JP2005207031A - 二重床の施工方法 - Google Patents

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Yasuo Nakajima
康生 中島
Masami Sugihara
正美 杉原
Mitsuru Kunimune
充 国宗
Yasunori Otani
康則 大谷
Seiji Tanigawa
清次 谷川
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Abstract

【課題】戸建て住宅の一階床等に適用される二重床の施工性を高める。
【解決手段】略正方形状又は略長方形状の床下地板5の四隅のうちの一つの角部に、予め支持脚4を取り付ける。この支持脚4付きの床下地板5における残りの三つの角部を、床施工空間2の外周部に沿って設けてある支持部材41に載せるか、或いは、土間コンクリート3に既に設置してある支持脚4の上面部に載せて、床下地板5,5…を床施工空間2に順次敷設する。
【選択図】図2

Description

この発明は、主として戸建て住宅や集合住宅に適用される二重床の施工方法に関する。
一般に、戸建て住宅の一階床は、束や大引、根太によって床下地板を支持し、その床下地板上にフローリング等の床仕上げ材を敷設することで構成されている。このような一階床の構造は、床下の地盤が露出した状態においては最も有効な構造として長く採用され続けている。
しかし、大引や根太が存在することによって、床下空間が狭くなり、また材料費が嵩んで、施工にも手間がかかっていた。さらに、例えば和室と洋室の段差を無くしたい場合には、和室部分と洋室部分において大引の配置高さを変える等の特別な設計が必要であるといった欠点があった。
一方、例えば特許文献1に開示されているように、最近建築される集合住宅の一部や事務所ビルの床として、コンクリート製の強固なスラブ床上に設置した複数の支持脚によって、複数の床下地板及び床仕上げ材を直接支持するようにした二重床が採用されている。
近年では、戸建て住宅においても、強固な土間コンクリート仕様が急増しており、この場合、上記の支持脚を使用して、床下地板を直接支持することができる。これにより、大引や根太を廃止することができ、戸建て住宅の1階床の構築に際して、床下空間の有効利用、コストダウン及び設計の自由度の向上を図ることができる。
特開平7−197629号公報
しかしながら、従来の二重床の施工に際しては、特許文献1にも開示されているように、スラブ床の所定箇所に予め複数の支持脚を設置して、それら支持脚上に複数の床下地板を順次敷設している。この場合、支持脚の所定箇所への位置決め作業が煩雑となり、床下地板を精度良く敷設することが困難であった。
また、大引や根太等の緩衝材を廃止したため、床下地板が撓み易くなって、床下地板に荷重がかかると、隣接する床下地板の端部同士が擦れ合って音鳴りが発生し易くなっていた。さらに、床下空間の懐寸法が事務所ビルに比べて大きいため、支持脚の高さ調整が困難になるといった問題もあった。
この発明は、上記の不具合を解消して、二重床の施工性の向上を図ることができ、音鳴り等を抑えた良好な施工状態を実現できる二重床の施工方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するため、この発明は、複数の略正方形状又は略長方形状の床下地板を、床施工空間のスラブ床に設置した複数の支持脚によって所定の高さ位置に支持する二重床の施工方法であって、床下地板の四隅のうちの一つの角部に予め支持脚を取り付けて、その支持脚付き床下地板における残りの三つの角部を、床施工空間の外周部に沿って設けてある支持部材に載せるか、或いは、スラブ床に既に設置してある支持脚の上面部に載せて、床下地板を床施工空間に順次敷設することを特徴とする。
具体的には、最初に敷設する前記支持脚付き床下地板における残りの三つの角部を、床施工空間の外周角部に沿って設けてある支持部材に載せて、これより後に敷設する支持脚付き床下地板における残りの三つの角部を、床施工空間の外周部に沿って設けてある支持部材に載せるか、或いは、スラブ床に既に設置してある別の支持脚付き床下地板における支持脚の上面部に載せるようにしている。
