JP6278860B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルに接続されるコネクタに関する。
特許文献1は、ケーブルに接続されるコネクタを開示している。図17を参照すると、特許文献1のコネクタ900は、ハウジング910と、コンタクト920とを備えている。ハウジング910には、ロック部912と操作部914が設けられている。ロック部912は、コネクタ900が相手側コネクタ950に嵌合した際に、相手側ロック部952をロックする。操作部914が操作されると、ロック部912の相手側ロック部952に対するロックが解除される。コンタクト920には、ケーブル970が接続されている。ケーブル970は、コネクタ900と相手側コネクタ950との嵌合方向(X方向)と直交する方向(Z方向)に延びている。
特開2009−4247号公報
特許文献1のコネクタ900の構造には、ケーブル970のコンタクト920に対する接続やケーブル970を接続されたコンタクト920とハウジング910の組立が困難であるという問題がある。
ここで、横一列に配置された複数の相手側コネクタに対して複数のコネクタを接続した状態において、他のコネクタや他のコネクタに接続されたケーブルが邪魔になることなく、一つのコネクタをその相手側コネクタから抜去することを可能とする構造に対する要求がある。
本発明は、ケーブルを接続されたコンタクトとハウジングとの組立を容易にする構造であって上述した要求に応えることのできる構造を有するコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタとして、
相手側ロック部を有する相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
前記コネクタは、第1ハウジングと、第2ハウジングと、コンタクトとを備えており、
前記第1ハウジングは、少なくとも部分的に前記コンタクトを収容しており、
前記コンタクトには、所定方向に延びるようにケーブルの端部を保持するケーブル保持部が設けられており、
前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングに取り付けられ、前記第1ハウジングと共に前記コンタクトを保持するものであり、
前記第2ハウジングには、引掛け部と、弾性変形可能なバネ部と、前記バネ部に支持された操作部及びロック部とが設けられており、
前記ロック部は、前記コネクタと前記相手側コネクタとが嵌合した際に、前記相手側ロック部をロックするものであり、
前記引掛け部は、前記操作部を操作する際に指をかける部分であり、前記所定方向において前記操作部から離れて位置しており、
前記操作部は、前記引掛け部側に移動させるように操作されると、前記ロック部の前記相手側ロック部に対する前記ロックを解除するものである
コネクタを提供する。
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記コネクタは、前記相手側コネクタと嵌合方向に沿って嵌合するものであり、
前記所定方向と前記嵌合方向とは互いに交差している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記引掛け部は、前記所定方向と直交する直交方向と前記所定方向の双方と交差しており、
前記ケーブルの前記端部が前記ケーブル保持部に保持された状態において、前記引掛け部は前記直交方向において前記ケーブルから離れて位置している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第4のコネクタとして、第1乃至第3のいずれかのコネクタであって、
前記操作部は、前記所定方向と直交する直交方向と前記所定方向の双方と交差している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第5のコネクタとして、第1乃至第4のいずれかのコネクタであって、
前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングの材料よりも硬い材料からなる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第6のコネクタとして、第1乃至第5のいずれかのコネクタであって、
前記第2ハウジングには、前記バネ部に支持されたシーソー部が設けられており、
前記操作部と前記ロック部とは、前記シーソー部に設けられている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第7のコネクタとして、第6のコネクタであって、
前記第1ハウジングには、第1位置規制部が設けられており、
前記シーソー部には、第2位置規制部が設けられており、
前記第2位置規制部は、前記第1位置規制部と対向しており、
前記シーソー部に対して前記第1ハウジングに向かう力が加えられた際に、前記第2位置規制部が前記第1位置規制部に突き当り、前記シーソー部の移動を規制する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第8のコネクタとして、第1乃至第7のいずれかのコネクタであって、
前記ロック部と前記バネ部とは、前記コネクタと前記相手側コネクタの嵌合方向において、異なる位置に位置している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第9のコネクタとして、第1乃至第8のいずれかのコネクタであって、
