JP6274180B2 - 車両のトリム構造 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、開閉自在な開閉ルーフを有するオープンカーにおいて、車両側方から車室内へ流入する走行風をトリム部材によって整流するような車両のトリム構造に関する。
乗員が乗り込む車室部の上部に開閉自在な開閉ルーフを有する車両、所謂、オープンカーにおいて、開閉ルーフが閉じた状態(クローズ状態)では、車両前方からの走行風が車体表面に沿って車両後方へ流動する。
一方、開閉ルーフが開いた状態(オープン状態)では、車両上部の開口によって走行風が車両後方へ安定して流れ難く、かつ車外に比べて車室内が負圧になるため、開閉ルーフが閉じた状態に比べて、車両上部を流れる走行風の流れが変化し易い。
例えば、開閉ルーフが開いた状態において、フロントウインドウを超えて座席よりも車両後方へ流れた走行風の一部が、車室内の負圧によって車両前方へと巻き込むように偏向することが知られている。
このため、開閉ルーフが開いた状態では、車両後方から巻き込むように車室内へ流入した走行風が乗員に当たる風当りや、風当りによる騒音が生じて、乗員に不快感を与えるおそれがあった。
そこで、開閉ルーフを開いた状態における風当りや、該風当りによって生じる騒音を抑制する様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、開閉ルーフが開いた状態において、座席よりも車両後方側から車室内へ巻き込むように流動する巻込み風を整流するため、左右一対の座席の間における車両後方側にウィンドデフレクタ装置を備えている。これにより、特許文献1は、車室内への巻込み風の流入を抑制でき、開閉ルーフが開いた状態における風当りや風当りによる騒音を抑制している。
ところで、車室内へ流入する走行風としては、車両後方からの巻込み風だけでなく、ドアガラスを下げたことで構成される車両側部の開口から車室内へ流入する走行風がある。
例えば、タルガトップのように乗員の頭上に位置するルーフ部分だけが開閉する形態の車両の場合、ドアガラスよりも車両後方側において、車室上部が側壁などで覆われていることになる。このため、ドアガラスを下げた場合、車両側部の開口から、座席と側壁との間を通過して車室後方へ走行風が流入することになる。
この際、例えば、ピラー部分に衝突した走行風が乗員へ向けて流動することによる風当りや、ピラー部分への衝突による騒音、あるいは風当りによる騒音が生じるおそれがあった。さらに、座席よりも車両後方へ流動した走行風が車外に排出され難いため、座席よりも車両後方において意図しない騒音が生じて、乗員に不快感を与える要因となるおそれがあった。
特開2006−224907号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、車両側方から車室内へ流入する走行風を整流するとともに、走行風による乗員の不快感を低減できる車両のトリム構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両における車体の側部に対して開閉自在に支持されたドア本体、及び該ドア本体に昇降自在に支持されたドアガラスで構成されたドアと、前記ドア本体の上端よりも車両上方、かつ前記ドア本体よりも車両後方の車室上部を構成する後部ルーフとを備え、前記ドア本体に隣接した座席と前記後部ルーフとの間において、前記ドア本体の上端よりも車両上方に配設された車両のトリム構造であって、前記後部ルーフを、車幅方向で対向する左右一対の上方側部と、前記座席よりも車両後方側で車両前後方向に開口した後方開口部と、該後方開口部を閉塞する開閉自在な閉塞部材とで構成し、前記上方側部の前端下部と前記座席との間に、前記ドア本体の上端よりも車両上方に突出した整流トリムを備え、該整流トリムを、前記ドアガラスが下降した状態において、車両側方から車室内へ流入する走行風を開口状態の前記後方開口部へ整流可能な形状に形成したことを特徴とする。
上記後部ルーフは、車体に対して固定されたルーフ、あるいは車体に対して開閉自在に支持されたルーフなどとすることができる。
上記上方側部は、例えば、タルガトップタイプの車両におけるドアガラスよりも車両後方の側部とすることができる。あるいは略柱状のピラー部分で構成された側部、もしくは略柱状のピラー部分と車両後方側のドアガラスなどで構成された側部なとどすることができる。
上記後方開口部は、例えば、開閉自在なリヤウインドウが開くことで構成される開口、あるいはリヤウインドウに隣接したスリット状の開口などとすることができる。もしくはフロントウインドウの上端からトランクリッドに至る車室上部を覆う開閉自在なルーフ部材が開くことで構成される開口などすることができる。
上記整流トリムは、ドア本体の後端に近接する車体を覆うトリムとは別体で形成されたトリム部材、あるいはドア本体の後端に近接する車体を覆うトリムに一体形成されたトリムなどとすることができる。
この発明により、車両側方から車室内へ流入する走行風を整流するとともに、走行風による乗員の不快感を低減することができる。
具体的には、ドアガラスが下降した状態の車両が走行すると、車室内が負圧になるため、走行風は、ドアガラスを下げたことで構成される車両側方の開口から車室内へ流入したのち、上方側部と座席との間、すなわち乗員の頭部近傍を通って車両後方へ流動することになる。
そこで、上方側部と座席との間に整流トリムを備えたことにより、車両のトリム構造は、車両側方の開口から流入する走行風を整流しながら車両後方へ導風することができる。
これにより、車両のトリム構造は、車両側方の開口から流入する走行風が、乗員の頭部へ向けて流動することを抑制できる。このため、車両のトリム構造は、走行風が乗員に当る風当りを抑制できるとともに、頭部近傍を通過する走行風の流動に伴う騒音が乗員に伝わり難くすることができる。
