JP6217887B1 - 周波数算出装置及びレーダ装置 - Google Patents

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Abstract

従来の周波数算出装置は、チャープ信号の周期を変更するため、物標との距離及び相対速度を検出するのに時間がかかり、リアルタイム性が悪化するという課題があった。本発明の周波数算出装置は、入力信号の高調波を発生させる高調波発生回路と、前記高調波発生回路が出力した信号のうち前記高調波を通過させるフィルタと、前記フィルタが出力した信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器が出力した前記デジタル信号の周波数を検出する周波数検出回路と、前記周波数検出回路が検出した前記高調波の周波数を用いて、前記入力信号の周波数を算出する周波数算出回路とを備える。

Description

本発明は、周波数算出装置及びこれを用いたレーダ装置に関するものである。
物標との距離及び相対速度を探知するためのレーダ装置としてFMCWレーダ装置がある。同レーダでは、送信信号として周波数を直線的に変調したチャープ信号用い、送信信号の周波数と受信信号の周波数との差分の周波数であるビート周波数を求め、物標との距離及び相対速度を算出する。
特許文献1で開示されているFMCWレーダ装置は、はじめにチャープの周期を短くし、物標との相対速度による周波数シフトが小さい状態でビート周波数のスペクトルの分離及び抽出を行い、次にチャープの周期を長くして物標との相対速度による周波数シフトを顕著にした状態でビート周波数を精度良く検出する。
なお、特許文献1で開示されているFMCWレーダ装置では、チャープの周期を変更するための構成として、変調信号周波数の切替え信号とこれにより制御される三角波信号発生器とをもつ。また、チャープの周期を変更した場合でも、物標の検知距離範囲は一定に保つために、信号波形間引き回路によって、サンプリング周波数も変更する。
特開平9−133765号公報
しかしながら、特許文献1によれば、周期の短いチャープ信号を用いて複数のビート周波数を分離した後に、ビート周波数を精度良く検出するために、周期の長いチャープ信号を用いて各ビート周波数の検出をするため、物標との距離及び相対速度を1回検出するのにかかる時間も長くなり、データ取得率が悪化するという課題がある。
本発明の周波数算出装置は、入力信号の高調波を発生させる高調波発生回路と、高調波発生回路が出力した信号のうち高調波を通過させるフィルタと、フィルタが出力した信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換器と、A/D変換器が出力したデジタル信号の周波数を検出する周波数検出回路と、周波数検出回路が検出した高調波の周波数を用いて、入力信号の周波数を算出する周波数算出回路とを備え、周波数算出回路は、周波数検出回路が検出した複数の高調波の周波数の和を、複数の高調波の次数の和で除算することで、入力信号の周波数を算出することを特徴とする。
また、本発明の周波数算出装置は、入力信号の高調波を発生させる高調波発生回路と、高調波発生回路が出力した信号のうち高調波を通過させるフィルタと、フィルタが出力した信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換器と、A/D変換器が出力したデジタル信号の周波数を検出する周波数検出回路と、周波数検出回路が検出した高調波の周波数を用いて、入力信号の周波数を算出する周波数算出回路とを備え、フィルタは、入力信号及び高調波を通過させ、周波数算出回路は、周波数検出回路が検出した入力信号の周波数及び高調波の周波数を用いて入力信号の周波数を算出し、周波数算出回路は、周波数検出回路が検出した入力信号の周波数と高調波の周波数との和を、入力信号の次数と高調波の次数との和で除算することで、入力信号の周波数を算出することを特徴とする。
