JP6258157B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料供給装置に関する。詳しくは、自動車等の車両に搭載される燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置に関する。
従来から、燃料供給装置を燃料タンクに取り付けることは広く知られている。この際、燃料タンクの上面に設けた開口部から燃料供給装置の一部を挿入して取り付けることも広く知られている。また特許文献1に記載されているように、ポンプユニットの上面に当接可能な係合部を燃料供給装置の連結部の側面に設けることも知られている。
特開2006−342678号公報
しかしながら、このような従来技術においても、なお改良の余地がある。従来の燃料供給装置は、特許文献1に記載されているように、ポンプユニットの上端面の側部に力を加えてポンプユニットを底面に押し付ける構成となっている。従来構造の場合、ポンプユニットと連結部との間に隙間が生じると図10に二点鎖線で示すように、ポンプユニットが車両の振動などにより浮いてしまう恐れがあった。また、ポンプユニットの上端面の側部に力を加えているため、図11に示すように、ポンプユニットの一端側が浮いてしまう恐れがあった。つまり、燃料タンクの底面部に対してポンプユニットが傾く恐れがあった。その結果、燃料タンク内にある燃料の残量が適切に検出されない恐れもあった。
本発明は、上記した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、燃料タンクの底面部に対してポンプユニットが傾いたり浮いたりすることを抑制し、ポンプユニットが燃料タンクの底面部に当接した状態を維持することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。先ず、第1の発明は、燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記ポンプユニットが前記蓋部材に対して相対移動可能に前記連結部に接続される燃料供給装置であって、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態では、前記ポンプユニットの下部に設けた係合部が前記連結部に当接しており、前記連結部が前記ポンプユニットを前記燃料タンクに押し付けることになる燃料供給装置である。
この第1の発明によれば、ポンプユニットの下部に設けた係合部が前記連結部に当接することにより前記燃料タンクに前記ポンプユニットを押し付けることになるため、ポンプユニットを回転させるモーメントの発生が抑制される。したがって、ポンプユニットが燃料タンクの底面部に当接した状態を維持することが可能となりうる。
第2の発明は、第1の発明における前記係合部の底面は、前記ポンプユニットに設けられた吸い込み部の底部と同一面上に設けられている燃料供給装置である。
この第2の発明によれば、係合部の底面が前記ポンプユニットに設けられた吸い込み部の底部と同一面上に設けられているため、係合部と燃料タンクの底面部に当接させた状態にしても、吸い込み部の底部が燃料タンクの底面部に当接した状態を維持できることから安定した状態でポンプユニットを燃料タンクの底面部に当接した状態とすることが可能となる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記係合部と前記ポンプユニットに設けられた吸い込み部の底部は、一体として形成されている燃料供給装置である。
この第3の発明によれば、係合部と吸い込み部の底部は、一体として形成されているため、係合部用に別途部材を用意する必要性が無く、簡素な構成とすることが可能となり得る。
第4の発明は、第1乃至第3の何れかの発明において、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通された状態で、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続されており、前記連結部の下端には平面状に形成される面と、側面視円弧形状の曲面とが形成されており、前記曲面は前記連結部の下端のすみに設けられるとともに、前記連結孔の中心軸と前記曲面の円弧の中心とが一致するように形成されている燃料供給装置である。
この第4の発明によれば、平面状の面により係合部をしっかりと押圧することが可能となりうる。また、連結部の下端のすみに曲面が設けられていることから、連結軸を中心にポンプユニットを回転させることがスムーズに行いうる。したがって、ポンプユニットが回転する形態の燃料供給装置であってもスムーズに係合部を押圧することができるようになり得る。
