JP6311337B2 - 宛先管理システム、通信システム、プログラム、及び宛先管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末間の通信における宛先を管理する発明に関する。
近年、出張経費及び出張時間等を削減する要請に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介してテレビ会議や通話などを行う通信システムが普及している。このような通信システムでは、複数の通信端末の間で通話を開始すると、画像データ及び音声データの送受信が行われる。
また、ENUM(tElephone NUmber Mapping)技術を適用した通信システムにおいては、個々の情報通信装置が、通信相手の電話番号、および、これに対応するURI情報などの宛先情報をアドレス帳において管理すると共に、DNS(Domain Name System)サーバが、同種の情報を管理することが知られている(特許文献1参照)。この文献には、各々の情報通信装置が、アドレス帳に登録された電話番号をキーとしてDNSサーバへ問い合わせを行い、DNSサーバから取得した宛先情報とアドレス帳に登録された宛先情報が一致しない場合には、取得した宛先情報に対応して、アドレス帳に登録された宛先情報を自動更新することが開示されている。これにより、電話回線を介した通信と、ネットワークとを介した通信の両方をひとつの装置で実現する情報通信装置において、個々のアドレス帳に登録されている宛先情報を、DNSサーバで管理されている宛先情報に基づいて自動更新できるようになるので、宛先情報の鮮度を維持できるようになる。
しかしながら、宛先情報として、例えば宛先の名称を管理する場合に、宛先の選択を容易にする目的で、通信端末毎に、任意に宛先の名称を設定する場合がある。従来の宛先情報の更新方法によると、通信端末毎に管理されている宛先情報と、DNSサーバ側で管理されている宛先情報とが一致しない場合に、宛先情報を更新することとしていたため、通信端末毎に任意に宛先情報を設定した場合には、任意に設定した宛先情報がサーバ側で管理されている宛先情報と一致しなくなり、サーバ側で管理される宛先情報の変更の有無にかかわらず、任意に設定した宛先情報が更新されてしまうという課題が生じる。
請求項1に係る発明は、通信端末毎に、前記通信端末を通信の宛先としたときの前記宛先を示す第1の宛先情報を管理する第1の宛先情報管理手段と、通信端末間の通信の開始の要求元の通信端末毎に、前記要求元からの通信の宛先として登録された通信端末を識別するための宛先端末識別情報、及び、前記宛先を示す情報であって、前記要求元において設定可能な第2の宛先情報を関連付けて管理する第2の宛先情報管理手段と、前記第1の宛先情報管理手段において、第1の通信端末を通信の宛先としたときの前記宛先を示す第1の宛先情報が変更された場合に、前記第2の宛先情報管理手段において、前記第1の通信端末を識別する宛先端末識別情報に関連付けられている第2の宛先情報を、変更後の前記第1の宛先情報に基づいて更新する更新手段と、前記第1の通信端末の第1の宛先情報が変更された場合に、前記第1の通信端末を宛先として登録している各通信の開始の要求元の通信端末に、前記第1の宛先情報の変更を示す宛先変更情報を送信する送信手段と、前記宛先変更情報の送信先の通信端末から、前記第2の宛先情報の更新の許可を受け付ける更新許可受付手段と、を有しており、前記更新手段は、前記更新の許可の受け付けを契機として、前記第2の宛先情報を更新することを特徴とする宛先管理システムである。
以上説明したように本発明によれば、宛先管理システムの第1の宛先情報管理手段で管理されている宛先情報が変更された場合に、変更後の宛先情報に基づいて、要求元毎に設定可能な宛先情報を更新する。これにより、要求元毎に、任意に宛先情報を設定していた場合でも、第1の宛先情報管理手段で管理されている宛先情報が変更されたタイミングで、要求元毎に設定可能な宛先情報を更新できるようになるという効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの概略図である。 図2は、通信システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 図3は、本実施形態に係る端末の外観図である。 図4は、本実施形態に係る通信端末のハードウェア構成図である。 図5は、本実施形態に係る通信管理システム、中継装置、プログラム提供システム、メンテナンスシステム、又は通信端末管理システムのハードウェア構成図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムを構成する通信端末及び通信管理システムの機能ブロック図である。 図7は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。 図8は、端末管理テーブルを示す概念図である。 図9は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。 図10は、通信システムにおける各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 図11は、通信端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 図12は、宛先リストを示す概念図である。 図13は、共通基本情報を変更する処理を示したシーケンス図である。 図14は、共通基本情報編集画面を示す概念図である。 図15は、宛先リストを示す概念図である。 図16は、アラートダイアログの一例を示す概念図である。 図17は、共通基本情報を変更する処理を示したシーケンス図である。 図18は、アラートダイアログの一例を示す概念図である。 図19は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。 図20は、利用者PC端末から宛先名称の自動更新設定を行う処理を示したシーケンス図である。 図21は、宛先リストを示す概念図である。 図22は、共通基本情報を変更する処理を示したシーケンス図である。 図23は、宛先名の更新の許否を判断する処理を示したフロー図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
<<実施形態の全体構成>>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの概略図である。図2は、通信システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。
また、通信システム1には、通信管理システム50を介して複数の通信端末10間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「通信管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「通信端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、通信システム、通信管理システム、及び通信端末について説明する。即ち、本発明の通信端末及び通信管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、その他のコミュニケーションシステムにも適用される。なお、本実施形態では、「テレビ会議」と説明しているが、「ビデオ会議」と言われることもあり、両者は同じ内容である。
また、本実施形態では、通信システム1の各利用者が、東京事業所(利用者a)、大阪事業所(利用者b)、ニューヨーク事業所(利用者c)、及びワシントンD.C.事業所(利用者d)の4事業所である場合について説明する。