この発明によれば、チャープ信号の周期を変更することなく、距離及び相対速度精度を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係るレーダ装置の一構成例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る高調波発生回路61の一構成例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るフィルタ62の特性の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るフィルタ62の特性の他の例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るフィルタ62の特性の他の例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るサンプリング後のビート信号のスペクトルの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るビート信号の高調波をアンダーサンプリングする場合のスペクトルの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るA/D変換器63が出力するデジタル信号のスペクトルの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るビート周波数の算出結果である。 この発明の実施の形態2に係るレーダ装置の一構成例を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係る基本波用フィルタ62aの特性の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る高調波用フィルタ62bの特性の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る高調波用フィルタ62bの特性の他の例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る周波数検出回路65aに入力されるスペクトルの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る周波数検出回路65bに入力されるスペクトルの一例を示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るレーダ装置の一構成例を示す構成図である。本レーダ装置は、発振器1、方向性結合器2、送信アンテナ3、受信アンテナ4、ミキサ5、周波数算出装置6、及び距離・速度算出回路7を備える。
発振器1は、送信信号としてチャープ信号を生成し、生成したチャープ信号を方向性結合器2に出力する発振器である。例えば、発振器1には、Voltage Controlled Oscillator(VCO)が用いられる。また、チャープ信号の生成方法としては、D/A変換器からVCOの制御端子に周期Tの三角波や鋸波を入力する方法がある。
方向性結合器2は、発振器1が出力する送信信号を分配し、送信アンテナ3とミキサ5とに出力する方向性結合器である。例えば、方向性結合器2は、結合線路型カプラ、ウィルキンソン型カプラなどが用いられる。
送信アンテナ3は、方向性結合器2が出力した送信信号を送信電波に変換して空間に放射するアンテナである。例えば、送信アンテナ3は、パッチアンテナ、ホーンアンテナなどが用いられる。
受信アンテナ4は、物標からの反射電波を受信し、受信信号に変換してミキサ5に出力するアンテナである。例えば、受信アンテナ4は、パッチアンテナ、ホーンアンテナなどが用いられる。
ミキサ5は、方向性結合器2より入力された送信信号と受信アンテナ4より入力された受信信号を混合し、ビート信号(混合波の基本波)を生成し、高調波発生回路61に出力するミキサである。ここで、ビート信号とは、送信信号と受信信号との差周波である。例えば、ミキサ5には、ダイオードミキサ、FETミキサなどが用いられる。
周波数算出装置6は、ミキサ5より入力されたビート信号の周波数を算出し、距離・速度算出回路7に出力する周波数算出装置である。周波数算出装置6は、高調波発生回路61、フィルタ62、A/D変換器(Analog to Digital Converter)63、FFT(Fast Fourier Transform)回路64、周波数検出回路65、及び周波数算出回路66を備える。
高調波発生回路61は、ミキサ5が出力したビート信号に対してその高調波を発生させ、ビート信号及びその高調波を含むアナログ信号をフィルタ62に出力する高調波発生回路である。例えば、高調波発生回路61には、ディスクリートのダイオード、反転増幅回路などが用いられる。
フィルタ62は、高調波発生回路61が出力したアナログ信号から、ビート信号とその高調波を含む複数の信号を通過させ、A/D変換器63に出力するフィルタである。例えば、フィルタ62には、ディスクリートのフィルタ、ローパスフィルタ、バンドパスフィルタなどが用いられる。
