JP4687283B2 - 印刷制御装置、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷システム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、印刷制御装置側で入力され印刷装置において表示される文字や記号を、印刷制御装置側で入力された表示態様で表示することのできる印刷制御装置、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷システムに関するものである。
プリンタの印刷ジョブ管理機能などでは、プリンタに設けられた液晶表示器(以下単に「LCD」と称す)において印刷ジョブ名やユーザ名を表示することで、ユーザにジョブ管理をさせていた。この印刷ジョブ管理機能にて表示される印刷ジョブ名やユーザ名は、印刷データ送信元の装置、例えばパーソナルコンピュータ(以下単に「PC」と称す)などから印刷データとともに送出されたものである。
PCには、そのアプリケーションプログラムとプリンタとの間に介在して、両者間のデータの送受信を手助けするためのプログラムであるプリンタドライバが搭載されている。プリンタドライバには、印刷ジョブ名やユーザ名の登録機能が設けられており、PCに設けられたLCDなどの表示装置に表示される登録画面(ダイヤログボックス)から、操作者が印刷ジョブ名やユーザ名を入力することにより、これらを登録することができる。かかる登録においては、操作者は任意の情報(文字や記号)を入力して、印刷ジョブ名やユーザ名を設定することができる。
ここで、データ送信側のPCに設定されている文字のコード体系と、受信側のプリンタに設定されている文字のコード体系が異なる場合には、PC側から送出された印刷ジョブ名やユーザ名が、プリンタにおいて本来の状態で表示されない、いわゆる「文字化け」が発生する。例えば、PCではカタカナ文字のコード体系で入力が行われると、入力文字に対応するカタカナ文字の文字コードがプリンタに送信される。一方で、プリンタで設定されているコード体系が欧州特殊文字のコード体系であると、受信データは欧州特殊文字のコード体系で解読されるため、プリンタにおいて出力される文字(印刷ジョブ名やユーザ名を構成する文字)が文字化けしてしまうのである。
特開平5−210629号公報(特許文献1)には、ホストコンピュータが所有するメッセージをユーザの端末装置の表示装置に表示する場合に、メッセージをその端末装置に応じた言語に変換して表示する表示制御システムの技術が記載されている。この表示制御システムは、端末装置へのメッセージの出力に際して、端末装置に応じた言語を選択し、選択された言語でメッセージを表示するものである。ホストコンピュータには、表示装置に表示できる文字コード系(コード体系)を記憶する文字コード系記憶手段が設けられており、選択された言語を表示する文字コード系がこの文字コード記憶手段に記憶されている場合には、表示装置に表示するメッセージは、その文字コード系記憶手段に記憶される文字コード系に変換されて端末装置に出力される。一方、選択された言語を表示する文字コード系が文字コード記憶手段に記憶されていなければ、メッセージは、ホストコンピュータに記憶されている元のメッセージのまま(元の文字コード系で)端末装置に出力される。かかる構成により、ホストコンピュータから出力されて表示装置に表示されるメッセージが、文字化けすることを回避している。
特開平5−210629号公報
しかしながら、特開平5−210629号公報に開示される技術では、ホストコンピュータに記憶されている本来のメッセージ(端末装置に応じた言語に変換される前のメッセージ)が端末装置に出力された場合に発生する文字化けを回避することができないという問題点があった。ホストコンピュータから出力された元のメッセージの文字コード系が、端末装置側の表示装置にて表示できるとは限らないからである。
また、一般的には、端末装置は独立した装置であり、ホストコンピュータとは無関係に表示装置に表示する文字コード系を設定し得る。このため、例えば、複数の文字コード系が記憶されている場合には、操作者の使い勝手によって端末装置の文字コード系の設定が変更されることがある。かかる変更がなされると、ホストコンピュータが文字コード系記憶手段に記憶される文字コード系にて変換したメッセージは、端末装置の表示装置において文字化けした表示となってしまうという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、印刷装置において表示される文字や記号を、その文字や記号の送信元の印刷制御装置側で入力された表示態様で表示することのできる印刷制御装置、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷システムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の印刷制御装置は、印刷データの印刷を行う印刷部とその印刷部で印刷する印刷データに関する属性情報を表示する表示器とを有しその表示器に表示する文字や記号に対応して予め定めた文字コードを記憶する印刷装置に接続され、その印刷装置に印刷データと属性情報とを送信すると共にその印刷動作を制御するものであり、前記印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するよう前記印刷装置に要求するコード体系情報要求手段と、そのコード体系情報要求手段による要求に応答して前記印刷装置から送信されたコード体系の情報を受信するコード体系受信手段と、操作者により操作され、操作者所望の情報を入力するための操作入力手段と、文字や記号に対応して予め定められた文字コードをコード体系毎に記憶する文字コード記憶手段と、前記操作入力手段により属性情報を入力する場合に、前記文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、前記コード体系受信手段で受信したコード体系で入力を行う属性情報入力手段とを備え、前記属性情報入力手段は、前記操作入力手段により属性情報の入力操作が実行された場合に、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて、前記入力操作に対応した文字または記号を選定すると共に、その選定された文字または記号が、前記コード体系受信手段にて受信したコード体系に属しているか否かを判断する判断手段を備え、その判断手段により、前記基本のコード体系にて選定された文字または記号が前記コード体系受信手段によって受信したコード体系に属していると判断された場合には、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力するものである。
請求項2記載の印刷制御装置は、請求項1記載の印刷制御装置において、文字や記号を表示する表示装置と、その表示装置に前記属性情報入力手段により入力された属性情報を表示する属性情報表示手段とを備えている。
請求項3記載の印刷制御装置は、請求項2記載の印刷制御装置において、前記コード体系受信手段により受信したコード体系に属する文字または記号を前記表示装置に出力し、前記属性情報入力手段により属性情報として入力され得る文字または記号を表示する文字記号表示手段を備えている。
請求項4記載の印刷制御装置は、請求項3記載の印刷制御装置において、前記操作入力手段は、前記文字記号表示手段により前記表示装置に表示された文字または記号に対する選択動作により、その選択された文字または記号を入力する画面入力手段を備えており、その画面入力手段により属性情報の入力操作を実行し得るものである。
請求項5記載の印刷制御装置は、請求項2から4のいずれかに記載の印刷制御装置において、前記判断手段により、入力された文字または記号が受信したコード体系に属していないと判断された場合には、その入力された文字または記号は入力不能である旨の表示を前記表示装置により行う無効表示手段とを備えている。
請求項6記載の印刷制御装置は、請求項1から5のいずれかに記載の印刷制御装置において、前記判断手段により、その入力された文字または記号が受信したコード体系に属していないと判断された場合には、その文字または記号の入力を非実行として、入力される属性情報を制限する制限手段備えている。


請求項記載の印刷制御装置は、請求項1からのいずれかに記載の印刷制御装置において、前記コード体系受信手段により受信したコード体系の文字コードが前記文字コード記憶手段に記憶されていない場合に、前記コード体系受信手段にて受信したコード体系に対応した文字コードを送信するよう前記印刷装置に要求するコード要求手段と、そのコード要求手段の要求に応答して前記印刷装置から送信される文字コードを受信するコード受信手段と、そのコード受信手段により受信した各文字コードと、前記操作入力手段により入力可能な文字または記号とを、受信した各文字コードに対し予め定められている文字または記号との対応関係に基づいてマッチングさせるマッチング手段とを備えており、前記属性情報入力手段は、前記操作入力手段により属性情報を入力する場合に、そのマッチング手段により文字コードがマッチングされたコード体系で入力を実行する受信コード入力手段を備えている。
請求項記載の印刷制御装置は、請求項2から7のいずれかに記載の印刷制御装置において、前記表示装置に、前記文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、前記コード体系受信手段により受信したコード体系に属する文字または受信したコード体系の使用を指示する旨を表示して前記印刷装置のコード体系を通知するコード体系使用表示手段備えている。
請求項記載の印刷制御装置の制御プログラムは、印刷データの印刷を行う印刷部とその印刷部で印刷する印刷データに関する属性情報を表示する表示器とを有しその表示器に表示する文字や記号に対応して予め定めた文字コードを記憶する印刷装置に接続され、その印刷装置の印刷動作を制御すると共に操作者による操作により情報を入力するための操作入力手段を備えた印刷制御装置で実行されるものであり、前記印刷装置に印刷データと属性情報とを送信する送信ステップと、前記印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するよう前記印刷装置に要求するコード体系情報要求ステップと、そのコード体系情報要求ステップによる要求に応答して前記印刷装置から送信されたコード体系の情報を受信するコード体系受信ステップと、前記送信ステップで送信する属性情報の入力が前記操作入力手段により実行される場合に、前記コード体系受信ステップで受信したコード体系で入力を行う属性情報入力ステップとを備え、前記属性情報入力ステップは、前記操作入力手段により属性情報の入力操作が実行された場合に、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて、前記入力操作に対応した文字または記号を選定すると共に、その選定された文字または記号が、前記コード体系受信ステップにて受信したコード体系に属しているか否かを判断する判断ステップを備え、その判断ステップにより、前記基本のコード体系にて選定された文字または記号が前記コード体系受信ステップによって受信したコード体系に属していると判断された場合には、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力するものである。
