JP6245379B2 - モータ及びモータの製造方法 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、モータ及びモータの製造方法に関する。
特許文献1には、モータ駆動基板とセンサ回路用基板とをセンサカバー内に並設した駆動回路内蔵型サーボモータが記載されている。
特開2004−274834号公報
上記従来技術では、センサ回路用基板の熱がセンサカバー内にこもりやすく、放熱性が充分でないという課題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、アンプ部の放熱性を高めることが可能なモータ及びモータの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、固定子及び回転子を備えたモータ部と、前記モータ部に電力を供給するアンプ部と、を有し、前記アンプ部は、前記アンプ部の筐体を構成する第1フレームと、前記第1フレームの開口部に挿入され、前記第1フレームに収容される少なくとも1つの基板が取り付けられた第2フレームと、を有し、前記第2フレームは、前記第1フレームの前記開口部に取り付けられるベース部と、前記ベース部に立設され、前記少なくとも1つの基板が取り付けられる少なくとも1つの基板取付部と、を有するモータが適用される。
また、本発明の別の観点によれば、固定子及び回転子を備えたモータ部と、前記モータ部に電力を供給するアンプ部と、を有するモータの製造方法であって、前記アンプ部の筐体を構成する第1フレームに収容される少なくとも1つの基板を、ベース部と当該ベース部に立設された少なくとも1つの基板取付部とを有する第2フレームの前記基板取付部に取り付けることと、前記少なくとも1つの基板が取り付けられた前記第2フレームの前記基板取付部を前記第1フレームの開口部に挿入して前記ベース部を前記開口部に取り付けることと、を有することを特徴とするモータの製造方法が適用される。
また、本発明のさらに別の観点によれば、固定子及び回転子を備えたモータ部と、前記モータ部に電力を供給するアンプ部と、を有し、前記アンプ部は、前記アンプ部の筐体を構成するフレームと、前記フレームにおける前記回転子の回転軸方向に垂直な方向に位置する面に配置され、前記フレームに収容される少なくとも1つの基板の熱を放熱する手段と、を有するモータが適用される。
本発明によれば、モータのアンプ部の放熱性を高めることができる。
一実施形態のモータの概略構成の一例を表す模式的な側面図である。 アンプ部の構成の一例を表す分解斜視図である。 アンプ部の構成の一例を表す、リアカバーを透視した後面図である。 基板の具体例及び各基板の接続関係の一例を表す説明図である。 モータの製造方法の一例を表す工程図である。 実施形態に係る放熱フレームの構成を表す模式図である。 放熱フレームの第1の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第2の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第3の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第4の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第5の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第6の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第7の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第8の変形例を表す模式図である。 放熱フレームの第9の変形例を表す模式図である。 実施形態に係るヒートシンクユニットの構成を表す模式図である。 ヒートシンクに接続されるフレームを追加したヒートシンクユニットの変形例を表す模式図である。 樹脂サポートの位置を変更したヒートシンクユニットの変形例を表す模式図である。 実施形態に係るアンプ部の各構成の位置関係を表す模式図である。 アンプ部の各構成の位置関係の第1の変形例を表す模式図である。 アンプ部の各構成の位置関係の第2の変形例を表す模式図である。 アンプ部の各構成の位置関係の第3の変形例を表す模式図である。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下において、モータ等の構成の説明の便宜上、各図に示した上下左右前後の方向を適宜使用する場合があるが、モータ等の各構成の位置関係を限定するものではない。なお、本実施形態において、前後方向は回転電機のシャフトの回転軸方向、上下方向は鉛直方向、左右方向は軸方向及び上下方向の両方向に垂直な方向を指すものである。
<1.モータの概略構成>
まず、図1を参照しつつ、実施形態に係るモータの概略構成の一例について説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ1は、モータ部2と、ブレーキ部3と、エンコーダ部4と、アンプ部10とを有する。すなわちモータ1は、アンプ一体型のブレーキ・エンコーダ付きモータとして構成されている。
モータ部2は、固定子及び回転子(共に図示せず)を備え、回転子が固定子に対し回転する回転型(ロータリタイプ)のモータである。モータ部2は、シャフトSHを軸心AX周りに回転させることで、回転力を出力する。なお、本明細書において「回転軸方向」は軸心AXの方向であり、この例では前後方向となっている。また、モータ部2の回転力出力側、つまりモータ部2に対しシャフトSHが突出する側(この例では前側)を「負荷側」、その反対側(この例では後側)を「反負荷側」という。
ブレーキ部3は、モータ部2の反負荷側(後側)に配置されている。ブレーキ部3は、シャフトSHの制動を行う。
エンコーダ部4は、ブレーキ部3の反負荷側(後側)に配置されている。エンコーダ部4は、シャフトSHの位置(「回転位置」や「回転角度」等ともいう)を検出し、その位置を表す位置データを出力する。
アンプ部10は、エンコーダ部4の反負荷側(後側)に配置されている。アンプ部10は、モータ部2に電力を供給する。この際、アンプ部10は、エンコーダ部4から位置データを取得し、その位置データに基づいてモータ部2に印加する電流又は電圧等を制御することで、モータ部2の動作を制御する。また、アンプ部10は、上位制御装置(図示せず)から上位制御信号を取得し、その上位制御信号に表された位置等を実現可能な回転力がシャフトSHから出力されるように、モータ部2の動作を制御することもできる。
なお、上記で説明したモータ1の構成は一例であり、上記構成に限定されるものではない。例えば、ブレーキ部3やエンコーダ部4がモータ部2の負荷側に配置されてもよい。また、アンプ部10がモータ部2とブレーキ部3との間、又はブレーキ部3とエンコーダ部4との間に配置されてもよい。また、モータ1がブレーキ部3やエンコーダ部4を備えない構成としてもよい。