A/D変換器63は、フィルタ62が出力したアナログ信号をサンプリングしてデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をFFT回路64に出力するA/D変換器である。例えば、A/D変換器63には、逐次比較型A/D変換IC(Integral Circuit)、パイプライン型A/D変換ICなどが用いられる。
FFT回路64は、A/D変換器63より入力されたデジタル信号にFFT(高速フーリエ変換)を施し、スペクトルを算出し、算出したスペクトルデータを周波数検出回路65に出力するFFT回路である。例えば、FFT回路64には、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が用いられる。また、FFT回路64は、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
周波数検出回路65は、FFT回路64が出力したスペクトルデータからビート信号及びその高調波の周波数を検出し、その周波数の検出結果を周波数算出回路66に出力する周波数検出回路である。例えば、周波数検出回路65には、FPGAが用いられる。また、周波数検出回路65は、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
周波数算出回路66は、周波数検出回路65が出力した周波数の検出結果からビート周波数を算出し、算出したビート周波数を距離・速度算出回路7へ出力する周波数算出回路である。例えば、周波数算出回路66は、FPGAが用いられる。また、周波数算出回路66は、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
距離・速度算出回路7は、入力されたビート周波数から物標との距離及び相対速度を算出する回路である。例えば、距離・速度算出回路7には、FPGAが用いられる。また、距離・速度算出回路7は、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
次に、この発明の実施の形態1に係るレーダ装置の動作について説明する。
発振器1は、送信信号として下式に示す周波数fTX(t)のチャープ信号を生成する。
Figure 0006217887
ここで、Bは変調帯域幅、Tはチャープの周期、faは変調開始時の周波数を示す。
方向性結合器2は、発振器1が出力した送信信号を分配し、送信アンテナ3とミキサ5とに出力する。送信アンテナ3は、入力された送信信号を送信電波に変換して物標方向に放射する。受信アンテナ4は、物標からの反射電波を受信し、受信信号に変換してミキサ5に出力する。
受信信号の周波数は物標との距離xを用いて、下式のように表すことができる。
Figure 0006217887
ここで、cは光速を示す。物標がレーダ装置に対して相対速度vを持つ場合、物標からの反射電波の周波数はドップラー効果により、下式に示すドップラーシフトdfを生じる。
Figure 0006217887
ここで、fは送信信号の中心周波数を示す。
ミキサ5は、方向性結合器2が出力した送信信号と受信アンテナ4が出力した受信信号とを混合し、ビート信号を生成する。ビート信号の周波数fbeatは、距離xによる距離シフトdfと、物標との相対速度vによるドップラーシフトdfの和であるため、下式で表される。
Figure 0006217887
距離シフトdfは、式(1)と式(2)との差周波数になるので、下式で表される。
Figure 0006217887
周波数算出装置6は、ミキサ5が出力したビート信号及びその高調波の周波数を検出し、この検出結果を用いて、ビート周波数の算出を行う。
高調波発生回路61は、ミキサ5が出力したビート信号の高調波を発生させる。
図2は、この発明の実施の形態1に係る高調波発生回路61の一構成例を示す構成図である。入力端子は、インダクタ611に接続され、インダクタ出力端子は、出力端子とダイオード612のアノードとに接続され、ダイオード612のカソードは、グランドに接地される。なお、ここでは、ダイオードを用いた回路を示したが、ダイオードの代わりにトランジスタ、FET(Field Effect Transistor)を使用しても良い。また、ロジックICを使用し、矩形波を生成し奇数次の高調波のみを発生させても良い。さらに、ミキサ5は、理想的にはビート信号のみを出力するが、実際にはビート信号の高調波を含んでいるので、高調波を積極的に取出すことで、高調波発生回路の代用することもできる。
