JP6294415B2 - バックル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルト装置のバックル装置に関する。
バックル装置には、例えば、バックルスイッチと制御装置とを電気的に繋ぐコード等の長尺部材が設けられており、バックル装置のバックルカバー等に長尺部材の長手方向先端部が係止されている(一例として、下記特許文献1を参照)。このような構成のバックル装置において、単にバックルカバー等に長尺部材の長手方向先端部が係止された構成では、バックル装置の組立てにおいて長尺部材の長手方向先端側部分の位置が安定しない。
特開2010−208497号公報
本発明は、上記事実を考慮して、長尺部材の長手方向先端側部分の位置を安定できるバックル装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のバックル装置は、シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成されると共に前記バックルが設けられるカバー部材と、前記第1部材に長手方向先端部が係止される長尺部材と、前記第1部材に設けられ、前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分が係合されて前記長尺部材が保持されると共に、前記長尺部材が保持される際に弾性変形され、前記第1部材と前記第2部材とが組付けられた状態では、前記弾性変形が前記第2部材によって抑制される保持手段と、を備えている。
請求項1に記載のバックル装置によれば、バックルは、カバー部材に設けられ、カバー部材は、互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成される。また、カバー部材を構成する第1部材には、長尺部材の長手方向先端部が係止されると共に、第1部材には、保持手段が設けられ、この保持手段には、長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分が保持される。このため、本バックル装置の組付けにおいて、例えば、第1部材と第2部材とが組付けられる際に長尺部材の長手方向先端側部分がの位置安定される。このため、本バックル装置の組立てが容易になる。
また、本バックル装置によれば、長尺部材が保持手段に保持される際に、保持手段は、弾性変形される。また、第1部材と第2部材とが組付けられた状態では、保持手段の弾性変形が第2部材によって抑制されるため、保持手段による長尺部材の保持の解消を抑制でき、保持手段による長尺部材の保持を維持できる。
請求項に記載のバックル装置は、シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成されると共に前記バックルが設けられる移動部材と、前記移動部材が移動可能に組付けられ前記移動部材が案内される案内部材と、前記第1部材に長手方向先端部が係止されると共に、長手方向基端側が前記第1部材側から前記第2部材側へ延びる長尺部材と、前記第1部材と前記第2部材とが組付けられた状態で、前記第1部材における前記第2部材側の端部に設けられ、前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分が係合されて保持される保持手段と、を備えている。
請求項に記載のバックル装置によれば、バックルは、移動部材に設けられ、移動部材は、互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成される。また、移動部材を構成する第1部材には、長尺部材の長手方向先端部が係止されると共に、第1部材には、保持手段が設けられ、この保持手段には、長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分が保持される。このため、移動部材が案内部材に移動可能に設けられる構成の本バックル装置の組付けにおいて、例えば、第1部材と第2部材とが組付けられる際に長尺部材の長手方向先端側部分の位置が安定される。このため、本バックル装置の組立てが容易になる。
また、本バックル装置によれば、長尺部材の長手方向基端側は、第1部材側から第2部材側へ延びる。ここで、保持手段は、第1部材と第2部材とが組付けられた状態で、第1部材における第2部材側の端部に設けられる。このため、長尺部材のうち第1部材側に配置される部分を安定させることができる。
請求項に記載のバックル装置は、請求項に記載のバックル装置において、前記移動部材は、前記案内部材の長手方向先端側及び長手方向基端側へ移動可能にされると共に、前記保持手段は、前記移動部材が前記案内部材の長手方向基端側へ移動された状態での前記案内部材よりも前記案内部材の長手方向先端側で前記案内部材の長手方向先端部に沿って設けられる。
請求項に記載のバックル装置によれば、移動部材は、案内部材の長手方向先端側及び長手方向基端側へ移動可能にされる。ここで、保持手段は、移動部材が案内部材の長手方向基端側へ移動された状態での案内部材よりも案内部材の長手方向先端側で案内部材の長手方向先端部に沿って設けられる。このため、移動部材が案内部材の長手方向基端側へ移動された状態で、長尺部材において保持手段に保持された部分が案内部材の長手方向先端部に当接されることを防止又は抑制できる。
請求項に記載のバックル装置は、シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成されると共に前記バックルが設けられるカバー部材と、前記第1部材に長手方向先端部が係止される長尺部材と、前記第1部材に設けられて保持手段を構成すると共に、前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側から前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分に係合され、前記一側への前記長尺部材の変位を抑制する第1保持部と、保持手段を構成すると共に、前記第1保持部に対して前記長尺部材の長手方向側にずれて前記第1部材に設けられ、前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側から前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分に係合され、前記他側への前記長尺部材の変位を抑制する第2保持部と、を備えている。