まず、図1に示されている通信システム1は、複数の通信端末(10aa,10ab,…)、各通信端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、利用者PC(Personal Computer)端末(20a,20b,20c,20d)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、通信管理システム50、通信端末管理システム80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。
複数の通信端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信による通信を行う。
なお、以下では、「通信端末」を単に「端末」として表す。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は「端末10」と表し、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表し、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表している。更に、テレビ会議の開始を要求する要求元としての端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表されている。また、以下では、利用者PC端末(20a,20b,20c,20d)を、それぞれ、PC(20a,20b,20c,20d)と表しており、更に、これらの任意のPCは、「PC20」と表わしている。
また、図2に示されているように、通信システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、通信管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、画像データ、及び音声データの各データを送受信するための各セッションが確立される。ここでは、これらセッションをまとめて、コンテンツデータ用セッションsedとして示している。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音声データの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
プログラム提供システム90は、後述のHD(Hard Disk)204を備えており、端末10に各種機能を実現させる(又は、端末10を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶され、端末10に端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能を実現させる(又は、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHD204には、通信管理システム50に各種機能を実現させる(又は、通信管理システム50を各種手段として機能させる)ための通信管理用プログラムも記憶されており、通信管理システム50に、通信管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、PC20、中継装置30、通信管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、PC20、中継装置30、通信管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、PC20、中継装置30、通信管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、PC20、中継装置30、通信管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
ところで、端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、PC20a、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、PC20b、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、PC20c、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末(10da,10db,10dc,・・・)、PC20d、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、通信管理システム50、通信端末管理システム80、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、PC20、及び中継装置30と通信可能に接続されている。通信管理システム50、通信端末管理システム80、及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、通信管理システム50、各ルータ70、及びプログラム提供システム90の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通信や、同じ事業所内の異なる部屋間での通信だけでなく、同じ部屋内での通信や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通信で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
<<実施形態のハードウェア構成>>
まず、本実施形態のハードウェア構成を説明する。図3は、本実施形態に係る端末10の外観図である。以下、端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図3に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図3は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図3で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、上記図3の外観図はあくまで一例であってこの外観に限定するものではない。端末10は例えば汎用的なPC、スマートフォン、タブレット型端末、電子黒板、プロジェクターなどの投影装置、自動車に搭載されるカーナビゲーション端末、複合機やプリンタなどの画像形成装置、ウェアラブル端末等であってもよい。カメラやマイクは必ずしも内蔵型である必要はなく外付けであってもよい。
なお、PC20、中継装置30、通信管理システム50、通信端末管理システム80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
図4は、本発明の本実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。図4に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを通信するディスプレイI/F117、図3に示されている接続口1021gに取り付けられ各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119及び上記各構成要素を図7に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
図5は、本発明の本実施形態に係る通信管理システム50のハードウェア構成図である。通信管理システム50は、通信管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、通信管理用プログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記通信管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記通信管理用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置30は、上記通信管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、上記通信管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記プログラム提供システム用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