フィルタ62は、高調波発生回路61が出力するビート信号、その高調波、及びスプリアスを含むアナログ信号から、ビート信号とその高調波を通過させ、他の信号を抑圧し、ビート信号とその高調波をA/D変換器63に出力する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るフィルタ62の特性の一例を示す説明図である。図3に示すように、フィルタ62は、ビート信号fbeatとそのm倍の高調波fを通過させ、ミキサ5が出力する不要波を遮断し、また、ナイキスト周波数(f/2)以上の雑音を遮断する。ここで、fsは、後述するA/D変換器63のサンプリング周波数を示す。
図4は、この発明の実施の形態1に係るフィルタ62の特性の他の例を示す説明図である。図4で示すように、フィルタ62は、複数の通過帯域を持ち、任意の次数の高調波を取出す特性としてもよい。
図5は、この発明の実施の形態1に係るフィルタ62の特性の他の例を示す説明図である。図5に示すように、フィルタ62の通過帯域は、ナイキスト周波数以上に存在してもよい。
A/D変換器63は、入力されたアナログ信号をサンプリング周波数fでサンプリングし、アナログ信号をデジタル信号に変換する。一般的なA/D変換器では、サンプリング周波数は、サンプリングする信号の最大周波数の2倍以上に設定するが、実施の形態1では必ずしも2倍以上でなくともよく、その場合は後述の方法により、アンダーサンプリングされた折り返しの周波数を利用する。
図6は、この発明の実施の形態1に係るサンプリング後のビート信号のスペクトルの一例を示す説明図である。図6に示すように、ナイキスト周波数以上の周波数の高調波は、A/D変換器63によりアンダーサンプリングされ、デジタル領域では折り返し波として観測される。
FFT回路64は、入力されたデジタル信号にFFT処理を施し、ビート周波数及びその高調波のスペクトルを算出する。一般的に、FFTではサンプリング周波数及びサンプル数に応じた周波数分解能Δfが得られる。
周波数検出回路65は、まず、ビート周波数の検出を行い、次にこの結果を用いてビート信号の高調波の周波数を検出する。各周波数の検出方法としては、例えば、入力されたスペクトルから電力が最大となる周波数を求め、それをビート周波数の検出結果fbeat_DETとする。
また、任意の閾値電力を設け、これを超える複数のピークのうち、周波数が最も低いものをfbeat_DETとしても良い。
m倍の高調波の周波数を検出する方法の一例として、得られたfbeat_DETをm倍し、mfbeat_DET±BWsearchの範囲で電力のピークをもつ周波数をm倍の高調波の周波数の検出結果fm_DETとする方法がある。ここで、BWsearchは、電力の検索範囲であり、少なくともΔf/2以上とする。
次に、アンダーサンプリングされた折り返しの周波数からfm_DETを検出する方法について説明する。
図7は、この発明の実施の形態1に係るビート信号の高調波をアンダーサンプリングする場合のスペクトルの一例を示す説明図である。fは、A/D変換器63の入力においてビート信号のm倍の高調波の周波数を示し、f’はA/D変換器63でアンダーサンプリングされた折り返しの周波数を示す。fが第nナイキスト領域に存在する場合、両者の関係は下式の通りとなる。
Figure 0006217887
Figure 0006217887
ここで、式(6)はnが偶数の場合、式(7)はnが奇数の場合である。nは、ビート周波数の検出結果とサンプリング周波数を用いて、mfbeat_DET/fの整数部から求める。
nが偶数の場合は、nf/2−mfbeat_DET±BWsearchの範囲で電力のピークをもつ周波数をfm_DETとし、nが奇数の場合は、mfbeat_DET−(n−1)f/2±BWsearchの範囲で電力のピークをもつ周波数をfm_DETとする。
ここでは、ビート周波数を検出する方法として、FFTとピーク検出を用いる方法について説明したが、離散フーリエ変換やヒルベルト変換回路を用いたデジタル信号処理等の方法で周波数を検出しても良い。
周波数算出回路66は、入力された周波数の検出結果から、ビート周波数をより正確に算出する回路である。算出の方法としては、検出した複数の周波数の総和を複数の信号の次数の総和で除算することで、ビート周波数の算出結果fbeat_CALCを求める。
周波数算出回路66における算出方法について説明する。