さらに、座席よりも車両後方に後方開口部を備えたことにより、車両のトリム構造は、整流トリムによって整流された走行風を、開口状態の後方開口部から車両後方の車外へスムーズに排出することができる。
これにより、車両のトリム構造は、座席よりも車両後方において、走行風による乱流の発生を抑制でき、乱流による騒音の発生を抑制することができる。すなわち、車両のトリム構造は、車両側方の開口から車室内へ流入する走行風を、積極的、かつ効率よく後方開口部から車外へ排出させることで、乗員に不快感を与える要因を低減することができる。
従って、車両のトリム構造は、整流トリムと後方開口部とによって、車両側方から車室内へ流入する走行風を整流するとともに、走行風による乗員の不快感を低減することができる。
この発明の態様として、下部が前記ドア本体の後端に近接する前記車体に連結され、上部が前記ドア本体の上端よりも車両上方へ突出した突出部分を備え、前記整流トリムの上部を、前記突出部分に連結する構成とすることができる。
上記突出部分は、車体とは別体で構成した部材、あるいは車体と一体で構成した部材などとすることができる。
この発明により、車両のトリム構造は、車両側方から車室内に流入する走行風をより安定して整流でき、乗員に不快感を与える要因をより低減することができる。
具体的には、例えば、車体に配設されるトリム部材に支持されるよう一体形成した整流トリムの場合、整流トリムの剛性が低くなり易いため、車両側方の開口から流入した走行風の風圧によって整流トリムが揺動し易くなる。このため、整流トリムは、車両側方の開口から流入した走行風を、後方開口部へ向けて安定して整流できず、乗員の頭部へ向けて流動させるおそれがあった。
これに対して、車体に連結された突出部分の上部に整流トリムを連結しているため、車両のトリム構造は、整流トリムの支持剛性を向上することができる。
これにより、車両のトリム構造は、例えば、車体に配設されるトリム部材に支持される整流トリムに比べて、整流トリムの剛性を向上でき、走行風の風圧による整流トリムの揺動を抑制することができる。
このため、車両のトリム構造は、車両側方の開口から流入する走行風が、乗員の頭部へ向けて流動することをより安定して抑制することができる。
さらに、風圧による整流トリムの揺動を抑制できるため、車両のトリム構造は、整流トリムによって走行風が整流される際、整流トリムの揺動による騒音の発生を抑制することができる。
従って、車両のトリム構造は、車体に設けた突出部分に整流トリムを連結したことにより、車両側方から車室内に流入する走行風を後方開口部へより安定して導風でき、乗員に不快感を与える要因をより低減することができる。
またこの発明の態様として、前記左右一対の上方側部を、車両前後方向に所定の長さを有する形状とし、前記後部ルーフに、前記上方側部の上部を車幅方向に連結する上部連結部と、前記上方側部の下部を車幅方向に連結する下部連結部とを備えることができる。
この発明により、車両のトリム構造は、走行風が後方開口部以外から車外へ排出され難い後部ルーフであっても、整流トリムによって、乗員に不快感を与える要因を低減することができる。
具体的には、左右一対の上方側部、上部連結部、及び下部連結部で構成したことにより、後部ルーフは、所定空間を有して座席と後方開口部との間を覆うことができる。
このような後部ルーフにおいて、整流トリムを備えていない場合、後部ルーフ内に流入した走行風の一部が、後部ルーフ内を漂うように流動することで、乱流が発生するおそれがあった。
これに対して、整流トリムを備えたことで、車両側方の開口から流入する走行風を後方開口部へ導風できるため、車両のトリム構造は、座席と後方開口部との間を後部ルーフが覆う場合であっても、後部ルーフ内の流動する走行風の流量や流速を抑制することができる。これにより、車両のトリム構造は、後部ルーフ内に流入した走行風による乱流の発生を抑制でき、乱流による騒音の発生を抑制することができる。
さらに、走行風が後方開口部以外から車外へ排出され難い後部ルーフであっても、車両側方の開口から流入する走行風を整流できるため、車両のトリム構造は、多様な形状の後部ルーフを容易に構成することができ、車両の意匠性を向上することができる。
従って、車両のトリム構造は、走行風が後方開口部以外から車外へ排出され難い後部ルーフであっても、整流トリムによって、乗員に不快感を与える要因を低減することができる。
またこの発明の態様として、前記閉塞部材を、前記後方開口部を閉塞する開閉自在なリヤウインドウで構成し、前記後部ルーフの車両下方に位置する前記車体に、少なくとも前記リヤウインドウを格納する格納区画を備え、前記後部ルーフを、前記車体に対して支持されるとともに、前記格納区画を開閉自在に覆う構成とし、前記整流トリムを、前記車体側に備えることができる。
この発明により、車両のトリム構造は、例えば、低速走行中にリヤウインドウを開閉する場合であっても、車両側方から車室内に流入する走行風を確実に整流でき、乗員に不快感を与える要因を安定して低減することができる。
具体的には、例えば、低速走行中にリヤウインドウを開閉するために、車体に対して後部ルーフが上昇している場合であっても、車両のトリム構造は、整流トリムを車体側に備えているため、車両側方の開口から流入する走行風を整流することができる。
さらに、例えば、ドア本体の上端よりも車両上方に突出するとともに、車体に支持された突出部分に整流トリムを連結することで、車両のトリム構造は、昇降する後部ルーフによって走行風の流動が乱れても、支持剛性の高い整流トリムによって、走行風を確実に整流することができる。