更に、PC20及び通信端末管理システム80は、上記通信管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。なお、通信端末管理システム80のHD204には、端末10に提供されるWebアプリケーションのプログラムおよびデータが記録されている。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図6は、本実施形態の通信システム1を構成する端末10、通信端末管理システム80、及び通信管理システム50の機能ブロック図である。図6では、端末10、通信端末管理システム80、及び通信管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図6では省略されている。また、図1に示されているPC20は、汎用的なPCであるため、図6では省略されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、宛先リスト作成部18、及び記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
また、端末10は、図4に示されているRAM103によって構築される揮発性記憶部1002、及び図4に示されているフラッシュメモリ104によって構築される不揮発性記憶部1001を有している。
(端末の各機能構成)
次に、図4及び図6を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図6に示されている端末10の送受信部11は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。この送受信部11は、所望の宛先端末と通信を開始する前から、通信管理システム50より、宛先候補としての各端末の稼動状態を示す各稼動状態情報の受信を開始する。なお、この稼動状態情報は、各端末10の稼動状態(オンラインかオフラインかの状態)だけでなく、オンラインであっても更に通信中であるか、離席中であるか等の詳細な状態を示す。また、この稼動状態情報は、各端末10の稼動状態だけでなく、端末10でケーブル120cが端末10から外れていたり、音声を出力するが画像は出力させなかったり、音声を出力さないようにする(MUTE)等、様々な状態を示す。
操作入力受付部12は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
ログイン要求部13は、図4に示されているCPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して通信管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が通信管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、通信管理システム50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
音声入力部15aは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカに出力し、スピーカ115から音声を出力させる。
表示制御部16は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して画像データを送信するための制御を行う。
宛先リスト作成部18は、通信管理システム50から受信した、後述の宛先リスト情報及び各宛先候補としての端末10の状態情報に基づいて、図12に示されているような宛先候補の状態がアイコンで示された宛先リストの作成及び更新を行う。
また、記憶・読出処理部19は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示すSSD105によって実行され、不揮発性記憶部1001に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部1001に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この不揮発性記憶部1001には、端末10を識別するための識別情報の一例としての端末ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。更に、記憶・読出処理部19は、揮発性記憶部1002に各種データを記憶したり、揮発性記憶部1002に記憶された各種データを読み出す処理も行う。この揮発性記憶部1002には、宛先端末との通信を行う際に受信される画像データ及び音声データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ150から音声が出力される。
なお、本実施形態の端末IDは、それぞれ端末10及び中継装置30を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
<管理システムの機能構成>
通信管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、端末管理部53、抽出部54、宛先管理部56、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、通信管理システム50は、通信管理システム50の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部5000を有しており、この不揮発性記憶部5000は図5に示されているHD204により構築されている。また、この不揮発性記憶部5000には、図12に示されている宛先リスト枠のデータ(図12で示されている宛先リスト枠部分のデータであり、具体的な稼動状態を示すアイコン、端末ID、及び端末名は含まれない)が記憶されている。
(端末認証管理テーブル)
図7は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。不揮発性記憶部5000には、図7に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5001が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、通信管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図7に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。なお、本実施形態において端末IDは、通信先の端末10を特定可能な情報であればよく、端末固有の情報以外に端末10に固有ではない情報であってもよい。例えば端末10を利用するユーザを識別する情報であってもよいし、端末10が読み込み可能な記録媒体に記憶された識別情報であってもよい。また、端末IDは、電話番号や、IPアドレス、あるいは、URI等であっても良い
(端末管理テーブル)
