JP6300704B2 - クラッチのミートポイント調整装置 - Google Patents

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本発明は、クラッチ操作子により作動して油圧を発生する第1シリンダと、前記第1シリンダが発生した油圧で作動してクラッチのレリーズ部材を作動させる第2シリンダと、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダを接続する油路と、前記クラッチのミートポイントを調整する調整手段とを備えるクラッチのミートポイント調整装置に関する。
マニュアルトランスミッションを搭載した車両のクラッチの係合・係合解除を、運転者がクラッチペダルを操作することにより発生した油圧を介して行うものにおいて、クラッチペダルおよびクラッチ間を接続する油路に油圧の増加により体積が減少するダンパー要素を有するダンパーを介在させることにより、油圧の脈動を吸収してクラッチの操作フィーリングを高めるものが、下記特許文献1により公知である。
実開平5−66336号公報
ところで、マニュアルトランスミッションを搭載した車両の変速操作は、先ずクラッチペダルを限界位置まで踏み込んでクラッチを係合解除し、その状態で変速を行った後に、クラッチペダルを元位置に戻してクラッチを再係合させることにより行われる。クラッチペダルを元位置に戻す過程でクラッチが再係合する位置(ミートポイント)は運転者の好みにより異なるため、それを任意に調整することができれば商品性を高めることが可能となる。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、マニュアルトランスミッションを搭載した車両のクラッチのミートポイントを任意に調整可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、クラッチ操作子により作動して油圧を発生する第1シリンダと、前記第1シリンダが発生した油圧で作動してクラッチのレリーズ部材を作動させる第2シリンダと、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダを接続する油路と、前記クラッチのミートポイントを調整する調整手段とを備えるクラッチのミートポイント調整装置であって、前記調整手段は、シリンダが形成されたハウジングと、前記ハウジングにシール部材を介して摺動自在に嵌合するピストンと、前記ピストンの正面に区画されて前記油路に連通する油室と、前記シリンダに移動自在に配置されて前記ピストンの背面に対して接近・離間自在なスプールと、前記スプールおよび前記ピストンの背面間に配置された弾性部材と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、前記クラッチのミートポイントにおける前記クラッチ操作子のストロークを検出するストローク検出手段とを備え、発進時のエンジン回転数および発進時の前記ストロークの関係を、ユーザーが設定したエンジン回転数および前記ストロークの関係に換算することで、前記スプールの位置を補正することを特徴とするクラッチのミートポイント調整装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記スプールは前記ハウジング内に配置されたリニアソレノイドにより前記ピストンの背面に対して接近・離間することを特徴とするクラッチのミートポイント調整装置が提案される
尚、実施の形態のクラッチペダル11は本発明のクラッチ操作子に対応し、実施の形態のコイルスプリング27は本発明の弾性部材に対応する。
請求項1の構成によれば、クラッチ操作子を限界位置まで操作すると、第1シリンダが発生する油圧が油路を介して第2シリンダに伝達され、第2シリンダが作動してレリーズ部材を作動させることでクラッチが係合解除する。クラッチ操作子を限界位置から戻すと第2シリンダが逆方向に作動し、クラッチ操作子がミートポイントまで戻ったときにクラッチが係合する。
クラッチのミートポイントを調整する調整手段は、シリンダが形成されたハウジングと、ハウジングにシール部材を介して摺動自在に嵌合するピストンと、ピストンの正面に区画されて油路に連通する油室と、シリンダに移動自在に配置されてピストンの背面に対して接近・離間自在なスプールと、スプールおよびピストンの背面間に配置された弾性部材とを備えるので、スプールをピストンの背面に接近させると油室の容積が減少するため、クラッチ操作子を限界位置から戻したときにクラッチの係合が遅くなり、逆にスプールをピストンの背面から離間させると油室の容積が増加するため、クラッチ操作子を限界位置から戻したときにクラッチが早期に係合し、ミートポイントの調整が可能になる。
