JP6217477B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
ジョブ制御言語により記述されたコマンドを情報処理装置に実行させることが知られている。特許文献1には、プリンタからコード体系情報を取得したPCが、プリンタのコード体系でユーザ情報を送信し、プリンタにおける文字化けを防止する技術が記載されている。
特開2007−11810号公報
本発明は、第1の命令から生成された文字列と第2の命令に付加された文字列とが対応しない場合に、第2の命令が実行されるのを防止することを目的とする。
請求項1に係る情報処理装置は、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表され、前記第1の命令から生成された文字列が付加された第2の命令とを取得する取得手段と、前記第1の命令から文字列を生成する生成手段と、
前記第2の命令に付加された文字列と前記生成手段により生成された文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄する破棄手段とを有し、前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す
請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記第2の命令に付加された文字列と前記生成手段により生成された文字列とが対応する場合、前記第2の命令を実行する実行手段を有する。
請求項3に係る情報処理装置は、請求項1または2に記載の構成において、前記取得手段は、外部装置によって書き換えられた前記第1の命令と、前記外部装置によって書き換えられていない前記第2の命令とを取得することを特徴とする。
請求項4に係る情報処理装置は、請求項1ないし3記載の構成において、前記文字列は、ハッシュ値である
請求項5に係る情報処理装置は、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令とを生成する命令生成手段と、前記第1の命令から文字列を生成する生成手段と、前記第1の命令と、前記生成手段により生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信する送信手段とを有し、前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す。
請求項6に係る情報処理システムは、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令とを生成する命令生成手段と、前記第1の命令から文字列を生成する第1生成手段と、前記第1の命令と、前記第1生成手段により生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信する送信手段とを有する第1の情報処理装置と、前記送信手段により送信された前記第1の命令と、前記第2の命令とを取得する取得手段と、前記第1の命令から文字列を生成する第2生成手段と、前記第2の命令に付加された文字列と前記第2生成手段により生成された文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄する破棄手段とを有する第2の情報処理装置とを有し、前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す。
請求項7に係る情報処理方法は、コンピュータが、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表され、前記第1の命令から生成された第1の文字列が付加された第2の命令とを取得するステップと、コンピュータが、前記第1の命令から第2の文字列を生成するステップと、コンピュータが、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄するステップとを有し、前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す。
請求項8に係る情報処理方法は、コンピュータが、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令とを生成するステップと、コンピュータが、前記第1の命令から文字列を生成するステップと、コンピュータが、前記第1の命令と、生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信するステップとを有し、前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す。
請求項9に係るプログラムは、コンピュータに、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表され、前記第1の命令から生成された第1の文字列が付加された第2の命令であって、前記第1の命令とは異なる意味内容を示す第2の命令とを取得するステップと、前記第1の命令から第2の文字列を生成するステップと、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄するステップとを実行させる。
請求項10に係るプログラムは、コンピュータに、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令であって、前記第1の命令とは異なる意味内容を示す第2の命令とを生成するステップと、前記第1の命令から文字列を生成するステップと、前記第1の命令と、生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信するステップとを実行させる。
