JP6296770B2 - 基板載置装置 - Google Patents

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Description

基板載置装置、特に、半導体製造装置等に使用され、シリコンウェハ等の基板を載置する基体を備えた基板載置装置に関する。
半導体製造工程において、シリコンウェハ等の基板は基板載置装置の基体の載置面に支持されて、エッチングやCVD等のプラズマ処理が行われる。
プラズマ処理は温度管理が重要であり、基板を所定の温度に加熱する必要がある。そのため、基板を支持する基体の内部に抵抗発熱体を埋設して、この抵抗発熱体に電圧を印加して発熱させることで基体を介して基板を加熱している。
プラズマ処理時、プラズマからの入熱によって基板の温度は上昇する。しかし、プラズマ処理は所定の温度で行う必要がある。そこで、基体が固定された台座(冷却ジャケット、ベースプレート等とも呼称される)に溝を設け、この溝に冷却媒体を流してプラズマによる入熱の一部を抜熱することがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−299288号公報
しかしながら、台座はアルミニウム等の熱伝導率の高い金属からなるので、基板は溝の経路に沿って相対的に大きく抜熱され、基板の面内温度分布が不均一になることがあった。さらに、近年、台座の薄厚化が求められ、基板の面内温度分布の不均一化が拡大していいた。温度分布が不均一であると、基板に割れ、うねり等の変形が生じるおそれがある。
なお、基板と基体との間にガスを供給すれば、温度分布の不均一は緩和されるが、十分に緩和されないこともあった。そして、そもそも、基体が静電チャックではない場合、このような方策を採用することができない。
本発明は、基板の温度分布の均一化の向上を図ることが可能な基板載置装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の基板載置装置は、基板を載置する載置面を有する基体と、前記基体に固定され、内部に溝が形成され、前記基体より熱伝率が高い台座と、前記溝内に配置され、内部に冷却媒体が供給される冷却管とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1の基板載置装置によれば、台座内に溝が形成され、この溝内に配置された冷却管に冷却媒体が供給されることにより、基板が冷却される。そのため、冷却媒体は、冷却管、冷却管と溝との間の空間、台座及び基体の順に、基板の熱を抜熱する。
よって、上記特許文献1に記載されたように台座内に形成した溝に冷却媒体が供給される従来の場合と比較して、冷却媒体による台座の抜熱は緩和される。そのため、基板が溝の経路に沿って相対的に大きく抜熱されることが緩和され、基板の温度分布の均一化の向上を図ることが可能となる。これにより、基板の面内の温度勾配が小さくなり、基板に割れ、うねり等の変形が生じるおそれが低減される。
なお、台座全体の熱伝率を低くすると、基板の温度分布の均一化を図ることが可能となるが、基板の冷却速度が遅くなる。そのため、プラズマ処理が開始され、プラズマからの入熱によって温度上昇した基板を所定の温度に冷却するまでにかかる時間が長くなる。
一方、本発明の第1の基板載置装置では、台座の熱伝率は基体より高いので、基板の冷却速度が速い。よって、温度上昇した基板を所定の温度に冷却するまでにかかる時間を短縮化することが可能となる。
本発明の第1の基板載置装置において、前記溝と前記冷却管との間に、前記台座より熱伝導率が低く、前記冷却管から前記基体への熱伝達を制御する熱緩衝層であって、前記溝と前記冷却管との間の空間を部分的に満たす熱緩衝層を備える。
これにより、熱緩衝層によって冷却管から台座への熱伝を制御することができるので、冷却管が熱伝導の高いものからなるものであっても、冷却媒体による局所的な冷却をより緩和することが可能となる。よって、基板の温度分布の均一化の向上をさらに図ることが可能となる。
本発明の第1の基板載置装置において、前記基体と前記台座とは接着剤が固化してなる接合層を介して固定されていることが好ましい。
この場合、基体と台座との間に隙間が存在しないようにすることが容易となる。そのため、隙間の存在によって、基体と台座との局所的又は部分的な熱伝が妨げられ、基板の温度分布の均一化の向上をさらに図ることが可能となる。