第5の発明は、第4の発明において、前記連結部は前記平面状の面の真上に配置される付勢部材が前記連結部を付勢することにより、前記係合部が前記連結部から押圧力をうける燃料供給装置である。
この第5の発明によれば、付勢部材から伝えられる付勢力が平面状の面の真上から伝えられるため、付勢部材の付勢力を効率的に利用することが可能となり得る。
本発明によれば、燃料タンクの底面部に対してポンプユニットが傾いたり浮いたりすることを抑制し、ポンプユニットが燃料タンクの底面部に当接した状態を維持することが可能となりうる。
実施例1の燃料供給装置の斜視図である。ただし、ポンプと突出ポートの間に介在するホースは図示していない。 実施例1の燃料供給装置を前側から見た側面図である。 実施例1の燃料供給装置を左側から見た側面の概略図である。 異なる例の燃料供給装置を左側から見た側面の概略図である。 実施例1の燃料供給装置を右側から見た側面図である。 実施例2の燃料供給装置を前側から見た側面の概略図である。 実施例3の燃料供給装置を前側から見た側面の概略図である。 実施例4の燃料供給装置を前側から見た側面の概略図である。 実施例5の燃料供給装置を左側から見た側面の概略図である。 従来の燃料供給装置の一例を前側から見た側面の概略図である。 従来の燃料供給装置の他の例を前側から見た側面の概略図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、適宜図面を用いながら説明する。なお、本明細書における前後方向、上下方向、左右方向などの方向は、図1などに示したXが前方向、Yが左方向、Zが上方向と規定する。例えば、通常、燃料供給装置1の蓋部材2が位置する側が上側でポンプユニット4が位置する側が下側となる。また、実施例1においては、ポンプユニット4が回転する回転軸方向が左右方向である。また、当該回転軸方向に直交するとともに、上下方向に直交する方向が前後方向である。
本実施の形態における燃料供給装置1は乗物に搭載されるものである。特に、乗物の中でも車両に搭載されるものである。燃料供給装置1は、車両の床面よりも下方に配置した燃料タンク7に取り付けられるものであり、燃料タンク7内の液体燃料を図示しない内燃機関に送液するために使用されるものである。
本実施の形態における燃料供給装置1は、燃料タンク7の上部に設けられた開口部72に取り付けられる蓋部材2と、燃料タンク7内の燃料を外部に送液するために使用されるポンプ41を備えたポンプユニット4と、蓋部材2とポンプユニット4を連結するために使用される連結部3と、燃料タンク7における燃料の残量を検出するために使用される燃料残量検出装置48とを備えている。蓋部材2と連結部3とは直線的に移動することが可能なものであるとともに、蓋部材2と連結部3との間には、付勢力を与えることが可能な付勢部材としてスプリング53が配置されている。ポンプユニット4は、燃料タンク7の底面部73に設置されるものであり、燃料タンク7の開口部72に蓋部材2を取り付けることにより、燃料タンク7の開口部72を閉じることが可能であるとともに、ポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に沿って設置可能なものである(図2参照)。
本実施例の蓋部材2は、燃料タンク7の開口部72を覆うことになるセットプレート部21を備えている。略円盤形状のセットプレート部21には、ポンプユニット4から送液された燃料を燃料タンク7外に導くために使用される吐出ポート23が備えられている。またセットプレート部21には、電気配線の接続のために使用される電気コネクタ24が備えられている。燃料タンク7の開口部72は通常円形であるため、蓋部材2のセットプレート部21も平面視で略円形となるように形成されている。燃料タンク7に設けられた円形の開口部72には図示しない樹脂製のリングが取り付けられており、燃料タンク7と蓋部材2との間に隙間が生じることを抑制している。
本実施例の燃料供給装置1には、蓋部材2の下方にポンプユニット4が備えられている。本実施の形態のポンプユニット4は、燃料を送液するために使用されるポンプ41と、前記ポンプ41を載置するために使用されるベース部42とを備えている。本実施の形態のベース部42は略平板状に形成されており、ベース部42の一側面が燃料タンク7の底面部73と対向するように配置されるものである。
