JP7354921B2 - 車両用センサ搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用センサ搭載構造に関する。
従来、車両用センサ搭載構造に関する技術文献として、特開2016-150624号公報が知られている。この公報には、ルーフ上にミリ波レーダなどのセンサと、センサの前方に設けられて車両走行時の空気の流れを整流するルーフバイザとを備える車両用整流構造が示されている。
特開2016-150624号公報
ところで、ルーフ上に設けられたセンサについては、センサの向きを調整するため回転又は揺動可能に搭載することが好ましい。また、車両のバッテリなどにセンサを接続するためのワイヤハーネスが車外に大きく露出するとセンサ性能に影響があるおそれがある。
本発明の一態様は、車両のルーフ上において車両の幅方向を向いて配置されて車両の外部環境を検出する複数のセンサの車両用センサ搭載構造であって、複数のセンサには、カメラ及びライダーが含まれ、ルーフに対して取り付けられ、センサを揺動可能に支持するブラケットと、ルーフの外周側で車両の幅方向に向かって開口するセンサ用開口部を有し、複数のセンサを上から覆うようにルーフに対して設けられたカバー部材と、を備え、カバー部材は、ルーフを下から通り抜けてカバー部材内へ突出しセンサに接続されるワイヤハーネスを上から覆うワイヤハーネスカバー部を有し、ブラケットは、車両のローリング方向及び車両のヨーイング方向に揺動可能となるようにセンサを支持しており、ワイヤハーネスカバー部は、カバー部材におけるルーフの内側に位置し、センサ用開口部から離れるほどルーフに高さが近づくように形成されており、カバー部材は車両の後方に向かうほどルーフに高さが近づくように形成されている
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造によれば、ブラケットによりセンサを揺動可能に支持するので、ルーフ上のセンサの向きを調整することが可能になる。更に、この車両用センサ搭載構造によれば、ルーフを下から通り抜けてカバー部材内へ突出しセンサに接続されるワイヤハーネスを覆うワイヤハーネスカバー部を有するので、ワイヤハーネスが車外に露出することを避けることができる。これにより、この車両用センサ搭載構造では、ワイヤハーネスが大きく露出している場合と比べて、ワイヤハーネスの損傷などに起因するセンサ精度の低下を抑制することができる。また、車両の意匠性の観点からも好適である。
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造によれば、ルーフ上のセンサの向きを調整可能でありつつ、ワイヤハーネスが車外に露出することを避けることで、ワイヤハーネスの損傷などに起因するセンサ精度の低下を抑制することができる。
第一実施形態に係る車両用センサ搭載構造を示す斜視図である。 図1のII-II線に沿った端面図である。 カメラ及びブラケットの一例を示す斜視図である。 ブラケットの一例を示す斜視図である。 カメラ及びブラケットの一例を示す平面図である。 第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造を示す斜視図である。 第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造のカメラ回りの端面図である。 センサ用台座の一例を示す平面図である。 ミリ波レーダ及びライダーの支持構造の一例を説明するための斜視図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本開示における車両用センサ搭載構造は、車両のルーフの上に搭載された車両の外部環境を検出するセンサの搭載構造である。車両の車種やルーフの形状は特に限定されない。外部環境には、例えば車両周囲の他車両の状況などが含まれる。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る車両用センサ搭載構造を示す斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿った端面図である。各図において、車両の前方向をFr、車両の左方向をL、車両の上方向をZとした三次元直交座標系を示す。