図8は、端末管理テーブルを示す概念図である。不揮発性記憶部5000には、図8に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名、所属、各端末10の稼動状態が関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の端末10aaは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、所属が「(株)KK」で、稼動状態が「オンライン(通信可能)」であることが示されている。なお、端末名および所属は、端末管理テーブルにおいて、これらに関連付けられている端末10以外の1又は複数の端末10に対して通知することができる。端末名および所属の通知を受けた各端末10では、これらの端末名および所属を、宛先名として用いることもできる。以後、端末名および所属を共通基本情報という。なお、共通基本情報は、端末管理テーブルにおいて、共通基本情報に関連付けられている端末10からの要求に基づいて変更することができる。
(宛先リスト管理テーブル)
図9は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。不揮発性記憶部5000には、図9に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通信の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先候補として登録されている宛先端末の端末ID、及び、宛先名が全て関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からテレビ会議における通信の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ad」の端末10ad、端末IDが「01be」の端末10be等であることが示されている。なお、各要求元端末は、宛先リスト管理テーブルにおいて、この要求元端末の端末IDに関連付けられている各宛先端末の宛先名を任意に設定することができる。宛先リスト管理テーブルにおいて、要求元端末(端末10aa)における宛先端末(端末10be)の宛先名は、「大阪事業所」であり、要求元端末(端末10ab)における、宛先端末(端末10be)の宛先名は、「大阪」であることが示されている。宛先リスト管理テーブルにおける宛先端末の候補は、任意の要求元端末から通信管理システム50に対する登録又は削除の要請により、登録又は削除されることで更新される。
(管理システムの各機能構成)
次に、通信管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、通信管理システム50の各機能構成部を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、通信管理システム50の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
端末認証部52は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとし、不揮発性記憶部5000の端末認証管理DB5001を検索し、端末認証管理DB5001に同一の組の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。
端末管理部53は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理すべく、端末管理DB5002(図8参照)に、この要求元端末の端末ID、及び、要求元端末の稼動状態を関連付けて記憶して管理する。また、端末管理部53は、利用者が端末10の電源スイッチ109をONの状態からOFFにすることで、端末10から送られてきた、電源をOFFする旨の稼動状態情報に基づいて、端末管理DB5002(図8参照)のオンラインを示す稼動状態をオフラインに変更する。更に、端末管理部53は、端末10からの共通基本情報の変更要求に基づいて、端末管理テーブル(図8参照)で管理されている端末10の共通基本情報(端末名、所属)を変更する。
抽出部54は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5003(図9参照)を検索し、要求元端末と通信することができる宛先端末の候補の端末IDを読み出すことで、端末IDを抽出する。また、抽出部54は、この抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、端末管理DB5002(図8参照)を検索し、上記抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出す。これにより、抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末と通信することができる宛先端末の候補の稼動状態を取得することができる。
宛先管理部56は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、宛先リスト管理テーブル(図9参照)において宛先名を記憶したり削除したりすることにより、宛先リスト管理テーブルを更新する。
記憶・読出処理部59は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実行され、不揮発性記憶部5000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<通信端末管理システムの機能構成>
通信端末管理システム80は、送受信部81、端末認証部82、抽出部83、及び、宛先リスト作成部84、及び記憶・読出処理部89を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された通信端末管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
また、通信端末管理システム80は、図5に示されているRAM203又はHD204によって構築される記憶部8000を有している。
(通信端末管理システムの各機能構成)
次に、通信端末管理システム80の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、通信端末管理システム80の各機能構成部を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、通信端末管理システム80の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部81は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。また、送受信部81は、後述のWebサーバ機能及びデータ処理機能も有している。
端末認証部82は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、通信管理システム50にアクセスして不揮発性記憶部5000に構築されている端末認証管理DB5001(図7参照)を検索することで、要求元端末の端末ID及びパスワードと同じ組の端末ID及びパスワードが管理されているか否かの判断により、PC20の利用者の端末10が、このテレビ会議システムにおける正当な端末であるか否かの認証を行う。
抽出部83は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、要求元端末の端末IDを検索キーとして通信端末管理システム80の不揮発性記憶部5000に構築されている宛先リスト管理DB5003(図9参照)を検索することで、対応する宛先端末の端末IDを抽出する。
宛先リスト作成部84は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、図14に示されている宛先リスト画面のHTML(HyperText Markup Language)を作成する。
記憶・読出処理部89は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実行され、記憶部8000に各種データを記憶したり、記憶部8000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<<実施形態の処理または動作>>
