する前記応対操作をロックする第一ロック設定部と、
前記玄関子機からの呼出時における前記タッチ操作部に対する前記応対操作をロックする第二ロック設定部と、を有することにしても良い。
上記構成によれば、音声操作部による応対操作のロックとタッチ操作による応対操作のロックとを別々に設定することができる。これにより、ロック設定の自由度が高まり利便性が向上する。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記携帯端末は、
前記玄関子機からの呼出時における前記音声操作部に対する前記応対操作をロックする第三ロック設定部と、
前記玄関子機からの呼出時における前記タッチ操作部に対する前記応対操作をロックする第四ロック設定部と、を有することにしても良い。
上記構成によれば、外出中の居住者は、外出先からロック設定を変更することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記タッチ操作部に対する前記応対操作のロックは、前記タッチ操作部にパスワードを入力することにより解除可能であることにしても良い。
上記構成によれば、パスワードを知る居住者が帰宅した場合、パスワードを入力することでロックを解除して、居室親機を用いて呼出へ応対することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記玄関子機からの前記呼出が終了したとき、前記制御部は、前記操作部に対する前記応対操作のロックを解除することにしても良い。
上記構成によれば、呼出の終了後、再び、居室通話機能の利用が可能となる。例えば留守番中の子供が居室親機を利用して外出中の保護者と通話することができる。このように、上記構成によれば、居室通話機能及び呼出応対機能の利便性を維持しつつセキュリティを向上させることができる。
本発明によれば、呼出応対機能のセキュリティを向上させることが可能なインターホンシステムを提供することができる。
本発明の実施形態を示すインターホンシステムの概略構成図である。 本発明の実施形態を示すインターホンシステムの概略ブロック図である。 インターホンシステムを構成する居室親機の概略構成図である。 インターホンシステムを構成する携帯端末の概略構成図である。 インターホンシステムを構成する居室親機の他の例を示す概略構成図である。 インターホンシステムを構成する居室親機の他の例を示す概略構成図である。 インターホンシステムを構成する携帯端末の他の例を示す概略構成図である。
以下、本発明に係るインターホンシステムの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るインターホンシステム10は、玄関子機20と、居室親機30と、サーバ40と、携帯端末50とから構成されている。インターホンシステム10の玄関子機20及び居室親機30は、マンション等の集合住宅や一戸建てなどの住戸Jに設置される。
玄関子機20は、住戸Jの居室K内に在宅中の居住者を呼び出す際に、来訪者が所定の呼出操作を行うためのものであり、住戸Jの玄関における外壁面等に設けられている。玄関子機20は、玄関子機マイク21、玄関子機スピーカ22、玄関子機操作部23、玄関子機カメラ24、玄関子機CPU25、玄関子機アプリケーション26及び玄関子機通信インターフェース27を備えている。
玄関子機マイク21及び玄関子機スピーカ22は、来訪者が居住者との間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。玄関子機操作部23は、来訪者が居住者を呼び出すための呼出操作を行う際に来訪者によって操作される部分である。玄関子機カメラ24は、呼出操作を行う来訪者を撮影するためのものである。
玄関子機マイク21、玄関子機スピーカ22、玄関子機操作部23及び玄関子機カメラ24は、玄関子機CPU25に接続されている。玄関子機CPU25には、玄関子機マイク21からの音声信号及び玄関子機カメラ24からの映像信号が送信され、また、玄関子機操作部23で操作されることで玄関子機操作部23から入力信号が送信される。また、玄関子機CPU25は、玄関子機スピーカ22へ音声信号を出力する。玄関子機CPU25には、玄関子機アプリケーション26が接続されており、玄関子機CPU25は、玄関子機アプリケーション26に格納されているアプリケーションに基づいて、玄関子機20を制御する。玄関子機CPU25には、玄関子機通信インターフェース27が接続されており、これにより、玄関子機20は、玄関子機通信インターフェース27を介して玄関子機CPU25が居室親機30との間で信号の送受信を行う。
居室親機30は、玄関子機20からの来訪者による呼出に応答するためのものであり、住戸Jの居室Kにおける壁面等に設けられている。居室親機30は、居室親機マイク31、居室親機スピーカ32、居室親機操作部33、居室親機表示部34、居室親機CPU35、居室親機アプリケーション36及び居室親機通信インターフェース37を備えている。
