JP6299649B2 - コネクタ - Google Patents

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、コンデンサなどの電子部品を内蔵したコネクタが開示されている。コンデンサは、ホルダに保持され、同じくホルダに保持されたバスバー片に抵抗溶接で接続される。バスバー片とコンデンサを保持したホルダは、袋状のハウジングに挿入される。バスバー片には、ホルダ圧入部とハウジング圧入部が設けられている。ホルダ圧入部とハウジング圧入部がそれぞれホルダとハウジングに圧入されることで、バスバー片を介して、ホルダがハウジングに保持されるようになっている。
特開2014−170725号公報
ところで、仮に、ホルダが正規の挿入姿勢から傾いた姿勢をとってハウジングに挿入されると、ハウジング圧入部がハウジングに対して斜め方向に圧入され、ハウジングに対してホルダが傾いた姿勢のまま保持されるおそれがあった。そして、ホルダに傾きが生じると、相手側端子に対するバスバー片のアライメントが製品毎にばらついてしまい、品質を一定に維持するのが困難になる懸念があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジングにホルダを安定して保持することができ、品質を向上させることができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、電子部品と、前記電子部品に接続される端子と、前記端子及び前記電子部品を保持するホルダと、前記端子及び前記電子部品を保持した前記ホルダが挿入されるハウジングとを備え、前記端子には、前記ハウジングに内側から当接して前記ハウジング内における前記ホルダの傾きを矯正する矯正部が設けられているところに特徴を有する。
ホルダがハウジングに挿入されると、端子の矯正部がハウジングに内側から当接してハウジング内におけるホルダの傾きが矯正されるため、ハウジングにホルダを正規姿勢で安定して保持させることができる。その結果、相手側端子に対する端子のアライメントのばらつきが抑えられ、品質を向上させることができる。また、矯正部が端子に設けられていてハウジングに内側から当接するため、ホルダ及びハウジングを従来の構造から実質的に変更する必要がない。
本発明の実施例に係るコネクタの正面図である。 コネクタの側面視方向の断面図である。 コネクタの平面視方向の断面図である。 端子、電子部品及びホルダからなるサブアッセンブリの側面図である。 同じくサブアッセンブリの平面図である。 同じくサブアッセンブリの正面図である。 ハウジングの平面視方向の断面図である。
本発明の好ましい実施形態を以下に示す。
前記矯正部が、前記端子の本体部分から突出する弾性変形可能な形態である。これによれば、矯正部が弾性変形することで端子とハウジングとの間の組み付け誤差を吸収することができる。
前記ハウジングには、前記電子部品が挿通される挿通孔が設けられ、且つ前記挿通孔が位置する側の壁面と前記ホルダとの間に隙間が設けられ、前記矯正部が、前記挿通孔が位置する側の壁面に当接するように構成されている。ハウジングに挿通孔が設けられることで、挿通孔が位置する側にホルダの傾きが誘導される懸念があるものの、本構成の場合、挿通孔が位置する側の壁面に矯正部が当接するため、懸念されるホルダの傾きを効果的に抑えることができる。
前記矯正部が、前記ハウジングの前記壁面のうち前記挿通孔を挟んだ両側部分に対をなして設けられている。これにより、ハウジング内におけるホルダの傾きをバランス良く抑えることができる。
<実施例>
以下、実施例を図1〜図7によって説明する。実施例に係るコネクタは、自動車に搭載された電気機器などのノイズを除去するコネクタを例示するものであって、ハウジング10、ホルダ30、端子50A、50B、及びノイズフィルタとなる電子部品としてのコンデンサ70を備えている。端子50A、50Bとコンデンサ70はホルダ30に保持されてサブアッセンブリ100を構成し(図4〜図6を参照)、その後、サブアッセンブリ100がハウジング10に収容されるようになっている(図1〜図3を参照)。なお、以下の説明において、前後方向については、ハウジング10が図3に示す相手側ハウジング90と嵌合する面側を前側とし、上下方向については、図1、図2、図4及び図6を基準とする。また、左右方向については、図1、図3及び図5〜図7を基準とする。
ハウジング10は合成樹脂製であって、図7に示すように、全体として前方に開放された袋状をなし、前側から順に、フード部11、ホルダ収容部12及び電子部品収容部13が並んで設けられている。この場合に、ハウジング10は、フード部11、ホルダ収容部12及び電子部品収容部13の順に開口幅が段々小さくなるように形成されている。