ベース部42は燃料貯留部やサブタンクなどとも称されることがある部分であり、ベース部42はポンプ41が取り付けられるアッパベース421と、燃料タンク7の底面部73に接するロアベース422と、アッパベース421とロアベース422に挟まれるろ過部材423により構成されている。アッパベース421にはポンプ41と接続される吸引口(図示せず)が設けられており、ろ過部材423を通過した燃料をポンプ41により吸引することが可能な構成とされている。なお、当該ろ過部材423の周りは吸い込み部として形成されており、ロアベース422には、格子が施された開口である底面開口4221が備えられている。ロアベース422を燃料タンク7の底面部73に接した状態で配置した場合でも、底面開口4221から燃料を吸い込むことができるように脚部4222が設けられている。当該脚部4222の先端は吸い込み部の底部となるものである。
ポンプユニット4には、燃料の送液圧力を調整するために使用される圧力調整弁43が取り付けられている。圧力調整弁43はポンプ41から伸びている弁支持部411に取り付けられている。圧力調整弁43で圧力が調整された燃料は、ホース51や吐出ポート23などを介して内燃機関に送られる。
本実施例の燃料供給装置1においては、ベース部42のロアベース422に係合部49が設けられている。係合部49は、略平板状に形成されており、その一面49bがロアベース422に設けられた脚部4222の先端と同一平面上に配置されるように形成されている(図2参照)。当該一面49bと反対側には連結部3と係合可能な面49aが形成されており、蓋部を押して蓋部とポンプユニット4の間の距離を短くすることで、当該面49aが連結部3と当接した状態を維持可能な構成となっている。その際、連結部3に隣接して配置されたスプリング53が圧縮された状態となり、当該スプリング53が元の形状に戻ろうとする復元力が係合部49を介して燃料タンク7の底面部73に伝えられる。このようにして、係合部49が燃料タンク7の底面部73に押し付けられた状態を維持することが可能となっている。
本実施例においては、燃料供給装置1を燃料タンク7に装着した状態において、ポンプユニット4の重心位置と燃料タンク7の底面部73の距離と、係合部49のうち連結部3と当接可能な面49aと燃料タンク7の底面部73の距離とを比べると、後者のほうが短く構成されており、ポンプユニット4の重心位置よりも燃料タンク7の底面部73に近い位置でポンプユニット4を押圧することが可能な構成となっている。したがって、燃料タンク7の振動や傾きなどの影響を受けにくく、効果的にポンプユニット4が燃料タンク7の底面部73に当接した状態を維持することが可能となりうる。
この係合部49のうち、燃料タンク7の底面部73と対向することになる面49bと連結部3と対向することになる面49aに関しては、平面状に形成されている。したがって、比較的広い面で連結部3から力を受けることができるとともに、燃料タンク7の底面部73に対して比較的広い面で力を伝えることが可能となる。したがって、より安定した状態でポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に当接させることが可能となり得る。
係合部49は、燃料タンク7の底面部73と対向することになる一面49bがロアベース422に設けられた脚部4222の先端と同一平面上に配置されるように形成されている。したがって、係合部49が燃料タンク7の底面部73に当接するとともに、脚部4222も燃料タンク7の底面部73と当接する状態にすることが可能となる。そのため、安定した状態でポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に当接させることが可能となり得る。
本実施例の係合部49はポンプユニット4の一部となるように、ベース部42のロアベース422を成形する際に分離不能なように一体的につくられるものであり、射出成形により作られている。つまり、吸い込み部の底部を成形する過程で係合部49も成形されることになる。したがって、ポンプユニット4に別途設けた係合部49を取り付けるような工程は必要なく成形されている。
本実施例における係合部49に当接する連結部3は、蓋部材2のセットプレート部21が広がる面と直交するように伸びる部材であるとともに、セットプレート部21が広がる面と直交するように移動することが可能な部材である。この連結部3の一端となる下端が係合部49の一面49aに当接する構成であるため、ポンプユニット4と連結部3との間に生じる力は、連結部3を曲げようとするモーメントとして働くことが抑制されている。したがって、ポンプユニット4と連結部3との間に生じる力は、ポンプユニット4を燃料タンク7と当接する状態を維持するように働きやすくなる。