請求項10記載の印刷システムは、印刷データの印刷を行う印刷部と、その印刷部で印刷する印刷データに関する属性情報を表示する表示器とを有し、その表示器に表示する文字や記号に対応して予め定めた文字コードを記憶する印刷装置と、その印刷装置に接続され、前記印刷装置に印刷データと属性情報とを送信すると共にその印刷動作を制御する印刷制御装置とを備えており、前記印刷制御装置は、前記印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するよう前記印刷装置に要求するコード体系情報要求手段と、そのコード体系情報要求手段による要求に応答して前記印刷装置から送信されたコード体系の情報を受信するコード体系受信手段と、操作者により操作され、操作者所望の情報を入力するための操作入力手段と、文字や記号に対応して予め定められた文字コードをコード体系毎に記憶する文字コード記憶手段と、前記操作入力手段により属性情報を入力する場合に、前記文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、前記コード体系受信手段で受信したコード体系で入力を行う属性情報入力手段とを備え、
前記属性情報入力手段は、前記操作入力手段により属性情報の入力操作が実行された場合に、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて、前記入力操作に対応した文字または記号を選定すると共に、その選定された文字または記号が、前記コード体系受信手段にて受信したコード体系に属しているか否かを判断する判断手段を備え、その判断手段により、前記基本のコード体系にて選定された文字または記号が前記コード体系受信手段によって受信したコード体系に属していると判断された場合には、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力するものである。
請求項1記載の印刷制御装置によれば、コード体系情報要求手段により、印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するように印刷装置に対して要求がなされる。この要求に応答して印刷装置から送信されたコード体系の情報は、コード体系受信手段にて受信される。操作者所望の情報は、操作入力手段によって入力されるが、その操作入力手段により属性情報が入力される場合、文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、コード体系受信手段で受信したコード体系での入力が、属性情報入力手段によって実行される。入力された属性情報は、印刷装置に送信され、印刷装置の表示器に表示される。
よって、印刷制御装置側で入力される文字のコード体系を、出力側となる印刷装置の文字のコード体系に整合させることができ、印刷制御装置側で入力された文字(または記号)が印刷装置側で異なる文字(記号)で表示されるという事態を回避できるという効果がある。一般に、印刷装置と印刷制御装置とは互いに独立した装置であり、それぞれは、個別に自機の各種設定がなされている。このため、印刷制御装置にて入力された文字のコード体系と、印刷装置が使用する文字のコード体系とに不整合が発生することがある。両装置のコード体系に不整合が生じると、印刷制御装置で入力された文字が、入力した文字とは異なる文字で印刷装置にて表示されてしまう(いわゆる文字化けの発生)。しかし、本装置では、文字(記号)入力のコード体系が印刷装置のコード体系(印刷装置の表示器での表示に際し用いられるコード体系)とは異なっていても、印刷装置へ送信する情報である属性情報については、印刷装置のコード体系で入力されるので、文字化けが発生することはない。
また、印刷制御装置側の文字(記号)入力のコード体系と印刷装置側のコード体系とを整合させる操作者の作業を不要とできるので、印刷制御装置および印刷装置の取り扱いを容易化し、操作者の負担を軽減できるという効果がある。更に、印刷制御装置および印刷装置において、例えば複数のコード体系が記憶されている場合には、操作者の使い勝手に応じて、入力文字のコード体系が変更されることがある。本装置では、かかる変更が生じても、属性情報を入力する場合に、再度、操作者がわざわざコード体系を変更する必要がないので、操作者の使い勝手を向上させることができるという効果がある。
また、属性情報が入力される場合、属性情報入力手段により、コード体系受信手段によって受信したコード体系で入力が行われるが、操作入力手段により属性情報の入力操作が実行されると、まず、判断手段により、その入力操作に対応した文字または記号が、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて選定されると共に、その選定された文字または記号がコード体系受信手段にて受信したコード体系に属しているか否かが判断される。そして、選定された文字または記号が受信したコード体系に属していると判断された場合には、その選定された文字または記号が、受信したコード体系で(受信したコード体系の対応する文字コードで)入力される。よって、基本のコード体系で入力される文字(記号)、即ち、操作者が入力を意図した文字(記号)を、印刷装置のコード体系で入力することができるという効果がある。
一般に、入力操作とコード体系の各文字コードとは対応づけられており、操作入力手段で入力操作が実行されると、その入力操作に対応した文字または記号が、入力のコード体系にて選定され、その選定された文字または記号の入力となる。つまり、単純にコード体系受信手段にて受信したコード体系で属性情報の入力を行うと、操作入力手段の入力操作に対応する文字または記号が、受信したコード体系から選定して入力されることとなる。ところが、操作者は、属性情報の入力に際しコード体系が変更されても、通常の入力と同じ感覚で入力操作を行いがちである。言い換えれば、属性情報の入力操作を行った場合に、操作者が入力を所望した文字(記号)は、その入力操作に対応して基本のコード体系で入力される文字であることが多い。このため、属性情報を入力する場合に、操作入力手段の入力操作に応じた文字(記号)を受信したコード体系によって単純に入力してしまうと、操作者が意図(所望)した文字(記号)とは異なるものが入力されてしまいかねない。コード体系が違えば、操作者が同じ入力操作を行っても入力される文字は異なることがあるからである。
そこで、本装置では、操作入力手段により属性情報の入力操作が実行されると、その入力操作に対応した文字または記号を基本のコード体系にて選定し、その選定された文字または記号がコード体系受信手段にて受信したコード体系に属していると判断されると、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力する。これにより、基本のコード体系で入力される文字(記号)、即ち、操作者が入力を意図した文字(記号)を、印刷装置のコード体系で入力することができるのである。
請求項2記載の印刷制御装置によれば、請求項1記載の印刷制御装置の奏する効果に加え、属性情報入力手段により入力された属性情報は、属性情報表示手段によって表示装置に表示されるので、操作者に自己が入力した属性情報を目視にて確認させることができるという効果がある。これによれば、操作者は、通常の入力動作おけるコード体系とは異なるコード体系で属性情報が入力されても、属性情報の入力において実際に入力された文字(記号)を把握することができるので、印刷装置の表示器に表示された属性情報が自己が入力したものであることを容易に把握することができるという効果がある。言い換えれば、印刷装置にて印刷が実行される印刷データが、自己に帰属するものであるかを的確に判断することができる。
請求項3記載の印刷制御装置によれば、請求項2記載の印刷制御装置の奏する効果に加え、コード体系受信手段により受信したコード体系に属する文字または記号を表示装置に出力し、属性情報入力手段により属性情報として入力され得る文字または記号を表示する文字記号表示手段を備えているので、操作者は、属性情報として入力される文字または記号を端的に把握することができるという効果がある。属性情報入力手段にて属性情報が入力される場合に通常の入力とはコード体系が異なっていても、操作者は、通常の入力と同じ感覚で入力操作を行いがちである。その結果、操作者が入力したつもりの文字(記号)が入力されない、或いは、入力を意図しない文字(記号)が入力されてしまうといった不具合が発生し、操作者に不快感を与えかねない。本装置では、文字記号表示手段によって、コード体系受信手段により受信したコード体系(即ち印刷装置のコード体系)に属する文字または記号を表示装置に表示することにより、属性情報として入力できる文字または記号を操作者に通知することができるので、上記した不具合の原因を操作者に理解させると共に、入力できる文字または記号を操作者に把握させ、操作者に円滑に入力操作を行わせることができるという効果がある。
請求項4記載の印刷制御装置によれば、請求項3記載の印刷制御装置の奏する効果に加え、文字記号表示手段により表示装置に表示された文字または記号に対する選択動作により、その選択された文字または記号を入力する画面入力手段を備えているので、その画面入力手段により属性情報の入力操作を実行することができる。このため、操作者は、属性情報として入力できる文字または記号を直接的に選択して入力することができるので、属性情報として入力できる文字または記号の範囲内で、的確に、属性情報を入力することができるという効果がある。つまり、属性情報の入力は、入力できる文字(記号)の範囲内に限定されるので、入力不能な文字(記号)や操作者の意図しない文字(記号)の入力を除外でき、操作者に快適な入力環境を提供することができるという効果がある。
請求項5記載の印刷制御装置によれば、請求項2から4のいずれかに記載の印刷制御装置の奏する効果に加え、操作入力手段により属性情報の入力操作が実行されると、判断手段により、その入力操作に対応した文字または記号が、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて選定されると共に、その選定された文字または記号がコード体系受信手段にて受信したコード体系に属しているか否かが判断される。そして、選定された文字または記号が、受信したコード体系に属していないと判断された場合には、無効表示手段により、その入力された文字または記号は入力不能である旨の表示が表示装置に表示される。よって、その入力操作によって操作者が入力を行おうとした文字については入力不能であることを、操作者に通知することができるという効果がある。
操作者は、属性情報の入力に際しコード体系が変更されても、通常の入力と同じ感覚で入力操作を行いがちである。言い換えれば、属性情報の入力操作を行った場合に、操作者が入力を所望した文字(記号)は、その入力操作に対応して基本のコード体系で入力される文字であることが多い。本装置では、予め設定された基本のコード体系にて入力された文字または記号を選定し、その選定された文字(記号)が受信したコード体系にない場合には入力不能である旨の表示を行うので、操作者が入力を行おうとした文字が入力不能であることを操作者に示すことができる。