請求項11に係るプログラムは、コンピュータに、第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令とを生成するステップと、前記第1の命令から文字列を生成するステップと、前記第1の命令と、生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信するステップとを実行させる。
請求項1,6,7,9に係る発明によれば、第1の命令から生成された文字列と第2の命令に付加された文字列とが対応しない場合に、第2の命令が実行されることが防止され、第1の命令および第2の命令のうちいずれか一方の命令により、他方の命令では示せない意味内容が示される。
請求項2に係る発明によれば、第1の命令から生成された文字列と第2の命令に付加された文字列とが対応する場合に、第2の命令が破棄されることが防止される。
請求項3に係る発明によれば、第2の命令が実行されることが防止される。
請求項に係る発明によれば、第1の命令から生成されたハッシュ値と第2の命令に付加されたハッシュ値とが対応しない場合に、第2の命令が実行されることが防止される。
請求項5,8,10に係る発明によれば、第1の命令の文字コードおよび第2の命令の文字コードのうち少なくとも一方の文字コードに対応する情報処理装置に、命令を実行させることができる。
画像処理システムの全体構成を示す図 PCの機能的構成を示すブロック図 画像形成装置の機能的構成を示すブロック図 PCのハードウェア構成を示すブロック図 サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図 ジョブ制御コマンドを送信する処理を示すフローチャート ジョブ制御コマンドを例示する図 ジョブ制御コマンドを書き換える処理の概要を例示する図 ジョブ制御コマンドを書き換える処理の具体例を示す図 ジョブ制御コマンドを取得したときの処理を示すフローチャート 変形例1に係るジョブ制御コマンドを例示する図 変形例12に係るジョブ制御コマンドを例示する図
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システム1の全体構成を示す図である。画像処理システム1(情報処理システムの一例)は、画像データに関する各種の情報処理を行うためのシステムである。画像処理システム1は、パーソナルコンピュータ10(以下、「PC10」という)と、サーバ装置20と、画像形成装置30とを有する。PC10は、画像形成装置30に対するコマンド(命令)を送信する情報処理装置である。画像形成装置30の利用を包括的に管理するため、画像形成装置30は、特定の装置(この例ではサーバ装置20)からのコマンドのみを受け付けるように設定されている。したがって、PC10は、画像形成装置30に対するコマンドをサーバ装置20に送信する。サーバ装置20は、PC10から送信されたコマンドを、画像形成装置30に中継する。
PC10が送信するコマンドには、描画を指示するための言語(ページ記述言語)で記述されたコマンド(以下、「描画コマンド」という)と、ページ記述言語により描画される文書の作成者および文書名、並びに画像形成装置30を利用する権限に関する認証情報などの付加情報を示すための言語(ジョブ制御言語)で記述されたコマンド(以下、「ジョブ制御コマンド」という)とがある。図1の例で、PC10は、ジョブ制御言語について、第1の文字コードと、第1の文字コードとは異なる第2の文字コードの両方に対応している。第1の文字コードは、例えば、Shift JISなどの単一の言語に対応する文字コードである。以下では、第1の文字コードを「非拡張文字コード」と表現する。第2の文字コードは、例えば、Unicodeなどの複数の言語に対応する文字コードである。以下では、第2の文字コードを「拡張文字コード」と表現する。
サーバ装置20(外部装置の一例)は、画像形成装置30におけるコマンドの実行を管理する装置である。サーバ装置20は、PC10から取得した描画コマンドおよびジョブ制御コマンドを画像形成装置30に中継する。図1において、サーバ装置20は、画像形成装置30にコマンドを実行させる目的で、PC10から取得した複数のジョブ制御コマンドのうち少なくとも一部のジョブ制御コマンドを書き換える。例えば、画像形成装置30が、ジョブ制御コマンドに特定のユーザ名が記述されたコマンドのみを実行するように設定されている場合であって、PC10から取得したジョブ制御コマンドに記載されたユーザ名が特定のユーザ名でないとき、サーバ装置20は、ユーザ名を特定のユーザ名に書き換える。これにより、本来、画像形成装置30でコマンドが実行されることがないユーザ名のユーザが画像形成装置30を利用しようとする場合に、特定のユーザ名が用いられてコマンドが実行される。別の例で、画像形成装置30が、ジョブ制御コマンドに予め定められた文字数以下の文書名が記述されたコマンドのみを実行するように設定されている場合であって、PC10から取得したジョブ制御コマンドに当該文字数を超える文書名が記述されているとき、サーバ装置20は、文書名を当該文字数以下の文書名に書き換える。これにより、本来、画像形成装置30でコマンドが実行されることがない文書名が記述されたジョブ制御コマンドがPC10から取得された場合に、予め定められた文字数以下の文書名でコマンドが実行される。なお、サーバ装置20には、ジョブ制御コマンドを書き換えるためのデータ(例えば、書き換えの前後のジョブ制御コマンドの対応関係を示すデータ)が記憶されており、サーバ装置20は、当該データに応じてジョブ制御コマンドを書き換える。図1の例で、サーバ装置20は、非拡張文字コードに対応し、且つ、拡張文字コードに対応していない装置である。