また、前記床下地板の四隅のうちの一つの角部に、支持脚の上面部を重ね合わせて、その上面部に形成したビス挿入用孔へ挿入したビスを床下地板の裏面にねじ込んで、床下地板に支持脚を予め取り付けるようにしている。さらに、前記床下地板の端部中間部分に、予め支持脚を取り付けるようにしている。
さらにまた、前記床下地板の一つの角部に予め取り付けた支持脚の上面部に、別の三枚の床下地板の角部を載せるようにしている。
さらに、前記支持部材を、床施工空間を囲む基礎、土台若しくは梁に設けている。また、隣接して敷設する床下地板の端部間に隙間を設けている。
さらに、前記支持脚の上面部に、床下地板の端部に当接する位置決め用の突起を形成して、その位置決め用の突起を、隣接して敷設する床下地板の端部間に介在させている。また、隣接して敷設する床下地板の端部裏面間に跨って補強板を取り付けている。さらに、前記床下地板の表面側及び裏面側からの操作によって、前記支持脚の高さ調整を可能としている。
この発明では、床下地板の四隅のうちの一つの角部に予め支持脚を取り付けて、その支持脚付き床下地板を順次敷設しているので、床下地板を位置決めすれば自ずと支持脚の位置決めもなされ、しかも床下地板と支持脚との位置ずれをなくすことができる。このため、従来のように床下地板と支持脚とを別々に施工する場合と比べて、床下地板を簡単に精度良く敷設することができる。しかも、床下地板に支持脚を予め取り付けることで、現場での支持脚に対する床下地板のビス止め作業等を軽減することができ、施工性の向上を図ることができる。
また、支持脚の上面部に形成した位置決め用の突起に、その上面部に載せた床下地板の端部を当接させることで、床下地板を上面部に精度良く位置決めすることができ、しかも床下地板を上面部にビス止めする際に、床下地板の回転を防止して、施工性をさらに高めることができる。
さらに、隣接して敷設する床下地板の端部間に隙間を設けることで、それら端部同士の擦れ合いによる音鳴りを防止することができる。さらにまた、隣接して敷設する床下地板の端部裏面間に跨って補強板を取り付けることで、大引や根太等を廃止した構造であるにもかかわらず、床下地板の取付強度を良好に維持することができ、荷重がかかったときの床下地板の撓みを抑えることができる。
また、支持脚の高さ調整を、床下地板の裏面側からだけでなく表面側からの操作によっても可能にしているので、床下地板の敷設後であっても、その表面側から簡単に高さ調整を行うことができ、より一層の施工性の向上を図ることができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係る二重床は、図1及び図2に示すように、戸建て住宅の一階床として適用されている。この二重床は、基礎(1)によって囲まれた床施工空間(2)のスラブ床としての土間コンクリート(3)上に設置した複数の支持脚(4)(4)…によって、複数の床下地板(5)(5)…が支持され、それら床下地板(5)(5)…上に床仕上げ材(6)(6)…を敷き詰めてなる。なお、図1及び図2において、(7)は外壁材、(8)は内装材、(9)は床下地材(5)の下面に取り付けた断熱材である。
支持脚(4)(4)…としては、床下地板(5)の角部を支持するための角部用の支持脚と、床下地板(5)の端部を支持する端部用の支持脚の二種類が用意されている。
各支持脚(4)は、図3に示すように、土間コンクリート(3)上に立設される座板(10)付きの束部(11)と、この束部(11)の上端部に螺合するボルト部(12)と、このボルト部(12)の上端部に螺合する上面部(13)とを備えている。
そして、ボルト部(12)には、互いに逆向きの螺子(14)(15)が上下に形成されており、これら螺子(14)(15)の境界部分において、スパナ等の工具に係合してボルト部(12)を回転操作するための操作部(16)が設けられている。また、ボルト部(12)の上端部には、六角棒スパナ等を係合する六角孔(18)が形成されている。