また、居室親機30は、音声操作部33a及びタッチ操作部33bを備えている。音声操作部33aは、音声による操作が可能であり、居住者が居室親機30のマイク31に向かって話すことで、その音声によって居室親機30が操作される。タッチ操作部33bは、タッチパネルからなる居室親機表示部34の一部からなるもので、このタッチ操作部33bをタッチ操作することで居室親機30が操作される(図3参照)。
居室親機マイク31及び居室親機スピーカ32は、居住者が来訪者との間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。居室親機操作部33は、居住者によって操作される部分である。この居室親機操作部33は、玄関子機20からの呼出へ応対するための応対操作を受け付ける。例えば、居室親機操作部33を操作することで、玄関子機20からの呼出に応対すべく、来訪者との間での通話を可能としたり、エントランスの扉を開放する解除操作が行われる。居室親機表示部34は、玄関子機20の玄関子機カメラ24で撮影された来訪者の映像を表示するためのものである。
居室親機マイク31、居室親機スピーカ32、居室親機操作部33及び居室親機表示部34は、居室親機CPU35に接続されている。居室親機CPU35には、居室親機マイク31からの音声信号が送信され、また、居室親機CPU35には、居室親機操作部33で操作されることで居室親機操作部33から入力信号が送信される。また、居室親機CPU35は、居室親機スピーカ32へ音声信号を出力し、居室親機表示部34へ映像信号を出力する。居室親機CPU35には、居室親機アプリケーション36が接続されており、居室親機CPU35は、居室親機アプリケーション36に格納されているアプリケーションに基づいて、居室親機30を制御する。居室親機CPU35には、居室親機通信インターフェース37が接続されており、これにより、居室親機30は、居室親機通信インターフェース37を介して居室親機CPU35が玄関子機20との間で信号の送受信を行う。また、この居室親機通信インターフェース37は、インターネット等の通信ネットワークInにも接続されており、通信ネットワークInを介した通信が可能とされている。
サーバ40は、住戸Jとは異なる建物に設けられたもので、通信ネットワークInに接続されている。このサーバ40は、サーバCPU45、サーバアプリケーション46、サーバ通信インターフェース47及びサーバ記録部48を備えている。
サーバCPU45には、サーバアプリケーション46が接続されており、サーバCPU45は、サーバアプリケーション46に格納されているアプリケーションに基づいて、各種の制御を行う。また、サーバCPU45には、サーバ通信インターフェース47が接続されている。このサーバ通信インターフェース47は、通信ネットワークInに接続されており、サーバ40は、通信ネットワークInを介して通信が可能とされている。サーバ記録部48は、サーバCPU45に接続されている。このサーバ記録部48には、各種の情報が記憶可能とされており、サーバCPU45によって情報の書き込み及び読み出しが行われる。サーバCPU45は、生成部45aを有している。この生成部45aは、住戸Jの居室Kの位置情報である居室範囲Gと携帯端末50の端末位置情報とに基づいて、携帯端末50についての在不在情報を生成する。
携帯端末50は、住戸Jの居住者によって外出時に携帯される携帯電話等の端末である。携帯端末50は、携帯端末マイク51、携帯端末スピーカ52、携帯端末操作部53、携帯端末表示部54、携帯端末CPU55、携帯端末アプリケーション56及び携帯端末通信インターフェース57を備えている。
携帯端末マイク51及び携帯端末スピーカ52は、携帯端末50の所有者が他の携帯端末50や固定電話等との間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。携帯端末操作部53は、携帯端末50の所有者によって各種操作される部分である。
携帯端末表示部54は、玄関子機20の玄関子機カメラ24で撮影された来訪者の映像や各種の情報を表示するためのものである。この携帯端末表示部54は、タッチパネルからなるもので、この携帯端末表示部54の一部も携帯端末操作部53を構成している(図4参照)。
携帯端末マイク51、携帯端末スピーカ52、携帯端末操作部53及び携帯端末表示部54は、携帯端末CPU55に接続されている。携帯端末CPU55には、携帯端末マイク51からの音声信号が送信され、また、携帯端末CPU55には、携帯端末操作部53で操作されることで携帯端末操作部53から入力信号が送信される。また、携帯端末CPU55は、携帯端末スピーカ52へ音声信号を出力し、携帯端末表示部54へ映像信号を出力する。携帯端末CPU55には、携帯端末アプリケーション56が接続されており、携帯端末CPU55は、携帯端末アプリケーション56に格納されているアプリケーションに基づいて、携帯端末50を制御する。
