JP3920840B2 - 床板支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、建屋の床板を支持するための床板支持具に係り、詳しくは、床板上から高さの調整が可能な床板支持具に関する。
従来、建屋の床下に配設される横梁(大引き)の中間部は、コンクリート基礎に立設した鋼製束によって支持されていた。その鋼製束は、例えば、図11に示すように、コンクリート基礎Cに設置されるベース板51と、このベース板51に立設される下部スクリューロッド52と、その上部に同心状に螺合される筒状のターンバックル53と、その上部に螺合される上部スクリューロッド54と、その上部に取り付けられて大引き56を支持する頂部板55と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
上述の下部スクリューロッド52と、上部スクリューロッド54とは、互いに逆向きに螺子が穿設されているため、ターンバックル53を回動させることによって、両スクリューロッド52,54が拡縮動作し、これによって、大引き56の高さ位置を調整することができる。即ち、ターンバックル53は、通常、床下で操作され、順方向に回動させると、クリューロッド52,54が互いに離間するように拡長して大引き56を持ち上げ、逆方向に回動させると、両スクリューロッド52,54が互いに接近するように縮長して大引き56の高さを低くすることができる。
特開2003−20780号公報
ところで、最近では、建築構造の簡素化や低コスト化等の要請から、大引きを用いることなく、床板を鋼製束(床板支持具)で直接支持するような床構造が待望されるようになった。また、建物によっては、床上から床板の高さを調整できることが望まれる。
しかし、従来の鋼製束は、もっぱら床下で操作できるように、ターンバックルが鋼製束の略中間高さ位置に設けられているため、そのターンバックルを床上から操作することはできず、その対策が求められていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、床上から床板の高さを調整することができる床板支持具を提供することを目的とする。
本発明の床板支持具は、設置面に着座して上下方向に配設される螺子体と、下部が前記螺子体に螺合する束本体と、前記束本体の上端部に回動自在かつ上下方向に変位不能に支持されて床板を支持する床支持板と、下部が前記束本体の上部に少なくとも相対回動不能に一体化され、かつ、前記床支持板よりも上方に突出した上部を上方から操作工具で操作可能な操作部材と、を備え、前記操作部材は、前記上部が多角形ヘッド部であるボルトからなり、該ボルトの螺子部が、前記束本体の内部にカシメ固定され、前記操作部材を一方向に回動させると前記床支持板が上昇し、前記操作部材を他方向に回動させると前記床支持板が降下することを特徴とする。
このような構成により、束本体の上部に一体化された操作部材を、床支持板の上方(床上)から操作することにより床支持板を上下に変位させて、床板の高さを調整することができる。従って、作業性のよくない床下作業をなくすことができ、かつ、設置面(基礎)と床板との間のスペースを必要最小限度の高さに設定して、建屋の高さを抑えることができる。
本発明の床板支持具は、束本体の上部に一体化された操作部材を、床支持板の上方から操作することにより床支持板を上下に変位させることができるので、床上から床板の高さを調整することができる。従って、作業性のよくない床下作業をなくすことができ、かつ、設置面(基礎)と床板との間のスペースを必要最小限度の高さに設定して、建屋の高さを抑えることができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る床板支持具について図面を参照しつつ詳細に説明する。
一参考例〕
図1(a)は床板支持具1Aの正面図、図1(b)は平面図、図1(c)は底面図、図1(d)は縦断面図、図2(a)〜(c)は操作体の構成説明図、図3は設置状態の説明図である。これらの図に示すように、この床板支持具1Aは、建屋の基礎(設置面)Cと床板2との間に立設状態に配設され、基礎Cに立設される座板3a付きの束本体(例えば、パイプ材からなる)3と、下部が束本体3の上部に螺合する操作体4と、操作体4の上端部に螺合して床板2を支持する床支持板5と、備えている。なお、床板2は、表面のパネル本体21と下地板22からなり、床支持板5は下地板22を受載支持する。
上述の操作体4の下部と上部には、互いに逆向きとなる螺子41,42が形成され、両螺子41,42間には、図2に示すように、操作工具(例えば、レンチ,スパナ等、図示省略)を係止させるための係止部43が設けられ、操作体4の上端には、差し込みレンチ用の六角穴(操作部)44が形成されている。一方、束本体3の上部には、操作体4の下部に形成される螺子41を螺合させるための内螺子31が形成されており、また、床支持板5には、操作体4の下部に形成される螺子42を螺合させるためのナット52が溶接されている。
以上のように構成される床板支持具1Aでは、束本体3の上部に螺合している操作体4の六角穴44(又は係止部43)を床上から操作工具によって操作することが可能であり、操作体4を一方向(順方向)に回動させると床支持板5が上昇し、操作体4を他方向(逆方向)に回動させると、床支持板5が降下する。従って、作業性のよくない床下作業をなくすことができ、かつ、設置面Cと床板2との間のスペースを必要最小限度の高さに設定して、建屋の高さを低く抑え設計が可能となる。
床上から操作工具を介して操作体4を操作するためには、例えば、操作体4の上部に形成された螺子42の一部を貫通させる孔部を、予め、下地板22に形成しておき、その下地板22を床支持板5に載せた状態で、下地板22の孔部に現れた六角穴44にレンチを差し込んで床上から操作し、高さ調整が終了した時点で、パネル本体21を下地板22の上に敷設すればよい。また、床板2と床板2の接合部(例えば、四隅を突き合わせた接合部、二枚合わせの接合部等)を床板支持具1Aで支持させる場合には、床上から操作工具により係止部43を操作することもできる。
第二参考例