第一実施形態では、一例としてセンサ(カメラ1)が車両前方を向くように設置されたセンサ搭載構造を説明する。なお、車両用センサ搭載構造は、センサが車両前方以外を向くように設置されてもよい。車両用センサ搭載構造は、センサが車両後方又は車両側方を向くように設置されてもよく、センサが車両斜め方向を向くように設置されてもよい。
図1及び図2に示されるように、第一実施形態の車両用センサ搭載構造は、カメラ1、ブラケット2、及びカバー部材10を備えている。カメラ1は、車両のルーフ100の上に搭載されて車両の外部環境を検出するセンサの一例である。本実施形態では、カメラ1は車両の前方向を撮像するように搭載されている。
カメラ1の種類は特に限定されない。カメラ1は単眼カメラであってもステレオカメラであってもよい。また、車両の外部環境を検出するセンサはカメラに限定されず、ミリ波レーダ、マイクロ波レーダ、ライダー[LIDAR:Light Detection and Ranging]、赤外線センサ、又はソナーセンサなどであってもよい。
カメラ1は、ワイヤハーネスWを介して車両のバッテリ及びECU[Electronic Control Unit]と接続されている(図2参照)。ワイヤハーネスWとは、電力供給や信号の伝達に用いられる複数の電線の束などから構成された集合部品である。カメラ1は、ワイヤハーネスWと接続するための接続部1aを背面に有している。接続部1aの位置は、カメラ1の背面に限定されない。接続部1aは、カメラ1の下面に位置してもよく、側面に位置してもよく、上面に位置してもよい。ワイヤハーネスWは、ルーフ100のワイヤ通過孔100aを下から通り抜けてカバー部材10内に突出し、カメラ1に接続されている。
ブラケット2は、ルーフ100に対して取り付けられ、センサとしてのカメラ1を揺動可能に支持する部材である。ブラケット2は、例えば樹脂又は金属(アルミなど)から形成されている。ブラケット2は、ルーフ100に対して他の部材を介して取り付けられていてもよい。ブラケット2の構成については後述する。
カバー部材10は、カメラ1を上から覆うようにルーフ100に対して設けられた部材である。カバー部材10は、例えば樹脂から形成されている。カバー部材10は、車両のバンパーなどと同じ素材としてもよい。カバー部材10は、センサ用開口部10a、前壁部10b、側壁部10c、センサカバー部10d、及びワイヤハーネスカバー部10eを有している。
センサ用開口部10aは、車両の前方(外周側)に向かって開口しており、センサ用開口部10aを通じてカメラ1による車両前方の撮像が行われる。また、センサ用開口部10aは、カメラ1の向きを調整しても外部環境の撮像を妨げない大きさを持つ開口として形成されている。
前壁部10bは、カバー部材10を構成する前側の壁部である。前壁部10bは、カメラ1の前方に位置し、センサ用開口部10aの下縁を形成している。前壁部10bの下端は前方に突出して前端縁10fを形成している。
前端縁10fは、カバー部材10において最も前方の部位である(図2参照)。前端縁10fの下面はルーフ100に接しておらず、前端縁10fとルーフ100との間には、空気導入用の間隙taが形成されている。空気導入用の間隙taの大きさは、特に限定されないが、例えば5mmの間隙とすることができる。空気導入用の間隙taは、7mmであってもよく、10mmであってもよい。空気導入用の間隙taは、5mm以上の任意の大きさとしてもよい。車両の走行時には、空気導入用の間隙taからカバー部材10内に空気が入り込む。
側壁部10cは、カバー部材10を構成する左右一対の壁部である。側壁部10cは、センサ用開口部10aの左右の縁を形成している。側壁部10cの下面もルーフ100に密着しておらず、側壁部10cの下面とルーフ100との間には間隙が形成されている。
側壁部10cの下面には、カバー部材10の側方に突出する締結用板部10gが接着されている。締結用板部10gは、ボルト11aによりカバー締結部材11と締結されることでルーフ100に対して固定されている。カバー締結部材11は、金属板を側面視で略ハット形状(略帽子形状)に折り曲げて形成されている。カバー締結部材11は、ルーフ100に固定された一対の脚部と、一対の脚部により持ち上げて支持され、ボルト11aが通るボルト穴が形成された中央台座部とを有している。
