JP2015177479A - 管理システム、プログラム、メンテナンスシステム、プログラム提供システム及び管理方法 - Google Patents

管理システム、プログラム、メンテナンスシステム、プログラム提供システム及び管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】誤操作などによる宛先リストの宛先候補の意図しない削除を防止する。
【解決手段】他の伝送端末に対して通信の開始要求を送信可能な要求元としての伝送端末の識別情報毎に、通信の宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を関連付けて登録した宛先情報から宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を削除するための削除要求を受信する第1の受信手段と、削除要求のあった識別情報であって、第1の受信手段によって受信された識別情報に対応する伝送端末に対して削除要求を送信する送信手段と、削除要求を送信した伝送端末から送信された応答情報であって、削除要求に応じて宛先情報から削除することを許可するか否の旨を示す応答情報を受信する第2の受信手段と、応答情報が宛先情報から削除することを許可する旨を示す場合に、第1の受信手段によって受信された識別情報を宛先情報から削除する削除手段と、を備える。
【選択図】図13

Description

本発明は、所定の伝送端末のうち通信の開始要求元である要求元端末からの通信の開始要求を当該通信の開始要求先である所定の宛先端末へ伝えることで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通信を管理する発明に関する。
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介してテレビ会議などを行う伝送システムが普及している。このような伝送システムでは、複数の伝送端末の間で通信を開始すると、画像データ及び音声データの送受信が行われ、画像データ及び音声データを伝送端末間で共有することができる。
また、利用者が通信の宛先候補から所望の宛先端末を選択し易いようにするために、通信の要求元である要求元端末側で宛先リストを表示することで、所望の宛先端末を利用者に選択させることもできる(特許文献1参照)。更に、この特許文献1に記載の発明によれば、要求元端末側で自己の宛先リストに宛先候補を追加する場合に、要求元端末から宛先候補として追加したい宛先端末に対して追加要求し、追加要求を受けた宛先端末側の承認を得られれば、要求元端末の宛先リストに宛先端末を追加することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、宛先リストへ宛先候補を追加する場合について承認を得ることが開示されているが、既に宛先リストへ追加された宛先候補を削除する場合についての具体的な記載がない。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、他の伝送端末に対して通信の開始要求を送信可能な要求元としての伝送端末の識別情報毎に、前記通信の宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を関連付けて登録した宛先情報から前記宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を削除するための削除要求を受信する第1の受信手段と、前記削除要求のあった識別情報であって、前記第1の受信手段によって受信された識別情報に対応する伝送端末に対して前記削除要求を送信する送信手段と、前記削除要求を送信した伝送端末から送信された応答情報であって、前記削除要求に応じて前記宛先情報から削除することを許可するか否の旨を示す応答情報を受信する第2の受信手段と、前記応答情報が前記宛先情報から削除することを許可する旨を示す場合に、前記第1の受信手段によって受信された識別情報を前記宛先情報から削除する削除手段と、を備える。
本発明によれば、宛先リストから宛先候補を削除する場合に、削除する宛先候補側の確認を必要とすることで、誤操作などによる意図しない削除を防止するという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る伝送システムの概略図である。 図2は、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 図3は、画像データの画質を説明する概念図である。 図4は、第1の実施形態に係る端末の外観図である。 図5は、第1の実施形態に係る伝送端末のハードウェア構成図である。 図6は、第1の実施形態に係る通信管理システム、中継装置、プログラム提供システム、メンテナンスシステム、又は伝送端末管理システムのハードウェア構成図である。 図7は、第1の実施形態に係る伝送システムを構成する伝送端末及び伝送管理システムの機能ブロック図である。 図8は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。 図9は、端末管理テーブルを示す概念図である。 図10は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。 図11は、伝送端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 図12は、宛先リストを示す概念図である。 図13は、宛先候補の削除の確認処理を示したシーケンス図である。 図14は、削除要求受付画面を示す概念図である。 図15は、削除確認画面を示す概念図である。 図16は、削除完了画面を示す概念図である。 図17は、削除完了画面を示す概念図である。 図18は、宛先候補の削除の確認処理を示したシーケンス図である。 図19は、削除未実施画面を示す概念図である。 図20は、削除未実施画面を示す概念図である。 図21は、第2の実施形態に係る伝送システムの概略図である。 図22は、第2の実施形態に係る伝送システムを構成する伝送管理システ及び伝送端末管理システムの機能ブロック図である。 図23は、利用者PC端末から削除要求を行うシーケンス図である。 図24は、宛先リストを示す概念図である。 図25は、利用者PC端末から削除完了の確認を行うシーケンス図である。
以下、図面を用いて、管理システム、プログラム、メンテナンスシステム、プログラム提供システム及び管理方法の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
まず、図1乃至図20を用いて、第1の実施形態について説明する。
<<実施形態の全体構成>>
図1は、第1の実施形態に係る伝送システムの概略図である。図2は、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。図3は、画像データの画質を説明する概念図である。
また、伝送システム1には、伝送管理システム50を介して複数の伝送端末10間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム等が例として挙げられる。
第1の実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、伝送システム1、伝送管理システム50、及び伝送端末10について説明する。即ち、第1の実施形態の伝送端末10及び伝送管理システム50は、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、その他のコミュニケーションシステムにも適用される。なお、第1の実施形態では、「テレビ会議」と説明しているが、「ビデオ会議」と言われることもあり、両者は同じ内容である。
また、第1の実施形態では、伝送システム1の各利用者が、東京事業所(利用者a)、大阪事業所(利用者b)、ニューヨーク事業所(利用者c)、及びワシントンDC.事業所(利用者d)の4事業所である場合について説明する。
まず、図1に示されている伝送システム1は、複数の伝送端末(10aa,10ab,…)、各伝送端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、伝送管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。なお、第1の実施形態では、伝送管理システム50によって管理システム3が構築されている。
複数の伝送端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信による伝送を行う。
なお、以下では、「伝送端末」を単に「端末」として表す。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は「端末10」と表し、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表し、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表している。更に、テレビ会議の開始要求を送信可能な要求元としての端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表されている。
また、図2に示されているように、伝送システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、伝送管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、及び音声データの4つの各データを送受信するための4つのセッションが確立される。ここでは、これら4つのセッションをまとめて、画像・音声データ用セッションsedとして示している。