請求項に記載のバックル装置によれば、バックルは、カバー部材に設けられ、カバー部材は、互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成される。また、カバー部材を構成する第1部材には、長尺部材の長手方向先端部が係止されると共に、第1部材には、保持手段が設けられ、この保持手段には、長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分が保持される。このため、本バックル装置の組付けにおいて、例えば、第1部材と第2部材とが組付けられる際に長尺部材の長手方向先端側部分がの位置安定される。このため、本バックル装置の組立てが容易になる。
また、本バックル装置によれば、保持手段の第1保持部が長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側から長尺部材に係合され、保持手段の第2保持部が長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側から長尺部材に係合される。これによって、長尺部材において保持手段に保持された部分は、長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側及び他側への変位が抑制される。
また、第2保持部は、第1保持部に対して、長尺部材の長手方向側にずれて設けられる。このため、第1保持部及び第2保持部による長尺部材の変位の抑制範囲を大きくできる。
請求項に記載のバックル装置は、請求項1から請求項の何れか1項に記載のバックル装置において、前記保持手段は、前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側から前記長尺部材に係合され、前記一側への前記長尺部材の変位を抑制する第1保持部と、前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側から前記長尺部材に係合され、前記他側への前記長尺部材の変位を抑制する第2保持部と、前記第1保持部から前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側へ延び、前記長尺部材が前記第1保持部と前記第2保持部との間から抜ける方向への前記長尺部材の変位を抑制する第1抜け抑制部と、前記第1抜け抑制部よりも前記長尺部材の長手方向側で前記第2保持部から前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側へ延び、前記長尺部材が前記第1保持部と前記第2保持部との間から抜ける方向への前記長尺部材の変位を抑制する第2抜け抑制部と、を備えている。
請求項に記載のバックル装置によれば、保持手段の第1保持部が長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側から長尺部材に係合され、保持手段の第2保持部が長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側から長尺部材に係合される。これによって、長尺部材において保持手段に保持された部分は、長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側及び他側への変位が抑制される。
また、第1保持部からは第1抜け抑制部が長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側へ延び、第2保持部からは第2抜け抑制部が長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側へ延びている。第1保持部と第2保持部との間に配置された長尺部材の第1保持部と第2保持部との間から抜ける方向への変位は、第1抜け抑制部及び第2抜け抑制部によって抑制される。
ここで、第2抜け抑制部は、第1抜け抑制部よりも長尺部材の長手方向側に設けられる。このため、第1抜け抑制部を第2保持部側へ大きく延ばし又は第2抜け抑制部を第1保持部側へ延ばすことができる。
以上、説明したように、本発明に係るバックル装置では、長尺部材の長手方向先端側部分を安定できる。
本発明の一実施の形態に係るバックル装置が適用されたシートを車幅方向内側から見た側面図である。 本発明の一実施の形態に係るバックル装置の側面断面図で、外側カバーが車両前斜め上側へ移動された状態を示す図である。 外側カバーの第1部材の斜視図である。 外側カバーの第1部材をカバー幅方向他側から見た側面断面図で、一点鎖線の円Hは、一点鎖線の円Gの部分を拡大した図である。 外側カバーの第1部材をカバー長手方向他側から見た背面図である。 外側カバーの第1部材に第2部材及びバックルを組付けた状態を示す図4に対応する側面断面図で、一点鎖線の円Hは、一点鎖線の円Gの部分を拡大した図である。 カールコードに施されたマーキングを示すカールコードの底面図である。 カールコードが内側カバーの外側壁間に適正に配置された状態を示す平面図である。 内側カバーの外側壁間へのカールコードの配置が不適正な状態の一例を示す平面図である。
次に、本発明の一実施の形態を図1から図9に基づいて説明する。なお、各図において矢印FRは本バックル装置10が適用された車両前側を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示し、矢印UPは車両上側を示す。また、各図において矢印Aは、本バックル装置10を構成する外側カバー34及び内側カバー54の長手方向一側を示し、矢印Bは、外側カバー34及び内側カバー54の長手方向他側を示す。さらに、各図において矢印Cは、外側カバー34及び内側カバー54の幅方向一側を示し、矢印Dは、外側カバー34及び内側カバー54の幅方向他側を示す。また、各図において矢印Eは、外側カバー34及び内側カバー54の厚さ方向一側を示し、矢印Fは、外側カバー34及び内側カバー54の厚さ方向他側を示す。
<本実施の形態の構成>
図1及び図2に示されるように、本バックル装置10は、駆動手段としてのバックル駆動装置12を備えている。バックル駆動装置12は、本バックル装置10が適用されるシート14の車幅方向内側に設けられている。バックル駆動装置12は、スライダガイド機構としてのフレーム16を備えている。フレーム16は、ボルト等の締結手段によって車両の車体の床部等の車体側に固定されている。図2に示されるように、フレーム16は、スライダガイド部としての車幅方向に対向した一対のガイド壁18を備えており、両ガイド壁18の間には、駆動部としての駆動ねじ20が設けられている。駆動ねじ20の中心軸線方向は、車両前後方向に沿っており、駆動ねじ20は、中心軸線周りに回転自在とされている。
一方、図1及び図2に示されるように、フレーム16の車両前側には、駆動力出力手段としてのモータアクチュエータ22が設けられている。モータアクチュエータ22には、駆動ねじ20の車両前側の端部が連結されており、駆動ねじ20は、モータアクチュエータ22のモータから出力される駆動力によって駆動ねじ20の中心軸線周りに回転される。モータアクチュエータ22のモータは、モータドライバやECU等の制御手段(図示省略)に電気的に接続されており、モータアクチュエータ22のモータは、制御手段によって制御される。