<2.アンプ部の構成>
次に、図2〜図4を参照しつつ、アンプ部10の構成の一例について説明する。
図2及び図3に示すように、アンプ部10は、本体フレーム6(第1フレームの一例)と、放熱フレーム7(第2フレームの一例)と、ヒートシンク8とを有する。
本体フレーム6は、略直方体形状を有し、アンプ部10の筐体を構成する。本体フレーム6は、前後、左右、上下方向にそれぞれ位置する六面6a〜6fのうち、例えば回転軸方向に位置する前面6a及び後面6bと、回転軸方向と垂直な方向に位置する右面6d及び下面6fの、四面が開口している。本体フレーム6の上面6e(第3の面の一例)には、図示しないI/Oケーブルが接続されるコネクタC61、通信ケーブルが接続されるコネクタC62,C63、電源ケーブルが接続されるコネクタC64が設けられている。コネクタC61〜C64は、上面6eに貫通して取り付けられている。
(2−1.基板の配置)
図2及び図3に示すように、本体フレーム6の内部には、複数の基板5a,5b,5c,5d,5e、5f,5g,5hが収容されている。基板5a〜5eは、各々の面方向が回転軸方向に沿う姿勢で配置されており、且つ、回転軸方向に垂直な方向(この例では左右方向)に互いに平行となるように並設されている。基板5a〜5eは、右方から左方に向けて、基板5a,5b,5c,5d,5eの順に配置されている。
基板5fは、基板5a〜5eに垂直な姿勢(この例では面方向が上下方向に対して垂直となる姿勢)で、基板5c〜5eの上側に配置されている。基板5gは、基板5a〜5eに垂直な姿勢(この例では面方向が前後方向に対して垂直となる姿勢)で、基板5a〜5f,5hの後側に配置されている。基板5hは、基板5fに平行な姿勢で、基板5fの上側に配置されている。
(2−2.放熱フレームユニットの構成)
図2に示すように、基板5c〜5fは放熱フレーム7に取り付けられ、放熱フレームユニット30として本体フレーム6に組み付けられている。放熱フレーム7は、金属(例えばアルミ)等の熱伝導性の高い材料で構成されており、基板5b〜5eの熱を効率良く放熱する。放熱フレーム7は、本体フレーム6の下面6fに取り付けられる略矩形状のベース部11と、ベース部11に立設された基板取付部12とを有する。基板取付部12は、左右方向に平行に並設された板状の2つの取付板部13a,13bと、取付板部13a,13bの上端間を繋ぐ天板部14とを有し、枠体状に形成されている。天板部14の前側は、矩形の開口部14aを形成するように切り欠かれている。基板取付部12の左右方向の位置は、基板配置によって適宜選択されるものであるが、図2では取付板部13aからベース部11の右端部までの距離が取付板部13bからベース部11の左端部までの距離よりも大きくなるように設定されている。
図2に示すように、放熱フレームユニット30は、本体フレーム6の下面6fの開口部6f1から挿入され、図示しないボルトにより下面6fに固定される。その結果、放熱フレーム7は、本体フレーム6の回転軸方向に垂直な方向に位置する面、この例では下方向に位置する下面6f(第1の面の一例)に配置される。
図3に示すように、基板5cは、取付板部13aの左側面である基板取付面13a1に取り付けられ、上端部は天板部14の開口部14aから上方に突出している。基板5cは、実装された電子部品Qcが絶縁性の熱伝導性シート16cを介して基板取付面13a1に接触するように、図示しないボルトにより取付板部13aに固定されている。基板5cの上端部にはコネクタCc1が設けられており、基板5fのコネクタCf2に接続されている。
基板5dは、取付板部13bの右側面である基板取付面13b1に取り付けられ、上端部は天板部14の開口部14aから上方に突出している。基板5dは、実装された電子部品Qdが絶縁性の熱伝導性シート16dを介して基板取付面13b1に接触するように、図示しないボルトにより取付板部13bに固定されている。基板5dの上端部にはコネクタCd1が設けられており、電源ケーブルが接続されるコネクタC64に接続されている。
基板5eは、取付板部13bの左側面である基板取付面13b2に取り付けられ、上端部は天板部14から上方に突出している。基板5eは、実装された電子部品Qeが絶縁性の熱伝導性シート16eを介して基板取付面13b2に接触するように、図示しないボルトにより取付板部13bに固定されている。基板5eの上端部にはコネクタCeが設けられており、基板5fのコネクタCf5に接続されている。
基板5fは、基板5c〜5eの上側に配置されている。基板5fの下面には、上記コネクタCf2,Cf4(図3では図示せず。図4参照),Cf5が設けられている。基板5fは、コネクタCf2,Cf4,Cf5が上記コネクタCc1,Cd2(図3では図示せず。図4参照),Ceと接続され、当該コネクタを介して基板5c,5d,5eに支持されることにより、基板取付部12に取り付けられている。また、基板5fの下面(上面でもよい)にはコネクタCf1が設けられており、基板5bのコネクタCb1に接続されている。
上記構成により、基板取付部12は、複数の基板取付面13a1,13b1,13b2を有しており、これらは互いに平行な位置関係となっている。なお、本実施形態では基板取付部12の天板部14は強度の向上を目的に設置されており、基板が取り付けられてはいないが、例えば基板5fの発熱量が大きい場合等には天板部14に絶縁性の熱伝導性シートを介して接触させてもよい。この場合には、天板部14の上面14aが基板取付面を構成し、当該基板取付面14aと基板取付面13a1,13b1,13b2とは互いに垂直な位置関係となる。この場合、配置方向が異なる複数の基板の熱を効率的に放熱できる。
また、上記では各基板5c〜5eの放熱フレーム7への固定をボルトにより行うようにしたが、例えば樹脂製のパレット等の固定具を用いてボルトを使用せずに固定してもよい。
(2−3.ヒートシンクユニットの構成)
図2及び図3に示すように、基板5a,5bはヒートシンク8に取り付けられ、ヒートシンクユニット20として本体フレーム6に組み付けられている。
ヒートシンクユニット20は、ヒートシンク8と、基板5aと、基板5bと、絶縁性の熱伝導性シート16aと、複数のパワー素子17(スイッチング素子の一例)と、樹脂サポート18とを積層して構成されている。
ヒートシンク8は、略矩形状のベース部8aと、ベース部8aの右側面に立設された複数のフィン8bとを備える。この例では、複数のフィン8bは上下方向に平行に並設され、各フィン8bは前後方向に沿って延びている。なお、ヒートシンク8はフィン8bを有しない構成でもよい。本明細書では、フィンを有さずベース部のみからなる放熱部品も「ヒートシンク」に含まれる。