ここで、ホルダ30は、サブアッセンブリ100の状態で、ハウジング10内に前方から挿入される。図3に示すように、ホルダ30がハウジング10内に正規挿入されると、ホルダ30の中間部がホルダ収容部12に収容され、コンデンサ70が電子部品収容部13に収容されるようになっている。また、フード部11には、相手側ハウジング90が嵌合可能とされている。
図3及び図7に示すように、電子部品収容部13の内周面には、その上下左右に、前後方向に延出する突条部14が設けられている。コンデンサ70が電子部品収容部13に収容されると、各突条部14がコンデンサ70の外周に近接して配置され、電子部品収容部13内におけるコンデンサ70の遊動が規制されるようになっている。
図3に示すように、フード部11の奥壁16は、ホルダ収容部12との境界部分を含み、ホルダ収容部12の前端の開口部15を区画する奥面17を有している。図1に示すように、奥壁16の奥面17は、フード部11内で前方を向いて配置され、その上端部に、開口部15の上縁に連通する挿通孔18が開口し、その左右両端部に、開口部15の左右両側縁に連通する圧入孔19が開口している。
挿通孔18は、ホルダ収容部12の上壁を前後方向に貫通して電子部品収容部13内に連通する形態とされている。挿通孔18には、ホルダ30の挿入過程でコンデンサ70の上端部が通過し、且つ組み付け完了時にはホルダ30の後述する閉止壁36が内側に配置されるようになっている。
図3に示すように、奥壁16の左右両側には、ホルダ収容部12の外面に肉盛りされた形態の厚肉部21が設けられている。圧入孔19は、左右両側の厚肉部21にそれぞれ上下に対をなして設けられている。図7に示すように、圧入孔19は、前後方向に延出して後端が厚肉部21内で閉塞されている。圧入孔19の上下両面には、前後方向に延出するリブ22が設けられている。また、厚肉部21には、圧入孔19の前部を左右両側に拡幅した形態のスリット孔23が設けられている。圧入孔19には、端子50A、50Bの後述するハウジング圧入部54が圧入され、スリット孔23には、端子50A、50Bの後述する基部51の左右両端部57が圧入されるようになっている。
また、図1に示すように、フード部11の奥壁16の奥面17には、その上端部の開口部15を挟んだ左右両側に、当接受孔24が開口している。図2に示すように、当接受孔24は、前後方向に延出して後端が電子部品収容部13との段差部分で閉塞されている。当接受孔24の上面は、前後方向に沿って平坦に形成され、ここに端子50Aの後述する矯正部56が当接するようになっている。
端子50A、50Bは、導電性の金属板材であって、コンデンサ70の正極と負極に対応する上下夫々のバスバーとして構成されている。具体的には、端子50A、50Bは、図5に示すように、左右に長い帯板状の基部51と、基部51の前縁から並例して前方に突出する複数のタブ部52と、基部51の後縁から後方に突出する電子部品接続部53とからなる。
図2に示すように、上側の端子50Aの電子部品接続部53は、ほぼ水平に配置されている。一方、下側の端子50Bの電子部品接続部53は、高さ方向に屈曲し、その後部が上側の端子50Aの電子部品接続部53とほぼ同一高さで並ぶように配置されている。
図5に示すように、端子50A、50Bの電子部品接続部53の後部には、コンデンサ70の後述するリード線72が接続される。また、端子50A、50Bの電子部品接続部53の前部は、基部51とともに、ホルダ30の後述する端子装着溝34に圧入されるようになっている。
図5に示すように、基部51の左右両端部57の後縁には、ハウジング圧入部54が後方に突出して設けられている。ハウジング圧入部54の後端部には、圧入突起55が拡幅して設けられている。ハウジング圧入部54が圧入孔19に圧入されると、圧入突起55が圧入孔19の奥端部に係止され、もって端子50A、50Bがハウジング10に抜け止め状態で保持されるようになっている。このとき、ハウジング圧入部54に圧入孔19のリブ22が略線接触状に当接することで、圧入力が過大にならずに済み、且つ、圧入状態が良好に維持されるようになっている。
また、図6に示すように、上側の端子50Aには、基部51の前縁の左右両側に、矯正部56が突出して設けられている。図2及び図4に示すように、矯正部56は、側面視略U字形の帯板状をなし、基部51の前縁から上方に立ち上がったあと後方へ湾曲状に折り返される片持ち状の形態とされている。そして、矯正部56は、基部51の前縁を支点として上下方向に弾性変形可能とされている。ホルダ30がハウジング10に正規挿入されると、図2に示すように、矯正部56の上面(上方を向く板面)が当接受孔24の上面に弾性的に当接し、端子50Aの基部51と当接受孔24の上面との間が矯正部56の弾性反力で所定距離だけ離れた状態を維持することができるようになっている。なお、矯正部56は、下側の端子50Bには設けられていない。
コンデンサ70は、ここではアルミ電解コンデンサであって、図5に示すように、ほぼ円柱状のコンデンサ本体71と、コンデンサ本体71の前面から前方に突出する正負一対のリード線72とを備えている。両リード線72は、丸ピン状をなし、幅方向に間隔をあけて同一高さで配置されている。
