JP6284794B2 - 蓄冷器 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮装置から供給される高圧の冷媒ガスのサイモン膨張により発生した寒冷を蓄積する蓄冷器に関する。
極低温を発生する冷凍機としてギフォードマクマホン(Gifford-McMahon;GM)冷凍機が知られている。GM冷凍機は、シリンダ内でディスプレーサを往復移動することにより、膨張空間の体積を変化させる。この体積変化に対応して膨張空間と圧縮機の吐出側と吸気側とを選択的に接続することで、冷媒ガスが膨張空間で膨張する。膨張空間で発生した冷媒ガスの寒冷は、蓄冷器にて蓄積されながら冷却ステージに伝達されて所望の極低温に到達して、冷却ステージに接続された冷却対象を冷却する(特許文献1参照)。
特開平7−324832号公報
蓄冷器には蓄冷材が用いられる。冷媒ガスは蓄冷材が充填された蓄冷器の中を流れるときに、蓄冷材との間で熱交換をする。ここで、蓄冷器に充填される蓄冷材は、蓄冷器を流れる冷媒ガスの流速が、蓄冷機内の位置によらず一様であることを前提に設計される。しかしながら、例えば蓄冷器の内壁の流路抵抗の影響により、蓄冷器中を冷媒ガスが流れるとき、蓄冷器中の内壁付近を流れる冷媒ガスの流速と、蓄冷器の中心部を流れる冷媒ガスの流速とが異なってくることがある。この場合、蓄冷材の設計の前提がくずれ、蓄冷器の効率が低下する。
本発明は、極低温冷凍機における蓄冷器の効率を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の蓄冷器は、冷媒ガスの膨張により生じた寒冷を蓄積する蓄冷材と、蓄冷材を収容し、冷媒ガスが流通する筒状の容器と、容器に収容され、容器の軸方向の厚さが一様な挿入部材とを備える。挿入部材は、冷媒ガスの流路となる開口部が少なくとも外周部に設けられており、挿入部材全体の開口率が、挿入部材の中心部の開口率よりも大きい。
本発明によれば、極低温冷凍機における蓄冷器の効率を向上することができる。
実施の形態に係る蓄冷器式冷凍機の一例を模式的に示す図である。 実施の形態に係る第2蓄冷器を流れる冷媒ガスの流速分布を説明するための模式図である。 実施の形態に係る挿入部材の形状を模式的に示す図である。 図4(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材の開口率を説明する図である。 図5(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材の別の形状を模式的に示す図である。 実施の形態に係る挿入部材のさらに別の形状を模式的に示す図である。 図7(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材の外周部における円周方向の開口率の変化を説明する図である。 図8(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材の開口率の変化を示す概念図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態に係る蓄冷器式冷凍機1の一例を模式的に示す図である。実施の形態に係る蓄冷器式冷凍機1は、例えば冷媒ガスとしてヘリウムガスを用いるギフォードマクマホン(GM)タイプの極低温冷凍機である。図1に示すように、蓄冷器式冷凍機1は、第1ディスプレーサ2と、第1ディスプレーサ2に長手方向に連結される第2ディスプレーサ3を備える。第1ディスプレーサ2と第2ディスプレーサ3とは、例えば、ピン4、コネクタ5、ピン6を介して接続される。
第1シリンダ7と第2シリンダ8とは一体に形成されており、それぞれ高温端と低温端とを備える。第1シリンダ7の低温端と第2シリンダ8の高温端とが第1シリンダ7の底部にて接続されている。第2シリンダ8は第1シリンダ7と同一の軸方向に延在する形態にて形成されており、第1シリンダ7よりも小径の筒状の部材である。第1シリンダ7は第1ディスプレーサ2を長手方向に往復移動可能に収容する筒状の容器である。また第2シリンダ8は第2ディスプレーサ3を長手方向に往復移動可能に収容する筒状の容器である。