次に、図10を用いて、実施形態の処理又は動作の概要について説明する。図10は、通信システムにおける各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。
通信管理システム50(宛先管理システムの一例)の端末管理DB5002(第1の宛先情報管理手段の一例)は、端末10を識別するための端末ID(通信端末識別情報の一例)毎に、端末名(端末10を通信の宛先としたときの宛先を示す第1の宛先情報の一例)を管理する。通信管理システム50の宛先リスト管理DB5003(第2の宛先情報管理手段の一例)は、通信の開始要求元の端末10(要求元端末)の端末ID毎に、この端末10からの通信の宛先として登録された端末10(宛先端末)の端末ID、及び要求元端末において設定可能な宛先名(第2の宛先情報の一例)を関連付けて管理する。通信管理システム50の宛先管理部56(更新部の一例)は、端末管理DB5002で管理されている端末10be(第1の通信端末の一例)の端末名が変更された場合に、宛先リスト管理DB5003において、端末10beを識別する端末IDに関連付けられている宛先名を、変更後の端末名に基づいて更新する。これにより、要求元端末毎に、任意に宛先名を設定していた場合でも、端末管理DB5002で管理されている端末名が変更されたタイミングで、要求元端末毎に設定可能な宛先名を、変更後の端末名に基づいて更新できるようになる。
通信管理システム50の送受信部51(送信手段の一例)は、端末管理DB5002で管理されている端末10beの端末名が変更された場合に、端末10beを宛先として登録している各要求元端末に、端末名の変更を示す変更情報(宛先変更情報の一例)を送信する。これにより、端末10beを宛先として登録している各要求元端末では、宛先名が変更後の端末名に基づいて更新されること把握できるので、宛先を選択する際に宛先名の変更により混乱することを防ぐことができる。
通信管理システム50の送受信部51(更新許可受付手段の一例)は、変更情報の送信先の各端末10から、宛先名を更新することを許可することを示した更新許可情報を受信することにより、更新の許可を受け付ける。宛先管理部56は、送受信部51による更新の許可の受け付けを契機として、宛先名を更新する。これにより、各要求元端末では、変更後の端末名に基づいて宛先名を更新するか否かを選択できるようになるので、利便性が向上する。
通信管理システム50の宛先リスト管理DB5003(更新許否情報管理手段の一例)は、要求元端末の端末ID毎に、宛先名の自動更新が有効であるか否かを示す情報(更新の許否を示す更新許否情報の一例)を管理する。宛先管理部56は、宛先リスト管理DB5003において要求元端末の端末IDに関連付けられて、自動更新が有効である旨の情報が管理されている場合に、この要求元端末からの通信の宛先を示す宛先名を更新する。これにより、宛先名の自動更新の許否を事前に設定できるようになるので、端末10の利用者の負荷が軽減される。
通信管理システム50の宛先リスト管理DB5003は、宛先端末の端末ID毎に、宛先名の自動更新が有効であるか否かを示す情報を管理する。宛先管理部56は、宛先リスト管理DB5003において宛先端末の端末IDに関連付けられて、自動更新が有効である旨の情報が管理されている場合に、この宛先端末の宛先名を更新する。これにより、宛先毎に自動更新の許否を事前に設定できるようになるので、利便性が向上する。
次に、図11乃至図16を用いて、本実施形態の処理を説明する。なお、まずは、図11及び図12を用いて、通信を開始する前の準備段階における各管理情報の送受信処理について説明する。図11は、通信端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図12は、宛先リストを示す概念図である。なお、図11では、全て管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
まず、利用者が、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする(ステップS21)。そして、ログイン要求部13は、上記電源ONの受け付けを契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して通信管理システム50に、ログイン要求を示すログイン要求情報を自動的に送信する(ステップS22)。このログイン要求情報には、要求元としての自端末である端末10aaを識別するための端末ID、及びパスワードが含まれている。これら端末ID、及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して不揮発性記憶部1001から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、端末10aaから通信管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である通信管理システム50は、送信側である端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
次に、通信管理システム50の端末認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、不揮発性記憶部5000の端末認証管理DB5001(図7参照)を検索し、端末認証管理DB5001に同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う(ステップS23)。この端末認証部52によって、同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているため、正当な利用権限を有する端末10からのログイン要求であると判断された場合には、端末管理部53は、端末管理DB5002(図8参照)に、端末10aaの端末IDで示されるレコード毎に、稼動状態、及び端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する(ステップS24)。これにより、図13に示されている端末管理テーブルには、端末ID「01aa」に、稼動状態「オンライン」、及び端末IPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。
そして、通信管理システム50の送受信部51は、上記端末認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS25)。本実施形態では、端末認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下続けて説明する。
要求元端末(端末10aa)では、正当な利用権限を有する端末であると判断された結果が示された認証結果情報を受信すると、送受信部11が通信ネットワーク2を介して通信管理システム50へ、宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する(ステップS26)。これにより、通信管理システム50の送受信部51は、宛先リスト要求情報を受信する。
次に、抽出部54は、ログイン要求した要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理DB5003(図9参照)を検索し、要求元端末(端末10aa)と通信することができる宛先端末の候補の端末IDおよび宛先名を抽出する(ステップS27)。ここでは、要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」に対応する宛先端末(10ad,10be,10af,…)のそれぞれの端末ID(「01ad」、「01be」、「01af」、…)と、これらに対応する端末名(「Z社」、「大阪事業所」、「得意先B」、…)が抽出される。