続いてホルダ30について説明すると、ホルダ30は合成樹脂製であって、図4及び図5に示すように、前端部に位置する端子保持部31と、後端部に位置する電子部品保持部32と、その間となる中間部に位置する接続領域部33とからなる。
図6に示すように、端子保持部31は、略角ブロック状をなし、その前面に、上下一対の端子装着溝34が開口している。端子装着溝34は、幅方向に細長いスリット状をなし、ここに前方から端子50A、50Bの基部51と電子部品接続部53の前部が圧入装着される。この場合に、基部51は、端子保持部31の内部で当て止めされ、図5に示すように、電子部品接続部53の後部は、端子装着溝34を貫通して接続領域部33に突出して配置される。そして、端子50A、50Bの基部51の左右両端部57が端子保持部31の左右両側に突出して配置される。また、図6に示すように、端子保持部31には、上下の端子装着溝34に連通する縦孔35が貫通して設けられている。下側の端子50Bの装着過程では、電子部品接続部53の屈曲部分が縦孔35内を通過するようになっている。
端子保持部31の上面の左右中央部には、正面視円弧状の閉止壁36が起立して設けられている。閉止壁36の後方への投影領域内には電子部品保持部32に保持されたコンデンサ70の上端部が位置している。ここで、コンデンサ70は、閉止壁36と端子保持部31の陰に隠れて正面から見えない状態になっている。
また、図5及び図6に示すように、端子保持部31の上端部には、閉止壁36を挟んだ左右両側に、装着凹部37が設けられている。図2に示すように、装着凹部37は、端子保持部31の上面から前面に跨って上側の端子装着溝34に至る範囲に切欠状に形成されている。端子50Aが上側の端子装着溝34に正規装着されると、矯正部56が装着凹部37に進入して配置され、端子保持部31の前面よりも前方に矯正部56が大きく突出しないようにされている。また、ホルダ30がハウジング10内に正規挿入された状態では、矯正部56の後端(自由端)が端子保持部31の上面に当接するようになっている。
図4及び図5に示すように、電子部品保持部32は、前後方向に沿った円筒状の保持本体部38を有している。保持本体部38の前端は、柱状の仕切部39で左右に仕切られている。保持本体部38には、後方からコンデンサ本体71が挿入されて保持される。そして、コンデンサ本体71が保持本体部38に保持された状態で、両リード線72間に仕切部39が配置され、且つ、両リード線72の先端部が接続領域部33に突出して配置される。
図5に示すように、接続領域部33は、左右で対向する一対の側壁部41と、両側壁部41を後端部(電子部品保持部32に連なる端部)で連結する連結部42とを有している。両側壁部41の前端は、端子保持部31に一体に連結されている。連結部42は、その上面で電子部品保持部32に保持されたコンデンサ70のリード線72を支持することが可能とされている。接続領域部33のうち、両側壁部41、端子保持部31、電子部品保持部32で囲まれた空間は、上下方向に貫通しており、この空間に、端子50A、50Bとリード線72とを抵抗溶接するための図示しない電極を配置させることができるようになっている。
以上が本実施例のコネクタの構造であり、続いて、組み付け方法などについて説明する。
ホルダ30の端子保持部31の端子装着溝34に、前方から端子50A、50Bが抜け止め状態で圧入装着される。ホルダ30に端子50A、50Bが正規装着されると、基部51の左右両端部57が端子保持部31の左右両側に突出して配置されるとともに、電子部品接続部53の後部が接続領域部33に突出して配置され、且つ、矯正部56が閉止壁36を挟んだ左右両側の装着凹部37に進入して端子保持部31の前端上部に露出して配置される。
また、ホルダ30の電子部品保持部32の保持本体部38に、後方からコンデンサ70が挿入される。すると、正負一対のリード線72が接続領域部33内に突出して対応する端子50A、50Bの電子部品接続部53の上面に重なるように配置される。その状態で、端子50A、50Bの電子部品接続部53とリード線72が抵抗溶接して接続される。これにより、図4〜図6に示すように、端子50A、50B、コンデンサ70及びホルダ30が一体に組み付けられたサブアッセンブリ100が得られる。
続いて、ハウジング10に、前方からホルダ30(サブアッセンブリ100)が挿入される。実際には、ハウジング10はその前端開口を上向きにして立て置かれ、その状態で、ハウジング10内に、ホルダ30が電子部品保持部32を先方に自由落下で落とし込まれる。このとき、コンデンサ70を保持した電子部品保持部32はフード部11から挿通孔18を通して電子部品収容部13内に略位置決めして収容され、且つ、端子50A、50Bを保持した端子保持部31はフード部11から開口部15を通してホルダ収容部12内に略位置決めして収容される。また、ホルダ30の正規挿入時には、ハウジング圧入部54が圧入孔19に抜け止め状態で圧入される。これにより、端子50A、50Bがハウジング10に保持され、ひいてはホルダ30が端子50A、50Bを介してハウジング10に保持される。
