JP6292781B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関及び自動変速機を備えた車両を制御する制御装置であって、所定のアイドルストップ条件が満たされた際にアイドルストップ制御を行う車両の制御装置に関する。
従来より、信号待ち等、車両の一時停車時に内燃機関のアイドル回転を停止させて燃費の向上を図るアイドリングストップシステムが周知である。アイドリングストップシステムでは、車速が所定車速を下回り、ブレーキ操作量が所定操作量を上回り、冷却水温及びバッテリ電圧が十分高い、といった諸条件すなわちアイドルストップ条件が成立したときに、内燃機関を自動的に停止させるようにしている(例えば、特許文献1を参照)。
ここで、アイドルストップ中に発進加速要求があった場合には、内燃機関の再始動を行い、内燃機関のクランクシャフトと車軸との間のクラッチを締結するようにしている。ここで、速やかに車両の発進を行うには、クラッチの締結は早いタイミングで行うことが望ましい。
しかし、クラッチの入力側の回転数と出力側の回転数とが大きく異なる場合にクラッチを締結すると、クラッチの締結の際にショックが発生し、ドライバビリティが悪化するという不具合が発生する。
特開2012−26394号公報
本発明は以上の点に着目し、アイドルストップ中に発進加速要求があった場合のクラッチの締結の際のショックを小さくすることを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明に係る車両の制御装置は、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係る車両の制御装置は、内燃機関及び自動変速機を備えているとともに排気通路に排気浄化用の三元触媒を備えた車両を制御する制御装置であって、燃料カットが開始され前記三元触媒に酸素が吸着された後所定のアイドルストップ条件が満たされた際にアイドルストップ制御を行い、アイドルストップ中に発進加速要求があり、内燃機関のクランクシャフトと車軸との間のクラッチが締結されており、かつ前記クラッチの出力側の回転数が所定値を下回っている場合に、点火カット制御を行う一方、燃料の噴射は行うように制御する。
このようなものであれば、クラッチの出力側の回転数が所定値を下回っている場合に点火カット制御を行うことにより、内燃機関の回転数ひいてはクラッチの入力側の回転数の上昇を抑制して出力側との回転数の差を小さくできる。従って、クラッチの締結の際のショックを小さくすることができる。
本発明によれば、アイドルストップ中に発進加速要求があった場合のクラッチの締結の際のショックを小さくすることができる。
本発明の第一実施形態における車両用内燃機関の全体構成を示す概略図。 同実施形態における駆動系の構成を示す概略図。 同実施形態の制御装置が実行する処理の手順例を示すフローチャート。 同実施形態に係る制御による作用を概略的に示すタイムチャート。
本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ以下に述べる。
本実施形態における内燃機関は、火花点火式の4ストロークガソリンエンジンであり、複数の気筒1(図1には、そのうち一つを図示している)を具備している。各気筒1の吸気ポート近傍には、燃料を噴射するインジェクタ11を設けている。また、各気筒1の燃焼室の天井部に、点火プラグ12を取り付けてある。点火プラグ12は、点火コイルにて発生した誘導電圧の印加を受けて、中心電極と接地電極との間で火花放電を惹起するものである。点火コイルは、半導体スイッチング素子であるイグナイタとともに、コイルケースに一体的に内蔵される。
吸気を供給するための吸気通路3は、外部から空気を取り入れて各気筒1の吸気ポートへと導く。吸気通路3上には、エアクリーナ31、電子スロットルバルブ32、サージタンク33、吸気マニホルド34を、上流からこの順序に配置している。
排気を排出するための排気通路4は、気筒1内で燃料を燃焼させた結果発生した排気を各気筒1の排気ポートから外部へと導く。この排気通路4上には、排気マニホルド42及び排気浄化用の三元触媒41を配置している。
