JP6278449B2 - 給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車の車両ボディに搭載されてスライドドアに対してワイヤハーネスを首振り自在に支持する給電装置に関するものである。
従来、自動車のスライドドアに常時給電を行うために、種々の給電装置が提案されており、特にコンパクト化等を目的として、スライドドアの開閉に伴って、給電用のワイヤハーネスを首振り用の部材で水平方向に回動させるようにした給電装置が知られている。
例えば特許文献1(図示せず)には、スライドドア側において、上壁と背壁と下壁とで断面略コの字状に形成され、スライドドアに固定された固定部材と、固定部材の上壁と下壁とに水平方向回動自在に軸支された首振り部材とを備え、ワイヤハーネスを固定部材と首振り部材とに屈曲して挿通させて車両ボディ側に配索した給電装置が記載されている。
また、特許文献2(図示せず)には、車体側とスライドドア側とにそれぞれ略ブラケット状の支持部材を設け、各支持部材に略矩形筒状の回転部材を水平方向回動(首振り)自在に連結し、各回転部材に略矩形筒状のプロテクタを水平方向回動(首振り)自在に連結し、回転部材とプロテクタとの連結部分の側端部において、プロテクタに円弧状の突出部を設け、プロテクタの突出部の外側に重なるカバーを回転部材に設けて、連結部分からのワイヤハーネスの露出を防いだ給電装置が記載されている。
また、参考として特許文献3(図示せず)には、車体側の取付部からスライドドア側の取付部にかけて、電線を覆うガイド手段としてコルゲートチューブ状のハーネスガイド又はキャタピラ状のハーネスガイドを配索することが記載されている。
特開2007−151377号公報(図1〜図2) 特許第5012063号公報(図1,図7,図8) 特開2006−327328号公報(図2,図3)
しかしながら、上記特許文献1に記載されたスライドドア(スライド構造体)側の給電装置にあっては、首振り部材と固定部材の背壁との間に石やペン等といった比較的大きな異物が挟まった場合に、首振り部材の首振り動作が阻害されるという懸念があった。
また、上記特許文献2に記載された車体側の給電装置にあっては、スライドドア(スライド構造体)を車両後方にスライドさせて全開にした状態で、例えば車体(車両ボディないし固定構造体)側に固定された支持部材と、支持部材に首振り自在に軸支された回転部材との間に石やペン等といった異物が挟まった場合に、回転部材の首振り動作が阻害され兼ねないという懸念があった。また、スライドドアの全開時に、車体側に固定された支持部材と回転部材との間に大きな回動隙間を生じて、乗車しようとする人から見た見栄えが低下し兼ねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、例えば固定構造体側に配置される支持部材と、支持部材に首振り自在に支持されるハーネス導出用の回動部材とを備えた給電装置において、スライド構造体の例えば開き時における支持部材と回動部材との間の見栄えの低下や、支持部材と回動部材との間への石やペン等の異物の侵入を防ぐことのできる給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る給電装置は、回動部材と、回動部材を回動自在に軸支する支持部材とを備え、該回動部材が、外周部と、該外周部に配置されたハーネス導出部と、該ハーネス導出部から該外周部に沿って設けられた見栄え壁とを備え、該回動部材の回転中心が該外周部に対して偏心して配置され、該支持部材が、該ハーネス導出部を回動自在に位置させる開口を有し、該回動部材の一方向への回動時に該見栄え壁が該開口を塞ぐことを特徴とする。
上記構成により、固定構造体側に給電装置を配置した場合に、スライド構造体が一方向(例えば開き方向)に移動すると同時に、回動部材が同じく一方向に回動し、支持部材の開口を回動部材の見栄え壁がハーネス導出部と共に塞いで、スライド構造体の開き時における開口内の露出と開口内への異物の侵入とを防ぐ。回転中心が偏心して配置された回動部材は、回転中心が同心に配置された回動部材に比べて大きな角度で揺動して、同心の回動部材における開口に比べて小さな開口においてハーネス導出部の回動角度を大きく確保する。