さらに、図1及び図2に示すように、ホルダ30の正規挿入時には、端子50Aの矯正部56が当接受孔24内に進入して当接受孔24の上面に弾性的に当接するとともに、矯正部56の後端が端子保持部31の上面に弾性的に当接する。これにより、ホルダ30とハウジング10との間に矯正部56が上下方向に弾性的に挟まれた状態になる。
ところで、ホルダ30がハウジング10内で前後方向にほぼ沿った水平姿勢をとっていると、端子50A、50Bの各タブ部52も水平姿勢となる。このため、ハウジング10が相手側ハウジング90と嵌合されると、端子50A、50Bの各タブ部52が相手側端子と正規に接続され、両ハウジング10、90の嵌合作業を支障なく行うことができる。一方、ホルダ30がハウジング10内で前後方向に対して傾斜した傾斜姿勢をとっていると、端子50A、50Bの各タブ部52が相手側端子と正対することができず、両ハウジング10、90の嵌合作業に支障を来たす可能性がある。
その点、本実施例においては、ホルダ30がハウジング10内に挿入された状態で、ホルダ30とハウジング10との間におけるホルダ30の傾きが起こり得る挿通孔18側の壁面(当接受孔24の上面)に矯正部56が内側から当接し、矯正部56の弾性反力でホルダ30がホルダ収容部12内の下面に平坦に押し付けられ、もってホルダ30の傾きが矯正され、且つ、ホルダ30が端子50A、50Bともども水平姿勢となるように設定されている。したがって、両ハウジング10、90の嵌合時には、端子50A、50Bの各タブ部52が相手側端子と正規に接続される状態が担保される。また、こうして相手側端子に対する端子50A、50Bのアライメントが一定に維持される結果、製品毎のばらつきが抑えられ、品質を向上させることができる。
しかも、矯正部56が端子50Aの基部51から突出する弾性変形可能な形態であるため、ホルダ30とハウジング10との組み付け誤差を矯正部56の弾性範囲で吸収することができる。したがって、ホルダ30及び端子50A、50Bの水平姿勢を適正に維持することができる。
また、本実施例の場合、矯正部56が端子50Aの左右両側に対をなして設けられ、挿通孔18を挟んだ左右両側の部分(当接受孔24の上面)にそれぞれ矯正部56が当接するため、ハウジング10に対して端子50Aが左右にバランス良く保持され、ひいてはハウジング10に対してホルダ30が左右にバランス良く保持される。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)電子部品は、コンデンサに限らず、ダイオード、抵抗、トランジスタなどであってもよい。
(2)端子とハウジングとの間に係止構造(ハウジング圧入部、圧入孔)が設けられず、ハウジングとホルダとの間に係止構造が設けられる構成であってもよい。
(3)ハウジングに、当接受孔などの特別な構造が設けられず、矯正部の当接部分が単にハウジングの一般壁面で構成されるものであってもよい。
(4)ホルダに、装着凹部などの特別な構造が設けられず、矯正部が単にホルダの一般壁面の外側に露出して配置されるものであってもよい。
(5)矯正部は、両端が端子の本体部分に連結された両持ちの形態をなすものであってもよい。
10…ハウジング
18…挿通孔
24…当接受孔
30…ホルダ
37…装着凹部
50A、50B…端子
51…基部(本体部分)
56…矯正部
70…コンデンサ(電子部品)
100…サブアッセンブリ

Claims (4)

  1. 電子部品と、前記電子部品に接続される端子と、前記端子及び前記電子部品を保持するホルダと、前記端子及び前記電子部品を保持した前記ホルダが挿入されるハウジングとを備え、
    前記端子には、前記ハウジングに内側から当接して前記ハウジング内における前記ホルダの傾きを矯正する矯正部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記矯正部が、前記端子の本体部分から突出する弾性変形可能な形態であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングには、前記電子部品が挿通される挿通孔が設けられ、且つ前記挿通孔が位置する側の壁面と前記ホルダとの間に隙間が設けられ、
    前記矯正部が、前記挿通孔が位置する側の壁面に当接するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記矯正部が、前記ハウジングの前記壁面のうち前記挿通孔を挟んだ両側部分に対をなして設けられていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
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