図8は、この発明の実施の形態1に係るA/D変換器63が出力するデジタル信号のスペクトルの一例を示す説明図である。ビート周波数の真の値をfbeat_IDとし、FFTの分解能に起因する誤差をεとすればfbeat_DETは、下式で示すことができる。
Figure 0006217887
ここで、εとΔfとの関係は、下式に示す通りであり、εの最大値はΔf/2となる。
Figure 0006217887
同様に、m倍の高調波の周波数の真の値をfm_ID、FFTの分解能に起因する誤差をεとすれば、fm_DETは、下式で示すことができる。
Figure 0006217887
ここで、εとΔfとの関係は、下式に示す通りであり、εの最大値は、Δf/2である。
Figure 0006217887
m_DETをmで除算すれば、ビート周波数を算出することができ、ビート周波数の算出結果fbeat_CALCは、下式で示すことができる。
Figure 0006217887
ビート周波数の検出結果と、ビート周波数の算出結果とを比較すると、後者は、前者よりもFFTの分解能に起因する誤差の最大値はm分の1となり、精度がm倍改善する。
複数の高調波を用いる場合は、検出した周波数の総和を次数の総和で除算すればビート周波数を算出することができる。ビート信号とその2〜m倍の高調波の周波数を用いる場合、ビート周波数の算出結果fbeat_CALCは、下式で示すことができる。式13の第2項を見ると分かるように、ビート信号のみで周波数を算出した場合に比べて、精度を改善できることが分かる。
Figure 0006217887
ここでは、ビート信号及びその2〜m倍の高調波の周波数の検出結果からビート周波数を算出したが、このうちの任意の複数信号(k倍波,k倍波,・・・,k倍波)を使用しても良く、その場合、ビート周波数の算出結果fbeat_CALCは、下式で示すことができる。
Figure 0006217887
図9は、この発明の実施の形態1に係るビート周波数の算出結果である。縦軸は、ビート周波数の真値とビート周波数の算出結果との周波数誤差を示し、横軸は、算出に用いた高調波の次数を示す。ビート周波数の検出結果と、ビート周波数の算出結果(ビート信号のm倍の高調波を使用した場合)、及びビート周波数の算出結果(ビート信号とその2〜m倍の高調波を使用した場合)がプロットされている。ここで、ビート周波数を100.2kHz、サンプリング周波数を1MHz、チャープの周期を2msecとした。ビート周波数の検出結果の誤差がε=200Hzであるのに対して、ビート周波数の算出結果(ビート信号のm倍の高調波を使用した場合)は、高調波の次数mが上がるにつれ誤差が収束していく。また、ビート周波数の算出結果(ビート信号とその2〜m倍の高調波とを使用した場合)は、ビート信号のm倍の高調波を使用した場合に比べて、より低い次数で収束することがわかる。ビート信号のm倍波のみを使用した場合は、式(12)に示す通り、誤差はm分の1となるが、ビート周波数と2〜m倍の高調波とを使用した場合は式(14)に示す通りΣk分の1となるため、より精度が向上する。
さらに、ビート周波数と2〜m倍の高調波と式(14)とを使用した場合は、ビート信号の1〜m倍波の検出結果を平均化した場合よりも高精度となる。ビート信号の1〜m倍波の検出結果を平均化した場合の誤差を式(15)に、ビート周波数と2〜m倍の高調波と式(14)とを使用した場合の誤差を式(16)に示す。
Figure 0006217887
Figure 0006217887
ここで、εk (k=1,2,・・・,m)=εとすると、式(15)は式(17)となり、式(16)は式(18)となる。
Figure 0006217887
Figure 0006217887
このように、mが2以上の場合において、式(17)に示す誤差よりも、式(18)に示す誤差は小さくなる。したがって、ビート周波数と2〜m倍の高調波と式(14)とを使用した場合は、ビート信号の1〜m倍波の検出結果を平均化した場合よりも高精度となる。
式(12)(14)に示す通り、検出に用いるビート信号の高調波の次数mが高いほど誤差を小さくすることができる。高い周波数を検出する場合は、A/D変換器63のサンプリング周波数を上げたうえでオーバーサンプリングする方法と、サンプリング周波数を上げずにアンダーサンプリングする方法とがある。一般的にオーバーサンプリングを行う場合は、A/D変換器63の入力にカットオフ周波数がf/2のローパスフィルタ(アンチエイリアシングフィルタ)を挿入し、入力される雑音の帯域を制限する。一方アンダーサンプリングの場合は、A/D変換器63にサンプリング周波数以上の帯域の信号が入力されるため、アンチエイリアシングフィルタに替えて、所望のm倍波を含むバンドパスフィルタを用いればよく、通過帯域幅の下限周波数を(n−1)f/2、上限周波数をnf/2とすれば、オーバーサンプリングと同様に雑音の帯域を制限することができる。
