JP6217504B2 - 作業情報記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば、圃場の状況に関する作業マップ作成システムに応用可能である作業情報記録装置に関する。
作業車両が有する作業情報出力部が出力した作業情報と、GPS(Global Positioning System)時間情報と、を入力し、これらを関連付けて記録するタブレット端末装置を備えたシステムが、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
作業情報と、GPS衛星を利用する正確であるGPS時間情報と、が関連付けて記録されていると、作業情報をタブレット端末装置で閲覧してそれを活用したい作業者にとっての利便性は、大きく向上される。
特開2013−126829号公報
しかしながら、前述された従来のシステムにおいては、GPS衛星との通信が途絶した場合には、作業情報と時間情報とを関連付けて記録することができない。
本発明は、前述された従来の課題を考慮し、GPS衛星との通信が途絶した場合にも、作業情報と時間情報とを関連付けて記録することが可能な作業情報記録装置を提供することを目的とする。
第1の本発明は、作業車両(100)が有する作業情報出力部(130)が出力した作業情報を入力する作業情報入力部(210)と、
GPS時間情報を入力するGPS時間情報入力部(210)と、
前記作業情報と前記GPS時間情報とを関連付けて記録する記録部(230)と、
時計(250)と、
前記作業車両(100)のGPS位置に関するGPS位置情報を入力するGPS位置情報入力部(210)と、
を備え、
前記記録部(230)は、前記GPS時間情報が入力されていない場合には、前記作業情報と前記時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録し、
前記記録部(230)は、前記作業情報と前記GPS位置情報とを関連付けて記録し、
前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両速度検知部(160)が検知した検知車両速度に関する検知車両速度情報を含み、
前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両旋回検知部(171)が検知した前記作業車両(100)の旋回に関する車両旋回情報を含み、
前記記録部(230)は、前記車両旋回情報が、前記作業車両(100)が旋回していることを示す場合には、前記GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、前記検知車両速度情報に代えて記録することを特徴とする、作業情報記録装置である。
第2の本発明は、前記記録部(230)は、前記車両旋回情報が、前記作業車両(100)が旋回していることを示すが、前記GPS位置情報が入力されていない場合には、前記検知車両速度情報を記録することを特徴とする、第1の本発明の作業情報記録装置である。
第3の本発明は、作業車両(100)が有する作業情報出力部(130)が出力した作業情報を入力する作業情報入力部(210)と、
GPS時間情報を入力するGPS時間情報入力部(210)と、
前記作業情報と前記GPS時間情報とを関連付けて記録する記録部(230)と、
時計(250)と、
前記作業車両(100)のGPS位置に関するGPS位置情報を入力するGPS位置情報入力部(210)と、
を備え、
前記記録部(230)は、前記GPS時間情報が入力されていない場合には、前記作業情報と前記時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録し、
前記記録部(230)は、前記作業情報と前記GPS位置情報とを関連付けて記録し、
前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両速度検知部(160)が検知した検知車両速度に関する検知車両速度情報を含み、
前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両畦際作業検知部(172)が検知した前記作業車両(100)の畦際作業に関する車両畦際作業情報を含み、
前記記録部(230)は、前記車両畦際作業情報が、前記作業車両(100)が畦際で作業していることを示す場合には、前記GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、前記検知車両速度情報に代えて記録することを特徴とする、作業情報記録装置である。
第4の本発明は、前記記録部(230)は、前記車両畦際作業情報が、前記作業車両(100)が畦際で作業していることを示すが、前記GPS位置情報が入力されていない場合には、前記検知車両速度情報を記録することを特徴とする、第3の本発明の作業情報記録装置である。