一方、図2に示されるように、フレーム16の両ガイド壁18の間には、スライダ24が設けられており、スライダ24の車幅方向両側面が、それぞれフレーム16の両ガイド壁18に当接されている。また、スライダ24には、駆動ねじ20が貫通されるねじ孔が形成されており、スライダ24は、駆動ねじ20が回転することによって、両ガイド壁18に案内されて車両前後方向へスライドされる。
また、図2に示されるように、バックル装置10は、連結部材としてのワイヤロープ26を備えている。ワイヤロープ26は、長尺状に形成されている。図2に示されるように、ワイヤロープ26の長手方向中間部よりも長手方向基端側では、ワイヤロープ26の長手方向が車両前後方向に沿っており、更に、ワイヤロープ26の長手方向基端部は、駆動ねじ20よりも車両下側でスライダ24に連結されている。このため、スライダ24が車両前後方向へスライドされると、ワイヤロープ26がその長手方向へ移動される。
さらに、図2に示されるように、フレーム16の車両後側には、ワイヤガイド28が設けられている。ワイヤガイド28には、ワイヤガイド溝30が形成されている。ワイヤガイド溝30は、ワイヤガイド28の車幅方向内側面で開口されている。ワイヤガイド28の車幅方向内側には、カバープレート32が設けられており、ワイヤガイド28のワイヤガイド溝30は、カバープレート32によって車幅方向内側から閉じられている。
また、ワイヤガイド溝30の長手方向一端は、ワイヤガイド28の車両前側面で開口されていると共に、ワイヤガイド溝30は、長手方向中間部で車幅方向を軸方向とする軸周り方向に湾曲されており、ワイヤガイド溝30の長手方向他端は、ワイヤガイド28の車両上側面で開口されている。ワイヤガイド溝30には、ワイヤロープ26が通されており、ワイヤロープ26は、ワイヤガイド28のワイヤガイド溝30に倣って車幅方向(シート14の幅方向)を軸方向とする軸周り方向へ曲げられている。さらに、ワイヤロープ26の長手方向先端側は、ワイヤガイド28の車両上側面での開口より車両前斜め上側(図2の矢印A方向)へ延びている。
一方、図1及び図2に示されるように、バックル装置10は、移動部材及びカバー部材としての外側カバー34を備えている。外側カバー34の長手方向であるカバー長手方向(図1等の矢印A方向及び矢印B方向)は、車両上下方向に対して車両前後方向へ傾斜した方向とされている。また、外側カバー34は、筒状とされており、外側カバー34のカバー長手方向両端は、開口されている。さらに、外側カバー34のカバー長手方向に対して直交する方向に切った外側カバー34の断面形状は、略矩形とされ、外側カバー34の厚さ方向は、略車幅方向とされている。
側カバー34は、第1部材36を備えている。第1部材36のカバー長手方向他側(図2の矢印B方向側)には、第2部材38が配置されている。また、第1部材36のカバー厚さ方向一側(第1部材36の車幅方向内側)には、第3部材39が配置されている。さらに、第3部材39のカバー長手方向他側で且つ第2部材38のカバー厚さ方向一側(第2部材38の車幅方向内側)には、第4部材40が配置されている。外側カバー34は、これらの第1部材36、第2部材38、第3部材39、第4部材40が互いに組付けられることによって形成されている。
側カバー34内における車両上側部分には、バックル42が設けられている。バックル42は、バックルボデー44を備えている。バックルボデー44は、鉄等の金属板材によって車幅方向内側へ開口した断面U字形状に形成されている。バックルボデー44は、外側カバー34における第1部材36と第3部材39との間に配置され、外側カバー34に保持されている。バックルボデー44の内側には、ラッチ等のバックル42の構成部品(図示省略)が設けられている。シートベルト装置46のウェビング48に設けられたタング50が、バックルボデー44の車両前斜め上側からバックルボデー44の内側に挿入されると、バックルボデー44に設けられたラッチが、タング50に形成された孔部に入り、これによって、タング50がバックル42に係合される。
バックルボデー44のカバー長手方向他側(図2の矢印B方向側)の端部には、ジョイントアンカ52が形成されている。ジョイントアンカ52は、金属板材によってバックルボデー44と一体に形成され、ジョイントアンカ52の先端側(図2の矢印B方向側)部分は、外側カバー34の第2部材38と第4部材40との間に入っている。ジョイントアンカ52には、ワイヤロープ26の長手方向先端部が係止されている。
また、図2に示されるように、バックル装置10は、案内部材としての内側カバー54を備えている。内側カバー54は、外側カバー34よりも柔軟な合成樹脂材によって形成されている。内側カバー54は、内側カバー本体56を備えている。内側カバー54の長手方向は、カバー長手方向(図2等の矢印A方向及び矢印B方向)とされている。内側カバー本体56は、筒状に形成されており、内側カバー54のカバー長手方向両端は、開口されている。
また、内側カバー54の長手方向に対して直交する方向に切った内側カバー54の内側カバー本体56の断面形状は、略矩形とされ、内側カバー本体56の厚さ方向は、略車幅方向とされている。内側カバー本体56は、外側カバー34のカバー長手方向他端から外側カバー34の内側に挿入されている。また、内側カバー本体56は、ワイヤガイド28の車両上側に配置されており、内側カバー本体56のカバー長手方向他側(図2の矢印B方向側)の端部は、ワイヤガイド28の車両上側面と対向されている。
内側カバー本体56のカバー長手方向他側(図2の矢印B方向側)の端部には、カバー側連結部58が形成されている。内側カバー本体56のカバー側連結部58は、筒形状に形成されており、車幅方向に貫通されている。また、内側カバー本体56のカバー側連結部58の断面形状は、略矩形とされている。内側カバー本体56のカバー側連結部58の車幅方向内側には、上述したカバープレート32が配置されている。カバープレート32には、保持片60が形成されている。保持片60は、カバープレート32から車幅方向外側へ延び、内側カバー本体56のカバー側連結部58の車幅方向内側端からカバー側連結部58の内側に入っている。
これに対して、内側カバー54の内側カバー本体56のカバー側連結部58の車幅方向外側には、上述したフレーム16の一部が配置されており、このフレーム16の一部の車幅方向内側の面が内側カバー本体56のカバー側連結部58の車幅方向外側端と対向されている。内側カバー本体56のカバー側連結部58が車幅方向外側へ移動しようとすると、カバー側連結部58の車幅方向外側端がフレーム16の一部に当接される。これによって、内側カバー本体56のカバー側連結部58の車幅方向外側へ移動が抑制される。これによって、内側カバー本体56のカバー側連結部58からのカバープレート32の保持片60の抜けが抑制され、カバープレート32の保持片60によって内側カバー54のカバー長手方向他側(図2の矢印B方向側)の端部の近傍で内側カバー本体56を保持できる。