請求項2に係る給電装置は、請求項1記載の給電装置において、前記見栄え壁が前記ハーネス導出部から前記一方向とは反対方向のみに部分的に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体が一方向(開き方向)に移動した際に、回動部材が見栄え壁と一体に同じく一方向に回動して、見栄え壁が開口を塞ぐ。必要最小限の大きさの見栄え壁で回動部材の構造が簡素化、軽量化、コンパクト化、低コスト化される。
請求項3に係る給電装置は、請求項1又は2記載の給電装置において、前記回動部材の回転中心が前記開口寄りに偏心して配置されたことを特徴とする。
上記構成により、例えば回動部材の回転中心を開口とは反対側に偏心させた場合に比べて、回動部材の外周部や見栄え壁が開口側に大きく突出することが防止され、開口における見栄えが向上する。
請求項4に係る給電装置は、請求項1〜3の何れかに記載の給電装置において、スライド構造体と固定構造体との間に配索したワイヤハーネスを該スライド構造体の開閉に伴って屈曲させて余長吸収させることを特徴とする。
上記構成により、固定構造体側に給電装置を配置した場合に、スライド構造体が一方向(例えば開き方向)に移動する途中において、回動部材とスライド構造体(好ましくはスライド構造体側の給電装置)との間で、ワイヤハーネスが好ましくは略S字状に屈曲してハーネス余長を吸収してワイヤハーネスの垂れ下がりを防ぐ。回動部材を含む給電装置はスライド構造体側に配置してもよく、その場合にもワイヤハーネスは同様に屈曲して余長吸収される。スライド構造体が他方向(例えば閉じ方向)に移動する際も同様にワイヤハーネスの余長吸収が行われるが、この場合は他方向への回動部材の迅速な回転動作で余長吸収が一層確実に行われる。
請求項1記載の発明によれば、スライド構造体の開き時における支持部材と回動部材との間すなわち開口における見栄えの低下や、支持部材と回動部材との間への石やペン等の異物の侵入を回動部材の見栄え壁で防ぐことができ、これにより車両品質を高めることができる。また、回動部材の回転中心を偏心させたことで、回動部材を大きく揺動させて、開口を確実に塞ぐことができると共に、支持部材の開口が小さくても、ハーネス導出部の回動角度すなわちワイヤハーネスの揺動角度を大きく確保することができ、小さな開口で見栄えの向上や異物の侵入防止を一層高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、見栄え壁の大きさを必要最小限にして、回動部材の簡素化、軽量化、コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、例えば回動部材の回転中心を開口とは反対側に偏心させた場合に比べて、回動部材の外周部や見栄え壁を開口側に大きく突出させることがなく、開口における見栄えを一層高めることができる。
請求項4記載の発明によれば、スライド構造体の開閉途中において例えば回動部材の迅速な回転動作でワイヤハーネスの余長吸収を確実に行わせることができる。
本発明に係る給電装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 同じく給電装置を異なる方向から示す分解斜視図である。 同じく給電装置を下方から見て示す分解斜視図である。 給電装置の回動部材を裏側から見て示す斜視図である。 給電装置の一適用例を示す平面図(説明図)である。 スライドドアの全開時における給電装置の要部を示す平面図である。 スライドドアの全閉時における給電装置の要部を示す平面図である。 スライドドアの全開時における給電装置の要部を示す斜視図である。 スライドドアの全閉時における給電装置の要部を示す斜視図である。 スライドドアの全開時における給電装置を示す斜視図である。 スライドドアの全閉時における給電装置を示す斜視図である。 スライドドア側の給電装置の一形態を参考的に示す斜視図である。 同じくスライドドア側の給電装置を示す正面図である。
