JP6202331B2 - 床構造及び床構造の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基盤面に床束を立設し、その上に床下地パネルを固定して床面を形成する床構造及び当該床構造の施工方法に関する。
従来より、住宅等の建築物において、土間コンクリートなどの基盤面上に複数の床束を配設し、これらの床束の上に大引きを水平に乗せて固定し、大引きの上に床パネルを施工する床構造が種々知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
このように床束の上に大引きを配置することで、床束に大引きを固定した後で、床パネルを施工する前に、水平器などで大引きの高さを水平に調整することができ、大引きの上に床パネルを敷き詰めるだけで水平な床を施工することができる。
また、別の従来技術としては、主に低床用の床束であって、コンクリート床に固定されるベース部に、外周にネジ溝が設けられた支柱部が空転自在に固定されるとともに、支柱部に床パネルを支持する支持板が螺着されており、支柱部の上端に支柱部を回転操作可能な溝又は穴が設けられた床束が提案されている(例えば特許文献3又は特許文献4)。
この技術によると、支柱部上端を回転操作することにより、支柱部が回転し、支柱部に螺着している支持板が上下に移動することになるので、床パネルを設置した後でも、ドライバーなどの工具を差し込むことが可能な孔さえ設けておけば、床パネルの高さを調整することができ、水平な床を施工することができる。
特開2002−121883号公報 特開2010−265649号公報 特開平7−62778号公報 特開平10−280645号公報
しかし、上述の特許文献1及び2のような大引きを施工する従来技術においては、直接床下地パネルを施工するものに比べて、大引きを施工する工数が増加する問題がある。しかも大引きが床全体に同じ高さで配置されることになるので、床仕上材や床暖房などの必要から床下地パネルの一部を低く設置したい場合などに施工が困難となる。
一方、大引きを設けない場合には、床下地パネルの敷設後に、当該床下地パネルの高さを水平に調整する必要があるが、特許文献3及び4のような従来技術においては、支柱部自体が回転可能に構成されているので、床下地パネルの上から高さ調整はできるものの、上方から支柱部を回転不能に拘束することはできないので、床束のガタツキが生じやすい問題がある。また、大引きを設けないことによって床パネルの強度が不足する恐れがある。
そこで、本発明は、大引きを設けない構造においても容易に床面を水平にすることができ、床面の強度を適切なものとすることができる床構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の床構造は、基盤面に固定されるベースと、前記ベース上に立設される支柱部と、前記支柱部に上側からの操作により上下方向に移動可能に固定される高さ調整部と、前記高さ調整部に空転可能に保持される保持板とを有する床束と、前記基盤面から上方に距離を開けて、前記保持板に支持されるように敷き詰められる複数の床下地パネルと、を備える床構造であって、前記床下地パネルは、矩形平板状のパネル本体と、互いに隣接する前記パネル本体のうち一方のパネル本体の外縁部に沿って当該パネル本体の裏面に予め固定され、且つ、他方のパネル本体の端縁部を載置可能な枠材と、を備えており、前記床下地パネルの隅部における前記枠材には、前記高さ調整部を操作可能な操作孔が設けられるとともに、前記パネル本体には、前記操作孔に整合する孔又は切り欠きが設けられ、前記操作孔には前記支柱部の上部を覆う断熱キャップが挿入されることを特徴としている。
請求項2に記載の床構造は、前記パネル本体の裏面に少なくとも一方の対角線に沿って補強材が固定されることを特徴としている。
請求項3に記載の床構造は、前記床束は、前記支柱部の前記保持板が保持されている高さよりも下方に設けられており、且つ、当該保持板の高さを調整可能な床下調整部を有することを特徴としている。