第5の本発明は、前記記録部(230)は、前記検知車両速度情報が、前記検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、前記GPS位置情報を記録しない、または間引いて記録することを特徴とする、第1または第3の本発明の作業情報記録装置である。
第6の本発明は、前記記録部(230)は、前記GPS位置情報が前記検知車両速度情報と整合していない場合には、前記GPS位置情報を記録しないことを特徴とする、第1または第3の本発明の作業情報記録装置である。
第7の本発明は、前記記録部(230)は、前記検知車両速度情報が、前記検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、前記GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、前記検知車両速度情報に代えて記録することを特徴とする、第1または第3の本発明の作業情報記録装置である。
第8の本発明は、前記GPS位置情報に基づいて車両走行距離を演算する車両走行距離演算部(230)を備え、
前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する走行地傾斜検知部(173)が検知した走行地の傾斜に関する走行地傾斜情報を含み、
前記車両走行距離演算部(230)は、前記走行地傾斜情報が、前記走行地が傾斜していることを示す場合には、前記走行地傾斜情報を利用して、前記車両走行距離を補正することを特徴とする、第1または第3の本発明の作業情報記録装置である。
第9の本発明は、作業車両(100)が有する作業情報出力部(130)が出力した作業情報を入力する作業情報入力部(210)と、
GPS時間情報を入力するGPS時間情報入力部(210)と、
前記作業情報と前記GPS時間情報とを関連付けて記録する記録部(230)と、
時計(250)と、
前記作業車両(100)のGPS位置に関するGPS位置情報を入力するGPS位置情報入力部(210)と、
を備え、
前記記録部(230)は、前記GPS時間情報が入力されていない場合には、前記作業情報と前記時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録し、
前記記録部(230)は、前記作業情報と前記GPS位置情報とを関連付けて記録し、
前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する資材補充検知部(174)が検知した資材の補充に関する資材補充情報を含み、
前記記録部(230)は、前記資材補充情報が、前記資材が補充されていることを示す場合には、前記GPS位置情報を記録しないことを特徴とする、作業情報記録装置である。
第1の本発明によって、GPS時間情報が入力されていない場合には、作業情報と時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録するので、GPS衛星との通信が途絶した場合にも、作業情報と時間情報とを関連付けて記録することが可能である。第1の本発明によって、作業情報とGPS位置情報とを関連付けて記録するので、作業情報を活用しやすくすることも可能である。第1の本発明によって、作業情報は、検知車両速度情報を含むので、作業情報を充実させることも可能である。そして、第1の本発明によって、車両旋回情報が、作業車両(100)が旋回していることを示す場合には、GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、検知車両速度情報に代えて記録するので、作業情報をより活用しやすくすることが可能である。
第2の本発明によって、第1の本発明の効果に加えて、車両旋回情報が、作業車両(100)が旋回していることを示すが、GPS位置情報が入力されていない場合には、検知車両速度情報を記録するので、作業情報をさらにより活用しやすくすることが可能である。
第3の本発明によって、GPS時間情報が入力されていない場合には、作業情報と時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録するので、GPS衛星との通信が途絶した場合にも、作業情報と時間情報とを関連付けて記録することが可能である。第3の本発明によって、作業情報とGPS位置情報とを関連付けて記録するので、作業情報を活用しやすくすることも可能である。第3の本発明によって、作業情報は、検知車両速度情報を含むので、作業情報を充実させることも可能である。そして、第3の本発明によって、車両畦際作業情報が、作業車両(100)が畦際で作業していることを示す場合には、GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、検知車両速度情報に代えて記録するので、作業情報をより活用しやすくすることが可能である。
第4の本発明によって、第3の本発明の効果に加えて、車両畦際作業情報が、作業車両(100)が畦際で作業していることを示すが、GPS位置情報が入力されていない場合には、検知車両速度情報を記録するので、作業情報をさらにより活用しやすくすることが可能である。