前記相手側ロック部は、突起であり、
前記ロック部は、前記相手側ロック部の前記突起に対応する孔である
コネクタを提供する。
また、本発明は、第10のコネクタとして、第1乃至第9のいずれかのコネクタであって、
前記第2ハウジングには、保持突起が設けられており、
前記保持突起は、前記コンタクトを前記第1ハウジングに対して押し付けており、それによって、前記コンタクトは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに保持されている
コネクタを提供する。
コンタクトを保持する部材を第1ハウジングと第2ハウジングの2つに分け、コンタクトを少なくとも部分的に第1ハウジングに収容させた後、第2ハウジングを第1ハウジングに取り付けて第1ハウジングと第2ハウジングとでコンタクトを保持することとした。従って、コンタクトにケーブルが接続されていても、コネクタを簡単に組み立てることができる。
操作部と操作部を操作する際に指をかける引掛け部とをケーブルの延びる方向(所定方向)において互いに離して設けたことから、横一列に配置された複数の相手側コネクタに対して複数のコネクタを接続した状態において、他のコネクタや他のコネクタに接続されたケーブルが邪魔になることなく、一つのコネクタをその相手側コネクタから容易に抜去することができる。
本発明の実施の形態によるコネクタを示す背面斜視図である。 図1のコネクタを示す分解斜視図である。 図1のコネクタを示す上面図である。 図1のコネクタを示す前面斜視図である。 図3のコネクタをA--A線に沿って示す断面図である。 図5のコネクタのうちのD線で囲まれた部分を示す拡大図である。 図3のコネクタをB--B線に沿って示す断面図である。 図3のコネクタをC--C線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタに含まれる第1ハウジングを示す背面図である。 図9の第1ハウジングをE--E線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタに含まれる第2ハウジングを示す斜視図である。 図1のコネクタと、相手側コネクタとを示す斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは未嵌合状態にある。 図12のコネクタと相手側コネクタとを示す他の斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは、図12の状態に続く状態にある。 図12のコネクタと相手側コネクタとを示す他の斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは嵌合状態にある。 一列に並んだ相手側コネクタとコネクタとを示す斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは未嵌合状態にある。 図15の相手側コネクタとコネクタとを示す他の斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは嵌合状態にある。 特許文献1のコネクタと相手側コネクタとを示す図である。
図1、図4、図5、図7及び図8に示されるように、本発明の実施の形態によるコネクタ100は、ケーブル600に接続されるものである。コネクタ100に接続されたケーブル600は、所定方向(Z方向)に延びている。本実施の形態において、所定方向は上下方向である。図12乃至図14に示されるように、コネクタ100は、相手側コネクタ500と嵌合方向(X方向)に沿って嵌合可能である。このことから理解されるように、本実施の形態において、コネクタ100と相手側コネクタ500との嵌合方向は、ケーブル600(図1参照)の延びる所定方向と直交又は交差している。なお、本実施の形態において、嵌合方向は前後方向ともいう。
図12に示されるように、相手側コネクタ500は、コネクタ100と嵌合する相手側嵌合部505を有しており、相手側嵌合部505には2つの相手側ロック部510が設けられている。本実施の形態の相手側ロック部510は、上方(+Z方向)に突出している突起である。
図2、図5及び図8に示されるように、コネクタ100は、絶縁体からなる第1ハウジング200と、絶縁体からなる第2ハウジング300と、導電体からなる4つのコンタクト400とを備えている。
図2に示されるように、各コンタクト400は、接触部410と、肩部420と、ケーブル保持部430とを有している。接触部410は、水平面(XY平面)と平行な形状、即ち平板形状を有している。図5及び図8に示されるように、ケーブル保持部430は、所定方向に延びるようにケーブル600の端部610を保持するものである。図2に示されるように、肩部420は、接触部410とケーブル保持部430とを連結している。このことから理解されるように、本実施の形態のコネクタ100は所謂アングルドタイプである。但し、本発明はこれに限定されるわけではなく、コネクタ100は所謂ストレートタイプであってもよい。
図2及び図4を参照すると、第1ハウジング200は、嵌合部210を有していると共に収容部230を有している。
図4、図5及び図8に示されるように、嵌合部210は、コネクタ100の前端102(+X側端部)において開口している。また、図4に示されるように、嵌合部210内には隔壁220が設けられており、嵌合部210を4つのスペースに分けている。これらスペースは、後述するようにコンタクト400に夫々対応している。