図1〜図11は、本発明に係る給電装置の一実施形態を示すものである。この給電装置1は、自動車の右側のスライドドア2(図5,図7)に常時給電を行うべく車両ボディ3(図5)の右側に搭載されるものである。左側のスライドドア(図示せず)に対しては車両ボディ3の左側に右側用とは対称形状の給電装置(図示せず)が配置される。なお、明細書で上下前後左右の方向は便宜上車両の方向に一致させている。
図1〜図3の如く、この給電装置1は、合成樹脂製の下側のベース部材4と、ベース部材4の上側に配置される合成樹脂製のカバー部材5と、ベース部材4とカバー部材5との間に周方向(水平方向)首振り自在に組み付けられる合成樹脂製の回動部材7とを備え、回動部材7の円形環状の外周壁(外周部)8に対して回動部材7の鉛直方向の上下の軸部9,10(図3)すなわち回転中心を偏心して配置したことを特徴とするものである。
ベース部材4とカバー部材5とで回動部材7に対する支持部材6(図3)が構成されている。ベース部材4は、水平な基板部11と、基板部11の前後に垂直に立設された各側壁12,13と、基板部11の右側に垂下形成された裾壁14とを備えている。基板部11と両側壁12,13とで囲まれて、回動部材7を組み付ける空間と、空間に連通する左右の各開口15,16とを有している。両側壁12,13は奥側(左側)に向かうにつれて接近して空間は略テーパ状に狭くなっている。
裾壁14の不図示の下端は車両ボディ3(図5)の例えば乗降口の下側のパネルに隙間なく(見栄え良く)接する。基板部11に一段高い突壁17が後側の側壁13と一体に設けられ、突壁17の右端寄り(基板部11の右端寄り)で且つ基板部11の前後方向略中央に円形の下側の軸受孔(軸受部)18が設けられている。突壁17は基板部11の一部である。後側の側壁13の下部側には、回動部材7に対するストッパ壁部13aが設けられている。ベース部材4は下向きのピン19(図3)で車両ボディ3に位置決めされ、基板部11の孔20a(図3)とカバー部材5の孔20bとに不図示のボルトを挿通して車両ボディ3(図5)にねじ締め固定される。
回動部材7は、水平方向に突出した上側の半環状のハーネス導出壁21を含む主体部(アッパ部)24と、上側のハーネス導出壁21に係止手段(係止爪25と係止枠26又は係止凹部27)で接合されて水平な環状のハーネス導出部23(図4,図8)を構成する下側の半環状のハーネス導出壁(ロア部ないし副体部)22とで構成されている。回動部材7は回転体とも首振り部材とも呼称可能である。
主体部24は円形環状の外周壁8を有し、外周壁8はその周上の一部すなわちハーネス導出壁21を基点として前側に、下向きに長く延長された横断面円弧状の幅広の外周壁部(見栄え壁)28を有すると共に、外周壁8の鉛直な仮想中心軸線に対してハーネス導出部23寄り(右寄り)に偏心して配置された断面円形(円柱状)の垂直な上側の軸部9を有している。見栄え壁28は外周壁8の一部である。
また、軸部9を起点として不完全環状の隔壁29が環状の外周壁8に対して軸部9側に偏心して設けられ、隔壁29と外周壁8との間の環状の溝部30に不図示の捩りコイルばね(ばね部材)が配置される。ハーネス導出部23の先端側には、ハーネス保護部材であるコルゲートチューブ48(図5,図13参照)を保持する円弧状のリブ32が設けられている。
上側のハーネス導出壁21の下端且つ前端21aから主体部24の見栄え壁28の後端28aが垂下され、見栄え壁28の前端28bは後端28aから略90°程度の開き角度で周方向に離間し、見栄え壁28の下端28cは上側のハーネス導出壁21の係止爪25よりも下方において円弧状に水平に位置している。見栄え壁28の前端28bと後端28aとは平行に位置し、前端28bは後端28aよりも上方に高く延長されて環状の外周壁8の下端8aに直交して続いている。
見栄え壁28は正面視略矩形状で平面視(下面視)円弧状に形成されている。見栄え壁28の上側における外周壁部分8bも見栄え壁の一部である。見栄え壁28はハーネス導出部23から前方向のみに部分的に設けられている(図1において回動部材7は後向きに回動されている)。環状の外周壁8の周上の一部に見栄え壁28が設けられているので、回動部材7が簡素化、軽量化、コンパクト化、低コスト化されている。