画像形成装置30は、複写機、プリンタ、スキャナ、およびファクシミリなどとして機能する情報処理装置である。画像形成装置30は、サーバ装置20から取得した描画コマンドおよびジョブ制御コマンドを実行する。図1の例で、画像形成装置30は、非拡張文字コードと拡張文字コードの両方に対応している。PC10、サーバ装置20、および画像形成装置30は、インターネットなどの通信回線Nを介して相互に接続されている。
図1に示した画像処理システム1においては、次のような問題が起こる可能性がある。いま、以下のような状況を考える。PC10は、拡張文字コードで記述された複数のジョブ制御コマンドをサーバ装置20に送信する。サーバ装置20は、拡張文字コードに対応していないため、PC10から取得した複数のジョブ制御コマンドのうち少なくとも一部のコマンドを非拡張文字コードで記述されたコマンドに書き換え、書き換え後のジョブ制御コマンドを画像形成装置30に出力する。画像形成装置30は、サーバ装置20から取得した複数のジョブ制御コマンドを拡張文字コードで読み取り実行する。この場合、複数のジョブ制御コマンドには非拡張文字コードで記述されたジョブ制御コマンドが含まれているため、拡張文字コードで読み取られると誤動作(いわゆる文字化け)が発生する。画像処理システム1は、拡張文字コードに対応していないサーバ装置20を介してジョブ制御コマンドが送信される場合に、画像形成装置30において誤動作が発生することを防止する。以下では、非拡張文字コードで記述されたジョブ制御コマンドを「第1のコマンド」と表現し、拡張文字コードで記述されたジョブ制御コマンドを「第2のコマンド」と表現する。
図2は、PC10の機能的構成を示すブロック図である。PC10は、コマンド生成手段11と、第1生成手段12と、送信手段13とを有する。コマンド生成手段11は、第1のコマンドと、当該第1のコマンドに対応する第2のコマンドとを生成する。第1生成手段12は、第1のコマンドから文字列を生成する。文字列は、元のコマンドに対して予め定められた計算を実行することにより導出される固有のデータであり、同じコマンドからは同じ文字列が生成され、異なるコマンドからは異なる文字列が生成される。送信手段13は、第1のコマンドと、第1生成手段12により生成された文字列が付加された第2のコマンドとを送信する。
図3は、画像形成装置30の機能的構成を示すブロック図である。画像形成装置30は、取得手段31と、第2生成手段32と、判定手段33と、破棄手段34と、実行手段35とを有する。取得手段31は、第1のコマンドと第2のコマンドとを取得する。第2生成手段32は、第1のコマンドから文字列を生成する。判定手段33は、第2のコマンドに付加された文字列と、第2生成手段32により生成された文字列とが対応するか否かを判定する。破棄手段34は、第2のコマンドに付加された文字列と、第2生成手段32により生成された文字列とが対応しないと判定された場合、第2のコマンドを破棄し、第1のコマンドを実行する。なお、ここでいう「破棄」とは、取得された第2のコマンドを実行しないことをいい、第2のコマンドが消去されない場合も含まれる。実行手段35は、第2のコマンドに付加された文字列と、第2生成手段32により生成された文字列とが対応すると判定された場合、第2のコマンドを実行する。
図4は、PC10のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示したように、PC10は、制御部101と、記憶部102と、通信部103と、表示部104と、入力部105とを備えるコンピュータである。また、PC10の各部は、バス106に接続されており、このバス106を介して各種データの授受を行う。
制御部101は、PC10の各部の動作を制御する手段である。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記録媒体(主記憶装置)とを備える。記憶部102は、データを記憶する手段である。記憶部102は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの記録媒体(補助記憶装置)を備え、通信部103で受信したデータを記憶する。通信部103は、データを送受信する手段である。通信部103は、通信回線Nに接続されており、通信回線Nに接続されている他の装置と通信を行う通信インターフェースとして機能する。表示部104は、情報を表示する手段、例えば液晶ディスプレイである。入力部105は、ユーザによる入力を受け付ける装置であり、キーボード、マウス、および各種ボタン等を備える。
図4において、プログラムを実行している制御部101は、コマンド生成手段11および第1生成手段12の一例である。プログラムを実行している制御部101により制御されている通信部103は、送信手段13の一例である。
図5は、サーバ装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示したように、サーバ装置20は、制御部201と、記憶部202と、通信部203とを備えるコンピュータである。また、サーバ装置20の各部は、バス204に接続されており、このバス204を介して各種データの授受を行う。