図2に示すように、各パワー素子17は、素子本体部17aと、複数のリード端子17bを有する。素子本体部17aは、樹脂サポート18に設けられた穴部18aに収容される。この穴部18aは、パワー素子の実装位置決めに使用するので、穴部ではなく凹部としても良い。リード端子17bは、基板5aの図示しない端子孔にハンダ付けにより接続される。基板5aは、複数のネジS1によって樹脂サポート18及び絶縁性の熱伝導性シート16aを間に挟んでヒートシンク8に固定される。ネジS1は、基板5aの周縁部に設けられた複数の貫通孔5a1に挿通されてヒートシンク8のベース部8aの図示しない複数のネジ孔に締結される。これにより、基板5aが樹脂サポート18を介してパワー素子17を押圧し、パワー素子17の素子本体部17aが熱伝導性シート16aを介してベース部8aに圧接されている。
図3に示すように、基板5aと基板5bとは、図示しない連結具によって機械的に連結され、且つ、複数のピン端子P(図2では図示を省略)によって電気的に接続されている。以上により、ヒートシンク8と、熱伝導性シート16aと、複数のパワー素子17と、樹脂サポート18と、基板5aと、基板5bとが、ヒートシンクユニット20として組み立てられる。
図2に示すように、組み立てられたヒートシンクユニット20は、本体フレーム6の右面6dの段部を有する開口部6d1から挿入され、ヒートシンク8のベース部8aの少なくとも一部が開口部6d1に収容された状態で、図示しないボルトにより右面6dに固定される。その結果、ヒートシンク8は、本体フレーム6の下面6fとは異なる面、この例では右面6d(第2の面の一例)に配置される。
図3に示すように、本体フレーム6に固定されたヒートシンクユニット20の基板5bは、実装された電子部品Qbが絶縁性の熱伝導性シート16bを介して放熱フレーム7の取付板部13aの右側面である基板取付面13a2に接触されている。基板5bの上端部にはコネクタCb1が設けられており、基板5fのコネクタCf1と接続されている。
(2−4.その他の構成)
図2に示すように、基板5gは、本体フレーム6の後面6bの開口部6b1より挿入され、ヒートシンクユニット20及び放熱フレームユニット30の後側で、図示しないボルトにより本体フレーム6に固定される。基板5gにはコネクタCg1,Cg2(図4参照)が設けられており、基板5aのコネクタCp(図4参照)及び基板5dのコネクタCd3(図4参照)と接続されている。本体フレーム6の開口部6b1には、リアカバー24が図示しないボルトにより固定され、開口部6b1が塞がれる。
図3に示すように、基板5hは、本体フレーム6の上面6eの内面側にスペーサ26を介して図示しないボルトにより固定されている。基板5hは、その少なくとも一部が放熱フレーム7のベース部11や基板5fと対向するように平行に配置されている。基板5hは、上面にコネクタC61,C62のインサートCh1,Ch2等が立設されており、本体フレーム6の上面6eの上記インサートに対応するハウジングCh11,Ch22等に装着される。また、基板5hの下面にはコネクタCh3(図3では図示省略。図4参照)が設けられており、基板5fのコネクタCf6(図3では図示省略。図4参照)と接続されている。
(2−5.基板の具体例及び各基板の接続関係)
次に、図4を参照しつつ、基板5a〜5hの具体例及び各基板の接続関係の一例について説明する。
図4に示すように、アンプ部10は、主電源(図示せず)から入力される直流電力を交流電力(この例では3相交流電力)に変換し、モータ部2に供給する。
基板5dは、DC入力回路50dを構成する部品を備えたDC入力基板である。以下適宜、基板5dを「DC入力基板5d」という。DC入力基板5dには、3つのコネクタCd1,Cd2,Cd3が設けられている。DC入力回路50dは、主電源から直流電力が入力される。
基板5gは、DC入力回路50dから入力される直流電力を後述するパワー基板5aのインバータ回路50aに供給する高圧系の配線が設けられたパワー系配線基板である。以下適宜、基板5gを「パワー系配線基板5g」という。パワー系配線基板5gには、コネクタCg1,Cg2,Cg3,Cg4が設けられている。
基板5aは、インバータ回路50a(電力変換回路の一例)を構成する複数のパワー素子17を含む部品を備えたパワー基板である。以下適宜、基板5aを「パワー基板5a」という。パワー基板5aには、複数のピン端子P(図3参照)が設けられている。また、パワー基板5aは、パワー系配線基板5gを介してDC入力基板5dと接続されると共に、電力ケーブルEC1を介してモータ部2と接続されている。インバータ回路50aは、パワー系配線基板5gを介してDC入力回路50dから入力される直流電力をパワー素子17等により3相交流電力に変換し、電力ケーブルEC1を介してモータ部2に供給する。
基板5bは、ゲート回路50b(駆動回路の一例)を構成する部品を備えたゲート基板である。以下適宜、基板5bを「ゲート基板5b」という。ゲート基板5bには、コネクタCb1が設けられている(図3も参照)。ゲート回路50bは、インバータ回路50aにゲート信号を出力してパワー素子17の駆動を制御する。
基板5eは、制御回路50eを構成する部品を備えた制御基板である。以下適宜、基板5eを「制御基板5e」という。制御基板5eには、コネクタCeが設けられている(図3も参照)。制御回路50eは、ゲート基板5bを介して主回路を制御する。また、制御回路50eは、エンコーダ部4から位置データが入力される。
基板5cは、電源回路50cを構成する部品を備えた電源基板である。以下適宜、基板5cを「電源基板5c」という。電源基板5cには、コネクタCc1,Cc2が設けられている(図3も参照)。電源回路50cは、外部より供給される電源(図示せず)から制御用の電力を生成し、ゲート回路50b及び制御回路50e等に供給する。
基板5hは、本体フレーム6のコネクタC61〜C63と電気的に接続されるコネクタ受け基板である。以下適宜、基板5hを「コネクタ受け基板5h」という。コネクタ受け基板5hには、コネクタCh3が設けられている。なお、電源ケーブルが接続される本体フレーム6のコネクタC64は、コネクタ受け基板5hを介さずにDC入力基板5dのコネクタCd1に接続される。
制御系配線基板5fには、コネクタCf1,Cf2,Cf4,Cf5、Cf6を含む複数のコネクタが設けられている(図3も参照)。
ゲート基板5bは、上記コネクタCb1が制御系配線基板5fのコネクタCf1と接続されている。電源基板5cは、上記コネクタCc1が制御系配線基板5fのコネクタCf2と接続されている。DC入力基板5dは、上記コネクタCd2が制御系配線基板5fのコネクタCf4と接続されるとともに、上記コネクタCd3がパワー系配線基板5gのコネクタCg1と接続されている。制御基板5eは、上記コネクタCeが制御系配線基板5fのコネクタCf5と接続されている。コネクタ受け基板5hは、上記コネクタCh3が制御系配線基板5fのコネクタCf6と接続されている。これにより、ゲート基板5b及び制御基板5e、電源基板5c及び制御基板5e、DC入力基板5d及び制御基板5e、コネクタ受け基板5h及び制御基板5eが、それぞれ制御系配線基板5fを介して電気的に接続されている。また、ゲート基板5b及び電源基板5cが、パワー系配線基板5gを介して電気的に接続されている。
なお、上記で説明した基板5a〜5h等の種類及び各基板の接続関係は一例であり、上記以外の内容であってもよい。