また、内側カバー54の内側カバー本体56におけるカバー側連結部58よりも車両上側には、曲げ誘発部62が形成されている。曲げ誘発部62では、内側カバー本体56のカバー幅方向(図2の矢印C方向及び矢印D方向)寸法が内側カバー本体56における曲げ誘発部62以外の部分よりも短くされている。曲げ誘発部62では、内側カバー本体56のカバー幅方向他側(図2の矢印D方向側)の壁部が、車両後側(更に言えば、車両後斜め上側)へ膨らむように曲がっており、更に、曲げ誘発部62では、内側カバー本体56のカバー幅方向他側の壁部の曲がりに倣うように内側カバー54の内側カバー本体56のカバー厚さ方向両側の壁部が切欠かれている。
このため、曲げ誘発部62の内側は、車両前斜め下側へ開口されており、内側カバー54の内側カバー本体56における曲げ誘発部62よりもカバー長手方向一側(図2の矢印A方向側)部分に対し、内側カバー54の内側カバー本体56のカバー幅方向他側(図2の矢印D方向側)から荷重が付与されると、内側カバー54の内側カバー本体56は、主に曲げ誘発部62で曲げ変形が誘発され、内側カバー54の内側カバー本体56における曲げ誘発部62以外の部分での変形が抑制される。
一方、内側カバー54の内側カバー本体56の内側には、ワイヤロープ26が通っている。ワイヤロープ26の長手方向先端側は、内側カバー本体56のカバー長手方向一側(図2の矢印A方向側)の端部から内側カバー本体56の外側へ延び、ジョイントアンカ52へ連結されている。このため、ワイヤロープ26が長手方向先端側へ移動されることによって、ワイヤロープ26の長手方向先端部が、車両前斜め上側(図2の矢印A方向側)へ移動されると、バックル42が外側カバー34を伴って車両前斜め上側へ移動される(図2図示状態)。これに対して、ワイヤロープ26が長手方向基端側へ移動されることによって、ワイヤロープ26の長手方向先端部が車両後斜め下側(図2の矢印B方向側)へ移動されると、バックル42が外側カバー34を伴って車両後斜め下側へ移動される(図1図示状態)。
また、図2に示されるように、内側カバー本体56のカバー長手方向中間部よりもカバー長手方向他側(図2の矢印B方向側)部分には、一対の外側壁66が設けられている。外側壁66は、内側カバー本体56のカバー幅方向一側(図2の矢印C方向側)端における内側カバー本体56のカバー厚さ方向両端から内側カバー本体56のカバー幅方向一側へ延出されている。
この両外側壁66の間には、電気的接続部材としてのカールコード68が設けられている。図7に示されるように、カールコード68は、6本の長尺部材70を備えている。これらの長尺部材70は、電線を有している。長尺部材70の電線は、金属等の導電性部材によって長尺紐状に形成されており、これらの長尺部材70の電線は、合成樹脂材等の絶縁性の材料によって被覆されている。これらの長尺部材70の電線の長手方向基端部は、制御手段としてのECU又は電源として車両に搭載されたバッテリーに直接又は間接的に接続されている。
これらの長尺部材70は、長手方向に対して直交する方向に一列に並べられた状態で被覆部76によって被覆されている。被覆部76は、合成樹脂材等の絶縁性の材料によって形成されており、複数の長尺部材70が被覆部76に被覆されていることによって、カールコード68は、全体的に細幅板状とされている。さらに、カールコード68は、被覆部76の厚さ方向一側を中心軸線とする螺旋状にされており、カールコード68は、螺旋の中心軸線方向に伸縮可能とされている。
また、カールコード68の被覆部76には、確認手段としてのマーキング78が施されている。マーキング78は、直線状とされ、マーキング78の長手方向は、カールコード68の螺旋の中心軸線方向に沿っている。また、カールコード68の螺旋の中心軸線方向にカールコード68を引張る引張り力、カールコード68の螺旋の中心軸線方向にカールコード68を圧縮する圧縮力、カールコード68の螺旋の中心軸線周りにカールコード68を捻る捻り力等の外力がカールコード68に付与されていない状態で、カールコード68の螺旋の中心軸線方向に隣合うマーキング78が直線状に並ぶように施されている。
図8に示されるように、カールコード68が内側カバー54の両外側壁66の間に適切に配置された状態では、マーキング78は、内側カバー54の内側カバー本体56側に配置される。このため、内側カバー54の両外側壁66側(図2等の矢印C方向側)からはマーキング78が見えない。但し、カールコード68が内側カバー54の両外側壁66の間に配置された状態で、カールコード68に捻れが生じていたり、カールコード68の長手方向一側と他側とが反対の状態で配置される等のカールコード68の内側カバー54への組付けに誤りがあったりすると、図9に示されるように、内側カバー54の両外側壁66側からマーキング78が見える。このため、内側カバー54の両外側壁66の間にカールコード68が配置された状態で、内側カバー54の両外側壁66側からカールコード68を見ることによって、カールコード68が内側カバー54の両外側壁66の間に適切に配置されているか否かを容易に確認できる。
さらに、カールコード68の被覆部76の長手方向先端部は、外側カバー34のカバー幅方向一側(図2の矢印C方向側)で外側カバー34に直接又は保持部材を介して間接的に保持されている。また、カールコード68の6本の長尺部材70は、被覆部76の長手方向先端から被覆部76の外側へ延びている。上記のように、カールコード68の被覆部76の長手方向先端部は、外側カバー34のカバー幅方向一側で外側カバー34に直接又は保持部材を介して間接的に保持されているため、例えば、外側カバー34が内側カバー54に対して外側カバー34のカバー長手方向(図1及び図2の矢印A方向及び矢印B方向)へ移動された場合には、カールコード68の被覆部76の長手方向先端部が外側カバー34と共に移動される。このため、外側カバー34が移動されても、長尺部材70において被覆部76の長手方向先端部から延びた部分に荷重が加わることを抑制できる。
一方、図3に示されるように、6本の長尺部材70のうちの3本の長尺部材70Aは、外側カバー34の内側におけるカバー幅方向一側(図3の矢印C方向側)でカバー長手方向一側(図3の矢印A方向側)へ延びている。長尺部材70Aの長手方向先端部は、第1コード側コネクタに機械的且つ電気的に接続されており、第1コード側コネクタは、第1カバー側コネクタに機械的且つ電気的に接続されている。第1カバー側コネクタは、外側カバー34の内側におけるカバー幅方向一側で第1部材36に設けられている。