請求項4に記載の床構造の施工方法は、請求項1から請求項3のいずれかの床構造の施工方法であって、4隅にそれぞれ前記床束を固定した前記床下地パネルを前記基盤面の周囲に設けられた外周囲基礎立ち上がりのいずれかの出隅部に配置し前記ベースを前記基盤面に固定する第一パネル配置工ステップと、前記第一パネル配置ステップよりも後に施工される工程であり、一辺にのみ前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、当該既設された床下地パネルと隣接しない側の2隅に前記床束を固定した前記床下地パネルを配置して、前記ベースを前記基盤面に固定する工程を、順次繰り返す第二パネル配置ステップと、前記第二パネル配置ステップよりも後、又は前記第二パネル配置ステップと並行して施工される工程であり、互いに隣り合う二辺に前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、当該既設された床下地パネルと隣接しない1隅に前記床束を固定した前記床下地パネルを配置して、前記ベースを前記基盤面に固定する工程を、順次繰り返す第三パネル配置ステップと、前記第一パネル配置ステップ、前記第二パネル配置ステップ、及び前記第三パネル配置ステップの施工が完了した後に施工される工程であり、三以上の辺に前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、前記床束を固定しない前記床下地パネルを配置する第四パネル配置ステップと、前記高さ調整部を操作することによって、前記第一パネル配置ステップ、前記第二パネル配置ステップ、前記第三パネル配置ステップ、及び前記第四パネル配置ステップを経て敷き詰められた前記床下地パネルの表面を水平な面一に調整する水平調整ステップと、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の床構造によると、床束上に直接床下地パネルが敷き詰められるので、大引きを施工する工数を削減することができる。そして、床束が上側からの操作により上下方向に移動可能に固定される高さ調整部を備えているので、床束に床下地パネルを敷設後に、床下に潜り込むことなく、床下地パネルの操作孔に工具を挿入して操作することにより、床下地パネルの高さを調整することができるので、大引きを用いない床構造であっても、きわめて簡単に床下地パネルを水平に調整することができる。そして、床下地パネルは、互いに隣接するパネル本体のうち一方のパネル本体の外縁部に沿って当該パネル本体の裏面に予め固定され、且つ、他方のパネル本体の外縁部を載置可能な枠材を備えているので、枠材が互いに隣接するパネル本体の突合せた部分を補強することができ、大引きを用いない床構造であっても、床面の強度を適切なものとすることができる。
また、請求項1に記載の床構造によると、操作孔には支柱部の上部を覆う断熱キャップが挿入されているので、床構造の断熱性をより高めることができる。
請求項2に記載の床構造によると、パネル本体の裏面に少なくとも一方の対角線に沿って補強材が固定されているので、パネル本体をさらに補強することができる。床束はパネル本体の4隅近傍に配置されることになるので、対角線に沿って補強することで、床束に直接支えられていないパネル本体の中央部をさらに補強することができる。
請求項3に記載の床構造によると、床束は、保持板よりも下方に保持板の高さを調整可能な床下調整部を有するので、床下地パネルの上に床化粧材を貼付した後に、床束の高さを調整する必要があった場合にも、床化粧材を剥がすことなく、床下に潜り込む事で、高さ調整することができる。
請求項4に記載の床構造の施工方法によると、第一パネル配置ステップ、第二パネル配置ステップ、第三パネル配置ステップ、及び第四パネル配置ステップを経て床下地パネルが敷き詰められる。第一パネル配置ステップは、4隅にそれぞれ前記床束を固定した前記床下地パネルを前記基盤面のいずれかの出隅部に配置し前記ベースを前記基盤面に固定するものであり、第二パネル配置ステップは一辺側にのみ前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、当該既設された床下地パネルと隣接しない側の2隅に前記床束を固定した前記床下地パネルを配置して、前記ベースを前記基盤面に固定する工程を、順次繰り返すものであり、第三パネル配置ステップは互いに隣り合う二辺側に前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、当該既設された床下地パネルと隣接しない1隅に前記床束を固定した前記床下地パネルを配置して、前記ベースを前記基盤面に固定する工程を、順次繰り返すものであり、第四パネル配置ステップは、三以上の辺に前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、前記床束を固定しない前記床下地パネルを配置するものである。