<3.モータの製造方法>
次に、図5を参照しつつ、モータ1の製造方法の一例について説明する。
図5に示すように、モータ1の製造方法による製造工程では、主工程が実行される前に(又は主工程と並行して)、放熱フレーム7への電源基板5c、DC入力基板5d、制御基板5e、及び制御系配線基板5fの基板組付工程と、ヒートシンク8へのパワー基板5a及びゲート基板5bの基板組付工程とが行われる。
放熱フレーム7への基板組付工程では、放熱フレーム7の基板取付部12の取付板部13aの基板取付面13a1に、電源基板5cが絶縁性の熱伝導性シート16cを介して取り付けられる。また、放熱フレーム7の取付板部13bの基板取付面13b1に、DC入力基板5dが絶縁性の熱伝導性シート16dを介して取り付けられる。また、取付板部13bの基板取付面13b2に、制御基板5eが絶縁性の熱伝導性シート16eを介して取り付けられる。また、電源基板5c、DC入力基板5d、及び制御基板5eの上方に制御系配線基板5fが配置され、基板5c,5d,5eのコネクタCc1,Cd2,Ceが制御系配線基板5fのコネクタCf2,Cf4,Cf5とそれぞれ接続される。これにより、放熱フレームユニット30が完成する。
ヒートシンク8への基板組付工程では、パワー素子17が樹脂サポート18の穴部18aに収容され、パワー素子17のリード端子17bがパワー基板5aの端子孔に挿入され、ハンダ等で接続される。パワー素子17が装着されたパワー基板5aは、ネジS1によって樹脂サポート18及び絶縁性の熱伝導性シート16aを間に挟んでヒートシンク8のベース部8aに固定される。その後、ゲート基板5bがパワー基板5aに取り付けられ、ヒートシンクユニット20が完成する。
主工程では、まず、コネクタ受け基板5hが本体フレーム6に挿入され、本体フレーム6に組み付けられる。コネクタ受け基板5hは、インサートCh1,Ch2等が本体フレーム6の上面6eのハウジングCh11,Ch22等に装着されるとともに、上面6eの内面側にスペーサ26を介してボルトにより固定される。
次に、放熱フレームユニット30が本体フレーム6に組み付けられる。すなわち、放熱フレーム7のベース部11が本体フレーム6の下面6fの開口部6f1にボルトにより固定される。これにより、放熱フレーム7が本体フレーム6の下面6fに配置される。
次に、ヒートシンクユニット20が本体フレーム6に組み付けられる。すなわち、ヒートシンク8のベース部8aが本体フレーム6の右面6dの開口部6d1にボルトにより固定される。このとき、ゲート基板5bが絶縁性の熱伝導性シート16bを介して本体フレーム6の取付板部13aの基板取付面13a2に接触される。また、ゲート基板5bのコネクタCb1が制御系配線基板5fのコネクタCf1と接続される。
次に、パワー系配線基板5gが本体フレーム6の後面6bの開口部6b1から挿入され、ボルトにより本体フレーム6に固定される。このとき、パワー系配線基板5gのコネクタCg1,Cg2がDC入力基板5dのコネクタCd3及びパワー基板5aのコネクタCpと接続される。
次に、リアカバー24が本体フレーム6の後面6bの開口部6b1を塞ぐように組み付けられる。これにより、アンプ部10が完成する。
そして、アンプ部10がエンコーダ部4の反負荷側に組み付けられる。これにより、モータ部2、ブレーキ部3、エンコーダ部4、及びアンプ部10を有するモータ1が完成する。
なお、上記で説明したモータ1の製造方法による各工程は、1つ以上の製造装置により自動的に実行される。但し、当該各工程の一部は、人手により実行されてもよい。
また、上記で説明したモータ1の製造工程は一例であり、上記以外の工程を含んでもよいし、上記の一部の工程が省略されてもよい。また、上記の工程の順序が適宜変更されてもよい。例えば、放熱フレームユニット30の組み付けとヒートシンクユニット20の組み付けの順番を反対としてもよい。
以上において、本体フレーム6の左面6c、右面6d、上面6e、下面6fが、フレームにおける回転子の回転軸方向に垂直な方向に位置する面の一例に相当し、放熱フレーム7とヒートシンク8が、フレームに収容される少なくとも1つの基板の熱を放熱する手段の一例に相当する。
<4.実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のモータ1では、アンプ部10が、アンプ部10の筐体を構成する本体フレーム6と、本体フレーム6における回転軸方向に垂直な方向に位置する下面6fに配置され、本体フレーム6に収容される基板5c,5d,5e,5fが取り付けられた放熱フレーム7とを有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、基板5c〜5fが取り付けられる放熱フレーム7が、アンプ部10の筐体を構成する本体フレーム6とは別体のフレームとして構成される。これにより、放熱フレーム7の構造を放熱性の面で最適化することが可能となるので、基板5c〜5eの熱を放熱フレーム7に効率良く伝熱させて放熱することができる。したがって、アンプ部10の放熱性を高めることができる。
また、放熱フレーム7は、本体フレーム6における回転軸方向に垂直な方向に位置する面(下面6f)に配置される。これにより、例えば回転軸方向に位置する面(後面6b)から放熱する場合には放熱面が一方向(後方)に限定されるのに対し、本実施形態では上下左右等の複数方向から放熱面の方向を選択できる。したがって、設計の自由度を向上できる。
また、本実施形態では特に、アンプ部10は、本体フレーム6における下面6fとは異なる右面6dに配置され、本体フレーム6に収容され基板5c〜5fとは異なる基板5a,5bが取り付けられたヒートシンク8を有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、本体フレーム6の下面6fに配置された放熱フレーム7と右面6dに配置されたヒートシンク8により、各基板や発熱部品であるパワー素子17の熱を方向が異なる複数の放熱面から放熱することができる。すなわち、基板5b〜5eの熱を放熱フレーム7を介して下方に放熱でき、パワー素子17の熱をヒートシンク8を介して右方に放熱できる。したがって、アンプ部10の放熱性をより高めることができる。
また、本実施形態では特に、アンプ部10は、本体フレーム6における下面6f及び右面6dとは異なる上面6eに配置されたコネクタC61,C62,C63,C64を有する。
これにより、アンプ部10の本体フレーム6の放熱面以外の面において、放熱性を阻害することなく、コネクタC61〜C64を介して各種のケーブル(電源ケーブル、通信ケーブル、I/Oケーブル等)を接続できる。
また、本実施形態では特に、放熱フレーム7は、本体フレーム6の下面6fに取り付けられるベース部11と、ベース部11に立設され、基板5c〜5fが取り付けられる基板取付部12とを有する
これにより、放熱フレーム7への基板の取り付け作業が容易となる。また、基板5c〜5eの熱を基板取付部12及びベース部11に伝熱させて効率的に放熱することができる。したがって、アンプ部10の放熱性を高めることができる。