図2及び図9に示されるように、嵌合部210の上部212には、2つの開口部214が形成されている。これらの開口部214は、相手側コネクタ500の相手側ロック部510(図12参照)に対応するように設けられている。
図2、図9及び図10に示されるように、収容部230は、後方(−X方向)に開いている。図2及び図9に示されるように、収容部230内には隔壁232が設けられており、収容部230を4つのスペースに分けている。これらのスペースは後述するようにコンタクト400に夫々対応している。
図10に示されるように、嵌合部210の後壁部216には、収容部230に達する挿入口218が形成されている。挿入口218は、4つあり、夫々、コンタクト400に対応している。各挿入口218は、前後方向と直交する面内(YZ平面内)において細長いスリット状の形状を有している。図5、図8及び図10から理解されるように、各挿入口218に対して接触部410を挿入すると、ケーブル保持部430が収容部230に収容され、接触部410が嵌合部210内において前方に向かって延びることとなる。このようにして、第1ハウジング200は、少なくとも部分的にコンタクト400を収容している。図2、図9及び図10から理解されるように、収容部230の後側は開放されていることから、コンタクト400にケーブル600を接続した後でも、コンタクト400を第1ハウジング200に容易に収容することができる。
図2及び図10に示されるように、収容部230の上部234には、2つの孔からなる第1上側係合部236が形成されている。また、収容部230の2つの側壁部250の下端(−Z側端部)には、夫々、上側に凹んだ凹部からなる第1下側係合部252が形成されている。更に、図2に最もよく示されるように、収容部230の上部234と嵌合部210の上部212との間には段差があり、それによって、嵌合部210と収容部230と間には、第1位置規制部240が形成されている。本実施の形態の第1位置規制部240は、横方向(Y方向)に延びている。
上述した第1ハウジング200は、基本的に変形することを意図した構造ではない。従って、比較的硬い材料で形成されている。これに対して、以下に説明する第2ハウジング300は、一部に弾性変形させる部位を有するものであるため、第1ハウジング200ほど硬くない方がよい。このため、本実施の形態において、第1ハウジング200は、第2ハウジング300の材料よりも硬い材料で構成されている。これにより、第1ハウジング200における堅牢性と、第2ハウジング300の部分的なバネ性とを両立させることができる。
図2及び図5に示されるように、第2ハウジング300は、収容部230を覆う覆壁部310を有している。覆壁部310は、概略、前後方向と直交する平面(YZ平面)と平行に延びる板状の形状を有している。図11に示されるように、覆壁部310の下端近傍には、横方向の外側に向かって突出した2つの第2下側係合部312が設けられている。第2下側係合部312は、第1下側係合部252(図2参照)に対応している。
図2、図5、図7及び図8に示されるように、第2ハウジング300には、引掛け部320が設けられている。この引掛け部320は、後述するように、コネクタ100を相手側コネクタ500から抜去する際に、指をかける部分である。本実施の形態の引掛け部320は、覆壁部310の下端において後斜め下方向に延びる面で構成されている。即ち、引掛け部320は、嵌合方向(前後方向)と所定方向(上下方向)の双方と交差しており、指がかけやすくなっている。また、ケーブル600の端部610がケーブル保持部430に保持された状態において、引掛け部320は嵌合方向(ケーブル600の延びる方向と直交する直交方向)においてケーブル600から離れて位置している。特に、本実施の形態においては、引掛け部320からケーブル600までの距離は、ケーブル600の直径以上であり、ケーブル600と引掛け部320との間に指先を入れ易く、従って、引掛け部320に指先をかけ易くなっている。
図11に示されるように、覆壁部310の前面には複数の保持突起330が形成されている。図5及び図8に示されるように、保持突起330は、第2ハウジング300が第1ハウジング200に取り付けられたときに、コンタクト400を第1ハウジング200に向けて押し付けるものである。
図7及び図8に示されるように、第2ハウジング300は、バネ支持部340と、バネ部350と、シーソー部360とを更に有している。
図7、図8及び図11に示されるように、バネ支持部340は、覆壁部310の上端から前方に延びている。図11に示されるように、バネ支持部340には、2つの第2上側係合部342が形成されている。本実施の形態による第2上側係合部342は、下側に向かって突出した突起である。第2下側係合部312を第1ハウジング200の第1下側係合部252(図2参照)に嵌め込み、更に、第2下側係合部312を軸として第2ハウジング300を回転させると、第2上側係合部342は、収容部230の上部234(図2参照)に乗り上げた後、第1上側係合部236に受容される(図8参照)。このようにして、第2ハウジング300は第1ハウジング200に対して取り付けられる。このとき、図8に示されるように、保持突起330は収容部230に収容されたコンタクト400を第1ハウジング200に向けて押し付け、それによって、コンタクト400は、第1ハウジング200と第2ハウジング300とにより保持されている。