従って、車両のトリム構造は、例えば、低速走行中にリヤウインドウを開閉する場合であっても、車両側方から車室内に流入する走行風を確実に整流でき、乗員に不快感を与える要因を安定して低減することができる。
またこの発明の態様として、下部が前記ドア本体の後端に近接する前記車体に連結され、上部が前記ドア本体の上端よりも車両上方に突出して配置された所定の補機類を備え、前記整流トリムを、前記所定の補機類を覆う形状に形成することができる。
上記所定の補機類は、例えば、開閉自在なリヤウインドウを開閉する開閉機構部、開閉自在なルーフ、及びリヤウインドウを一体的に開閉する開閉機構部などとすることができる。
この発明により、車両のトリム構造は、車室内の限られたスペースを有効に活用できるとともに、走行風が所定の補機類に衝突することによる騒音の発生を抑制することができる。
具体的には、ドア本体の上端よりも車両上方に突出させて所定の補機類を配置できるため、車両のトリム構造は、ドア本体の上端よりも車両上方に突出しないように、所定の補機類を車体に配置する場合に比べて、所定の補機類のレイアウトの自由度を向上することができる。
さらに、所定の補機類を整流トリムが覆うため、車両のトリム構造は、車両側方の開口から流入する走行風が所定の補機類に衝突することによる騒音や、乱流の発生を抑制することができる。
従って、車両のトリム構造は、ドア本体の上端よりも車両上方に突出させて配置した所定の補機類を整流トリムで覆うことで、車室内の限られたスペースを有効に活用できるとともに、走行風が所定の補機類に衝突することによる騒音の発生を抑制することができる。
本発明により、車両側方から車室内へ流入する走行風を整流するとともに、走行風による乗員の不快感を低減できる車両のトリム構造を提供することができる。
開閉ルーフを閉じた状態における車両の外観を示す外観斜視図。 開閉ルーフを開いた状態における車両の外観を示す外観斜視図。 デッキカバーを開いた状態における車両内側から見た開閉機構を示す側面図。 開閉ルーフを開いた状態における車両の外観を示す平面図。 車室内から見たフロントデフレクタ装置の外観を示す背面図。 側面トリム、及び突出トリムの側面視を示す側面図。 車幅方向に沿った略鉛直な断面における要部の断面形状を示す要部断面図。 略水平な断面における要部の断面形状を示す要部断面図。 略水平な断面における走行風の流れを説明する説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態における車両1について、図1から図9を用いて詳しく説明する。
なお、図1は開閉ルーフ6を閉じた状態における車両1の外観斜視図を示し、図2は開閉ルーフ6を開いた状態における車両1の外観斜視図を示し、図3はデッキカバー13を開いた状態における車両内側から見た開閉機構の側面図を示し、図4は開閉ルーフ6を開いた状態における車両1の平面図を示している。
さらに、図5は車室内から見たフロントデフレクタ装置40の外観の背面図を示し、図6は側面トリム61、及び突出トリム62の側面図を示し、図7は車幅方向に沿った略鉛直な断面における要部の要部断面図を示し、図8は略水平な断面における要部の要部断面図を示し、図9は略水平な断面における走行風Wの流れを説明する説明図を示している。
また、要部を明確にするため、図8中においてルーフ開閉機構30を二点鎖線で示すとともに、図9中においてデッキカバー13の切断位置とは異なる位置で切断した断面で突出トリム62を図示している。
また、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図1中の上方を車両上方とし、図1中の下方を車両下方とする。
まず、本実施形態における車両1は、図1に示すように、左右一対の前輪2、左右一対のフロントフェンダー3、及びボンネット4などが配設された車両前部5と、車両上部の開閉ルーフ6、及び左右一対のドア7などが配設されるとともに、乗員が乗り込む車室部8と、左右一対の後輪9、左右一対のリヤフェンダー10、及びトランクリッド11が配設された車両後部12とを、車両前方からこの順番で配置して構成している。
さらに、車両後部12は、図2及び図3に示すように、左右一対のリヤフェンダー10の間における車両前方側において、車両上方が開口した格納区画Sと、格納区画Sの開口を閉塞するデッキカバー13とで構成した格納部分(図示省略)を備えている。
そして、車両1は、図1から図3に示すように、デッキカバー13が車両上方後方へ移動することで開口した格納区画Sに対して、開閉ルーフ6を分割して折り畳むように格納するとともに、開閉ルーフ6の格納に連動してリヤウインドウ14を格納可能に構成した、所謂、オープンカーである。
より詳しくは、格納区画Sは、折り畳まれた状態の開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を収容可能な内部空間を有する大きさで構成している。
一方、格納区画Sの開口を覆うデッキカバー13は、図2から図4に示すように、車室部8におけるドア7よりも車両上方、かつドア7の後端よりも車両後方部分を構成している。
このデッキカバー13は、車幅方向で対向する左右一対のカバー側部131と、カバー側部131の下部を連結するカバーベース部132と、カバー側部131の上部を連結するカバーヘッダ部133とで構成している。
さらに、デッキカバー13は、左右一対のカバー側部131、カバーベース部132、及びカバーヘッダ部133で構成した開口を、リヤウインドウ14が取外し可能に装着されるリヤウインドウ開口134として形成している。
左右一対のカバー側部131は、車両後方側において車両上方へ正面視略山形状に***した左右一対の***部分131aと、***部分131aの外面を車両前方へ延設した左右一対の側壁部分131bとで一体形成している。