次に、通信管理システム50の送受信部51は、記憶・読出処理部59を介して記憶部6000から宛先リスト枠のデータを読み出す(ステップS28)と共に、この宛先リスト枠並びに上記抽出部54によって抽出された端末ID及び宛先名を含めた「宛先リスト情報(宛先リスト枠、端末ID、宛先名)」を、要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS29)。これにより、要求元端末(端末10aa)では、送受信部11が宛先リスト情報を受信し、記憶・読出処理部19が揮発性記憶部1002へ宛先リスト情報を記憶する(ステップS30)。
このように、本実施形態では、各端末10で宛先リスト情報を管理するのではなく、通信管理システム50が全ての端末の宛先リスト情報を一元管理している。よって、通信システム1に新たな端末10が含まれるようになったり、既に含まれている端末10に替えて新機種の端末10を含めるようになったり、宛先リスト枠の見栄え等を変更することになった場合でも、通信管理システム50側で一括して対応するため、各端末10側で宛先リスト情報の変更を行う手間を省くことができる。
また、通信管理システム50の抽出部54は、上記抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末ID(「01ad」、「01be」、「01af」、…)を検索キーとして、端末管理DB5002(図8参照)を検索し、上記抽出部54によって抽出された端末ID毎に、対応する稼動状態を読み出すことで、宛先候補としての端末(10ad,10be,10af,…)の各稼動状態を取得する(ステップS31)。
次に、送受信部51は、上記ステップS27で使用された検索キーとしての端末ID「01ad」と、対応する宛先端末(端末10ad)の稼動状態「オンライン(通信可能)」とが含まれた「端末の稼動状態情報」を、通信ネットワーク2を介して要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS32)。また、同じくステップS32の一環として、送受信部51は、端末ID「01be」と、対応する宛先端末(端末10be)の稼動状態「オフライン」とが含まれた「端末の稼動状態情報」等、残りの「端末の稼動状態情報」も個別に要求元端末(端末10aa)へ送信する。
次に、要求元端末(端末10aa)の記憶・読出処理部19は、順次、通信管理システム50から受信した端末の状態情報を揮発性記憶部1002に記憶する(ステップS33)。よって、要求元端末(端末10aa)は、上記各端末の状態情報を受信することで、要求元端末(端末10aa)と通信することができる宛先端末の候補である端末10ad等の現時点のそれぞれの稼動状態を取得することができる。
次に、要求元端末(端末10aa)の宛先リスト作成部18は、揮発性記憶部1002に記憶されている宛先リスト情報、及び端末の状態情報に基づいて、宛先候補としての端末10の状態を反映させた宛先リストを作成すると共に、表示制御部16が、図4に示されているディスプレイ120に対して、宛先リストを表示するタイミングを制御する(ステップS34)。なお、図12に示されている宛先リストでは、各端末の稼動状態を示したアイコンが、上から「オンライン(通信可能)」、「オフライン」、「オンライン(通信可能)」、及び「オンライン(通信中)」であることを示している。
続いて、図13乃至図16を用いて、端末10の共通基本情報を変更する処理を説明する。本実施形態では、端末10beの利用者が、事業所の移転に伴い、自己の共通基本情報を変更する場合を示している。なお、図13は、共通基本情報を変更する処理を示したシーケンス図である。図14は、共通基本情報編集画面を示す概念図である。図15は、宛先リストを示す概念図である。図16は、アラートダイアログの一例を示す概念図である。
端末10beおよび通信管理システム50において、上記ステップ21乃至ステップS25と同様の処理が実行されることにより、端末10beと通信管理システム50との間の管理情報用セッションseiが確立している。この状態で、端末10beの利用者が操作ボタン108を操作することで、操作入力受付部12が共通基本情報の変更要求を受け付ける処理を行う(ステップS41)。本実施形態では、表示制御部16が共通基本情報編集画面(図14)をディスプレイ120aaに表示させることにより、共通基本情報の変更の要求を受け付ける例について説明する。
次に、利用者が操作ボタン108により、図14に示されている共通基本情報編集画面上で、変更したい項目を編集して、(ここでは、端末名「日本京都事業所BE端末」を入力)、「変更」ボタンを押下すると、端末10beの送受信部11は、通信ネットワーク2を介して通信管理システム50へ、共通基本情報の変更要求を示す変更要求情報を送信する(ステップS42)。この変更要求情報には、変更要求元である端末(端末10be)を識別するための端末ID「01be」、及び、共通基本情報として、変更後の端末名「日本京都事業所BE端末」が含まれている。これにより、通信管理システム50の送受信部51は、変更要求情報を受信することになる。
次に、通信管理システム50では、端末管理部53が、端末管理テーブル(図8参照)において、変更要求元の端末10beの端末ID「01be」に関連付けられて管理されている端末名を「日本大阪事業所BE端末」から「日本京都事業所BE端末」に書き換える(ステップS43)。
続いて、通信管理システム50の宛先管理部56は、宛先リスト管理テーブル(図9参照)において、変更要求元の端末10beの端末ID「01be」に関連付けられて管理されている各宛先名を、変更後の端末名に基づいて「日本京都事業所BE端末」に書き換える(ステップS44)。例えば、宛先リスト管理テーブルにおいて、要求元端末(端末10aa)に対応する宛先端末の端末IDとして、「01be」が登録されていた場合には、「01be」に関連付けられて管理されている宛先名が「日本京都事業所BE端末」に書き換えられることになる。
この状態で、端末10aaが、上記のステップS26の処理により宛先リストを要求すると、ステップS27において変更後の宛先名が抽出されるので、宛先リストにおける端末10beの宛先名は「日本京都事業所BE端末」に変更されることになる(図15参照)。
なお、通信管理システム50が宛先リスト情報を送信するタイミングで、あるいはその前後に、送受信部51は、変更要求元の端末ID「01be」、及びステップS44における変更前後の宛先名(「大阪事業所」、および「日本京都事業所BE端末」)を含む変更情報を端末10aaに送信することができる(ステップS48)。
変更情報が端末10aaの送受信部11によって受信されると、表示制御部16は、変更情報に基づいて、端末10beの宛先名が変更された旨を示すアラートダイアログをディスプレイ120aaに表示させる(ステップS49,図16参照)。これにより、端末10aaの利用者は、端末10beの宛先名が更新されたことを把握することができる。
〔第2の実施形態〕
続いて、図17を用いて、本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を説明する。図17は、共通基本情報を変更する処理を示したシーケンス図である。第2の実施形態では、通信管理システム50の宛先管理部56が、変更要求元の端末10beの共通基本情報(端末名)を変更した後(ステップS43)、要求元端末(端末10aa)による宛先名の変更の許可を契機として宛先名の更新を行う。すなわち、宛先管理部56が、変更要求元の端末10beの共通基本情報(端末名)を変更しても、要求元端末(端末10aa)において宛先名の変更が許可されるまでは、宛先名は更新されず(図12参照)、要求元端末において設定された宛先名を使用し続けることができる。
第2の実施形態では、通信管理システム50が宛先リスト情報を送信するタイミングで、あるいはその前後に、送受信部51は、変更要求元の端末ID「01be」、及び変更前後の端末名(「大阪事業所」、および「日本京都事業所BE端末」)を含む変更情報を端末10aaに送信する(ステップS55)。