しかもエンジン回転数がエンジン回転数検出手段により検出され、クラッチのミートポイントにおけるクラッチ操作子のストロークがストローク検出手段により検出され、調整手段は、発進時のエンジン回転数および発進時のストロークの関係を、ユーザーが設定したエンジン回転数およびストロークの関係に換算することでスプールの位置を補正するので、クラッチの摩擦材の摩耗等の原因でユーザーの設定にずれが生じても、そのずれを自動的に調整して常にユーザーが設定した条件での発進を可能にすることができる。
また請求項2の構成によれば、スプールはハウジング内に配置されたリニアソレノイドによりピストンの背面に対して接近・離間するので、クラッチのミートポイントを精度良く調整することができる
クラッチの操作系の全体構成を示す図。(第1の実施の形態) 液損量の調整手段の説明図(ピストンのニュートラル状態)。(第1の実施の形態) 液損量の調整手段の説明図(ピストンの低位置状態)。(第1の実施の形態) クラッチペダルのストロークおよび荷重の関係を示すグラフ。(第1の実施の形態) 電子制御ユニットの作用を説明するフローチャート。(第1の実施の形態) エンジン回転数およびクラッチストロークから液損量を検索するテーブル。(第1の実施の形態
第1の実施の形態
以下、図1〜図6に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1に示すように、運転者により操作されるクラッチペダル11により作動して油圧を発生する第1シリンダ12と、エンジンおよびマニュアルトランスミッション間に配置されたクラッチ13の摩擦材を係合位置および係合解除位置間で移動させるレリーズ部材14を駆動する第2シリンダ15とが油路16で接続されており、油路16の中間部にクラッチ13のミートポイントを調整するための調整手段17が設けられる。
調整手段17は、一端が開放するシリンダ18が形成されたハウジング19を備えており、シリンダ18はその開放端に螺合するフレアナット20を通して油路16に連通する。シリンダ18にはピストン21がシール部材22を介して摺動自在に嵌合しており、ピストン21の正面(フレアナット20)側には油路16に連通する油室23が区画される。
シリンダ18の底部にはスプール24が摺動自在に嵌合しており、スプール24と、その周囲を取り囲むコイル25とがリニアソレノイド26を構成する。スプール24とピストン21の背面との間に、油室23の容積を縮小させる方向にピストン21を付勢するコイルスプリング27が縮設される。従って、運転者がダイヤル28を操作してリニアソレノイド26のコイル25に供給する電流を調整することで、コイルスプリング27の弾発力に抗してシリンダ18に対するスプール24の軸方向位置を任意に調整することができる。
調整手段17のスプール24の位置はダイヤル28の操作により調整される以外に、電子制御ユニット29により自動的に調整される。
そのために、電子制御ユニット29には、車速を検出する車速検出手段30と、運転者によるクラッチペダル11の操作を検出するクラッチスイッチ31と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段32と、クラッチペダル11のストロークを検出するストローク検出手段33とが接続される(図2参照)。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
マニュアルトランスミッションの変速操作は以下の手順で行われる。先ず運転者がクラッチペダル11を限界位置まで踏み込むと、第1シリンダ12が発生する油圧が油路16を介して第2シリンダ15に伝達され、第2シリンダ15が作動してレリーズ部材14を作動させることでクラッチ13が係合解除する。クラッチ13が係合解除している間に運転者はシフトレバーを操作して変速し、その後に運転者がクラッチペダル11を元位置に戻すことで第2シリンダ15の油圧が第1シリンダ12に吸収され、クラッチ13が再係合してエンジンの駆動力が駆動輪に伝達される。
クラッチペダル11を限界位置から元位置に戻す過程で、クラッチ13が係合するときのクラッチペダル11の位置はミートポイントと呼ばれる。ミートポイントは運転者の好みにより異なるため、任意に調整可能であることが望ましい。本実施の形態では、第1シリンダ12および第2シリンダ15を接続する油路16に介在させた調整手段17が発生する液損量を調整することで、ミートポイントを調整することができる。
即ち、調整手段17により液損量を増加させると、第1シリンダ12のストロークに対する第2シリンダ15のストロークが減少するため、クラッチペダル11を深く踏み込んだ位置がミートポイントとなる。従って、クラッチペダル11を限界位置から戻してクラッチ13を係合させるとき、必要なクラッチペダル11の戻し量が小さくなってクラッチ13が早めに係合する。逆に、調整手段17により液損量を減少させると、第1シリンダ12のストロークに対する第2シリンダ15のストロークが増加するため、クラッチペダル11を浅く踏み込んだ位置がミートポイントとなる。従って、クラッチペダル11を限界位置から戻してクラッチ13を係合させるとき、必要なクラッチペダル11の戻し量が大きくなってクラッチ13が遅めに係合する。