制御部201は、サーバ装置20の各部の動作を制御する手段である。制御部201は、CPUなどの演算処理装置と、ROM、RAMなどの記録媒体(主記憶装置)とを備える。記憶部202は、データを記憶する手段である。記憶部102は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの記録媒体(補助記憶装置)を備え、通信部203で受信したデータを記憶する。通信部203は、データを送受信する手段である。通信部203は、通信回線Nに接続されており、通信回線Nに接続されている他の装置と通信を行う通信インターフェースとして機能する。
図6は、画像形成装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示したように、画像形成装置30は、制御部301と、記憶部302と、操作部303と、表示部304と、画像読取部305と、画像形成部306と、通信部307と、画像処理部308とを備える。また、画像形成装置30の各部は、バス309に接続されており、このバス309を介して各種データの授受を行う。
制御部301は、画像形成装置30の各部の動作を制御する手段である。制御部301は、CPUなどの演算処理装置と、ROM、RAMなどの記録媒体(主記憶装置)とを備える。CPUは、ROMに記憶されているプログラムを読み出し、RAMを作業エリアにしてプログラムを実行する。制御部301は、このようにプログラムを実行することにより、用紙に画像を形成すること、文書を読み取って文書の画像データを生成すること、通信回線Nを介して他の装置と通信を行うことなどを実現する。
記憶部302は、データを記憶する手段である。記憶部302は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの記録媒体(補助記憶装置)を備え、通信部307で受信したデータや画像形成装置30で生成されたデータなどを記憶する。また、記憶部302は、いわゆるメモリーカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの着脱可能な記録媒体(リムーバブルメディア)と、その記録媒体にデータを読み書きする手段とを含んでもよい。
操作部303は、ユーザの操作を受け付ける手段である。操作部303は、操作子(ボタン、キーなど)を備え、押下された操作子に応じた制御信号を制御部301に供給する。また、操作部303は、表示部304と、表示部304の表示面に重ねて設けられたセンサとを備え、押圧した位置に応じた制御信号を制御部301に供給するタッチパネルによって構成されてもよい。
表示部304は、情報を表示する手段である。表示装置として例えば液晶ディスプレイを有している。表示部304は、制御部301の制御の下、画像形成装置30を操作するためのメニュー画面や画像形成装置30に関するデータなどを表示する。
画像読取部305は、原稿を読み取って画像データに変換する手段である。画像読取部305は、原稿を光学的に読み取り、読み取った原稿の画像を表す画像データを生成する画像読取装置を備えている。画像読取部305は、生成した画像データを画像処理部308に供給する。
画像形成部306は、画像を形成する手段である。画像形成部306は、電子写真方式によって紙などの記録媒体にトナー像を形成する画像形成機構を具備している。なお、画像形成機構は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式などの他の記録方式が用いられてもよい。
通信部307は、データを送受信する手段である。通信部307は、通信回線Nに接続されており、通信回線Nに接続されている他の装置と通信を行う通信インターフェースとして機能する。
画像処理部308は、画像データに対して画像処理を実行する手段である。ここでいう画像処理とは、例えば、色補正や階調補正である。画像処理部308は、画像処理が施された画像データを画像形成部306に供給する。
図6において、プログラムを実行している制御部301により制御されている通信部307は、取得手段31の一例である。プログラムを実行している制御部301は、第2生成手段32、判定手段33、破棄手段34、および実行手段35の一例である。
図7は、PC10がジョブ制御コマンドを送信する処理を示すフローチャートである。図7において、PC10には、画像形成装置30を制御するためのプログラム(ドライバ)が予めインストールされている。ドライバには、第1のコマンドからハッシュ値(文字列の一例)を生成するためのアルゴリズムが定義されている。以下の処理は、画像形成装置30が提供する機能を利用するための指示(以下、「利用指示」という)がPC10に入力されたことを契機として開始される。利用指示は、例えば、ユーザが入力部105を操作することにより入力される。なお、PC10は、図7に示す処理とは別の図示せぬ処理により描画コマンドを画像形成装置30に送信する。
ステップSA1において、制御部101は、利用される画像形成装置30の機能に応じて、一または複数の第1のコマンドを生成する。制御部101は、生成された第1のコマンドをRAMに記憶する。ステップSA2において、制御部101は、生成された第1のコマンドに対応する一または複数の第2のコマンドを生成する。制御部101は、生成された第2のコマンドを、当該第2のコマンドの元になる第1のコマンドに対応付けてRAMに記憶する。ステップSA3において、制御部101は、RAMに記憶された第1のコマンドの各々からハッシュ値を生成する。ステップSA4において、制御部101は、生成されたハッシュ値を第2のコマンドの各々に付加する。具体的には、制御部101は、第1のコマンドから生成されたハッシュ値を、当該第1のコマンドに対応する第2のコマンドに付加する。制御部101は、ハッシュ値が付加された第2のコマンドを再びRAMに記憶する。ステップSA5において、制御部101は、サーバ装置20に複数のジョブ制御コマンドを順次送信する。具体的には、制御部101は、第1のコマンドの各々と第2のコマンドの各々とをRAMから読み出してサーバ装置20に順次送信する。