より詳しくは、本実施例の連結部3は伸縮可能に構成されている。連結部3は蓋部材2に取り付けた棒部材35と棒部材35に沿って移動可能なジョイント部36とを備えている。当該棒部材35はセットプレート部21が広がる面方向に対して直交するように伸びるものである。また、ジョイント部36と蓋部材2との間には弾性力を発揮可能な付勢部材としてスプリング53を備えている。当該スプリング53は、蓋部材2とポンプユニット4が所定の間隔よりも近接した際に、蓋部材2とポンプユニット4を離間させるように付勢可能なものである。したがって、ポンプユニット4の底面が燃料タンク7の底面部73に接した状態から更に蓋部材2を燃料タンク7の底面部73に近づけるように移動させる間にスプリング53は縮むことになる。このスプリング53が縮んだ状態が維持されると、ポンプユニット4が燃料タンク7の底面部73に対して押し続けられた状態が維持されることになる。
図3に示すように、本実施例の連結部3は、その下端のすみには曲面34が形成されている。当該曲面34は連結部3の後端側に形成されている。この曲面34は左側からの側面視で円弧形状を描くように形成されている。特に連結孔31の中心軸と前記曲面34の円弧の中心とが一致するように形成されている。したがって、ポンプユニット4が連結軸45を中心に回転する際に連結部3と係合部49が隣接した位置関係を維持することが可能となる。一方連結部3の下端の前面側は円弧状に形成されておらず、係合部49とセットプレート部21が広がる面と略平行となるような面33が平面状に設けられている。燃料供給装置1が燃料タンク7に装着された状態では、通常、係合部49は当該平面状の面33と当接する。
本実施例のスプリング53は連結軸45の中心よりも前側に配置されている。特に連結軸45の中心よりも前側に配置された棒部材35の周囲を覆うように配置されている。したがって、曲面34側ではなく平面状の面33側にスプリング53からの付勢力がかけられる構成となっている。したがって、スプリング53からの付勢力を効果的に係合部49に伝えることが可能となる。なお、図4に示すように連結軸45の中心よりも後側にスプリング53を配置することも可能ではある。曲面34の真上に配置されたスプリング53であっても、燃料タンク7との関係からポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に押圧することは可能ではあるが、スプリング53の付勢力を効果的に利用することを考慮すると、本実施例のように平面状の面33の真上にスプリング53を配置することが好ましい。
本実施例においてはスプリング53の付勢力に加えて、ホース51の反力を用いて、燃料ポンプ41を燃料タンク7の底面部73に押し付けるように構成している(図5の矢印参照)。このような構成とすることで、燃料タンク7の底面部73とポンプユニット4との当接状態を効率的に維持することが可能となり得る。
次に、本実施例の燃料供給装置1を燃料タンク7に取り付ける取り付け方法を説明する。燃料タンク7は、通常、底面部73に平行になるように形成された上面部71の一部に開口部72が設けられている。当該開口部72から燃料供給装置1のポンプユニット4を燃料タンク7内に挿入し、蓋部材2のセットプレート部21を開口部72に押し付けるようにすることで、ポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に押し付け、蓋部材2を開口部72に装着する。
開口部72に燃料供給装置1を装着しようとすると、ポンプユニット4の一端から開口部72に進入させることになる。ポンプユニット4が燃料タンク7内に収まった状態で蓋部材2を燃料タンク7の上面部71と平行となるようにすると、図示しない回転規制機構が機能しているため、ポンプユニット4は燃料タンク7の底面部73に対して傾斜した状態となる。燃料供給装置1の蓋部材2を開口部72に装着するために移動させると、ポンプユニット4は燃料タンク7と当接し、更には下方に移動するように押し込まれる。そのため、ポンプユニット4の底面が燃料タンク7の底面部73に対向するように移動する。この際、ベース部42が広がる面は燃料タンク7の底面部73に対して傾いた状態で交差しているとともに、ポンプユニット4の一端の位置と連結軸45が配置されている位置が平面視でずれているため、燃料供給装置1を押し込むだけでポンプユニット4が連結軸45を中心に回転することが可能となっている。
ポンプユニット4の底面が燃料タンク7の底面部73と重なり合うように対向した状態から更に蓋部材2を下方に移動させると、連結部3と蓋部材2とを離間させるように付勢力が働くことになる。この付勢力が連結部3を係合部49に対して押し付けることになり、かつ、係合部49が燃料タンク7に押し付けられることになる。なお、連結部3に掛けられた力が係合部49に伝わるには連結部3の端部が係合部49と当接していればよい。