したがって、第一パネル配置ステップから第三パネル配置ステップまでの間は、未だ床下地パネルが配置されていない箇所から、工具などで基盤面に床束を固定することができ、最後の第四パネル配置ステップにより配置される床下地パネルは、床束が設けられていないので、床下地パネルを配置するだけで床下に潜ることなく施工することができる。そして、水平調整ステップにより、高さ調整部を操作することによって、敷き詰められた床下地パネルの表面を水平な面一に調整することができるので、床構造の施工をより容易にすることができる。
床構造の全体構成を示す斜視図。 床束の構成を説明する斜視図。 床束の構成を説明する断面図。 (A)は保持ナット及び保持板を説明する斜視図、(B)はI−I断面図。 (A)はロックナットの構成を説明する斜視図、(B)はその断面図。 上がり框、間仕切り壁、低床部などで、床下地パネルと基盤面との間の高さが短い場所に設置する床束を説明する斜視図。 床下地パネルの構成及び配置を説明するために、床下地パネル同士及び床下地パネルと基礎立ち上がりとの間にそれぞれ隙間が開いた状態で床下地パネルの配置を示す図。 (A)は、第一床下地パネルの上面を示す斜視図、(B)は第一床下地パネルの下面を示す斜視図。 (A)は、第二床下地パネルの上面を示す斜視図、(B)は第二床下地パネルの下面を示す斜視図。 (A)は、第三床下地パネルの上面を示す斜視図、(B)は第三床下地パネルの下面を示す斜視図。 (A)は、第四床下地パネルの上面を示す斜視図、(B)は第四床下地パネルの下面を示す斜視図。 第一パネル配置ステップにおいて、第一床下地パネルに4本の床束を固定する状態を説明する斜視図。 床下地パネルに床束を固定する状態を説明する断面図。 第一パネル配置ステップにおいて、床束が固定された第一床下地パネルを基礎立ち上がりに出隅部に配置する状態を示す図。 第二パネル配置ステップにおいて、床束が固定された第二床下地パネルを配置する状態を示す図。 第三パネル配置ステップにおいて、床束が固定された第三床下地パネルを配置する状態を示す図。 第四パネル配置ステップにおいて、第四床下地パネルを配置する状態を示す図。 水平調整ステップの一例を説明する断面図。 床構造の床束及び床下地パネルが固定されている部分を説明する断面図。
以下、本発明に係る床構造及び床構造の施工方法の最良の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本実施形態の床構造1は、図1に示すように、住宅等の基盤面F上に設置され、鋼製の床束11と、床束11に支持される床下地パネル2とを備えるものである。なお、本発明において「基盤面」とは、例えば土間コンクリート、基礎スラブ、束石の上面などを含み、床束11を設置する基盤となる面をいう。また、本発明の床束11は鋼製束に限定するものではなく、合成樹脂製のいわゆるプラ束であってもよい。
まず、図2から図5を参照しつつ床束11について説明する。床束11は、基盤面Fに固定されるベース3と、ベース3上に立設される支柱部4と、支柱部4に上側からの操作により上下方向に移動可能に固定される高さ調整部5と、高さ調整部5に空転可能に保持される保持板6と、を有している。
ベース3は略矩形の平板状に形成されている。ベース3の4隅は切り欠かれており、床束11を床下地パネル2に固定する際に、ベース3が工具に干渉することがなく、保持板6に対して垂直にビスを打つことができる。また、ベース3の4辺の中央はそれぞれV字に切り込まれており、このV字切り込み33を目印にすることで、基盤面Fの墨出しした線に正確に床束11を配置することができる。床束11には、4箇所の貫通孔31が設けられており、この貫通孔31を通して基盤面Fに釘を打ち込んでベース3を固定する。ベース3の上面には、中央から放射状にリブ32が設けられており、ベース3が補強されている。