左右一対の***部分131aは、トランクリッド11の前端よりも車両後方の位置から車両前方へ延設するとともに、リヤフェンダー10から連続するように、車両上方へ向けて***した形状に形成している。
この左右一対の***部分131aは、車両上端よりも車両下端が緩やかに幅広となる正面視略山形状にそれぞれ形成するとともに、平面視において、車両前方側の車幅方向間隔に対して、車両後方側の車幅方向間隔が幅広となるように形成している。
なお、***部分131aの前端は、側面視において、車両上端に対して車両下端が車両後方側に位置するように傾斜した形状に形成している。
側壁部分131bは、***部分131aの車幅方向外側の面を、ドアガラス7aに近接する位置まで車両前方へ延設して形成している。
カバーベース部132は、格納区画Sの車両後方部分を覆う大きさで、***部分131aにおける車両内側の下端同士を車幅方向に連結する略平板状に形成している。このカバーベース部132は、トランクリッド11の上面と略連続する平面となる形状に形成している。
カバーヘッダ部133は、側壁部分131bの上端同士を車幅方向に連結している。
リヤウインドウ開口134は、左右一対のカバー側部131における***部分131aの前端と、カバーベース部132の前端と、カバーヘッダ部133の後端とで背面視逆台形に構成している。
このような構成のため、デッキカバー13は、左右一対の***部分131aで囲われた部分が、車両後方からリヤウインドウ開口134に向けて先細りするような形状に形成されている。
なお、デッキカバー13の内側は、車室内における意匠面となるデッキカバートリム135によって覆われている。
そして、車両1は、車両上方へのデッキカバー13の移動による格納区画Sの開口と、車両下方へのデッキカバー13の移動による閉塞とを、左右一対のカバー開閉機構20によって実現可能に構成している。
カバー開閉機構20は、図3に示すように、デッキカバー13を支持する左右一対の前方カバーリンク部材21、及び左右一対の後方カバーリンク部材22と、前方カバーリンク部材21を回動させる左右一対のカバーリンク駆動部23とで構成している。
前方カバーリンク部材21は、車両上下方向に延びる側面視略帯状であって、デッキカバー13の下部に設けたカバーブラケット14dの前端に、上端を回転自在に連結し、カバーリンク駆動部23に下端を連結している。
後方カバーリンク部材22は、車両上下方向に延びる側面視略帯状であって、前方カバーリンク部材21よりも車両後方において、デッキカバー13のカバーブラケット14dに上端を回転自在に連結し、カバーリンク駆動部23に下端を回転自在に連結している。
カバーリンク駆動部23は、リヤフェンダー10の車両内側部分を構成するフェンダーインナパネル10aに締結固定している。
このカバーリンク駆動部23は、前方カバーリンク部材21が連結されるとともに、回転自在に軸支された大径ギヤ(図示省略)と、大径ギヤに歯合するとともに、回転自在に軸支された複数の駆動ギヤ対(図示省略)と、これらを収容保持するハウジングと、駆動ギヤ対を回転駆動させる電気モーター(図示省略)などで構成している。
さらに、カバーリンク駆動部23の上部後端には、後方カバーリンク部材22の下端を回転自在に連結している。つまり、カバー開閉機構20は、前方カバーリンク部材21を駆動リンクとし、後方カバーリンク部材22を従属リンクとした四節リンク構造を構成している。
また、開閉ルーフ6は、図1から図3に示すように、車室部8において、乗員が着座する座席15の車両上方を覆う大きさであって、車両前方に位置するフロントルーフ6aと、フロントルーフ6aの後方に位置するリヤルーフ6bとで構成している。なお、フロントルーフ6aの前端は、フロントウインドウ16の上部に対して着脱自在に構成している。
また、リヤウインドウ14は、図3に示すように、透過性を有するリヤガラス14aと、リヤガラス14aを支持するリヤウインドウ枠材14bと、リヤウインドウ枠材14bの外周縁に沿って装着されたウインドウシール部材14cとで構成している。さらに、リヤウインドウ枠材14bの前面側には、車幅方向に並置するとともに、後述するルーフ開閉機構30が連結する左右一対のブラケット14dを装着固定している。
そして、車両1は、格納区画Sへの開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14の格納と、格納状態の開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14の展開とを、左右一対のルーフ開閉機構30によって実現可能に構成している。
ルーフ開閉機構30は、図3に示すように、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を支持する複数のルーフリンク部材と、複数のルーフリンク部材を回動させる左右一対のルーフリンク駆動部31とで構成している。
なお、複数のルーフリンク部材は、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納区画Sに格納可能な構成であれば適宜の構成でよく、本実施例では一例として例示する。
複数のルーフリンク部材は、一例として、開閉ルーフ6のリヤルーフ6bとルーフリンク駆動部31とを連結する左右一対の第1ルーフリンク32、第1ルーフリンク32の後端とリヤウインドウ14とを連結する左右一対の第2ルーフリンク33、及び第1ルーフリンク32の前端と開閉ルーフ6のフロントルーフ6aとを連結する左右一対の第3ルーフリンク(図示省略)とで構成している。
第1ルーフリンク32は、側面視略T字状のリンク部材であって、車両前後方向に延びる部分をリヤルーフ6bの車両外側端部に締結固定し、車両上下方向に延びる部分の下端をルーフリンク駆動部31に連結している。