次に、調整手段17による液損量の調整原理を説明する。図2(A)に示すように、運転者がクラッチペダル11を踏んでいないとき、コイルスプリング27の弾発力でピストン21は上昇しており、油室23の容積はゼロである。ダイヤル28が「ニュートラル」位置にあるとき、リニアソレノイド26に所定の電流を供給することで、スプール24はピストン21の背面から所定距離下方に離間したニュートラル位置に保持される。
この状態から運転者がクラッチペダル11を踏み込んで第1シリンダ12が油路16に作動油を押し出すと、その作動油は調整手段17のコイルスプリング27を圧縮しながらピストン21を押し下げ、油室23の容積を拡大する。図2(B)に示すように、下降するピストン21の背面がスプール24の正面に当接すると油室23の容積は最大になり、このときシリンダ18の断面積Sとピストン21の移動距離L1との積であるS×L1の液損量が発生する。
運転者がダイヤル28を「低」位置に操作すると、図3(A)に示すように、リニアソレノイド26によりスプール24がニュートラル位置から低位置に下降し、第1シリンダ12が発生した油圧でピストン21がスプール24に当接するまでの移動距離がL1からL2に増加する。その結果、図3(B)に示すように、液損量がS×L2に増加してクラッチ13が係合解除するまでのクラッチペダル11の踏み込み量が増加し、あるいはクラッチ13が再係合するまでの限界位置からのクラッチペダル11の戻し量が減少する。
図4はクラッチペダル11のストロークと荷重との関係を示すもので、破線はダイヤル28が「ニュートラル」位置での特性であり、実線はダイヤル28が「低」位置での特性である。「低」位置では、液損量が増加するためにクラッチ13のミートポイントが深くなり、そのためにクラッチ13が再係合するまでのクラッチペダル11の戻し量が減少することが分かる。
逆に、運転者がダイヤル28を「高」位置に操作すると、リニアソレノイド26によりスプール24がニュートラル位置から高位置に上昇し、油室23の最大容積が減少して液損量が減少する。その結果、クラッチペダル11のミートポイントが浅くなり、クラッチ13が再係合するまでの限界位置からのクラッチペダル11の戻し量が増加することになる。
以上のように、調整手段17の液損量、つまりクラッチ13のミートポイントは運転者によるダイヤル28の操作で調整可能であるが、それ以外に電子制御ユニット29により自動的に調整される。
図5は電子制御ユニット29の作用を説明するフローチャートであり、ステップS1で車両が発進状態にあることを示す発進コンディションフラグが「1」でなくて車両が発進状態にないとき、ステップS2で車速検出手段30で検出した車速=ゼロであり、ステップS3でクラッチスイッチ31がオンしてクラッチペダル11が踏まれていれば、ステップS4で発進コンディションフラグを「1」にセットする。前記ステップS2で車速がゼロでないか、あるいは前記ステップS3でクラッチスイッチ31がオフしてクラッチペダル11が踏まれていなければ、ステップS5で発進コンディションフラグを「0」にセットする。
発進コンディションフラグが「1」であって車両が発進状態にあるとき、ステップS6でクラッチスイッチ31がオフしてクラッチペダル11が踏まれておらず、かつステップS7で車速>ゼロで車両が発進したことが確認されると、ステップS8でエンジン回転数検出手段32によりエンジン回転数を検出するとともに、ステップS9でストローク検出手段33によりクラッチ13のミートポイントにおけるクラッチペダル11のストロークを検出する。
ミートポイントにおけるクラッチペダル11のストロークは、車速検出手段30が車両の発進を検出したときにストローク検出手段33が出力するクラッチペダル11の位置として検出可能である。
続くステップS10でエンジン回転数およびミートポイントにおけるクラッチペダル11のストロークを図6のテーブルに適用して調整手段17の液損量を検索した後、ステップS11で過去の複数回の発進時に検索されて記憶されている複数回の液損量と今回の液損量とを併せて平均化することで、液損量の目標値を算出する。そしてステップS12で液損量が目表値に一致するように調整手段17のリニアソレノイド26に供給する電流を制御することにより、油室23の容積を変化させる。
図6のテーブルに一例として示すように、運転者の好みに応じて設定された液損量は、エンジン回転数=1500rpm、クラッチペダル11のストローク=115mmのときに±0になっている。表中の+の数値は液損量の増加を示し、−の数値は液損量の減少を示している。