カバー部材10は、締結用板部10g及びカバー締結部材11の締結によりルーフ100に対して固定されている。締結用板部10g及びカバー締結部材11は、カバー部材10の右側にも設けられており、カバー部材10は左右からルーフ100に対して固定されている。なお、カバー部材10の固定構造は上記の構造に限定されず、周知の固定構造を採用することができる。
センサカバー部10dは、カバー部材10の天井部分を形成する部位である。センサカバー部10dは、カメラ1の上方でカメラ1を覆うように設けられており、センサ用開口部10aの上縁を形成している。センサカバー部10dは、カメラ1を収納する十分な高さの空間を形成するように設けられている。
ワイヤハーネスカバー部10eは、センサカバー部10dと共にカバー部材10の天井部分を形成する部位である。ワイヤハーネスカバー部10eは、カメラ1に接続されたワイヤハーネスWを上から覆うように設けられている。ワイヤハーネスカバー部10eは、側壁部10cと共にワイヤハーネスWを収納する空間を形成している。ワイヤハーネスWは、カバー部材10の外に露出していない。
ワイヤハーネスカバー部10eは、センサカバー部10dと連続する部位であり、カバー部材10におけるルーフ100の内側(中央寄り)に位置している。ワイヤハーネスカバー部10eは、センサカバー部10dから見てカバー部材10の後側に設けられている。
ワイヤハーネスカバー部10eは、センサ用開口部10aから離れるほど(車両後方に向かうほど)ルーフ100に高さが近づくように形成されている。すなわち、カバー部材10は、車両走行時に風切り音の原因となる渦の発生を避けるため、センサ用開口部10aから離れるほどルーフ100に高さが近づくように形成されている。ワイヤハーネスカバー部10eは、一例として、車両後方に向かって高さが低くなる流線形状を成している。
ワイヤハーネスカバー部10eの後端縁10hは、カバー部材10における最も後方の部位である(図2参照)。後端縁10hの下面はルーフ100に接しておらず、後端縁10hとルーフ100との間には、空気排出用の間隙tbが形成されている。
空気排出用の間隙tbの大きさは、特に限定されないが、例えば20mmとすることができる。空気排出用の間隙tbは、15mmであってもよく、30mmであってもよい。空気排出用の間隙tbは、カバー部材10の前端側の空気導入用の間隙taと比べて大きい間隙とすることができる。車両の走行時には、空気排出用の間隙tbからカバー部材10内に空気が排出される。雨天時には、センサ用開口部10aなどからカバー部材10内に入り込んだ雨水を排出することができる。
次に、センサの支持構造について図3~図5を参照して説明を行う。図3は、カメラ及びブラケットの一例を示す斜視図である。図4は、ブラケットの一例を示す斜視図である。図5は、カメラ及びブラケットの一例を示す平面図である。
図3~図5に示すように、ブラケット2は、カメラ1の光軸Caの向きを調整可能とするため、カメラ1を車両のピッチング方向及びヨーイング方向に揺動可能に支持している。図3に示す揺動軸Yaは、カメラ1のピッチング方向の揺動に対応する揺動軸である。図4に示す揺動軸Zaは、カメラ1のピッチング方向の揺動に対応する揺動軸である。
ブラケット2は、ブラケット本体3、左脚部4、及び右脚部5を有している。ブラケット本体3は、カメラ1を抱えるように支持する舟形の部材である。左脚部4及び右脚部5は、ブラケット本体3の左右に配置され、ブラケット本体3を車両のピッチング方向(揺動軸Ya回り)で揺動可能に支持している。
左脚部4及び右脚部5は、ブラケット本体3を左右から揺動可能に支持する平面視でL字状の板部材である。L字状の左脚部4の一方の辺側は、揺動用ボルト4aを介してブラケット本体3に接続されており、他方の辺側は二個のルーフ用ボルト4bによりルーフ100に固定されている。同様に、L字状の右脚部5の一方の辺側は、揺動用ボルト5aを介してブラケット本体3に接続されており、他方の辺側は二つのルーフ用ボルト5bによりルーフ100に固定されている。
揺動用ボルト4a及び揺動用ボルト5aはブラケット本体3を挟んで対向するように設けられており、ブラケット本体3を車両のピッチング方向に揺動可能に支持している。揺動用ボルト4a及び揺動用ボルト5aの対向方向が揺動軸Yaの延在方向に対応する。揺動用ボルト4a及び揺動用ボルト5aは、特別な構成を有する必要はなく、一般的なボルトを採用可能である。