ここで、第1の実施形態で扱われる画像データの画像の解像度について説明する。画像は、低解像度の画像と、中解像度の画像と、高解像度の画像とがある。低解像度の画像とは、図3(a)に示されているように、横が160画素、縦が120画素から成り、ベース画像となる。中解像度の画像とは、図3(b)に示されているように、横が320画素、縦が240画素から成る。高解像度の画像とは、図3(c)に示されているように、横が640画素、縦が480画素から成る。このうち、狭帯域経路を経由する場合には、ベース画像となる低解像度の画像データのみから成る低画質の画像データが中継される。帯域が比較的広い場合には、ベース画像となる低解像度の画像データ、及び中解像度の画像データから成る中画質の画像データが中継される。また、帯域が非常に広い場合には、ベース画質となる低解像度の画像データ、中解像度の画像データ、及び高解像度の画像データから成る高画質の画像データが中継される。
図1に示されている中継装置30は、複数の端末10の間で、コンテンツデータの中継を行う。伝送管理システム50は、端末10からのログイン認証、端末10の通信状況の管理、宛先リストの管理等、及び中継装置30の通信状況等を一元的に管理する。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音声データの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
プログラム提供システム90は、後述のHD(Hard Disk)204を備えており、端末10に各種機能を実現させる(又は、端末10を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶され、端末10に端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能を実現させる(又は、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHD204には、伝送管理システム50に各種機能を実現させる(又は、伝送管理システム50を各種手段として機能させる)ための伝送管理用プログラムも記憶されている。そして、プログラム提供システム90は、伝送管理システム50に、伝送管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、伝送管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、伝送管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、伝送管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、伝送管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
ところで、端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末10d(10da,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンDC.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、伝送管理システム50、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、及び中継装置30と通信可能に接続されている。伝送管理システム50、及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、第1の実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、第1の実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、伝送管理システム50、各ルータ70、及びプログラム提供システム90の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通信や、同じ事業所内の異なる部屋間での通信だけでなく、同じ部屋内での通信や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通信で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
<<実施形態のハードウェア構成>>
まず、第1の実施形態のハードウェア構成を説明する。図4は、第1の実施形態に係る端末10の外観図である。以下、端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図4に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられている。更に、筐体1100の右側壁面1130側には、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図4は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、アーム1200に対して、図4で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、図4に示された端末10の外観およびハードウェア構成はあくまで一実施形態であり、この内容に限られない。
なお、中継装置30、伝送管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
図5は、第1の実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。図5に示されているように、第1の実施形態の端末10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、フラッシュメモリ104、SSD(Solid State Drive)105、メディアドライブ107、操作ボタン108、電源スイッチ109、及びネットワークI/F(Interface)111を備えている。CPU101は、端末10全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ104は、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶する。SSD105は、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。メディアドライブ107は、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。操作ボタン108は、端末10の宛先を選択する場合などに操作されるスイッチである。電源スイッチ109は、端末10の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。ネットワークI/F111は、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をする。
また、端末10は、カメラ112、撮像素子I/F113、マイク114、スピーカ115、音声入出力I/F116、ディスプレイI/F117、外部機器接続I/F118、アラームランプ119、及びバスライン110を備えている。カメラ112は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラである。撮像素子I/F113は、このカメラ112の駆動を制御する。マイク114は、音声を入力する内蔵型のマイクである。スピーカ115は、音声を出力する内蔵型のスピーカである。音声入出力I/F116は、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する。ディスプレイI/F117は、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送する。外部機器接続I/F118は、図4に示されている接続口1132に取り付けられ各種の外部機器を接続する。アラームランプ119は、端末10の各種機能の異常を知らせる。バスライン110は、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、内蔵型のカメラ112、内蔵型のマイク114及び内蔵型のスピーカ115は、内蔵されていなくてもよい。この場合には、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等を接続して使用すればよい。
また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続されているが、内蔵型のディスプレイであってもよい。
また、端末10は、上述のI/Fの他に、SD(Secure Digital)メモリーカードや、SIM(Subscriber Identity Module)カードなどの記憶媒体を読み書き可能な外部記憶媒体接続I/Fを備えていてもよい。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