第2ルーフリンク33は、側面視略帯状のリンク部材であって、前端を第1ルーフリンク32の後端に回転自在に連結し、後端をリヤウインドウ14のブラケット14dに回転自在に連結している。
第3ルーフリンクは、一端を第1ルーフリンク32に上部に回転自在に連結し、他端をフロントルーフ6aに締結固定している。
ルーフリンク駆動部31は、車室部8の車両内側において、ドア7の開口縁を構成するピラーインナパネル17の前端上部に、締結ボルト34を用いて締結固定している。なお、ルーフリンク駆動部31は、ドアガラス7aを昇降自在に支持するドア本体7bの上端よりも車両上方に、一部を突出させた状態でピラーインナパネル17に固定している。
このルーフリンク駆動部31は、第1ルーフリンク32が連結されるとともに、回転自在に軸支された大径ギヤ(図示省略)、及び大径ギヤに歯合するとともに、回転自在に軸支された複数の駆動ギヤ対(図示省略)などを、ハウジングに収容して構成している。
さらに、ハウジングの車幅方向外側には、駆動ギヤ対を回転駆動させる電気モーター(図示省略)を配置している。
なお、左右一対のルーフリンク駆動部31は、車両右側と、車両左側とで同期して駆動するように、電気モーターが制御されているものとする。
加えて、ルーフリンク駆動部31には、図3及び図7に示すように、車幅方向内側におけるハウジングの前部上端を車両上方へ延設したハウジング延設部35を備えている。このハウジング延設部35には、ドアガラス7aとデッキカバー13との間に介在するピラー部材18を、締結ボルト36を用いて締結固定している。
ピラー部材18は、図1、図3、及び図7に示すように、ドアガラス7aの後端に沿うように車両上方へ延設した柱状体であって、ルーフリンク駆動部31を介してピラーインナパネル17に連結している。
このピラー部材18は、図3及び図8に示すように、ハウジング延設部35に締結固定されるピラー芯材181と、ピラー芯材181に装着するとともに、ドアガラス7a及びデッキカバー13との隙間を閉塞する合成ゴム製のピラーシール部材182とで構成している。
なお、ピラー芯材181には、図3及び図7に示すように、ルーフ開閉機構30のハウジング延設部35を締結する締結ボルト36が螺合するネジ孔(図示省略)と、そのネジ孔の車両上方側に後述する突出トリム62の金属クリップ63が嵌合する嵌合孔181aとを開口形成している。
上述した構成のカバー開閉機構20、及びルーフ開閉機構30を備えた車両1は、デッキカバー13を移動させて格納区画Sを開口し、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を折り畳むように変位させて、格納区画Sに格納する。
詳しくは、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納区画Sに格納する乗員の操作に受付けると、カバー開閉機構20は、カバーリンク駆動部23が、前方カバーリンク部材21を車両後方上方へ回動開始させる。この際、後方カバーリンク部材22が前方カバーリンク部材21に追従することで、カバー開閉機構20は、デッキカバー13を車両上方後方へ略平行移動させて、格納区画Sを開口する。
その後、ルーフ開閉機構30は、ルーフリンク駆動部31が、第1ルーフリンク32を車両後方へ回動開始させる。この際、第2ルーフリンク33、及び第3ルーフリンクは、第1ルーフリンク32の回動に連動して回動開始する。
そして、ルーフ開閉機構30は、フロントルーフ6aの下面とリヤルーフ6bの下面とが車両上下方向で対向するように、リヤルーフ6bを車両前方下方に回動させる。さらに、ルーフ開閉機構30は、前面側が車両上方を向くように、リヤウインドウ14を回動させて、折り畳まれたリヤルーフ6bの下側に移動させる。
このようにして開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を折り畳みながら、ルーフ開閉機構30は、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納区画Sへ移動させる。
このような車両1には、図2に示すように、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14が格納区画Sに格納された状態において、車両前方からの走行風を整流する整流手段として、フロントウインドウ16の上部に配置した左右一対のフロントデフレクタ装置40と、座席15よりも車両後方に配置したリヤデフレクタ50と、車室内の側面に配置した左右一対の整流トリム体60とを備えている。
フロントデフレクタ装置40は、図4及び図5に示すように、透過性を有するフロントガラス16aを支持するフロントウインドウ枠材16bの上部に対して、乗員が着座する座席15と車両前方側で対向する位置に配置している。
このフロントデフレクタ装置40は、開閉ルーフ6がフロントウインドウ16の上部から離間すると、走行風を受風するデフレクタ本体41が内蔵した付勢手段によって、二点鎖線で示した格納位置からフロントウインドウ枠材16bよりも車両上方へ突出するように構成している。
そして、フロントデフレクタ装置40は、車両前方からの走行風を整流して、デッキカバー13のカバーヘッダ部133よりも車両後方へ流動させる機能を有している。
リヤデフレクタ50は、図2に示すように、左右の座席15の間において、座席15よりも車両後方に配置している。このリヤデフレクタ50は、デッキカバー13のリヤウインドウ開口134から車室内へ流入する巻込み風を整流して、車幅方向の外側へ導風する機能を有している。