ブラケット2は、揺動用ボルト4a及び揺動用ボルト5aの締結力を調整することで、ブラケット本体3が揺動軸Ya回りで揺動可能となっている。すなわち、本実施形態における「揺動可能に支持」には、揺動用ボルト4a及び揺動用ボルト5aの締結力の調整などにより、カメラ1(センサ)を揺動自在な状態とロック状態(車両走行時にセンサの姿勢を維持できる状態)とを切り換え可能な状態も含まれる。「揺動可能に支持」には、周知のロック機構により、カメラ1を揺動自在な状態とロック状態とを切り換え可能な状態を含んでもよい。カメラ1を揺動自在な状態に切り換え可能であれば、カメラ1がロック状態であっても「揺動可能に支持」に含まれる。以降の説明においても同様である。
なお、「車両のピッチング方向に揺動可能」とは、車両のピッチング方向とセンサの揺動方向が一致する場合に限られない。例えば、平面視において車両のピッチングの回転中心軸(車両幅方向に延在する仮想の回転中心軸)とセンサの揺動軸とのなす角度(狭角)が45°未満である場合も、車両のピッチング方向に揺動可能としてもよい。
図4に示すように、ブラケット本体3は、底面3a、左壁部3b、右壁部3cを有している。左壁部3bは、左脚部4と揺動用ボルト4aによって接続された壁部である。右壁部3cは、右脚部5と揺動用ボルト5aによって接続された壁部である。左壁部3b及び右壁部3cは、底面3aを挟んで対向するように位置している。
底面3aには、カメラ基準孔3d及び調整用長孔3eが形成されている。カメラ基準孔3dは円形状の孔であり、カメラ1に接続するカメラ用ボルト7が下から挿し込まれる。カメラ基準孔3dの挿通方向が揺動軸Zaに対応する。調整用長孔3eは、カメラ基準孔3dを中心とした円に沿って形成された円弧状の長孔である。調整用長孔3eにも、カメラ1に接続するカメラ用ボルト8が下から挿し込まれる。
カメラ用ボルト7、8は、例えばブラケット本体3の底面3aに下から挿通された状態でカメラ1のボルト溝に螺合されることで、カメラ1をブラケット2に取り付ける。カメラ1の下面にはボルト溝を有する部材が固定されていてもよい。カメラ用ボルト8は、円弧状の調整用長孔3eに沿って車両のヨーイング方向に位置を調整可能である。この構成により、カメラ1は、カメラ基準孔3dを通るカメラ用ボルト7を中心として、車両のヨーイング方向に揺動可能に支持されている。
以上説明した第一実施形態に係る車両用センサ搭載構造によれば、ブラケット2によりカメラ1(センサ)を揺動可能に支持するので、ルーフ100上のカメラ1の向きを調整することが可能になる。更に、この車両用センサ搭載構造によれば、ルーフ100を下から通り抜けてカバー部材10内へ突出し、カメラ1に接続されるワイヤハーネスWを覆うワイヤハーネスカバー部10eを有するので、ワイヤハーネスWが車外に露出することを避けることができる。これにより、この車両用センサ搭載構造では、ワイヤハーネスWが大きく露出している場合と比べて、ワイヤハーネスWの損傷などに起因するカメラ精度の低下を抑制することができる。また、車両の意匠性の観点からも好適である。
また、この車両用センサ搭載構造によれば、車両のピッチング方向及び車両のヨーイング方向に揺動可能となるようにカメラ1が支持されるので、一方向にのみ揺動可能な場合と比べて、カメラ1の向きの調整の自由度を高めることができる。
更に、この車両用センサ搭載構造によれば、カバー部材10が車両の後方に向かうほどルーフ100に高さが近づくように形成されている。具体的に、カバー部材10におけるルーフ100の内側(車両後方側)に位置するワイヤハーネスカバー部10eがルーフ100の外周側のセンサ用開口部10aから離れるほどルーフ100に高さが近づくように形成されているので、ワイヤハーネスカバー部10eが急な段差を形成するような場合と比べて、車両の走行時に風切り音の原因となる渦の発生を抑制することができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造について図面を参照して説明する。図6は、第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造を示す斜視図である。図7は、第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造のカメラ回りの端面図である。