上面部(13)は、床下地板(3)(3)…を支持する略正方形の支持プレート(20)の下面にナット(21)を固定してなる。支持プレート(20)には、その中央にボルト部(12)の上端部分が貫通する貫通孔(22)が形成されている。そして、角部用の支持脚(4)の支持プレート(20)には、図3(a)に示すように、四つの位置決め用のプレート状突起(23)(23)…が、貫通孔(22)を囲むようにして略十字状に突設されている。また、この角部用の支持脚(4)の支持プレート(20)には、その突起(23)(23)…によって均等に区画された四つの載置部位(24)(24)…のうちの一つの載置部位(24)において、ビス挿入用孔(25)が形成されている。一方、端部用の支持脚(4)の支持プレート(20)には、図3(b)に示すように、一対の位置決め用のプレート状突起(23)(23)が、貫通孔(22)を挟むようにして略直線状に突設されている。また、この端部用の支持脚(4)の支持プレート(20)には、その突起(23)(23)によって均等に区画された二つの載置部位(24)(24)のうちの一つの載置部位(24)において、一対のビス挿入用孔(25)(25)が形成されている。
床下地板(5)は、例えば合板製であって、図4に示すように略長方形状に形成されており、その長手方向に沿った端部の長さが約1000mm、短手方向に沿った端部の長さが約500mmに設定されている。なお、床下地板(5)としては、例えば一辺が約500mmの略正方形状のものを別途用意しておいても良い。
この床下地板(5)においては、その四隅のうちの一部又は全部の角部と長手方向に沿った端部の中央部分が、支持脚(4)(4)…の支持プレート(20)(20)…によって支持されるようになっている。
そして、この床下地板(5)における支持プレート(20)によって支持される角部が、斜めに切り落としされている。また、床下地板(5)における支持プレート(20)によって支持される長手方向に沿った端部の中央部分が、略V字状に切り欠かれている。
次に、二重床の施工方法について説明する。まず、図4に示すように、予め工場等において、床下地板(5)の四隅のうちの一つの角部及び長手方向に沿った端部の中央部分に、角部用及び端部用の支持脚(4)(4)を取り付けておく。
この取り付けに際しては、図5に示すように、裏返した床下地板(5)における角部裏面に対して、角部用の支持脚(4)における支持プレート(20)の一つの載置部位(24)を合わせるようにして、突起(23)(23)を床下地板(5)の端部に当接させる。この状態で、支持プレート(20)のビス挿入用孔(25)へ挿入した木製ビス(30)を床下地板(5)の裏面にねじ込むことで、角部用の支持脚(4)を床下地板(5)に取り付ける。また、裏返した床下地板(5)における長手方向に沿った一方の端部の中央部分裏面に対して、端部用の支持脚(4)における支持プレート(20)の一つの載置部位(24)を重ね合わせるようにして、突起(23)(23)を床下地板(5)の端部に当接させる。この状態で、支持プレート(20)のビス挿入用孔(25)(25)へ挿入した木製ビス(30)(30)を床下地板(5)の裏面にねじ込むことで、端部用の支持脚(4)を床下地板(5)に取り付ける。この取り付け状態において、図4に示すように、角部用の支持脚(4)における支持プレート(20)の残り三つの載置部位(24)(24)…及び端部用の支持脚(4)における支持プレート(20)の残り一つの載置部位(24)が、床下地板(5)から側方へはみ出した状態となっている。
さらに、床下地板(5)における短手方向に沿った一方の端部及び長手方向に沿った一方の端部には、帯状の補強板(40)(40)…がその略半分を側方へ張り出すようにして取り付けられる。この取り付けに際しても、床下地板(5)を裏返した状態にして、その端部裏面に補強板(40)(40)…を木製ビス(30)(30)…によって固定している。そして、このように予め支持脚(4)(4)及び補強板(40)(40)…を取り付けた複数の床下地板(5)(5)…を、現場へ搬入して、床施工空間(2)に順次敷設する。
すなわち、図6に示すように、床施工空間(2)を囲む基礎(1)の上面に、その長手方向に沿って角柱状の支持部材(41)を取り付けておく。そして、図7に示すように、最初に敷設する支持脚(4)(4)付きの床下地板(5)における残りの三つの角部を、支持部材(41)上に位置決めした状態で載せる。
また、床下地板(5)が水平になるように、支持脚(4)(4)の支持プレート(20)(20)の高さを調整する。すなわち、床下地板(5)の裏面側において、支持脚(4)の操作部(16)にスパナ等を係合してボルト部(12)を回転させるか、床下地板(5)の表面側において、ボルト部(12)の六角孔(18)に六角棒スパナ等を係合してボルト部(12)を回転させることで、支持プレート(20)を昇降させて、床下地板(5)を水平状態に維持する。
