JP6311236B2 - 基板洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板にガスクラスターを照射して、基板の表面を洗浄する技術に関する。
半導体製造装置では、製造工程中における基板へのパーティクルの付着が製品の歩留まりを左右する大きな要因の一つとなっている。このため基板に対して処理を行う前あるいは後に基板の洗浄が行われているが、基板へのダメージを抑えながら簡易な手法で確実にパーティクルを除去する洗浄技術の開発が望まれている。特許文献1には、ドライエッチング後の基板を回転させながら基板の周縁部の針状結晶部分等に基板の中央側から周縁側に向かってガスクラスターを照射することで不要部分を除去する技術が開示されている。ガスクラスターは高圧のガスを真空中に噴出し、断熱膨張によりガスを凝縮温度まで冷却することによって原子または分子が多数より集まった塊(クラスター)である。
ところで半導体製造装置においては、フットプリントの低減が課題とされており、モジュールの小型化が求められており、ガスクラスターを利用した基板洗浄装置においてもモジュールの小型化が求められる。
また特許文献2には、基板に向けてエアロゾルを照射して、基板の洗浄を行う洗浄装置において、エアロゾルの照射位置が一列に並ぶようにノズルを配置し、エアロゾルを基板に対して斜めに照射すると共に基板をエアロゾルの照射位置を横切るように走査して、基板の全面にエアロゾルを照射している。しかしながら基板の表面全域にエアロゾルの照射領域を走査させるためには、少なくとも基板の移動方向に基板2枚分の長さに相当する空間を確保する必要がある。
またエアロゾルを斜めに照射することから、表面にパターンの形成されたウエハに対して照射する場合には、パターンが倒れる虞があった。
特開2013−026327号 特開平7−153729号
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、基板の表面にガスクラスターを照射してパーティクルの除去を行うにあたり、基板上のパターン倒れを抑えることができる技術を提供することにある。また本発明の他の目的は、基板洗浄装置の小型化に寄与できる技術を提供することにある。
本発明の基板洗浄装置は、基板に付着しているパーティクルを除去する基板洗浄装置において、
真空雰囲気で基板の洗浄処理を行うための洗浄処理室と、
前記洗浄処理室内に設けられ、基板が載置される載置部と、
前記基板が載置されている雰囲気よりも圧力の高い領域から洗浄用のガスを前記洗浄処理室内の基板に向けて吐出し、断熱膨張により洗浄用のガスの原子または分子の集合体であるガスクラスターを生成して基板に垂直に照射するためのノズル部と、
前記洗浄処理室内を真空排気するための排気口と、
前記載置部とノズル部とを相対的に移動させるための移動機構と、を備え、
前記ノズル部の相対的移動軌跡の中心部Pは前記洗浄処理室の中心部Cから変位し、平面で見て前記洗浄処理室の中心部Cから前記中心部Pを通る直線を引いたときに、前記洗浄処理室の中心部Cから前記中心部P側を見て当該直線の伸びる方向に対して左右45度の範囲内であり、かつ基板よりも外方側の位置にのみ、前記ノズル部からガスを吐出するときに排気を行う排気口が位置し、
前記ノズル部は、前記洗浄処理室の中心部Cから前記中心部Pを通る直線と直交し、前記洗浄処理室の中心部Cを通る直線よりも、前記ノズル部からガスを吐出するときに排気を行う排気口側のみを移動することを特徴とする基板洗浄装置。
本発明は洗浄処理室内において、ガスクラスターを照射するノズル部と基板の載置部とを相対的に移動自在に構成し、ガスクラスターを基板に垂直に照射してパーティクルを除去するようにしている。このため高い除去率でパーティクルを除去することができ、また基板上に凹部のパターンが形成されている場合にはパターン倒れを抑えることができる。
更にまた他の発明によれば、基板の被洗浄面全体を等分に周方向に分割し、各分割領域にノズル部を割り当てて、基板のX、Y方向移動により分割領域全体のガスクラスターの照射を行うと共に、基板の回転により順次分割領域とノズルとの対応関係を確立しているので洗浄処理室を小型化できる。
他の発明によれば、基板を鉛直軸周りに回転させながら、平面的に見て基板の回転中心と基板の周縁部との間でノズル部を移動させるように構成しているので、上述の効果に加えて、洗浄処理室を小型化できる。
更に他の発明によれば、基板の被洗浄面全体を複数に分割した各分割領域にノズル部を割り当て、載置部を移動させて一の分割領域の全体をノズル部によりスキャンした時に、他の全ての各分割領域の全体ノズル部によりスキャンされるので、載置部の移動領域の狭小化を図ることができる。
本発明の実施の形態にかかる真空処理装置の構成を示す平面図である。 第1の実施の形態にかかる基板洗浄装置の構成を示す縦断面図である。 第1の実施の形態にかかる基板洗浄装置の構成を示す平面図である。 基板洗浄装置のノズル部の一例を示す縦断面図である。 基板の表面部の凹部を示す説明図である。 排気路の設置位置について説明する説明図である。 ウエハから飛散したパーティクルの移動にかかる力を説明する説明図である。 ガスクラスターの照射後のガス気流の流れを示す説明図である。 パーティクルの移動速度のシミュレーション結果を示す特性図である。 第1の実施の形態にかかる基板洗浄装置の他の例を示す平面図である。 第1の実施の形態にかかる基板洗浄装置の他の例を示す平面図である。 第1の実施の形態にかかる基板洗浄装置の他の例を示す平面図である。 第2の実施の形態にかかる基板洗浄装置の構成を示す縦断面図である。 第2の実施の形態にかかる基板洗浄装置の構成を示す平面図である。 ウエハの洗浄開始位置を示す説明図である。 洗浄処理時のウエハの移動と照射領域の移動を示す説明図である。 第1の分割領域及び第2の分割領域の洗浄処理を示す説明図である。 第3の分割領域及び第4の分割領域の洗浄処理を示す説明図である。 洗浄処理の際のウエハの移動領域を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる基板洗浄装置の他の例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる基板洗浄装置の他の例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかる基板洗浄装置を示す縦断面図である。 第3の実施の形態にかかる基板洗浄装置を示す平面図である。 第3の実施の形態にかかる基板洗浄装置の洗浄処理を示す説明図である。 実施例に係る基板洗浄装置の特性を示す特性図である。