ベース3の上面の中央には、支柱部4が立設されている。支柱部4は、ベース3の中央に固定されている左ネジの下ネジ部41と、内周面にネジ溝が形成された筒状に形成されており、下部が下ネジ部41に螺合するとともに、上部が後述する上ネジ部42に螺合する円筒形状のターンバックル43と、ターンバックル43に上端から螺合する右ネジの上ネジ部42とを有する。また、ターンバックル43の中央にはターンバックル43を水平方向に回転させるスパナが挟み込めるように外周面を4方向から平坦に窪ませて水平断面が略正方形になるようにした四面平坦部44が設けられている。
ターンバックル43の下端には、下ネジ部41に螺合する下端固定ナット45がバネ座金47を介してターンバックル43の下端に隣接しており、ターンバックル43の上端には、上ネジ部42に螺合する上端固定ナット46がバネ座金47を介してターンバックル43の上端に隣接している。これら下端固定ナット45及び上端固定ナット46をターンバックル43に接近する方向に締め付けることで、ターンバックル43は回転しないように拘束される。
ターンバックル43の操作により、床束の高さを変更する際には、まず、スパナレンチなどの工具で下端固定ナット45及び上端固定ナット46をターンバックル43から離反する方向に回転させる。そして、ターンバックル43の四面平坦部44をスパナレンチなどの工具で挟持してターンバックル43を回転させ、支柱部4の長さを調整する。次いで、下端固定ナット45及び上端固定ナット46をターンバックル43に接近する方向に回転させて締め付け、ターンバックル43を回転不能に拘束する。
本発明における「床下調整部」は、本実施形態においてはターンバックル43がこれに相当する。なお、本発明における「床下調整部」は、ターンバックル43に限定されるものではなく、支柱部4の長さを変化させることによって、保持板6の高さを変更することができるものであれば如何なる構成であってもよい。
高さ調整部5は、ターンバックル43よりも上部において、支柱部4に螺合しており、自転により支柱部4に沿って上下方向に移動可能となっている。高さ調整部5は、図18に示すように、プラグレンチPを用いて上方から回転させる操作が可能である。高さ調整部5は、具体的には、支柱部4に回転可能に螺合する保持ナット50と、保持ナット50に外挿する皿バネ57と、皿バネ57を介して保持板6を押さえ、保持板6及び保持ナット50を拘束するロックナット51により構成されている。保持ナット50は、図4に示すよう、下端側に支持部52が設けられている。支持部52は、水平方向に拡径したフランジが上下に配置された円筒形状であり、上下のフランジの間に保持板6が挟みこまれて空転自在に保持されている。また、保持ナット50の上部には、六角ナット状のナット部53が形成されている。保持ナット50は鉛直方向に中央を貫通して、支柱部4の上ネジ部42に螺合するネジ孔54が設けられている。皿バネ57は、保持ナット50の上側のフランジの外周に外挿している。
ロックナット51は、図5に示すように、上方から保持ナット50を覆って、皿バネ57に当接し、当該皿バネ57を介して、保持板6及び保持ナット50を拘束する袋部55と、袋部55の上側に設けられ前記支柱部4に螺嵌する操作部56と、を有する。袋部55は、保持ナット50のナット部53を内部空間に収納可能な大きさの円筒形状であり、袋部55の下端が保持ナット50の支持部52の上側のフランジに当接する。操作部56は、保持ナット50のナット部53と同じ大きさの六角ナット状に形成されており、支柱部4の上ネジ部42に螺嵌している。
保持板6は、図4に示すように、中央に保持ナット50に空転自在に支持される支持孔61が設けられ、四隅に床下地パネル2に固定するための固定孔62が設けられた矩形平板状である。
なお、上記した床束11は、支柱部4の上下方向の中央にターンバックル43が設けられており、必要な場合には、床下からも床束11の高さを調整することができるものであるが、「床束」はこのような構成に限定されるものではない。例えば、上がり框や間仕切壁などのように、外周基礎の立ち上がりよりも低く基礎が立ち上がった部分に設置される場合や低床部に設置される場合の床束11bは、図6に示すように、ターンバックル43を設けることなく、高さを低くした床束11bを用いることができる。この床束11bは、ベース3、高さ調整部5、及び保持板6に関しては、上述の床束と同様の構成であり、支柱部4は、床の高さに応じて短く形成されている。