これに対して、外側カバー34を構成する第1部材36には、第1スイッチ80が設けられている。第1スイッチ80は、外側カバー34の内側においてバックルボデー44の配置よりもカバー幅方向一側(図3の矢印C方向側)に配置されている。第1スイッチ80は、ホール素子や磁気抵抗素子等の磁気センサと、バックルボデー44の内側に挿入されたタング50の移動に連動する磁性体とを含んで構成されている。第1スイッチ80は、上述した第1カバー側コネクタに機械的且つ電気的に接続され、第1カバー側コネクタ、第1コード側コネクタ、長尺部材70Aを介してECUに電気的に接続されている。
第1スイッチ80の磁気センサからは、電気信号である第1タング検出信号が出力される。この第1タング検出信号は、長尺部材70Aを介して制御手段としてのECUに入力される。タング50がバックルボデー44の内側に挿入された際の第1タング検出信号がECUに入力されると、車両に搭載されたエアバッグ装置は、ECUによって作動可能状態とされ、例えば、車両衝突時等の車両緊急時には、エアバッグ装置が作動される。
また、外側カバー34を構成する第1部材36には、発光手段としての第1LED82が設けられている。第1LED82は、外側カバー34のカバー幅方向一側(図3の矢印C方向側)におけるカバー長手方向一側(図3の矢印A方向側)端部に配置されている。第1LED82は、上述した第1カバー側コネクタに機械的且つ電気的に接続されており、第1LED82は、電圧の印加状態で第1LED82に流れる電流が一定の大きさを越えることによって発光される。
一方、図3及び図5に示されるように、カールコード68の被覆部76の長手方向先端から延びた6本の長尺部材70のうち、外側カバー34のカバー幅方向一側で外側カバー34のカバー長手方向一側へ延びる長尺部材70Aとは別の3本の長尺部材70Bは、外側カバー34のカバー幅方向一側(図3及び図5の矢印C方向側)から、バックル42のジョイントアンカ52の配置位置におけるカバー厚さ方向他側(図3及び図5の矢印F方向側)を通って外側カバー34のカバー幅方向他側(図3及び図5の矢印D方向側)へ延びるように、外側カバー34の第1部材36におけるカバー長手方向他側(図3の矢印B方向側)の端部に沿って配置されている。さらに、図3に示されるように、長尺部材70Bは、第1部材36のカバー長手方向他側(図3の矢印B方向側)でカバー幅方向他側(図3及び図5の矢印D方向側)の端部からカバー長手方向一側(図3及び図5の矢印A方向側)へ延びている。
長尺部材70Bの長手方向先端部は、第2コード側コネクタに機械的且つ電気的に接続されており、第2コード側コネクタは、第2カバー側コネクタに機械的且つ電気的に接続されている。第2カバー側コネクタは、外側カバー34の内側におけるカバー幅方向他側(図3の矢印D方向側)で外側カバー34を構成する第1部材36に設けられている。
これに対して、外側カバー34を構成する第1部材36には、第2スイッチ84が設けられている。第2スイッチ84は、外側カバー34の内側においてバックルボデー44の配置位置よりもカバー幅方向他側(図3の矢印D方向側)に配置されている。第2スイッチ84は、固定接点と、移動接点とを有する機械式の接点スイッチとされており、第2スイッチ84の移動接点は、バックルボデー44の内側に挿入されたタング50の移動に連動する。第2スイッチ84は、上述した第2カバー側コネクタに機械的且つ電気的に接続され、第2カバー側コネクタ、第2コード側コネクタ、長尺部材70Bを介してECUに電気的に接続されている。
第2スイッチ84の磁気センサからは、電気信号である第2タング検出信号が出力される。この第2タング検出信号は、長尺部材70Bを介して制御手段としてのECUに入力される。タング50がバックルボデー44の内側に挿入された際の第2タング検出信号がECUに入力されると、例えば、車両のインスツルメントパネル等に設けられた警告ランプが消灯される。
また、外側カバー34を構成する第1部材36には、発光手段としての第2LED86が設けられている。第2LED86は、外側カバー34のカバー幅方向他側(図3の矢印D方向側)におけるカバー長手方向一側(図3の矢印A方向側)端部に配置されている。第2スイッチ84は、上述した第2カバー側コネクタに機械的且つ電気的に接続されており、第2LED86は、電圧の印加状態で第2LED86に流れる電流が一定の大きさを越えることによって発光される。
一方、図3から図5の各図に示されるように、外側カバー34の第1部材36には、保持手段としての第1保持部88が設けられている。第1保持部88は、第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部のカバー幅方向(図3等の矢印C方向及び矢印D方向)略中央からカバー長手方向他側へ延出されている。第1保持部88のカバー長手方向他側の端部には、保持手段としての第1抜け抑制部90が設けられている。
第1抜け抑制部90は、第1保持部88のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部からカバー厚さ方向他側(図3等の矢印F方向側)へ延出されている。このため、第1保持部88と第1抜け抑制部90とは、全体的にカバー厚さ方向他側へ曲がった鉤形状とされている。また、カバー幅方向に沿った第1抜け抑制部90の幅方向(図3等の矢印C方向及び矢印D方向)寸法は、カバー厚さ方向他側へ向けて小さくされており、第1抜け抑制部90の幅方向両端は、外側カバー34の厚さ方向他側へ向けて幅方向中央側へ変位されている。
また、外側カバー34の第1部材36に形成された第1保持部88のカバー幅方向両側方(図3等の矢印C方向側及び矢印D方向側)には、保持手段としての第2保持部92が設けられている。第2保持部92は、第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部における第1保持部88よりもカバー厚さ方向他側(図3等の矢印F方向側)部分からカバー長手方向他側へ延出されている。第2保持部92のカバー長手方向他側の端部には、保持手段としての第2抜け抑制部94が設けられている。
第2抜け抑制部94は、第2保持部92のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部からカバー厚さ方向一側(図3等の矢印E方向側)へ延出されている。このため、第2保持部92と第2抜け抑制部94とは、全体的にカバー厚さ方向一側へ曲がった鉤形状とされている。また、カバー幅方向(図3等の矢印C方向及び矢印D方向)に沿った第2抜け抑制部94の幅方向(図3等の矢印C方向及び矢印D方向)寸法は、カバー厚さ方向一側(図3等の矢印E方向側)へ向けて小さくされており、カバー幅方向一側の第2抜け抑制部94の幅方向他端は、カバー厚さ方向他側へ向けて幅方向中央側へ変位され、カバー幅方向他側の第2抜け抑制部94の幅方向一端は、カバー厚さ方向他側へ向けて幅方向中央側へ変位されている。