図7、図8及び図11に示されるように、バネ部350は、バネ支持部340に支持されている。バネ部350は、弾性変形可能であり、シーソー部360を支持している。図3に示されるように、シーソー部360は、上方から見た場合に、幅広いU字状の形状を有している。図3及び図11から理解されるように、シーソー部360は、バネ部350よりも前側に位置する部分と後側に位置する部分とを有しており、後側の部分が下側に移動しようとするとき、前側の部分が上側に移動する。即ち、シーソー部360は、シーソー運動可能となるように、バネ部350に支持されている。換言すると、シーソー部360の横方向のほぼ中央から下方に延びるバネ部350が支点となり、シーソー部360がシーソー運動可能になる。
図11に示されるように、シーソー部360には、第2位置規制部362と、操作部370と、ロック部380とが形成されている。即ち、操作部370及びロック部380は、バネ部350に支持されている。図6に示されるように、第2位置規制部362は、前後方向(嵌合方向)において、バネ部350よりも少し後側であるがバネ部350とほぼ同じ位置に位置している。操作部370は、バネ部350よりも後方に位置する面からなり、ロック部380は、バネ部350よりも前方に位置する孔からなる。この位置関係に起因して、操作部370を押圧操作して下側に移動させると、ロック部380は上側に移動する。図12乃至図14から理解されるように、ロック部380が上側に移動すると、操作部370が下側に移動する。
図11に示されるように、本実施の形態の第2位置規制部362は2つある。図6に示されるように、第2位置規制部362の夫々は、第1位置規制部240の後方に位置しており、第1位置規制部240と前後方向において対向している。これにより、シーソー部360に対して前側に向かう大きな力(即ち、第1ハウジング200に向かう大きな力)が加わった場合であっても、第2位置規制部362が第1位置規制部240に突き当り、シーソー部360の過度な移動が制限され、バネ部350が破損してしまうことを避けることができる。
図12及び図14から理解されるように、ロック部380は、コネクタ100と相手側コネクタ500とが嵌合した際に、相手側ロック部510をロックするものである。本実施の形態においては、上述したように、相手側ロック部510は突起であり、ロック部380はそれに対応する孔である。図2及び図6から理解されるように、第1ハウジング200に対して第2ハウジング300が取り付けられると、ロック部380は嵌合部210の上部212に設けられた開口部214内に位置する。これにより、嵌合部210内に挿入された相手側コネクタ500(図12参照)の相手側嵌合部505に設けられた相手側ロック部510が開口部214内においてロック部380にロックすることができる。ここで、上述したように、ロック部380はバネ部350とは嵌合方向において異なる位置に位置していることから、開口部214はロック部380のみに対応するように設ければよく、第1ハウジング200に形成する開口部214の大きさを比較的小さくすることができ、第1ハウジング200に必要とされる強度を確保することができる。
図1に示されるように、操作部370は、所定方向において、引掛け部320から離れて位置している。操作部370を構成する面は、シーソー部360の後端において後斜め上方向に延びている。即ち、操作部370は、嵌合方向(前後方向)と所定方向(上下方向)の双方と交差しており、操作しやすくなっている。引掛け部320に指先を引掛けた状態で操作部370を他の指で押圧して、操作部370を引掛け部320に向けて移動させる(即ち、下側に移動させる)と、ロック部380を上側に移動させることができる。図12乃至図14から理解されるように、操作部370を引掛け部320に向けて移動させるように操作すると、ロック部380の相手側ロック部510に対するロックが解除され、コネクタ100を相手側コネクタ500から抜去することができる。図1から理解されるように、操作部370を引掛け部320に向けて移動させるように操作するとき、操作者の手指はコネクタ100の後側に位置しており、ケーブル600等とは離れている。そのため、例えば、図15及び図16に示されるように、2つのブスバー700,710間に取り付けられ一列に並べられた相手側コネクタ500に対して、コネクタ100を嵌合抜去する際に、他のコネクタ100やケーブル600などが邪魔になることがない。
以上、本発明について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、様々な変形が可能である。
上述した実施の形態において、コネクタ100の相手側コネクタ500に対する嵌合方向とケーブル600の延びる方向とは直交していたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、コネクタ100の相手側コネクタ500に対する嵌合方向とケーブル600の延びる方向とが同じであってもよい。但し、コネクタ100の相手側コネクタ500からの抜去時の操作性を考慮すると、本実施の形態のように、嵌合方向とケーブル600の延びる方向とが直交しているほうが好ましい。
上述した実施の形態において、コンタクト400の本数は4本であったが、本発明はこれに限定されるわけではなく、コンタクト400の本数は3本以下であってもよいし、5本以上であってもよい。