距離・速度算出回路7は、入力されたビート周波数より式(3)〜(5)を用いることで物標との距離及び相対速度を算出する。
以上で明らかなように、この発明の実施の形態1のレーダ装置によれば、高調波発生回路より出力されるビート信号及びその高調波を含む複数の信号をフィルタで取出し、周波数算出回路により演算を行うことで、周波数を精度良く算出でき、チャープの周期を変更せずに、物標との距離及び相対速度を精度よく算出することができる。
なお、実施の形態1のレーダ装置は、物標との距離が近いほど距離及び相対速度の精度に対する改善効果は大きくなる。これは、物標との距離が近いほど、ビート周波数は低くなるため、フィルタで取出すことのできる高調波の次数が大きくなり、次数の大きい高調波を使うことができるためである。その結果、距離及び相対速度の精度を改善できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ビート周波数の検出とその高調波の周波数の検出とを同一の回路で行っていたが、実施の形態2では、これを分離した構成を示す。
図10は、この発明の実施の形態2に係るレーダ装置の一構成例を示す構成図である。図10において図1と同一符号は、同一または相当部分を示すので説明を省略する。
周波数算出装置6aは、ミキサ5より入力されたビート信号の周波数を算出し、距離・速度算出回路7に出力する周波数算出装置である。周波数算出装置6aは、高調波発生回路61、基本波用フィルタ62a、高調波用フィルタ62b、A/D変換器63a、A/D変換器63b、FFT回路64a、FFT回路64b、周波数検出回路65a、周波数検出回路65b、及び周波数算出回路66を備える。
基本波用フィルタ62aは、ミキサ5が出力したビート信号を取出し、A/D変換器63aに出力するフィルタである。例えば、基本波用フィルタ62aには、ローパスフィルタ、バンドパスフィルタなどが用いられる。
高調波用フィルタ62bは、高調波発生回路61が出力したアナログ信号からビート信号の高調波を取出し、A/D変換器63bに出力する高調波用フィルタ62bである。例えば、高調波用フィルタ62bには、ローパスフィルタ、バンドパスフィルタなどが用いられる。
A/D変換器63aは、基本波用フィルタ62aから入力されるアナログ信号をサンプリングし、デジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をFFT回路64aに出力するA/D変換器である。例えば、A/D変換器63aには、逐次比較型A/D変換IC、パイプライン型A/D変換ICなどが用いられる。
A/D変換器63bは、高調波用フィルタ62bが出力したアナログ信号をサンプリングし、デジタル信号に変換し、得られたデジタル信号をFFT回路64bに出力するA/D変換器である。例えば、A/D変換器63bには、逐次比較型A/D変換IC、パイプライン型A/D変換ICが用いられる。
FFT回路64aは、A/D変換器63aが出力したデジタル信号にFFTを施し、スペクトルを算出し、算出したスペクトルデータを周波数検出回路65aに出力する回路である。例えば、FFT回路64aには、FPGAが用いられる。また、FFT回路64aは、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
FFT回路64bは、A/D変換器63bより入力されたデジタル信号にFFTを施し、スペクトルを算出し。算出したスペクトルデータを周波数検出回路65bに出力する回路である。例えば、FFT回路64bには、FPGAが用いられる。また、FFT回路64bは、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
周波数検出回路65aは、FFT回路64aより入力されたスペクトルデータよりビート周波数の検出を行い、周波数の検出結果を周波数算出回路66に出力する回路である。例えば、周波数検出回路65aには、FPGAが用いられる。また、周波数検出回路65aは、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