図2の如く、見栄え壁28とは反対側においては上部の外周壁8のみが幅狭に形成されており、外周壁8の下側の底壁33(図3)にはハーネス導出壁21の前後一対の側壁34が一体に垂下形成されている。各側壁34は左右一対の係止爪25を有する。一対の側壁34は上側のアーチ状の壁部21aと一体に繋がってハーネス導出壁21を構成している。アーチ状の壁部21aの基端21a’は外周壁8に交差して一体に続いている。
図2の後側の各係止爪25は下側のハーネス導出壁22の後側の各係止枠26に係合し、係止枠26が外向きに突出(露出)して目立つ(図4参照)が、図1の前側の各係止爪25は下側のハーネス導出壁22の前側の側壁35の内部(係止凹部27)に係合して爪本体25aのみが係止凹部27から小さく露出するので目立たない(図8,図10参照)。係止爪25と係止凹部27とで見栄えロックが構成されている。
図3,図4の如く、下側のハーネス導出壁22の付根(基端)側に垂直な下側の軸部10が設けられ、下側の軸部10は、上側の軸部9(図3で中空の軸部9の内部空間9aを示す)の仮想の鉛直な中心軸線と同一線上に配置され、両軸部9,10は、主体部24の環状の外周壁8の鉛直な仮想中心軸線に対してハーネス導出部23の突出方向に偏心して配置されている。下側の軸部10の付根の環状底面37が図1のベース部材4の軸受孔18の上縁の環状座面17aに回動方向摺動自在に当接する。
主体部24の外周壁8は水平な円形の底壁33に直交して続き、底壁33の下面に上側のハーネス導出壁21の両側壁34(図4)の左半部が一体に形成され、ハーネス導出部23の内側において底壁33から上側の軸部9が突設され、底壁33の中央寄りにハーネス導出部23の基端が位置し、ハーネス導出部23の内側のハーネス挿通空間は左右に貫通している。
図4の如く、底壁33の一側から他側までの間でハーネス導出部23までの略90°程度の範囲で円弧状の見栄え壁28が垂設されている。見栄え壁28の一端(前端)28bは開放されているが、図4,図8の如く見栄え壁28の他端28aは、下側のハーネス導出壁22の側壁面35に隙間なく接触すると共に、ハーネス導出壁22の下端部側においてハーネス導出壁22の側壁面35から底壁面38にかけて突設された略三角形状の小さな突板39の側面に隙間なく接触し、突板39の下端39cは見栄え壁28の下端28cに同一水平面に続いている。突板38は見栄え壁28の一部をなしている。見栄え壁28の下端28cはハーネス導出壁22の底壁面38よりも下方に少し突出している。
図1,図4の如く、ハーネス導出部23の突出方向とは反対側における主体部24の環状の外周壁8の上端には、不図示の捩りコイルばねの上端の突出端部を通過させるための切欠40が円弧状に設けられている。切欠40の範囲は軸部9を中心とした回動部材7の回動角度にほぼ等しい。図4の如く、本例のハーネス導出部23は主体部24の底壁33の一側の見栄え壁28とは反対側の他側寄りに配置されている。
図1〜図3の如く、上側のカバー部材5は、水平な上壁(基板部)41から上向きに突出した膨出壁42と、上壁41から垂下された支持壁43と、係止爪(係止部)51とを有し、膨出壁42の水平な天壁42aの右端側に、回動部材7の上側の軸部9を回動自在に係合させる軸受孔44aを有する円環状の軸受壁(軸受部)44が膨出壁42内で下向きに垂設されている。軸受壁44は回動部材7の隔壁29と軸部9との間の隙間45に進入しつつ軸部9に外挿される。
膨出壁42の内周面42b(図3)は回動部材7の外周壁8を包むように外周壁8の外径よりも前後方向に長く(広く)形成されて、上下の軸部9,10を中心とした回動部材7の前後方向の揺動を膨出壁42内の広い空間で吸収する。これは下側のベース部材4の前後の側壁12,13の間の空間においても同様である。
カバー部材5の上壁41の内面はベース部材4の両側壁12,13の上端で支持され、カバー部材5の支持壁43は下端の鍔部43aでベース部材4の基板部11に支持され、カバー部材5の係止爪51はベース部材4の後側の側壁13の上側の係止枠(係止部)50に係合する。支持壁43は奥側の円弧状の湾曲壁43b(図2)に続き、湾曲壁43bはベース部材4の前側の側壁12の奥側の湾曲壁12bの外側に接合する。