図6及び図7に示されるように、第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造は、車両のルーフ100上の車両前方左側に設けられている。なお、第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造は、車両前方右側に設けられてもよく、車両後方左側に設けられてもよく、車両後方右側に設けられてもよい。車両用センサ搭載構造は、車両中央左側又は車両中央右側に設けられてもよい。
第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造は、カバー部材20と、センサ用台座30、第1のミリ波レーダ40、カメラ50、第2のミリ波レーダ60、第3のミリ波レーダ70、及びライダー[LIDAR:Light Detection and Ranging]80を有している。
まず、車両の外部環境を検出するセンサについて説明する。第1のミリ波レーダ40は、ミリ波を車両の周囲に送信し、車両周囲の物体で反射されたミリ波を受信することで車外の物体(他車両、歩行者など)を検出するセンサである。第1のミリ波レーダ40は、車両の斜め左前方の外部環境を検出している。第2のミリ波レーダ60及び第3のミリ波レーダ70も第1のミリ波レーダ40と同様の構成を有している。第2のミリ波レーダ60及び第3のミリ波レーダ70は、車両左方向の外部環境を検出している。
カメラ50は、第一実施形態のカメラ1と同様とすることができるため説明を省略する。ライダー80は、ミリ波に代えて光を車両の周囲に送信し、車両周囲の物体で反射された光を受信することで車外の物体を検出するセンサである。ライダー80は、車両左方向の外部環境を検出している。
車両の外部環境を検出するセンサの種類及び数は特に限定されない。センサとして、マイクロ波レーダ、赤外線センサ、又はソナーセンサを用いてもよい。センサの数は一つであってもよく、五つ以上であってもよい。
カバー部材20は、各センサ40,50,60,70,80(以下、各センサ40~80とする)を上から覆うようにルーフ100に対して設けられた部材である。カバー部材20は、取付け具21,22によってルーフ100に対して固定されている。カバー部材20は、センサ用開口部20a、前壁部20b、側壁部20c、センサカバー部20d、ワイヤハーネスカバー部20e、及び後方延在部20fを有している。
センサ用開口部20aは、車両の左側及び車両の前側(外周側)に向かって開口しており、左側から一部が前側に回り込むように形成されている。センサ用開口部20aを通じて各センサ40~80による外部環境の検出が行われる。
センサ用開口部20aは、各センサ40~80で共通の開口であり、各センサ40~80の向きをある程度調整しても検出可能となるように高さ方向に一定の余裕を持つ横長の開口として形成されている。なお、センサ用開口部20aは、各センサ40~80の共通ではなく、センサごとに個別の開口部が形成されていてもよい。
前壁部20bは、カバー部材20における前側の壁部である。前壁部20bは、センサ用開口部20aの下縁の一部(車両前方に回り込んだ部分)と右端の縁を形成している。前壁部20bの下面とルーフ100との間には、空気導入用の間隙が形成されている。空気導入用の間隙の大きさは、特に限定されないが、例えば第一実施形態の間隙taと同様とすることができる。
側壁部20cは、カバー部材20における左側の壁部(各センサ50~80の向いている方向の壁部)である。側壁部20cは、センサ用開口部20aの下縁の大部分と左端の縁を形成している。側壁部20cの下端は左方向に突出して左端縁20gを形成している。
左端縁20gは、カバー部材20において最も左に位置する部位である(図6及び図7参照)。左端縁20gの下面はルーフ100に接しておらず、左端縁20gとルーフ100との間には、空気通過用の間隙tcが形成されている。空気通過用の間隙tcの大きさは、特に限定されないが、例えば第一実施形態の間隙taと同様とすることができる。空気通過用の間隙tcの大きさは、例えば5mmであってもよく、7mmであってもよく、10mm以上であってもよい。