携帯端末CPU55には、携帯端末通信インターフェース57が接続されている。携帯端末通信インターフェース57は、通信ネットワークInに接続可能であり、通信ネットワークInを介した通信が可能とされている。携帯端末50は、電話番号等の端末特定情報をサーバ40や居室親機30に登録しておくことで、通信ネットワークInを介して、サーバ40及び居室親機30と通信可能とされている。これにより、携帯端末50は、玄関子機20からの呼出信号を、居室親機30を介して受信可能であるとともに、自己の端末位置情報のサーバ40への送信が可能である。この自己の端末位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて取得されるものである。
上記構成のインターホンシステム10では、携帯端末50の携帯端末アプリケーション56にインストールされた専用のアプリケーションによって居室位置情報を事前にサーバ40に登録しておくことで、サーバ40のサーバCPU45が、居室Kの仮想の範囲であるジオフェンスを求め、このジオフェンスの情報を居室範囲Gとしてサーバ記録部48に記録させる。この仮想の居室範囲Gであるジオフェンスは住戸Jの居室Kが収まる程度の範囲である。
そして、サーバ40のサーバCPU45は、その生成部45aが、サーバ記録部48に記憶させた居室範囲Gと、携帯端末50の端末位置情報とに基づいて、携帯端末50が住戸Jの居室K内に在るか否かを示す在不在情報を生成する。このサーバ40の生成部45aで生成された在不在情報は、まず、サーバ40から専用のアプリケーションがインストールされた携帯端末50へ送られ、この携帯端末50から居室親機30へ送られる。これにより、サーバ40から居室親機30へ在不在情報が通信ネットワークInを介して転送されることとなる。なお、サーバ40と居室親機30とが直接通信することで、サーバ40から居室親機30へ在不在情報を直接送信しても良い。
サーバ40では、携帯端末50が、居室範囲Gの境界線を越える度に、生成部45aが在不在情報を生成して更新する。そして、居室親機30には、最新の在不在情報がサーバ40から通知される。なお、携帯端末50の端末位置情報は、GPSに限らず、携帯端末50が通信する基地局やWiFi(Wireless Fidelity)のアクセスポイントなどから特定しても良い。また、在不在情報の更新は、GPSからの電波が届かない建物内に居住者がいた場合には遅れてしまう場合もある。このため、携帯端末50の位置情報は、携帯端末50の所有者が手動によって設定する構成としても良い。この場合、携帯端末50の所有者が居室範囲Gの境界を超えたときに設定することで、GPSの電波状況に関わらず、サーバ40の生成部45aによって在不在情報が確実に更新される。
居室親機30は、居室親機通信インターフェース37が、通信ネットワークInを介してサーバ40で生成された在不在情報を受信する。この在不在情報は、居室親機CPU35へ送信される。そして、この居室親機CPU35は、玄関子機20からの呼出時に、在不在情報が不在を示す場合、つまり、全ての携帯端末50が住戸Jの居室K外にある場合、居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作をロックする。これにより、居室K内の居住者による来訪者との通話やエントランスの扉の施錠の解除操作が禁止される。具体的には、居室親機CPU35は、玄関子機20からの呼出時に在不在情報が不在を示す場合、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作をロックする。
そして、居室親機30の居室親機CPU35は、玄関子機20からの呼出が終了したとき、居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作のロックを解除する。なお、在不在情報が在宅を示す場合、つまり、携帯端末50の少なくともいずれかが住戸Jの居室K内にある場合、居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作はロックされず、応対可能な状態に維持される。
上記インターホンシステム10では、居室親機30は、通信ネットワークInを介して携帯端末50と通話を行うことが可能な居室通話機能を有している。したがって、例えば留守番中の子供が居室親機30のマイク31に向かって話しかけることで、音声操作部33aが動作して携帯端末50に向かって発信をし、携帯端末50を携帯して外出した保護者と通話することが可能とされている。
また、タッチ操作部33bに対する応対操作のロックは、タッチ操作部33bにパスワードを入力することにより解除可能とされている。
次に、上記構成のインターホンシステム10における各種の動作パターン例を説明する。
(基本条件)
1)居住者の家族構成
父F、母M、小学生の長女C1、未就学児の次女C2の四人家族(図1参照)
2)各居住者の条件
携帯端末50の所有:父F、母M