請求項6記載の印刷制御装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の印刷制御装置の奏する効果に加え、操作入力手段により属性情報の入力操作が実行されると、判断手段により、その入力操作に対応した文字または記号が、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて選定されると共に、その選定された文字または記号がコード体系受信手段にて受信したコード体系に属しているか否かが判断される。そして、選定された文字または記号が受信したコード体系に属していないと判断された場合には、制限手段により、その文字または記号の入力は非実行とされ、入力される属性情報が制限される。よって、操作者の意図しない文字(記号)の入力を回避することができるという効果がある。つまり、操作者は、属性情報の入力に際しコード体系が変更されても、通常の入力と同じ感覚で入力操作を行いがちである。言い換えれば、属性情報の入力操作を行った場合に、操作者が入力を所望した文字(記号)は、その入力操作に対応して基本のコード体系で入力される文字であることが多い。このため、属性情報を入力する場合に、操作入力手段の入力操作に対応した文字(記号)を受信したコード体系によって単純に入力すると、操作者の意図(所望)した文字(記号)とは異なるものが入力されてしまいかねない。コード体系が違えば、操作者が同じ入力操作を行っても入力される文字は異なることがあるからである。自己が意図した文字(記号)とは異なる文字(記号)が入力された場合には、操作者は、わざわざその入力を取り消す操作をせねばならず手間である。また、その入力誤りに気付かなければ、印刷装置の表示器には、操作者が認識できない意味のない属性情報が表示されてしまう。
しかし、本装置では、予め設定された基本のコード体系にて入力された文字または記号を選定し、その選定された文字(記号)が受信したコード体系にない場合には入力を無効とするので、操作者の意図しない文字(記号)の入力を回避することができ、上記したような入力取り消しの操作や、操作者に認識不能な属性情報が印刷装置において表示されるといった事態が発生することがない。
また、請求項2に従属する印刷制御装置によれば、属性情報入力手段により入力された属性情報を表示装置に表示する属性情報表示手段を備え、属性情報入力手段によって、入力された属性情報を表示するように構成されている。これによれば、入力が無効になった属性情報は、表示装置には表示されないので、操作者は、入力操作を行ったものの、その入力が受け付けられなかったことを容易に理解できる。
請求項記載の印刷制御装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の印刷制御装置の奏する効果に加え、コード体系受信手段により受信したコード体系の文字コードが、文字コード記憶手段に記憶されていない場合には、コード体系受信手段にて受信したコード体系に対応した文字コードの送信が、コード要求手段により印刷装置に要求される。そのコード要求手段の要求に応答して印刷装置から送信された文字コードは、コード受信手段により受信される。そして、そのコード受信手段により受信した各文字コードと、操作入力手段により入力可能な文字または記号とは、受信した各文字コードに対し予め定められている文字または記号との対応関係に基づいてマッチング手段によりマッチングされる。属性情報入力手段により属性情報が入力される場合、受信コード入力手段によって、そのマッチング手段によりマッチングされたコード体系で入力される。
よって、文字コード記憶手段に、印刷装置のコード体系が記憶されていない場合であっても、印刷装置のコード体系で属性情報を入力することができるという効果がある。一般に、印刷制御装置と印刷装置とは互いに独立した装置であり、印刷制御装置に対して組み合わされる印刷装置は未知であることが多い。このため、印刷装置のコード体系での入力を実行しようとすれば、印刷制御装置に各種のコード体系に対応することが要求される。ところが、各種のコード体系を全て記憶するには、メモリ容量が増大し望ましくない。本装置では、印刷装置から文字コードを取得することができるので、(例えば印刷制御装置に記憶されるコード体系が単一であっても)様々な印刷装置に対応するべく各種の文字コード体系を文字コード記憶手段に記憶させておかなくとも、各種の印刷装置のコード体系に対応することができる。その結果、文字コード記憶手段の記憶容量を抑制し、安価に本装置を製造できるという効果がある。
請求項記載の印刷制御装置によれば、請求項2から7のいずれかに記載の印刷制御装置の奏する効果に加え、表示装置には、文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、コード体系受信手段により受信したコード体系に属する文字または受信したコード体系の使用を指示する旨がコード体系使用表示手段によって表示され、印刷装置のコード体系が通知される。よって、操作者に、コード体系受信手段により受信したコード体系、即ち、印刷装置のコード体系での属性情報の入力を喚起させることができるという効果がある。これによれば、操作者に、印刷装置のコード体系で属性情報の入力を行わせることができ、印刷制御装置側で入力される文字のコード体系を、出力側となる印刷装置の文字のコード体系に整合させることができる。その結果、印刷制御装置側で入力された文字(または記号)が印刷装置側で異なる文字(記号)で表示されるという事態を回避できるという効果がある。一般に、印刷装置と印刷制御装置とは互いに独立した装置であり、それぞれは、個別に自機の各種設定がなされている。従って、印刷制御装置にて入力された文字のコード体系と、印刷装置が使用する文字のコード体系とに不整合が発生することがある。両装置のコード体系に不整合が生じると、印刷制御装置で入力された文字が、入力した文字とは異なる文字で印刷装置にて表示されてしまう(いわゆる文字化けの発生)。しかし、本装置では、文字(記号)入力のコード体系が印刷装置の表示器での表示に用いられるコード体系とは異なっていても、印刷装置へ送信する情報である属性情報については、印刷装置のコード体系での入力を誘導することができるので、文字化けを抑制することができる。
請求項記載の印刷制御装置の制御プログラムによれば、印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するようコード体系情報要求ステップにより印刷装置に要求され、そのコード体系情報要求ステップによる要求に応答して印刷装置から送信されたコード体系の情報は、コード体系受信ステップにより受信される。操作入力手段により属性情報の入力が実行される場合には、属性情報入力ステップにより、コード体系受信ステップで受信したコード体系で入力が行われ、入力された属性情報は、送信ステップにより印刷装置に送信される。
よって、印刷制御装置側で入力される文字のコード体系を、出力側となる印刷装置の文字のコード体系に整合させることができ、印刷制御装置側で入力された文字(または記号)が印刷装置側で異なる文字(記号)で表示されるという事態を回避できるという効果がある。また、印刷制御装置側の文字(記号)入力のコード体系と印刷装置側のコード体系とを整合させる操作者の作業を不要とできるので、印刷制御装置及び印刷装置の取り扱いを容易化し、操作者の負担を軽減できるという効果がある。更に、印刷制御装置及び印刷装置において、例えば複数のコード体系が記憶されている場合、操作者の使い勝手に応じて、入力文字のコード体系が変更されることがある。本プログラムでは、かかる変更が生じても、属性情報を入力する場合に、再度、操作者がわざわざコード体系を変更する必要がないので、操作者の使い勝手を向上させることができるという効果がある。
また、判断ステップにより、基本のコード体系にて選定された文字または記号がコード体系受信ステップによって受信したコード体系に属していると判断された場合には、属性情報入力ステップにより、その選定された文字または記号が受信したコード体系で入力される。よって、基本のコード体系で入力される文字(記号)、即ち、操作者が入力を意図した文字(記号)を、印刷装置のコード体系で入力することができるという効果がある。
一般に、入力操作とコード体系の各文字コードとは対応づけられており、操作入力手段で入力操作が実行されると、その入力操作に対応した文字または記号が、入力のコード体系にて選定され、その選定された文字または記号の入力となる。つまり、単純に、コード体系受信ステップにて受信したコード体系で属性情報の入力が行われると、操作入力手段の入力操作に対応する文字または記号が、受信したコード体系から選定して入力されることとなる。ところが、操作者は、操作者は、属性情報の入力に際しコード体系が変更されても、通常の入力と同じ感覚で入力操作を行いがちである。言い換えれば、属性情報の入力操作を行った場合に、操作者が入力を所望した文字(記号)は、その入力操作に対応して基本のコード体系で入力される文字であることが多い。このため、属性情報を入力する場合に、操作入力手段の入力操作に応じた文字(記号)を受信したコード体系によって単純に入力してしまうと、操作者が意図(所望)した文字(記号)とは異なるものが入力されてしまいかねない。コード体系が違えば、操作者が同じ入力操作を行っても入力される文字は異なることがあるからである。
そこで、本プログラムでは、操作入力手段により属性情報の入力操作が実行された場合に、その入力操作に対応した文字または記号を基本のコード体系にて選定し、その選定された文字または記号がコード体系受信ステップが受信したコード体系に属していると判断されると、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力するようになっている。これにより、基本のコード体系で入力される文字(記号)、即ち、操作者が入力を意図した文字(記号)を、印刷装置のコード体系で入力することができるのである。
請求項10記載の印刷システムによれば、印刷制御装置のコード体系情報要求手段により、印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するように印刷装置に対して要求がなされる。この要求に応答して印刷装置から送信されたコード体系の情報は、印刷制御装置のコード体系受信手段にて受信される。印刷制御装置の操作者所望の情報は、印刷制御装置の操作入力手段によって入力されるが、その操作入力手段により属性情報が入力される場合は、文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、コード体系受信手段で受信したコード体系での入力が、属性情報入力手段によって実行される。入力された属性情報は、印刷装置に送信され、印刷装置の表示器に表示される。
よって、印刷制御装置側で入力される文字のコード体系を、出力側となる印刷装置の文字のコード体系に整合させることができ、印刷制御装置側で入力された文字(または記号)が印刷装置側で異なる文字(記号)で表示されるという事態を回避できるという効果がある。一般に、印刷装置と印刷制御装置とは互いに独立した装置であり、それぞれは、個別に自機の各種設定がなされている。このため、印刷制御装置にて入力された文字のコード体系と、印刷装置のコード体系(印刷装置の表示器での表示に際し使用されるコード体系)とに不整合が発生することがある。両装置のコード体系に不整合が生じると、印刷制御装置で入力された文字が、入力した文字とは異なる文字で印刷装置にて表示されてしまう(いわゆる文字化けの発生)。しかし、本システムでは、印刷制御装置の文字(記号)入力のコード体系が印刷装置の表示器での表示に用いられるコード体系とは異なっていても、印刷装置へ送信する情報である属性情報については、印刷装置のコード体系で入力されるので、文字化けが発生することはない。