第1の実施の形態にかかる基板洗浄方法を実施するための基板洗浄装置を組み込んだ真空処理装置について説明する。図1はマルチチャンバシステムである真空処理装置の全体構成を占めす平面図である。前記真空処理装置には、例えば25枚の基板である半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)Wが収納された密閉型の搬送容器であるFOUP11を載置するための搬入出ポート12が横並びに例えば3箇所に配置されている。また、これらの搬入出ポート12の並びに沿うように大気搬送室13が設けられており、大気搬送室13の正面壁には、前記FOUP11の蓋と一緒に開閉されるゲートドアGTが設けられている。大気搬送室13における搬入出ポート12の反対側には例えば2個のロードロック室14、15が気密に接続されている。これらロードロック室14,15には図示しない真空ポンプとリーク弁とが設けられており、常圧雰囲気と真空雰囲気とを切り替えられるように構成されている。なお図中のGはゲートバルブである。
また大気搬送室13にはウエハWを搬送するための第1の基板搬送機構16が設けられている。さらに、前記大気搬送室13の正面側から背面側を見て、左側壁には、ウエハの向きや偏心の調整を行うアライメント室18が設けられている。前記第1の基板搬送機構16は、FOUP11,ロードロック室14、15、及びアライメント室18に対してウエハWの受け渡しを行う役割を有する。第1の基板搬送機構16は、例えばFOUP11の並び方向に(図1中X軸方向)に移動自在、昇降自在、鉛直軸周りに回転自在及び進退自在に構成されている。
ロードロック室14、15の大気搬送室13側から見て奥側には、真空搬送室2が気密に接続されている。真空搬送室2には、基板洗浄装置である洗浄モジュール3と、複数個例えば5個の真空処理モジュール21〜25とが夫々気密に接続されている。真空処理モジュール21〜25は、例えば成膜用のCVD(Chemical Vapor Deposition)処理やスパッタリング処理を行う真空処理モジュールとして構成される。
真空搬送室2は真空雰囲気にてウエハWの搬送を行う第2の基板搬送機構26を備えている。第2の基板搬送機構26は、鉛直軸周りに回転自在、進退自在に構成された関節アームを備え、当該アームが長さ方向に(図1中Y方向)に移動自在に構成されている。各ロードロック室14、15、洗浄モジュール3及び真空モジュール21〜25に対してウエハWの受け渡しを行う。
続いて洗浄モジュール3について図2、図3を参照して説明する。この洗浄モジュール3は、真空容器からなる例えば円筒形状の洗浄処理室31を備えている。洗浄処理室31の側面には、ウエハWの搬入出を行うための搬送口34が設けられ、搬送口34には、搬送口34の開閉を行うためのゲートバルブ35が設けられている。
洗浄処理室31の中央の位置には、ウエハWが水平な姿勢で載置される回転ステージ32が設けられている。回転ステージ32は回転軸33を介して駆動部36に接続されており、回転ステージ32は、駆動部36により回転自在、昇降自在に構成されている。なお回転ステージ32は、静電チャックであってもよい。
洗浄処理室31の底面、搬送口34から見た回転ステージ32の背面側には、図3に示すように、鉛直上方に伸びる旋回軸部42aと旋回軸部42aの上端にL字状に屈曲して回転ステージ32方向に伸びる旋回アーム42bとを備えたノズル部移動体42が設けられている。旋回軸部42aは、洗浄処理室31の底部にて、軸受けシール部27により気密に回転自在に貫通している。旋回軸部42aの下部には、プーリ及びモータなどにより構成される回転機構29に接続されている。
旋回アーム42bの先端部には、洗浄用ガスを吐出して、ウエハWにガスクラスターを照射するためのノズル部6が、垂直下向きに吐出するように設けられている。ノズル部6は、旋回アーム42bの旋回により、ウエハWの中心部の上方と、ウエハWの搬送口34側から見て右側の周縁部の上方との間を旋回する。従って、ガスクラスターはウエハWの中心部とウエハWの搬送口34側から見て右側の周縁部との間に照射されることとなる。
ノズル部6は、洗浄処理室31内の処理雰囲気よりも圧力の高い領域から洗浄用のガスを前記洗浄処理室31内のウエハWに向けて吐出し、断熱膨張により洗浄用ガスの原子または分子の集合体であるガスクラスターを生成させるためのものである。このノズル部6は、図4に示すように、下端部が開口するように概略円筒形状の圧力室61を備えている。この圧力室61の下端部は、オリフィス部62をなすように構成されている。このオリフィス部62には下方に向かうにつれて拡径するガス拡散部63が接続されている。前記オリフィス部62における開口径(開口部の直径)は、例えば0.1mm程度となっている。
またノズル部6は、既述のように、前記ガスクラスターをウエハWの表面に垂直に照射するように設けられている。ここで「垂直に照射する」とは、図3に示すように例えばノズル部6の長さ方向の中心軸と回転ステージ32の載置面(ウエハWの表面)とのなす角θが90°±15°の範囲にある状態である。