第5の本発明によって、第1または第3の本発明の効果に加えて、検知車両速度情報が、検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、GPS位置情報を記録しないまたは間引いて記録するので、作業情報をより活用しやすくすることが可能である。
第6の本発明によって、第1または第3の本発明の効果に加えて、GPS位置情報が検知車両速度情報と整合していない場合には、GPS位置情報を記録しないので、作業情報をより活用しやすくすることが可能である。
第7の本発明によって、第1または第3の本発明の効果に加えて、検知車両速度情報が、検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、検知車両速度情報に代えて記録するので、作業情報をより活用しやすくすることが可能である。
第8の本発明によって、第1または第3の本発明の効果に加えて、走行地傾斜情報が、走行地が傾斜していることを示す場合には、走行地傾斜情報を利用して、車両走行距離を補正するので、作業情報をより活用しやすくすることが可能である。
第9の本発明によって、GPS時間情報が入力されていない場合には、作業情報と時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録するので、GPS衛星との通信が途絶した場合にも、作業情報と時間情報とを関連付けて記録することが可能である。第9の本発明によって、作業情報とGPS位置情報とを関連付けて記録するので、作業情報を活用しやすくすることも可能である。そして、第9の本発明によって、資材補充情報が、資材が補充されていることを示す場合には、GPS位置情報を記録しないので、作業情報をより活用しやすくすることが可能である。
本発明における実施の形態1の作業車両およびタブレット端末装置のブロック図 本発明における実施の形態1の作業車両およびタブレット端末装置の左側面図 本発明における実施の形態1の作業車両およびタブレット端末装置の平面図 本発明における実施の形態1の情報記録フォーマットを説明する説明図 本発明における実施の形態1のGPS位置情報に基づいて算出された車両移動軌跡を説明する説明図 本発明における実施の形態2の作業車両およびタブレット端末装置のブロック図 本発明における実施の形態3の作業車両およびタブレット端末装置のブロック図 本発明における実施の形態4の作業車両およびタブレット端末装置のブロック図 本発明における実施の形態4の傾斜している走行地を説明する説明図 本発明における実施の形態5の作業車両およびタブレット端末装置のブロック図 本発明における、タブレット端末装置がGPS情報取得部を備える実施の形態の作業車両およびタブレット端末装置のブロック図 本発明における、タブレット端末装置がGPS情報取得部を備える実施の形態の作業車両およびタブレット端末装置の左側面図 本発明における、タブレット端末装置がGPS情報取得部を備える実施の形態の作業車両およびタブレット端末装置の平面図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1〜3を参照しながら、本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は、本発明における実施の形態1の作業車両100およびタブレット端末装置200のブロック図であり、図2は、本発明における実施の形態1の作業車両100およびタブレット端末装置200の左側面図であり、図3は、本発明における実施の形態1の作業車両100およびタブレット端末装置200の平面図である。
作業車両100は、左右の前輪101および後輪102、ステアリングハンドル103、苗植付部140、苗植付部状態検知部150、ならびに機械車速センサー160などを備える。そして、作業車両100は、GPS情報取得部110、作業車両電子制御部120および作業車両通信部130なども備える。
タブレット端末装置200は、入出力ユニット210、メモリー220、中央演算ユニット230、タッチパネル240および時計250などを備える。
作業情報は、苗植付部状態検知部150が検知した苗植付部140の状態に関する苗植付部状態情報、および機械車速センサー160が検知した検知車両速度に関する検知車両速度情報などを含む情報である。
このような作業情報は、GPS情報取得部110が、たとえば、時間間隔Δt(たとえば、Δt=0.2(秒))の取得タイミングに応じてつぎつぎとリアルタイムで取得する、GPS時間情報およびGPS位置情報とともに、作業車両電子制御部120および作業車両通信部130によって短距離無線通信などを利用して送信され、入出力ユニット210によってつぎつぎとリアルタイムで受信される。
そして、作業情報は、中央演算ユニット230によって、GPS時間情報およびGPS位置情報と関連付けられてメモリー220に記録されるが、GPS時間情報が受信されていない場合には、時計250の時計時間情報と関連付けられてメモリー220に記録される。
これらの情報の情報記録フォーマットは、たとえば、図4に示されているようなフォーマットである。