また、印刷制御装置側の文字(記号)入力のコード体系と印刷装置側のコード体系とを整合させる操作者の作業を不要とできるので、印刷制御装置および印刷装置の取り扱いを容易化し、操作者の負担を軽減できるという効果がある。更に、印刷制御装置および印刷装置において、例えば複数のコード体系が記憶されている場合、操作者の使い勝手に応じて、入力文字のコード体系が変更されることがある。本システムでは、かかる変更が生じても、属性情報を入力する場合に、再度、印刷制御装置の操作者がわざわざコード体系を変更する必要がないので、操作者の使い勝手を向上させることができるという効果がある。
また、印刷制御装置において、属性情報入力手段にて属性情報が入力される場合、基本のコード体系にて選定された文字または記号が、コード体系受信手段によって受信したコード体系に属していると判断手段により判断されると、その選定された文字または記号が、受信したコード体系で入力される。よって、基本のコード体系で入力される文字(記号)、即ち、印刷制御装置の操作者が入力を意図した文字(記号)を、印刷装置のコード体系で入力することができるという効果がある。
一般に、入力操作とコード体系の各文字コードとは対応づけられており、操作入力手段で入力操作が実行されると、その入力操作に対応した文字または記号が、入力のコード体系にて選定され、その選定された文字または記号の入力となる。つまり、単純に、コード体系受信手段にて受信したコード体系で属性情報の入力を行う場合、操作入力手段の入力操作に対応する文字または記号が、受信したコード体系から選定して入力されることとなる。ところが、印刷制御装置の操作者は、属性情報の入力に際しコード体系が変更されても、通常の入力と同じ感覚で入力操作を行いがちである。言い換えれば、属性情報の入力操作を行った場合に、その操作者が入力を所望した文字(記号)は、その入力操作に対応して基本のコード体系で入力される文字であることが多い。このため、属性情報を入力する場合に、操作入力手段の入力操作に応じた文字(記号)を受信したコード体系によって単純に入力してしまうと、印刷制御装置の操作者が意図(所望)した文字(記号)とは異なるものが入力されてしまいかねない。コード体系が違えば、印刷制御装置の操作者が同じ入力操作を行っても入力される文字は異なることがあるからである。
そこで、本システムでは、操作入力手段により属性情報の入力操作が実行されると、その入力操作に対応した文字または記号を基本のコード体系にて選定し、その選定された文字または記号がコード体系受信手段にて受信したコード体系に属していると判断されると、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力する。これにより、基本のコード体系で入力される文字(記号)、即ち、印刷制御装置の操作者が入力を意図した文字(記号)を、印刷装置のコード体系で入力することができるのである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の1実施形態である印刷システム100の電気的な構成を示したブロック図である。本印刷システム100は、本発明の印刷制御装置の1実施形態であるパーソナルコンピュータ(以下単に「PC」と略す)10と、ケーブル1を介してPC10に接続されたプリンタ20とを備えている。印刷システム100は、PC10からプリンタ20に入力されるジョブ名やユーザ名などの情報を、文字化けさせることなくプリンタ20の表示パネル25に表示させる印刷システムであり、PC10では、かかるジョブ名やユーザ名などの情報がプリンタのコード体系で入力されるように構成されている。
PC10は、CPU(Central Processing unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ハードディスクドライブ(以下「HDD」と称す)14と、キーボード15と、液晶ディスプレイ(以下「LCD」と称す)で構成される表示装置16と、インターフェイス(以下「I/F」と称す)17とを有している。
キーボード15は、押下可能に形成された複数の入力キーと、入力モードを設定するためのモードキーなどを備えた入力装置であり、カナ文字とアルファベット文字との両者を入力可能に構成されている。入力キーのキートップには、入力キーに対応する文字(記号)が表記されており、入力キーの押下により、そのキートップに表記された文字(記号)が入力される。入力キーが押下されると、その押下位置と入力モードとに対応した文字コード(信号)が生成され、CPU11に入力される。同じ入力キーの押下であっても入力モードが異なれば、異なる文字コードが生成される。例えば、入力モードがカナ文字入力であれば、入力キーに応じたカナ文字を指定する文字コードが生成され、入力モードが英字入力であれば、入力キーに応じた英字(アルファベット)を指定する文字コードが生成される。同様に、同じ入力キーの操作であっても、入力モードが半角入力のモードであれば半角文字の文字コードが生成され、全角入力の入力モードであれば全角文字の文字コードが生成される。
通常の情報入力においては、PC10のオペレーティングシステム(以下単に「OS」と略す)で設定されたコード体系(基本のコード体系)の文字コードテーブル14d(HDD14参照)に従って、生成された文字コードに対応する文字が選定され、その選定された文字が表示装置16に表示される(入力の実行)。尚、PC10では、OSで設定されるコード体系を、操作者による所定の操作により、HDD14に記憶されるコード体系の中から任意に設定、変更できるように構成されている。
CPU11は、演算装置であり、ROM12やRAM13に記憶されるプログラムを実行するものである。ROM12は、ブートプログラムなどの基本プログラムを記憶する読み出し専用なメモリである。
RAM13は、書換可能なメモリであり、使用テーブルメモリ13aを備えている。使用テーブルメモリ13aは、ユーザ情報の入力に使用する1の文字コードテーブル14dを記憶するためのメモリである。ユーザ情報を入力する場合に、基本的にはプリンタ20から取得したコード体系情報が示す文字コードテーブル14dが、HDD14に記憶される文字コードテーブル14dの内から選択され、この使用テーブルメモリ13aに記憶される。
ユーザ情報は、プリンタ20へ送信され、プリンタ20において表示される情報であるので、プリンタ20のコード体系(プリンタ20にて使用状態にあるコード体系)と同じコード体系で入力されることが望ましい。プリンタ20のコード体系と、PC10の入力のコード体系とが異なると、PC10において入力された文字が、プリンタ20において異なる文字で出力される、いわゆる文字化けが発生するからである。本実施形態では、プリンタ20から取得したコード体系情報によって文字コードテーブル14dを選択し、その選択された文字コードテーブル14d(コード体系)でユーザ情報の入力を実行することができるので、ユーザ情報の文字化けを回避することができる。
具体的には、ユーザ情報の入力においては、キーボード15の入力キーの押下により文字コードが生成されると、その文字コードに対応する文字(記号)が、PC10のOSで設定されたコード体系(基本のコード体系)の文字コードテーブル14dに従って選定された後、その選定された文字の文字コードが、再度、使用テーブルメモリ13aから取得され、プリンタ20へ送信するユーザ情報が形成されると共に、その取得された文字コードに対応する文字が表示装置16に表示される(プリンタ20のコード体系での文字入力の実行)。
尚、プリンタ20から取得したコード体系情報が示すコード体系がPC10のOSのコード体系と同じ場合、または、プリンタ20のコード体系が不明である場合には、使用テーブルメモリ13aには、OSで設定されたコード体系の文字コードテーブル14dが書き込まれ、そのOSで設定されたコード体系の文字コードテーブル14dを用いて、ユーザ情報の入力は実行される。
また、この使用テーブルメモリ13aを、複数の文字コードテーブル14dを記憶する構成とすると共に、記憶される各文字コードテーブル14dのそれぞれに対応したフラグをRAM13に設け、そのフラグのオンにより使用する1の文字コードテーブル(即ち入力のコード体系)を示すようにしても良い。更には、使用テーブルメモリ13aを、文字コードテーブル14dそのものを記憶するのではなく、使用する1の文字コードテーブル14d(即ち入力のコード体系)を示すコード体系の情報を記憶する構成としても良い。
HDD14は、PC10で実行されるオペレーティングシステムや、各種のアプリケーションプログラムを記憶する書換可能なメモリである。図7および図8のフローチャートに示すプリンタドライバ14aのプログラムも、このHDD14に記憶されている。プリンタドライバ14aは、PC10に接続されるプリンタ20のドライバプログラムであって、PC10のアプリケーションプログラムとプリンタ20との間に介在して、両者間のデータ送受信を手助けするためのものである。このプリンタドライバ14aは、プリンタ毎に設けられるものであり、対応する(制御対象の)プリンタ20の設定を行う機能を備えている。操作者はこのプリンタドライバ14aを起動することにより、印刷データの出力時にその出力先のプリンタ20に表示させる所望のユーザ名やジョブ名を入力することができる。
ユーザ情報メモリ14bは、操作者によって任意に設定されるユーザ情報を記憶するためのメモリである。このユーザ情報メモリ14bには、プリンタドライバ14aから入力されたユーザ名とジョブ名とが、ユーザ情報としてプリンタ毎に記憶されている。かかるユーザ名、ジョブ名は、プリンタ20の使用者を特定するための情報である。PC10からプリンタ20へ印刷データを送信する場合には、このユーザ情報メモリ14bに記憶されるユーザ名、ジョブ名が印刷データに付加され、印刷データと共にプリンタ20へ送出される(図4参照)。プリンタ20では、受信したユーザ名、ジョブ名を表示パネル25に表示して、印刷中の印刷データの帰属を使用者に通知する。これにより使用者は、いずれの印刷データが出力されているかの確認(いわゆるジョブ管理)を行うことができる。
文字コード情報格納テーブル14cは、プリンタ毎に、そのプリンタから取得したコード体系情報を、ポート名に対応づけて記憶するメモリである。この文字コード情報格納テーブル14cを図2を参照して説明する。図2は、文字コード情報格納テーブル14cの構成を模式的に示した図である。文字コード情報格納テーブル14cは、プリンタ20の接続されるポートを示すポート名と、プリンタ20で設定されているコード体系を示すコード体系情報とを、プリンタ毎にそれぞれ記憶したテーブルである。本実施形態では、1のプリンタ20(プリンタ名「Printer1」)が1のパラレルポート(ポート名「LPT1」)に接続され、図示を省略しているが別のプリンタ20(プリンタ名「Printer2」)がUSBポート(ポート名「USB」)に接続されており、文字コード情報格納テーブル14cには、2台のプリンタ20のユーザ情報が各プリンタ毎にそれぞれ記憶されている。