また、本実施形態では特に、基板取付部12は、複数の基板取付面13a1,13b1,13b2を有する。これにより、放熱フレーム7に複数の基板5c〜5eを取り付けることができるので、複数の基板5c〜5eの熱を効率的に放熱することができる。また、複数の基板5c〜5eを放熱フレーム7に固定することで、各基板5c〜5eの固定構造を堅固にできると共に、基板5c〜5e同士の接続の信頼性を向上できる。また、複数の基板のユニット化によりモータの組立性を向上できる。
また、本実施形態では特に、基板取付部12の複数の基板取付面13a1,13b1,13b2は互いに平行である。これにより、板状の取付板部13a,13bの各々に対し、表裏の両面に基板を取り付けることができるので、より多数の基板を放熱フレーム7に効率的に取り付けることができる。また、基板取付部12に取り付けられた基板5c〜5eは面方向が回転軸方向に沿って互いに平行に配置されるので、モータ1を径方向に小型化する場合の放熱面積への影響を少なくすることができ、さらなる小型化が可能となる。
また、本実施形態では特に、アンプ部10は、本体フレーム6に収容され、コネクタC61,C62等が電気的に接続されるコネクタ受け基板5hを有し、コネクタ受け基板5hは、少なくとも一部が放熱フレーム7のベース部11と対向するように配置されている。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、コネクタ受け基板5hを設けることにより、コネクタC61,C62等に接続された各種ケーブルとアンプ部10の制御基板5e等との接続を、リード線でなくコネクタ接続とすることができるので、アンプ部10内を省配線化できると共に、組立性を向上できる。また、上記配置構成により、モータ組立時にコネクタ受け基板5hに対して対向する方向に放熱フレーム7が挿入されることになる。これにより、コネクタ受け基板5hと放熱フレーム7に取り付けられた制御系配線基板5f等との接続を、リード線でなくコネクタ接続とすることができるので、これによっても省配線化及び組立性を向上できる。
また、本実施形態では特に、アンプ部10は、インバータ回路50aを構成する複数のパワー素子17が配置されたパワー基板5aと、複数のパワー素子17を駆動するゲート回路50bが配置されたゲート基板5bとを有し、パワー基板5a及びゲート基板5bは、ヒートシンク8と放熱フレーム7の基板取付部12との間に配置されている。
これにより、発熱量が比較的大きなパワー素子17についてはヒートシンク8により、ゲート基板5bについては放熱フレーム7により、効率良く冷却できる。
また、本実施形態では特に、アンプ部10は、ゲート基板5bと基板取付部12との間に配置された絶縁性の熱伝導性シート16bを有し、ゲート基板5bは、熱伝導性シート16bを介して基板取付部12の取付板部13aに接触するように配置されている。
これにより、ゲート基板5bと基板取付部12との絶縁を確保しつつ、ゲート基板5bの熱を効率良く放熱できる。
また、本実施形態のモータ1の製造方法は、本体フレーム6に収容される電源基板5c、DC入力基板5d、制御基板5e、制御系配線基板5fを放熱フレーム7に取り付けることと、基板5c〜5fが取り付けられた放熱フレーム7を本体フレーム6における回転軸方向に垂直な方向に位置する下面6fに取り付けることとを有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、放熱フレーム7に取り付けた電源基板5c、DC入力基板5d、制御基板5e、制御系配線基板5fを一度に本体フレーム6に組み付けることができるので、組立作業を容易化できる。また、基板5c〜5fを放熱フレーム7に取り付ける際に、必要な基板間のコネクタ接続等を予め行ったり、必要な基板間距離(絶縁距離)を予め確保して取り付けること等ができるので、その後の組立作業を容易化できる。したがって、モータ1の組立性を向上できる。
また、本実施形態のモータ1の製造方法は、本体フレーム6に収容されるパワー基板5a、ゲート基板5bをヒートシンク8に取り付けることと、基板5a,5bが取り付けられたヒートシンク8を本体フレーム6における右面6dに取り付けることとを有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、ヒートシンク8に取り付けたパワー基板5a及びゲート基板5bを一度に本体フレーム6に組み付けることができるので、組立作業を容易化できる。また、基板5a,5bをヒートシンク8に取り付ける際に、必要な基板間のコネクタ接続等を予め行ったり、必要な基板間距離(絶縁距離)を予め確保して取り付けること等ができるので、その後の組立作業を容易化できる。したがって、モータ1の組立性を向上できる。
<5.変形例>
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(5−1.放熱フレームの構成のバリエーション)
図6〜図15を参照しつつ、放熱フレーム7の構成のバリエーションについて説明する。なお、図6〜図15では、放熱フレーム7等、ヒートシンク8、及び基板5a〜5e以外の構成については図示を省略している。
図6は、上記実施形態に係る放熱フレーム7の構成を表す模式図である。図7以降に示す変形例との比較のために、まず放熱フレーム7の構成を説明する。
図6に示すように、放熱フレーム7は、ベース部11と、ベース部11に立設された基板取付部12とを有する。基板取付部12は、左右方向に並設された2つの取付板部13a,13bと、取付板部13a,13bの上端間を繋ぐ天板部14とを有する。天板部14の前側には開口部14aが形成されている。
パワー基板5aはヒートシンク8近傍に配置され、ゲート基板5bは取付板部13aの右側近傍に配置され、電源基板5cは取付板部13aの左側近傍に配置され、DC入力基板5dは取付板部13bの右側近傍に配置され、制御基板5eは取付板部13bの左側近傍に配置される。
これにより、パワー基板5aの熱(パワー素子17の熱。以下同様)はヒートシンク8から放熱される。ゲート基板5b及び電源基板5cの熱は取付板部13aに伝わり、ベース部11から放熱される。DC入力基板5d及び制御基板5eの熱は取付板部13bに伝わり、ベース部11から放熱される。
(5−1−1.放熱フレームの第1の変形例)
図7は、放熱フレームの第1の変形例を表す模式図である。図7に示すように、第1の変形例の放熱フレーム7aでは、基板取付部12が、取付板部13a,13bと天板部14に加えて、取付板部13aとヒートシンク8の間にベース部11に立設された板状の取付板部15aをさらに有する。パワー基板5aは取付板部15aとヒートシンク8の間に配置され、ゲート基板5bは取付板部15aと取付板部13aの間に配置される。放熱フレーム7aのその他の構成は、図6の放熱フレーム7と同様である。