図2に、車両が備える駆動系の例を示す。この駆動系は、トルクコンバータ7及び自動変速機8、9を備えてなる。特に、本実施形態では、自動変速機8、9の構成要素として、遊星歯車機構を利用した前後進切換装置8、及び無段変速機の一種であるベルト式CVT(Continuously Variable Transmission)9を採用している。
内燃機関が出力する回転駆動力は、内燃機関のクランクシャフトからトルクコンバータ7の入力側のポンプインペラ71に入力され、出力側のタービンランナ72に伝達される。タービンランナ72の回転は、前後進切換装置8を介してCVT9の駆動軸94に伝わり、CVT9における変速を経て従動軸95を回転させる。従動軸95の回転は、出力ギア101に伝達される。出力ギア101は、デファレンシャル装置のリングギア102と噛合し、デファレンシャル装置を介して車軸103及び駆動輪(図示せず)を回転させる。
トルクコンバータ7は、ロックアップ機構を備える。ロックアップ機構は、この分野では既知のもので、トルクコンバータ7の入力側と出力側とを相対回動不能に締結するロックアップクラッチ73と、ロックアップクラッチ73を断接切換駆動するための作動液圧(油圧)を制御するロックアップソレノイドバルブ(図示せず)とを要素とする。ロックアップソレノイドバルブは、制御信号lを受けてその開度を変化させる流量制御弁である。
原則として、車速がある程度以上高い状況下、例えば10km/h以上では、ほぼ常時トルクコンバータ7をロックアップする。そして、車速が10km/hよりも低くなったならば、トルクコンバータ7のロックアップを解除する。
ロックアップ時、ロックアップクラッチ73はトルクコンバータカバー74に押し付け
られ、トルクコンバータカバー74と一体となって回転する。ロックアップ時、トルクコンバータ7の入力側のドライブプレートに入力された機関のトルクは、トルクコンバータカバー74からロックアップクラッチ73を経由してトルクコンバータ7の出力側にある前後進切換装置8に直接伝達される。ロックアップ時、トルクコンバータ7の出力側回転数の入力側回転数に対する比である速度比は1となる。
非ロックアップ時には、ロックアップクラッチ73がトルクコンバータカバー74から離反する。非ロックアップ時、トルクコンバータ7の入力側に入力された機関のトルクは、トルクコンバータカバー74からポンプインペラ71、タービン72へと伝わり、前後進切換装置8に伝達される。非ロックアップ時、トルクコンバータ7の速度比は、駆動状態に応じて1よりも小さくなったり大きくなったりする。
前後進切換装置8は、そのサンギア81がタービンランナ72と連絡し、リングギア82が駆動軸94と連絡している。プラネタリギア831を支持するプラネタリキャリア83と変速機ケースとの間には、断接切換可能な液圧クラッチたるフォワードブレーキ84を介設している。また、プラネタリキャリア83とサンギア81(または、トルクコンバータ7の出力側)との間にも、断接切換可能な液圧クラッチたるリバースクラッチ85を介設している。
走行レンジのうちのDレンジでは、フォワードブレーキ84を締結し、リバースクラッチ85を切断する。これにより、トルクコンバータ7の出力軸の回転が逆転されかつ減速されて駆動軸94に伝達され、前進走行となる。Rレンジでは、リバースクラッチ85を締結し、フォワードブレーキ84を切断する。これにより、サンギア81とプラネタリキャリア83とが一体的に回転し、トルクコンバータ7の出力軸と駆動軸94とが直結して後進走行となる。フォワードブレーキ84またはリバースクラッチ85断接切換駆動するための作動液圧を制御するソレノイドバルブ(図示せず)は、制御信号mを受けてその開度を変化させる流量制御弁である。
非走行レンジであるNレンジ、Pレンジでは、フォワードブレーキ84及びリバースクラッチ85をともに切断する。要するに、前後進切換装置8は、内燃機関と車軸103との間を接続し、並びに、内燃機関と車軸103との間を切断するためのクラッチとしての役割を担っている。