図5に示されるように、第1抜け抑制部90の幅方向一端(図5等の矢印C方向側の端部)と、外側カバー34の第1部材36のカバー幅方向一側の第2抜け抑制部94の幅方向他端(図5等の矢印D方向側の端部)とは、略平行とされており、長尺部材70Bの直径寸法以上とされている。
さらに、第1抜け抑制部90の幅方向他端(図5等の矢印D方向側の端部)と、第1部材36のカバー幅方向他側の第2抜け抑制部94の幅方向一端(図5等の矢印C方向側の端部)とは、略平行とされており、長尺部材70Bの直径寸法以上とされている。
また、図6に示されるように、外側カバー34を構成する第2部材38が第1部材36に組付けられた状態では、第2部材38における外側カバー34の長手方向一側端部(図6の矢印A方向側の端部)が、第2保持部92における外側カバー34の厚さ方向他側(図6の矢印F方向側)に配置される。これによって、第2保持部92は、第2保持部92における外側カバー34の長手方向一側端部を中心に外側カバー34の厚さ方向一側(図6の矢印E方向側)へ回動するように変形される。これによって、第1抜け抑制部90の幅方向一端と第1部材36の幅方向一側の第2抜け抑制部94の幅方向他端との間隔及び第1抜け抑制部90の幅方向他端と第1部材36の幅方向他側の第2抜け抑制部94の幅方向他端との間隔が小さくされる。
図4に示されるように、カールコード68の被覆部76の長手方向先端から延びた長尺部材70Bのうち、外側カバー34の第1部材36における外側カバー34の長手方向他側(図4等の矢印B方向側)の端部に沿って配置された部分は、外側カバー34の厚さ方向(図4等の矢印E方向及び矢印F方向)に第1保持部88と第2保持部92との間に配置される。このため、外側カバー34の厚さ方向側への長尺部材70Bの変位は、第1保持部88及び第2保持部92によって抑制される。
また、長尺部材70Bのうち第1保持部88と第2保持部92との間に配置された部分に対して外側カバー34の長手方向他側(図4の矢印B方向側)には、第1抜け抑制部90及び第2抜け抑制部94が配置される。このため、外側カバー34の長手方向他側への長尺部材70Bの変位は、第1抜け抑制部90及び第2抜け抑制部94によって抑制される。
<本実施の形態の作用、効果>
本バックル装置10では、例えば、本バックル装置10が適用されるシート14に対応した車両のドアが、閉状態から開状態に変化すると、このドアの開閉状態の変化がカーテシスイッチ等のドア開閉検出手段等の検出手段によって検出される。また、例えば、乗員96がシート14に着座すると、シート14等に設けられた荷重センサ等の乗員検出手段等の検出手段によってシート14への乗員96の着座が検出される。
このような車両への乗員の乗車に伴うドアやシート14の状態の変化によって検出手段から制御手段としてのECUへ出力される電気信号のレベルが切替わる。これによって、モータアクチュエータ22のモータが駆動されて、駆動ねじ20が回転されると、スライダ24がフレーム16の両ガイド壁18に案内されて車両後側へスライドされる。これによって、ワイヤロープ26が長手方向先端側へ移動されると、バックルボデー44がワイヤロープ26によって車両前斜め上側へ押圧される。
このワイヤロープ26からの押圧力がバックルボデー44を介して外側カバー34に伝わると、外側カバー34は、内側カバー54に案内されてバックルボデー44と共に車両前斜め上側(図1及び図2の矢印A方向側)へ移動される(図2図示状態)。このように、外側カバー34が移動されることによって、乗員96はタング50をバックル42へ容易に係合させることができ、ウェビング48を容易に装着できる。
これに対し、タング50がバックル42に係合されると、バックル42のバックルスイッチから制御手段としてのECUへ出力される電気信号のレベルが切替わる。これによってモータアクチュエータ22が駆動されて、駆動ねじ20が回転されると、スライダ24がフレーム16の両ガイド壁18に案内されて車両前側へスライドされる。これによって、ワイヤロープ26が長手方向基端側へ移動されると、外側カバー34がバックルボデー44を介してワイヤロープ26に引張られる。これによって、外側カバー34が内側カバー本体56に案内され、外側カバー34は、車両後斜め下側(図1及び図2の矢印B方向側)へ移動され、バックル42が所定の位置に戻る(図1図示状態)。
ところで、本バックル装置10では、本バックル装置10の組立工程における外側カバー組付工程で、第1部材36、第2部材38、第3部材39、第4部材40が互いに組付けられ、外側カバー34が形成される。この外側カバー組付工程の前には、結線工程及び長尺部材係合工程が行なわれる。
結線工程では、第2部材38、第3部材39、第4部材40等が組付けられる前の第1部材36に設けられた第1カバー側コネクタに、カールコード68の長尺部材70Aの先端部が接続された第1コード側コネクタが接続されると共に、第1部材36に設けられた第2カバー側コネクタに、カールコード68の長尺部材70Bの先端部が接続された第コード側コネクタが接続される。
この結線工程の前又は後に、長尺部材係合工程が行なわれる。長尺部材係合工程では、カールコード68の被覆部76の長手方向先端から延びた長尺部材70Bのうち、外側カバー34を構成する第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分が、第1部材36の両第2保持部92のカバー厚さ方向一側(図5等の矢印E方向側)に配置されると共に第1部材36の第1保持部88のカバー厚さ方向他側(図5等の矢印F方向側)に配置される。
また、長尺部材70Bのうち、第1部材36の第1保持部88とカバー幅方向一側(図5等の矢印C方向側)の第2保持部92との間の部分が、第1部材36の第1抜け抑制部90の幅方向一端(図5等の矢印C方向側の端部)と、カバー幅方向一側の第2抜け抑制部94の幅方向他端(図5等の矢印D方向側の端部)との間を通される。さらに、長尺部材70Bのうち、第1部材36の第1保持部88とカバー幅方向他側(図5等の矢印D方向側)の第2保持部92との間の部分が、第1部材36の第1抜け抑制部90の幅方向他端(図5等の矢印D方向側の端部)と、カバー幅方向他側の第2抜け抑制部94の幅方向一端(図5等の矢印C方向側の端部)との間を通される。