センサカバー部20dは、カバー部材20の天井部分を形成する部位である。センサカバー部20dは、各センサ40~80の上方でカメラ1を覆うように設けられており、センサ用開口部20aの上縁を形成している。センサカバー部20dは、各センサ40~80を収納する十分な高さの空間を形成するように設けられている。
ワイヤハーネスカバー部20eは、センサカバー部20dと共にカバー部材20の天井部分を形成する部位である。ワイヤハーネスカバー部20eは、カバー部材20におけるルーフ100の内側(ルーフ100の中央寄り)に位置している。ワイヤハーネスカバー部20eは、センサカバー部20dから見てカバー部材20の右側に設けられている。
ワイヤハーネスカバー部20eは、各センサ40~80に接続されたワイヤハーネス(例えばカメラ50に接続されたワイヤハーネスH)を上から覆うように設けられている。また、ワイヤハーネスカバー部20eは、前壁部20bと共にワイヤハーネスHを収納する空間を形成している。一例としてのワイヤハーネスHは、ルーフ100のワイヤ通過孔100bを下から通り抜けてカバー部材10内に突出し、カバー部材20の外に露出することなくカメラ50に接続されている。
後方延在部20fは、センサカバー部20d及びワイヤハーネスカバー部20eと共にカバー部材20の天井部分を形成する部位である。後方延在部20fは、カバー部材20における車両後方(ルーフ100の後方向)に位置している。後方延在部20fは、車両後方に向かうほどルーフ100に高さが近づくように形成されている。これにより、カバー部材20も車両後方に向かうほどルーフ100に高さが近づく形状となっている。
次に、センサ用台座30について説明する。センサ用台座30は、各センサ40~80を支持する台座である。センサ用台座30は、広義のブラケットとして解釈されてもよい。センサ用台座30は、例えば一枚の金属板(例えばアルミ板)から形成されており、接着などによりルーフ100に対して固定されている。センサ用台座30は、樹脂製であってもよい。各センサ40~80は、センサ用台座30を介してルーフ100に対して搭載されている。
ここで、図8は、センサ用台座30の一例を示す平面図である。図6~図8に示すように、センサ用台座30は、センサ取付部30a、側面部30b、右側脚部30c、左側脚部30d、及び開口部30eを有している。
センサ取付部30aは、センサ用台座30の上面を形成し、各センサ50、60、70、80が取り付けられる部位である。センサ取付部30aには、各センサ40、50、60、70、80を取り付けるためのボルト孔30g~30qが形成されている(図8参照)。
ボルト孔30g~30qのうち、センサ基準孔30f及び調整用長孔30gは、第1のミリ波レーダ40(第1のミリ波レーダ40のブラケット41)をセンサ取付部30aに取り付けるためのボルト孔である。センサ基準孔30fは円形状の孔であり、調整用長孔30gと対になって形成されている。調整用長孔30gは、センサ基準孔30fを中心とした円に沿って形成された円弧状の長孔である。
センサ基準孔30f及び調整用長孔30gは、第一実施形態におけるカメラ基準孔3d及び調整用長孔3eに相当する。すなわち、第1のミリ波レーダ40は、センサ基準孔30f及び調整用長孔30gにボルト止めされる構成とすることで、センサ基準孔30fを中心として車両のヨーイング方向に揺動可能に支持されている。
なお、センサ基準孔30j及び調整用長孔30k(第2のミリ波レーダ60に対応)、センサ基準孔30m及び調整用長孔30n(第3のミリ波レーダ70に対応)、センサ基準孔30p及び調整用長孔30q(ライダー80に対応)については、上述したセンサ基準孔30f及び調整用長孔30gと同様の構成であるため説明を省略する。
四つのボルト孔30hは、カメラ50のブラケット51をセンサ用台座30に固定するためのボルト孔である。四つのボルト孔30hは全て円形状の孔となっている。すなわち、ブラケット51は、センサ用台座30に対して固定されており、揺動可能ではない。カメラ1のブラケット51は、第一実施形態のブラケット2と同じ構造を有しており、カメラ50はブラケット51の構造によって車両のヨーイング方向に揺動可能とされている。