本発明の第1の基板載置装置において、前記基体と前記台座との間に、前記基体より熱伝率が低い断熱板を有することが好ましい。
この場合、断熱板によって台座から基体への熱伝を制御することができるので、冷却媒体による局所的な冷却をより緩和することが可能となる。よって、基板の温度分布の均一化の向上をさらに図ることが可能となる。
本発明の第2の基板載置装置は、基板を載置する載置面側が溶射層で被覆され、内部に溝が形成された基体と、前記溝内に配置され、内部に冷却媒体が供給される冷却管とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の基板載置装置によれば、基体内に溝が形成され、この溝内に配置された冷却管に冷却媒体が供給されることにより、基板が冷却される。そのため、冷却媒体は、冷却管、冷却管と溝との間の空間、基体及び溶射層の順に、基板の熱を抜熱する。
よって、基体内に形成した溝に冷却媒体が供給される場合と比較して、冷却媒体による基体の抜熱は緩和される。そのため、基板が溝の経路に沿って相対的に大きく抜熱されることが緩和され、基板の温度分布の均一化の向上を図ることが可能となる。これにより、基板の面内の温度勾配が小さくなり、基板に割れ、うねり等の変形が生じるおそれが低減される。
本発明の第2の基板載置装置において、前記溝と前記冷却管との間に、前記基体より熱伝導率が低く、前記冷却管から前記基体への熱伝達を制御する熱緩衝層であって、前記溝と前記冷却管との間の空間を部分的に満たす熱緩衝層を備える。
これにより、熱緩衝層によって冷却管から基体への熱伝を制御することができるので、冷却管が熱伝導の高いものからなるものであっても、冷却媒体による局所的な冷却をより緩和することが可能となる。よって、基板の温度分布の均一化の向上をさらに図ることが可能となる。
本発明の第1又は第2の基板載置装置において、前記熱緩衝層は、金属粉体又はセラミックス粉体が充填されてなることが好ましい。
この場合、金属粉体及びセラミックス粉体は、その粒子径を制御することによって、粒子の接触点の数を調整することができるので、熱伝の制御を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る基板載置装置の模式断面図。 本発明の第1の実施形態の変形に係る基板載置装置の模式断面図。 本発明の第2の実施形態に係る基板載置装置の模式断面図。 本発明の実施例1〜5に係る基板載置装置の模式図を示し、(a)は断面図、(b)は上面図。 本発明の比較例1に係る基板載置装置の模式図を示し、(a)は断面図、(b)は上面図。
以下、本発明の第1の実施形態に係る基板載置装置10について説明する。
図1に示すように、基板載置装置10は、基板Aを載置する載置面11aを有する基体11と、基体11に固定された台座12と、台座12に内蔵された冷却機構13を備えている。基板Aは、例えば、シリコンウェハ等の半導体基板、ガラス基板である。
基体11は、アルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)又はイットリア(Y)等のセラミックス焼結体からなることが好ましい。ただし、基体11は、静電チャック又はヒータの基体の材料として使用される素材からなるものであればよい。
基体11は、内部に抵抗発熱体が埋設されたヒータであってもよい。また、基体11は、内部に、基板をクーロン力により載置面に向けて吸引する電極が埋設された静電チャックであってもよい。さらに、基体11は、内部に抵抗発熱体及び電極が埋設されたヒータ機能付きの静電チャックであってもよい。
台座12は、熱伝導率が高い材質からなることが好ましく、少なくとも基体11より熱伝導率が高い材質からなる。このような材質として、アルミニウム、銅、タングステン、モリブデン等の金属、セラミックスとアルミニウムとの複合材料、セラミックスとシリコンとの複合材料等が挙げられる。台座12が金属からなる場合、ほぼ単一の材料からなる高純度な金属であっても、合金であってもよい。例えば機械的特性を向上させるために、適宜な元素を添加した合金であってもよい。
基体11及び台座12の材質は、熱伝導率の他、プラズマ処理時に使用するガスに対する耐食性等の使用環境に応じて定めればよい。
本実施形態では、基体11と台座12とは接合層14を介して固定されている。接合層14は、例えば、有機系接着剤、無機系接着剤等の接着剤が固化してなるものである。接合層14の熱伝導率は、基体11より低いことが好ましい。