図6は、第1の実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。伝送管理システム50は、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)205、メディアドライブ207、ディスプレイ208、ネットワークI/F209、キーボード211、マウス212、CD−ROMドライブ214、及びバスライン210を備えている。CPU201は、伝送管理システム50全体の動作を制御する。ROM202は、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HD204は、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶する。HDD205は、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。メディアドライブ207は、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。ディスプレイ208は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。ネットワークI/F209は、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をする。キーボード211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備える。マウス212は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う。CD−ROMドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。バスライン210は、上記各構成要素を図6に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等を備える。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記伝送管理用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置30は、上記伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、上記伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記プログラム提供システム用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
<<実施形態の機能構成>>
次に、第1の実施形態の機能構成について説明する。図7は、第1の実施形態の伝送システム1を構成する伝送端末10及び伝送管理システム50の機能ブロック図である。図7では、端末10及び伝送管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図7では省略されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、抽出部17、宛先リスト作成部18、及び記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
また、端末10は、図5に示されているRAM103によって構築される揮発性記憶部1002、及び図5に示されているフラッシュメモリ104によって構築される不揮発性記憶部1001を有している。
(端末の各機能構成)
次に、図5及び図7を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成部を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図7に示された端末10の送受信部11は、図5に示されたCPU101からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。この送受信部11は、所望の宛先端末と通信を開始する前から、伝送管理システム50より、宛先候補としての各端末の稼動状態を示す各稼動状態情報の受信を開始する。なお、この稼動状態情報は、各端末10の稼動状態(オンラインかオフラインかの状態)だけでなく、オンラインであっても更に通信中であるか、離席中であるか等の詳細な状態を示す。また、この稼動状態情報は、各端末10の稼動状態だけでなく、端末10でケーブル120cが端末10から外れていたり、音声を出力するが画像は出力させなかったり、音声を出力さないようにする(MUTE)等、様々な状態を示す。
操作入力受付部12は、図5に示されたCPU101からの命令、並びに図5に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図5に示されている電源スイッチ109をONにすると、図7に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
ログイン要求部13は、図5に示されたCPU101からの命令によって実現され、電源ONを受け付けると、送受信部11から通信ネットワーク2を介して伝送管理システム50に、ログインを要求するログイン要求情報、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が伝送管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、伝送管理システム50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、図5に示されているCPU101からの命令、並びに図5に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
音声入力部15aは、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカ115に出力し、スピーカ115から音声を出力させる。
表示制御部16は、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示されているディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して画像データを送信するための制御を行う。
抽出部17は、図5に示されているCPU101からの命令によって実現され、揮発性記憶部1002から各種データ(または情報)を抽出する。
宛先リスト作成部18は、伝送管理システム50から受信した、後述の宛先リスト情報及び各宛先候補としての端末10の状態情報に基づいて、図12に示されているような宛先候補の状態がアイコンで示された宛先リストの作成及び更新を行う。
また、記憶・読出処理部19は、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示すSSD105によって実行され、不揮発性記憶部1001に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部1001に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この不揮発性記憶部1001には、端末10を識別するための識別情報の一例としての端末ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。更に、記憶・読出処理部19は、揮発性記憶部1002に各種データを記憶したり、揮発性記憶部1002に記憶された各種データを読み出す処理も行う。この揮発性記憶部1002には、宛先端末との通信を行う際に受信される画像データ及び音声データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ115から音声が出力される。
なお、第1の実施形態の端末ID及び後述の中継装置IDは、それぞれ端末10及び中継装置30を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末ID及び中継装置IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
<伝送管理システムの機能構成>
伝送管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、端末管理部53、抽出部54、端末状態確認部56、宛先リスト管理部57、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、伝送管理システム50は、伝送管理システム50の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部5000を有しており、この不揮発性記憶部5000は図6に示されているHD204により構築されている。また、この不揮発性記憶部5000には、図12に示されている宛先リスト枠のデータ(図12で示されている宛先リスト枠部分のデータであり、具体的な稼動状態を示すアイコン、端末ID、及び端末名は含まれない)が記憶されている。
(端末認証管理テーブル)
不揮発性記憶部5000には、図8に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5001が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、伝送管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
(端末管理テーブル)
また、不揮発性記憶部5000には、図9に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名、各端末10の稼動状態、後述のログイン要求情報が伝送管理システム50で受信された受信日時、及び端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の端末10aaは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン(伝送可能)」で、伝送管理システム50でログイン要求情報が受信された日時が「2009年11月10日の13時40分」で、この端末10aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。