次に床下地パネル2の構成について、図7から図11を参照しつつ説明する。なお、図7は、基礎立ち上がりTに囲まれた空間の基盤面F上に9枚の床下地パネル2を配置する例を示しており、説明をわかりやすくするために、本来パネル本体21の裏面に隠れている枠材22及び補強材26を点線で示している。なお、図7においては、図示の都合上、各床下地パネル2の間に隙間が設けられるとともに、基礎立ち上がりTに囲まれた空間が大きく表されているが、本来は床下地パネル2は隙間なく敷き詰められるものであり、基礎立ち上がりTに囲まれた空間は、隙間なく敷き詰められた床下地パネル2により上部が閉じられる大きさである。床下地パネル2は、基盤面Fから上方に距離を開けて、保持板6に支持されるように複数敷き詰められるものであって、矩形平板状のパネル本体21の裏面に、枠材22及び補強材26が固定されている。床下地パネル2は、その配置される位置及び隣接する床下地パネル2との施工順に応じて、パネル本体21の形状及び枠材22の固定される位置が異なるので、以下説明する。
床下地パネル2は、図8から図11に示すように、互いに隣接する床下地パネル2の突き合わせる辺のうち先に施工する床下地パネル2のパネル本体21の裏面の縁部に沿って枠材22を固定しており、枠材22がパネル本体21の縁部よりも水平方向にはみ出してフランジ状に配置されている。また、床下地パネル2のうち基礎立ち上がりTに隣接する位置の床下地パネル2のパネル本体21の裏面の縁部には、図7に示すように、基礎隣接部用の比較的幅の広い枠材22が形成されており、一部が基礎立ち上がりTの上にかかるように配置されるとともに、パネル本体21の基礎立ち上がりT側に隣接する縁と枠材22の基礎立ち上がりT側の縁とは上方から見た場合に略同じ位置となるように配置されている。また全ての床下地パネル2のパネル本体21の裏面には一方の対角線に沿って補強材26が設けられている。
互いに隣接する床下地パネル2の相互に突き合わせる辺のうち、後から施工する床下地パネル2のパネル本体21の縁部には枠材22が設けられておらず、先に施工した床下地パネル2の縁部からフランジ状にはみ出した枠材22に後から施工される床下地パネル2のパネル本体21の縁部が載置される。
床下地パネル2のうち最初に施工する床下地パネル2(以下、第一床下地パネル2aという)は、図8に示すように、パネル本体21裏面の4辺の縁部にそれぞれ枠材22が固定されており、この枠材22の各隅部に、床束11の支柱部4の上端及び高さ調整部5を挿入可能な操作孔23が設けられている。床下地パネル2のうち隣接する1方向にのみ既に床下地パネル2が施工されている状態で施工する床下地パネル2(以下、第二床下地パネル2bという)は、図9に示すように、パネル本体21裏面の3辺の縁部にそれぞれ枠材22が固定されている。すなわち、パネル本体21の裏面にコ字状に枠材22が固定されている。そして枠材22が固定された辺同士が角を成す2つの隅部に操作孔23が設けられている。
床下地パネル2のうち隣接する2方向に既に床下地パネル2が施工されている状態で施工する床下地パネル2(以下、第3床下地パネル2という)は、図10に示すように、パネル本体21の互いに隣り合う2辺の縁部にそれぞれ枠材22が固定されている。そしてこの枠材22が固定された2辺が角を成す1つの隅部に操作孔23が設けられている。床下地パネル2のうち3方向に既に床下地パネル2が施工されている状態で施工する床下地パネル2(以下、第4床下地パネル2という)は、図11に示すように、3方向を除く1方向に基礎立ち上がりTが設けられる位置に配置される。第4床下地パネル2は、パネル本体21の基礎立ち上がりT側の一辺の縁部にのみ枠材22が固定される。枠材22の両端はパネル本体21よりも短くなっており、操作孔23はもうけられていない。