この状態で、長尺部材70Bのカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分の長手方向に長尺部材70Bが伸ばされて弛みが除去されると、長尺部材70Bは、カバー厚さ方向一側(図5等の矢印E方向側)で第1保持部88と対向され、カバー厚さ方向他側(図5等の矢印F方向側)で第2保持部92と対向される。また、長尺部材70Bは、カバー長手方向一側(図4等の矢印A方向側)で外側カバー34を構成する第1部材36のカバー長手方向他側(図4等の矢印B方向側)の端部と対向され、カバー長手方向他側で第1抜け抑制部90及び第2抜け抑制部94と対向される。
これによって、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分は、その長手方向に対して直交する方向への変位が抑制され、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側の端部に沿って配置される部分の位置が安定される。このため、外側カバー組付工程で、外側カバー34を構成する第1部材36、第2部材38、第3部材39、第4部材40が互いに組付けられる際に、例えば、第1部材36と第2部材38との間に長尺部材70Bが挟まれることを抑制できる。これによって、第1部材36と第2部材38との間に長尺部材70Bが挟まれることによる外側カバー組付工程の作業性の低下を抑制できる。
しかも、一方の第2保持部92は、第1保持部88に対してカバー幅方向一側(図5等の矢印C方向側)にずれて設けられ、他方の第2保持部92は、第1保持部88に対してカバー幅方向他側(図5等の矢印D方向側)にずれて設けられる。これによって、第1保持部88、第1抜け抑制部90、第2保持部92、第2抜け抑制部94による長尺部材70Bの長手方向に対して直交する方向への長尺部材70Bの変位抑制範囲を長尺部材70Bの長手方向に大きくできる。
さらに、一方の第2抜け抑制部94は、第1抜け抑制部90に対してカバー幅方向一側(図5等の矢印C方向側)にずれて設けられ、他方の第2抜け抑制部94は、第1抜け抑制部90に対してカバー幅方向他側(図5等の矢印D方向側)にずれて設けられる。このため、第1抜け抑制部90と第2抜け抑制部94とが互いに干渉されない。このため、第1抜け抑制部90をカバー厚さ方向他側へ大きく延ばし、第2抜け抑制部94をカバー厚さ方向一側へ大きく延ばすことができる。これによって、長尺部材70Bのカバー長手方向他側(図4等の矢印B方向側)への変位を効果的に抑制できる。
また、外側カバー34を構成する第1部材36に第2部材38が組付けられた状態では、第2部材38のカバー長手方向一側(図6等の矢印A方向側)端部が、第2保持部92のカバー厚さ方向他側(図6等の矢印F方向側)に配置される。これによって、第2保持部92は、第2保持部92のカバー長手方向一側端部を中心にカバー厚さ方向一側(図6等の矢印E方向側)へ回動するように変形される。
これによって、第1抜け抑制部90の幅方向一端と第1部材36の幅方向一側の第2抜け抑制部94の幅方向他端との間隔及び第1抜け抑制部90の幅方向他端と第1部材36の幅方向他側の第2抜け抑制部94の幅方向端との間隔が小さくされる。このため、第1保持部88と第2保持部92との間から長尺部材70Bが抜けることを更に効果的に抑制でき、外側カバー34が組付けられた状態で長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分の位置を効果的に安定させることができる。
さらに、外側カバー34と内側カバー54とは、カバー組立工程で互いに組付けられる。ここで、上記のように、長尺部材70Bにおいてカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分は、第1保持部88、第2保持部92、第1抜け抑制部90、第2抜け抑制部94、第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部によって長手方向に対して直交する方向への変位が抑制され、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー他側の端部に沿って配置される部分の位置は、安定されている。
このため、カバー組付工程で外側カバー34と内側カバー54とが互いに組付けられる際に、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側の端部に沿って配置される部分が外側カバー34と内側カバー54と間に挟まれることを抑制できる。これによって、外側カバー34と内側カバー54と間に長尺部材70Bが挟まれることによるカバー組立工程の作業性の低下を抑制できる。
また、本バックル装置10では、上述したようにモータアクチュエータ22のモータの駆動力によって、外側カバー34が内側カバー54に対してその長手方向(図1及び図2の矢印A方向及び矢印B方向)へ移動される。ここで、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分は、第1保持部88、第2保持部92、第1抜け抑制部90、第2抜け抑制部94、第1部材36のカバー長手方向他側の端部によって長手方向に対して直交する方向への変位が抑制され、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側の端部に沿って配置される部分の位置は、安定されている。
このため、外側カバー34が内側カバー54に対して移動される際に、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側(図3等の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分が外側カバー34と内側カバー54と間に挟まれることを抑制できる。これによって、外側カバー34の内側カバー54に対する移動を円滑にでき、本バックル装置10の動作性能を安定させることができる。
さらに、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側(図3の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分は、バックル42のジョイントアンカ52のカバー厚さ方向他側(図6等の矢印F方向側)に配置される。ここで、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側(図6の矢印B方向側)の端部に沿って配置される部分は、第1保持部88、第2保持部92、第1抜け抑制部90、第2抜け抑制部94、第1部材36のカバー長手方向他側の端部によって長手方向に対して直交する方向への変位が抑制され、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側の端部に沿って配置される部分の位置は、安定されている。このため、長尺部材70Bにおいて第1部材36のカバー長手方向他側の端部に沿って配置される部分が鉄等の金属によって形成されたジョイントアンカ52に当接することを抑制できる。