(宛先リスト管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図10に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、各端末10の宛先リストを示す宛先情報が管理されている。即ち、宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通信の開始を要求する要求元端末の識別情報である端末ID毎に、通信の宛先として指定可能な宛先端末の候補として登録されている宛先端末の宛先識別情報である端末IDが全て関連付けられた宛先情報が記憶される。例えば、図10に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からテレビ会議における通信の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ab」の端末10ab、端末IDが「01ba」の端末10ba、及び端末IDが「01bb」の端末10bb等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の要求元端末から伝送管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。なお、宛先リスト管理DB5003(図10参照)には、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDだけでなく、各端末IDに対して端末管理テーブル(図9参照)で管理されている宛先名も関連付けて管理してもよい。なお、宛先リスト管理DB5003は、伝送管理システム50の不揮発性記憶部5000以外の記憶媒体に記憶されていてもよい。また、宛先リスト管理DB5003は、伝送管理システム50に該当しない他の装置に記憶されていてもよい。
なお、宛先情報は、図10に示された宛先リスト管理テーブルによって構成された宛先リスト管理DB5003が記憶していると説明している。しかし、宛先情報の記憶形式は、リスト形式に限られず、他の形式で記憶されていてもよい。
(伝送管理システムの各機能構成)
次に、伝送管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、伝送管理システム50の各機能構成部を説明するにあたって、図6に示されている各構成要素のうち、伝送管理システム50の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図6に示されているCPU201からの命令、及び図6に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
端末認証部52は、図6に示されたCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれる端末ID及びパスワードを検索キーとし、不揮発性記憶部5000の端末認証管理DB5001を検索することで端末認証を行う。
端末管理部53は、図6に示されたCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求した要求元端末の稼動状態を管理すべく、端末管理DB5002に、この要求元端末の端末ID、要求元端末の稼動状態、ログイン要求情報を受信日時、及び要求元端末のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。また、端末管理部53は、利用者が端末10の電源スイッチ109をONの状態からOFFにすることで、端末10から送られてきた、電源をOFFする旨の稼動状態情報に基づいて、端末管理DB5002(図9参照)のオンラインを示す稼動状態をオフラインに変更する。
抽出部54は、図6に示されたCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5003(図10参照)を検索し、要求元端末と通信することができる宛先端末の候補の端末IDを抽出する。また、抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5003(図10参照)を検索し、上記要求元端末の端末IDを宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDも抽出する。また、抽出部54は、この抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、端末管理DB5002(図9参照)を検索し、上記抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出す。これにより、抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末と通信することができる宛先端末の候補の稼動状態を取得することができる。また、抽出部54は、この抽出部54によって抽出された端末IDを検索キーとして、端末管理DB5002(図9参照)を検索し、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態も抽出する。
端末状態確認部56は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、端末ID又は宛先名を検索キーとして端末管理DB5002(図9参照)を検索することにより、対応する稼動状態を確認する。
宛先リスト管理部57は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、追加部としての機能を有し、宛先リスト管理DB5003(図10参照)の各要求元端末の端末ID毎(端末10の宛先リスト毎)に、宛先端末の端末IDを追加する。また、宛先リスト管理部57は、削除部としての機能も有し、要求元端末(第1の伝送端末)の宛先リストから宛先端末(第2の伝送端末)の端末IDの削除要求を受けると、要求元端末(第1の伝送端末)の宛先リストから宛先端末(第2の伝送端末)の端末IDを削除する。更に、宛先リスト管理部57は、宛先端末(第2の伝送端末)の宛先リストから要求元端末(第1の伝送端末)の端末IDを削除する。即ち、第1の実施形態では、第1の伝送端末の宛先リストに第2の伝送端末の端末IDを登録する場合には、第2の伝送端末の宛先リストに第1の伝送端末の端末IDを登録する。また、第1の伝送端末の宛先リストから第2の伝送端末の端末IDを削除する場合には、第2の伝送端末の宛先リストから第1の伝送端末の端末IDを削除する。
記憶・読出処理部59は、図6に示されているCPU201からの命令、及び図6に示されているHDD205によって実行され、不揮発性記憶部5000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<<実施形態の処理または動作>>
次に、図11乃至図20を用いて、第1の実施形態の処理を説明する。なお、まずは、図11及び図12を用いて、端末10aaと端末10dbとの間で、通信を開始する前の準備段階における各管理情報の送受信処理について説明する。図11は、伝送端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図12は、宛先リストを示す概念図である。なお、図11では、全て管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
まず、利用者が、図5に示されている電源スイッチ109をONにすると、図7に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする(ステップS21)。そして、ログイン要求部13は、上記電源ONの受け付けを契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して伝送管理システム50に、ログイン要求を示すログイン要求情報を自動的に送信する(ステップS22)。なお、ログイン要求はユーザの指示に応じて送信してもよい。このログイン要求情報には、要求元としての自端末である端末10aaを識別するための端末ID、及びパスワードが含まれている。これら端末ID、及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して不揮発性記憶部1001から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、端末IDおよびパスワードはSDカードやSIMカードなどの外部記録媒体に記録された情報を読み出されたデータであってもよい。なお、端末10aaから伝送管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である伝送管理システム50は、送信側である端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
次に、伝送管理システム50の端末認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、端末認証管理DB5001に同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う(ステップS23)。
端末認証部52によって、正当な利用権限を有する端末10からのログイン要求であると判断された場合に、端末管理部53は、端末管理DB5002(図9参照)に、端末10aaの端末ID及び宛先名で示されるレコード毎に、稼動状態、ログイン要求情報を受信した受信日時、及び端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する(ステップS24)。これにより、図9に示されている端末管理テーブルには、端末ID「01aa」に、稼動状態「オンライン」、受信日時「2009.11.10.13:40」及び端末IPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。