圧力室61の上端部には、図4に示すように配管68の一端が接続されている。配管68は、旋回アーム42b及び旋回軸部42aの内部を通り、洗浄処理室31の外部にて接続部28を介して、ガス供給路70の一端側に接続されている。なお、接続部28は配管68及びガス供給路70が共に回動できるように構成されている。ガス供給路70の他端側は、分岐されて第1のガス供給路72及び第2のガス供給路73設けられている。これら第1のガス供給路72及び第2のガス供給路73の分岐点とガス供給路70の一端との間には圧力調整バルブ71が設けられている。第1のガス供給路72の上流側には、開閉バルブV1及び流量調整部74を介して、二酸化炭素ガス(CO)供給源76が接続される。また第2のガス供給路73の他端側には、開閉バルブV2及び流量調整部75を介して、ヘリウムガス(He)供給源77が接続される。
ガス供給路70には、当該ガス供給路70内の圧力を検出する圧力検出部78が設けられており、この圧力検出部78の検出値に基づいて、後述する制御部9により圧力調整バルブ71の開度が調整され、圧力室61内のガス圧力が制御されるように構成されている。前記圧力検出部78は、圧力室61内の圧力を検出するものであってもよい。
また、前記圧力検出部78の検出値に基づく圧力調整は、二酸化炭素ガス流量調整部74およびヘリウムガス流量調整部75にてガス流量を調整して行ってもよい。更にまた、各ガスの開閉バルブV1、V2と圧力調整バルブ71の間に例えばガスブースターのような昇圧機構を用いて供給圧力を上昇させ、圧力調整バルブ71で調整してもよい。さらには、ガス中の不純物を除去するためのフィルターを備えていてもよい。
洗浄処理室31内における、搬送口34から洗浄処理室31内を見て左側の側面には、排気口38が設けられている。排気口38には、排気路39の一端側が接続されており、この排気路39の他端側には例えばバタフライバルブなどの圧力調整部40及び開閉バルブ41を介して真空ポンプ4が接続されている。なお排気口38の詳細な設置位置については後述する。
また洗浄モジュール3は、制御部9を備えている。この制御部9は例えばコンピュータからなり、プログラム、メモリ、CPUを備えている。プログラムは、洗浄処理室内の排気や洗浄用ガスの吐出などの洗浄モジュールによるウエハWの洗浄の一連の動作を実施するようにステップ群が組まれている。これらのプログラムは、コンピュータ記憶媒体、例えばコンパクトディスク、ハードディスク、光磁気ディスク等に収納され制御部9にインストールされる。
真空処理装置の全体的なウエハWの処理について簡単に説明しておく。搬入出ポート12にFOUP11が載置されると、第1の基板搬送機構16によりFOUP11からウエハWが取り出される。このウエハWは、例えば層間絶縁膜を備え、この層間絶縁膜には、例えば凹部のパターンである銅配線埋め込み用の凹部(溝及びビアホール)が形成されている。
FOUP11により搬入されたウエハWは、大気搬送室13を介してアライメント室18に運ばれアライメントが行われる。その後、ウエハWは第1の基板搬送機構16によりロードロック室14、15及び第2の基板搬送機構26を介して洗浄モジュール3に搬送され、パーティクルの除去処理が行われる。
洗浄モジュール3にてパーティクルが除去されたウエハWは、第2の基板搬送機構26により、真空処理モジュール21〜25に搬送され、バリア層の形成やCVD処理が行われる。その後ウエハWは真空搬送室2→ロードロック室14、15→大気搬送室13の順に搬送され、搬入出ポート12の例えば元のFOUP11に戻されることになる。
続いて本発明の実施の形態にかかる洗浄モジュール3の作用について説明する。ウエハWは第2の基板搬送機構26により洗浄モジュール3に搬入され、回転ステージ32の昇降により受け渡されて、回転ステージ32に載置される。次いでノズル部6を例えば、ウエハWの中心部の上方に位置させて、当該中心部をガスクラスターの照射開始位置とし、旋回アーム42bを旋回させることにより、ガスクラスターを照射しながら照射位置をウエハWの周縁側に移動させる。このとき回転ステージ32により、ウエハWは例えば20〜200rpmの回転速度で回転する。前記照射位置は連続的にウエハWの中心部から周縁部に移動してもよいし、あるいは前記照射位置が前記中心部から順次間欠的にウエハWの周縁に向かって移動してもよい。後者の場合には、例えばウエハWの1回転時の前記照射位置群がウエハWの径方向に少しずつ重なり合うようにノズル部6が間欠的に移動し、各照射位置の停止時間がウエハWの一回転に必要な時間以上の長さに設定される。ノズル部6の移動速度とウエハWの回転速度とを調整することにより、ウエハWの被分割領域全体、例えばウエハWの表面全体にガスクラスターが照射される。
続いてガスクラスターの生成及びパーティクルの除去に関して説明する。流量調整部74、75により二酸化炭素ガス及びヘリウムガスの流量は、予め設定した流量に調整され、圧力調整バルブ71、開閉バルブV1、V2、が開かれて、二酸化炭素ガス及びヘリウムガスの混合ガスがノズル部6に供給される。二酸化炭素ガスは、圧力の高いノズル部6から、圧力の低い洗浄処理室31の処理雰囲気に供給されると、急激な断熱膨張により凝縮温度以下に冷却されるので、図4に示すように、互いの分子201同士がファンデルワールス力により結合して、分子201の集合体であるガスクラスター200となる。ノズル部6から照射されるガスクラスター200は、ウエハWに向かって垂直に照射され、図5に示すようにウエハWの回路パターンのための凹部8内に入り込む。そして当該凹部8内のパーティクル100は、ガスクラスター、あるいは、ガスクラスターがウエハWに衝突することにより分解したガスクラスターの構成分子により、吹き飛ばされて除去される。
COガスとHeガスとの混合は二酸化炭素ガス流量調整部74及びヘリウムガス流量調整部75により調整することができ、例えば1:9の混合比で混合する。Heガスと混合したCOガスによりガスクラスターを生成した場合には、ガスクラスターの噴射速度を上げることができ、よりエネルギーの高いガスクラスターとすることができるので好ましい。またガスクラスター生成用のガスとしては、アルゴンガス(Ar)、窒素ガス(N)、六フッ化硫黄(SF)、四フッ化炭素(CF4)のような不活性ガスを用いてもよい。