上述した実施の形態においては、相手側ロック部510が突起でありロック部380が孔であったが、本発明はこれに限定されるわけではなく、相手側ロック部510を孔とし、ロック部380を突起としてもよい。しかし、本実施の形態のように、相手側ロック部510を突起とし、ロック部380を孔とすると、相手側コネクタ500に含まれる相手側コンタクト(図示せず)などを露出させなくて済むことから、相手側コネクタ500は電源の供給側のコネクタとして使用するのに適する構造を有している。従って、相手側コネクタ500の用途として電源供給側コネクタを想定してる場合には、ロック部380を孔とするか、もしくは、少なくとも相手側ロック部510の突起に対応する凹部とすることが好ましい。
100 コネクタ
102 前端
200 第1ハウジング
210 嵌合部
212 上部
214 開口部
216 後壁部
218 挿入口
220 隔壁
230 収容部
232 隔壁
234 上部
236 第1上側係合部
240 第1位置規制部
250 側壁部
252 第1下側係合部
300 第2ハウジング
310 覆壁部
312 第2下側係合部
320 引掛け部
330 保持突起
340 バネ支持部
342 第2上側係合部
350 バネ部
360 シーソー部
362 第2位置規制部
370 操作部
380 ロック部
400 コンタクト
410 接触部
420 肩部
430 ケーブル保持部
500 相手側コネクタ
505 相手側嵌合部
510 相手側ロック部
600 ケーブル
610 端部
700,710 ブスバー

Claims (9)

  1. 相手側ロック部を有する相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
    前記コネクタは、第1ハウジングと、第2ハウジングと、コンタクトとを備えており、
    前記第1ハウジングは、少なくとも部分的に前記コンタクトを収容しており、
    前記コンタクトには、所定方向に延びるようにケーブルの端部を保持するケーブル保持部が設けられており、
    前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングに取り付けられ、前記第1ハウジングと共に前記コンタクトを保持するものであり、
    前記第2ハウジングには、引掛け部と、弾性変形可能なバネ部と、前記バネ部に支持された操作部及びロック部とが設けられており、
    前記ロック部は、前記コネクタと前記相手側コネクタとが嵌合した際に、前記相手側ロック部をロックするものであり、
    前記引掛け部は、前記操作部を操作する際に指をかける部分であり、前記所定方向において前記操作部から離れて位置しており、
    前記操作部は、前記引掛け部側に移動させるように操作されると、前記ロック部の前記相手側ロック部に対する前記ロックを解除するものであり、
    前記コネクタは、前記相手側コネクタと嵌合方向に沿って嵌合するものであり、
    前記所定方向と前記嵌合方向とは互いに直交している
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記引掛け部は、前記所定方向と直交する直交方向と前記所定方向の双方と交差しており、
    前記ケーブルの前記端部が前記ケーブル保持部に保持された状態において、前記引掛け部は前記直交方向において前記ケーブルから離れて位置している
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記操作部は、前記所定方向と直交する直交方向と前記所定方向の双方と交差している
    コネクタ。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングの材料よりも硬い材料からなる
    コネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記第2ハウジングには、前記バネ部に支持されたシーソー部が設けられており、
    前記操作部と前記ロック部とは、前記シーソー部に設けられている
    コネクタ。
  6. 請求項記載のコネクタであって、
    前記第1ハウジングには、第1位置規制部が設けられており、
    前記シーソー部には、第2位置規制部が設けられており、
    前記第2位置規制部は、前記第1位置規制部と対向しており、
    前記シーソー部に対して前記第1ハウジングに向かう力が加えられた際に、前記第2位置規制部が前記第1位置規制部に突き当り、前記シーソー部の移動を規制する
    コネクタ。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記ロック部と前記バネ部とは、前記コネクタと前記相手側コネクタの前記嵌合方向において、異なる位置に位置している
    コネクタ。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記相手側ロック部は、突起であり、
    前記ロック部は、前記相手側ロック部の前記突起に対応する孔である
    コネクタ。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記第2ハウジングには、保持突起が設けられており、
    前記保持突起は、前記コンタクトを前記第1ハウジングに対して押し付けており、それによって、前記コンタクトは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに保持されている
    コネクタ。
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