接着剤の種別等は、基板Aの使用温度、プラズマ処理時に使用するガスに対する耐食性、基体11と台座12との気密性といった必要な性能に応じて選択すればよい。例えば、有機系接着剤であれば、エポキシ系、アクリル系、シリコーン系、ポリイミド系の接着剤を使用することができる。無機系接着剤であれば、シリカ、アルミナ、ジルコニア、カルシア、窒化アルミニウムのどれか1種以上を含む接着剤を使用することができる。
基体11と台座12との界面の凹凸に接合層14を構成する接着剤が入り込むので、基体11と台座12との間には隙間が存在しない。そのため、隙間の存在によって、基体11と台座12との局所的又は部分的な熱伝が妨げられることがない。
なお、基体11と台座12との固定は、接着剤を使用した方法に限定されず、既知の方法で行ってもよい。例えば、基体11と台座12とは、ボルト、クランプリング等を使用した機械的方法で固定することもできる。
ただし、機械的な固定方法で、基体11と台座12の界面に隙間が存在しないようにすることは難しい。そこで、ある程度の変形能を有するシートを基体11と台座12との間に介在させることが望ましい。このようなシートとして、例えば、ポリイミド、ポリエチレン、エポキシ、アクリル、シリコーン等の樹脂からなるシート。カーボンからなるシートを使用すればよい。また、接着剤と機械的な固定方法とを組み合わせて固定してもよい。
図2に示すように、基体11と台座12との間に断熱板15を介在させてもよい。この場合、例えば、基体11と断熱板15との間、及び台座12と断熱板15との間にそれぞれ、接着剤が固化してなる接合層14を設ければよい。
断熱板15は、上記に挙げたシートの他、石英ガラス、ジルコニア、アルミナ等のガラス、セラミックスからなる平板状のものを用いることもできる。断熱板15の熱伝導率は、接合層14と同様に、基体11の熱伝導率より低いことが好ましい。
図1に示すように、冷却機構13は、台座12内に形成された溝16と、溝16内に配置された冷却管17とを備えている。冷却管17は、図示しない冷却媒体供給手段から水、フッ素系の冷却冷媒等の冷却媒体が供給され、その内部を冷却媒体が流れる。
溝16の断面形状は、特に限定されないが、例えば、正方形、矩形、円形、楕円形である。溝16の経路は、特に限定されないが、従来の冷却媒体が供給される溝と同様の経路であってもよい。
冷却管17は、その材料は特に限定されないが、例えば、金属、樹脂製の管を使用することができる。ただ、冷却管17は、熱伝導率の低いものからなることが好ましく、例えばSUS管を好適に使用することができる。冷却管17の断面形状は、特に限定されないが、例えば、正方形、矩形、円形、楕円形である。冷却管17の断面積は、従来の冷却媒体が供給される溝の断面積と同様であってもよい。
本実施形態では、溝16と冷却管17との間に、熱緩衝層18を設けている。熱緩衝層18によって冷却管17から台座12への熱伝を制御することができるので、冷却管17が熱伝導率の高い素材からなるものであっても、冷却媒体による局所的な冷却を緩和することができる。ただし、溝16と冷却管17との間に熱緩衝層18を設けずに、空間としてもよい。
熱緩衝層18は、台座12より熱伝導率が低い材質からなる。熱緩衝層18の材質は、液体でも固体でもよい。例えば、液体として、水、アルコール又はオイルが挙げられる。固体として、樹脂系の接着剤、ガラス系の接着剤、セラミックス、ガラス、カーボン又は金属の粉体などが挙げられる。熱緩衝層18は、溝16の内壁面と冷却管17の外壁面との間を、これらの材料で部分的にのみ満たしたものであ
熱緩衝層18は、低い熱伝導率に調整し易いという観点から、粉体を充填したものとすることが好ましい。金属及びセラミックスは、材質によって熱伝導率が大きく異なり、バルク体であれば、その熱伝導は数W/m・K〜数100W/m・Kである。
金属及びセラミックスは、粉体であれば、その熱伝導率はバルク体に比較して大きく低下する。そして、粉体の粒子径を制御することによって、粒子の接触点の数を調整することができ、熱伝の制御を容易に行うことができる。これは樹脂の粉体でも同様である。ただし、金属又はセラミックスの粉体は、温度による変質が生じ難いので、樹脂の紛体より好ましい。
なお、金属粉末又はセラミック粉末を練りこんだ、粉体ではない樹脂を、溝16と冷却管17との間に充填して、熱緩衝層18を形成してもよい。