床下地パネル2のパネル本体21にはそれぞれ枠材22の操作孔23が設けられた位置に整合する位置に孔24又は切り欠き25が設けられている。具体的には、床下地パネル2の隅部であって、基礎立ち上がりTの出隅部に隣接する位置に円形の孔24が設けられている。また、基礎立ち上がりTに隣接する位置の互いに隣接する床下地パネル2のパネル本体21同士の突き合わされる縁部には半円形の切り欠き25が設けられている。そして、4枚の床下地パネル2の角同士が突き合わされる位置のパネル本体21には、それぞれ四分円の切り欠き25が設けられている。
なお、図7において、円形の操作孔23が示されている位置には、いずれも床束11が固定される。したがって、第一床下地パネル2aには4隅に、第二床下地パネル2bには2隅に、第三床下地パネル2cには1隅に操作孔23が設けられており、第四床下地パネル2dには操作孔23が設けられていない。
床構造1は、図19に示すように、基盤面F上に立設した床束11の支柱部4の上端及び高さ調整部5が床下地パネル2の枠材22の操作孔23に挿入された状態で、枠材22を保持板6にビスで固定している。そして、枠材22のパネル本体21の縁部からフランジ状にはみ出した部分に、隣接する床下地パネル2のパネル本体21の裏面の縁部が図示しない弾性接着剤によって固定されている。このように、大引きを用いない構成であっても、互いに隣接する床下地パネル2のパネル本体21の縁部が床束11に支持されている枠材22の上に載置された状態で固定されるので床構造1が適正な強度を保つことができる。枠材22の操作孔23には、支柱部4の上端及び高さ調整部5を覆うように断熱キャップ7が設けられている。断熱キャップ7は変形可能な発砲樹脂製であり、操作孔23よりも僅かに大きな上部が閉じられた円筒形状である。この断熱キャップ7により、床上の温度を床束11に奪われることがなく、床構造1の断熱性を高めることができる。
次に以上のように構成される床束11及び床下地パネル2を用いて床構造1を施工する床構造1の施工方法について説明する。床構造1の施工方法は、第一パネル配置ステップ、第二パネル配置ステップ、第三パネル配置ステップ、第四パネル配置ステップ、及び水平調整ステップを含んでいる。以下、各ステップごとに説明する。
第一パネル配置ステップでは、まず、図12及び図13に示すように、第一床下地パネル2aを裏面が上方を向くように置いて、枠材22の形成されている4隅にそれぞれ床束11を配置する。具体的には、床束11の支柱部4の上端及び高さ調整部5が枠材22に形成されている操作孔23に挿入されるように床束11を配置する。そして、床束11の保持板6に設けられている固定孔62を通して枠材22にビスを打ち込み、第一床下地パネル2aの4隅に床束11を固定する。
そして、図14に示すように、予め墨打ちした基盤面F上における基礎立ち上がりTの出隅部に床束11を固定した第一床下地パネル2aを配置し、床束11のベース3に設けられている貫通孔31を通して基盤面Fに釘を打ち込んでベース3を固定する。第一パネル配置ステップは少なくとも基礎立ち上がりTの出隅部の1箇所に第一床下地パネル2aを配置すればよいが、基盤面Fの形状や基礎立ち上がりTの形状によっては2箇所以上に第一床下地パネル2aを配置してもよい。
第二パネル配置ステップでは、図15に示すように、既に設置されている床下地パネル2に一辺のみが隣接して配置される位置に第二床下地パネル2bを配置するステップである。第二パネル配置ステップでは、まず、第二床下地パネル2bの既設の床下地パネル2と隣接しない側の2隅における枠材22に床束11をそれぞれ固定する。床束11を枠材22に固定する詳細については、第一パネル配置ステップと同様であるので説明を省略する。そして、当該第二床下地パネル2bの床束11が固定されていない側の辺を既設の床下地パネル2に隣接するように、第二床下地パネル2bを基盤面F上に配置する。このとき、第二床下地パネル2bのパネル本体21の既設の床下地パネル2と隣接する縁部は、既設の床下地パネル2のフランジ状にはみ出した枠材22に載置される。そして、床束11のベース3に設けられている貫通孔31を通して基盤面Fに釘を打ち込んでベース3を固定する。第二パネル配置ステップはこれらの工程を順次繰り返して必要な枚数の第二床下地パネル2bを固定する。