一方回路の集積度が高くなっていることから、ウエハW上の互いに隣接する前記凹部同士の間の凸部の幅寸法はかなり小さいが、ガスクラスターは、ウエハWの表面に対して垂直に照射されるので、前記凸部の倒壊、いわゆるパターン倒れが抑えられる。
以上のようなガスクラスターによるパーティクルの除去処理(洗浄処理)が、ノズル部6の既述の旋回により、ウエハWの表面全体に対して行われ、ウエハWの表面に付着しているパーティクル100が除去される。そしてウエハW表面から除去されたパーティクルは、洗浄処理室31内のガスと共に排気口38から排気されることになる。
ここで排気口38(排気路39の基端部において洗浄処理室31内に開口する開口部)の設置位置について図6を参照しながら述べておく。ノズル部6がウエハWの中心部の上方とウエハWの周縁部の上方との間で移動した時の照射領域は円弧形状になるが、図6に記載した符号Pは、この照射領域(鎖線で囲まれた部分)の中心部を表している。また図中の符号Cは、平面的に見たときの洗浄処理室31の中心部を示している。この例では、洗浄処理室31は、平面でみると円形に形成されているので当該円の中心部である。なお、洗浄処理室31におけるウエハの搬送口34は、直線である円の弦となっているが、前記円の中心部Cは、この弦の部分を無視した円(図6では点線で円の一部を表している)を対象としている。
そして前記照射領域の中心部Pから洗浄処理室31の中心部Cに直線Lを引いたとき、前記洗浄処理室31の中心部Cから照射領域の中心部P側を見て、前記直線Lの延長線(直線Lの伸びる方向)に対して左右45度の直線L1、L2の間の領域が望ましい。
このように排気口38の位置を決める理由について説明するが、先ずウエハWにガスクラスターが照射された時のパーティクル100の挙動について説明する。洗浄処理室31内に飛散しているパーティクル100の移動方向は、図7に示すように洗浄処理室31内を排気口38に向かう気流と、重力と、ブラウン拡散によるランダム方向の移動により決定される。
洗浄処理室31内の気流について考えると、ガスクラスター照射前の洗浄処理室31内は、真空であるためガスの密度は低く、排気口38から洗浄処理室31内のガスを排気しても、洗浄処理室31内に強い気流は形成されず、ほとんど気流のない状態となっている。
ところがガスクラスターの生成用ガスは、高圧高濃度のガスであるため、ウエハWにガスクラスターを照射すると、ガスクラスターの照射位置付近に局所的にガスの密度の高い領域ができる。この状態で洗浄処理室31内のガスの排気を行うと、図8に示すようにガスクラスターの照射位置付近に形成される局所的なガスの密度の高い領域から、排気口38へ向かって流れる強い気流が形成される。この気流の流速分布を熱流体解析ソフト(FLUENT Ver.6.3)を用いたシミュレーションにより求めたところ、洗浄用ガスがノズル部6から吐出された後、ウエハWの全周方向に向かって水平方向に流れる速度は、100m/秒以上の速度であり、最高速度は、500m/秒以上の速度に達していた。
続いてこの速度を基にパーティクルの粒径毎に気流、重力及びブラウン拡散によるパーティクルの移動速度を理論式を基にシミュレーションにより求めた。洗浄処理室31内の圧力は、25Paに設定し、パーティクルは、シリカ粒子とした。図9はこの結果を示し、これによると例えば20nm程度のパーティクルの場合には、重力やブラウン拡散によるパーティクル100の速度は、10−2m/秒未満の速度である。これに対して気流によるパーティクル100の移動速度は1m/秒程度の速度となる。そのため気流によるパーティクル100の水平方向への移動速度は、ブラウン拡散や重力による落下速度よりも10〜10倍の速度となることがわかる。
従って例えば300mmウエハWにガスクラスターの照射を行い、排気口38から排気を行った場合を考えると、ガスクラスターの照射により、ウエハWから飛散したパーティクル100は、ガスクラスターを構成するガスによる強い気流により捕捉されると、パーティクル100の落下速度よりもきわめて速い速度で、排気口38に向かって流される。そのため、ガスクラスターに基づくガス流であるこの強い気流に捕捉されたパーティクル100の大部分は、ウエハW表面の高さまで落下する前にウエハWの上方の領域を通過する。
前述のシミュレーションの結果により示されるようにウエハWにガスクラスターを照射した時に、照射部分に局所的に発生する全周方向のガスの流れにより、ウエハWから飛散するパーティクル100は、ガスクラスターの照射位置を中心に全周方向に飛散する。一方で洗浄処理室31内の気流は、図8に示すように、ガスクラスターの照射位置から排気を行う排気口38の方向に形成される。従ってガスクラスターの照射によりウエハWから飛散するパーティクル100の内、ガスクラスターの照射位置から排気口38側に飛散するパーティクル100は、その多くが前記ガス流に捕捉され、ガス流と共に排気されるが、ガス流に捕捉されなかった一部のパーティクル100は、重力によりそのまま落下することになる。
上述の実施の形態においては、排気口38の位置は、ノズル部6の照射領域の中心部Pから洗浄処理室31の中心部Cを通る直線を引いたときに、洗浄処理室31の中心部Cから見て、当該直線の伸びる方向に対して左右45度の直線内の領域に設けている。ノズル部6の照射領域は、ウエハWの回転中心から周縁部を結ぶ円弧形状となっており、また洗浄処理室31の中心部と略同位置にウエハWの回転中心を設けている。従ってウエハWの回転中心から見て、排気口38側と同じ側の領域にノズル部6の照射領域が設けられる。