ここに、図4は、本発明における実施の形態1の情報記録フォーマットを説明する説明図である。
GPS衛星との通信が可能である状態では、作業情報と、GPS衛星を利用する正確であって詳細であるGPS時間情報およびGPS位置情報と、が関連付けて記録され、GPS衛星との通信が不可能である状態でも、作業情報と、時計時間情報と、が関連付けて記録される。したがって、作業情報をタブレット端末装置で閲覧してそれを活用したい作業者にとっての利便性は、大きく向上される。
もちろん、途絶していたGPS衛星との通信が復旧したり、関連機器の電源投入などにともなうGPS衛星探索動作が完了したりしたときに、時計時間情報がGPS時間と一致していないことが認識された場合には、時計時間情報が、より正確であると考えられるGPS時間を基準としたオフセットを考慮して補正されてもよい。
(1a)なお、中央演算ユニット230は、検知車両速度情報が、検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、GPS位置情報を記録しないまたは間引いて記録してもよい。
たとえば、作業車両100が停止している、すなわち検知車両速度が実質的にゼロである場合には、地球の自転およびGPS衛星の公転の影響が原理的に大きくなってしまうので、GPS位置情報は必ずしも正確ではなく、GPS位置情報が記録されると、弊害がかえって招来されることがある。
そこで、そのような場合には、GPS位置情報は、記録されなくてもよいし、通常よりも大きな時間間隔Δt(たとえば、0.5(秒)≦Δt≦5(秒))の取得タイミングを利用することにより間引いて記録されてもよい。後者においては、前述された地球の自転およびGPS衛星の公転の影響による、GPS位置情報に基づいて算出された車両移動軌跡における不自然なデータの発生が、かなり抑制される。
もちろん、車両停止直後から車両走行再開直後までの車両停止中のGPS位置情報は、そもそもあまり意味をもたない。なぜならば、車両停止中においては、作業がしばしばほとんど行われず、車両速度、苗残量および肥料残量などに関する作業情報の時間的な変化は少ないからである。そして、そのような意味をもたないGPS位置情報が記録されなければ、メモリー220の記録領域が浪費されず、中央演算ユニット230の演算処理負荷が軽減されるので、望ましい。
(1b)また、中央演算ユニット230は、GPS位置情報が検知車両速度情報と整合していない場合には、GPS位置情報を記録しなくてもよい。
たとえば、GPS位置情報に基づいて算出される車両走行距離が検知車両速度情報に基づいて算出される車両移動可能距離と大きく食い違っている場合には、GPS位置データの誤差がGPS衛星との通信の途絶などにともなって発生している可能性が高いので、弊害を招来する恐れがあるGPS位置情報は記録されずに破棄されてもよい。
より具体的には、たとえば、図5に示されているような、車両移動方向の急激な変化もしくは反転、または車両移動距離の急激な増大が、GPS位置情報に基づいて算出された車両移動軌跡において発生していたり、微分演算によりGPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度が、検知車両速度を大きく超えていたりする場合には、GPS位置情報の信頼性はあまり高くないと考えられる。
ここに、図5は、本発明における実施の形態1のGPS位置情報に基づいて算出された車両移動軌跡を説明する説明図である。
このような極端な車両移動軌跡の組み合わせは、たとえば、作業車両100が停止しているにもかかわらず、前述されたGPS位置情報の間引きが行われない場合にしばしば発生する。
もちろん、GPS位置情報の信頼性が何らかの理由で、検知車両速度情報の信頼性よりむしろ高いと考えられる場合には、GPS位置情報が記録され、検知車両速度情報が記録されずに破棄されてもよい。
(1c)また、中央演算ユニット230は、検知車両速度情報が、検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、検知車両速度情報に代えて記録してもよい。
車両走行距離、および車両走行距離と作業幅との積である作業面積などの重要な農業情報は、車速を利用して算出されるので、機械車速センサー160はより高性能であることが、望ましい。
しかしながら、機械車速センサー160は、典型的には、ドライブシャフトの回転数を検知する回転センサーであり、ドライブシャフトの回転数が所定回転数を超えている場合には、検知車両速度の精度はかなり高いが、そうではない場合には、検知車両速度の精度はあまり高くない。
そこで、検知車両速度がセンサー検知下限値に応じた所定速度(たとえば、0.2m/秒)を超えていない場合には、算出車両速度情報が検知車両速度情報に代えて記録されてもよい。
もちろん、前述されたように、検知車両速度が実質的にゼロである場合には、地球の自転およびGPS衛星の公転の影響が原理的に大きくなってしまうので、GPS位置情報は必ずしも正確ではない。