これにより、パワー基板5aの熱はヒートシンク8から放熱されるとともに、取付板部15aに伝わり、ベース部11から放熱される。ゲート基板5bの熱は取付板部13a,15aに伝わり、ベース部11から放熱される。電源基板5c、DC入力基板5d、制御基板5eの放熱は、図6の放熱フレーム7と同様である。なお、上記放熱経路は一例であり、上記以外の放熱経路となるように各基板を配置してもよい。
第1の変形例(後述の第2、第3、第5、第7の変形例等も同様)は、例えば機能追加等により基板5a〜5e以外の基板が追加される場合や、例えばパワー基板5aにRCスナバ回路等の発熱部品が追加されて発熱量が増大する場合等に有効である。このように、基板の数や発熱量等に応じて取付板部の数を変化させてもよい。
(5−1−2.放熱フレームの第2の変形例)
図8は、放熱フレームの第2の変形例を表す模式図である。図8に示すように、第2の変形例の放熱フレーム7bでは、基板取付部12が、取付板部13a,13bと天板部14に加えて、取付板部13aとヒートシンク8の間にベース部11に立設された2つの取付板部15b,15cをさらに有する。パワー基板5aは取付板部15cとヒートシンク8の間に配置され、ゲート基板5bは取付板部15bと取付板部13aの間に配置される。放熱フレーム7bのその他の構成は、図6の放熱フレーム7と同様である。
これにより、パワー基板5aの熱はヒートシンク8から放熱されるとともに、取付板部15cに伝わり、ベース部11から放熱される。ゲート基板5bの熱は取付板部13a,15bに伝わり、ベース部11から放熱される。電源基板5c、DC入力基板5d、制御基板5eの放熱は、図6の放熱フレーム7と同様である。なお、上記放熱経路は一例であり、上記以外の放熱経路となるように各基板を配置してもよい。
(5−1−3.放熱フレームの第3の変形例)
図9は、放熱フレームの第3の変形例を表す模式図である。図9に示すように、第3の変形例の放熱フレーム7cでは、図8の放熱フレーム7bの取付板部15bに代えて、上下方向の長さを短くした取付板部15b’が設けられている。放熱フレーム7cのその他の構成は、図8の放熱フレーム7bと同様である。
第3の変形例における各基板の放熱経路は、上記第2の変形例と同様である。第3の変形例は、例えばゲート基板5bの右側の表面の下部に発熱部品が実装されている場合等に有効であり、放熱フレーム7cを必要最小限の構成とすることができる。このように、基板における発熱部品の位置や発熱量等に応じて各取付板部の長さを変化させてもよい。
(5−1−4.放熱フレームの第4の変形例)
図10は、放熱フレームの第4の変形例を表す模式図である。図10に示すように、第4の変形例の放熱フレーム7dでは、図6の放熱フレーム7の天板部14が除去されている。放熱フレーム7dのその他の構成は、図6の放熱フレーム7と同様である。
第4の変形例における各基板の放熱経路は、図6の放熱フレーム7と同様である。
(5−1−5.放熱フレームの第5の変形例)
図11は、放熱フレームの第5の変形例を表す模式図である。図11に示すように、第5の変形例の放熱フレーム7eでは、図6の放熱フレーム7aの天板部14が除去されるとともに、基板取付部12が、取付板部13aとヒートシンク8の間に取付板部15aをさらに有する。放熱フレーム7eのその他の構成は、図6の放熱フレーム7と同様である。
第5の変形例における各基板の放熱経路は、図7の放熱フレーム7aと同様である。
(5−1−6.放熱フレームの第6の変形例)
図12は、放熱フレームの第6の変形例を表す模式図である。図12に示すように、第6の変形例の放熱フレーム7fでは、図6の放熱フレーム7の取付板部13a及び天板部14が除去されている。放熱フレーム7fのその他の構成は図6の放熱フレーム7と同様である。
第6の変形例では、ゲート基板5b及び電源基板5cについては放熱フレーム7fで放熱しない。パワー基板5a、DC入力基板5d、及び制御基板5eの放熱は、図6の放熱フレーム7と同様である。したがって、ゲート基板5b及び電源基板5cの発熱量が少ない場合に有効であり、放熱フレーム7fを小型化、軽量化できる。なお、放熱フレーム7fの取付板部13bの位置はDC入力基板5dと制御基板5eの間に限らず、適宜選択できるものである。
(5−1−7.放熱フレームの第7の変形例)
図13は、放熱フレームの第7の変形例を表す模式図である。図13に示すように、第7の変形例の放熱フレーム7gでは、図11の放熱フレーム7eの取付板部13a,13bに代えて、上下方向の長さを短くした取付板部13a’,13b’が設けられている。この例では、取付板部13b’は取付板部13a’よりも上下方向の長さが短くなっている。放熱フレーム7gのその他の構成は図11の放熱フレーム7eと同様である。
第7の変形例における各基板の放熱経路は、図11に示す第5の変形例と同様である。第7の変形例は、例えばゲート基板5bの左側の表面、電源基板5cの右側の表面、DC入力基板5dの左側の表面、制御基板5eの右側の表面のそれぞれの下部に発熱部品が実装されている場合等に有効であり、放熱フレーム7gを必要最小限の構成とすることができる。このように、基板における発熱部品の位置や発熱量等に応じて各取付板部の長さを変化させてもよい。
(5−1−8.放熱フレームの第8の変形例)
図14は、放熱フレームの第8の変形例を表す模式図である。図14に示すように、第8の変形例の放熱フレーム7hでは、図6の放熱フレーム7の天板部14に代えて、左右に分断された2つの天板部14b,14cが設けられている。放熱フレーム7hのその他の構成は図6の放熱フレーム7と同様である。
第8の変形例における各基板の放熱経路は、図6の放熱フレーム7と同様である。なお、本変形例では、天板部14b,14cを例えば制御系配線基板5f等の基板取付面として活用することもできる。
(5−1−9.放熱フレームの第9の変形例)
図15は、放熱フレームの第9の変形例を表す模式図である。図15に示すように、第9の変形例の放熱フレーム7iでは、図6の放熱フレーム7の取付板部13aがベース部11に立設されずに天板部14の右端部にネジ13sで取り付けられている。すなわち、放熱フレーム7iは、一体に構成されたベース部11、ベース部11に立設された取付板部13b及び天板部14の部品と、取付板部13aとの2つの部品で構成されている。
なお、上記以外の構成により、放熱フレームを複数の部品で構成してもよい。例えば、ベース部11、取付板部13b、天板部14、取付板部13aをそれぞれ別部品としてもよい。
第9の変形例における各基板の放熱経路は、図6の放熱フレーム7と同様である。
(5−2.ヒートシンクユニットの構成のバリエーション)
図16〜図18を参照しつつ、ヒートシンクユニット20の構成のバリエーションについて説明する。なお、図16〜図18では、ヒートシンク8、熱伝導性シート16a、パワー素子17、樹脂サポート18、パワー基板5a以外の構成については図示を省略している。
図16は、上記実施形態に係るヒートシンクユニット20の構成を表す模式図である。図17及び図18に示す変形例との比較のために、まずヒートシンクユニット20の構成を説明する。