プリンタドライバ14aは、PC10におけるプリンタ20の設定に際して、プリンタ20のコード体系の情報(コード体系情報)を要求するコード体系情報取得コマンドを、対応するプリンタ20に対して送信するように設計されている。このコード体系情報取得コマンドに応答してプリンタ20から送信されたコード体系情報は、プリンタ名に対応つけてこの文字コード情報格納テーブル14cに記憶される。本実施形態においては、1のプリンタ20から取得されたコード体系情報「JISX0201」がそのプリンタ20(プリンタ名「Printer1」)に対応して記憶され、他の1のプリンタ20から取得されたコード体系情報「HPROMAN8」がそのプリンタ20(プリンタ名「Printer2」)に対応して記憶されている。
図1に戻って説明する。文字コードテーブル14dは、文字コードに対応する文字(記号)を示すためのテーブルであり、文字(記号)の入力に際して参照され、押下された入力キーに対応する文字(記号)を選定するためのものである。この文字コードテーブル14dはコード体系毎に異なる内容で形成されるものであり、本実施形態では、PC10にて複数のコード体系で入力を行うことができるように、複数の文字コードテーブル14dがHDD14に記憶されている。この文字コードテーブル14dを図3を参照して説明する。図3は、文字コードテーブル14dを模式的に示した図である。
上記したように、キーボード15の各キーが押下されると文字コードが発生する。文字コードテーブル14dは、この文字コードによって文字(記号)を指定することができるように、文字コードに対応して、文字(記号)が記憶されている。図3(a)は、「JISX0201」のコード体系の文字コードテーブル14dを示した図である。「JISX0201」は、アルファベット文字とカナ文字との両者の入力を可能とする1バイトのカタカナ文字のコード体系である。その文字コードテーブル14dには、大文字の「A」〜「Z」及び小文字の「a」〜「z」に加え、「ア」〜「ン」の50音が属しており、各文字には、それぞれ固有の文字コード(A0h〜FFhの範囲の固有の値)が対応づけられている。
図3(b)は、「HPROMAN8」のコード体系の文字コードテーブル14dを示した図である。「HPROMAN8」は、アルファベット文字を入力する1バイトのコード体系であり、その文字コードテーブル14dには、大文字の「A」〜「Z」及び小文字の「a」〜「z」が属しており、各アルファベットにはそれぞれ固有の文字コード(A0h〜FFhの範囲の固有の値)が対応づけられている。しかし、図3(b)に示したように、「HPROMAN8」の文字コードテーブル14dは、カナ文字「ア」〜「ン」を備えていない。従って、この「HPROMAN8」のコード体系で入力が行われる場合には、カナ文字は表示不能となる。
尚、図3には、文字コードに対応する文字(記号)の画像を示したが、実際には、文字コードテーブル14dには、対応する文字の画像データが格納されたメモリ(図示を省略)のアドレスが、文字コードに対応して記憶されている。
図3には、一例として、HDD14に記憶される文字コードテーブル14dを示したが、HDD14には、上記の「JISX0201」や「HPROMAN8」のコード体系以外にも、「Unicode」や「JISX0208」などのコード体系に対応した複数の文字コードテーブル14dが記憶されている。
このように、文字とその文字を示す文字コードとの対応関係は、一様ではなく、コード体系毎に異なる。ところが、プリンタ20にて出力するデータを、PC10からドットデータではなく文字コードで送信する場合に、PC10における入力のコード体系と、出力側であるプリンタ20のコード体系が異なると、文字コードに対応する文字が違うため文字化けが生じてしまう。しかし、本実施形態においては、プリンタ20へ送信するユーザ情報(ユーザ名、ジョブ名)は、プリンタ20のコード体系で入力されるので、文字化けを回避できるのである。
図1に戻って説明する。表示装置16は、文字や図形、アイコンなどを表示する表示装置である。I/F17は、ケーブル1を介して接続されたプリンタ20とデータ等の送受信を行うためのインターフェイスである。
プリンタ20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、操作キー24と、表示パネル25と、印字I/F26と、印刷装置27と、I/F28とを有している。CPU21は、演算装置であり、ROM22に記憶されるプログラムを実行するものである。ROM22は、CPU21にて実行される制御プログラムや固定値などを記憶した書換不能なメモリである。尚、プリンタ20には、図示を省略しているが、書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリが設けられており、複数の文字コードテーブルが記憶されている。この文字コードテーブルは、PC10に設けられた文字コードテーブル14dと同様のテーブルであり、PC10から受信した印刷データやユーザ名、ジョブ名の文字コードから出力する文字を選定する際に使用される。フラッシュメモリは不揮発性のメモリであるので、このメモリに記憶されたデータは、プリンタ20の電源がオフされても保持される。
RAM23は、書換可能なメモリであり、出力テーブルメモリ23aを備えている。出力テーブルメモリ23aは、印字装置27への印刷データの出力および表示パネル25へのユーザ名、ジョブ名の出力に際して、使用される文字コードテーブルを記憶するメモリである。プリンタ20においても、上記したように複数の文字コードテーブルがフラッシュメモリに記憶されているが、データ出力に際しては、1のテーブルが使用されることとされており、その使用される文字コードテーブル(使用されるコード体系)は、電源投入時に、この出力テーブルメモリ23aに書き込まれて記憶される。いずれの文字コードテーブルをこの出力テーブルメモリ23aに記憶するかは、出荷時の初期設定により予め定められおり、その文字コードテーブルを指定する指定情報は、上記したフラッシュメモリに記憶されている。尚、操作キー24の所定の操作によって、出力テーブルメモリ23aに記憶される文字コードテーブルは変更することができるようになっており、変更操作が実行されると変更後の文字コードテーブルが出力テーブルメモリ23aに書き込まれ、出力テーブルメモリ23aの内容が更新される。また、フラッシュメモリの指定情報が、変更後の文字コードテーブルを指定する指定情報に更新される。
CPU21は、PC10からのコード体系情報取得コマンドを受信すると、この出力テーブルメモリ23aに記憶される文字コードテーブルのコード体系(使用状態にあるコード体系、プリンタ20のコード体系)を示すコード体系情報をPC10へ送信する。このため、実際に使用状態にあるコード体系がPC10へ通知される。
操作キー24は、本プリンタ20を操作するための入力装置である。ここで、図6を参照して、操作キー24を具体的に説明する。図6は、プリンタ20の筐体外面の一部に設けられた操作領域を示した図である。操作キー24および表示パネル25は、この操作領域に形成されており、操作キー24として、実行中の印刷を中止するためのキャンセルキー24a、設定変更の指示と入力情報の決定とを行うための設定キー24b、設定キー24bの押下によって表示パネルに表示される各種情報を選択するための選択キー24cが設けられている。操作者は、この操作キー24の入力操作によってプリンタ20に対する各種設定を行うことができる。例えば、プリンタのコード体系(使用状態にあるコード体系)を変更する場合には、設定キー24bの押下によって表示パネル25に設定可能な項目を表示させ、選択キー24cを使用してコード体系の変更と変更後のコード体系とを選択し、再度、設定キー24bを押下するという手順によって、選択されたコード体系がプリンタ20内部で認識される(コード体系の変更)。
表示パネル25は、文字や図形、アイコンなどを表示する表示装置である。印刷データの印刷が実行される場合には、その印刷データと共にPC10から送信されたユーザ名、ジョブ名が表示パネル25に表示される。図1に示す印刷装置27は、用紙への印刷と、印刷された用紙を搬送するためのものである。I/F28は、ケーブル1に接続されたPC10とデータ等の送受信を行うためのインターフェイスである。
このように構成された印刷システム100において、PC10は、印刷を実行する場合、プリンタドライバ14aを起動して、印刷に関する一群のデータ(印刷ジョブ)をプリンタ20に送信する。図4は、PC10からプリンタ20へ送信される印刷ジョブの構成を模式的に示した図である。図4に示すように、印刷ジョブは、印刷するデータである印刷データと、その印刷データの送信元を示すために印刷データの先頭側に付加されるユーザ名、ジョブ名と、更に、ユーザ名、ジョブ名の先頭側に付加されるプリンタ設定コマンドとで構成されている。プリンタ設定コマンドは、プリンタ20を設定するためのコマンドであり、解像度、スリープ時間、記録用紙などを指示するものである。
印刷データ、ユーザ名、ジョブ名は、キーボード15からの入力操作によって作成されると共に、PC10での入力のコード体系に応じて生成された文字コードによって入力文字(記号)が示されているデータである。
PC10は、プリンタ20へ送信するユーザ名、ジョブ名を、ドットデータではなく文字コードで形成している。ドットデータよりも文字コードの方が情報量を低減できる(送信データが少なくてすむ)ので通信速度の点で有利であるからである。ここで、PC10とプリンタ20とは、独立した装置であるので、個々に設定が行われており、往々にして、両者のコード体系が相違していることがある。かかる場合には、PC10からプリンタ20へ送信されたデータが文字コードで形成されたものであると、文字化けを発生させてしまう。しかし、ユーザ名、ジョブ名は、PC10において、プリンタ20のコード体系(プリンタにおいて使用状態にあるコード体系)で入力されている。従って、ユーザ名およびジョブ名の文字コードからプリンタ20にて選定される文字は、PC10の操作者がPC10において入力した文字に一致している。このため、PC10とプリンタ20とのコード体系の相違に起因する文字化けが発生することがない。
図5は、PC10において、操作者がプリンタドライバ14aを起動させることによって表示装置16に表示される画面を示した図である。図5(a)には、プリンタドライバセットアップ画面50を示し、図5(b)には、プリンタドライバセットアップ画面50と共に表示される文字コード一覧表56を示している。
図5(a)に示すように、プリンタドライバセットアップ画面50には、キーボード15からの入力が許可された入力欄51,52が設けられている。入力欄51はユーザ名を入力するための入力欄であり、入力欄52はジョブ名を入力するための入力欄である。操作者は、ユーザ名、ジョブ名を、このプリンタドライバセットアップ画面50において入力することができるようになっている。
複数のプリンタ20がPC10に接続される場合には、各プリンタ20に対応してそれぞれプリンタドライバ14aがセットされており、1のプリンタドライバ14aには、1のプリンタ20が対応している。1のプリンタドライバ14aの起動により、その対応する1のプリンタ20についての設定を、表示中のプリンタドライバセットアップ画面50にて実行することができる。言い換えれば、プリンタドライバ14aの起動により、1のプリンタ20が指定されるのである。尚、図5(a)には、プリンタ名「Printer1」であるプリンタ20のプリンタドライバ14aを操作者が起動させることにより表示されるプリンタドライバセットアップ画面50を示している。