整流トリム体60は、図6に示すように、ピラーインナパネル17の前端上部を覆う左右一対の側面トリム61と、側面トリム61の車両上方において、ピラー部材18の下部を覆う左右一対の突出トリム62とで構成している。
この側面トリム61、及び突出トリム62は、側壁部分131bの前端下部と座席15との間において、ドアガラス7aが下がることで開口したドアガラス開口から流入した走行風を、リヤウインドウ開口134へ整流可能な形状に形成している。
具体的には、側面トリム61は、図6から図8に示すように、車室の側方、及び座席15の後方を一体的に覆うとともに、格納区画S及び車室を隔てるバックトリム70の側方上部に対して、装着可能に形成している。この側面トリム61は、ルーフ開閉機構30を覆うとともに、ドア本体7bの上端に対して車両上方に上端が突出した形状に形成している。
そして、側面トリム61は、ドアガラス開口から流入した走行風を、リヤウインドウ開口134へ整流可能な形状に、ドア本体7bの上端よりも車両上方に突出した部分(以下、側面トリム上部61aと呼ぶ)を形成している。
より詳しくは、側面トリム上部61aは、図7に示すように、車幅方向に沿った略鉛直な断面において、車幅方向内側の面が、車幅方向外側へ凸するように湾曲した断面形状に形成している。
さらに、側面トリム上部61aにおける車幅方向内側の面は、図6及び図7に示すように、側面視において、車両後方上方に位置するリヤウインドウ開口134へ向けて後端が先細りするように湾曲した形状に形成している。
突出トリム62は、図6から図8に示すように、側面トリム61とは別体で形成され、側面視において、その上端が座席15におけるヘッドレスト部分の下部と略同位置となる車両上下方向の長さで形成している。
さらに、突出トリム62は、図8に示すように、ルーフ開閉機構30におけるドア本体7bの上端よりも車両上方に突出した部分、及びピラー部材18の下部を一体的に覆う形状に形成している。なお、突出トリム62は、下部が側面トリム61に嵌合するとともに、上部が金属クリップ63を介して、ピラー部材18の嵌合孔181aに連結している。
この突出トリム62の車幅方向内側の面は、図7に示すように、車幅方向に沿った略鉛直な断面において、側面トリム上部61aと連続するように、車幅方向外側へ凸するように湾曲した断面形状に形成している。
さらに、突出トリム62の車幅方向内側の面は、図8及び図9に示すように、略水平な断面において、ドアガラス7aを下げたことで構成されるドアガラス開口(図示省略)とリヤウインドウ開口134の車幅方向外側とを結ぶ仮想線(図示省略)に対して、略平行となるよう前端に対して後端が車幅方向内側に位置する断面形状に形成している。
引き続き、上述した側面トリム61、及び突出トリム62を備えた車両1において、走行中にドアガラス開口から流入する走行風Wの流れについて、図9を用いて説明する。
開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14が格納区画Sに格納された状態において、車両側方を車両後方へ流下する走行風Wが、ドアガラス開口近傍を通過すると、図9に示すように、車室内の負圧によって、車両後方へ向けて流下しながら、車室内へ引き寄せられるように、その流下方向を偏向する。
流下方向を偏向した走行風Wは、ピラー部材18に沿って車室内へ流入したのち、カバー側部131と座席15との間、すなわち乗員の頭部近傍を通って車両後方へ流動することになる。
この際、側面トリム上部61a、及び突出トリム62が、リヤウインドウ開口134へ向けて導風するように走行風Wを整流する。そして、側面トリム上部61a、及び突出トリム62によって整流された走行風Wは、リヤウインドウ開口134を介して車両後方へ流下するように、車外へ排出される。
以上のような走行風Wの流れを実現する車両1のトリム構造は、車両側方から車室内へ流入する走行風Wを整流するとともに、走行風Wによる乗員の不快感を低減することができる。
具体的には、側面トリム上部61a、及び突出トリム62を備えたことにより、車両1のトリム構造は、ドアガラス開口から流入する走行風Wを整流しながら車両後方へ導風することができる。これにより、車両1のトリム構造は、ドアガラス開口から流入する走行風Wが、乗員の頭部へ向けて流動することや、整流トリム体60と乗員の頭部との間で乱流が発生することなどを抑制できる。
このため、車両1のトリム構造は、走行風Wが乗員に当る風当りを抑制できるとともに、乗員の頭部近傍、特に乗員の耳周りを通過する走行風Wの流動に伴う騒音が乗員に伝わり難くすることができる。
さらに、座席15よりも車両後方にリヤウインドウ開口134を備えたことにより、車両1のトリム構造は、側面トリム上部61a、及び突出トリム62によって整流された走行風Wを、開口状態のリヤウインドウ開口134から車両後方の車外へスムーズに排出することができる。
これにより、車両1のトリム構造は、座席15よりも車両後方において、走行風Wによる乱流の発生を抑制でき、乱流による騒音の発生を抑制することができる。すなわち、車両1のトリム構造は、ドアガラス開口から車室内へ流入する走行風Wを、積極的、かつ効率よくリヤウインドウ開口134から車外へ排出させることで、その排出途中で乗員に不快感を与える要因を低減することができる。
従って、車両1のトリム構造は、側面トリム上部61a、及び突出トリム62と、リヤウインドウ開口134とによって、車両側方から車室内へ流入する走行風Wを整流するとともに、走行風Wによる乗員の不快感を低減することができる。
また、突出トリム62の上部を、ピラー部材18に連結する構成としたことにより、車両1のトリム構造は、車両側方から車室内に流入する走行風Wをより安定して整流でき、乗員に不快感を与える要因をより低減することができる。