パーティクルがガスクラスターの照射位置からウエハWの外へ輸送されるまでの距離は、前記照射位置から排気口38までの距離が長くなるほど長くなる。従って、前述のようなガス流に捕捉されずにウエハWに再付着する一部のパーティクル100は、ガスクラスターの照射位置と排気口38との離間距離が長くなるほど多くなる。後述の実験例で示すように、ガスクラスターの照射により除去されたパーティクルの再付着率は、排気口38がガスクラスターの照射位置に近い場合とその2倍程度遠い場合とでは、後者の方が2倍程度多い。これはガスクラスターの照射により除去されたパーティクルがガス流に一旦乗るが、除去された位置からウエハWの外へ輸送されるまでの距離が長い場合には、再付着率が高くなり、その距離によって再付着率が決まってくることを示している。従ってノズル部6の照射領域がウエハWの中心に対して排気口38の反対側の領域である場合には、ガスクラスターの照射位置と排気口38との離間距離が長くなるため、ガスクラスターの照射によりウエハWから飛散したパーティクル100がガス気流に捕捉されずにウエハWの表面に落下して、再付着する虞が高くなる。
これに対してノズル部6の照射領域がウエハWの回転中心に対して排気口38側の領域である場合には、ガスクラスターの照射位置から排気口38までの距離が短くなり、ガスクラスターの照射によりウエハWから除去され飛散したパーティクルの再付着率を低下させることができる。従って、ノズル部6の照射領域と洗浄処理室の中心部との位置関係に基づいて排気口38を設けることで、ガスクラスターによりウエハWの表面に付着したパーティクル100を飛散させた時に、ウエハW表面に再付着する虞は低くなる。
上述の実施の形態は、洗浄処理室31内において、ノズル部6を旋回アーム42bにより旋回させて、ウエハWの中心部と周縁部との間に照射領域を形成し、回転ステージ32に載置されたウエハWを回転させてパーティクルを除去するようにしている。このためウエハWをX軸方向、Y軸方向に移動させる必要がないため、洗浄処理室31を小型化できる。またウエハWに垂直にガスクラスターを照射するため、ウエハW上に凹部8のパターンが形成されている場合にはパターン倒れを抑えることができる。またノズル部6の照射領域と、洗浄処理室31の中心部との位置関係に基づいて既述のように排気口38を設けている。そのためガスクラスターの照射によりウエハWから飛散したパーティクルがウエハWの表面に再付着する虞が低くなり、高い効率でパーティクルを除去することができる。
さらに第1の実施の形態にかかる基板洗浄装置の他の例として、図10に示すように、旋回アーム42bの先端に複数(図の例では3個のノズル部6を設けた構成としてもよい。図の例では、旋回アーム42bの伸びる方向に対して直交する方向に3本のノズル部6を並べて配置している。また複数例えば2本の旋回アーム44,45を設け、各々ウエハWの表面の異なる領域に向けて、ガスクラスターを照射するように構成してもよい。
例えば図11に示すように旋回アーム44を第1の実施の形態にかかる洗浄モジュールに設けた旋回アーム42bを洗浄処理室31の中心を軸に時計回りに45°回転させた位置に設け、旋回アーム45を旋回アーム44とウエハWを介して対向する位置に設ける。さらに各旋回アーム44、45には、ノズル部46,48を設け、各ノズル部46,48に対応するように排気口47、49を設ける構成としてもよい。この例では、ガスクラスターの照射領域とは各ノズル部46,48毎に形成される各照射領域を示し、既述の図6に示すレイアウトの決め方に基づいて、各照射領域に対応するように排気口47、49が設けられる。
また、図12は、第1の実施の形態にかかる基板洗浄装置の他の変形例であるこの例では、ノズル部6を設けた支持アーム50を例えば矩形の洗浄処理室51の底面に伸ばされたガイドレール52に沿って、移動機構53により移動するように構成している。そして支持アーム50の先端に設けたノズル部6の照射領域が回転ステージ32に載置された、ウエハWの中心から周縁に向かう直線となるように構成する。またノズル部6の照射領域に対応する位置に排気口38を設ける。このような構成の場合にもウエハWを回転させながらガスクラスターを照射することにより、同様な効果が得られる。
また図1に示す大気搬送室13にパーティクル検査装置を接続してもよい。その場合には、例えばパーティクル検査装置によりウエハW表面に付着しているパーティクルの位置情報を取得して、制御部9によりパーティクルの位置情報に基づいて、ウエハW表面におけるパーティクルの付着位置に向けてガスクラスターを局所的に照射するようにしてもよい。さらに本発明の基板洗浄装置は、例えば図1に示す真空処理装置の中に設ける代わりに、単独の装置であるいわゆるスタンドアローンの基板洗浄装置であってもよい。さらにまたノズル部6から吐出した洗浄用ガスを回収して再利用してもよい。例えば排気口38より排気され、真空ポンプから排出されたガスを回収し、回収したガスよりHeガスを精製して、洗浄用ガスに用いるHeガスとして利用するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
図13、図14は本発明の第2の実施の形態にかかる基板洗浄装置を示している。この例では、洗浄処理室31には、載置部となる載置台54が設けられる。この載置台54は、下方に移動機構となる駆動部55を備えている。駆動部55は、図13中の紙面方向に表側から裏側方向(Y軸方向)に沿って、支持柱59を移動させるY方向駆動部57と、このY方向駆動部57を洗浄処理室31の搬送口から奥側方向(X軸方向)に沿って移動させるX方向駆動部56と、を備えている。従って載置台54は駆動部55によりX方向、Y方向に移動することができる。また駆動部55は昇降機構を備えており、載置台54は、昇降自在となっている。