プリンタドライバセットアップ画面50にて入力されたユーザ名、ジョブ名は、プリンタドライバセットアップ画面50に設けられた「キャンセル」ボタン54が入力されるとクリアされる。また、「OK」ボタン53が入力されると入力完了とCPU11に判断され、プリンタドライバセットアップ画面50の表示は終了される。また、入力欄51,52に入力されたユーザ名、ジョブ名が、起動されたプリンタドライバ14aに対応するプリンタに対応つけてユーザ情報メモリ14bに書き込まれる。このため、図5(a)に示したプリンタドライバセットアップ画面50での入力が終了すると、プリンタ名「Printer1」であるプリンタ20に対応づけてユーザ名、ジョブ名がユーザ情報メモリ14bに書き込まれる。図5(a)には、ユーザ名、ジョブ名の入力例を示しており、入力欄51にはユーザ名「ABCD」が表示され、入力欄52にはジョブ名「アイウエオ」が表示されている。ここで、表示されたユーザ名「ABCD」、ジョブ名「アイウエオ」は、プリンタ名「Printer1」であるプリンタ20のコード体系「JISX0201」で入力されており、各文字には対応する「JISX0201」の文字コードが付与されている。
また、プリンタドライバセットアップ画面50には、ユーザ名、ジョブ名として入力可能な文字(記号)を表示するための「Help」ボタン55が設けられている。この「Help」ボタン55が入力されると、図5(b)に示した文字コード一覧表56が別ウィンドウで表示される。文字コード一覧表56は、使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dに属する文字、即ちプリンタ20のコード体系に属する文字を表示したものである。
尚、本実施形態では、プリンタ名「Printer1」がプリンタ20に対応したプリンタドライバセットアップ画面50を示しているので、その対応するコード体系「JISX201」の文字コード一覧表56が図5(b)に表示されている。
プリンタ20のコード体系が、PC10のOSで設定されたコード体系と異なる場合、ユーザ名、ジョブ名の入力は、OSのコード体系ではなく、プリンタ20のコード体系(使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル)で実行される。つまり、入力可能な文字は、プリンタ20のコード体系に属する文字となる。
ここで、例えば、OSで設定されたコード体系が「JISX201」であると、PC10での通常の情報入力はOSのコード体系に従うので、カナ文字と英字との両者の入力を行うことができる。一方で、プリンタ20のコード体系が「HPROMAN8」であると、ユーザ名、ジョブ名はカナ文字で入力することができない。このため、入力モードがカナ文字入力となっていると、入力キーの操作によって指定された文字(「JISX201」のコード体系で選定された文字)は、「HPROMAN8」のコード体系には存在しない。このため、操作者が何度入力操作を行っても入力は行われず、入力欄51,52には何も表示されないという事態が発生する。そこで、本実施形態では、「Help」ボタン55の押下により、使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dに属する文字を表示し、ユーザ名、ジョブ名として入力可能な文字を操作者に通知するように構成しているのである。
また、表示される文字コード一覧表56は、一文字毎に区画されており、各区画57は、その区画に表示される文字の入力ボタンとなっている。このため、操作者は、文字コード一覧表56の画面上から、所望の文字入力を行うことができる。また、各区画57に表示される各文字は全てユーザ名、ジョブ名として入力可能な文字であるので、キーボード15の操作にてユーザ名、ジョブ名を入力することが不慣れな操作者に、確実に、これらの情報を入力させることができる。
この図5に示したプリンタドライバセットアップ画面50で入力されたユーザ名「ABCD」、ジョブ名「アイウエオ」は、対応するプリンタ20へ印刷ジョブを送信する場合に、印刷ジョブの一部として送出される。ここで、ユーザ名「ABCD」、ジョブ名「アイウエオ」の各文字は「JISX0201」の文字コードで送出されるので、プリンタ20の表示パネル25には、図6に示すように、プリンタドライバセットアップ画面50で入力された文字と同じ文字が表示されることとなる。
次に、図7および図8のフローチャートを参照して、PC10で実行されるユーザ情報の設定するための各処理について説明する。図7および図8のフローチャートに示す制御は、PC10で実行されるプリンタドライバ14aの制御である。
図7は、プリンタドライバ14aを所定の操作によって操作者が起動させることにより開始される文字コード設定処理を示したフローチャートである。プリンタドライバ14aは1のプリンタ20毎に対応して設けられているので、この文字コード設定処理は、プリンタドライバ14aに対応する1のプリンタ20に対する設定を行う処理となっている。また、この文字コード設定処理では、対応するプリンタ(指定のプリンタ)20のコード体系に応じてユーザ情報を入力するために、その指定のプリンタ20からのコード体系情報の取得が実行される。
この文字コード設定処理では、まず、指定のプリンタ、即ち、プリンタドライバ14aに対応する1のプリンタ20にコード体系情報取得コマンドを送信する(S1)。その後、コード体系情報取得コマンドに対する応答時間に基づいて設定された所定時間処理をウェイトする(S2)。S2のウェイト処理の後は、コード体系情報を受信したか否かを確認し(S3)、受信していれば(S3:Yes)、受信したコード体系情報を、指定のプリンタ(起動中のプリンタドライバ14aに対応する1のプリンタ、コード体系情報取得コマンド送信先のプリンタ20)に対応づけて文字コード情報格納テーブル14cに記憶する(S4)。
次に、文字コードテーブル14dとして記憶される各文字コードテーブル14dの内、指定のプリンタに対応して文字コード情報格納テーブル14cに記憶されるコード体系情報が示す1の文字コードテーブル14dを、使用テーブルメモリ13aに書き込む(S5)。尚、このS5の処理において、HDD14に指定のプリンタ20に対応する文字コードテーブル14dがなかった場合には、OSで設定されたコード体系の文字コードテーブル14dが使用テーブルメモリ13aに書き込まれる。
そして、表示装置16にプリンタドライバセットアップ画面50を表示し(S6)、プリンタドライバセットアップ画面50において入力を実行するプリンタドライバセットアップ画面入力処理を実行する(S7)。そして、このプリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)が終了すると、この文字コード設定処理を終了する。
また、S3の処理で確認した結果、コード体系情報を受信していなければ(S3:No)、文字コード情報格納テーブル14cがHDD14に有るか否かを確認し(S8)、文字コード情報格納テーブル14cがあれば(S8:Yes)、コード体系情報取得コマンド送信先のプリンタ(指定のプリンタ)に対応するコード体系情報が、文字コード情報格納テーブル14cに記憶されているか否かを確認し(S9)、その対応するコード体系情報が記憶されていれば(S9:Yes)、前回までに取得したコード体系情報にて入力を実行するべく、その処理をS5の処理に移行する。
また、S8の処理で確認した結果、文字コード情報格納テーブル14cがHDD14にない場合(S8:No)、および、S9の処理で確認した結果、コード体系情報取得コマンド送信先のプリンタ(指定のプリンタ)に対応するコード体系情報が、文字コード情報格納テーブル14cに記憶されていない場合(S9:No)には、PC10のOSにて設定されたコード体系に対応する文字コードテーブル14dを、使用テーブルメモリ13aに書き込んでから(S10)、その処理をS6の処理に移行する。このため、コード体系情報取得コマンド送信先のプリンタ(指定のプリンタ)に対応するコード体系情報が、文字コード情報格納テーブル14cに記憶されていない場合、即ち、プリンタ20のコード体系が不明な場合には、PC10のOSにて設定されたコード体系での入力が実行されることとなる。
図8は、図7の文字コード設定処理の中で実行されるプリンタドライバセットアップ画面入力処理を示したフローチャートである。プリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)は、表示装置16に表示されるプリンタドライバセットアップ画面50(図5参照)における操作者の入力操作に応じてユーザ情報などの情報を入力するための処理である。このプリンタドライバセットアップ画面入力処理では、まず、プリンタドライバセットアップ画面50に設けられた「キャンセル」ボタン54が入力されたか否かを確認し(S11)、「キャンセル」ボタン54の入力でなければ(S11:No)、S12の処理をスキップしてその処理をS13の処理に移行する。また、「キャンセル」ボタン54の入力であれば(S11:Yes)、プリンタドライバセットアップ画面50の入力欄51,52に入力されたデータをクリアして(S12)から、プリンタドライバセットアップ画面50に設けられた「OK」ボタン53が入力されたか否かを確認する(S13)。ここで、「OK」ボタン53の入力であれば(S13:Yes)、入力欄51,52に表示されるユーザ名、ジョブ名を指定のプリンタに対応つけてHDD14のユーザ情報メモリ14bに記憶する(S14)。尚、プリンタドライバセットアップ画面50においては、パスワードを入力する入力欄が設けられており、かかる入力欄にパスワードが入力されていた場合には、ユーザ名、ジョブ名と共に、入力パスワードについてもユーザ情報メモリ14bに記憶するものとする。
そして、プリンタドライバセットアップ画面50の表示を終了し(S15)、続いて、使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブルを消去して(S16)、このプリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)を終了する。上記したように、プリンタドライバ14aは、各プリンタ20に対応して各1ずつHDD14にセットされており、プリンタドライバ14a毎に、設定を行うプリンタ20は変更される。このため、プリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)が終了したタイミングで使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dを消去することにより、誤った文字コードテーブル14dによるユーザ情報の入力が行われることを回避している。