具体的には、例えば、側面トリム61と突出トリム62とで一体形成した整流トリム体とするとともに、ピラー部材18がない車両1の場合、整流トリム体の突出した部分の剛性が低くなり易いため、ドアガラス開口から流入した走行風Wの風圧によって整流トリム体が揺動し易くなる。
このため、整流トリム体は、ドアガラス開口から流入した走行風Wを、リヤウインドウ開口134へ向けて安定して整流できず、乗員の頭部へ向けて流動させるおそれがあった。
これに対して、ピラーインナパネル17に連結されたピラー部材18の上部に突出トリム62を連結しているため、車両1のトリム構造は、突出トリム62の支持剛性を向上することができる。
これにより、車両1のトリム構造は、例えば、側面トリム61に支持された突出トリムに比べて、突出トリム62の剛性を向上でき、走行風Wの風圧による突出トリム62の揺動を抑制することができる。
このため、車両1のトリム構造は、ドアガラス開口から流入する走行風Wが、乗員の頭部へ向けて流動することをより安定して抑制することができる。
さらに、風圧による突出トリム62の揺動を抑制できるため、車両1のトリム構造は、整流トリム体60によって走行風Wが整流される際、整流トリム体60の揺動による騒音の発生を抑制することができる。
従って、車両1のトリム構造は、ピラーインナパネル17に設けたピラー部材18に整流トリム体60を連結したことにより、車両側方から車室内に流入する走行風Wをリヤウインドウ開口134へより安定して導風でき、乗員に不快感を与える要因をより低減することができる。
また、車両1のトリム構造は、走行風Wがリヤウインドウ開口134以外から車外へ排出され難いデッキカバー13であっても、側面トリム上部61a、及び突出トリム62によって、乗員に不快感を与える要因を低減することができる。
具体的には、左右一対のカバー側部131、カバーヘッダ部133、及びカバーベース部132で構成したことにより、デッキカバー13は、所定空間を有して座席15とリヤウインドウ開口134との間を覆うことができる。
このようなデッキカバー13において、側面トリム上部61a、及び突出トリム62を備えていない場合、デッキカバー13内に流入した走行風Wの一部が、デッキカバー13内を漂うように流動する(例えば、走行風Wが対流する)ことで、乱流が発生するおそれがあった。
これに対して、側面トリム上部61a、及び突出トリム62を備えたことで、ドアガラス開口から流入する走行風Wをリヤウインドウ開口134へ導風できるため、車両1のトリム構造は、座席15とリヤウインドウ開口134との間をデッキカバー13が覆う場合であっても、デッキカバー13内の流動する走行風Wの流量や流速を抑制することができる。これにより、車両1のトリム構造は、デッキカバー13内に流入した走行風Wによる乱流の発生を抑制でき、乱流による騒音の発生を抑制することができる。
さらに、走行風Wがリヤウインドウ開口134以外から車外へ排出され難いデッキカバー13であっても、ドアガラス開口から流入する走行風Wを整流できるため、車両1のトリム構造は、多様な形状のデッキカバー13を容易に構成することができ、車両1の意匠性を向上することができる。
従って、車両1のトリム構造は、走行風Wがリヤウインドウ開口134以外から車外へ排出され難いデッキカバー13であっても、整流トリム体60によって、乗員に不快感を与える要因を低減することができる。
また、デッキカバー13の車両下方に位置する格納区画Sに、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納する構成とし、整流トリム体60を車両後部12側に備えたことにより、車両1のトリム構造は、例えば、低速走行中にリヤウインドウ14を開閉する場合であっても、車両側方から車室内に流入する走行風Wを確実に整流でき、乗員に不快感を与える要因を安定して低減することができる。
具体的には、例えば、低速走行中にリヤウインドウ14を開閉するために、車両後部12に対してデッキカバー13が上昇している場合であっても、車両1のトリム構造は、整流トリム体60を車両後部12側に備えているため、ドアガラス開口から流入する走行風Wを整流することができる。
さらに、ピラー部材18に整流トリム体60を連結しているため、車両1のトリム構造は、昇降するデッキカバー13によって走行風Wの流動が乱れても、支持剛性の高い整流トリム体60によって、走行風Wを確実に整流することができる。
従って、車両1のトリム構造は、例えば、低速走行中にリヤウインドウ14を開閉する場合であっても、車両側方から車室内に流入する走行風Wを確実に整流でき、乗員に不快感を与える要因を安定して低減することができる。
また、ルーフリンク駆動部31を覆う形状に整流トリム体60を形成したことにより、車両1のトリム構造は、車室内の限られたスペースを有効に活用できるとともに、走行風Wがルーフリンク駆動部31に衝突することによる騒音の発生を抑制することができる。
具体的には、ドア本体7bの上端よりも車両上方に突出させてルーフリンク駆動部31を配置できるため、車両1のトリム構造は、ドア本体7bの上端よりも車両上方に突出しないように、ルーフリンク駆動部31をピラーインナパネル17に配置する場合に比べて、ルーフリンク駆動部31のレイアウトの自由度を向上することができる。
さらに、ルーフリンク駆動部31を整流トリム体60が覆うため、車両1のトリム構造は、ドアガラス開口から流入する走行風Wがルーフリンク駆動部31に衝突することによる騒音や、乱流の発生を抑制することができる。