本実施例においては、係合部49がポンプユニット4のロアベース422に設けられている。より詳しくは、ロアベース422の下端から側方に板状の部位が伸びるように配設されている。したがって、連結部3によりこの係合部49を押圧することにより、ポンプユニット4が傾くことを抑制しながらポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に押し付けることが可能となる。また、係合部49や脚部4222が燃料タンク7の底面部73に当接した状態であっても、ポンプユニット4の底部開口と燃料タンク7の底面部73との間には隙間が生じるように構成している。したがって、ポンプユニット4の底部開口から燃料を十分に吸い込める状態を保ちながら、ポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に押し付けた状態とすることが可能となる。
次に実施例2について説明する。実施例1と実施例2との主な相違点は蓋部材2の構造と連結部3の構造である。したがって、以下においてはその点を中心に説明する。図6に示すように、実施例2の蓋部材2はセットプレート部21の下部に吸着材を収納したキャニスタ部27を備えている。また、キャニスタ部27には、連結部3に設けられた第一の摺動部38と摺接可能な第二の摺動部28を備えている。連結部3の上端とセットプレート部21との間にはスプリング53が配置されており、連結部3と蓋部材2が所定の位置より近接すると、連結部3と蓋部材2とを離間させるように付勢力を働かせることが可能となっている。
ポンプユニット4のロアベース422に係合部49が設けられているが連結部3の側面からポンプユニット4のアッパベース421に当接可能なようにアーム39を形成している。当該アーム39により補助的にポンプユニット4を押さえることが可能とし、より効果的にポンプユニット4を燃料タンク7に押し付けることが可能となっている。
次に実施例3について説明する。実施例2との主な想定点は、ベース部42の構造である。したがって、以下においてはその点を中心に説明する。図7に示すように、実施例3の係合部49は、アッパベース421に設けられている。特にアッパベース421の側面から突出するように形成されており、連結部3の下端により燃料タンク7の底面部73に押し付けられることが可能な構成となっている。係合部49はアッパベース421の一部として形成されており、アッパベース421を樹脂成形する際にアッパベース421全体の中に係合部49が含まれるように成形されている。
アッパベース421の下端はロアベース422の下端と同一平面状に形成し、係合部49の一面49bが燃料タンク7の底面部73に当接可能なように構成されている。なお、アッパベース421の下端をロアベース422の下端とを同一平面状に設けず、ロアベース422の下端よりも下方にアッパベース421の下端を設けるようにすることも可能である。
次に実施例4について説明する。実施例4においては、実施例1〜3とは異なり、ポンプユニット4が連結部3に対して回転しない構成である。特に、ポンプユニット4に設けた係合部49と連結部3の下部とは常に対向する位置に配置されているものである(図8参照)。当該ポンプユニット4はカップ状のカバーの内部にポンプ41を備える構成である。このような燃料供給装置1においても、その下部において連結部3と当接させるようにすることで、安定した状態でポンプユニット4を燃料タンク7に当接させることが可能となる。
実施例4のポンプユニット4は連結部3に対して上下方向に直線移動可能に連結されている。なお、ポンプユニット4は連結部3に対して直線移動可能に連結された構成ではなく、移動不能に連結されたものとすることも可能である。
次に実施例5について説明する。実施例5と実施例1との主な相違点は、スプリング53の位置であるため、以下においては、その点を中心に説明する。実施例1におけるスプリング53は、ジョイント部36とセットプレート部21とをつなぐ棒部材35の外周を覆うように配置されているが、本実施例におけるスプリング53は当該位置には配置しておらず、棒部材35と棒部材35の間に配置している(図9参照)。本実施例においても、連結軸45の中心より前側にスプリング53が配置されるようにされている。また、連結部3の下端であり、スプリング53の真下に位置する面は平面状に形成されており、スプリング53の付勢力が連結部3の下端から係合部49に効果的に伝えられるように構成されている。
本実施例におけるスプリング53は一つだけで形成しているが、スプリング53は一つだけで構成する必要は無い。例えば、実施例1と実施例5の双方の箇所にスプリング53を配置するものとすることなども可能である。