また、S13の処理で確認した結果、「OK」ボタン53の入力でなければ(S13:No)、操作者による入力は継続されていると判断し、文字入力ありか否かを確認する(S17)。このS17の処理では、キーボード15の入力キーの押下と、文字コード一覧表56のいずれかの区画57(文字の入力ボタン)の入力操作とに加え、「Help」ボタン55の押下についても文字入力として判断される。確認の結果、文字入力があると判断されると(S17:Yes)、その入力が「Help」ボタン55であるか否かを判断し(S18)、「Help」ボタン55の入力でなければ(S18:No)、キーボード15の入力キーの押下または文字コード一覧表56のいずれかの区画57(文字の入力ボタン)の入力操作である。キーボード15の入力キーの押下であれば、その入力キーの押下に対応する文字をOSで設定されたコード体系にて選定して入力文字とし、文字コード一覧表56のいずれかの区画57(文字の入力ボタン)の入力操作であればその区画に表示される文字を入力文字として、使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dに、その入力文字が備えられているか否かを確認する(S19)。
その結果、その入力文字が使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dに備えられていなければ(S19:No)、その文字の入力は不能である(対応する文字コードがない)ので、プリンタドライバセットアップ画面50の画面上に所定時間エラーメッセージ(例えば「その文字は入力できません」など)を別ウィンドウで表示して(S20)、その後、その処理をS11の処理に移行する。このように、入力キーの押下に対応する文字をOSで設定されたコード体系にて選定するが、その文字が使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dに属していなければ、入力文字を表示するS22の処理は行われない。つまり、入力操作が行われても、その操作に対応した入力は実行されない。つまり、S19のNoへの分岐により、入力は非実行とされる。これにより、操作者が意図しない文字の入力を回避することができる。
また、S17の処理で確認した結果、文字入力が無ければ(S17:No)その処理をS11の処理に移行し、「OK」ボタン53の入力または文字入力を待機する。更に、S18の処理で確認した結果、「Help」ボタン55の入力であれば(S18:Yes)、使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dに属する文字を一覧表の書式で(文字コード一覧表56を)別ウィンドウにて表示装置16に表示する(S21)。そして、その後の処理をS11の処理に移行する。更に、S19の処理で確認した結果、使用テーブルメモリ13aに記憶される文字コードテーブル14dに、上記の入力文字が備えられていた場合には(S19:Yes)、その入力文字を、指定された入力位置(入力欄51,52、或いはパスワードの入力欄)に表示する(S22)。入力位置の指定は、文字入力に先駆けて、入力欄を選択することによって行われる。入力文字の表示(入力)後は、その処理をS11の処理に移行する。
尚、プリンタドライバセットアップ画面50には、ユーザ名やジョブ名の入力画面以外に、基本設定を行う設定画面が設けられており、プリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)では、非図示のステップにより、基本設定の入力要求の有無を確認している。そして、基本設定の入力要求がなされた場合には、基本設定を行う設定画面を表示すると共に、その設定画面における操作者の入力操作に応じて基本設定の入力を実行するようにプリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)は構成されている。尚、基本設定を行う設定画面の表示状態においても、「OK」ボタン53は表示されており、この「OK」ボタン53の入力されると、プリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)は終了する。また、プリンタドライバセットアップ画面50の表示の終了の際には、文字コード一覧表56も表示を終了する。
以上説明したように、本実施形態の印刷システム100によれば、ユーザ情報(ユーザ名、ジョブ名)などのPC10からプリンタ20へ送信する情報を、PC10においてプリンタ20のコード体系で入力することができる。その結果、PC10で入力されたこれらの情報を文字化けさせることなく、操作パネル25に表示させることができる。
次に、図9を参照して、第2実施形態について説明する。上記した第1実施形態では、文字コード設定処理によりプリンタ20からそのコード体系を示すコード体系情報を取得したが、このコード体系情報に対応する文字コードテーブル14dがHDD14に記憶されていない場合には、PC10のOSで設定されたコード体系の文字コードテーブル14dが使用テーブルメモリ13aに書き込まれ、OSのコード体系によりユーザ情報の入力が実行されるように構成された。これに対し、第2実施形態では、取得したコード体系情報に対応する文字コードテーブル14dがHDD14に記憶されていない場合には、プリンタ20で使用されている文字コードテーブルを取得し、そのプリンタ20から取得した文字コードテーブルによってユーザ情報の入力を行うように構成されている。なお、前記した第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図9は、第2実施形態のPC10で実行される文字コード設定処理を示したフローチャートである。この第2実施形態の文字コード設定処理も、第1実施形態と同様に、プリンタドライバ14aを所定の操作によって操作者が起動させることにより開始され、プリンタドライバ14aに対応するプリンタ(指定のプリンタ)20からコード体系情報を取得する(S1〜S4)。コード体系情報をプリンタ20から取得できなかった場合には、PC10のOSで設定されたコード体系でユーザ情報の入力を実行する(S8〜S10)。
ここで、第2実施形態では、コード体系情報が取得されると、その取得したコード体系情報(文字コード情報格納テーブル14cに書き込んだコード体系情報)に対応する文字コードテーブル14dがHDD14に記憶されているか否かを確認し(S31)、記憶されていれば(S31:Yes)、第1実施形態と同様に、その対応する文字コードテーブル14dを使用テーブルメモリ13aに書込み、取得したコード体系でユーザ情報の入力を実行する(S5〜S7)。
一方、S31の処理で確認した結果、対応する文字コードテーブル14dがHDD14に記憶されていなければ(S31:No)、指定のプリンタ20に、使用状態にあるコード体系の文字コードテーブルそのものの送信を要求する文字コード要求コマンドを送信する(S32)。そして、所定時間のウェイト処理を行った後(S33)、文字コードテーブルを受信したか否かを確認し(S34)、受信していれば(S34:Yes)、受信した文字コードテーブルをHDD14に(新たな文字コードテーブル14dとして)書き込んだ後(S35)、マッチング処理を行う(S36)。
このマッチング処理(S36)は、予めPC10に記憶されている変換テーブルを利用して、受信した文字コードテーブルの文字コードに、プリンタ20側の設定と同様に文字(フォント)に割り付ける処理である。このマッチング処理の後は、その処理をS5の処理に移行する。このS36の処理の後にS5の処理に移行するルートによれば、使用テーブルメモリ13aに書き込まれる文字コードテーブルは、プリンタ20から取得したものとなる。従って、プリンタドライバセットアップ画面入力処理(S7)で、使用テーブルメモリ13aに書き込まれた文字コードによる入力が実行されることにより、プリンタ20のコード体系でのユーザ情報の入力が実行されることとなる。これにより、プリンタ20のコード体系で確実にユーザ情報を入力することができる。また、S34の処理で確認した結果、プリンタ20から文字コードテーブルを受信していなければ(S34:No)、PC10のOSにて設定されたコード体系に対応する文字コードテーブル14dを、使用テーブルメモリ13aに書き込んでから(S37)、その処理をS5の処理に移行する。
以上説明したように、第2実施形態では、プリンタ20のコード体系に対応する文字コードテーブル14dがPC10に記憶されていない場合には、文字コードテーブルそのものをプリンタ20から取得するので、ユーザ情報を、確実にプリンタのコード体系で入力することができ、文字化けを効果的に抑止できる。
なお、請求項に記載の印刷制御装置の制御プログラムとしては、図7及び図9に示す文字コード設定処理と、図8に示すプリンタドライバセットアップ画面入力処理とが該当する。画面入力手段としては、PC10において表示された文字コード一覧表56の区画57の選択動作によってその区画57に表示された文字の入力が認識される構成が該当する。受信コード入力手段および受信コード入力ステップとしては、図9に示す第2実施形態の文字コード設定処理においてプリンタ20から受信した文字コードテーブルを使用テーブルメモリ13aに書き込むS5の処理と、その使用テーブルメモリ13aに書き込まれた文字コードテーブル13aによって文字入力が行われるS19,S22の処理が該当する。送信ステップとしては、印刷ジョブをPC10がプリンタ20へ送信する処理が該当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施形態では、PC10の1のポートに1のプリンタ20を接続する接続形態としたが、これに代えて、上記各実施形態のPC10とプリンタ20とをネットワーク接続して、上記各実施形態の印刷システムを構築しても良い。PC10とプリンタ20とをネットワーク接続する場合には、文字コード情報格納テーブル14cには、ポート名に代えてプリンタ20のネットワーク上でのアドレスが記憶され、PC10からプリンタ20へ送信される印刷ジョブの先頭にヘッダデータとしてプリンタ20のネットワーク上でのアドレスが付加される。尚、ネットワーク上でのアドレスとは、例えば、IPアドレスや、MACアドレス、ブルートゥースアドレスなどが例示される。
更に、上記各実施形態では、印刷装置としてプリンタが用いられたが、本発明において用いられる印刷装置はプリンタに限られるものではなく、例えば、ファクシミリ装置や、コピー機及びこれらの複合機、これらとプリンタとの複合機など、PC10に接続されPC10からのデータを出力することのできる各種の出力装置を用いることができる。
また、上記各実施形態では、PC10は、ユーザ情報の入力操作がなされると、発生される文字コードに対応する文字をOSにて設定されたコード体系から選定し、その選定された文字に対応する文字コードをプリンタ20のコード体系から選択することにより、プリンタ20のコード体系でのユーザ情報の入力を実行した。これに代えて、ユーザ情報の入力操作によって発生した文字コードに対応する文字を、直接、プリンタ20のコード体系から選択するようにPC10を構成しても良い。入力された文字は表示装置16に表示されるので、ユーザ情報の入力時にコード体系が変更されることによって、操作者が意図した文字とは異なる文字が出力されても、操作者はこれに気付くことができ、その表示からコード体系が変更されたことを推察することができる。例えば、カナ入力が禁止されて英字入力になっているなどである。操作者が、コード体系に適応した文字入力を行うことは比較的容易であるので、プリンタ20のコード体系によって入力操作を直接的に文字に変換しても、その入力を著しく困難にすることはない上、入力のアルゴリズムを簡便にして、処理の高速化を図ることができる。