従って、車両1のトリム構造は、ドア本体7bの上端よりも車両上方に突出させて配置したルーフリンク駆動部31を整流トリム体60で覆うことで、車室内の限られたスペースを有効に活用できるとともに、走行風Wがルーフリンク駆動部31に衝突することによる騒音の発生を抑制することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の車体は、実施形態の車両後部12、及びピラーインナパネル17に対応し、
以下同様に、
車体の側部は、車両前部5に対応し、
後部ルーフは、デッキカバー13に対応し、
上方側部は、カバー側部131に対応し、
後方開口部は、リヤウインドウ開口134に対応し、
閉塞部材は、リヤウインドウ14に対応し、
整流トリムは、側面トリム61の側面トリム上部61a、及び突出トリム62に対応し、
突出部分は、ピラー部材18に対応し、
上部連結部は、カバーヘッダ部133に対応し、
下部連結部は、カバーベース部132に対応し、
所定の補機類は、ルーフリンク駆動部31に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述の実施形態において、開閉自在なデッキカバー13としたが、これに限定せず、車両後部12に固定された構成であってもよい。
また、左右一対の座席15を有する車両1としたが、これに限定せず、左右一対の座席15よりも車両後方側に後席を備えた車両としてもよい。
また、リヤウインドウ14で閉塞されるリヤウインドウ開口134を後方開口部としたが、これに限定せず、例えば、デッキカバー13に装着固定されたリヤウインドウ14に近接して開口したスリット状の開口などであってもよい。あるいは、開閉ルーフ6、及び開閉ルーフ6の後端からトランクリッド11に至る部分を覆う部分が格納されることで開口する後方開口部としてもよい。
また、側面トリム61、及び突出トリム62で走行風Wを整流する整流トリム体60を構成したが、これに限定せず、側面トリム61の側面トリム上部61aを車両上方に延設して、突出トリム62と一体形成した形状としてもよい。
また、ルーフ開閉機構30を介してピラーインナパネル17に連結されたピラー芯材181としたが、これに限定せず、ピラーインナパネル17に直接的に締結固定されたピラー芯材181、あるいはピラーインナパネル17と一体形成したピラー芯材181としてもよい。
また、整流トリム体60で覆われるルーフリンク駆動部31としたが、これに限定せず、例えば、開閉ルーフ6を格納する機構部と、リヤウインドウ14を格納する機構部とを別体で構成し、いずれか一方が整流トリム体60で覆われる構成としてもよい。あるいは、ルーフリンク駆動部31にかえて、例えば、ピラー部材18に締結固定したシートベルト巻き取り装置としてもよい。
1…車両
5…車両前部
7…ドア
7a…ドアガラス
7b…ドア本体
12…車両後部
13…デッキカバー
14…リヤウインドウ
15…座席
17…ピラーインナパネル
18…ピラー部材
31…ルーフリンク駆動部
61a…側面トリム上部
62…突出トリム
131…カバー側部
132…カバーベース部
133…カバーヘッダ部
134…リヤウインドウ開口
S…格納区画
W…走行風

Claims (5)

  1. 車両における車体の側部に対して開閉自在に支持されたドア本体、及び該ドア本体に昇降自在に支持されたドアガラスで構成されたドアと、
    前記ドア本体の上端よりも車両上方、かつ前記ドア本体よりも車両後方の車室上部を構成する後部ルーフとを備え、
    前記ドア本体に隣接した座席と前記後部ルーフとの間において、前記ドア本体の上端よりも車両上方に配設された車両のトリム構造であって、
    前記後部ルーフを、
    車幅方向で対向する左右一対の上方側部と、
    前記座席よりも車両後方側で車両前後方向に開口した後方開口部と、
    該後方開口部を閉塞する開閉自在な閉塞部材とで構成し、
    前記上方側部の前端下部と前記座席との間に、
    前記ドア本体の上端よりも車両上方に突出した整流トリムを備え、
    該整流トリムを、
    前記ドアガラスが下降した状態において、車両側方から車室内へ流入する走行風を開口状態の前記後方開口部へ整流可能な形状に形成した
    車両のトリム構造。
  2. 下部が前記ドア本体の後端に近接する前記車体に連結され、上部が前記ドア本体の上端よりも車両上方へ突出した突出部分を備え、
    前記整流トリムの上部を、前記突出部分に連結する構成とした
    請求項1に記載の車両のトリム構造。
  3. 前記左右一対の上方側部を、
    車両前後方向に所定の長さを有する形状とし、
    前記後部ルーフに、
    前記上方側部の上部を車幅方向に連結する上部連結部と、
    前記上方側部の下部を車幅方向に連結する下部連結部とを備えた
    請求項1または請求項2に記載の車両のトリム構造。
  4. 前記閉塞部材を、
    前記後方開口部を閉塞する開閉自在なリヤウインドウで構成し、
    前記後部ルーフの車両下方に位置する前記車体に、
    少なくとも前記リヤウインドウを格納する格納区画を備え、
    前記後部ルーフを、
    前記車体に対して支持されるとともに、前記格納区画を開閉自在に覆う構成とし、
    前記整流トリムを、前記車体側に備えた
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車両のトリム構造。
  5. 下部が前記ドア本体の後端に近接する前記車体に連結され、上部が前記ドア本体の上端よりも車両上方に突出して配置された所定の補機類を備え、
    前記整流トリムを、前記所定の補機類を覆う形状に形成した
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の車両のトリム構造。
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