側面部30bは、センサ用台座30の左側面を形成する部位である。側面部30bは、カバー部材20の側壁部20cと対向している。右側脚部30cは、センサ取付部30aから右側に延びてルーフ100に固定された部位である。左側脚部30dは、側面部30bの下端から左側に延びてルーフ100に固定された部位である。センサ用台座30は、右側脚部30c及び左側脚部30dにより左右からルーフ100に固定されている。なお、側面部30bには3つの開口部30eが形成されている。開口部30eは必ずしも形成する必要はない。
続いて、センサの支持構造の一例について説明を行う。図9は、ミリ波レーダ及びライダーの支持構造の一例を説明するための斜視図である。図9に、第3のミリ波レーダ70の検出軸C7、ライダー80の検出軸C8を示す。
まず、第3のミリ波レーダ70の支持構造について説明する。支持構造としては、第1のミリ波レーダ40(ブラケット41)及び第2のミリ波レーダ60(ブラケット61)も同様の構成とすることができる。図9に示すように、第3のミリ波レーダ70のブラケット71は、センサ用台座30に対して取り付けられた台座接続部72と、右側センサ支持部73と、左側センサ支持部74とを有している。ここでは、第3のミリ波レーダ70の向きを基準として左右を説明する。
台座接続部72は、側面視で上向きに開放されたコの字型を成す板部材であり、台座用ボルト72a及び台座用ボルト72bによってセンサ用台座30に取り付けられている。台座用ボルト72aは図8に示す円形のセンサ基準孔30fに挿通され、台座用ボルト72bは円弧状の調整用長孔30gに挿通される。台座用ボルト72bは、円弧状の調整用長孔30gに沿って車両のヨーイング方向に位置を調整可能である。この構成により、第3のミリ波レーダ70のブラケット71は、センサ用台座30(ルーフ100)に対して車両のヨーイング方向に揺動可能に取り付けられる。第3のミリ波レーダ70は、ブラケット71により車両のヨーイング方向に揺動可能に支持される。
台座接続部72は、右側センサ支持部73及び左側センサ支持部74を介して第3のミリ波レーダ70を支持している。右側センサ支持部73は、センサ用ボルト73aにより第3のミリ波レーダ70の右側に接続されたL字状の板部材である。左側センサ支持部74は、センサ用ボルト74aにより第3のミリ波レーダ70の左側に接続されたL字状の板部材である。
台座接続部72は、第3のミリ波レーダ70を左右で挟むように対向する一対の揺動用ボルト72cにより、右側センサ支持部73及び左側センサ支持部74を揺動可能に接続することで、第3のミリ波レーダ70を車両のローリング方向(揺動軸Y7回り)に揺動可能に支持している。揺動軸Y7は、一対の揺動用ボルト72cの対向方向(揺動用ボルト72cの挿通方向)に対応する。
なお、「車両のローリング方向に揺動可能」とは、車両のローリング方向と揺動方向が一致する場合に限られない。例えば、平面視において車両のローリングの回転中心軸(車両における仮想の前後軸に相当)とセンサの揺動軸とのなす角度(狭角)が45°未満である場合も、車両のローリング方向に揺動可能としてもよい。
次に、ライダー80の支持構造について説明する。ライダー80のブラケット81は、左側ブラケット82及び右側ブラケット83を有している。左側ブラケット82及び右側ブラケット83は、ライダー80を左右から挟み込むように支持している。ここでは、ライダー80の向きを基準として左右を説明する。
左側ブラケット82は、台座用ボルト82aによりセンサ用台座30に取り付けられると共に、揺動用ボルト82bによりライダー80を揺動可能に支持している。台座用ボルト82aは、センサ用台座30の調整用長孔30qに挿通されており、円弧状の調整用長孔30qに沿って車両のヨーイング方向に位置を調整可能である。右側ブラケット83は、台座用ボルト83aによりセンサ用台座30に取り付けられると共に、図示しない揺動用ボルトによりライダー80を揺動可能に支持している。この構成により、ライダー80は、車両のヨーイング方向及び車両のローリング方向に揺動可能に支持される。なお、図9に示すセンサ支持構造は一例であり、周知の支持構造を採用可能である。
以上説明した第二実施形態に係る車両用センサ搭載構造によれば、第一実施形態と同様に、各センサ40~80が揺動可能に支持されるので、ルーフ100上の各センサ40~80の向きを調整することが可能になる。また、各センサ40~80が車両のローリング方向及び車両のヨーイング方向に揺動可能となるように支持されるので、一方向にのみ揺動可能な場合と比べて、各センサ40~80の向きの調整の自由度を高めることができる。更に、この車両用センサ搭載構造によれば、ワイヤハーネスカバー部20eによりワイヤハーネスHなどが車外に露出することを避けることができ、ワイヤハーネスHの損傷などに起因するセンサ精度の低下を抑制することができる。