そして、伝送管理システム50の送受信部51は、上記端末認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS25)。第1の実施形態では、端末認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下続けて説明する。
要求元端末(端末10aa)では、正当な利用権限を有する端末であると判断された認証結果情報を受信すると、送受信部11が通信ネットワーク2を介して伝送管理システム50へ、宛先リストを要求する宛先リスト要求情報を送信する(ステップS26)。これにより、伝送管理システム50の送受信部51は、宛先リスト要求情報を受信する。
次に、抽出部54は、ログイン要求した要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理DB5003(図10参照)を検索し、要求元端末(端末10aa)と通信することができる宛先端末の候補の端末IDを抽出すると共に、この端末IDに対応する宛先名を端末管理DB(図9参照)から読み出すことによって抽出する(ステップS27)。ここでは、要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」に対応する宛先端末(10ab,10ba,10bb,…)のそれぞれの端末ID(「01ab」、「01ba」、「01bb」、…)と、これらに対応する端末名(「日本 東京事業所 AB端末」、「日本 大阪事業所 BA端末」、「日本 大阪事業所所 BB端末」、…)が抽出される。なお、宛先リスト管理DB5003(図10参照)において、端末IDだけでなく各端末IDに対応付けられた宛先名を管理している場合には、ステップS27において、端末管理テーブル(図9参照)からではなく、宛先リスト管理テーブルから端末IDに対応する宛先名を読み出してもよい。
次に、伝送管理システム50の送受信部51は、記憶・読出処理部59を介して不揮発性記憶部6000から宛先リスト枠のデータを読み出す(ステップS28)。そして、伝送管理システム50の送受信部51は、この宛先リスト枠並びに上記抽出部54によって抽出された端末ID及び宛先名を含めた「宛先リスト情報(宛先リスト枠、端末ID、宛先名)」を、要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS29)。これにより、要求元端末(端末10aa)では、送受信部11が宛先リスト情報を受信し、記憶・読出処理部19が揮発性記憶部1002へ宛先リスト情報を記憶する(ステップS30)。
このように、第1の実施形態では、各端末10で宛先リスト情報を管理するのではなく、伝送管理システム50が全ての端末の宛先リスト情報を一元管理している。よって、伝送システム1に新たな端末10が追加された場合や、既存の端末10に代えて新機種の端末10が追加された場合や、宛先リスト枠の見栄え等を変更した場合でも、伝送管理システム50側で一括して変更するため、各端末10側で宛先リスト情報を変更する手間を省くことができる。
また、伝送管理システム50の抽出部54は、上記抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末ID(「01ab」、「01ba」、「01bb」、…)を検索キーとして、端末管理DB5002(図9参照)を検索し、上記抽出部54によって抽出された端末ID毎に、対応する稼動状態を読み出すことで、宛先候補としての端末(10ab,10ba,10bb,…)の各稼動状態を取得する(ステップS31)。
次に、送受信部51は、上記ステップS27で使用された検索キーとしての端末ID「01ab」と、対応する宛先端末(端末10ab)の稼動状態「オンライン(通信可能)」とが含まれた「端末の稼動状態情報」を、通信ネットワーク2を介して要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS32)。また、同じくステップS32の一環として、送受信部51は、端末ID「01ba」と、対応する宛先端末(端末10ba)の稼動状態「オンライン(一時中断)」とが含まれた「端末の稼動状態情報」等、残りの「端末の稼動状態情報」も個別に要求元端末(端末10aa)へ送信する。
次に、要求元端末(端末10aa)の記憶・読出処理部19は、順次、伝送管理システム50から受信した端末の状態情報を揮発性記憶部1002に記憶する(ステップS33)。よって、要求元端末(端末10aa)は、上記各端末の状態情報を受信することで、要求元端末(端末10aa)と通信することができる宛先端末の候補である端末10ab等の現時点のそれぞれの稼動状態を取得することができる。
次に、要求元端末(端末10aa)の宛先リスト作成部18は、揮発性記憶部1002に記憶された宛先リスト情報、及び端末の状態情報に基づいて、宛先候補としての端末10の状態を反映させた宛先リストを作成し、表示制御部16がディスプレイ120に、宛先リストを表示するタイミングを制御する(ステップS34)。なお、図12に示されている宛先リストでは、各端末の稼動状態を示したアイコンが、上から「オンライン(伝送可能)」、「オフライン」、「オンライン(伝送可能)」、及び「オンライン(通信中)」であることを示している。また、第1の実施形態のようにテレビ会議システムにおいては、「伝送可能」は「通信可能」を意味することになる。
一方、伝送管理システム50の抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」に基づいて宛先リスト管理DB5003(図10参照)を検索することにより、上記要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDを抽出する(ステップS35)。図10に示されている宛先リスト管理テーブルでは、抽出される他の要求元端末の端末IDは、「01ab」、「01ba」、及び「01db」である。
次に、伝送管理システム50の抽出部54は、上記ログイン要求して来た要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」に基づいて端末管理DB5002(図9参照)を検索し、ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)の稼動状態を取得する(ステップS36)。
そして、送受信部51は、上記ステップS35で抽出された端末ID(「01ab」、「01ba」、及び「01db」)に係る端末(10ab,10ba,10db)のうち、端末管理DB5002(図9参照)で稼動状態が「オンライン」となっている端末(10ba,10db)に、上記ステップS36で取得された要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」と稼動状態「オンライン」が含まれる「端末の状態情報」を送信する(ステップS37−1,S37−2)。次に、端末10baおよび端末10dbは、それぞれ宛先端末候補の状態情報をディスプレイ120に表示する(ステップS38−1,S38−2)。なお、送受信部51が端末(10ba,10db)に端末の状態情報を送信する際に、各端末ID(「01ba」、「01db」)に基づいて、図9に示されている端末管理テーブルで管理されている端末のIPアドレスを参照する。これにより、ログイン要求した要求元端末(端末10aa)を宛先として通信することができる他の宛先端末(10db,10ba)のそれぞれに、上記ログイン要求した要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」、及び稼動状態「オンライン」を伝えることができる。
一方、他の端末10でも、上記ステップS21と同様に、利用者が図6に示されている電源スイッチ109をONにすると、図7に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付け、上記ステップS22〜S38−1,2の処理と同様の処理を行うため、その説明を省略する。
続いて、図13乃至図17を用いて、宛先候補を削除する場合に、削除対象の要求先端末(端末10dc)に対して削除の許可を求める削除承認処理を説明する。第1の実施形態では、要求元端末(端末10aa)が、自己の宛先リストから要求先端末(端末10dc)を削除する要求を行う場合を示している。
まず、宛先候補の削除要求が許可された場合について説明を行う。なお、図13は、宛先候補の削除要求が許可された場合のシーケンス図である。図14は、要求元端末(端末10aa)側の削除要求受付画面を示す概念図である。図15は、要求先端末(端末10dc)側の削除確認画面を示す概念図である。図16は、要求元端末(端末10aa)側の削除完了画面を示す概念図である。図17は、要求先端末(端末10dc)側の削除完了画面を示す概念図である。
まず、利用者aが要求元端末(端末10aa)の操作ボタン108を操作し、図12に示された宛先リストの右下に設けられた「宛先の削除」ボタンを押下すると、操作入力受付部12が押下を受け付けて、表示制御部16が揮発性記憶部1002に記憶された削除要求受付画面データをディスプレイ120aaに表示させる(ステップS41)。
利用者aが操作ボタン108により、図14に示された削除要求受付画面上に、宛先から削除したい端末の端末ID又は端末名を入力して(ここでは、端末ID「01dc」を入力)「削除要求の送信」ボタンを押下すると、操作入力受付部12が利用者aの入力を受け付けて、要求元端末(端末10aa)の送受信部11が、通信ネットワーク2を介して伝送管理システム50へ、要求元端末(端末10aa)の宛先リストからの削除要求を示す削除要求情報を送信する(ステップS42)。