図5(平面図)の如く、上記給電装置1が車両ボディ3側に配置され、車両ボディ3側の給電装置1とスライドドア2側の給電装置47との間にワイヤハーネス31が前後方向揺動自在に配索される。車両ボディ側の給電装置1の回動部材7(図1)の上下の軸部9,10すなわち回転中心は、回動部材7の外周壁8(図1)に対してスライドドア2側に向けて偏心している。
図5で右側の図がスライドドア2の全閉状態、中央の図がスライドドア2の半開状態、左側の図がスライドドア2の全開状態を便宜上それぞれ実線で示している。図1,図3は図5のスライドドア2の全開状態、図2は図5のスライドドア2の全閉状態にそれぞれ対応している。スライドドア側の給電装置47においては図12,図13で一例を後述する。
図5の如く、スライドドア2の全閉時に、車両ボディ側の給電装置47からワイヤハーネス31が前方に引っ張られつつ、回動部材7(図2)が前向きに回動して、回動部材7のハーネス導出部23(図2)とスライドドア側の給電装置47との間でワイヤハーネス31が略真直に伸長する。スライドドア2の半開時に、両給電装置1,47の間でワイヤハーネス31が略S字状に屈曲してハーネス余長を吸収する(ワイヤハーネスの下向きの弛みを防ぐ)。
また、スライドドア2の全開時に、スライドドア2と共にワイヤハーネス31が後方に引っ張られて車両ボディ側の給電装置1の回動部材7(図1)が後向きに回動して、回動部材7のハーネス導出部23(図1)とスライドドア側の給電装置47との間でワイヤハーネス31がやや湾曲状に伸長する。スライドドア側の給電装置47の回動部材49(図12参照)はスライドドア2の半開時から全開時にかけて時計回りに回転して車両ボディ3側を向く。
図5で符号F1は、車両ボディ側の回動部材7を不図示の捩りコイルばね(ばね部材)で付勢する方向、符号F2は、スライドドア側の回動部材49を不図示の捩りコイルばね(ばね部材)で付勢する方向をそれぞれ示している。
特に、スライドドア2の半開時において車両ボディ側の回動部材7が矢印F1の如く反時計回りに車両内側に向けて付勢され、スライドドア側の回動部材49が矢印F2の如く反時計回りに車両外側に向けて付勢されることで、ワイヤハーネス31のS字状の屈曲がスムーズ且つ確実に行われて、ワイヤハーネス31の屈曲耐久性が高まる。また、スライドドア2の全開時において車両ボディ側の回動部材7が矢印F1の如く反時計回りに前方に向けて付勢され、スライドドア側の回動部材49が矢印F2の如く反時計回りに後方に向けて付勢されることで、ワイヤハーネス31と車両ボディ3の例えば乗降口の下側後部の突出部分3aとの干渉が防止される。
図6,図8,図10は、スライドドア2の全開時における車両ボディ側の給電装置1の状態、図7,図9,図11は、スライドドア2の全閉時における車両ボディ側の給電装置1の状態をそれぞれ示している。図6〜図9においてはカバー部材5を外した状態を示している。図6,図7は平面図である。
図6の如く、スライドドア2(図7)の全開時に、回動部材7の回転中心S1である軸部9,10(図3)は、回動部材7の見栄え壁28を含む環状の外周壁8の中心軸線S2に対してハーネス導出部23の突出方向すなわち車両外側(矢印A方向)に向けて大きく偏心すると共に、車両後方に向けて少し偏心している。軸部9,10と外周壁8との中心軸線S1,S2の間に不完全環状の隔壁29の中心軸線S3が位置している。各中心軸線S1〜S3を結ぶ仮想線はハーネス導出部23の突出方向よりも少し後方に傾斜して位置する。外周壁8はハーネス導出部23に対して少し前方に偏心して位置している。
図6,図8,図10の如く、ハーネス導出部23の後側の側壁35’の外面(係止枠26)がベース部材4の後側の側壁13のストッパ壁部13aに当接し、ハーネス導出部23の前側の側壁面35とベース部材4の前側の側壁12との間に回動部材7の外周壁8の見栄え壁38が位置する。
見栄え壁28の外周面は前側の側壁12の開口端15a(図6)に極僅かな隙間を存して非接触で殆ど隙間なく位置する(完全に接触してもよい)。見栄え壁28の下端28cはベース部材4の基板部11の上面にほぼ隙間なく接して摺動自在に位置する。下側のハーネス導出壁22(図8)の前側下部の略三角状の突板39はハーネス導出壁22の前側下部の隙間をなくす。突板39は見栄え壁28の一部をなす。