図8は、PC10により送信されるジョブ制御コマンドを例示する図である。図8の例で、PC10は、非拡張文字コードとしてShift JISに対応しており、拡張文字コードとしてUTF-8(Unicodeをエンコードする規格の一つ)に対応している。図8では、PC10は、コマンドC501からC507の7つのジョブ制御コマンドを送信している。コマンドC501からC504は、Shift JISにより記述された第1のコマンドである。コマンドC501は、文字コードを指定するためのコマンドである。この例では、Shift JISが指定されている。コマンドC502は、ユーザ名を指定するためのコマンドである。コマンドC503は、ユーザドメイン名を指定するためのコマンドである。コマンドC504は、文書名を指定するためのコマンドである。
コマンドC505からC507は、UTF-8により記述された第2のコマンドである。図8の例で、第2のコマンドは、第1のコマンドよりも後に送信される。コマンドC505は、ユーザ名を指定するためのコマンドである。コマンドC505は、コマンドC502に対応するコマンドであり、コマンドC502から生成されたハッシュ値が付加されている。ここでいう「コマンドが対応する」とは、2つのコマンドが相当する意味内容(例えば、同じ意味内容)を示すことを表す。なお、対応するコマンドが異なる意味内容を示していてもよい。コマンドC506は、ユーザドメイン名を指定するためのコマンドである。コマンドC506は、コマンドC503に対応するコマンドであり、コマンドC503から生成されたハッシュ値が付加されている。コマンドC507は、文書名を指定するためのコマンドである。コマンドC507は、コマンドC504に対応するコマンドであり、コマンドC504から生成されたハッシュ値が付加されている。
図9は、サーバ装置20がジョブ制御コマンドを書き換える処理の概要を例示する図である。図9は、図8に示したコマンドC501からC507がサーバ装置20に入力され、コマンドC601からC607がサーバ装置20から出力される様子を示している。図9において、サーバ装置20は、Shift JISに対応し、且つ、UTF-8に対応していない装置である。図9の例で、サーバ装置20は、コマンドC502およびC504を書き換えており、書き換え後のコマンドC602およびC604を画像形成装置30に送信している。具体的には、コマンドC502において指定されたユーザ名を他のユーザ名(代替ユーザ名)に書き換えており、コマンドC504において指定された文書名を他の文書名(代替文書名)に書き換えている。サーバ装置20は、また、コマンドC501、C503、C505、C506、およびC507を書き換えることなく、コマンドC601、C603、C605、C606、およびC607を画像形成装置30に送信している。なお、この例で、サーバ装置20は、コマンドC503には対応していないため、コマンドC503において指定されたユーザドメイン名は書き換えない。
図10は、サーバ装置20がジョブ制御コマンドを書き換える処理の具体例を示す図である。図10は、図9と同様に、サーバ装置20が、コマンドC502およびC504を書き換えた場合の例を示している。図10では、ユーザ名について、コマンドC502で「Chen」が指定されており、コマンドC505で「陳」が指定されている。また、ユーザドメイン名について、コマンドC503で「対応しないドメイン名」が指定されており、コマンドC506で以下の式(1)に示す文字が指定されている。
Figure 0006217477
式(1)に示す文字のうち第2文字目の文字は、Shift JISでは表現されない文字である。そのため、コマンドC503においては「対応しないドメイン名」という文字が指定されており、コマンドC503とC506とは、互いに異なる意味内容を示している。文書名については、コマンドC504とC507で「日本語版文書」が指定されている。
図10において、サーバ装置20は、コマンドC502で指定された「Chen」を「太郎」に書き換えて、コマンドC602を送信している。サーバ装置20は、また、コマンドC504で指定された「日本語版文書」を「改定版文書」に書き換えて、コマンドC604を送信している。
図11は、画像形成装置30がジョブ制御コマンドを取得したときの処理を示すフローチャートである。以下の処理は、ジョブ制御コマンドが取得される度に繰り返し行われる。ステップSB1において、制御部301は、サーバ装置20からジョブ制御コマンドを取得する。以下では、ステップSB1において新たに取得されたジョブ制御コマンドを「対象コマンド」と表現する。ステップSB2において、制御部301は、対象コマンドが、文字コードの判断が必要なコマンドか否かを判断する。ステップSB2の判断は、文字コードの判断が不要なコマンドを実行するために行われる。例えば、プリントの部数を指定するコマンドなど数字以外の文字を含まないコマンドは、文字コードの判断が不要なコマンドであると判断される。対象コマンドが、文字コードの判断が必要なコマンドであると判断された場合(SB2:YES)、制御部301は、処理をステップSB3に移行する。対象コマンドが、文字コードの判断が不要なコマンドであると判断された場合(SB2:NO)、制御部301は、処理をステップSB7に移行する。