第1シリンダ7、第2シリンダ8には、強度、熱伝導率、ヘリウム遮断能などを考慮して、例えばステンレス鋼が用いられる。第2ディスプレーサ3の外周部は、ステンレス鋼などの金属製の筒である。第2ディスプレーサ3の外周面上には、フッ素樹脂などの耐摩耗性樹脂の皮膜を形成してもよい。
第1シリンダ7の高温端には、第1ディスプレーサ2および第2ディスプレーサ3を往復駆動するスコッチヨーク機構(図示せず)が設けられている。第1ディスプレーサ2、第2ディスプレーサ3は、それぞれ第1シリンダ7、第2シリンダ8にそって往復移動する。第1ディスプレーサ2および第2ディスプレーサ3は、それぞれ高温端と低温端とを備える。
第1ディスプレーサ2は円筒状の外周面を有する容器である。第1ディスプレーサ2には、比重、強度、熱伝導率などの観点から、例えば布入りフェノール樹脂等が用いられる。第1ディスプレーサ2の内部には、例えばメッシュ状に加工された金属(金網)を積層した第1蓄冷材が充填されている。第1ディスプレーサ2の内部容積は第1蓄冷器9として機能する。第1蓄冷器9の上部には整流器10が、下部には整流器11が設置される。第1ディスプレーサ2の高温端には、室温室12から第1ディスプレーサ2に冷媒ガスを流通する第1開口13が形成されている。
室温室12は、第1シリンダ7と第1ディスプレーサ2の高温端により形成される空間である。室温室12は、第1ディスプレーサ2の往復移動に伴い容積が変化する。室温室12には、圧縮機14、サプライバルブ15、リターンバルブ16からなる吸排気系統を相互に接続する配管のうち、給排共通配管が接続されている。また、第1ディスプレーサ2の高温端よりの部分と第1シリンダ7との間にはシール17が装着されている。
第1ディスプレーサ2の低温端には、第1膨張空間18に第1クリアランスC1を介して冷媒ガスを導入する第2開口19が形成されている。第1膨張空間18は、第1シリンダ7と第1ディスプレーサ2により形成される空間である。第1膨張空間18は、第1ディスプレーサ2の往復移動に伴い容積が変化する。第1シリンダ7の外周のうち、第1膨張空間18に対応する位置には、図示しない冷却対象物に熱的に接続された第1冷却ステージ20が配置されている。第1冷却ステージ20は、第1クリアランスC1を通る冷媒ガスにより冷却される。
第2ディスプレーサ3は円筒状の外周面を有している。第2ディスプレーサ3の内部は、上端の整流器21、下端の整流器22、上下中間に位置する仕切部材23を挟んで軸方向に二段に分かれている。第2ディスプレーサ3の内部容積のうち、仕切部材23よりも高温側の高温側領域24には、例えば鉛やビスマスなどの非磁性材からなる第2蓄冷材が充填される。仕切部材23の低温(下段)側の低温側領域25には、高温側領域24とは異なる蓄冷材、例えばHoCuなどの磁性材からなる第3蓄冷材が充填される。鉛やビスマス、HoCu等は球状に形成されており、複数の球状の形成物が集まって蓄冷材が構成されている。仕切部材23は、高温側領域24の蓄冷材と低温側領域25の蓄冷材とが混合するのを防止するために、第2蓄冷材と第3蓄冷材とが通過することを規制するフィルタ(不図示)を備えている。この第2ディスプレーサ3の内部容積である高温側領域24と低温側領域25とが第2蓄冷器34として機能する。第1膨張空間18と第2ディスプレーサ3の高温端とは、コネクタ5周りの連通路で連通されている。この連通路を介して第1膨張空間18から第2蓄冷器34に冷媒ガスが流通する。
第2ディスプレーサ3の低温端には、第2膨張空間26に第2クリアランスC2を介して冷媒ガスを流通させるための第3開口27が形成されている。第2膨張空間26は、第2シリンダ8と第2ディスプレーサ3により形成される空間である。第2膨張空間26は、第2ディスプレーサ3の往復移動に伴い容積が変化する。第2クリアランスC2は、第2シリンダ8の低温端と第2ディスプレーサ3により形成される。
第2シリンダ8の外周の第2膨張空間26に対応する位置には、冷却対象物に熱的に接続された第2冷却ステージ28が配置されている。第2冷却ステージ28は、第2クリアランスC2を通る冷媒ガスにより冷却される。