洗浄処理室31の天井部の中央には、2個のノズル部6を1つのグループとする4つのノズルグループ81〜84が次のようなレイアウトで設けられている。平面で見て洗浄処理室31の中心部を中心部とし、ウエハWの被洗浄面全体、この例ではウエハWの表面全体が含まれると共に四辺がX、Y方向に伸びる正方形を4分割した各分割領域に各ノズルグループ81〜84が割り当てられている。洗浄処理室31の中心部とは、この例では搬送口34を除く洗浄処理室31の内周面により形成される円弧に沿った円の中心部である。各ノズルグループ81〜84を形成する2個のノズル部6は、ガスクラスターの照射領域が隙間を空けずに隣接するようにY方向に並んでいる。そして各分割領域と各ノズルグループ81〜84との平面的位置関係は、4つの分割領域の間で同じである。
この例では、分割領域の中心部に各ノズルグループ81〜84の中心部が位置しており、洗浄の対象となるウエハWが直径300mmである場合には、前記正方形は、1辺が300mmに設定される。即ちこの場合には、分割領域である正方形の1辺がウエハWの半径に相当することになる。なおウエハWの直径300mmとは、製造誤差を含んでおり、このため4つの分割領域からなる全体の正方形の一辺は、前記製造誤差を見込んだ大きさになる。
このようにノズルグループ81〜84を配置すると、載置台をX、Y方向に移動させることにより、1つの分割領域の全体を、当該分割領域に対応する一つのノズルグループ(例えば81)のガスクラスターの照射領域により走査すると、残り3つの分割領域の全体も、対応するノズルグループ(82、83、84)により走査されることになる。なお、ここで記載した照射領域とは、ガスクラスターを発生させるか否かに関係なく、ガスクラスターが照射されることになる領域という意味である。そして各ノズルグループ81〜84は、分割領域の中心部に配置されているので、各分割領域の全体を対応する照射領域により走査するために必要なウエハの移動領域は図19に示す鎖線で示す領域となる。この領域は前記正方形状の分割領域の一辺の半分を2倍した寸法とウエハWの直径とを加えた合計450mm[300mm+{(150mm/2)×2}]を一辺とする正方形において、4つの角の部分が円弧状である形状をなしている。前記円弧状の部分は、ウエハWを4等分した四分円の弧の部分に相当する。なお以下の明細書中では、図14中左上に設置されたノズルグループから順に時計回りに第1〜第4のノズルグループ81〜84とし、第1〜第4のノズルグループ81〜84に対応する分割領域を第1〜第4の分割領域85〜88とする。
図中97は第1〜第4のノズルグループ81〜84にガスを供給するためのガス供給管である。ガス供給管97はその一端側が4本に分岐されており、分岐後のガス供給管97は各々さらに2本に分岐され、第1〜第4のノズルグループ81〜84に備えられた2つのノズル部6に夫々接続される。ガス供給管97の他端側は2本に分岐されており、第1の分岐路72及び第2の分岐路73が設けられている。第1のガス供給路72には、二酸化炭素ガス(CO)供給源76が接続される。また第2のガス供給路73には、ヘリウムガス供給源77が接続される。なお図中の71は開閉バルブ、79は流量調整バルブ、74、75は流量調整部である。
洗浄処理室31には、第1から第4の排気口89〜92が設けられる。第1のノズルグループ81と第1の排気口89との位置関係、第2のノズルグループ82と第2の排気口90との位置関係、第3のノズルグループ83と第3の排気口91との位置関係、第4のノズルグループ84と第4の排気口92との位置関係が、いずれも既述の図6にて説明した位置関係に設定されている。ここでは図13中に示す左上の排気口から時計回りに第1〜第4の排気口89〜92となる。第1〜第4の排気口89〜92は、排気路78を介して真空ポンプ4に接続される。なお図中40は圧力調整バルブ、41は開閉バルブである。
続いて第2の実施の形態の作用について説明する。なお図15以降の洗浄処理の説明では、洗浄処理室31を円形に描いている。また図中のノズル部6の大きさは誇張して描いている。まず真空雰囲気にある洗浄モジュール3の載置台54にウエハWが載置された後、載置台54の位置が調整される。この調整により、例えば図15に示すように、第1のノズルグループ81及び第2のノズルグループ82の照射位置が、洗浄開始位置である第1の分割領域85及び第2の分割領域86の右下に位置する。なお図15〜図18及び図20中でハッチングを付けたノズルグループは、洗浄用ガスが吐出しているノズルグループを示す。
そして第1の排気口89と第2の排気口90とを介して真空排気を行い、第1のノズルグループ81及び第2のノズルグループ82から洗浄用ガスの吐出を開始する。次いで第1のノズルグループ81及び第2のノズルグループ82から洗浄用ガスを吐出したまま、図16に示すようにウエハWを図中右側に移動させる。この時ウエハW表面における第1のノズルグループ81の照射位置及び第2のノズルグループ82の照射位置は、ウエハWの表面をウエハWの移動距離と同じ距離だけ左側へ移動することになる。そして図17に矢印にて略解的に示すようにウエハWをX、Y方向に移動させることにより、第1のノズルグループ81の照射領域により第1の分割領域85に対応するウエハWの移動領域である正方形領域85a内を走査する。分割領域に対応するウエハWの移動領域とは、ウエハWの中心部を洗浄処理室31内の中心部に位置合わせしたときに4個の前記分割領域をウエハWの移動面に投影させた領域であって、ウエハWと共に移動する正方形領域である。言い換えれば、ウエハWを4等分した各四分円領域を含む正方形領域であり、動作説明の理解を容易にするためにこの用語を用いることとする。
第1のノズルグループ81の照射領域の走査に関してより詳しく述べれば、第1のノズルグループ81の照射領域がX方向に相対的に、第1の分割領域85に対応する正方形領域85aを走査し、この走査ゾーンをY方向に順次変位させていく動作が行われる。このとき第2のノズルグループ82の照射領域は、第2の分割領域86に対応する正方形領域86a内を走査することになる。