ヒートシンクユニット20は、パワー基板5a、樹脂サポート18、複数のパワー素子17、絶縁性の熱伝導性シート16a、及び、ヒートシンク8を有する。パワー基板5aが複数のボルトによりヒートシンク8に固定されることにより、樹脂サポート18に収容されたパワー素子17が熱伝導性シート16aを介してヒートシンク8に押圧される。
(5−2−1.ヒートシンクに接続されるフレームを追加)
図17は、本変形例のヒートシンクユニット20Aの構成の一例を表す模式図である。
図17に示すように、本変形例のヒートシンクユニット20Aでは、ヒートシンク8に接続されるフレーム22が追加されている。フレーム22は、前後方向から見た形状が略L字状に形成されており、フレーム部22aと、フレーム部22aの下端に一体に設けられたフレーム部22bとを有する。フレーム部22bは、図示しないネジによりヒートシンク8に固定される。
フレーム部22aは、金属(例えばアルミ)等の熱伝導性の高い材料で構成されており、パワー基板5aの左側の表面に接触する。これにより、パワー素子17の熱が熱伝導性シート16aを介してヒートシンク8から放熱されると共に、パワー基板5aの熱をフレーム22を介してヒートシンク8から放熱できるので、ヒートシンクユニット20Aの放熱性を向上することができる。
本変形例は、例えばパワー基板5aにRCスナバ回路等の発熱部品が追加されて発熱量が増大する場合等に有効である。このように、発熱量等に応じてヒートシンクユニットに適宜フレームを追加してもよい。
(5−2−2.樹脂サポートの位置を変更)
図16に示す上記実施形態に係るヒートシンクユニット20では、パワー素子17がリード端子17bによりパワー基板5aに接続される構成であるため、樹脂サポート18によりパワー素子17をヒートシンク8に押圧する構成となっている。本変形例は、パワー素子17がパワー基板5aに直接実装される表面実装型のパワー素子である場合に対応したものである。
図18は、本変形例のヒートシンクユニット20Bの構成の一例を表す模式図である。図18に示すように、ヒートシンクユニット20Bでは、パワー基板5aのヒートシンク8側の表面に表面実装型のパワー素子17が配置されている。樹脂サポート18は、パワー基板5aのヒートシンク8とは反対側に配置され、図示しないネジによりパワー基板5a及び熱伝導性シート16aを間に挟むようにヒートシンク8に固定されている。
これにより、樹脂サポート18によってパワー基板5aの全体を均一にヒートシンク8に押圧することができる。その結果、パワー基板5aに局所的なストレスが生じるのを防止できるので、パワー基板5aの変形(曲がり等)や実装部品へのストレスを防止できる。
(5−3.放熱フレーム、ヒートシンクの位置関係のバリエーション)
上記実施形態のアンプ部10では、本体フレーム6において放熱フレーム7は下方に、ヒートシンク8は右方に、コネクタC61〜C64は上方に配置されたが、これらの本体フレーム6における位置関係は変更することが可能である。図19〜図22を参照しつつ、位置関係のバリエーションについて説明する。なお、図19〜図22では、本体フレーム6、放熱フレーム7、ヒートシンクユニット20、コネクタC61,C62、及びコネクタ受け基板5h等以外の構成については図示を省略している。
図19は、上記実施形態に係るアンプ部10における各構成の位置関係を表す模式図である。図20以降に示す変形例との比較のために、まずアンプ部10の配置構成を説明する。
本体フレーム6には、上面6eの内面側にコネクタ受け基板5hが配置されている。コネクタ受け基板5hは、本体フレーム6の上面6eに設けられたコネクタC61,C62等に接続されている。
放熱フレーム7には、基板5c〜5fが取り付けられ、放熱フレームユニット30として本体フレーム6の下面6fに組み付けられている。なお、基板5c〜5fの図示は省略している(後述の図20〜図22も同様)。ヒートシンク8には、基板5a,5bが取り付けられ、ヒートシンクユニット20として本体フレーム6の右面6dに組み付けられている。
上記構成により、アンプ部10では、本体フレーム6において、コネクタC61,C62等が上面6eに配置され、放熱フレーム7が下面6fに配置され、ヒートシンク8が右面6dに配置されている。
(5−3−1.位置関係の第1の変形例)
図20は、位置関係の第1の変形例を表す模式図である。図20に示すように、第1の変形例のアンプ部10Aでは、本体フレーム6に前後方向から見た形状が略L字状であるコネクタ受け基板5h1が収容されている。コネクタ受け基板5h1は、本体フレーム6の上面6eの内面側に沿った基板部5haと、放熱フレーム7のベース部11と対向するように配置され、本体フレーム6の右面6dの内面側に沿った基板部5hbとを有する。基板部5haは、上面6eのコネクタC61,C62等と接続されている。本体フレーム6は、少なくとも左面6cと下面6fが開口している。
この本体フレーム6に対し、放熱フレームユニット30が左面6cに組み付けられ、放熱フレーム7が左面6cに配置される。また、本体フレーム6に対し、ヒートシンクユニット20が下面6fに組み付けられ、ヒートシンク8が下面6fに配置される。
このように、コネクタ受け基板5h1の形状を適宜の形状(この例では略L字状)とすることにより、コネクタ受け基板5h1(基板部5hb)と放熱フレーム7との対向した配置関係を維持しつつ、放熱フレーム7、ヒートシンク8、コネクタC61,C62等の位置関係を変更することができる。
(5−3−2.位置関係の第2の変形例)
図21は、位置関係の第2の変形例を表す模式図である。図21に示すように、第2の変形例のアンプ部10Bでは、本体フレーム6に前後方向から見た形状が略L字状であるコネクタ受け基板5h2が収容されている。コネクタ受け基板5h2は、本体フレーム6の上面6eの内面側に沿った基板部5haと、放熱フレーム7のベース部11と対向するように配置され、本体フレーム6の左面6cの内面側に沿った基板部5hcとを有する。基板部5haは、上面6eのコネクタC61,C62等と接続されている。本体フレーム6は、少なくとも右面6dと下面6fが開口している。また、放熱フレーム7(放熱フレームユニット30)が図20に示す放熱フレーム7(放熱フレームユニット30)を左右方向に反転した構成となっている。
この本体フレーム6に対し、放熱フレームユニット30が右面6dに組み付けられ、放熱フレーム7が右面6dに配置される。また、本体フレーム6に対し、ヒートシンクユニット20が下面6fに組み付けられ、ヒートシンク8が下面6fに配置される。
本変形例によっても、コネクタ受け基板5h2(基板部5hc)と放熱フレーム7との対向した配置関係を維持しつつ、放熱フレーム7、ヒートシンク8、コネクタC61,C62等の位置関係を変更することができる。なお、本変形例では放熱フレームユニット30とヒートシンクユニット20の配置関係が図19や図20に示す配置関係とは反対となるので、各基板上の実装部品やコネクタの配置が適宜変更される(後述の図22も同様)。
(5−3−3.位置関係の第3の変形例)