台座12内に溝16を形成し、溝16内に冷却管17を配置し、溝16と冷却管17との間に熱緩衝層18を設ける方法は、以下のような方法で行うことができるが、これらに限定されない。
第1の方法として、接合面に溝16が形成され、台座12を上下に分割した分割体を用意する。そして、溝16に冷却管17を配置した状態で、分割体を拡散接合やろう付けで接合した後、溝16と冷却管17との間に体を充填するなどして熱緩衝層18を設けてもよい。
第2の方法として、一方の接合面に溝16が形成され、台座12を上下に分割した分割体を用意する。そして、溝16に冷却管17を配置し、溝16と冷却管17との間に紛体を充填するなどして熱緩衝層18を設けた状態で、分割体を拡散接合やろう付けで接合してもよい。
第3の方法として、一方の接合面に溝16が形成され、台座12を上下に分割した分割体と、溝16の経路に合わせた薄厚の板材を用意する。そして、溝16に冷却管17を配置し、溝16と冷却管17との間に紛体を充填するなどして熱緩衝層18を設けた状態で板材を溶接し、その後、分割体を拡散接合で接合してもよい。また、溶接後に、溝16と冷却管17との間に紛体を充填するなどして熱緩衝層18を設けてもよい。
第4の方法として、第1乃至第3の方法において、分割体を拡散接合やろう付けで接合する代わりに、ネジ等を用いて機械的に接合してもよい。
なお、分割体に溝16を形成する方法は、限定されない。例えば、エンドミルを用いて溝16を切削加工し、溝底部から反対側の面に挿通する挿通孔をドリル等で切削加工すればよい。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る基板載置装置10は、台座12内に溝16が形成され、この溝16内に配置された冷却管17に冷却媒体が供給されることにより、基板Aを冷却している。そのため、冷却媒体は、冷却管17、熱緩衝層18、台座12及び基体11の順に、基板Aから抜熱する。
よって、上記特許文献1に記載されたように台座内に形成した溝に冷却媒体が供給される従来の場合と比較して、冷却媒体による台座12の抜熱は緩和される。そのため、基板Aが溝16の経路に沿って相対的に大きく抜熱されることが緩和され、基板Aの面内温度分布の均一化を図ることが可能となる。これにより、基板Aの面内の温度勾配が小さくなり、基板Aに割れ、うねり等の変形が生じるおそれが低減される。
なお、台座12全体の熱伝率を低くすると、基板Aの温度分布の均一化を図ることが可能となるが、基板Aの冷却速度が遅くなる。そのため、プラズマ処理が開始され、プラズマからの入熱によって温度上昇した基板Aを所定の温度に冷却するまでにかかる時間が長くなる。
一方、基板載置装置10では、台座12の熱伝率は基体11より高いので、基板Aの冷却速度が速い。よって、温度上昇した基板Aを所定の温度に冷却するまでにかかる時間を短縮化することが可能となる。
なお、基板載置装置10が熱緩衝層18を備えず、溝16と冷却管17との間が空間である場合も、同様に、基板Aの面内温度分布の均一化を図ることが可能となる。
以下、本発明の第2の実施形態に係る基板載置装置20について説明する。ただし、上述した基板載置装置10と同様の点に関しては説明を省略する。
図3に示すように、基板載置装置20は、基板Aを載置する載置面21aを含む外面が溶射層22で被覆された基体21と、基体21に内蔵された冷却機構23を備えている。
基体21は、熱伝導率が高い材質からなることが好ましい。このような材質として、アルミニウム、銅、タングステン、モリブデン等の金属、セラミックスとアルミニウムとの複合材料、セラミックスとシリコンとの複合材料等が挙げられる。
溶射層22は、プラズマに対する耐性に優れたアルミナ、イットリア等のセラミックスを溶射して形成したものである。
なお、溶射層22に、電極を存在させてもよい。このような電極は、金属製であり、溶射、めっき、その他の方法で形成すればよい。また、溶射層22と基体21との間に、アンダーコート層が存在していていもよい。
冷却機構23は、基体21内に形成された溝26と、溝26内に配置された冷却管27とを備えている。冷却管27は、図示しない冷却媒体供給手段から冷却媒体が供給され、その内部を冷却媒体が流れる。
本実施形態では、溝26と冷却管27との間に、熱緩衝層28を設けている。熱緩衝層28によって冷却管27から基体21への熱伝導を制御することができるので、冷却管27が熱伝導率の高い素材からなるものであっても、冷却媒体による局所的な冷却を緩和することができる