そして、スライドドア2(図5)の全開時にスライドドア2が給電装置1よりも後方へスライド移動し、車両外側から給電装置1が見えるようになるが、回動部材7の奥側(車両ボディ内側へのワイヤハーネスの導出側部分等)が、突板39を含む見栄え壁28で遮られて見えなくなるので、見栄えが向上して車両品質が高まる。また、スライドドア2の全開時に石やペン等の異物が見栄え壁28で遮られて車両内側へ侵入することが防止されるので、異物の挟まりに起因する回動部材7の動作不良や、異物の侵入によるワイヤハーネスの傷付き等の心配が解消される。
図7の如く、スライドドア2の全閉時に、回動部材7が右寄りの軸部9,10を中心にハーネス導出部23と共に反時計回りに前向きに回動すると同時に、軸部9の左側において回動部材7の外周壁8がベース部材4の前後の側壁12,13の間を大きく後方に回動(揺動)する。これにより、ハーネス導出部23が大きな角度で前方に回動して、ハーネス導出部23の先端面23aがベース部材4の前側の側壁12の先端12cよりも奥側に引っ込んで位置する。
このように、回動部材7の回転中心S1である軸部9,10をベース部材4の両側壁12,13の間の右側の開口15寄りに偏心させたことで、ハーネス導出部23を大きな角度で前後に揺動させることができる。同様に、図7のスライドドア2を全閉から図6の全開状態に移動させた際に、回動部材7の見栄え壁28が大きな角度で回動して前後の側壁12,13の間の開口(正確にはハーネス導出部23と前側の側壁12との間の開口)15を確実に遮蔽して(閉じてないし塞いで)、見栄えの向上及び異物の侵入防止の効果を高める。
例えば、図6の状態から回動部材7を偏心した軸部9,10ではなく外周壁8の鉛直な中心軸線を中心として同心に回動させた場合は、軸部9,10を偏心させた場合に比べてハーネス導出部23の回動角度が小さくなり、ベース部材4の前後の側壁12,13の間隔(右側の開口15)を広めなければならないが、軸部9,10を偏心させたことで、狭い開口15であってもハーネス導出部23を大きな角度で揺動させることができる。開口15を狭めたことで、見栄えも向上し、異物の侵入する確率もさらに低減する。
図7において、軸部9,10すなわち回転中心S1と外周壁8の中心軸線S2とを結ぶ直線(直線の途中に隔壁29の中心軸線S3が位置する)はハーネス導出壁23の突出方向よりも少し後方を向いている。図7はスライドドア2の全閉状態であるので、給電装置1の右側(車両外側)にスライドドア2が近接して位置する。
図8の如く、スライドドア2の全開時に、回動部材7の見栄え壁28を含む外周壁8の上端8cはベース部材4の前側の側壁12よりも上方に高く突出して図10のカバー部材5の膨出壁42内に位置する。見栄え壁28の前端部28b’は前側の側壁12にラップして(板厚方向に重なって)位置する。回動部材7の外周壁8と隔壁29との間に配置された不図示の捩りコイルばねの下端部は隔壁29のスリット端45aに係止され、捩りコイルばねの上端部は切欠40を経てカバー部材5(図10)に係止されて、回動部材7を図5の矢印F1方向に付勢する。
図9,図11の如く、スライドドア2の全閉時に、ハーネス導出部23が前側に回動し、ハーネス導出部23の上側に前側の側壁12に沿って奥側(左側)の開口16が露出したり、外周壁8の下側にハーネス導出部23の側壁34,35’や係止部25,26が露出したり、側壁34,35’と後側の側壁13との隙間52(隙間52の奥側でワイヤハーネスが車両内側に向けて配索される)が露出したりするが、これらは図7の如くスライドドア2で覆われて隠されるので、何ら問題はない。
図10の如く、スライドドア2の全開時に、回動部材7の見栄え壁28が、ベース部材4とカバー部材5とで成る支持部材6の右側の開口15内に幅広に露出して開口15の奥側(ワイヤハーネスが車両ボディ側に導出されている部分等)を隠して見栄えを高める。また、ハーネス導出部23の前側の側壁35の見栄えロック(係止凹部27と係止爪25)が見栄えを高める。