なお、本実施の形態では、移動部材としての外側カバー34は、第1部材36、第2部材38、第3部材39、第4部材40を組付けることによって形成される構成であった。しかしながら、移動部材が案内部材に案内されて移動できる構成であれば、移動部材は、複数の部材を組付けて形成されるような構成ではなく、移動部材が一体成形された1部品で構成されてもよい。
また、本実施の形態では、カバー部材としての外側カバー34は、内側カバー54に案内されて移動できる構成であったが、カバー部材は、第1部材及び第2部材を含んで構成される複数の部材が組付けられることによって形成される構成であれば、例えば、カバー部材がモータ等の駆動手段の駆動力によって移動されるような構成でなくてもよい。
さらに、本実施の形態は、外側カバー34が移動部材とされ、外側カバー34の内側に配置される内側カバー54が案内部材とされた構成であった。しかしながら、モータ等の駆動手段の駆動力によって、内側の移動部材が外側の案内部材に案内されて移動される構成であってもよい。
また、本実施の形態では、カバー部材及び移動部材としての外側カバー34を構成する第1部材36のカバー長手方向他側(図3の矢印B方向側)の端部に保持手段としての第1保持部88、第2保持部92、第1抜け抑制部90、第2抜け抑制部94を設けた構成であった。しかしながら、保持手段を設ける位置がこのような位置に限定されるものではない。例えば、外側カバー34の内側におけるカバー幅方向側(図3の矢印C方向側又は矢印D方向側)の端部に保持手段を設ける構成であってもよい。
さらに、本実施の形態では、長尺部材70は、電線を有する構成であったが、例えば、可撓性を有する金属製のワイヤ又は合成樹脂製の紐状部材であってもよい。
10 バックル装置
34 外側カバー(カバー部材、移動部材)
36 第1部材
38 第2部材
42 バックル
46 シートベルト装置
48 ウェビング
50 タング
54 内側カバー(案内部材)
70 長尺部材
88 第1保持部(保持手段)
90 第1抜け抑制部(保持手段)
92 第2保持部(保持手段)
94 第2抜け抑制部(保持手段)

Claims (5)

  1. シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、
    互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成されると共に前記バックルが設けられるカバー部材と、
    前記第1部材に長手方向先端部が係止される長尺部材と、
    前記第1部材に設けられ、前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分が係合されて前記長尺部材が保持されると共に、前記長尺部材が保持される際に弾性変形され、前記第1部材と前記第2部材とが組付けられた状態では、前記弾性変形が前記第2部材によって抑制される保持手段と、
    を備えるバックル装置。
  2. シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、
    互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成されると共に前記バックルが設けられる移動部材と、
    前記移動部材が移動可能に組付けられ前記移動部材が案内される案内部材と、
    前記第1部材に長手方向先端部が係止されると共に、長手方向基端側が前記第1部材側から前記第2部材側へ延びる長尺部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とが組付けられた状態で、前記第1部材における前記第2部材側の端部に設けられ、前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分が係合されて保持される保持手段と、
    を備えるバックル装置。
  3. 前記移動部材は、前記案内部材の長手方向先端側及び長手方向基端側へ移動可能にされると共に、前記保持手段は、前記移動部材が前記案内部材の長手方向基端側へ移動された状態での前記案内部材よりも前記案内部材の長手方向先端側で前記案内部材の長手方向先端部に沿って設けられる請求項に記載のバックル装置。
  4. シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、
    互いに組付けられる第1部材と第2部材とを含んで構成されると共に前記バックルが設けられるカバー部材と、
    前記第1部材に長手方向先端部が係止される長尺部材と、
    前記第1部材に設けられて保持手段を構成すると共に、前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側から前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分に係合され、前記一側への前記長尺部材の変位を抑制する第1保持部と、
    保持手段を構成すると共に、前記第1保持部に対して前記長尺部材の長手方向側にずれて前記第1部材に設けられ、前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側から前記長尺部材の長手方向先端部よりも長手方向基端側部分に係合され、前記他側への前記長尺部材の変位を抑制する第2保持部と、
    を備えるバックル装置。
  5. 前記保持手段は、
    前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側から前記長尺部材に係合され、前記一側への前記長尺部材の変位を抑制する第1保持部と、
    前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側から前記長尺部材に係合され、前記他側への前記長尺部材の変位を抑制する第2保持部と、
    前記第1保持部から前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の他側へ延び、前記長尺部材が前記第1保持部と前記第2保持部との間から抜ける方向への前記長尺部材の変位を抑制する第1抜け抑制部と、
    前記第1抜け抑制部よりも前記長尺部材の長手方向側で前記第2保持部から前記長尺部材の長手方向に対して交差する方向の一側へ延び、前記長尺部材が前記第1保持部と前記第2保持部との間から抜ける方向への前記長尺部材の変位を抑制する第2抜け抑制部と、
    を備える請求項1から請求項の何れか1項に記載のバックル装置。
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