しかしながら、機械車速センサー160がトラクターのセンサーである場合には、センサー検知下限値はほぼ0.3m/秒であり、機械車速センサー160がコンバイン収穫機のセンサーである場合には、センサー検知下限値はほぼ0.02m/秒である。
したがって、検知車両速度が実質的にゼロではなければ、算出車両速度情報の信頼性が、その信頼度はあまり高くないかもしれないが、検知車両速度情報の信頼性より高いと考えられる。
もちろん、検知車両速度がセンサー検知下限値に応じた所定速度(たとえば、0.2m/秒)を超えていない場合には、検知車両速度情報などの、検知車両速度に基づく情報は算出車両速度情報を利用して補正された後に記録されてもよい。
(実施の形態2)
図6を参照しながら、本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図6は、本発明における実施の形態2の作業車両100およびタブレット端末装置200のブロック図である。
本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作は、前述された実施の形態1の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作に類似している。
しかしながら、本実施の形態においては、作業車両100は、車両旋回検知部171を備え、作業情報は、車両旋回検知部171が検知した作業車両100の旋回に関する車両旋回情報を含んでいる。
そして、中央演算ユニット230は、(1)車両旋回情報が、作業車両100が旋回していることを示す場合には、GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、検知車両速度情報に代えて記録し、(2)車両旋回情報が、作業車両100が旋回していることを示すが、GPS位置情報が入力されていない場合には、検知車両速度情報を記録する。
車両旋回検知部171は、典型的には、ステアリングハンドル103の操作状態を検知するステアリングハンドルポテンショメーターである。
当該作業条の植付終了位置と、つぎの作業条の植付開始位置と、は揃っていることが好ましいという理由で、低速走行がしばしば行われる旋回時においては、信頼性がより高いと考えられる算出車両速度情報が検知車両速度情報に代えて記録されるので、望ましい。
(実施の形態3)
図7を参照しながら、本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図7は、本発明における実施の形態3の作業車両100およびタブレット端末装置200のブロック図である。
本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作は、前述された実施の形態1の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作に類似している。
しかしながら、本実施の形態においては、作業車両100は、車両畦際作業検知部172を備え、作業情報は、車両畦際作業検知部172が検知した作業車両100の畦際作業に関する車両畦際作業情報を含んでいる。
そして、中央演算ユニット230は、(1)車両畦際作業情報が、作業車両100が畦際で作業していることを示す場合には、GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、検知車両速度情報に代えて記録し、(2)車両畦際作業情報が、作業車両100が畦際で作業していることを示すが、GPS位置情報が入力されていない場合には、検知車両速度情報を記録する。
車両畦際作業検知部172は、典型的には、畦際作業中にはオフ状態とされる旋回連動機構のオンオフ状態を切替える旋回連動機構スイッチの操作状態を検知する旋回連動機構スイッチセンサーである。
このような旋回連動機構は、圃場の端部における旋回時のステアリングハンドル103の操作に連動して、苗植付部140を上昇させてから下降させ、苗の植付を開始する動作を自動的に行うための機構である。旋回連動機構が利用されるべきときの旋回軌跡は、中心角が約180度の扇形の弧であるが、圃場の縁部に沿っての畦際作業が行われるときの旋回軌跡は、圃場の隅での旋回時には、中心角が約90度の扇形の弧である。したがって、畦際作業が行われるときには、苗植付部140の下降および苗の植付が不要なタイミングで行われてしまわないように、旋回連動機構は旋回連動機構スイッチの操作でオフ状態とされるので、作業車両100が畦際で作業しているか否かを、旋回連動機構スイッチの操作状態を検知することによって判断することができる。
圃場の端部における土壌の抵抗が強いという理由で、低速走行がしばしば行われる畦際作業時においては、信頼性がより高いと考えられる算出車両速度情報が検知車両速度情報に代えて記録されるので、望ましい。
(実施の形態4)
図8を参照しながら、本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図8は、本発明における実施の形態4の作業車両100およびタブレット端末装置200のブロック図である。