要求元端末(端末10aa)から削除要求情報を受信した伝送管理システム50の送受信部51は、要求先端末(端末10dc)へ、宛先からの削除要求を示す削除要求情報を送信する(ステップS43)。その際、送受信部51は、要求元端末(端末10aa)を特定する特定情報を含めて送信する。特定情報とは、例えば、要求元端末(端末10aa)の端末名や、要求元端末(端末10aa)の端末IDなどである。
次いで、要求先端末(端末10dc)の表示制御部16は、受信した削除要求情報と、揮発性記憶部1002に記憶されていた削除確認画面データとをディスプレイ120dcに表示させる(ステップS44)。削除確認画面は、図15に示すように、要求元端末(端末10aa)からの削除要求を受信したことを示すメッセージを表示して、宛先リストから削除するか否かの確認を求める。
次いで、要求先端末(端末10dc)の操作入力受付部12は、利用者cが操作ボタン108を用いて図15に示されている削除確認画面上の「はい」ボタンを押下した場合に、削除要求を許可する旨を示す削除許可情報を生成する(ステップS45)。次いで、要求先端末(端末10dc)の送受信部11は、生成した削除許可情報を応答情報として伝送管理システムに送信する(ステップS46)。
次いで、伝送管理システム50の宛先リスト管理部57は、削除要求情報に従って、要求元端末の端末ID「01aa」(要求元端末の宛先リスト)に関連付けられている要求先端末の端末ID「01dc」、および、要求先端末の端末ID「01dc」(要求先端末の宛先リスト)に関連付けられている要求元端末の端末ID「01aa」を、宛先リスト管理DB(図10参照)から削除する(ステップS47)。
次に、伝送管理システム50の抽出部54は、要求元端末の端末ID「01aa」及び要求先端末の端末ID「01dc」に基づいて端末管理DB5002(図9参照)を検索することにより、対応するそれぞれの各情報(宛先名、稼動状態)を抽出する(ステップS48)。
そして、伝送管理システム50の送受信部51は、要求元端末(端末10aa)及び要求先端末(端末10dc)に対して、それぞれ削除完了情報を送信する(ステップS49−1,2)。要求元端末(端末10aa)に送信される削除完了情報には、削除が完了した旨を示すメッセージ、及び要求先端末(端末10dc)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。一方、要求先端末(端末10dc)に送信される削除完了情報には、削除が完了した旨を示すメッセージ、及び要求元端末(端末10aa)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。
そして、要求元端末(端末10aa)及び要求先端末(端末10dc)では、各表示制御部16が各ディスプレイ(120aa,120dc)に対して、削除完了を示す画面を表示する(ステップS50−1,2)。図16には、要求元端末(端末10aa)側のディスプレイ120aaに表示された削除完了画面が示されている。利用者aが「確認」ボタンを押下すれば終了する。一方、図17には、要求先端末(端末10dc)側のディスプレイ120dcに表示された削除完了画面が示されている。利用者dが「確認」ボタンを押下すれば終了する。このように、図16及び図17に示される削除完了画面が表示されることで、利用者a及び利用者cは、相手の宛先リストの宛先候補から自分の端末が削除されたことを把握することができる。
次に、宛先候補の削除要求が拒否された場合について説明を行う。図18は、宛先候補の削除要求が拒否された場合のシーケンス図である。図19は、要求元端末(端末10aa)側の削除未実施画面を示す概念図である。図20は、要求先端末(端末10dc)側の削除未実施画面を示す概念図である。
要求先端末(端末10dc)の表示制御部16が、図15に示された削除確認画面を表示するまでの各処理(ステップS61からステップS64)は、ステップS41からステップS44と同様であるため説明は省略する。
次いで、要求先端末(端末10dc)の操作入力受付部12は、利用者cが操作ボタン108を用いて図15に示されている削除確認画面上の「いいえ」ボタンを押下した場合に、削除要求を拒否することを示す削除拒否情報を生成する(ステップS65)。次いで、要求先端末(端末10dc)の送受信部11は、生成した削除拒否情報を応答情報として伝送管理システム50に送信する(ステップS66)。
次に、伝送管理システム50の抽出部54は、要求元端末の端末ID「01aa」及び要求先端末の端末ID「01dc」に基づいて端末管理DB5002(図9参照)を検索することにより、対応するそれぞれの各情報(宛先名、稼動状態)を抽出する(ステップS67)。
そして、伝送管理システム50の送受信部51は、要求元端末(端末10aa)及び要求先端末(端末10dc)に対して、それぞれ削除未実施情報を生成し、削除未実施情報を送信する(ステップS68−1,2)。このうち要求元端末(端末10aa)に送信される削除未実施情報には、削除が拒否された旨を示すメッセージ、及び要求先端末(端末10dc)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。一方、要求先端末(端末10dc)に送信される削除未実施情報には、削除が拒否された旨を示すメッセージ、及び要求元端末(端末10aa)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。
そして、要求元端末(端末10aa)及び要求先端末(端末10dc)では、各表示制御部16が各ディスプレイ(120aa,120dc)に対して、削除されなかったことを示す画面を表示する(ステップS69−1,2)。図19には、要求元端末(端末10aa)側のディスプレイ120aaに表示されている削除未実施画面が示されている。利用者aが「確認」ボタンを押下すれば終了する。一方、図20には、要求先端末(端末10dc)側のディスプレイ120dcに表示されている削除未実施画面が示されている。利用者cが「確認」ボタンを押下すれば終了する。このように、図19及び図20に示される削除未実施画面が表示されることで、利用者a及び利用者cは、相手の宛先リストの宛先候補から自分の端末が削除されなかったことを把握することができる。
なお、削除要求しない端末(ここでは、端末10dc)側の削除完了画面では、複数の相手から削除要求された場合には、これら複数の端末の各宛先リストから自分(端末10dc)が削除されたことが表示されるようにしてもよい。
削除要求しない端末(ここでは、端末10dc)側は、削除未実施画面においても同様に、複数の端末の各宛先リストから自分(端末10dc)が削除されなかったことを表示してもよい。
<<実施形態の主な効果>>
以上説明したように第1の実施形態の管理システム3によれば、要求元端末(端末10aa)から、この要求元端末(端末10aa)の宛先リストから宛先端末(端末10dc)の端末IDの削除要求を受けると、宛先端末(端末10dc)に削除確認画面を表示して、削除を許可するか否かを受信する。そして、削除を許可する旨の削除許可情報を受信した場合に、管理システム3は、要求元端末(端末10aa)の宛先リストから宛先端末(端末10dc)の端末IDを削除するだけでなく、宛先端末(端末10dc)の宛先リストから要求元端末(端末10aa)の端末IDを削除する。一方、削除を拒否する旨の削除拒否情報を受信した場合に、管理システム3は、要求元端末(端末10aa)の宛先リストから宛先端末(端末10dc)の端末IDを削除しない。これにより、宛先リストから宛先候補を削除する場合に、削除する宛先候補側の確認を必要とすることで、誤操作などによる意図しない削除を防止することができる。
さらに、管理システム3は、要求元端末(端末10aa)および宛先端末(端末10dc)に、削除要求の可否に応じて、端末IDが削除された旨を示すメッセージ(削除完了情報)又は端末IDが削除されなかった旨を示すメッセージ(削除完了情報)を送信し、表示する。これにより、要求元端末(端末10aa)および宛先端末(端末10dc)の利用者は、削除要求結果を把握することができる。要求元端末(端末10aa)の端末IDが宛先端末(端末10dc)の宛先リストから削除されたことが完了したことを把握することができる。
〔第2の実施形態〕
続いて、図21乃至図25を用いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の伝送システム1´は、第1の実施形態の伝送システム1に対して、更に、各LAN(2a,2b,2c,2d)に対して各利用者PC(Personal Computer)端末(20a,20b,20c,20d)が接続されている点と、インターネット2iに伝送端末管理システム80が接続されている点が追加されている。なお、第1の実施形態と同一の構成又は機能には同一の符号を付して、その説明を省略する。
また、以下では、利用者PC端末(20a,20b,20c,20d)を、それぞれ、PC(20a,20b,20c,20d)と表しており、更に、これらの任意のPCは、「PC20」と表わしている。
また、第2の実施形態では、利用者が端末10の操作ボタン108で操作や入力する作業が不慣れである場合や、PC20を使用中の利用者が上記削除承認要求のあったことをすぐに把握できないという問題を解消すべく、端末10に代わって、利用者が使い慣れているPCによって操作や入力の作業を行うことができるようにしている。また、伝送端末管理システム80は、PC20とのやり取りを行うことで、PC20からの各種要求等を伝送管理システム50に伝える処理を行う。
また、第2の実施形態のPC20及び伝送端末管理システム80は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。更に、PC20及び伝送端末管理システム80は、上記伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。なお、第2の実施形態では、伝送管理システム50及び伝送端末管理システム80によって、管理システム3’が構築されている。