CVT9は、駆動プーリ91及び従動プーリ92と、両プーリ91、92に巻き掛けられたベルト93とを要素とする。駆動プーリ91は、駆動軸94に固定した固定シーブ911と、駆動軸91上にローラスプラインを介して軸方向に変位可能に支持させた可動シーブ912と、可動シーブ912の後背に配設された液圧サーボ913とを有しており、液圧サーボ913を操作し可動シーブ912を変位させることを通じて変速比を無段階に変更できる。並びに、従動プーリ92は、従動軸95に固設した固定シーブ921と、従動軸95上にローラスプラインを介して軸方向に変位可能に支持させた可動シーブ922と、可動シーブ922の後背に配設された液圧サーボ923とを有しており、液圧サーボ923を操作し可動シーブ922を変位させることを通じてトルク伝達に必要なベルト推力を与える。
走行レンジを操作するべくフォワードブレーキ84またはリバースクラッチ85に供給される作動液(作動油)、また変速比を操作するべく液圧サーボ913、923に供給される作動液を吐出する液圧ポンプ(図示せず)は、内燃機関のクランクシャフトから回転駆動力の伝達を受けて稼働する、既知の機械式(非電動式)のものである。この作動液は、トルクコンバータ7に用いられる流体と共通である。
本実施形態の制御装置たるECU(Electronic Control Unit)0は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。
入力インタフェースには、車両の実車速を検出する車速センサから出力される車速信号a、クランクシャフトの回転角度及び機関の回転数を検出するエンジン回転センサから出力されるクランク角信号b、アクセルペダルの踏込量またはスロットルバルブ32の開度をアクセル開度(いわば、要求負荷)として検出するセンサから出力されるアクセル開度信号c、ブレーキブースタのマスタシリンダ内の油圧を検出するセンサから出力されるブレーキ踏量信号d、吸気通路3(特に、サージタンク33)内の吸気温及び吸気圧を検出する温度・圧力センサから出力される吸気温・吸気圧信号e、機関の冷却水温を検出する水温センサから出力される冷却水温信号f、シフトレバーのレンジを知得するためのセンサ(または、シフトポジションスイッチ)から出力されるシフトレンジ信号g、前後進切換装置8の出力側の回転数Ncを知得すべくCVT9の入力側の回転数を検出する回転数センサから出力される回転数信号h等が入力される。
出力インタフェースからは、点火プラグ12のイグナイタに対して点火信号i、インジェクタ11に対して燃料噴射信号j、スロットルバルブ32に対して開度操作信号k、前記ロックアップ機構のロックアップクラッチの断接切換用のロックアップソレノイドバルブに対して開度制御信号l、フォワードブレーキ84またはリバースクラッチ85の断接切換用のソレノイドバルブに対して開度制御信号m、CVT9に対して変速比制御信号n等等を出力する。
ECU0のプロセッサは、予めメモリに格納されているプログラムを解釈、実行し、運転パラメータを演算して内燃機関の運転を制御する。ECU0は、内燃機関の運転制御に必要な各種情報a、b、c、d、e、f、g、hを入力インタフェースを介して取得し、機関の回転数を知得するとともに気筒1に充填される吸気量を推算する。そして、それら機関回転数及び吸気量等に基づき、要求される燃料噴射量、燃料噴射タイミング(一度の燃焼に対する燃料噴射の回数を含む)、燃料噴射圧、点火タイミング、トルクコンバータ7のロックアップを行うか否か等といった各種運転パラメータを決定する。運転パラメータの決定手法自体は、既知のものを採用することが可能である。ECU0は、運転パラメータに対応した各種制御信号i、j、k、l、m、nを出力インタフェースを介して印加する。
また、ECU0は、車両への減速要求時に、インジェクタ11からの燃料噴射(及び、点火プラグ12による火花点火)を停止し、気筒1への燃料供給を中断する燃料カットを実行する。ECU0は、少なくとも、内燃機関の回転数Neが所定回転数すなわち所定の燃料カット許可回転数Ne1を上回り、かつアクセルペダルの踏込量が0に近い値である所定の閾値を下回ることを以て、燃料カット条件が成立したものと判断する。