第1ディスプレーサ2および第2ディスプレーサ3は、それぞれ低温端に蓋部29および蓋部30を備えてもよい。蓋部29および蓋部30は、ディスプレーサ本体との接合の観点から、二段状の円柱形状を有している。蓋部29は圧入ピン31により第1ディスプレーサ2に固定され、蓋部30は圧入ピン32により第2ディスプレーサ3に固定される。
第2蓄冷器34は、高温側領域24を流れる冷媒ガスの流速分布を調整する第1挿入部材35a、および低温側領域25を流れる冷媒ガスの流速分布を調整する第2挿入部材35bを備える。以下、第1挿入部材35aおよび第2挿入部材35bを区別しない場合は、「挿入部材35」と総称する。なお、挿入部材35の詳細は後述する。
次に、実施の形態に係る蓄冷器式冷凍機1の動作を説明する。冷媒ガス供給工程のある時点においては、第1ディスプレーサ2および第2ディスプレーサ3は、第1シリンダ7および第2シリンダ8の下死点に位置する。それと同時、またはわずかにずれたタイミングでサプライバルブ15を開とすると、サプライバルブ15を介して高圧のヘリウムガス(例えば2.2MPaのヘリウムガス)が給排共通配管から第1シリンダ7内に供給され、第1ディスプレーサ2の上部に位置する第1開口13から第1ディスプレーサ2の内部の第1蓄冷器9に流入する。第1蓄冷器9に流入した高圧のヘリウムガスは、第1蓄冷材により冷却されながら第1ディスプレーサ2の下部に位置する第2開口19および第1クリアランスC1を介して、第1膨張空間18に供給される。
第1膨張空間18に供給された高圧のヘリウムガスは、コネクタ5周りの連通路を介して、第2ディスプレーサ3の内部の第2蓄冷器34に流入する。第2蓄冷器34に流入した高圧のヘリウムガスは、第2蓄冷材により冷却されながら第2ディスプレーサ3の下部に位置する第3開口27および第2クリアランスを介して、第2膨張空間26に供給される。
このようにして、第1膨張空間18および第2膨張空間26は、高圧のヘリウムガスで満たされ、サプライバルブ15は閉とされる。このとき、第1ディスプレーサ2および第2ディスプレーサ3は、第1シリンダ7および第2シリンダ8内の上死点に位置する。それと同時、またはわずかにずれたタイミングでリターンバルブ16を開とすると、第1膨張空間18、第2膨張空間26内の冷媒ガスは減圧され膨張し、低圧のヘリウムガス(例えば0.8MPaのヘリウムガス)となる。このとき、冷媒ガスの膨張により、寒冷が発生する。膨張により低温になった第1膨張空間18のヘリウムガスは第1クリアランスC1を介して第1冷却ステージ20の熱を吸収する。また、第2膨張空間26のヘリウムガスは第2クリアランスC2を介して第2冷却ステージ28の熱を吸収する。
第1ディスプレーサ2および第2ディスプレーサ3は下死点に向けて移動し、第1膨張空間18および第2膨張空間26の容積は減少する。第2膨張空間26内のヘリウムガスは、第2クリアランスC2、第3開口27、第2蓄冷器34、および連通路を介して第1膨張空間18に戻される。さらに、第1膨張空間18内のヘリウムガスは、第2開口19、第1蓄冷器9、および第1開口13を介して、圧縮機14の吸入側に戻される。その際、第1蓄冷材、第2蓄冷材、および第3蓄冷材は、冷媒ガスにより冷却される。すなわち、第1蓄冷材、第2蓄冷材、および第3蓄冷材は、冷媒ガスの膨張により生じた寒冷を蓄積する。この工程を1サイクルとし、蓄冷器式冷凍機1はこの冷却サイクルを繰り返すことで、第1冷却ステージ20および第2冷却ステージ28を冷却する。
次に、実施の形態に係る挿入部材35についてより詳細に説明する。
図2は、実施の形態に係る第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速分布を説明するための模式図であり、挿入部材35を備えない場合の流速分布を示す図である。上述したように、第2蓄冷器34は、蓄冷材として球状に形成された複数の形成物を収容している。
図2おいて、符号40および符号41で示す矢印は冷媒ガスの流速を示すベクトルである。具体的に、ベクトル40a、ベクトル40b、ベクトル40c、ベクトル40d、ベクトル40e、およびベクトル40fは、第2蓄冷器34の高温端側を流れる冷媒ガスの流速分布を示す。また、ベクトル41a、ベクトル41b、ベクトル41c、ベクトル41d、ベクトル41e、およびベクトル41fは、第2蓄冷器34の低温端側を流れる冷媒ガスの流速分布を示す。