以上、いくつかの実施例を用いて実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態のほか、その他各種の形態で実施可能なものである。例えば、係合部はロアベースと別体として形成することも可能である。
係合部は完全に平たい形状である必要性は無く、凹形状や凸形状を備えるものとすることも可能である。
連結部の下端は前側にも曲面を形成することも可能であるし、曲面ではなく傾斜面を形成することも可能である。この場合も通常、係合部と当接することになる平たい面の真上に付勢部材を配置することが望ましい。
蓋部材とポンプユニットの間に介在するホースの反力だけでポンプユニットと燃料タンクの底面部との当接状態を維持可能であれば、連結部が係合部の下部で当接するものとしなくても良い。
ベース部におけるろ過部材は必須のものではないため、ろ過部材が無い構成とすることも可能である。この場合、ベース部以外の部位にろ過部材を設けることも可能であるし、ポンプが吸引する燃料が清浄に保たれているのであれば、燃料供給装置にはろ過部材を設けないものとすることも可能である。
連結部とポンプユニットを相対移動可能に接続する構成は、連結部に設けられた連結孔にポンプユニットに設けられた連結軸を挿入して接続されていることに限らず、ポンプユニットに設けられた連結孔に連結部に設けられた連結軸を挿入して接続する構成とすることも可能である。
また、乗物としては、車両であることに限らず、飛行機やヘリコプターなど空中を飛行する乗物や、船舶や潜水艇など海面や海中などを移動する乗物としてもよい。
1 燃料供給装置
2 蓋部材
3 連結部
4 ポンプユニット
7 燃料タンク
21 セットプレート部
23 吐出ポート
24 電気コネクタ
31 連結孔
35 棒部材
36 ジョイント部
41 ポンプ
42 ベース部
43 圧力調整弁
45 連結軸
51 ホース
53 スプリング
71 上面部
72 開口部
73 底面部
421 アッパベース
422 ロアベース
423 ろ過部材

Claims (5)

  1. 燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、
    ポンプを備えたポンプユニットと、
    前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、
    前記ポンプユニットが前記蓋部材に対して相対移動可能に前記連結部に接続される燃料供給装置であって、
    前記ポンプユニットの下部には、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態で前記連結部の下端に当接する係合部が設けられており、
    前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態では、前記ポンプユニット係合部が前記連結部の下端に当接しており、前記連結部が前記ポンプユニットを前記燃料タンクに押し付け
    前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通された状態で、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対回転可能に接続されており、
    前記連結部の下端には、平面状の面が形成されており、
    前記係合部には、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態で前記連結部の下端の平面状の面と対向状に当接する平面状の面が形成されている燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
    前記係合部の底面は、前記ポンプユニットに設けられた吸い込み部の底部と同一面上に設けられている燃料供給装置。
  3. 請求項1または2に記載の燃料供給装置であって、
    前記係合部と前記ポンプユニットに設けられた吸い込み部の底部は、一体として形成されている燃料供給装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の燃料供給装置であって、
    前記連結部の下端には、前記平面状面と、側面視円弧形状の曲面とが形成されており、
    前記曲面は前記連結部の下端のすみに設けられるとともに、前記連結孔の中心軸と前記曲面の円弧の中心とが一致するように形成されている燃料供給装置。
  5. 請求項4に記載の燃料供給装置であって、前記連結部は前記平面状の面の真上に配置される付勢部材が前記連結部を付勢することにより、前記係合部が前記連結部から押圧力をうける燃料供給装置。
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