変更情報が端末10aaの送受信部11によって受信されると、表示制御部16は、変更情報に基づいて、端末10beの宛先名が変更された旨を示すアラートダイアログをディスプレイ120aaに表示させる(ステップS56,図18参照)。図18は、アラートダイアログの一例を示す概念図である。このアラートダイアログは、変更後の端末名を、宛先名として適用するか否かを選択するボタンが表示されている。
端末10aaの利用者が、操作ボタン108の操作により、アラートダイアログにおける「はい」のボタンを選択すると、操作入力受付部12は、宛先名の更新許可を受け付ける(ステップS57)。続いて、端末10aaの送受信部51は、宛先名の更新許可を示した更新許可情報を、通信管理システム50へ送信する。この更新許可情報には、更新を許可した端末10aaの端末ID、変更要求元の端末10beの端末ID、および変更後の宛先名「日本京都事業所BE端末」が含まれている。
変更許可情報が通信管理システム50の送受信部51によって受信されると、宛先管理部56は、宛先リスト管理テーブル(図9参照)において、要求元としての端末10aaの端末ID「01aa」および宛先としての端末10beの端末ID「01be」に関連付けて、宛先名として「日本京都事業所BE端末」を記録させることにより、宛先リスト管理テーブルを更新する。その後、ステップSS27乃至S29の処理が実行されると、ステップS27において変更後の宛先名が抽出されるので、宛先リストにおける端末10beの宛先名は「日本京都事業所BE端末」に変更されることになる(図15参照)。
一方、ステップS56でアラートダイアログが表示された後に、端末10aaの利用者が、操作ボタン108の操作により、アラートダイアログにおける「いいえ」のボタンが選択すると、宛先リスト管理テーブルにおける宛先名は更新されず、端末10aaにおいて、端末10beを示す宛先名として、「日本大阪事業所BE端末」を使用し続けることができる。
〔第3の実施形態〕
続いて、本発明の第3の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を説明する。この実施形態では、利用者が端末10の操作ボタン108で操作や入力する作業が不慣れであるという問題を解消すべく、端末10に代わって、利用者が使い慣れているPCによって操作や入力の作業を行うことができるようにしている。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について第1の実施形態と異なる点を説明する。なお、図20は、PCから宛先名称の自動更新設定を行う処理を示したシーケンス図である。
(宛先リスト管理テーブル)
図19は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。第3の実施形態の通信管理システム50における不揮発性記憶部5000には、図19に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通信の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先候補として登録されている宛先端末の端末ID、この端末10を宛先としたときの宛先名、及び、この宛先名の自動更新が有効であるか無効であるかを示す情報が全て関連付けられて管理される。例えば、図19に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からの通信の宛先である宛先端末(端末10be)の宛先名の自動更新は「有効」となっていることが示されている。
<<実施形態の処理または動作>>
続いて、図20乃至図23を用いて、本実施形態の処理を説明する。なお、図20は、利用者PC端末から宛先名称の自動更新設定を行う処理を示したシーケンス図である。図21は、宛先リストを示す概念図である。図22は、共通基本情報を変更する処理を示したシーケンス図である。図23は、宛先名の更新の可否を判断する処理を示したフロー図である。
図20に示されているように、まず、PC20aの利用者aは、PC20aのWebブラウザよりURLを入力することで、PC20aが通信端末管理システム80の提供するWebアプリケーションにアクセスする(ステップS61)。これにより、通信端末管理システム80の送受信部81のWebサーバ機能が、PC20aに対してログイン画面を公開することで、利用者aに要求元端末(端末10aa)の端末IDとパスワードの入力を促す(ステップS62)。これに対して、利用者aが要求元端末(端末10aa)の端末IDとパスワードを入力すると、PC20aから通信端末管理システム80へ要求元端末の端末IDとパスワードであるログイン情報が送信される。(ステップS63)。
次に、通信端末管理システム80の端末認証部82は、通信管理システム50にアクセスして不揮発性記憶部5000に構築されている端末認証管理DB5001(図7参照)を検索することで、要求元端末の端末ID及びパスワードと同じ組の端末ID及びパスワードが管理されているか否かの判断により、PC20aの利用者aの端末10aaが、この通信システム1における正当な端末であるか否かの認証を行う(ステップS64)。この認証により、正当な端末であると判断された後、利用者aによるPC20aの操作に基づいて、PC20aから通信端末管理システム80へ、宛先名の自動更新の設定の要求を行う(ステップS65)。これにより、通信端末管理システム80の抽出部83は、要求元端末の端末ID「01aa」に基づいて通信管理システム50の不揮発性記憶部5000に構築されている宛先リスト管理DB5003(図19参照)を検索することで、対応する宛先端末の端末ID及び宛先名を抽出する(ステップS66)。
次に、宛先リスト作成部84は、上記ステップS66によって抽出された宛先端末の端末ID及び宛先名に基づいて、図21に示されている宛先リスト画面のHTMLを作成する(ステップS67)。なお、図21は、宛先リストを示す概念図である。そして、送受信部81のWebサーバ機能が、PC20aに対して宛先リスト画面を公開する(ステップS68)。この宛先リスト画面には、宛先端末の宛先名、宛先端末の端末ID、並びに、宛先リスト上の各宛先端末の宛先名を編集したり、又は宛先リスト上から宛先名及び宛先端末の端末IDを削除するための操作領域の他、宛先毎に宛先名の自動更新を有効にするか無効にするかを指定するためのチェックボックスが表示されている。なお、本実施形態では、宛先毎に宛先名の自動更新を有効にするか無効にするかを選択する例について説明するが、宛先全体について自動更新を有効にするか無効にするかを選択できるようにしても良い。
次に、利用者aがPC20aで宛先リスト画面の「設定」ボタンを押下すると、PC20aのWebブラウザ機能によって、自動更新設定要求を受け付ける(ステップS69)。これにより、通信端末管理システム80の送受信部81のデータ処理機能が、利用者aからの操作を解釈し、端末10aaの代理で通信管理システム50に対して宛先名の自動更新設定要求情報を送信する(ステップS70)。この自動更新設定要求情報には、設定要求元の端末10aaの端末ID「01aa」と、端末10aaに対する各宛先端末の端末IDと、各宛先端末毎の自動設定が有効であるか否かを示す情報と、を含んでいる。
自動更新設定要求情報が通信管理システム50の送受信部51で受け付けられると、宛先管理部56は、自動更新設定要求情報に基づいて、宛先リスト管理テーブル(図19参照)における、要求元端末の端末ID「01aa」、及び、端末10aaに対する各宛先端末の端末IDに関連付けて、自動設定が有効であるか否かを示す情報を記録させて管理させる(ステップS71)。
続いて、図22を用いて共通基本情報を変更する処理について、第1の実施形態と異なる点を説明する。図22は、共通基本情報を変更する処理を示したシーケンス図である。第3の実施形態では、第1の実施形態におけるステップS44の処理(図13参照)が、ステップS81の処理に変更されている。