ロック解除のパスワードの認知:父F、母M、長女C1
<動作パターンA>
父F、母M、長女C1、次女C2の全員が居室K内に居る状態から、父F、母M、長女C1が外出する。すると、父F及び母Mの携帯端末50が居室範囲Gの外に移動することで、サーバ40は、サーバ記録部48に記憶された住戸Jの居室範囲Gと、携帯端末50から送信された端末位置情報とに基づいて、携帯端末50の在不在情報を生成して更新する。
その後、一人で留守番することが寂しくなった次女C2は、居室親機30のマイク31に向かって話しかけて音声操作部33aを利用して、母Mの携帯端末50に通話発信する。すると、母Mの携帯端末50によって居室親機30からの通話発信が受信される。これにより、母Mと次女C2は、居室親機30と携帯端末50とによって会話を行うことが可能となる。会話が終了したら、母Mが携帯端末50の携帯端末操作部53を操作することで通話を終了させる。
このように、本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、外出中の母Mと留守番中の次女C2とが、居室親機30と携帯端末50とで通話することができて便利である。
<動作パターンB>
父F、母M、長女C1、次女C2の全員が居室K内に居る状態から、父F、母M、長女C1が外出する。すると、父F及び母Mの携帯端末50が居室範囲Gの外に移動することで、サーバ40は、サーバ記録部48に記憶された住戸Jの居室範囲Gと、携帯端末50から送信された端末位置情報とに基づいて、携帯端末50の在不在情報を生成して更新する。
その後、住戸Jに宅配業者が訪問し、宅配業者が玄関子機20で呼出操作を行う。すると、玄関子機20から呼出信号が居室親機30及び各携帯端末50へ送信され、この呼出信号が居室親機30及び各携帯端末50で受信される。
居室親機30では、居室親機CPU35が、サーバ40で生成された不在を示す在不在情報に基づいて、居室親機30の居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作が自動でロックされる。これにより、居室K内の次女C2による宅配業者との通話やエントランスの扉の施錠の解除操作が禁止される。
一方、携帯端末50では、携帯端末表示部54に宅配業者の画像が表示される。外出中の母Mは、自分の携帯端末50の携帯端末表示部54を確認し、携帯端末表示部54をタッチ操作し、玄関子機20での呼出に応対する。例えば、母Mは、宅配業者と通話し、後日に再度配達するように依頼する。
母Mは携帯端末表示部54をタッチ操作し、玄関子機20と携帯端末50とでの応対を終了させる。すると、居室親機30では、居室親機CPU35によって、居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bの応対操作のロックが解除される。
ここで、応対操作のロック機能のないインターホンシステムでは、玄関子機20での呼出があった際に、外出中の母M(保護者)よりも先に次女C2である子供が居室親機30で呼出に応対してしまったり、母Mが携帯端末50で呼出へ応対中に子供が居室親機30で重複して応対してしまったりする場合があった。このとき、来訪者が不審者であった場合にはトラブルに繋がる可能性がある。
これに対して、本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、在不在情報に基づいて居室親機30の居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bがロックされる。このため、居室Kで留守番をしている次女C2は、居室親機30を用いて呼出へ応対することはできず、未就学児である次女C2が呼出へ応対したことに起因するトラブルの発生を抑制することができる。
<動作パターンC>
父F、母M、長女C1、次女C2の全員が居室K内に居る状態から、父F、母M、長女C1が外出する。すると、父F及び母Mの携帯端末50が居室範囲Gの外に移動することで、サーバ40は、サーバ記録部48に記憶された住戸Jの居室範囲Gと、携帯端末50から送信された端末位置情報とに基づいて、携帯端末50の在不在情報を生成して更新する。
その後、長女C1が帰宅し、住戸Jには、長女C1、次女C2が在宅した状態となる。この状態で、住戸Jに宅配業者が訪問し、玄関子機20で呼出操作を行う。すると、玄関子機20からの呼出信号が居室親機30及び各携帯端末50へ送信され、この呼出信号が居室親機30及び各携帯端末50で受信される。
居室親機30では、居室親機CPU35が、サーバ40で生成された不在を示す在不在情報に基づいて、居室親機30の居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作が自動でロックされる。これにより、居室K内の長女C1及び次女C2による宅配業者との通話やエントランスの扉の施錠の解除操作が禁止される。