図2においては、第2蓄冷器34の高温端側における中心部の流速を示すベクトル40c、ベクトル40dの長さと、第2蓄冷器34の内壁付近の流速を示すベクトル40a、ベクトル40fの長さとが同等である。これは、第2蓄冷器34の高温側の端部においては、冷媒ガスの流速分布は第2蓄冷器34の位置によらず一様であることを示している。
これに対し、第2蓄冷器34の低温端側における中心部の流速を示すベクトル41c、ベクトル41dの長さは、第2蓄冷器34の内壁付近の流速を示すベクトル41a、ベクトル41fの長さよりも長い。これは、第2蓄冷器34の低温側の端部においては、冷媒ガスの流速分布は一様でないことを示している。
第2蓄冷器34が収容する蓄冷材は半径がそろうように形成された金属球である。このため、第2蓄冷器34中の蓄冷材に起因する流路抵抗は第2蓄冷器34の位置によらず一様と言える。一方、第2蓄冷器34の内壁に起因する冷媒ガスの流路抵抗は、当然ながら、第2蓄冷器34の内壁にのみ存在し、第2蓄冷器34の中心部には存在しない。このため、第2蓄冷器34の内壁付近の流路抵抗は、第2蓄冷器34の中心部における流路抵抗よりも大きい。
この結果、冷媒ガスが第2蓄冷器34を高温端から低温端に向けて流れるにしたがって、第2蓄冷器34の内壁付近の流速は、第2蓄冷器34の中心部における流速よりも小さくなる。ゆえに、第2蓄冷器34の低温側の端部においては、冷媒ガスの流速分布は一様でなく、低温端側に凸部がある半球状ないし回転放物面状の形状となる。
第2蓄冷器34はほぼ均一な形状の蓄冷材をほぼ均一に充填している。したがって、冷媒ガスと蓄冷材との間の熱交換効率は冷媒ガスの流速に依存するといえる。具体的には、蓄冷材の中を流れる冷媒ガスの流速が大きいほど、蓄冷材との間の熱交換効率が大きくなる。このため、第2蓄冷器34の低温端側では、第2蓄冷器34の中心部に存在する蓄冷材の温度は、第2蓄冷器34の内壁付近に存在する蓄冷材の温度よりも高くなる。結果として、第2蓄冷器34の長軸に対して垂直な方向に蓄冷材の温度勾配ができる。そうすると、第2蓄冷器34の中心部に存在する蓄冷材から、第2蓄冷器34の内壁付近に存在する蓄冷材に向かって熱の移動が生じ、エントロピー損失となる。ゆえに、第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速分布が一様でなくなると、第2蓄冷器34の効率が低下する。なお、冷媒ガスが低温端から高温端に向けてながれる場合には、上記と逆に向かう熱の移動が生じる。
以上を踏まえ、実施の形態に係る第2蓄冷器34は、第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速分布を一様とするための挿入部材35を備える。
図3は、実施の形態に係る挿入部材35の形状を模式的に示す図である。挿入部材35は、円筒状の容器である第2蓄冷器34に挿入される。このため、挿入部材35は、第2蓄冷器34の内壁に収まるように、円板状に形成されている。挿入部材35は、第2蓄冷器34に挿入されたときに、第2蓄冷器34の軸方向の厚さが一様となるように形成されている。挿入部材35はまた、冷媒ガスの流路となる開口部36が、第2蓄冷器34に挿入されたときに高温端側から低温端側まで貫通するように設けられている。例えば、挿入部材は、複数の開口が配置された板状の部材である。図3においては、煩雑となることを避けるため、ひとつの開口部36にのみ符号を付している。しかしながら、図3において白抜きで示す形状はいずれも開口部36である。後述する図4および図5においても同様である。
図3において、符号37で示す黒丸は挿入部材35の中心37である。図3に示すように、挿入部材35は中心37を含む中心部の領域には開口部36が設けられておらず、挿入部材35の外周部には開口部36が少なくともひとつ設けられている。
ここで挿入部材35の「外周部」とは、挿入部材35の中心37を共通の中心とする2つの同心円に囲まれた円環状領域である。挿入部材35の外周部を構成する円環状領域において、外側の円は挿入部材35の外周と一致してもよい。また、挿入部材35の「内周部」とは、外周部を構成する円環状領域における内側の円で囲まれた領域である。挿入部材35の内周部は、挿入部材35の中心37を含む挿入部材35の中心部の領域ともいえる。