熱緩衝層28は、基体21より熱伝導率が低い材質からなる。熱緩衝層28の材質は、液体でも固体でもよい。熱緩衝層28は、低い熱伝導率に調整し易いという観点から、粉体を充填したものとすることが好ましいが、これに限定されない。
基体21内に溝26を形成し、溝26内に冷却管27を配置し、溝26と冷却管27との間に熱緩衝層28を設ける方法は、上述した第1乃至第4の方法で行うことができるが、これらに限定されない。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態に係る基板載置装置20は、基体21内に溝26が形成され、この溝26内に配置された冷却管27に冷却媒体が供給されることにより、基板Aを冷却している。そのため、冷却媒体は、冷却管27、熱緩衝層28、基体21及び溶射層22の順に、基板Aから抜熱する。
よって、基板載置装置20も、基板載置装置10と同様に、冷却媒体による基体21の抜熱は緩和される。そのため、基板Aが溝26の配置形状に沿って相対的に大きく抜熱されることが緩和され、基板Aの面内温度分布の均一化を図ることが可能となる。
そして、一般的に、溶射層22を備える場合、基体21の厚さは薄くなる。そのため、従来の場合、基板が溝の配置形状に沿って相対的により大きく抜熱され、基板の面内温度分布がより不均一になっていた。そのため、基板載置装置20による基板Aの面内温度分布の均一化はより効果的なものとなる。
以下、本発明の実施例及び比較例を具体的に挙げ、本発明を詳細に説明する。
〔実施例1〕
図4(a)及び図4(b)に示すように、直径200mm、厚さ10mmの円板状の基体11を用意した。この基体11は、熱伝導率が90W/m・Kの窒化アルミニウム製であり、図示しないが、内部に発熱抵抗体を埋設した。
基体11を直径100mmの円周上を等間隔の3点で支持して、発熱抵抗体に電圧を印加して基体11の上面の中心点P1を200℃まで上昇させた。この状態で、点P1の温度を熱電対で測定した。また、点P1を中心とする直径160mmの円周上に位置する上面の点P2の温度を熱電対で測定した。そして、「点P2の温度」−「点P1の温度」を温度差として求めた。温度差は+1℃であった。以下、この温度差を「基準の温度差」という。
次に、外径200mm、厚さ30mmの円板状の台座12を用意した。台座12は、熱伝導率が140W/m・Kのアルミニウム合金(A5052)製であった。そして、台座12の内部に一辺25mmの断面正方形の溝16を、直径160mmの円周に沿って、345度に渡って形成した。溝16の両端部底面に台座12の裏面に挿通する挿通孔を形成した。
この溝16の内部及び前記挿通孔に、外径13mm、肉厚0.8mmのSUS304製の冷却管17を設置した。溝16と冷却管17の間にアルミナ粉末を充填して、熱緩衝層18を形成した。熱緩衝層18の熱伝導率は0.1W/m・K未満であった。台座12内に溝16を形成し、溝16内に冷却管17を配置し、溝16と冷却管17との間に熱緩衝層18を設ける方法は、上述した第3の方法で行った。
そして、基体11と台座12とを接合した。接合にはシリコーン系の接着剤を用いた。接合層14の厚さは0.05mmとなるようにした。これにより、基板載置装置10を完成させた。
そして、冷却管17に20℃に制御された水を流量5リットル/分で流しながら、基体11を上面の中心点を200℃になるまで加熱した。基板載置装置10の周囲雰囲気は、室温、大気であった。そして、この状態で、上記基準の温度と同様に点P1,P2の温度を測定した。温度差は+1℃であり、基準の温度差と同じであった。
点P2は冷却管17の直上に位置し、冷却管17を流れる冷却媒体によって抜熱される効果を大きく受ける場所である。一方、点P1は冷却管17の経路から離れて位置し、冷却管17を流れる冷却媒体によって抜熱される効果が少ない場所である。本実施例1では、これらの点P1、P2の温度差が基準の温度差と同じであったので、基体11の温度均一性は良好であったと言える。
台座12、熱緩衝層18及び温度差を、表1にまとめた。
〔実施例2〕
実施例2として、スピンドル油を充填して熱緩衝層18を充填剤としてこと以外は、実施例1と同様にした。熱緩衝層18の熱伝導率は0.2W/m・Kであった。基体11は、実施例1で使用した基体11を用いた。
温度差は0℃であり、基準の温度差とほぼ同じであった。よって、基体11の温度均一性は良好であった。
〔実施例3〕