本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作は、前述された実施の形態1の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作に類似している。
しかしながら、本実施の形態においては、作業車両100は、走行地傾斜検知部173を備え、作業情報は、走行地傾斜検知部173が検知した走行地の傾斜に関する走行地傾斜情報を含んでいる。
そして、中央演算ユニット230は、GPS位置情報に基づいて車両走行距離を演算し、走行地傾斜情報が、走行地が傾斜していることを示す場合には、走行地傾斜情報を利用して、車両走行距離を補正する。
走行地傾斜検知部173は、典型的には、作業車両100の車体傾斜角度を検知する角度センサーである。
角度センサーが所定傾斜角度を超える傾斜角度を検知し始めたGPS位置と、角度センサーが所定傾斜角度を超える傾斜角度を検知し終わったGPS位置と、に基づいて算出される車両移動距離dは、これら二つのGPS位置に対応する車両移動時間と、検知車両速度と、に基づいて算出される車両移動距離Dよりもしばしば小さい。
これは、走行地が傾斜している場合にも、GPS衛星からは、作業車両100が平坦な水平面を走行していると認識されてしまうからである。
たとえば、図9に示されているような、作業車両100が最大傾斜角度θの傾斜している走行地を最大傾斜の方向に走行している場合には、前述された二つの車両移動距離dおよびDの間には関係式
(数1)
d=D×cosθ≦D
が成立する。
ここに、図9は、本発明における実施の形態4の傾斜している走行地を説明する説明図である。
ただし、車両移動距離Dは車両移動距離dより真実の車両移動距離にしばしば近いが、最大傾斜角度θが大きい場合などには、検知車両速度情報は必ずしも正確ではない。
そこで、GPS位置情報に基づいて演算された車両走行距離、およびそのような車両走行距離と作業幅との積である作業面積などの重要な農業情報が、走行地傾斜情報を利用して補正されることが、望ましい。
傾斜している圃場であっても、作業車両100が実際に走行した走行距離が正確に得られるので、苗、肥料および燃料などの資材の消費量、および作業時間などに関する作業情報の精度が向上し、同一の圃場、または類似する条件の圃場で作業を行うときに用いられる資材の過不足の発生が抑制され、計画的な農作業を行なうことができる。
(実施の形態5)
図10を参照しながら、本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図10は、本発明における実施の形態5の作業車両100およびタブレット端末装置200のブロック図である。
本実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作は、前述された実施の形態1の作業車両100およびタブレット端末装置200の構成および動作に類似している。
しかしながら、本実施の形態においては、作業車両100は、資材補充検知部174を備え、作業情報は、資材補充検知部174が検知した資材の補充に関する資材補充情報を含んでいる。
そして、中央演算ユニット230は、資材補充情報が、資材が補充されていることを示す場合には、GPS位置情報を記録しない。
資材補充検知部174は、典型的には、苗植付部140などの作業装置に搭載される、苗、種子および肥料などの資材の所定量を超える減少を検知する、苗植付部状態検知部150などの資材減少センサー、苗、種子および肥料などの資材の、作業車両100への積み込みを補助する、回動式予備苗枠および肥料ハンドリング装置などの作業補助装置の状態を検知する、作業補助装置センサー、苗植付部140などの作業装置への駆動力のオンオフ状態を切替える動力クラッチ機構の状態を検知する、動力クラッチ機構センサー、および苗植付部140などの作業装置、前輪101および後輪102への駆動力の変速状態を切替える、HST(Hydro Static Transmission)などの変速装置の状態を検知する、変速装置センサー、などである。
そして、たとえば、苗植付部状態検知部150の減少スイッチの状態がオフからオンに変化したときには、作業車両100は停止していて、苗の積み込みが進行しており、回動式予備苗枠の苗レールが延伸されているときには、苗の積み込みが行われており、主クラッチ機構がロック状態であるときには、作業車両100は停止しており、HSTが中立状態であるときには、作業車両100は停止している、と判断することが、妥当である。
もちろん、苗植付部状態検知部150の減少スイッチの状態がオフからオンに変化したときには、作業車両100はすでに停止してしまっており、減少スイッチの状態がオフからオンに変化したタイミングは、前述されたように必ずしも正確ではないGPS位置情報の記録を休止するタイミングとしてはやや遅い。
しかしながら、たとえば、車両走行が再開されるまでのその後の車両停止中のGPS位置情報の記録が休止されば、車両停止中の大部分においては、信頼性があまり高くないと考えられるGPS位置情報が記録されない。