第三パネル配置ステップでは、図16に示すように、互いに隣り合う二辺に隣接して床下地パネル2が既設されている位置に、第三床下地パネル2cを配置するステップである。第三パネル配置ステップでは、まず、第三床下地パネル2cの既設の床下地パネル2と隣接しない1隅に床束11を固定する。床束11を枠材22に固定する詳細については、第一パネル配置ステップと同様であるので説明を省略する。そして、当該第三床下地パネル2cの床束11が固定された隅部から離れる2辺がそれぞれ既設の床下地パネル2に隣接するように、第三床下地パネル2cを基盤面F上に配置する。このとき、第三床下地パネル2cのパネル本体21の既設の床下地パネル2と隣接する縁部は、既設の床下地パネル2のフランジ状にはみ出した枠材22に載置される。そして、床束11のベース3に設けられている貫通孔31を通して基盤面Fに釘を打ち込んでベース3を固定する。第三パネル配置ステップはこれらの工程を順次繰り返して必要な枚数の第三床下地パネル2cを固定する。
第二パネル配置ステップ及び第三パネル配置ステップの施工順は、まず第一パネル配置ステップにより第一床下地パネル2aが施工された後、第一床下地パネル2aの両側に隣接して第二床下地パネル2bが施工されるが、その後は、必ずしも第二床下地パネル2bが先に施工される必要があるわけではなく、基盤面Fの形状及び基礎立ち上がりTの形状に応じて施工順序が選択される。
第二パネル配置ステップ及び第三パネル配置ステップは基盤面F上のパネル1枚分の空間を残して、床下地パネル2が敷き詰められるが、基礎立ち上がりTの出隅部が最後に残らないような順序で施工される。すなわち、基礎立ち上がりTの内側の基盤面Fが正方形又は長方形である場合であれば、第一床下地パネル2aが施工される出隅部のほかの3箇所の出隅部が最後に残らないように施工される。
第四パネル配置ステップでは、図17に示すように、三以上の辺に床下地パネル2が隣接して既設されている位置に、床束11を固定しない第四床下地パネル2dを配置するステップである。第四パネル配置ステップでは、床束11を固定しない第四床下地パネル2dの三辺が既設の床下地パネル2に隣接するように、第三床下地パネル2cを基盤面F上に配置する。このとき、第三床下地パネル2cのパネル本体21の既設の床下地パネル2と隣接する縁部は、既設の床下地パネル2のフランジ状にはみ出した枠材22に載置される。以上のように第一パネル配置ステップ、第二パネル配置ステップ、第三パネル配置ステップ、及び第四パネル配置ステップを経て、図1に示すように、基盤面Fから上方に距離を開けて床下地パネル2が敷き詰められる。
水平調整ステップは、高さ調整部5を操作することによって、敷き詰められている床下地パネル2の表面を水平な面一に調整する工程である。水平調整ステップでは、まず、図18(A)に示すように、床下地パネル2に設けられた操作孔23にプラグレンチPを挿入して、操作孔23の内部において、支柱部4の上ネジ部42に螺合しているロックナット51の操作部56を弛緩方向に回転させて、ロックナット51を上ネジ部42から取り外す。そして、図9(B)に示すように、さらにプラグレンチPを用いて、上ネジ部42に螺合している保持ナット50のナット部53を回転させて、保持ナット50を上下方向に移動させる。保持ナット50の支持部52は保持板6を空転自在に保持しているので、保持ナット50の回転によって保持ナット50が上下方向に移動するのに伴い、保持板6も上下に移動し、保持板6に固定されている床下地パネル2も上下方向に移動する。
保持ナット50を回転させることにより適切な高さに水平に床下地パネル2を調整した後、ロックナット51を上ネジ部42に螺合させて、プラグレンチPでロックナット51の操作部56を締結方向に回転させて、ロックナット51の袋部55が保持ナット50のナット部53を覆うようにして、袋部55の下端が皿バネ57に当接し、皿バネ57が保持板6に密着するまで締め付ける。このようにすると、ロックナット51によって、保持板6及び保持ナット50が回転不能に拘束されるので、床下地パネル2が水平に調整された状態で確実に固定される。
床下地パネル2が敷き詰められ、面一な水平に調整されると、図19に示すように、断熱キャップ7を操作孔23に挿入し、その後、化粧床材8を床下地パネル2上に貼り付けて、床構造1を完成させる。