さらには、上記各実施形態では、ユーザ情報の入力操作が行われると、PC10では、操作者がコード体系の変更を行わずとも、ユーザ情報はプリンタ20のコード体系で入力された。これに代えて、ユーザ情報の入力に際してコード体系を変更する指示の表示や、プリンタのコード体系(或いはそのコード体系に属する文字)を表示し、操作者の選択によりユーザ情報の入力のコード体系を選択できるようにPC10を構成しても良い。尚、かかるように構成された場合のPC10において、コード体系を変更する指示の表示や、プリンタのコード体系(或いはそのコード体系に属する文字)を表示する処理が、請求項に記載のコード体系使用表示手段およびコード体系出力ステップに該当する。
第1実施形態の印刷システムの電気的な構成を示したブロック図である。 文字コード情報格納テーブルの構成を模式的に示した図である。 文字コードテーブルを模式的に示した図である PCからプリンタへ送信される印刷ジョブの構成を模式的に示した図である。 PCにおいて操作者がプリンタドライバを起動させることによって表示装置に表示される画面を示した図である。 プリンタの筐体外面の一部に設けられた操作領域を示した図である。PCで実行されるアピール強制終了検知処理を示したフローチャートである。 PCで実行される文字コード設定処理を示したフローチャートである。 図7の文字コード設定処理の中で実行されるプリンタドライバセットアップ画面入力処理を示したフローチャートである。 第2実施形態のPCで実行される文字コード設定処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10 パーソナルコンピュータ(PC)(印刷制御装置)
14d 文字コードテーブル(文字コード記憶手段)
15 キーボード(操作入力手段)
16 表示装置
20 プリンタ(印刷装置)
25 表示パネル(表示器)
27 印刷装置(印刷部)
100 印刷システム
S1 コード体系情報要求手段、コード体系情報要求ステップ
S3 コード体系受信手段、コード体系受信ステップ
S17 画面入力ステップ
S17〜S19,S22属性情報入力手段、属性情報入力ステップ
S19 判断手段、判断ステップ
S20 無効表示手段、無効表示出力ステップ
S21 文字記号表示手段、文字記号出力ステップ
S22 属性情報表示手段
S32 コード要求手段、コード要求ステップ
S34 コード受信手段、コード受信ステップ
S36 マッチング手段、マッチングステップ
S19:No 制限手段、制限ステップ

Claims (10)

  1. 印刷データの印刷を行う印刷部とその印刷部で印刷する印刷データに関する属性情報を表示する表示器とを有しその表示器に表示する文字や記号に対応して予め定めた文字コードを記憶する印刷装置に接続され、その印刷装置に印刷データと属性情報とを送信すると共にその印刷動作を制御する印刷制御装置において、
    前記印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するよう前記印刷装置に要求するコード体系情報要求手段と、
    そのコード体系情報要求手段による要求に応答して前記印刷装置から送信されたコード体系の情報を受信するコード体系受信手段と、
    操作者により操作され、操作者所望の情報を入力するための操作入力手段と、
    文字や記号に対応して予め定められた文字コードをコード体系毎に記憶する文字コード記憶手段と、
    前記操作入力手段により属性情報を入力する場合に、前記文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、前記コード体系受信手段で受信したコード体系で入力を行う属性情報入力手段とを備え
    前記属性情報入力手段は、前記操作入力手段により属性情報の入力操作が実行された場合に、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて、前記入力操作に対応した文字または記号を選定すると共に、その選定された文字または記号が、前記コード体系受信手段にて受信したコード体系に属しているか否かを判断する判断手段を備え、その判断手段により、前記基本のコード体系にて選定された文字または記号が前記コード体系受信手段によって受信したコード体系に属していると判断された場合には、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力するものであることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 文字や記号を表示する表示装置と、
    その表示装置に前記属性情報入力手段により入力された属性情報を表示する属性情報表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記コード体系受信手段により受信したコード体系に属する文字または記号を前記表示装置に出力し、前記属性情報入力手段により属性情報として入力され得る文字または記号を表示する文字記号表示手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 前記操作入力手段は、前記文字記号表示手段により前記表示装置に表示された文字または記号に対する選択動作により、その選択された文字または記号を入力する画面入力手段を備えており、その画面入力手段により属性情報の入力操作を実行し得ることを特徴とする請求項3記載の印刷制御装置。
  5. 前記判断手段により、入力された文字または記号が受信したコード体系に属していないと判断された場合には、その入力された文字または記号は入力不能である旨の表示を前記表示装置により行う無効表示手段備えていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の印刷制御装置。
  6. 前記判断手段により、その入力された文字または記号が受信したコード体系に属していないと判断された場合には、その文字または記号の入力を非実行として、入力される属性情報を制限する制限手段備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の印刷制御装置。
  7. 前記コード体系受信手段により受信したコード体系の文字コードが前記文字コード記憶手段に記憶されていない場合に、前記コード体系受信手段にて受信したコード体系に対応した文字コードを送信するよう前記印刷装置に要求するコード要求手段と、
    そのコード要求手段の要求に応答して前記印刷装置から送信される文字コードを受信するコード受信手段と、
    そのコード受信手段により受信した各文字コードと、前記操作入力手段により入力可能な文字または記号とを、受信した各文字コードに対し予め定められている文字または記号との対応関係に基づいてマッチングさせるマッチング手段とを備えており、
    前記属性情報入力手段は、前記操作入力手段により属性情報を入力する場合に、そのマッチング手段により文字コードがマッチングされたコード体系で入力を実行する受信コード入力手段を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の印刷制御装置。
  8. 記表示装置に、前記文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、前記コード体系受信手段により受信したコード体系に属する文字または受信したコード体系の使用を指示する旨を表示して前記印刷装置のコード体系を通知するコード体系使用表示手段を備えていることを特徴とする請求項2から7のいずれかに印刷制御装置。
  9. 印刷データの印刷を行う印刷部とその印刷部で印刷する印刷データに関する属性情報を表示する表示器とを有しその表示器に表示する文字や記号に対応して予め定めた文字コードを記憶する印刷装置に接続され、その印刷装置の印刷動作を制御すると共に操作者による操作により情報を入力するための操作入力手段を備えた印刷制御装置で実行される印刷制御装置の制御プログラムにおいて、
    前記印刷装置に印刷データと属性情報とを送信する送信ステップと、
    前記印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するよう前記印刷装置に要求するコード体系情報要求ステップと、
    そのコード体系情報要求ステップによる要求に応答して前記印刷装置から送信されたコード体系の情報を受信するコード体系受信ステップと、
    前記送信ステップで送信する属性情報の入力が前記操作入力手段により実行される場合に、前記コード体系受信ステップで受信したコード体系で入力を行う属性情報入力ステップとを備え
    前記属性情報入力ステップは、前記操作入力手段により属性情報の入力操作が実行された場合に、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて、前記入力操作に対応した文字または記号を選定すると共に、その選定された文字または記号が、前記コード体系受信ステップにて受信したコード体系に属しているか否かを判断する判断ステップを備え、その判断ステップにより、前記基本のコード体系にて選定された文字または記号が前記コード体系受信ステップによって受信したコード体系に属していると判断された場合には、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力するものであることを特徴とする印刷制御装置の制御プログラム。
  10. 印刷データの印刷を行う印刷部と、その印刷部で印刷する印刷データに関する属性情報を表示する表示器とを有し、その表示器に表示する文字や記号に対応して予め定めた文字コードを記憶する印刷装置と、その印刷装置に接続され、前記印刷装置に印刷データと属性情報とを送信すると共にその印刷動作を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムにおいて、
    前記印刷制御装置は、
    前記印刷装置にて記憶される文字コードのコード体系の情報を送信するよう前記印刷装置に要求するコード体系情報要求手段と、
    そのコード体系情報要求手段による要求に応答して前記印刷装置から送信されたコード体系の情報を受信するコード体系受信手段と、
    操作者により操作され、操作者所望の情報を入力するための操作入力手段と、
    文字や記号に対応して予め定められた文字コードをコード体系毎に記憶する文字コード記憶手段と、
    前記操作入力手段により属性情報を入力する場合に、前記文字コード記憶手段に記憶される文字コードに対応したコード体系の内、前記コード体系受信手段で受信したコード体系で入力を行う属性情報入力手段とを備え
    前記属性情報入力手段は、前記操作入力手段により属性情報の入力操作が実行された場合に、通常の情報を入力するコード体系であって予め設定された基本のコード体系にて、前記入力操作に対応した文字または記号を選定すると共に、その選定された文字または記号が、前記コード体系受信手段にて受信したコード体系に属しているか否かを判断する判断手段を備え、その判断手段により、前記基本のコード体系にて選定された文字または記号が前記コード体系受信手段によって受信したコード体系に属していると判断された場合には、その選定された文字または記号を、受信したコード体系で入力するものであることを特徴とする印刷システム。
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