燃料カットの最中に、所定の燃料カット終了条件が成立したときには、燃料カットを終了することとし、燃料噴射(及び、点火)を再開する。ECU0は、アクセルペダルの踏込量が閾値を上回った、機関の回転数が下限回転数(燃料カット復帰回転数)まで低下した等のうちの何れかを以て、燃料カット終了条件が成立したものと判断する。
並びに、本実施形態のECU0は、信号待ち等による車両の停車時に、内燃機関のアイドル回転を停止させるアイドルストップを実行する。ECU0は、車速が所定車速、例えば10km/h以下で、ブレーキ操作量が所定操作量を上回り、冷却水温及びバッテリ電圧が十分高く、ブレーキブースタ負圧が十分に確保されている等といった諸条件がおしなべて成立したことを以て、アイドルストップ条件が成立したものと判断する。
アイドルストップ条件の成立後、所定のアイドルストップ終了条件が成立したときには、内燃機関を再始動する。ECU0は、ブレーキペダルの踏み込み状体が解除された、アクセルペダルが踏み込まれた、アイドルストップ状態で所定時間(例えば、3分)が経過した等のうちの何れかを以て、アイドルストップ終了条件が成立したものと判断する。
車両の走行中に運転者がアクセルペダルから足を離し、車両が減速して停止する際には、まず燃料カット条件が成立して燃料カットが開始され、その後にアイドルストップ条件が成立してアイドルストップへと移行する。
しかして本実施形態では、アイドルストップ中に発進加速要求、より具体的には車両を発進又は加速させるためのアクセルペダルの踏み込み操作があり、内燃機関のクランクシャフトと車軸との間のクラッチ、より具体的には前後進切換装置8のフォワードブレーキ84が締結されており、かつ前記クラッチの出力側の回転数Ncが所定回転数Nc1を下回っている場合に、点火カット制御を行うための点火制御プログラムを内蔵している。この点火制御プログラムは、アイドルストップ条件が成立したのち所定時間、例えば0.1秒間隔で実行される。さらに詳述すると、前記アイドルストップ終了条件が成立した際には、内燃機関の再始動を行う。また、シフトレバーがDレンジとなった際には前後進切換装置8のフォワードブレーキ84を締結する。そして、内燃機関が始動する前すなわちエンジン回転数Neがアイドル回転数Ne0を上回る前に前後進切換装置8のフォワードブレーキ84が締結されておりかつ自動変速機8の出力側の回転数Ncが所定値Nc1を下回っている場合には、前後進切換装置8の入力側すなわち内燃機関側の回転数を低下させ出力側すなわち車軸側の回転数に近づけるべく、点火カット制御を行う。
以下、プロセッサがこの点火制御プログラムを実行することにより行われる制御の手順を、フローチャートである図3を参照しつつ以下に示す。
アイドルストップ中に発進加速要求があったことが検知されており(ステップS1)、前後進切換装置8のフォワードブレーキ84が締結されており(ステップS2)、かつ前記前後進切換装置8の出力側の回転数Ncが所定回転数Nc1を下回っているという条件を満たしている場合には(ステップS3)、点火カット制御を行う(ステップS4)。その他の場合には、点火カット制御は行わない。なお、本実施形態では、点火カット制御により点火プラグ12による点火は中止するが、インジェクタ11による燃料の噴射は通常通り行うようにしている。また、本実施形態では、各気筒について点火タイミング1回分だけ点火を中止するようにしている。
すなわち、アイドルストップ中において、図4に示すように、発進加速要求がなされた(時刻t1)後、エンジン回転数Neがアイドル回転数Ne0を上回る(時刻t3)(図4では「始動判定フラグON」と表記)よりも前にシフトレバーがDレンジとなり前後進切換装置8のフォワードブレーキ84が締結された(時刻t2)(図4では「クラッチ締結判定フラグON」と表記)場合において、前記前後進切換装置8の出力側の回転数Ncが所定回転数Nc1を下回っている場合には、点火カット制御が行われ、エンジン回転数Neの上昇が抑制される。すなわち、前記前後進切換装置8の入力側と出力側との間の回転数の差を小さくする制御が行われる。