第1の分割領域85及び第2の分割領域86に夫々対応する正方形領域85a、86aの全体が走査された後、ウエハWは、第1の分割領域及び第2の分割領域85、86に夫々対応する正方形領域85a,86aに照射を開始する開始位置に戻る。そしてガスクラスターを照射するノズルグループを第3のノズルグループ83及び第4のノズルグループ84に切り替え、排気を行う排気口を第3の排気口91及び第4の排気口92に切り替える。次いで第3のノズルグループ83及び第4のノズルグループ84からガスクラスターの照射を開始し、ウエハWを、第1の分割領域85及び第2の分割領域86に夫々対応する正方形領域85a,86aの洗浄を行った時と同様に移動させる。これにより図18に示すように第3のノズルグループ83の照射領域は、第3の分割領域87に対応する正方形領域87a全体を走査することになり、第4のノズルグループ84の照射領域は、第4の照射領域88に対応する正方形領域88a全体を走査することになる。
第2の分割領域86に対応するウエハW上の四分円領域86bは、第1の分割領域85に対応する正方形領域85aにガスクラスターを照射する時に洗浄される。また第3の分割領域87及び第4の分割領域88に夫々対応するウエハW上の四分円領域87b、88bを洗浄する時には、ウエハWは、第1の分割領域85及び第2の分割領域86に夫々対応するウエハW上の四分円領域85b、86bを洗浄する場合と同様に移動している。従って、ウエハWの移動領域は、第1のノズルグループ81の照射領域を、第1の分割領域85に対応する正方形領域85a内を走査できる範囲とすることで、ウエハWの表面全体にガスクラスターを照射できることになる。この時ウエハWの洗浄開始から終了までに、ウエハWは、図19中鎖線で示す範囲を移動することになる。
第2の実施の形態おいても、ウエハWの表面全体にガスクラスターを照射する時に、ウエハWの移動領域が狭くなるため洗浄処理室31を小型化することができる。またウエハWに垂直にガスクラスターを照射するため、ウエハW上に凹部のパターンが形成されている場合にはパターン倒れを抑えることができる。
また1個のノズルグループからガスクラスターを照射し、第1〜第4の分割領域85〜88に対応するウエハW上の四分円領域85b〜88bを順に洗浄するようにしてもよい。この場合には、例えば図20に示すように第1のノズルグループ81によりガスクラスターの照射を行うときには、第1の排気口89から排気を行う。そして第1のノズルグループ81の照射領域を第1の分割領域85に対応するウエハW上の四分円領域85b内を走査する。次いでウエハWを第1の分割領域85の洗浄開始位置に戻し、第1のノズルグループ81からのガスクラスターの照射を停止して、第2のノズルグループ82からガスクラスターの照射を開始する。それと共に排気を行う排気口を第1の排気口89から第2の排気口90に切り替える。そしてウエハWを第2の分割領域85対応するウエハW上の四分円領域85bにガスクラスターを照射するように移動させる。
その後、第3の排気口91から排気を行いながら、第3のノズルグループ83により第3の分割領域87に対応するウエハW上の四分円領域87bの洗浄を行い、さらにその後、第4の排気口92から排気を行いながら、第4のノズルグループ84により第3の分割領域88に対応するウエハW上の四分円領域88bの洗浄を行う。このような構成の場合にも、ウエハWの表面全体を洗浄するために必要となる移動領域は第1のノズルグループ81により正方形領域85a内を走査することのできる範囲でよい。従って洗浄処理室31を狭く構成することができる。
またウエハWの表面の分割数は4個に限られるものではない。例えばウエハの被洗浄面全体が含まれると共に四辺がX、Y方向に伸びる正方形を9分割した各分割領域に各ノズルグループ93を割り当てる。そして各分割領域と各ノズルグループ93との平面的位置関係が同じになるように配置する。例えば図21に示すように、分割領域の中心部に各ノズルグループ93の中心部が位置するように配置する。この場合には分割領域の正方形の一辺の大きさは、およそウエハWの直径の1/3の長さとなる。
このように構成した場合にも、1つの分割領域に対応する正方形領域の全体を、当該分割領域に対応する一つのノズルグループのガスクラスターの照射領域により走査すると、残りの分割領域の全体も対応するノズルグループの照射領域(ガスクラスターを発生させている場合の照射領域ではなくガスクラスターを発生させれば照射されることになる領域も意味している)により走査されることになる。従ってウエハWの移動領域を狭くすることができるため、洗浄処理室31を狭く構成することができる。
[第3の実施の形態]
図22、図23は本発明の第3の実施の形態にかかる基板洗浄装置を示している。この例は、図13、図14に示した基板洗浄装置と異なる構成は、第1〜第4のノズルグループ81〜84の内、第1のノズルグループ81のみが設けられ、第2〜第4のノズルグループ82〜84を除いたことにある。また第1のノズルグループ81は、ウエハWの中心部が洗浄処理室31の中心部に位置するように配置した時に、第1の分割領域85に対応する正方形領域85aの中心に位置するように設ける。また載置台54には支持柱59に代えて、回転軸60が設けられ、回転軸60は、駆動部55に設けられたY方向駆動部57により移動される回転機構に接続される。このため載置台54は、X、Y方向に移動自在であると共に、回転軸60を軸に鉛直軸周りに回転自在となっている。さらに洗浄処理室31は、第3の排気口91及び第4の排気口92が除かれた構成となっている。