また、この車両用センサ搭載構造によれば、ワイヤハーネスカバー部20eがルーフ100の外周側のセンサ用開口部20aから離れるほどルーフ100に高さが近づくように形成されているので、ルーフ100の内側に位置するワイヤハーネスカバー部20eが急な段差を形成するような場合と比べて、車両の走行時に風切り音の原因となる渦の発生を抑制することができる。更に、この車両用センサ搭載構造によれば、カバー部材10が後方延在部20fを有することにより、車両の後方に向かうほどルーフ100に高さが近づくように形成されているので、カバー部材10の後方が急な段差を形成するような場合と比べて、車両の走行時に風切り音の原因となる渦の発生を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
例えば、第一実施形態においても、ルーフ100とブラケット2の間に台座のような介在部材があってもよい。また、センサは、必ずしも二方向に揺動可能に支持されている必要はなく、車両のピッチング方向、ローリング方向、ヨーイング方向のうちの一方向にのみ揺動可能に支持されていてもよい。
ワイヤハーネスカバー部10e,20eは、必ずしもセンサ用開口部10a,20aから離れるほど、ルーフ100に高さが近づくように形成されている必要はない。ワイヤハーネスカバー部10e,20eの高さは一定であってもよく、センサ用開口部10a,20aから離れるほど高さが増加する箇所があってもよい。
第二実施形態のカバー部材20は、必ずしも車両の後方に向かうほど、ルーフ100に高さが近づくように形成されている必要はない。カバー部材20の高さは一定であってもよく、車両の後方に向かうほど高さが増加する箇所があってもよい。カバー部材20は、後方延在部20fに代えて略垂直の後壁部を有していてもよい。
カバー部材10、20とルーフ100との間隙は、必ずしも全周に亘って形成されている必要はなく、車両の後方にのみ形成されていてもよく、車両の後方と側方にのみ形成されていてもよい。また、カバー部材10、20とルーフ100との間に間隙がない態様(隙間が1mm未満など)であってもよい。
1,50…カメラ(センサ)2,41,51,61,71,81…ブラケット、10,20…カバー部材、10a,20a…センサ用開口部、10e,20e…ワイヤハーネスカバー部、40,60,70…ミリ波レーダ(センサ)、80…ライダー(センサ)、100…ルーフ、H,W…ワイヤハーネス。

Claims (2)

  1. 車両のルーフ上において前記車両の幅方向を向いて配置されて前記車両の外部環境を検出する複数のセンサの車両用センサ搭載構造であって、
    前記複数のセンサには、カメラ及びライダーが含まれ、
    前記ルーフに対して取り付けられ、前記センサを揺動可能に支持するブラケットと、
    前記ルーフの外周側で前記車両の幅方向に向かって開口するセンサ用開口部を有し、複数の前記センサを上から覆うように前記ルーフに対して設けられたカバー部材と、
    を備え、
    前記カバー部材は、前記ルーフを下から通り抜けて前記カバー部材内へ突出し前記センサに接続されるワイヤハーネスを上から覆うワイヤハーネスカバー部を有し、
    前記ブラケットは、前記車両のローリング方向及び前記車両のヨーイング方向に揺動可能となるように前記センサを支持しており、
    前記ワイヤハーネスカバー部は、前記カバー部材における前記ルーフの内側に位置し、前記センサ用開口部から離れるほど前記ルーフに高さが近づくように形成されており、
    前記カバー部材は前記車両の後方に向かうほど前記ルーフに高さが近づくように形成されている、車両用センサ搭載構造。
  2. 前記カバー部材の前壁部の下面と前記ルーフとの間には、空気導入用の間隙が形成されており、
    前記カバー部材の前記車両の幅方向の端縁の下面と前記ルーフとの間には、空気導入用の間隙が形成されている、請求項1に記載の車両用センサ搭載構造。
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