ハーネス導出部35から後方に(スライドドア2に向けて)ワイヤハーネス31(図5)のコルゲートチューブ部分48(図13参照)が導出され、コルゲートチューブ48内に挿通された複数本の電線53(図13)がスライドドア2側に配索されると共に、回動部材7の奥側の開口16(図9)を経て車両ボディ3側に配索される。図10においてハーネス導出部23が後方に回動しているので、ハーネス導出部23の後側のロック部25,26は外部から見えない。
図10において、回動部材7の見栄え壁28の前端部28b’は開口15において前側の側壁12の内面にラップし且つ前側の側壁12に殆ど隙間なく接して、回動部材7の奥側への異物の侵入を阻止する。また、見栄え壁28の下端28cはベース部材4の基板部11に殆ど隙間なく接して、回動部材7の奥側への砂等の小さな異物の侵入を防ぐ。図1の如くベース部材4の基板部11に一段高く突壁17が設けられ、突壁17に回動部材7の下側の軸部10(図3)が支持されているので、軸部10と軸受孔18との間に砂や埃等の異物が侵入して回動部材7の動きが悪くなる心配がない。
図12,図13は、スライドドア側の給電装置47の一例を参考的に示すものである。図12の如く、この給電装置47は、回動部材49と支持部材54とを備え、回動部材49は、縦(垂直)方向の筒状部55と、横(水平)方向に突出したハーネス導出部56と、筒状部55の上下の不図示の各軸部(上側は中空軸部)又は軸受部とを備え、支持部材54は、縦方向の背壁57’を含む縦ベース部57と、背壁57’との間に上側の軸部を回動自在に支持するカバー部58と、下側の軸部ないし軸受部を支持する軸受部ないし軸部を有する横ベース部59とを備えている。
図13の如く、ハーネス導出部56にワイヤハーネス31のコルゲートチューブ48の一端部が保持され、コルゲートチューブ48の他端部は前記車両ボディ側の回動部材7のハーネス導出部23に保持される。コルゲートチューブ48は断面円形でも縦長な長円形でもよい。縦ベース部57がボルト等でスライドドア2のパネルに固定される。
コルゲートチューブ38内に挿通された電線53は回動部材49の上側の環状の軸部内を通って逆L字状のガイド部材60で横方向に導出されてスライドドア2内の不図示の各補機等に接続される。逆L字状のガイド部材60は上方からの異物の侵入を防ぐ。中空の横ベース部59内に不図示の捩りコイルばね(ばね部材)が配設されて、回動部材49が図5の矢印F2方向に付勢される。
なお、図12,図13の給電装置47とは異なる給電装置(例えば前記特許文献1に記載された給電装置等)をスライドドア2側に用いることも可能である。また、自動車以外の車両や車両以外の装置等のスライドドアや、車両ボディ3以外の装置本体等に上記各給電装置1,47を適用することも可能である(スライドドア2をスライド構造体、車両ボディ3等を固定構造体と総称する)。
また、上記実施形態の給電装置1においては、回動部材7に軸部9,10を設け、支持部材6に軸受部18,44を設けたが、これとは逆に、回動自在7に軸受部を設け、支持部材6に軸部を設けたり、組み合わせ的に、回動部材7に上側の軸部と下側の軸受部を設けたり、回動部材7の上側の軸受部と下側の軸部を設けたりすることも可能である。車両ボディ側の給電装置1においてこれらの軸部や軸受部は回動部材7の外周壁8に対して偏心して配置されることは言うまでもない。
また、上記実施形態においては、回動部材7の回転中心S1を偏心させた給電装置1を車両ボディ3側に配置したが、車両ボディ3側に代えてスライドドア2側に給電装置1を配置することも可能である。スライドドア2側に配置した場合は、スライドドア2の全開時又は全閉時に(図5参照)車両内側(車室側)からの見栄えが低下する可能性もあるのでその対策となる。
また、上記実施形態においては、回動部材7の外周壁(外周部)8を円形環状に形成したが、例えば底壁33等で剛性が確保される場合や、ばね部材がカバー部材5と干渉する心配のない場合は、外周壁8を不完全環状に形成することも可能である。例えば外周壁8を排除した場合は、円形等の底壁33(底壁33の外周面が外周部となる)の中心軸線S2に対して回動部材7の回転中心S1が偏心して配置されることになる。