実施例3として、水を充填して熱緩衝層18を充填剤としてこと以外は、実施例1と同様にした。熱緩衝層18の熱伝導率は0.6W/m・Kであった。基体11は、実施例1で使用した基体11を用いた。
温度差は−2℃であり、基準の温度差とほぼ同じであった。よって、基体11の温度均一性は良好であった。
〔実施例4〕
実施例4として、シリコーン系接着剤を充填して熱緩衝層18を充填剤としてこと以外は、実施例1と同様にした。熱緩衝層18の熱伝導率は3W/m・Kであった。基体11は、実施例1で使用した基体11を用いた。
温度差は−4℃であり、基準の温度差とほぼ同じであった。よって、基体11の温度均一性は良好であった。
〔実施例5〕
実施例5として、インジウムを充填して熱緩衝層18を充填剤としてこと以外は、実施例1と同様にした。熱緩衝層18の熱伝導率は82W/m・Kであった。基体11は、実施例1で使用した基体11を用いた。
温度差は−7℃であり、基準の温度差とほぼ同じであった。よって、基体11の温度均一性は良好であった。
〔実施例6〕
実施例6として、基体11と台座12との間に断熱板15(図2参照)を挿入したこと以外は、実施例5と同様にした。断熱板15は、直径200mm、厚さ1mmの円板状の石英板であった。基体11と断熱板15、断熱板15と台座12との接合には、実施例1〜5と同様にシリコーン系の接着剤を使用した。各接合層14の厚さは0.05mmとした。断熱板15の熱伝導率は1W/m・Kであった。
温度差は0℃であり、基準の温度差とほぼ同じであり、よって、基体11の温度均一性は、良好であり、実施例5より改善した。
〔比較例1〕
図5(a)及び図5(b)に示すように、実施例1で使用した基体11を用意した。そして、外径200mm、厚さ30mmの円板状の台座32を用意した。台座32は、実施例1の台座12と同様に、熱伝導率が140W/m・Kのアルミニウム合金(A5052)製であった。そして、台座32の内部に一辺10mmの断面正方形の溝36を、直径160mmの円周に沿って、345度に渡って形成した。溝16の両端部底面に台座12の裏面に挿通する挿通孔を形成した。ここで、溝36の断面積は、実施例1の冷却管17の断面積とほぼ同じである。
そして、実施例1と同様に、基体11と台座32とを接合した。これにより、基板載置装置30を完成させた。
そして、溝36の内部に20℃に制御された水を流量5リットル/分で流しながら、基体11を上面の中心点P1を200℃になるまで加熱した。基板載置装置30の周囲雰囲気は、室温、大気であった。そして、この状態で、上記基準と同様に点P1,P2の温度を測定した。
温度差は−21℃であり、基準の温度差と比較して差異が大きかった。よって、基体11の温度均一性は良好ではないといえる。このように温度差が20℃を超えると、基体11の内部に埋設した発熱抵抗体の配置形状を変更しても、基体11の温度を均一にすることは一般的に困難となる。
〔比較例2〕
比較例2として、台座12をチタン合金(JIS60種)製としてこと以外は、実施例5と同様にした。台座12の熱伝導率は8W/m・Kであった。基体11は、実施例1で使用した基体11を用いた。
温度差は−18℃であり、基準の温度差と比較して差異が大きかった。よって、基体11の温度均一性は良好ではなかった。
〔実施例7〕
図3を参照して、外径200mm、厚さ30mmの円板状の基体21を用意した。基体21は、熱伝導率が140W/m・Kのアルミニウム合金(A5052)製であった。そして、基体21の表面にアルミナ溶射を施し、表面を加工して溶射層22の厚さが200μmとなるようにした。
基体21を直径100mmの円周上を等間隔の3点で支持して、発熱抵抗体に電圧を印加して基体21の上面の中心点P1を200℃まで上昇させた。この状態で、点P1の温度を熱電対で測定した。また、点P1を中心とする直径160mmの円周上に位置する上面の点P2の温度を熱電対で測定した。そして、「点P2の温度」−「点P1の温度」を温度差として求めた。温度差は+1℃であった。以下、この温度差を「基準の温度差」という。
そして、基体21の内部に一辺25mmの断面正方形の溝26を、直径160mmの円周に沿って、345度に渡って形成した。溝26の両端部底面に基体21の裏面に挿通する挿通孔を形成した。
この溝26の内部及び前記挿通孔に、外径13mm、肉厚0.8mmのSUS304製の冷却管27を設置した。溝26と冷却管27の間にアルミナ粉末を充填して、熱緩衝層28を形成した。熱緩衝層28の熱伝導率は0.1W/m・K未満であった。基体21内に溝26を形成し、溝26内に冷却管27を配置し、溝26と冷却管27との間に熱緩衝層28を設ける方法は、上述した第3の方法で行った。これにより、基板載置装置20を完成させた。