在宅している長女C1は、居室親機表示部34によって来訪者が不審者ではなく宅配業者であることを確認した後、居室親機30に対してタッチ操作部33bからパスワードを入力して応対操作のロックを解除する。そして、長女C1は、居室親機30の居室親機操作部33を操作し、玄関子機20での呼出に応対し、その後、居室親機30での応対を終了させる。
このように、本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、外出先から住戸Jに帰宅した長女C1が、居室親機30によって、例えば、来訪者が不審者か否かなどの状況を確認して玄関子機20からの呼出に応対できる。つまり、玄関子機20の呼出に対して、その状況に応じて柔軟に応対できる。
以上、説明したように、本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、居住者が携帯端末50を携帯して外出している際に来訪者からの呼出があった場合、在不在情報に基づいて居室親機30の居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bがロックされる。このため、居室Kで留守番をしている子供等は、居室親機30を用いて呼出へ応対することはできず、子供が応対したことに起因するトラブルの発生を抑制することができる。したがって、呼出応対機能のセキュリティを向上させることができる。
ところで、居室親機30と携帯端末50とで通話を行うことが可能な居室通話機能を有するインターホンシステム10では、例えば留守番中の子供が居室親機30を利用して外出中の保護者と通話することができて便利である。一方で、子供が居室親機30の操作に慣れ親しみ、保護者である居住者が不在時に、呼出に対して勝手に居室親機30で応対してしまう可能性が高まると考えられる。
しかし、本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、居住者が携帯端末50を携帯して外出している際に来訪者からの呼出があった場合、在不在情報に基づいて居室親機30の居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bがロックされる。したがって、居室Kで留守番をしている子供等は、居室親機30への音声操作やタッチ操作を用いて呼出へ応対することはできず、子供が応対したことに起因するトラブルの発生を抑制することができる。このように、上記構成のインターホンシステム10によれば、居室通話機能の利便性を維持しつつ、呼出応対機能のセキュリティを向上させることができる。
また、タッチ操作部33bに対する応対操作のロックは、タッチ操作部33bにパスワードを入力することにより解除可能である。したがって、パスワードを知る居住者が帰宅した場合、タッチ操作部33bからパスワードを入力することでロックを解除して、居室親機30を用いて呼出へ応対することができる。つまり、パスワードを教えられた子供によってロック解除が可能となる。例えば、来訪者が不審者であるか否かを判断することができる年長の子供に対してパスワードを教えておくことで、年長の子供がロック解除を行い、来訪者と応対することが可能となる。
さらに、居室親機30の居室親機CPU35は、玄関子機20からの呼出が終了したとき、居室親機操作部33に対する応対操作のロックを解除するので、呼出の終了後、再び、居室通話機能の利用が可能となる。したがって、例えば、留守番中の子供が居室親機30を利用して外出中の保護者と通話することができる。これにより、居室通話機能及び呼出応対機能の利便性を維持しつつセキュリティを向上させることができる。
なお、上記実施形態では、携帯端末50が、玄関子機20からの呼出を、通信ネットワークInに繋がる居室親機30を経由して受信する構成としたが、玄関子機20から通信ネットワークInを介して携帯端末50へ直接呼出信号を送信し、携帯端末50で受信させるようにしても良い。
また、上記実施形態では、携帯端末50の携帯端末アプリケーション56にインストールされた専用のアプリケーションによってサーバ40がジオフェンスからなる居室範囲Gを割り出して居室親機30へ転送したが、このジオフェンスである居室範囲Gは、居室親機30で予め登録しておいても良い。この場合、サーバ40は、居室親機30に登録されている居室範囲Gと携帯端末50の端末位置情報を取得してこれらの情報に基づいて、携帯端末50の在不在情報を生成することとなる。
また、居室親機30には、図5に示すように、居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作のロックを可能なロック設定部38を設けても良い。
このように、ロック設定部38を設ければ、住戸Jの居室Kに居る居住者は、外出前に手動によってロック設定部38で居室親機操作部33、音声操作部33a及びタッチ操作部33bに対する応対操作をロックさせておくことで、その後の居室親機30による応対操作をできなくし、セキュリティを確保することができる。