<<実施形態の機能構成>>
次に、第2の実施形態の機能構成について説明する。図22は、第2の実施形態の伝送システム1´を構成する伝送管理システム50及び伝送端末管理システム80の機能ブロック図である。図22では、伝送管理システム50及び伝送端末管理システム80が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図21に示されているPC20は、汎用的なPCであるため、図22では省略されている。
<伝送端末管理システムの機能構成>
伝送端末管理システム80は、送受信部81、端末認証部82、抽出部83、及び宛先リスト作成部84を有している。これら各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された伝送端末管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
また、伝送端末管理システム80は、図6に示されているRAM203又はHD204によって構築される記憶部8000を有している。
(伝送端末管理システムの各機能構成)
次に、伝送端末管理システム80の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、伝送端末管理システム80の各機能構成を説明するにあたって、図6に示されている各構成要素のうち、伝送端末管理システム80の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部81は、図6に示されているCPU201からの命令、及び図6に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。また、送受信部81は、後述のWebサーバ機能及びデータ処理機能も有している。
端末認証部82は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、伝送管理システム50にアクセスして不揮発性記憶部5000に構築されている端末認証管理DB5001(図8参照)を検索することで、PC20の利用者の端末10が、このテレビ会議システムにおける正当な端末であるか否かの認証を行う。
抽出部83は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、要求元
端末の端末IDを検索キーとして伝送端末管理システム80の不揮発性記憶部5000に
構築されている宛先リスト管理DB5003(図10参照)を検索することで、対応する
宛先端末の端末IDを抽出する。
宛先リスト作成部84は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、後述の図24に示されている宛先リストのHTML(HyperText Markup Language)を作成する。
<<実施形態の処理または動作>>
続いて、図23乃至図25を用いて、第2の実施形態の処理を説明する。第2の実施形態では、要求元端末(端末10aa)の利用者aが、端末10aaに代えて、PC20aから伝送端末管理システム80を介して、自己の宛先リストから要求先端末(端末10dc)の削除を要求する場合を示している。
まず、宛先候補の削除要求が許可された場合について説明を行う。なお、図23は、利用者PCからの宛先候補の削除要求が許可された場合のシーケンス図である。図24は、宛先リストを示す概念図である。
図23に示されているように、まず、PC20aの利用者aは、PC20aのWebブラウザよりURLを入力することで、PC20aが伝送端末管理システム80の提供するWebアプリケーションにアクセスする(ステップS81)。これにより、伝送端末管理システム80の送受信部81のWebサーバ機能が、PC20aに対してログイン画面を公開することで、利用者aに要求元端末(端末10aa)の端末IDとパスワードの入力を促す(ステップS82)。これに対して、利用者aが要求元端末(端末10aa)の端末IDとパスワードを入力すると、PC20aから伝送端末管理システム80へ要求元端末の端末IDとパスワードであるログイン情報が送信される。(ステップS83)。
次に、伝送端末管理システム80の端末認証部82は、伝送管理システム50にアクセスして不揮発性記憶部5000に構築されている端末認証管理DB5001(図8参照)を検索することで、PC20aの利用者aの端末10aaが、この伝送システム1´における正当な端末であるか否かの認証を行う(ステップS84)。
この認証により、正当な端末であると判断された場合には、抽出部83は、引き続き、要求元端末の端末ID「01aa」に基づいて伝送管理システム50の不揮発性記憶部5000に構築されている宛先リスト管理DB5003(図10参照)を検索することで、対応する宛先端末の端末IDを抽出する(ステップS85)。
次に、宛先リスト作成部84は、上記ステップS85によって抽出された端末IDに基づいて、端末管理DB5002(図9参照)を検索することにより、対応する端末名を抽出することで、図24に示されている宛先リストのHTMLを作成する(ステップS86)。そして、送受信部81のWebサーバ機能が、PC20aに対して宛先リストを公開する(ステップS87)。これにより、PC20aには、図24に示されているような宛先リストが表示される(ステップS88)。図24は、宛先リストを示す概念図である。この宛先リストには、宛先端末の宛先名、宛先端末の端末ID、並びに、宛先リスト上の各宛先端末の宛先名を編集するための操作領域が表示されている。また、宛先リストの右上には、利用者aが宛先端末を削除したい場合に押下するための「宛先の削除」ボタンが表示されている。
次に、利用者aがPC20aで宛先リストの「宛先の削除」ボタンを押下すると、PC20aのWebブラウザ機能によって、削除要求受付画面が表示されることで、削除承認要求を受け付ける(ステップS89)。なお、削除要求受付画面は、図14に示されている画面と同じ形態であるため、その説明を省略する。
次に、利用者aが削除要求受付画面に、自己の宛先リストから削除したい要求先端末の端末ID又は端末名を入力して、「削除要求の送信」ボタンを押下すると、PC20aが伝送端末管理システム80へ、削除要求情報を送信する(ステップS90)。削除要求情報を受信した、伝送端末管理システム80の送受信部81のデータ処理機能は、利用者aからの操作を解釈し、端末10aaの代理で伝送管理システム50に対して宛先リストからの削除要求情報を送信する(ステップS91)。
その後の処理(ステップS92からS97)は、第1の実施形態に係る処理(ステップS43からS48)と同様であるため、その説明を省略する。
そして、伝送管理システム50の送受信部51は、要求元端末(PC20a)及び要求先端末(端末10dc)に対して、それぞれ削除完了情報を送信する(ステップS98−1,2)。このうち要求元端末(PC20a)に送信される削除完了情報には、削除が完了した旨を示すメッセージ、及び要求先端末(端末10dc)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。一方、要求先端末(端末10dc)に送信される削除完了情報には、削除が完了した旨を示すメッセージ、及び要求元端末(PC20a)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。
そして、要求元端末(PC20a)及び要求先端末(端末10dc)では、各表示制御部16が各ディスプレイ(120aa,120dc)に対して、削除完了を示す画面を表示する(ステップS99−1,2)。
次に、宛先候補の削除要求が拒否された場合について説明を行う。なお、図25は、利用者PCからの宛先候補の削除要求が拒否された場合のシーケンス図である。
伝送端末管理システム80が伝送管理システム50に削除要求情報を送信するまでの各処理(ステップS101からステップS111)は、ステップS81からステップS91と同様であるため説明は省略する。
その後の処理(ステップS112からS116)は、第1の実施形態に係る処理(ステップS63からS67)と同様であるため、その説明を省略する。
そして、伝送管理システム50の送受信部51は、要求元端末(PC20a)及び要求先端末(端末10dc)に対して、それぞれ削除未実施情報を生成し、削除未実施情報を送信する(ステップS117−1,2)。このうち要求元端末(PC20a)に送信される削除未実施情報には、削除が拒否された旨を示すメッセージ、及び要求先端末(端末10dc)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。一方、要求先端末(端末10dc)に送信される削除未実施情報には、削除が拒否された旨を示すメッセージ、及び要求元端末(PC20a)の各情報(端末ID、宛先名、及び稼動状態)が含まれている。
そして、要求元端末(PC20a)及び要求先端末(端末10dc)では、各表示制御部16が各ディスプレイ(120aa,120dc)に対して、削除されなかったことを示す画面を表示する(ステップS118−1,2)。
<<実施形態の主な効果>>
以上説明したように第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、利用者aが端末10dcの操作ボタン108で操作や入力する作業が不慣れである場合や、PC20dを使用中の利用者aが上記削除承認要求のあったことをすぐに把握できないという問題を解消することができるという効果を奏する。
〔実施形態の補足〕