以上に述べたように、本実施形態によれば、前後進切換装置8の出力側の回転数Ncが所定回転数Nc1を下回っている場合に点火カット制御を行うことにより、内燃機関の回転数Neひいては前後進切換装置8の入力側の回転数の上昇を抑制して出力側との回転数の差を小さくできる。従って、フォワードブレーキ84の締結の際のショックを小さくすることができる。
また、点火カット制御により点火プラグ12による点火を中止する一方、インジェクタ11による燃料の噴射は通常通り行うことにより、以下に述べるような効果も得ることができる。すなわち、アイドルストップに先立ち燃料カットを行う場合、燃料カット中において三元触媒41に燃料を含まない空気が導入され、三元触媒41に過剰量の酸素が吸着されることから、内燃機関の再始動後に、排気ガス中のNOxが還元されず外部に排出される不具合が発生することがあった。これに対して、本実施形態では、点火を中止するタイミングにおいても燃料を噴射することにより、未燃燃料が三元触媒41に供給され、この未燃燃料と三元触媒41に吸着された酸素とが化学反応することにより、三元触媒41に吸着された酸素が消費されるので、排気ガス中のNOxが還元されず外部に排出される不具合を解消することができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、上述した実施形態では、アイドルストップ中に発進加速要求があったことを検知した際には、まず内燃機関の再始動を行い、クランキング終了後内燃機関の回転数が所定回転数を上回った時点で自動変速機のクラッチ(フォワードブレーキ)の締結制御を行うようにしているが、クランキング終了後内燃機関の回転数が所定回転数を上回った時点でトルクコンバータ7のロックアップクラッチを締結するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、アクセルペダルが踏み込まれた際に発進加速要求があったものとしているが、ブレーキペダルの操作量が所定の閾値を下回った際に発進加速要求があったものとしてもよく、さらに、アクセルペダルが踏み込まれているとともにブレーキペダルの操作量が所定の閾値を下回った際に発進加速要求があったものとしてもよい。
加えて、上述した実施形態では、前後進切換装置の出力側の回転数を知得すべくCVTの入力側の回転数を検出するようにしているが、車速及びCVTの変速比をパラメータとして前後進切換装置の出力側の回転数を知得するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態では、各気筒について点火タイミング1回分だけ点火を中止するようにしているが、点火を中止する回数は任意に設定してよい。
そして、上述した実施形態では、前後進切換装置及びCVTを備えた自動変速機を搭載した車両に本発明を適用しているが、複数の歯車を組み合わせて形成した自動変速機を搭載した車両に本発明を適用してももちろんよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
0…制御装置(CVT)
8、9…自動変速機
84…クラッチ(フォワードブレーキ)
103…車軸

Claims (1)

  1. 内燃機関及び自動変速機を備えているとともに排気通路に排気浄化用の三元触媒を備えた車両を制御する制御装置であって、
    燃料カットが開始され前記三元触媒に酸素が吸着された後所定のアイドルストップ条件が満たされた際にアイドルストップ制御を行い、
    アイドルストップ中に発進加速要求があり、内燃機関のクランクシャフトと車軸との間のクラッチが締結されており、かつ前記クラッチの出力側の回転数が所定値を下回っている場合に、点火カット制御を行う一方、燃料の噴射は行うように制御することを特徴とする車両の制御装置。
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