そして、そのようなGPS位置情報が記録されなければ、メモリー220の記録領域が浪費されず、中央演算ユニット230の演算処理負荷が軽減されるので、望ましい。
なお、作業車両通信部130は、本発明の作業情報出力部の一例である。また、機械車速センサー160は、本発明の車両速度検知部の一例である。また、タブレット端末装置200は、本発明の作業情報記録装置の一例である。また、中央演算ユニット230は、本発明の記録部の一例であり、本発明の、記録部および車両走行距離演算部を含む手段の一例でもある。
また、入出力ユニット210は、本発明の、作業情報入力部、GPS時間情報入力部およびGPS位置情報入力部を含む手段の一例である。
すなわち、前述された本実施の形態においては、入出力ユニット210は、作業車両通信部130が出力した、作業情報、GPS時間情報、およびGPS位置情報の全てを入力する手段であった。より具体的には、前述された本実施の形態においては、GPS時間情報およびGPS位置情報は、作業車両100の側のGPS情報取得部110によってリアルタイムで取得され、作業情報とともに短距離無線通信などを利用して送信され、タブレット端末装置200の側の入出力ユニット210によってリアルタイムで受信された。
しかしながら、タブレット端末装置200がタイマー機能のみならずGPS情報取得機能をも有しており作業車両100のどこかに置かれている場合には、GPS時間情報およびGPS位置情報は、作業車両100の側で取得されるのではなく、タブレット端末装置200の側で取得されてもよい。
たとえば、図11〜13に示されているような、タブレット端末装置200がGPS情報取得部260を備える場合には、GPS時間情報およびGPS位置情報は、タブレット端末装置200の側で取得されてもよい。
ここに、図11は、本発明における、タブレット端末装置200がGPS情報取得部260を備える実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200のブロック図であり、図12は、本発明における、タブレット端末装置200がGPS情報取得部260を備える実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の左側面図であり、図13は、本発明における、タブレット端末装置200がGPS情報取得部260を備える実施の形態の作業車両100およびタブレット端末装置200の平面図である。
もちろん、タブレット端末装置200がGPS情報取得機能を有しているが、作業車両100のどこかに置かれてはいない、たとえば、作業車両100から離れた圃場外の作業者によって保持されている場合には、GPS位置情報は、作業車両100の側で取得され、GPS時間情報は、タブレット端末装置200の側で取得されてもよい。
本発明における作業情報記録装置は、GPS衛星との通信が途絶した場合にも、作業情報と時間情報とを関連付けて記録することが可能であり、たとえば、圃場の状況に関する作業マップ作成システムに応用可能である作業情報記録装置に利用する目的に有用である。
100 作業車両
101 前輪
102 後輪
103 ステアリングハンドル
110 GPS情報取得部
120 作業車両電子制御部
130 作業車両通信部
140 苗植付部
150 苗植付部状態検知部
160 機械車速センサー
171 車両旋回検知部
172 車両畦際作業検知部
173 走行地傾斜検知部
174 資材補充検知部
200 タブレット端末装置
210 入出力ユニット
220 メモリー
230 中央演算ユニット
240 タッチパネル
250 時計
260 GPS情報取得部

Claims (9)

  1. 作業車両(100)が有する作業情報出力部(130)が出力した作業情報を入力する作業情報入力部(210)と、
    GPS時間情報を入力するGPS時間情報入力部(210)と、
    前記作業情報と前記GPS時間情報とを関連付けて記録する記録部(230)と、
    時計(250)と、
    前記作業車両(100)のGPS位置に関するGPS位置情報を入力するGPS位置情報入力部(210)と、
    を備え、
    前記記録部(230)は、前記GPS時間情報が入力されていない場合には、前記作業情報と前記時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録し、
    前記記録部(230)は、前記作業情報と前記GPS位置情報とを関連付けて記録し、
    前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両速度検知部(160)が検知した検知車両速度に関する検知車両速度情報を含み、
    前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両旋回検知部(171)が検知した前記作業車両(100)の旋回に関する車両旋回情報を含み、