通信管理システム50が、変更要求元の端末10beの共通基本情報(端末名)を変更した後(ステップS43)、宛先管理部56は、宛先リスト管理テーブル(図19参照)に登録されている自動更新の設定に応じて、宛先名を更新する(ステップS81)。ステップS81の処理について図23を用いて詳細に説明する。図23は、宛先名の更新の許否を判断する処理を示したフロー図である。
まず、通信管理システム50の宛先管理部56は、宛先リスト管理テーブル(図19参照)において、変更要求情報に含まれる変更要求元の端末10beの端末ID「01be」を検索キーとして、対応する各自動更新の設定を抽出する(ステップS81−1)。抽出された自動更新の設定が有効である場合には(ステップS81−2のYES)、宛先リスト管理テーブルにおいて、抽出された自動更新のレコードと同じレコードにおける宛先名のフィールドを、変更後の端末名に基づいて「日本京都事業所BE端末」に変更することで、宛先リスト管理テーブルを更新する(ステップS81−3)一方、自動更新の設定が有効ではないと判断された場合には(ステップS81−2のNO)、そのレコードにおける宛先名を変更しない。なお、図19の宛先リスト管理テーブルにおいては、要求元端末(端末10aa)に対応する宛先端末(端末10be)の宛先名は「日本京都事業所BE端末」に変更されるが、要求元端末(端末10ab)に対応する宛先端末(端末10be)の宛先名は変更されないことになる。
〔実施形態の補足〕
なお、上記各実施形態における中継装置30、通信管理システム50、通信端末管理システム80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記本実施形態の端末用プログラム、中継装置用プログラム、通信管理用プログラム、又は通信端末管理システム用プログラムが記憶された記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、通信管理用プログラム、及び通信端末管理システム用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。
また、上記実施形態では、通信システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、通信システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。
更に、通信システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機に相当する。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、視覚(sight)データとしての画像データ、及び聴覚(hearing)データとしての音声データについて説明したが、これに限るものではなく、その他の五感データであってもよい、例えば、コンテンツデータが触覚(touch)データの場合、一方の端末側でユーザが接触して得た感覚が、他方の端末側に伝達される。更に、コンテンツデータが嗅覚(smell)データの場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータが味覚(taste)データの場合、一方の端末側の味覚が、他の端末側に伝達される。
更に、コンテンツデータは、画像(視覚)データ、音声(聴覚)データ、触覚データ、嗅覚データ、及び味覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。
また、上記実施形態では、通信システム1,1´によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
10 通信端末
11 送受信部(送信手段の一例、更新許可受付手段の一例)
16 表示制御部
18 宛先リスト作成部
19 記憶・読出処理部
50 通信管理システム(宛先管理システムの一例)
51 送受信部
52 端末認証部
53 端末管理部
54 抽出部
56 宛先管理部(更新部の一例)
59 記憶・読出処理部
80 通信端末管理システム
81 送受信部
82 端末認証部
83 抽出部
84 宛先リスト作成部
85 追加承認要求画面作成部
1001 不揮発性記憶部
1002 揮発性記憶部
5000 不揮発性記憶部
5001 端末認証管理DB
5002 端末管理DB(第1の宛先情報管理手段の一例)
5003 宛先リスト管理DB(第2の宛先情報管理手段の一例、更新許否情報管理手段の一例)
8000 記憶部
特許第4407400号公報

Claims (6)

  1. 通信端末毎に、前記通信端末を通信の宛先としたときの前記宛先を示す第1の宛先情報を管理する第1の宛先情報管理手段と、
    通信端末間の通信の開始の要求元の通信端末毎に、前記要求元からの通信の宛先として登録された通信端末を識別するための宛先端末識別情報、及び、前記宛先を示す情報であって、前記要求元において設定可能な第2の宛先情報を関連付けて管理する第2の宛先情報管理手段と、
    前記第1の宛先情報管理手段において、第1の通信端末を通信の宛先としたときの前記宛先を示す第1の宛先情報が変更された場合に、前記第2の宛先情報管理手段において、前記第1の通信端末を識別する宛先端末識別情報に関連付けられている第2の宛先情報を、変更後の前記第1の宛先情報に基づいて更新する更新手段と、
    前記第1の通信端末の第1の宛先情報が変更された場合に、前記第1の通信端末を宛先として登録している各通信の開始の要求元の通信端末に、前記第1の宛先情報の変更を示す宛先変更情報を送信する送信手段と、
    前記宛先変更情報の送信先の通信端末から、前記第2の宛先情報の更新の許可を受け付ける更新許可受付手段と、を有しており、
    前記更新手段は、前記更新の許可の受け付けを契機として、前記第2の宛先情報を更新することを特徴とする宛先管理システム。
  2. 前記通信の開始の要求元の通信端末毎に、前記第2の宛先情報の更新の許否を示す更新許否情報を関連付けて管理する更新許否情報管理手段を有しており、
    前記更新許否情報管理手段において、前記通信の開始の要求元の通信端末に関連付けられて、前記更新の許可を示す更新許否情報が管理されている場合に、前記更新手段は、前記要求元からの通信の宛先を示す前記第2の宛先情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の宛先管理システム。
  3. 前記更新許否情報管理手段は、前記通信の宛先の通信端末に関連付けて、前記更新許否
    情報を管理しており、
    前記更新許否情報管理手段において、前記通信の宛先の通信端末に関連付けられて、前記更新の許可を示す更新許否情報が管理されている場合に、前記更新手段は、前記宛先を示す第2の宛先情報を更新することを特徴とする請求項に記載の宛先管理システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の宛先管理システムと、
    前記通信端末と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  5. 前記宛先管理システムに、請求項1乃至のいずれか一項に記載の各手段を実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 請求項1に記載の宛先管理システムに、
    前記第1の宛先情報管理手段において、第1の通信端末を通信の宛先としたときの前記宛先を示す第1の宛先情報が変更された場合に、前記第2の宛先情報管理手段において、前記第1の通信端末を識別する宛先端末識別情報に関連付けられている第2の宛先情報を、変更後の前記第1の宛先情報に基づいて更新するステップを実行させることを特徴とする宛先管理方法。
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