クラッチ13の摩擦材の長期の使用による摩耗等の原因で上記設定がずれると発進特性が変化してしまい、本来はエンジン回転数=1500rpm、クラッチペダル11のストローク=115mmで発進すべきところ、例えばエンジン回転数=1000rpm、クラッチペダル11のストローク=115mmで発進したとする。エンジン回転数が1500rpmから1000rpmに低下してエンジントルクが減少しているにも関わらず、同じクラッチペダル11のストローク=115mmで発進したということは、クラッチペダル11のストローク=115mmにおけるクラッチ13の摩擦材の面圧が高過ぎであり、仮にエンジン回転数=1500rpmで発進する場合にはミートポイントが深くなっている(ストロークが115mmよりも大きくなっている)ということである。
図6のテーブルを参照すると、エンジン回転数=1000rpm、クラッチペダル11のストローク=115mmのときの液損量は+1であるので、調整手段17が油室23の容積を増加させて液損量を±0から+1に再設定する。この液損量の増加により、深くなっていたミートポイントが適正値(ストローク=115mm)に戻り、エンジン回転数=1500rpm、クラッチペダル11のストローク=115mmで発進するという発進特性が継続的に維持されることになる。
また上記設定がずれて本来はエンジン回転数=1500rpm、クラッチペダル11のストローク=115mmで発進すべきところ、例えばエンジン回転数=1500rpm、クラッチペダル11のストローク=110mmで発進した場合には、ミートポイントが浅くなっている(ストロークが115mmよりも小さくなっている)ということである。
図6のテーブルを参照すると、エンジン回転数=1500rpm、クラッチペダル11のストローク=110mmのときの液損量は−1であるので、調整手段17が油室23の容積を減少させて液損量を±0から−1に再設定する。この液損量の減少により、浅くなっていたミートポイントが適正値(ストローク=115mm)に戻り、エンジン回転数=1500rpm、クラッチペダル11のストローク=115mmで発進するという発進特性が継続的に維持されることになる。
以上のように、クラッチ13の摩擦材の摩耗等の原因で運転者の設定にずれが生じても、そのずれを自動的に調整して常に運転者が設定した条件での発進を可能にすることができる
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明のクラッチ操作子は実施の形態のクラッチペダル11に限定されず、クラッチレバーのような他の操作子であっても良い。
また本発明の弾性部材は実施の形態のコイルスプリング27に限定されず、他種のスプリング等の任意の弾性部材であっても良い。
11 クラッチペダル(クラッチ操作子)
12 第1シリンダ
13 クラッチ
14 レリーズ部材
15 第2シリンダ
16 油路
17 調整手段
18 シリンダ
19 ハウジング
21 ピストン
22 シール部材
23 油室
24 スプール
26 リニアソレノイド
27 コイルスプリング(弾性部材)
32 エンジン回転数検出手段
33 ストローク検出手

Claims (2)

  1. クラッチ操作子(11)により作動して油圧を発生する第1シリンダ(12)と、
    前記第1シリンダ(12)が発生した油圧で作動してクラッチ(13)のレリーズ部材(14)を作動させる第2シリンダ(15)と、
    前記第1シリンダ(12)および前記第2シリンダ(15)を接続する油路(16)と、
    前記クラッチ(13)のミートポイントを調整する調整手段(17)とを備えるクラッチのミートポイント調整装置であって、
    前記調整手段(17)は、シリンダ(18)が形成されたハウジング(19)と、前記ハウジング(19)にシール部材(22)を介して摺動自在に嵌合するピストン(21)と、前記ピストン(21)の正面に区画されて前記油路(16)に連通する油室(23)と、前記シリンダ(18)に移動自在に配置されて前記ピストン(21)の背面に対して接近・離間自在なスプール(24)と、前記スプール(24)および前記ピストン(21)の背面間に配置された弾性部材(27)と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段(32)と、前記クラッチ(13)のミートポイントにおける前記クラッチ操作子(11)のストロークを検出するストローク検出手段(33)とを備え、発進時のエンジン回転数および発進時の前記ストロークの関係を、ユーザーが設定したエンジン回転数および前記ストロークの関係に換算することで、前記スプール(24)の位置を補正することを特徴とするクラッチのミートポイント調整装置。
  2. 前記スプール(24)は前記ハウジング(19)内に配置されたリニアソレノイド(26)により前記ピストン(21)の背面に対して接近・離間することを特徴とする、請求項1に記載のクラッチのミートポイント調整装置
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