図4(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材35の開口率を説明する図である。より具体的には、図4(a)は図3に示す挿入部材35の全体の開口率を説明する図であり、図4(b)は図3に示す挿入部材35の中心部の開口率を説明する図である。
図4(a)に示すように、挿入部材35全体の開口率は、挿入部材35の上面部の全表面積Saに対する、挿入部材35の上面部における開口部36の面積の総和Sbの百分率で示される。図4(a)において斜線で示す領域が、挿入部材35全体の開口率を計算する際の対象となる領域である。
これに対し、挿入部材35の中心部の開口率は、挿入部材35の中心37を中心とする円形領域38における開口率である。すなわち、挿入部材35の中心部の開口率は、円形領域38の面積Scに対する、円形領域38における開口部36の面積の総和Sdの百分率で示される。図4(b)において斜線で示す領域が、円形領域38である。したがって、図4(a)においては、円形領域38は挿入部材35の上面部全体と一致する。なお、図4(b)に示す円形領域38は、上述した挿入部材35の内周部の一例である。
図3および図4(a)−(b)に示すように、挿入部材35は、開口部36の外周部における開口部36の密度が、中心部における開口部36の密度よりも大きくなるように形成されている。このため、挿入部材35は、挿入部材35全体の開口率が、挿入部材35の中心部の開口率よりも大きい。すなわち、挿入部材35は、外周部は中心部と比較して開口部36が多く設けられており、冷媒ガスが流れやすくなっている。これにより、第2蓄冷器34に挿入部材35を挿入すると、冷媒ガスは第2蓄冷器34の内壁側の方が中心部よりも冷媒ガスの流路抵抗が小さくなる。結果として、第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速分布が一様に近づく。
図3および図4(a)−(b)は、複数の開口部36が備えられ、それらが同一形状である挿入部材35を示している。挿入部材35が備える開口部36の形状は同一でなくてもよく、大きさや形が異なっていてもよい。
図5(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材35の別の形状を模式的に示す図である。具体的に図5(a)−(b)は、形は同じであるが、大きさが異なる開口部36を備える挿入部材35を示す図である。
図5に示す挿入部材35は、中心37の付近には開口部36が設けられていない。また、図5に示す挿入部材35において、外周部に設けられた開口部36aの大きさは、その内側に設けられた開口部36bと比較して大きい。ここで図5(a)は挿入部材35全体を示している。また図5(b)は、挿入部材35の中心部を示している。図5(a)−(b)に示す挿入部材35も、図3に示す挿入部材35と同様に、挿入部材35全体の開口率が、挿入部材35の中心部の開口率よりも大きい。
図6は、実施の形態に係る挿入部材35のさらに別の形状を模式的に示す図である。具体的に、図6は、大きさも形も異なる開口部36を備える挿入部材35を示す図である。
図6に示す挿入部材35も、中心37の付近には開口部36が設けられていない。また、図6に示す挿入部材35において、外周部に設けられた開口部36aの大きさは、内側に設けられた開口部36bと比較して大きい。図6に示す挿入部材35も、図3および図4に示す挿入部材35と同様に、挿入部材35全体の開口率が、挿入部材35の中心部の開口率よりも大きい。
以上のように、実施の形態に係る挿入部材35は、中心部よりも外周部の方が開口率が大きくなるように構成されている。このため、挿入部材35の中心部は外周部と比較して流路抵抗が大きくなり、挿入部材35を通過する冷媒ガスは中心部の方が外周部よりも流速の減少の仕方が大きい。これにより、挿入部材35を挿入することにより、第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速を、第2蓄冷器34内部の位置によらず一様に近づけることができる。