また、図6に示すように、居室親機30には、玄関子機20からの呼出時における音声操作部33aに対する応対操作をロックする第一ロック設定部38aと、玄関子機20からの呼出時におけるタッチ操作部33bに対する応対操作をロックする第二ロック設定部38bとを設けても良い。このような構成とすれば、音声操作部33aによる応対操作のロックとタッチ操作部33bによる応対操作のロックとを別々に設定することができる。例えば、タッチ操作が使える長女C1向けの設定など、ロック設定の自由度が高まり利便性が向上する。
また、携帯端末50には、玄関子機20からの呼出時における音声操作部33aに対する応対操作をロックする第三ロック設定部58aと、玄関子機20からの呼出時におけるタッチ操作部33bに対する応対操作をロックする第四ロック設定部58bとを設けても良い。このような構成とすれば、音声操作部33aによる応対操作のロックとタッチ操作部33bによる応対操作のロックとを外出中の居住者によって別々に設定することができる。
10:インターホンシステム、20:玄関子機、30:居室親機、33:操作部、33a:音声操作部、33b:タッチ操作部、35:居室親機CPU(制御部の一例)、37:居室親機通信インターフェース(受信部の一例)、38:ロック設定部、38a:第一ロック設定部、38b:第二ロック設定部、40:サーバ、45a:生成部、48:サーバ記録部(記録部の一例)、50:携帯端末、58a:第三ロック設定部、58b:第四ロック設定部、G:居室範囲(居室の位置情報の一例)、In:通信ネットワーク、K:居室

Claims (8)

  1. 呼出の操作を行うための玄関子機と、
    前記玄関子機と通信可能に構成される居室親機と、
    通信ネットワークを介して前記居室親機と通信可能なサーバと、
    前記通信ネットワークを介して前記サーバ及び前記居室親機と通信可能であり、前記玄関子機からの前記呼出を受信可能であるとともに、自端末の位置情報を前記サーバに送信する携帯端末と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記居室親機が設置された居室の位置情報が記録された記録部と、
    前記居室の位置情報と前記携帯端末の位置情報とに基づいて、前記携帯端末が前記居室内に在るか否かを示す在不在情報を生成する生成部と、を有し、
    前記居室親機は、
    前記玄関子機からの前記呼出へ応対するための応対操作を受け付ける操作部と、
    前記通信ネットワークを介して前記在不在情報を受信する受信部と、
    前記玄関子機からの呼出時に前記在不在情報が不在を示す場合、前記操作部に対する前記応対操作をロックする制御部と、を有する、
    インターホンシステム。
  2. 前記居室親機は、前記携帯端末と通話を行うことが可能な居室通話機能を有する、請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記居室親機は、前記玄関子機からの呼出時における前記操作部に対する前記応対操作をロックするロック設定部を有する、請求項1または請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記操作部は、音声による操作が可能な音声操作部と、タッチ操作による操作が可能なタッチ操作部と、を有し、
    前記制御部は、前記玄関子機からの呼出時に前記在不在情報が不在を示す場合、前記音声操作部及び前記タッチ操作部に対する前記応対操作をロックする、請求項1または請求項2に記載のインターホンシステム。
  5. 前記居室親機は、
    前記玄関子機からの呼出時における前記音声操作部に対する前記応対操作をロックする第一ロック設定部と、
    前記玄関子機からの呼出時における前記タッチ操作部に対する前記応対操作をロックする第二ロック設定部と、を有する、
    請求項4に記載のインターホンシステム。
  6. 前記携帯端末は、
    前記玄関子機からの呼出時における前記音声操作部に対する前記応対操作をロックする第三ロック設定部と、
    前記玄関子機からの呼出時における前記タッチ操作部に対する前記応対操作をロックする第四ロック設定部と、を有する、
    請求項4または請求項5に記載のインターホンシステム。
  7. 前記タッチ操作部に対する前記応対操作のロックは、前記タッチ操作部にパスワードを入力することにより解除可能である、請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のインターホンシステム。
  8. 前記玄関子機からの前記呼出が終了したとき、前記制御部は、前記操作部に対する前記応対操作のロックを解除する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のインターホンシステム。
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