周波数検出回路65bは、FFT回路64bより入力されたスペクトルデータよりビート信号の高調波の周波数を検出し、周波数の検出結果を周波数算出回路66に出力する回路である。周波数検出回路65bには、FPGAが用いられる。また、周波数検出回路65bは、FPGAにおける演算回路を信号処理による演算に置換え、その演算を行うプログラムをメモリに保存し、CPUで実行しても良い。
次に、この発明の実施の形態2に係るレーダ装置の動作について説明する。
発振器1は、送信信号として式(1)に示す周波数fTX(t)のチャープ信号を生成する。方向性結合器2は、発振器1が出力した送信信号の電力を分配、送信アンテナ3とミキサ5とに出力する。送信アンテナ3は、方向性結合器2が出力した送信信号を送信電波に変換して物標方向に放射する。受信アンテナ4は、物標からの反射電波を受信し、受信信号に変換して、ミキサ5に出力する。ミキサ5は、送信信号と受信信号とを混合しビート信号を生成し、ビート信号を含むアナログ信号を基本波用フィルタ62aに出力する。
基本波用フィルタ62aは、ミキサ5が出力したアナログ信号からビート信号を取出す。
図11は、この発明の実施の形態2に係る基本波用フィルタ62aの特性の一例を示す説明図である。図11に示すように、基本波用フィルタ62aは、ビート信号を通過させ、ミキサ5から出力される不要波を遮断し、またナイキスト周波数(fs/2)以上の雑音を遮断するローパスフィルタである。
A/D変換器63aは、入力されたアナログ信号をサンプリング周波数fsでサンプリングし、デジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をFFT回路64aに出力する。
A/D変換器63bは、入力されたアナログ信号をサンプリング周波数fsでサンプリングし、デジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をFFT回路64bに出力する。
FFT回路64aは、A/D変換器63aが出力したデジタル信号にFFT処理を施し、スペクトルを算出し、算出したスペクトルデータを周波数検出回路65aに出力する。
周波数検出回路65aは、実施の形態1と同様の方法でビート信号の周波数の検出を行う。
高調波発生回路61は、ミキサ5が出力したビート信号の高調波を発生させ、ビート信号及びその高調波を高調波用フィルタ62bに出力する。高調波用フィルタ62bは、高調波発生回路61が出力したアナログ信号から、ビート信号の高調波を取出す。
図12は、この発明の実施の形態2に係る高調波用フィルタ62bの特性の一例を示す説明図である。図12に示すように、高調波用フィルタ62bは、ビート信号のm倍までの高調波を通過させるローパスフィルタである。
より高い次数の高調波を取出す場合は実施の形態1と同様に、カットオフ周波数をナイキスト周波数より高くし、アンダーサンプリングを用いても良い。また、アンダーサンプリングを用いる場合は、高調波用フィルタ62bとして、バンドパスフィルタを用いても良い。
図13は、この発明の実施の形態2に係る高調波用フィルタ62bの特性の他の例を示す説明図である。図13(A)は、高調波用フィルタ62bとしてローパスフィルタを用いた場合のA/D変換器63bの入力信号である。例として、fが第二ナイキスト領域にある場合を考えると、A/D変換器63bでサンプリングされた信号は、図13(B)に示す通り、fs/2で折返し波を発生し、各高調波同士が重なるため、誤検出の原因となる。この場合は、図13(C)に示すとおり高調波用フィルタ62bとしてバンドパスフィルタを用いて第一ナイキスト領域の信号を遮断すればよく、A/D変換器63bでサンプリングされた信号は、図13(D)に示す通り、折返し波の重なりを避けることができる。なお、高調波用フィルタ62bはチューナブルフィルタもしくは、複数の切替え式フィルタを用い、検出したいビート周波数に合わせて通過帯域を変更できるようにしてもよい。
A/D変換器63bは、入力されたアナログ信号をサンプリング周波数fsでサンプリングし、デジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をFFT回路64bに出力する。
FFT回路64bは、A/D変換器63bが出力したデジタル信号にFFT処理を施し、スペクトルを算出し、算出したスペクトルデータを周波数検出回路65bに出力する。
周波数検出回路65bは、実施の形態1と同様の方法でビート信号の高調波の周波数の検出を行う。
周波数算出回路66は、周波数検出回路65a及び65bが出力した周波数の検出結果から、式(13)によりビート周波数を算出する。