ここで、第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速を第2蓄冷器34内部の位置によらず一様とする観点から見ると、挿入部材35の開口率は、挿入部材35の周方向には一定であることが好ましい。
図7(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材35の外周部における円周方向の開口率の変化を説明する図である。図7(a)において、第1部分領域39aは、挿入部材35の中心37を共通の中心とする同心円42a、42bに囲まれた円環状領域、すなわち挿入部材35の外周部の一部である。また図7(b)において、第2部分領域39bは、挿入部材35の中心37を共通の中心とする同心円42a、42bに囲まれた円環状領域の一部であり、図7(a)に示す第1部分領域39aとは異なる領域である。図7(a)−(b)において、同心円42aは、挿入部材35の外周と一致してもよい。なお、第1部分領域39aと第2部分領域39bとは、いずれも少なくとも一つの開口部36を含むように定める。
第1部分領域39aと第2部分領域39bとは異なる領域であるため、開口率も異なる。しかしながら実施の形態に係る挿入部材35は、開口部36が周方向に周期的に出現するように構成されている。このため、第1部分領域39aと第2部分領域39bとが異なる領域であったとしても、その開口率の差は所定の範囲Rに収まる。
図8(a)−(b)は、実施の形態に係る挿入部材35の開口率の変化を示す概念図である。より具体的に、図8(a)は挿入部材35の半径方向に沿った開口率の変化の傾向を示すグラフであり、図8(b)は挿入部材35の周方向に沿った開口率の変化の傾向を示すグラフである。図8(a)−(b)は、少なくとも1つの開口部36を含む部分領域を設定して開口率を導出した場合を示す。
上述したように、実施の形態に係る挿入部材35は、外周部における開口部36の密度が、内周部における開口部36の密度よりも大きい。このため図8(a)に示すように、挿入部材35の開口率は中心部から半径方向に向かって離れるほど大きくなる。
一方、実施の形態に係る挿入部材35は、開口部36が周方向に周期的に出現するように構成されている。このため図7(a)−(b)を参照して説明したように、挿入部材35の開口率は半径方向の距離が等しい場合、周方向に移動しても開口率の差は所定の範囲Rに収まる。これにより、挿入部材35は、周方向に沿った流路抵抗の差も一定の範囲に収まることになる。したがって、挿入部材35を通過する冷媒ガスは、挿入部材35の周方向のどの位置を通過しても、流速の減少率は一定の範囲Rに収まる。ゆえに、挿入部材35を挿入することにより、第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速を、第2蓄冷器34内部の位置によらず一様に近づけることができる。
第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速分布が一様に近づくことにより、第2蓄冷器34の長軸に対して垂直な方向に蓄冷材の温度分布も均一となる。これにより、第2蓄冷器34に収容された蓄冷材に関し、第2蓄冷器34の長軸に対して垂直な方向への熱の移動が抑制され、エントロピーの損失も抑制できる。したがって第2蓄冷器34の効率が向上し、ひいては第2蓄冷器34を備える蓄冷器式冷凍機1の冷凍性能を向上することができる。
ところで、第2蓄冷器34に挿入部材35を挿入すると、挿入部材35の体積の分だけ、第2蓄冷器34に充填できる蓄冷材が減少する。第2蓄冷器34に充填する蓄冷材の減少は、第2蓄冷器34を備える蓄冷器式冷凍機1の冷凍性能の低下の原因ともなりうる。
そこで実施の形態に係る挿入部材35に、上述した仕切部材23としての機能を持たせ、仕切部材23の代わりに第2蓄冷器34に挿入してもよい。上述したように、第2蓄冷器34は第2蓄冷材と、第2蓄冷材とは異なる材質の第3蓄冷材を、それぞれ高温側領域24および低温側領域25に収容している。挿入部材35の開口部36の両端に、第2蓄冷材と3蓄冷材とが通過することを規制するフィルタを設け、第1蓄冷材と第2蓄冷材との境界に挿入する。これにより、挿入部材35が上述した仕切部材23の機能を持たせることができる。