    前記記録部(230)は、前記車両旋回情報が、前記作業車両(100)が旋回していることを示す場合には、前記GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、前記検知車両速度情報に代えて記録することを特徴とする、業情報記録装置。
  2. 前記記録部(230)は、前記車両旋回情報が、前記作業車両(100)が旋回していることを示すが、前記GPS位置情報が入力されていない場合には、前記検知車両速度情報を記録することを特徴とする、請求項に記載の作業情報記録装置。
  3. 作業車両(100)が有する作業情報出力部(130)が出力した作業情報を入力する作業情報入力部(210)と、
    GPS時間情報を入力するGPS時間情報入力部(210)と、
    前記作業情報と前記GPS時間情報とを関連付けて記録する記録部(230)と、
    時計(250)と、
    前記作業車両(100)のGPS位置に関するGPS位置情報を入力するGPS位置情報入力部(210)と、
    を備え、
    前記記録部(230)は、前記GPS時間情報が入力されていない場合には、前記作業情報と前記時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録し、
    前記記録部(230)は、前記作業情報と前記GPS位置情報とを関連付けて記録し、
    前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両速度検知部(160)が検知した検知車両速度に関する検知車両速度情報を含み、
    前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する車両畦際作業検知部(172)が検知した前記作業車両(100)の畦際作業に関する車両畦際作業情報を含み、
    前記記録部(230)は、前記車両畦際作業情報が、前記作業車両(100)が畦際で作業していることを示す場合には、前記GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、前記検知車両速度情報に代えて記録することを特徴とする、業情報記録装置。
  4. 前記記録部(230)は、前記車両畦際作業情報が、前記作業車両(100)が畦際で作業していることを示すが、前記GPS位置情報が入力されていない場合には、前記検知車両速度情報を記録することを特徴とする、請求項に記載の作業情報記録装置。
  5. 前記記録部(230)は、前記検知車両速度情報が、前記検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、前記GPS位置情報を記録しない、または間引いて記録することを特徴とする、請求項1または3に記載の作業情報記録装置。
  6. 前記記録部(230)は、前記GPS位置情報が前記検知車両速度情報と整合していない場合には、前記GPS位置情報を記録しないことを特徴とする、請求項1または3に記載の作業情報記録装置。
  7. 前記記録部(230)は、前記検知車両速度情報が、前記検知車両速度が所定レベルに達していないことを示す場合には、前記GPS位置情報に基づいて算出された算出車両速度に関する算出車両速度情報を、前記検知車両速度情報に代えて記録することを特徴とする、請求項1または3に記載の作業情報記録装置。
  8. 前記GPS位置情報に基づいて車両走行距離を演算する車両走行距離演算部(230)を備え、
    前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する走行地傾斜検知部(173)が検知した走行地の傾斜に関する走行地傾斜情報を含み、
    前記車両走行距離演算部(230)は、前記走行地傾斜情報が、前記走行地が傾斜していることを示す場合には、前記走行地傾斜情報を利用して、前記車両走行距離を補正することを特徴とする、請求項1または3に記載の作業情報記録装置。
  9. 作業車両(100)が有する作業情報出力部(130)が出力した作業情報を入力する作業情報入力部(210)と、
    GPS時間情報を入力するGPS時間情報入力部(210)と、
    前記作業情報と前記GPS時間情報とを関連付けて記録する記録部(230)と、
    時計(250)と、
    前記作業車両(100)のGPS位置に関するGPS位置情報を入力するGPS位置情報入力部(210)と、
    を備え、
    前記記録部(230)は、前記GPS時間情報が入力されていない場合には、前記作業情報と前記時計(250)の時計時間情報とを関連付けて記録し、
    前記記録部(230)は、前記作業情報と前記GPS位置情報とを関連付けて記録し、
    前記作業情報は、前記作業車両(100)が有する資材補充検知部(174)が検知した資材の補充に関する資材補充情報を含み、
    前記記録部(230)は、前記資材補充情報が、前記資材が補充されていることを示す場合には、前記GPS位置情報を記録しないことを特徴とする、業情報記録装置。
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