そして、冷却管27に80℃に制御された水を流量5リットル/分で流しながら、基体11を上面の中心点を200℃になるまで加熱した。基板載置装置20の周囲雰囲気は、室温、大気であった。そして、この状態で、上記基準の温度と同様に点P1,P2の温度を測定した。温度差は+3℃であり、基準の温度差とほぼ同じであった。
点P2は冷却管27の直上に位置し、冷却管27を流れる冷却媒体によって抜熱される効果を大きく受ける場所である。一方、点P1は冷却管27の経路から離れて位置し、冷却管27を流れる冷却媒体によって抜熱される効果が少ない場所である。本実施例7では、これらの点P1、P2の温度差が基準の温度差と同じであったので、基体21の温度均一性は良好であったと言える。
基体21、熱緩衝層28及び温度差を、表2にまとめた。
〔比較例3〕
外径200mm、厚さ30mmの円板状の基体を用意した。この基体は、実施例7の基体21と同様に、熱伝導率が140W/m・Kのアルミニウム合金(A5052)製であった。そして、基体の表面にアルミナ溶射を施し、表面を加工して溶射層の厚さが200μmとなるようにした。
基体を直径100mmの円周上を等間隔の3点で支持して、発熱抵抗体に電圧を印加して基体の上面の中心点P1を200℃まで上昇させた。この状態で、点P1の温度を熱電対で測定した。また、点P1を中心とする直径160mmの円周上に位置する上面の点P2の温度を熱電対で測定した。そして、「点P2の温度」−「点P1の温度」を温度差として求めた。温度差は+1℃であった。以下、この温度差を「基準の温度差」という。
そして、図5(a)及び図5(b)に示す溝36と同様に、基体の内部に一辺10mmの断面正方形の溝を、直径160mmの円周に沿って、345度に渡って形成した。溝の両端部底面に基体の裏面に挿通する挿通孔を形成した。ここで、溝の断面積は、実施例7の冷却管27の断面積とほぼ同じである。これにより、基板載置装置を完成させた。
そして、溝の内部に80℃に制御された水を流量5リットル/分で流しながら、基体を上面の中心点P1を200℃になるまで加熱した。基板載置装置の周囲雰囲気は、室温、大気であった。そして、この状態で、上記基準と同様に点P1,P2の温度を測定した。
温度差は+32℃であり、基準の温度差と比較して差異が大きかった。よって、基体の温度均一性は良好ではなかった。
10,20…基板載置装置、 11,21…基体、 11a,21a…載置面、12…台座、 13,23…冷却機構、 14…接合層、 15…断熱板、 16,26…溝、 17,27…冷却管、 18,28…熱緩衝層、 22…溶射層、 A…基板。

Claims (5)

  1. 基板を載置する載置面を有する基体と、
    前記基体に固定され、内部に溝が形成され、前記基体より熱伝導率が高い台座と、
    前記溝内に配置され、内部に冷却媒体が供給される冷却管と、
    前記溝と前記冷却管との間に、前記台座より熱伝導率が低く、前記冷却管から前記基体への熱伝達を制御する熱緩衝層であって、前記溝と前記冷却管との間の空間を部分的に満たす熱緩衝層とを備えたことを特徴とする基板載置装置。
  2. 前記基体と前記台座とは接着剤が固化してなる接合層を介して固定されていることを特徴とする請求項に記載の基板載置装置。
  3. 前記基体と前記台座との間に、前記基体より熱伝率が低い断熱板を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板載置装置。
  4. 基板を載置する載置面側が溶射層で被覆され、内部に溝が形成された基体と、
    前記溝内に配置され、内部に冷却媒体が供給される冷却管と、
    前記溝と前記冷却管との間に、前記基体より熱伝導率が低く、前記冷却管から前記基体への熱伝達を制御する熱緩衝層であって、前記溝と前記冷却管との間の空間を部分的に満たす熱緩衝層とを備えたことを特徴とする基板載置装置。
  5. 前記熱緩衝層は、金属粉体又はセラミックス粉体が充填されてなることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の基板載置装置。
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