また、上記実施形態においては、回動部材7の外周壁8を完全な円形に形成し、見栄え壁28を完全な円弧状に形成したが、例えば外周壁8を円形ではなく長円形等に形成したり、見栄え壁28を完全な円弧状ではない湾曲状に形成したり、曲面と平面の混合した形状や平面形状に形成することも可能である。
また、上記実施形態においては、回動部材8の回転中心S1が環状の外周壁8に対して偏心して配置されたとして説明したが、これは回動部材7の回転中心S1が円弧状の見栄え壁28に対して偏心して配置されたことと同じである。
また、上記実施形態においては、回動部材7の回転中心S1を支持部材6の右側の開口15すなわちハーネス導出部23を配置した開口15の近くに(開口15寄りに)偏心させたが、これとは逆に、回動部材7の回転中心S1を右側の開口15から遠く離間する側(左側の開口16寄り)に偏心させることも可能である。
これは例えば、図6,図7において、図6,図7で図示されたハーネス導出部23を180°反対方向に突出形成し、図6,図7で示された左側の開口(車両内側にワイヤハーネスを導出させるための開口)16を右側(車両外側)の開口と仮定し、図6で180°反対方向に突出形成したハーネス導出部23の後側と、図7で180°反対方向に突出形成したハーネス導出部23の前側とに隣接してベース部材4の前後の側壁12,13を配置し(両側壁1,13の間に右側(車両外側)の開口15が位置する)、図6の回動部材7の外周壁8の後側に見栄え壁28を設けた構造に類似する。回動部材7や見栄え壁28の作用効果は両構造においてほぼ同様であるが、回動部材7の回転中心S1を右側の開口15とは反対側(左側の開口16寄り)に偏心させた場合は、開口15内に回動部材7の外周壁8や見栄え壁28が大きく突出してやや見栄えが低下する懸念はある。
また、上記実施形態においては、ワイヤハーネス31の外装部材(ハーネス保護部材)として合成樹脂製のコルゲートチューブ48を用いた例で説明したが、コルゲートチューブ48に代えて例えば前記特許文献3に記載されたような合成樹脂製のキャタピラ状の外装部材(図示せず)を用いることも可能である。この場合は、例えば回動部材7のハーネス導出部23の上下にキャタピラ状の外装部材(図示せず)の端部の上下のピン又は孔を係合させる穴又はピンを設けておく。
本発明に係る給電装置は、例えば固定構造体側に固定される支持部材と、支持部材に首振り自在に軸支されるハーネス導出用の回動部材とを備えた給電装置において、スライド構造体の例えば全開時における支持部材と回動部材との間の見栄えの低下や、支持部材と回動部材との間への石やペン等の異物の侵入を防ぐために利用することができる。
1 給電装置
2 スライド構造体
3 固定構造体
6 支持部材
7 回動部材
8 外周壁(外周部)
15 開口
23 ハーネス導出部
28 見栄え壁
31 ワイヤハーネス
S1 回転中心

Claims (4)

  1. 回動部材と、回動部材を回動自在に軸支する支持部材とを備え、該回動部材が、外周部と、該外周部に配置されたハーネス導出部と、該ハーネス導出部から該外周部に沿って設けられた見栄え壁とを備え、該回動部材の回転中心が該外周部に対して偏心して配置され、該支持部材が、該ハーネス導出部を回動自在に位置させる開口を有し、該回動部材の一方向への回動時に該見栄え壁が該開口を塞ぐことを特徴とする給電装置。
  2. 前記見栄え壁が前記ハーネス導出部から前記一方向とは反対方向のみに部分的に設けられたことを特徴とする請求項1記載の給電装置。
  3. 前記回動部材の回転中心が前記開口寄りに偏心して配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の給電装置。
  4. スライド構造体と固定構造体との間に配索したワイヤハーネスを該スライド構造体の開閉に伴って屈曲させて余長吸収させることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の給電装置。
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