このように、本実施形態の床構造1によると、床下地パネル2は枠材22及び補強材26により適切に補強することができ、また、床下地パネル2を設置後に操作孔23からスパナを挿入することで水平レベルの調整ができるので、大引きを施工することなく、床構造1の施工を容易にすることができる。
なお、本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る床構造1及び床構造の施工方法は、住宅の床構造及び住宅の床構造を施工する施工方法として好適に用いることができる。
1 床構造
2 床下地パネル
2a 第一床下地パネル
2b 第二床下地パネル
2c 第三床下地パネル
2d 第四床下地パネル
3 ベース
4 支柱部
5 高さ調整部
6 保持板
7 断熱キャップ
21 パネル本体
22 枠材
23 操作孔
24 孔
25 切り欠き
26 補強材

Claims (4)

  1. 基盤面に固定されるベースと、前記ベース上に立設される支柱部と、前記支柱部に上側からの操作により上下方向に移動可能に固定される高さ調整部と、前記高さ調整部に空転可能に保持される保持板とを有する床束と、
    前記基盤面から上方に距離を開けて、前記保持板に支持されるように敷き詰められる複数の床下地パネルと、を備える床構造であって、
    前記床下地パネルは、矩形平板状のパネル本体と、互いに隣接する前記パネル本体のうち一方のパネル本体の外縁部に沿って当該パネル本体の裏面に予め固定され、且つ、他方のパネル本体の端縁部を載置可能な枠材と、を備えており、
    前記床下地パネルの隅部における前記枠材には、前記高さ調整部を操作可能な操作孔が設けられるとともに、前記パネル本体には、前記操作孔に整合する孔又は切り欠きが設けられ、
    前記操作孔には前記支柱部の上部を覆う断熱キャップが挿入されることを特徴とする床構造。
  2. 前記パネル本体の裏面に少なくとも一方の対角線に沿って補強材が固定されることを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  3. 前記床束は、前記支柱部の前記保持板が保持されている高さよりも下方に設けられており、且つ、当該保持板の高さを調整可能な床下調整部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかの床構造の施工方法であって、
    4隅にそれぞれ前記床束を固定した前記床下地パネルを前記基盤面の周囲に設けられた外周囲基礎立ち上がりのいずれかの出隅部に配置し前記ベースを前記基盤面に固定する第一パネル配置工ステップと、
    前記第一パネル配置ステップよりも後に施工される工程であり、一辺にのみ前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、当該既設された床下地パネルと隣接しない側の2隅に前記床束を固定した前記床下地パネルを配置して、前記ベースを前記基盤面に固定する工程を、順次繰り返す第二パネル配置ステップと、
    前記第二パネル配置ステップよりも後、又は前記第二パネル配置ステップと並行して施工される工程であり、互いに隣り合う二辺に前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、当該既設された床下地パネルと隣接しない1隅に前記床束を固定した前記床下地パネルを配置して、前記ベースを前記基盤面に固定する工程を、順次繰り返す第三パネル配置ステップと、
    前記第一パネル配置ステップ、前記第二パネル配置ステップ、及び前記第三パネル配置ステップの施工が完了した後に施工される工程であり、三以上の辺に前記床下地パネルが隣接して既設されている位置に、前記床束を固定しない前記床下地パネルを配置する第四パネル配置ステップと、
    前記高さ調整部を操作することによって、前記第一パネル配置ステップ、前記第二パネル配置ステップ、前記第三パネル配置ステップ、及び前記第四パネル配置ステップを経て敷き詰められた前記床下地パネルの表面を水平な面一に調整する水平調整ステップと、を備えることを特徴とする床構造の施工方法。
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