JP5904412B2 - ノイズフィルタ内蔵ジョイントコネクタ - Google Patents
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Description
端子金具と、
この端子金具に接続される端子接続部とコンデンサ本体からなるコンデンサと、
前記コンデンサ本体を上下、左右及び前後方向への遊動を抑制した状態で収容するコンデンサ収容部を有し、相手コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングと、
前記コンデンサ収容部に設けられ、前記コンデンサ本体に弾性的に当接して前記コンデンサのがたつきを規制する弾性規制部とを備えて構成され、かつ
前記端子接続部は前記コンデンサ本体より後方へ突出して設けられたリード線であり、前記リード線と前記端子金具とは前記相手コネクタとの嵌合方向に沿って前後に配され、その端部同士が溶着によって接続される一方、
前記コンデンサ収容部における前面には前記コンデンサを収容するための差込み口が開口するとともに、前記差込み口を閉止する蓋体の内面には前記弾性規制部が設けられ、
前記差込み口を前記蓋体により閉止したときに、前記弾性規制部が前記コンデンサ本体を前記嵌合方向から前記コンデンサ収容部の後壁に押し当てるように付勢する構成であることを特徴とする。
加えて、コンデンサのリード線と端子金具は溶着によって接続されるため、圧入や圧接による接続手法に比べて、振動に強く、接続信頼性を向上できる。また、コンデンサ本体を収容する為の差込み口を閉止する蓋体の内面に弾性規制部が設けられている。よって、差込み口を蓋体により閉じると同時に、蓋体の内面に設けられた弾性規制部は収容されたコンデンサ本体の前端面を押圧し、コンデンサ本体をコンデンサ収容部の後壁に押しつけることでコンデンサ本体のがたつきを抑制でき、それに付随して、端子金具と接続されるリード線についてもがたつくことがなくなるので、端子金具とコンデンサのリード線との接続信頼性が向上する。
前記コネクタハウジングは、前記端子金具を保持するコネクタハウジング本体と、このコネクタハウジング本体とは別体に形成され前記コネクタハウジング本体に組み付け可能な前記コンデンサ収容部とから構成されていることが好ましい。
この構成によれば、別体で形成されたコンデンサ収容部をコネクタハウジング本体に装着可能となる。よって、組み込むコンデンサの容量や種類における変更要求が生じた場合には、コンデンサ収容部のみを取り換えてコネクタハウジング本体に装着すれば良く、コネクタハウジング本体部分は共通に使用できるため、汎用性に富む。
前記コネクタハウジングには、前記リード線と前記端子金具との接続部位に対応する領域に開閉可能な開閉部が形成されている構成とすることが好ましい。
この構成によれば、開閉部を開くことで、コンデンサのリード線と端子金具を溶着するスペースが確保でき、接続作業を簡単にして、作業性を高めることができる。また、従来は溶着作業は端子金具とリード線を保持固定するホルダ部を別途設けて行い、コネクタハウジングにホルダ部を収容することにてコネクタを構成していたが、本構成とすることでホルダ部を別体で設ける必要がなくなる為、構成を簡潔にできる。
<実施例1>
本実施例のノイズフィルタ内蔵ジョイントコネクタ10(以下、コネクタと称する。)は第1、第2バスバー端子(端子金具)21A、21Bと、ノイズ除去用のコンデンサ30と、プラスチック製のコネクタハウジング11とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については、図1の左側を前側ということにする。
図3には、実施例2に係るノイズフィルタ内蔵ジョイントコネクタ50の一部を拡大した平断面図が示されている。上述した実施例1のコネクタハウジング11はフード部12と端子収容部13とコンデンサ収容部15が一体形成されていたのに対して、実施例2では、端子金具21A、21Bを保持するコネクタハウジング本体51を共通部品とした上で、このコネクタハウジング本体51に、コネクタハウジング本体51とは別体であって、大きさや形状の異なる複数種類のコンデンサ30、80を収容可能なコンデンサ収容部52A、52Bが選択的に装着可能に形成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、コンデンサのリード線と端子金具との接続手段に抵抗溶接を用いたが、これに限らずレーザー溶接や半田付けを用いても良い。
(2)上記実施例では、コンデンサのリード線は丸ピン状をなしているが、これに限らず、角ピン状等であっても良い。
(3)上記実施例では、端子収容部において、端子部の並び方向に略平行である2面に開閉部材を取り付けたが、これに限らず、端子部の並び方向に略直角な2面に開閉部材を取り付けても良い。
(4)上記実施例では、端子収容部に開閉部材を2つ取り付けたが、これに限らず、1つ取り付けるだけでも良い。
(5)上記実施例では、端子金具は銅合金にて形成したが、他の金属を用いても良い。
(6)上記実施例では、弾性体を蓋体の内面に設けたが、コンデンサ収容部の後端面(第2仕切り壁の前面)に設けても良い。
(7)上記実施例では、弾性体を蓋体の内面に設けたが、これに限らず、コンデンサ収容部の内側面や上下の内面に設けても良い。
(8)上記実施例では、コンデンサ収容部を角筒状としたが、これに限らず、円筒状等であっても良い。
(9)上記実施例では、コンデンサ収容部とコンデンサとの間に間隙を設けたが、間隙を設けず、わずかな隙間を空けてコンデンサ収容部にコンデンサを保持するようにしても良い。
(10)上記実施例では、コンデンサにアルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサを用いたが、これに限らず、その他の電解コンデンサやセラミックコンデンサや容量や形状の異なるコンデンサを用いても良い。
(11)上記実施例では、端子接続部をリード線としたが、これに限らず、コンデンサ本体と一体に設けられた電極であっても良い。
11…コネクタハウジング
15、52A、52B…コンデンサ収容部
19A、19B…上面、下面開閉部材(開閉部)
21A、21B…第1、第2バスバー端子(端子金具)
30、80…コンデンサ
31、81…リード線
32、82…コンデンサ本体
43…蓋体
44…弾性体(弾性規制部)
46…収容開口部(差込み口)
51…コネクタハウジング本体
Claims (3)
- 端子金具と、
この端子金具に接続される端子接続部とコンデンサ本体からなるコンデンサと、
前記コンデンサ本体を上下、左右及び前後方向への遊動を抑制した状態で収容するコンデンサ収容部を有し、相手コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングと、
前記コンデンサ収容部に設けられ、前記コンデンサ本体に弾性的に当接して前記コンデンサのがたつきを規制する弾性規制部とを備えて構成され、かつ
前記端子接続部は前記コンデンサ本体より後方へ突出して設けられたリード線であり、前記リード線と前記端子金具とは前記相手コネクタとの嵌合方向に沿って前後に配され、その端部同士が溶着によって接続される一方、
前記コンデンサ収容部における前面には前記コンデンサを収容するための差込み口が開口するとともに、前記差込み口を閉止する蓋体の内面には前記弾性規制部が設けられ、
前記差込み口を前記蓋体により閉止したときに、前記弾性規制部が前記コンデンサ本体を前記嵌合方向から前記コンデンサ収容部の後壁に押し当てるように付勢することを特徴とするノイズフィルタ内蔵ジョイントコネクタ。 - 前記コネクタハウジングは、前記端子金具を保持するコネクタハウジング本体と、このコネクタハウジング本体とは別体に形成され前記コネクタハウジング本体に組み付け可能な前記コンデンサ収容部とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ内蔵ジョイントコネクタ。
- 前記コネクタハウジングには、前記リード線と前記端子金具との接続部位に対応する領域に開閉可能な開閉部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のノイズフィルタ内蔵ジョイントコネクタ。
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