図22は、位置関係の第3の変形例を表す模式図である。図22に示すように、第3の変形例のアンプ部10Cでは、放熱フレーム7(放熱フレームユニット30)が図19に示す放熱フレーム7(放熱フレームユニット30)を左右方向に反転した構成となっている。コネクタ受け基板5hは図19と同様に配置されている。本体フレーム6は、少なくとも左面6cと下面6fが開口している。
この本体フレーム6に対し、放熱フレームユニット30が下面6fに組み付けられ、放熱フレーム7が下面6fに配置される。また、本体フレーム6に対し、ヒートシンクユニット20が左面6cに組み付けられ、ヒートシンク8が左面6cに配置される。
本変形例によっても、コネクタ受け基板5hと放熱フレーム7との対向した配置関係を維持しつつ、放熱フレーム7、ヒートシンク8、コネクタC61,C62等の位置関係を変更することができる。
以上説明した位置関係の変形例(第1〜第3の変形例)によれば、次の効果を奏する。すなわち、例えばモータ1の設置環境は、ヒートシンク8や放熱フレーム7が配置される方向には充分な放熱スペースが確保されるのが好ましい。またコネクタC61〜C64の配置方向は、モータ1の設置環境やユーザのケーブルの引き回し等のニーズに応じた配置とすることが好ましい。
上記変形例によれば、アンプ部10A(10B,10C)が、放熱フレーム7、ヒートシンク8、コネクタC61〜C64の本体フレーム6における位置関係を変更可能に構成されることにより、設置環境やニーズに応じてそれらの位置関係を選択することができる。これにより、設置環境やニーズに柔軟に対応することが可能なモータを実現できる。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 モータ
2 モータ部
5a 基板、パワー基板
5b 基板、ゲート基板
5c 基板、電源基板
5d 基板、DC入力基板
5e 基板、制御基板
5f 基板、制御系配線基板
5g 基板、パワー系配線基板
5h 基板、コネクタ受け基板
6 本体フレーム(第1フレームの一例)
6d 右面(第2の面の一例)
6e 上面(第3の面の一例)
6f 下面(第1の面の一例)
7 放熱フレーム(第2フレームの一例)
8 ヒートシンク
10 アンプ部
11 ベース部
12 基板取付部
13a1 基板取付面
13b1 基板取付面
13b2 基板取付面
14a 基板取付面
16b 熱伝導性シート
17 パワー素子(スイッチング素子の一例)
50a インバータ回路(電力変換回路の一例)
50b ゲート回路(駆動回路の一例)
C61〜C64 コネクタ

Claims (12)

  1. 固定子及び回転子を備えたモータ部と、
    前記モータ部に電力を供給するアンプ部と、を有し、
    前記アンプ部は、
    前記アンプ部の筐体を構成する第1フレームと、
    前記第1フレームの開口部に挿入され、前記第1フレームに収容される少なくとも1つの基板が取り付けられた第2フレームと、を有し、
    前記第2フレームは、
    前記第1フレームの前記開口部に取り付けられるベース部と、
    前記ベース部に立設され、前記少なくとも1つの基板が取り付けられる少なくとも1つの基板取付部と、を有する
    ことを特徴とするモータ。
  2. 前記アンプ部は、
    前記第1フレームにおける前記ベース部が取り付けられる第1の面とは異なる第2の面に配置され、前記第1フレームに収容され前記少なくとも1つの基板とは異なる他の少なくとも1つの基板が取り付けられたヒートシンクを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記アンプ部は、
    前記第1フレームにおける前記第1の面及び前記第2の面とは異なる第3の面に配置された少なくとも1つのコネクタを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  4. 前記アンプ部は、
    前記第2フレーム、前記ヒートシンク、前記少なくとも1つのコネクタ、の前記第1フレームにおける位置関係を変更可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のモータ。
  5. 前記基板取付部は、
    複数の基板取付面を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記複数の基板取付面のうち、少なくとも2つの前記基板取付面は互いに垂直である
    ことを特徴とする請求項に記載のモータ。
  7. 前記複数の基板取付面のうち、少なくとも2つの前記基板取付面は互いに平行である
    ことを特徴とする請求項又はに記載のモータ。
  8. 前記アンプ部は、
    前記第1フレームに収容され、前記少なくとも1つのコネクタが電気的に接続されるコネクタ受け基板を有し、
    前記コネクタ受け基板は、
    少なくとも一部が前記第2フレームの前記ベース部と対向するように配置されている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のモータ。
  9. 前記アンプ部は、
    電力変換回路を構成する複数のスイッチング素子が配置されたパワー基板と、
    前記複数のスイッチング素子を駆動する駆動回路が配置されたゲート基板と、を有し、
    前記パワー基板及び前記ゲート基板は、
    前記ヒートシンクと前記第2フレームの前記基板取付部との間に配置されている
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のモータ。
  10. 前記アンプ部は、
    前記ゲート基板と前記基板取付部との間に配置された絶縁性の熱伝導性シートを有し、
    前記ゲート基板は、
    前記熱伝導性シートを介して前記基板取付部に接触するように配置されている
    ことを特徴とする請求項に記載のモータ。
  11. 固定子及び回転子を備えたモータ部と、前記モータ部に電力を供給するアンプ部と、を有するモータの製造方法であって、
    前記アンプ部の筐体を構成する第1フレームに収容される少なくとも1つの基板を、ベース部と当該ベース部に立設された少なくとも1つの基板取付部とを有する第2フレームの前記基板取付部に取り付けることと、
    前記少なくとも1つの基板が取り付けられた前記第2フレームの前記基板取付部を前記第1フレームの開口部に挿入して前記ベース部を前記開口部に取り付けることと、
    を有することを特徴とするモータの製造方法。
  12. 前記第1フレームに収容され前記少なくとも1つの基板とは異なる他の少なくとも1つの基板を、ヒートシンクに取り付けることと、
    前記他の少なくとも1つの基板が取り付けられた前記ヒートシンクを、前記第1フレームにおける前記ベース部が取り付けられる第1の面とは異なる第2の面に取り付けることと、
    をさらに有することを特徴とする請求項11に記載のモータの製造方法。
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