仕切部材23は従来から第2蓄冷器34に収容されているため、仕切部材23を挿入部材35に代えても、それによって第2蓄冷器34に充填できる蓄冷材が従来より減少することはない。従来の仕切部材23よりも挿入部材35が厚い場合は、その差分だけ第2蓄冷器34に充填できる蓄冷材が従来より減少することになる。しかしながら、仕切部材23に加えて挿入部材35を第2蓄冷器34にさらに挿入するよりは、その影響を抑えることができる。これにより、第2蓄冷器34に充填できる蓄冷材の量を維持しつつ、かつ第2蓄冷器34を流れる冷媒ガスの流速分布を一様に近づけることができる。または、仕切部材23に隣接する位置に挿入部材35を配置してもよい。
以上説明したように、本発明の第2蓄冷器34によれば、蓄冷器の効率を向上することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
上記では、挿入部材35を第2蓄冷器34に挿入する場合について主に説明した。挿入部材35は第2蓄冷器34に代えて、あるいはそれに加えて、第1蓄冷器9に挿入してもよい。この場合、第1蓄冷器9の内周部の大きさに合わせて、挿入部材35を適宜拡大して用いればよい。第1蓄冷器9の効率が向上できるので、蓄冷器式冷凍機1の冷凍性能をさらに向上することができる。
上述した蓄冷器式冷凍機においては段数が二段である場合を示したが、この段数は一段でもよいし、三段以上に適宜選択することも可能である。また、実施の形態では、蓄冷器式冷凍機がディスプレーサ式のGM冷凍機である例について説明したが、これに限られない。例えば、本発明は、パルスチューブ型のGM冷凍機、スターリング冷凍機、ソルベイ冷凍機などにも適用することができる。
1 蓄冷器式冷凍機、 C1 第1クリアランス、 2 第1ディスプレーサ、 C2 第2クリアランス、 3 第2ディスプレーサ、 4 ピン、 5 コネクタ、 6 ピン、 7 第1シリンダ、 8 第2シリンダ、 9 第1蓄冷器、 10,11 整流器、 12 室温室、 13 第1開口、 14 圧縮機、 15 サプライバルブ、 16 リターンバルブ、 17 シール、 18 第1膨張空間、 19 第2開口、 20 第1冷却ステージ、 21,22 整流器、 23 仕切部材、 24 高温側領域、 25 低温側領域、 26 第2膨張空間、 27 第3開口、 28 第2冷却ステージ、 29,30 蓋部、 31,32 圧入ピン、 34 第2蓄冷器、 35 挿入部材、 36 開口部、 37 中心、 38 円形領域、 39a 第1部分領域、 39b 第2部分領域。

Claims (3)

  1. 冷媒ガスの膨張により生じた寒冷を蓄積する蓄冷材と、
    前記蓄冷材を収容し、冷媒ガスが流通する筒状の容器と、
    前記容器に収容され、前記容器の軸方向の厚さが一様な挿入部材とを備え、
    前記挿入部材は、冷媒ガスの流路となる開口部が少なくとも外周部に設けられており、前記挿入部材全体の開口率が、前記挿入部材の中心部の開口率よりも大きく、
    前記挿入部材は、同一形状の複数の開口部を備え、外周部における開口部の密度が、内周部における開口部の密度よりも大きいことを特徴とする蓄冷器。
  2. 前記挿入部材は、前記挿入部材の外周部において、少なくとも一つの開口部を含む第1部分領域における開口率と、前記挿入部材の外周部において前記第1部分領域とは異なる第2部分領域における開口率との差が、所定の範囲となるように開口率が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蓄冷器。
  3. 前記蓄冷材は、第1蓄冷材と、前記第1蓄冷材とは異なる材質の第2蓄冷材とを含み、
    前記容器は、前記第1蓄冷材と前記第2蓄冷材とをそれぞれ異なる領域に収容し、
    前記挿入部材は、前記第1蓄冷材と前記第2蓄冷材とが前記開口部を通ることを規制するフィルタを備えており、前記第1蓄冷材と前記第2蓄冷材との境界に挿入されることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄冷器。
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