ステップSB3において、制御部301は、対象コマンドが第2のコマンドであるか否かを判断する。対象コマンドが第2のコマンドであると判断された場合(SB3:YES)、制御部301は、処理をステップSB4に移行する。対象コマンドが第2のコマンドでないと判断された場合(SB3:NO)、制御部301は、処理をステップSB7に移行する。
ステップSB4において、制御部301は、対象コマンドに対応する第1のコマンド(以下、「対応コマンド」という)が取得されているか否かを判断する。具体的には、第1のコマンドと第2のコマンドとの対応関係(すなわち、ある第2のコマンドがどの第1のコマンドに対応するのかという情報)が予め画像形成装置30に登録されており、制御部301は、当該対応関係に従って対応コマンドを特定し、対応コマンドが取得されているか否かを判断する。制御部301は、対象コマンドが取得される前の決められた時間内に、対応コマンドが取得されたか否かを判断する。対応コマンドが取得されていると判断された場合(SB4:YES)、制御部301は、処理をステップSB5に移行する。対応コマンドが未だ取得されていないと判断された場合(SB4:NO)、制御部301は、処理をステップSB7に移行する。
ステップSB5において、制御部301は、対応コマンドからハッシュ値を生成する。例えば、図9または図10に示した例で、対象コマンドがコマンドC605であるときには、制御部301は、コマンドC602からハッシュ値を生成する。別の例で、対象コマンドがコマンドC606であるときには、制御部301は、コマンドC603からハッシュ値を生成する。さらに別の例で、対象コマンドがコマンドC607であるときには、制御部301は、コマンドC604からハッシュ値を生成する。制御部301は、生成されたハッシュ値をRAMに記憶する。ステップSB6において、制御部301は、生成されたハッシュ値と対象コマンドに付加されたハッシュ値とが対応する(例えば、一致する)か否かを判断する。2つのハッシュ値が対応すると判断された場合(SB6:YES)、制御部301は、処理をステップSB7に移行する。2つのハッシュ値が対応しないと判断された場合(SB6:NO)、制御部301は、処理をステップSB8に移行する。
ステップSB7において、制御部301は、対象コマンドを実行する。ステップSB8において、制御部301は、対象コマンドを破棄する。
図9または図10に示した例で、コマンドC601からC604は第2のコマンドでないため(SB3:NO)、実行される。コマンドC605については、コマンドC602が書き換えられたコマンドであるため、コマンドC602から生成されたハッシュ値とコマンドC605に付加されたハッシュ値(コマンドC502から生成されたハッシュ値)とは対応しない(SB6:NO)。したがって、コマンドC605は破棄される。コマンドC606については、コマンドC603が書き換えられたコマンドでないため、コマンドC603から生成されたハッシュ値とコマンドC606に付加されたハッシュ値とは対応する(SB6:YES)。したがって、コマンドC606は実行される。コマンドC607については、コマンドC604が書き換えられたコマンドであるため、コマンドC604から生成されたハッシュ値とコマンドC607に付加されたハッシュ値(コマンドC504から生成されたハッシュ値)とは対応しない(SB6:NO)。したがって、コマンドC607は破棄される。
以上の処理により、PC10から画像形成装置30にジョブ制御コマンドが送信される過程でサーバ装置20が第1のコマンドを書き換えた場合に、当該第1のコマンドに対応する第2のコマンドが破棄され、第1のコマンド(第2のコマンドの対応コマンド)が実行される。したがって、サーバ装置20による書き換えが反映されていない第2のコマンドが実行され、画像形成装置30において誤動作が発生することが防止される。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち、2つ以上のものが組み合わされて用いられてもよい。
(1)変形例1
PC10は、第1のコマンドを送信せずに、第2のコマンドを送信してもよい。この場合、PC10は、ハッシュ値の付加されていない第2のコマンドを送信してもよい。
図12は、変形例1に係るジョブ制御コマンドを例示する図である。図12において、PC10は、ハッシュ値の付加されていない第2のコマンド(コマンドC701からC703)を送信している。変形例1においても、画像形成装置30は図11に示す処理を行ってもよい。この場合、制御部301は、図11のステップSB4において対応コマンドが取得されていないと判断し(SB4:NO)、対象コマンドを実行する。また、変形例1において、サーバ装置20は、PC10から第2のコマンドを取得すると、当該第2のコマンドに対応する第1のコマンドを生成し、第1のコマンドと第2のコマンドとを画像形成装置30に送信してもよい。この場合、制御部301は、第1のコマンドを実行する(ステップSB7)。また、この場合、第2のコマンドにハッシュ値自体が付加されていないため、制御部301は、図11のステップSB6においてハッシュ値が対応しないと判断し(SB6:NO)、第2のコマンドを破棄する。
(2)変形例2
画像処理システム1において、拡張文字コードに対応していない画像形成装置が用いられてもよい。拡張文字コードに対応していない画像形成装置は、第1のコマンドを実行し、第2のコマンドを破棄する。この場合においても、PC10は図7に示す処理を行ってもよい。
(3)変形例3
画像処理システム1において、サーバ装置20は設けられていなくてもよい。この場合においても、PC10は図7に示す処理を行い、且つ、画像形成装置30は図11に示す処理を行ってもよい。
(4)変形例4