図4(a)は床板支持具1Bの正面図、図4(b)は平面図、図4(c)は縦断面図、図5(a)〜(c)は束本体の構成説明図、図6(a)〜(c)は操作工具の構成説明図、図7は設置状態の説明図である。これらの図に示すように、この床板支持具1Bは、建屋の基礎(設置面)Cと床板2との間に立設状態に配設され、基礎Cに立設される座板6a付きの螺子体6と、下部が螺子体6に螺合する束本体(例えば、パイプ材からなる)3と、束本体3の上端部に回動自在かつ上下方向に変位不能に支持されて床板2を支持する床支持板5と、備え、束本体3の上部には操作部32が形成され、該操作部32を一方向に回動させると床支持板5が上昇し、操作部32を他方向に回動させると床支持板5が降下する。なお、前記第一参考例と同一もしくは同等部材については同一符号を付し、その説明を省略する。
上述の束本体3の下部は絞り加工により若干径小に形成し、例えば、図5に示すように、その内部に、螺子体6に形成された螺子61に螺合する内螺子31が穿設形成され、その上部に形成される操作部32は、パイプ材を外側からカシメることにより、正方形状の断面に形成され、例えば、図6に示すような四角レンチ(操作工具)7を束本体3の上部開口から挿入することによって束本体3を回動させることができるように構成される。なお、71は操作用ハンドル、72は四角ヘッド部(嵌入部)を示す。そして、その上端部には鍔状部33が形成され、その鍔状部33に床支持板5を受載支持させて、その上端縁を外方に拡げるようにカシメることで、その床支持板5を束本体3に対して回動自在かつ上下方向に変位不能に支持させている。
以上のように構成される床板支持具1Bでは、束本体3の上部に形成された操作部32を、床上から操作工具7によって操作することが可能であり、操作部32を一方向(順方向)に回動させると床支持板5が上昇し、操作部32を他方向(逆方向)に回動させると、床支持板5が降下する。従って、作業性のよくない床下作業をなくすことができ、かつ、基礎Cと床板2との間のスペースを必要最小限度の高さに設定して、建屋の高さを低く抑えた設計が可能となる。例えば、床板2と床板2の接合部(例えば、四隅を突き合わせた接合部等)を床板支持具1Bで支持させる場合には、操作工具7を差し込む孔部を接合部に予め形成しておき、高さ調整が終了した時点でその孔部を埋めるようにすればよい。
〔実施の形態〕
図8(a)は床板支持具1Cの正面図、(b)は平面図、(c)は縦断面図、図9(a)〜(c)は束本体の構成説明図、図10は設置状態の説明図である。これらの図に示すように、この床板支持具1Cは、建屋の基礎(設置面)Cと床板2との間に立設状態に配設され、基礎Cに立設される座板6a付きの螺子体6と、下部が螺子体6に螺合する束本体(例えば、パイプ材からなる)3と、束本体3の上端部に回動自在かつ上下方向に変位不能に支持されて床板2を支持する床支持板5と、下部が束本体3の上部に少なくとも相対回動不能に一体化され、かつ、床支持板5よりも上方に突出した上部81を床支持板5の上方から操作工具で操作可能な操作部材8と、を備え、操作部材8を一方向に回動させると床支持板5が上昇し、操作部材8を他方向に回動させると床支持板5が降下する。なお、第一参考例、第二参考例と同一もしくは同等部材については同一符号を付し、その説明を省略する。
以上のように構成される床板支持具1Cでは、束本体3の上部に一体化された操作部材8を、床上から操作工具(例えば、スパナやレンチ等、図示省略)によって操作することが可能であり、操作部材8を一方向(順方向)に回動させると床支持板5が上昇し、操作部材8を他方向(逆方向)に回動させると、床支持板5が降下する。従って、作業性のよくない床下作業をなくすことができ、かつ、基礎Cと床板2との間のスペースを必要最小限度の高さに設定して、建屋の高さを低く抑えた設計が可能となる。例えば、床板2と床板2の接合部(例えば、四隅を突き合わせた接合部等)を床板支持具1Bで支持させる場合には、操作工具を差し込む孔部を下地板22の接合部に予め形成しておき、高さ調整が終了した時点で、パネル本体21を下地板22の上に敷設して、孔部を埋めるようにすればよい。
本発明の一参考例に係る床板支持具の構成説明図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は断面図である。 同操作体の構成説明図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)のA−A線矢視断面図である。 同床板支持具の設置状態の説明図である。 本発明の第二参考例に係る床板支持具の構成説明図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は断面図である。 同束本体の構成説明図で、(a)は断面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 同操作工具の説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 同床板支持具の設置状態の説明図である。 本発明の実施の形態に係る床板支持具の構成説明図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は断面図である。 同束本体の説明図で、(a)は断面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 同床板支持具の設置状態の説明図である。 従来の床板支持具の一例を示す構成説明図である。
符号の説明
1A〜1C…床板支持具、2…床板、3…束本体、32…操作部、3a…座板、4…操作体、5…床支持板、6…螺子体、6a…座板、7…操作工具、8…操作部材、81…上部、82…螺子部、C…設置面

Claims (1)

  1. 設置面に着座して上下方向に配設される螺子体と、
    下部が前記螺子体に螺合する束本体と、
    前記束本体の上端部に回動自在かつ上下方向に変位不能に支持されて床板を支持する床支持板と、
    下部が前記束本体の上部に少なくとも相対回動不能に一体化され、かつ、前記床支持板よりも上方に突出した上部を上方から操作工具で操作可能な操作部材と、を備え、
    前記操作部材は、前記上部が多角形ヘッド部であるボルトからなり、該ボルトの螺子部が、前記束本体の内部にカシメ固定され、
    前記操作部材を一方向に回動させると前記床支持板が上昇し、前記操作部材を他方向に回動させると前記床支持板が降下することを特徴とする床板支持具。
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