距離・速度算出回路7は、入力されたビート周波数より式(3)〜(5)を用いることで物標との距離及び相対速度を算出する。
次に、物標が複数個ある場合の本レーダ装置の動作について説明する。例として、物標1と物標2の検出を行う場合を考える。
図14は、この発明の実施の形態2に係る周波数検出回路65aに入力されるスペクトルの一例を示す説明図である。周波数検出回路65aでは、各ビート信号の高調波を発生させずに扱うため、物標1に対応するビート周波数fbeat1と物標2に対応するビート周波数fbeat2とを分離して検出することができる。
図15は、この発明の実施の形態2に係る周波数検出回路65bに入力されるスペクトルの一例を示す説明図である。周波数検出回路65bでは、各ビート信号の高調波が入力されるため、例えば、物標1に対応するビート周波数の2倍波2fbeat1と物標2に対応するビート周波数fbeat2とが隣接する場合は、両者の分離が難しく誤検出しやすい。誤検出を避けるためには、周波数検出回路65aで求めたfbeat1及びfbeat2から各高調波の周波数を予め計算し、両者が隣接する組合せを無視し、残りの周波数の検出結果を使用すれば良い。また、高調波だけでなく、混合波や折返し波の周波数についても、同様に扱うことができる。
以上で明らかなように、この発明の実施の形態2のレーダ装置によれば、基本波用フィルタで取り出したビート信号と、高調波用フィルタで取り出したビート信号の高調波とを周波数算出回路で演算することで、従来よりもビート周波数を精度良く算出することができるため、距離及び速度についても精度良く算出することができる。
さらに、本実施の形態は、複数の物標を探知する場合でも、距離及び速度を精度良く算出できる。複数の物標を探知する場合、ミキサ5から複数のビート周波数が出力されるため、これが高調波発生回路61に入力されると、高調波発生回路61は、高調波以外の混合波を発生させるので、ピークの検出が複雑になる。本実施の形態では、ビート周波数の検出経路が高調波発生回路61から分離されているため、混合波の影響を受けることなく、ビート周波数を検出することができ、ビート周波数及びその高調波の検出結果を用いてビート周波数を算出するので、複数の物標に対して精度良く探知することができる。
1 発振器、2 方向性結合器、3 送信アンテナ、4 受信アンテナ、5 ミキサ、6 6a 周波数算出装置、61 高調波発生回路、62 62a 62b フィルタ、63 63a 63b A/D変換器、64 64a 64b FFT回路、65 65a 65b 周波数検出回路、66 周波数算出回路、7 距離・速度算出回路。

Claims (2)

  1. 入力信号の高調波を発生させる高調波発生回路と、
    前記高調波発生回路が出力した信号のうち前記高調波を通過させるフィルタと、
    前記フィルタが出力した信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器が出力した前記デジタル信号の周波数を検出する周波数検出回路と、
    前記周波数検出回路が検出した前記高調波の周波数を用いて、前記入力信号の周波数を算出する周波数算出回路と、
    を備え、
    前記周波数算出回路は、前記周波数検出回路が検出した複数の前記高調波の周波数の和を、複数の前記高調波の次数の和で除算することで、前記入力信号の周波数を算出することを特徴とする周波数算出装置。
  2. 入力信号の高調波を発生させる高調波発生回路と、
    前記高調波発生回路が出力した信号のうち前記高調波を通過させるフィルタと、
    前記フィルタが出力した信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器が出力した前記デジタル信号の周波数を検出する周波数検出回路と、
    前記周波数検出回路が検出した前記高調波の周波数を用いて、前記入力信号の周波数を算出する周波数算出回路と、
    を備え、
    前記フィルタは、前記入力信号及び前記高調波を通過させ、前記周波数算出回路は、前記周波数検出回路が検出した前記入力信号の周波数及び前記高調波の周波数を用いて前記入力信号の周波数を算出し、
    前記周波数算出回路は、前記周波数検出回路が検出した前記入力信号の周波数と前記高調波の周波数との和を、前記入力信号の次数と前記高調波の次数との和で除算することで、前記入力信号の周波数を算出することを特徴とする周波数算出装置。
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