画像処理システム1において、非拡張文字コードと拡張文字コードの両方に対応しているサーバ装置が用いられてもよい。非拡張文字コードと拡張文字コードの両方に対応しているサーバ装置は、第1のコマンドと、当該第1のコマンドに対応する第2のコマンドとを書き換えてもよい。この場合においても、PC10は図7に示す処理を行い、且つ、画像形成装置30は図11に示す処理を行ってもよい。
(5)変形例5
第1のコマンドから生成される文字列はハッシュ値に限らない。文字列は、第1のコマンドから導出される固有のデータであれば、いかなるデータであってもよい。例えば、第1のコマンドから導出されたバイナリデータが文字列として用いられてもよい。
(6)変形例6
非拡張文字コードおよび拡張文字コードは、実施形態に示した文字コードに限らない。例えば、非拡張文字コードとしてASCIIコードまたはGB2312コードが用いられてもよい。
(7)変形例7
第1のコマンドと第2のコマンドとが送信される順序は、実施形態に記載された順序に限らない。例えば、第2のコマンドは、第1のコマンドよりも前に送信されてもよい。この場合、図11のステップSB4において、制御部301は、予め定められた時間待機した後で、対象コマンドに対応する第1のコマンドが取得されているか否かを判断する。別の例で、第1のコマンドと第2のコマンドとは、交互に送信されてもよい。
(8)変形例8
PC10は、3つ以上の文字コードで記述された複数のジョブ制御コマンドを送信してもよい。例えば、PC10は、Shift JISで記述されたジョブ制御コマンドと、GB2312で記述されたジョブ制御コマンドと、Unicodeで記述されたジョブ制御コマンドとを送信してもよい。
(9)変形例9
ジョブ制御言語で記述される内容は、図8乃至図10に示した内容に限らない。例えば、プリントの部数または文書の作成日時などの付加情報がジョブ制御言語により記述されていてもよい。
(10)変形例10
サーバ装置20が書き換えるジョブ制御コマンドは、実施形態に記載したコマンドに限らない。サーバ装置20は、例えば、コマンドC503により指定されたユーザドメイン名を書き換えてもよい。サーバ装置20は、また、新たに第1のコマンドを生成し、画像形成装置30に送信してもよい。
(11)変形例11
描画コマンドおよびジョブ制御コマンドを送信する情報処理装置は、PC10に限らない。例えば、携帯電話機またはタブレット端末などの他の情報処理装置が描画コマンドおよびジョブ制御コマンドを送信してもよい。また、PC10からサーバ装置20を介して送信されたコマンドを処理する情報処理装置は、画像形成装置30に限らない。例えば、画像形成装置30に代えて、データの出力、データの保存、またはデータ形式の変換などの各種のサービスを提供する情報処理装置が用いられてもよい。
(12)変形例12
PC10は、ハッシュ値が付加された第2のコマンドと、ハッシュ値が付加されていない第2のコマンドとを送信してもよい。
図13は、変形例12に係るジョブ制御コマンドを例示する図である。図13において、PC10は、第1のコマンド(コマンドC801からC804)と、第2のコマンド(コマンドC805からC807)とを送信している。図13の例で、コマンドC805およびC806は、ハッシュ値が付加されていない第2のコマンドであり、コマンドC807は、ハッシュ値が付加された第2のコマンドである。なお、この例で、コマンドC804は、サーバ装置20により書き換えられていないコマンドである。変形例12において、画像形成装置30は、第1のコマンドと第2のコマンドとを取得した場合であって、第2のコマンドにハッシュ値が付加されていないとき、コマンドごとに予め定めておいた優先順位(例えば、画像形成装置30がジョブ制御コマンドを取得したタイミングで先優先または後優先など)に基づいて、第1のコマンドと第2のコマンドのいずれかを有効なコマンドとして実行してもよい。優先順位は、例えば、ユーザ名を示すジョブ制御コマンドについては時系列で先優先、ドメイン名を示すジョブ制御コマンドについては時系列で後優先、文書名を示すジョブ制御コマンドについては時系列で先優先と定義される。この例で、制御部301は、ユーザ名を示すジョブ制御コマンドについては優先順位に従って先優先と判断し、コマンドC802を有効なコマンドとして実行する。制御部301は、また、ドメイン名を示すジョブ制御コマンドについては優先順位に従って後優先と判断し、コマンドC806を有効なコマンドとして実行する。制御部301は、さらに、文書名を示すジョブ制御コマンドについてはハッシュ値が対応すると判断し(SB6:YES)、コマンドC807を実行する。
(13)その他の変形例
画像処理システム1において用いられる各装置のハードウェア構成は、図4乃至図6に示した構成に限らない。図7および図11に示した処理が実行されれば、各装置はどのようなハードウェア構成であってもよい。
実施形態において、PC10および画像形成装置30によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリ(フラッシュROMなど)などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
1…画像処理システム、10…PC、11…コマンド生成手段、12…第1生成手段、13…送信手段、101…制御部、102…記憶部、103…通信部、104…表示部、105…入力部、106…バス、20…サーバ装置、201…制御部、202…記憶部、203…通信部、204…バス、30…画像形成装置、31…取得手段、32…第2生成手段、33…判定手段、34…破棄手段、35…実行手段、301…制御部、302…記憶部、303…操作部、304…表示部、305…画像読取部、306…画像形成部、307…通信部、308…画像処理部、309…バス