なお、上記各実施形態における中継装置30、伝送管理システム50、伝送端末管理システム80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記実施形態の端末用プログラム、中継装置用プログラム、伝送管理用プログラム、又は伝送端末管理システム用プログラムが記録された記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、伝送管理用プログラム、及び伝送端末管理システム用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。なお、管理システム3が、伝送管理システム50及び伝送端末管理システム80に分けられずに、一体となっていてもよい。この場合、管理システム3では、管理プログラムが実行される。また、管理プログラムの場合も、この管理プログラムが記録された記録媒体、並びに、管理プログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品として、国内又は国外の利用者等に提供される。
また、上記実施形態では、伝送システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、伝送システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。
更に、伝送システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機に相当する。
また、上記実施形態では、端末10の一実施形態を図4に示したが、端末10は、この形態に限られない。端末10は、例えば、電子黒板や、プロジェクタなどの投影装置であってもよい。または、端末10は、プリンタや複合機などの画像形成装置であってもよい。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、視覚(sight)データとしての画像データ、及び聴覚(hearing)データとしての音声データについて説明したが、これに限るものではなく、その他の五感データであってもよい、例えば、コンテンツデータが触覚(touch)データの場合、一方の端末側でユーザが接触して得た感覚が、他方の端末側に伝達される。更に、コンテンツデータが嗅覚(smell)データの場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータが味覚(taste)データの場合、一方の端末側の味覚が、他の端末側に伝達される。
更に、コンテンツデータは、画像(視覚)データ、音声(聴覚)データ、触覚データ、嗅覚データ、及び味覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。
また、上記実施形態では、伝送システム1,1´によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
更に、上記端末IDに代わって、利用者を識別するための利用者IDを用いてもよい。端末の識別情報には、端末IDだけでなく、利用者IDも含まれる。
3 管理システム
3’ 管理システム
10 伝送端末
10aa 伝送端末(第1の伝送端末の一例)
10dc 伝送端末(第2の伝送端末の一例)
11 送受信部
16 表示制御部
17 抽出部
18 宛先リスト作成部
19 記憶・読出処理部
50 伝送管理システム
51 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
52 端末認証部(端末認証手段の一例)
53 端末管理部(端末管理手段の一部又は一例)
54 抽出部(抽出手段の一例)
56 端末状態確認部(端末状態確認手段の一例)
57 宛先リスト管理部(削除手段の一例)
59 記憶・読出処理部
80 伝送端末管理システム
81 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
82 端末認証部(端末認証手段の一例)
83 抽出部(抽出手段の一例)
84 宛先リスト作成部(宛先作成手段の一例)
1001 不揮発性記憶部
1002 揮発性記憶部
5000 不揮発性記憶部
5001 端末認証管理DB(端末認証手段の一部又は一例)
5002 端末管理DB(端末管理手段の一部又は一例)
5003 宛先リスト管理DB(宛先管理手段の一部又は一例)
8000 記憶部
特開2013−085208号公報

Claims (10)

  1. 他の伝送端末に対して通信の開始要求を送信可能な要求元としての伝送端末の識別情報毎に、前記通信の宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を関連付けて登録した宛先情報から前記宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を削除するための削除要求を受信する第1の受信手段と、
    前記削除要求のあった識別情報であって、前記第1の受信手段によって受信された識別情報に対応する伝送端末に対して前記削除要求を送信する送信手段と、
    前記削除要求を送信した伝送端末から送信された応答情報であって、前記削除要求に応じて前記宛先情報から削除することを許可するか否の旨を示す応答情報を受信する第2の受信手段と、
    前記応答情報が前記宛先情報から削除することを許可する旨を示す場合に、前記第1の受信手段によって受信された識別情報を前記宛先情報から削除する削除手段と、
    を備える管理システム。
  2. 前記削除手段によって前記宛先情報から削除されたか否かを示す情報を、前記宛先情報から削除された識別情報に対応する伝送端末、及び当該削除を要求した要求元としての伝送端末に送信する第2の送信手段を更に備える、
    請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記送信手段は、前記削除を要求した要求元である伝送端末を特定する特定情報を含めて前記削除要求を送信する、
    請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記削除手段は、前記応答情報が前記宛先情報から削除することを許可する旨を示す場合に、前記削除を要求した要求元である伝送端末の前記宛先情報と、前記削除を要求された要求先である伝送端末の前記宛先情報と、から前記第1の受信手段が受信した識別情報を削除する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の管理システム。
  5. 他の伝送端末に対して通信の開始要求を送信可能な要求元としての伝送端末の識別情報毎に、前記通信の宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を関連付けて追加する追加手段を更に備えた、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の管理システム。
  6. コンピュータを、
    他の伝送端末に対して通信の開始要求を送信可能な要求元としての伝送端末の識別情報毎に、前記通信の宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を関連付けて登録した宛先情報から前記宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を削除するための削除要求を受信する第1の受信手段と、
    前記削除要求のあった識別情報であって、前記第1の受信手段によって受信された識別情報に対応する伝送端末に対して前記削除要求を送信する送信手段と、
    前記削除要求を送信した伝送端末から送信された応答情報であって、前記削除要求に応じて前記宛先情報から削除することを許可するか否の旨を示す応答情報を受信する第2の受信手段と、
    前記応答情報が前記宛先情報から削除することを許可する旨を示す場合に、前記第1の受信手段によって受信された識別情報を前記宛先情報から削除する削除手段と、
    として機能させるプログラム。
  7. 前記削除手段によって前記宛先情報から削除されたか否かを示す情報を、前記宛先情報から削除された識別情報に対応する伝送端末、及び当該削除を要求した要求元としての伝送端末に送信する第2の送信手段を更に備える、
    請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記管理システムに、通信ネットワークを介して、請求項6又は7に記載のプログラムを提供するプログラム提供システム。
  9. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の管理システムのメンテナンスを行うメンテナンスシステム。
  10. 他の伝送端末に対して通信の開始要求を送信可能な要求元としての伝送端末の識別情報毎に、前記通信の宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を関連付けて登録した宛先情報から前記宛先として指定可能な伝送端末の識別情報を削除するための削除要求を受信する第1の受信ステップと、
    前記削除要求のあった識別情報であって、前記第1の受信手段によって受信された識別情報に対応する伝送端末に対して前記削除要求を送信する送信ステップと、
    前記削除要求を送信した伝送端末から送信された応答情報であって、前記削除要求に応じて前記宛先情報から削除することを許可するか否の旨を示す応答情報を受信する第2の受信ステップと、
    前記応答情報が前記宛先情報から削除することを許可する旨を示す場合に、前記第1の受信手段によって受信された識別情報を前記宛先情報から削除する削除ステップと、
    を含む管理方法。
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