このような構成の場合には、図24に示すように、第1の排気口89と第2の排気口90とにより排気を行い真空雰囲気とした後、ウエハWを洗浄開始位置移動させる。次いでウエハWをX、Y方向に移動させて、第1の分割領域85に対応するウエハW上の四分円領域85a内全体に第1のノズルグループ81の照射領域を走査させる。その後ウエハWを例えば反時計回りに90度回転させる。これにより第2の分割領域86に対応するウエハW上の四分円領域86bが第1のノズルグループ81に対応する位置に移動する。そしてウエハWをX、Y方向に移動させて、第1のノズルグループ81の照射領域を同様に走査することにより、第2の分割領域86にガスクラスターが照射されることになる。この場合には、第1のノズルグループの照射領域をウエハWの内側から周縁に向かって走査させるときにウエハWの周縁の位置で停止して上方へ移動し、折り返すようにしてもよい、正方形領域のその後ウエハWをさらに90度回転させた後、第3の分割領域87に対応する正方形領域87aにガスクラスターの照射を行い、さらにまた90度回転させた後、第4の分割領域88に対応する正方形領域88aにガスクラスターの照射を行う。なお洗浄処理の間の排気は、すべて第1の排気口89と第2の排気口90により排気される。このように構成した場合にもウエハWの移動領域を狭くすることができるため、洗浄処理室31を小型化することができる。
第3の実施の形態において、上述の例ではウエハWをX、Y方向に移動させることによりノズルグループの照射領域の走査を行うウエハW上の領域として、ウエハWを4等分した領域としているが、この等分数は、2個または3個であってもよいし、あるいは5個以上であってもよい。
以上において、被洗浄基板としては、ウエハWに限らず矩形の基板であってもよい。
[検証試験]
本発明を評価するために、ウエハWにガスクラスターを照射したときのガスクラスターの照射位置からウエハWの外へ輸送されるまでの距離とパーティクルの再付着率について調べた。試験には図3に示す基板洗浄装置を使用した。
実施例として、ガスクラスターの照射位置をウエハWの中心から見て排気口38側の領域に固定した。また比較例として、ガスクラスターの照射位置をウエハWの中心から見て排気口38とは反対側の領域に固定した。前記照射位置と排気口38との距離については、比較例の方が実施例の2倍に設定されている。実施例と比較例の各々においてガスクラスターの照射領域にパーティクルを付着させて、ガスクラスターを照射して、パーティクルの除去を試みた。また実施例と比較例との各々の場合において、元のパーティクル数nに対するウエハWの表面に再付着したパーティクルn1の比率{再付着率:(n1/n)×100}を求めた。
図25はこの結果を示し、実施例と比較例とにおける各々のパーティクルの再付着率及び、比較例の再付着率に対する実施例の再付着率を示す特性図である。
この結果によれば、パーティクルの再付着率は、比較例では、実施例よりも、2倍以上高い値を示していた。従って、ガスクラスターの照射によりパーティクルの除去を行う場合において、排気口の位置をウエハ表面におけるガスクラスターの照射位置に近い領域に設けることで飛散したパーティクルの再付着を抑制することができるといえる。
3 洗浄モジュール
6 ノズル部
9 制御部
31、51 洗浄処理室
32 回転ステージ
36 基板回転機構
38 排気口
42 旋回アーム
43 駆動部
53 移動機構
54 載置台
81〜84 第1〜第4のノズル部
85〜88 第1〜第4の分割領域
89〜92 第1〜第4の排気部

Claims (8)

  1. 基板に付着しているパーティクルを除去する基板洗浄装置において、
    真空雰囲気で基板の洗浄処理を行うための洗浄処理室と、
    前記洗浄処理室内に設けられ、基板が載置される載置部と、
    前記基板が載置されている雰囲気よりも圧力の高い領域から洗浄用のガスを前記洗浄処理室内の基板に向けて吐出し、断熱膨張により洗浄用のガスの原子または分子の集合体であるガスクラスターを生成して基板に垂直に照射するためのノズル部と、
    前記洗浄処理室内を真空排気するための排気口と、
    前記載置部とノズル部とを相対的に移動させるための移動機構と、を備え、
    前記ノズル部の相対的移動軌跡の中心部Pは前記洗浄処理室の中心部Cから変位し、平面で見て前記洗浄処理室の中心部Cから前記中心部Pを通る直線を引いたときに、前記洗浄処理室の中心部Cから前記中心部P側を見て当該直線の伸びる方向に対して左右45度の範囲内であり、かつ基板よりも外方側の位置にのみ、前記ノズル部からガスを吐出するときに排気を行う排気口が位置し、
    前記ノズル部は、前記洗浄処理室の中心部Cから前記中心部Pを通る直線と直交し、前記洗浄処理室の中心部Cを通る直線よりも、前記ノズル部からガスを吐出するときに排気を行う排気口側のみを移動することを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 前記移動機構は、前記載置部を鉛直軸周りに回転させる回転機構と、平面的に見て基板の回転中心部と基板の周縁部との間でノズル部を移動させる移動体と、を含むことを特徴とする請求項に記載の基板洗浄装置。
  3. 前記移動体は、前記ノズル部を旋回させる旋回アームを含むことを特徴とする請求項に記載の基板洗浄装置。
  4. 前記移動体には複数のノズル部が設けられていることを特徴とする請求項またはに記載の基板洗浄装置。
  5. 前記移動機構は、載置部をX、Y方向に移動させ、
    基板の被洗浄面全体が含まれると共に四辺がX、Y方向に伸びる四角形を、複数に等分割した各分割領域に前記ノズル部を割り当て、各分割領域とノズル部との平面的位置関係は、前記複数の分割領域の間で同じであることを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄装置。
  6. 前記分割領域は前記四角形を4等分した領域であることを特徴とする請求項記載の基板洗浄装置。
  7. 前記各分割領域には、複数のノズル部が割り当てられていることを特徴とする請求項またはに記載の基板洗浄装置。
  8. 前記洗浄処理室内に設けられた複数のノズル部のうち、一部のノズル部のガスクラスターの照射は、他のノズル部のガスクラスターの照射が行われていないときに実施されることを特徴とする請求項ないしのいずれか一項に記載の基板洗浄装置。
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