Claims (10)

  1. 第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表され、前記第1の命令から生成された文字列が付加された第2の命令とを取得する取得手段と、
    前記第1の命令から文字列を生成する生成手段と、
    前記第2の命令に付加された文字列と前記生成手段により生成された文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄する破棄手段と
    を有し、
    前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す情報処理装置。
  2. 前記第2の命令に付加された文字列と前記生成手段により生成された文字列とが対応する場合、前記第2の命令を実行する実行手段
    を有する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得手段は、外部装置によって書き換えられた前記第1の命令と、前記外部装置によって書き換えられていない前記第2の命令とを取得する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 記文字列は、ハッシュ値である
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令とを生成する命令生成手段と、
    前記第1の命令から文字列を生成する生成手段と、
    前記第1の命令と、前記生成手段により生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信する送信手段と
    を有し、
    前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す情報処理装置。
  6. 1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令とを生成する命令生成手段と、
    前記第1の命令から文字列を生成する第1生成手段と、
    前記第1の命令と、前記第1生成手段により生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信する送信手段と
    を有する第1の情報処理装置と、
    前記送信手段により送信された前記第1の命令と、前記第2の命令とを取得する取得手段と、
    前記第1の命令から文字列を生成する第2生成手段と、
    前記第2の命令に付加された文字列と前記第2生成手段により生成された文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄する破棄手段と
    を有する第2の情報処理装置と
    を有し、
    前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す情報処理システム。
  7. コンピュータが、1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表され、前記第1の命令から生成された第1の文字列が付加された第2の命令とを取得するステップと、
    コンピュータが、前記第1の命令から第2の文字列を生成するステップと、
    コンピュータが、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄するステップと
    を有し、
    前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す情報処理方法。
  8. コンピュータが、1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令とを生成するステップと、
    コンピュータが、前記第1の命令から文字列を生成するステップと、
    コンピュータが、前記第1の命令と、生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信するステップと
    を有し、
    前記第1の命令と前記第2の命令とは互いに異なる意味内容を示す情報処理方法。
  9. ンピュータに、
    第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表され、前記第1の命令から生成された第1の文字列が付加された第2の命令であって、前記第1の命令とは異なる意味内容を示す第2の命令とを取得するステップと、
    前記第1の命令から第2の文字列を生成するステップと、
    前記第1の文字列と前記第2の文字列とが対応しない場合、前記第2の命令を破棄するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  10. ンピュータに、
    第1の命令と、前記第1の命令に対応し、前記第1の命令とは異なる文字コードで表された第2の命令であって、前記第1の命令とは異なる意味内容を示す第2の命令とを生成するステップと、
    前記第1の命令から文字列を生成するステップと、
    前記第1の命令と、生成された文字列が付加された前記第2の命令とを送信するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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