この状態で、支持部材(41)上に載っている床下地板(5)の端部を、支持部材(41)にビス止めする。これにより、最初の床下地板(5)及びこれに取り付けてある支持脚(4)(4)を精度良く位置決めした状態で設置することができる。
続いて、図8に示すように、最初に敷設した床下地板(5)に隣接させながら、床施工空間(2)の外周部に沿わせるようにして、次の新たな支持脚(4)(4)付きの床下地板(5)を敷設する。すなわち、新たな床下地板(5)における残りの三つの角部を、支持部材(41)に載せたり、最初の床下地板(5)の角部から張り出した支持プレート(20)の載置部位(24)に載せる。また、最初の床下地板(5)の端部から張り出した支持プレート(20)の載置部位(24)には、新たな床下地板(5)の長手方向に沿った端部の中央部分を載せる。
このとき、新たな床下地板(5)の端部を、最初の床下地板(5)側の支持プレート(20)の突起(23)(23)に当接させる。また、上記のように支持プレート(20)の高さ調整を行って、床下地板(5)を水平状態に維持する。そして、この状態で、支持部材(41)上に載っている床下地板(5)の端部を、支持部材(41)にビス止めするとともに、支持プレート(20)の載置部位(24)に載っている角部や端部中央部分を、表面側から図示しないビスを打ち込むことで支持プレート(20)に固定する。これにより、最初の床下地材(5)に隣接させた状態で、次に敷設する新たな床下地板(5)及びこれに取り付けてある支持脚(4)(4)を精度良く位置決めした状態で設置することができる。
また、この状態において、最初の床下地板(5)の端部から張り出した補強板(40)(40)…が、新たな床下地板(5)の端部裏面側に重なるように位置している。従って、これら互いに重なり合っている床下地板(5)の端部及び補強板(40)(40)…に対して、表面側から図示しないビスをねじ込むことによって、新たな床下地板(5)の端部に補強板(40)(40)…を固定している。
床施工空間(2)の外周部以外では、図8に示すように既にL型に敷設してある三枚の床下地板(5)(5)…によって囲まれた角隅部分に、新たな支持脚(4)(4)付きの床下地板(5)を敷設する。この場合には、新たな床下地板(5)における残りの三つの角部を、既設の三枚の床下地板(5)の角部から張り出した支持プレート(20)(20)…の載置部位(24)(24)…に載せて、上記と同様に突起(23)(23)…に当接させるとともに、床下地板(5)を水平状態に維持した状態でビス止めする。また、上記と同様に補強板(40)(40)…のビス止めも行う。これにより、床施工空間(2)の外周部以外に敷設する新たな床下地板(5)及びこれに取り付けてある支持脚(4)(4)を精度良く位置決めした状態で設置することができる。
このように既に敷設した床下地板(5)(5)…に隣接させるようにして、新たな支持脚(4)(4)付きの床下地板(5)を順次位置決めしながら敷設していく。なお、長方形状の床下地板(5)(5)…だけでは、床施工空間(2)を埋めるとができない場合には、正方形状の床下地板を使用したり、床下地板を適当な形状にカットして使用すれば良い。
この床下地板(5)(5)…の施工状態において、図9に示すように、1つの角部用の支持脚(4)における支持プレート(20)によって、四枚の床下地板(5)(5)…の角部を支持するとともに、一つの端部用の支持脚(4)における支持プレート(20)によって二枚の床下地板(5)(5)の端部中央部分を支持している。
また、隣接する床下地板(5)(5)の端部間に、位置決め用の突起(23)(23)…が介在して、それら端部間に隙間(50)が形成されている。さらに、隣接する床下地板(5)(5)の端部裏面間に跨って、補強板(40)(40)…が取り付けられている。これにより、大引や根太等の緩衝材を廃止した構造であるにもかかわらず、床下地板(5)(5)…の撓みを抑えて、隣接する床下地板(5)(5)の端部同士が擦れ合うことによって発生する音鳴りを防止することができる。
また、床下地板(5)(5)…の角部及び端部中央部分を切り欠いているので、支持脚(4)(4)…における支持プレート(20)(20)…の貫通孔(22)(22)…及びボルト部(12)(12)…の六角孔(18)(18)…が床下地板(5)(5)…の表面側に露出して、表面側からの操作によって支持プレート(20)(20)…の高さ調整が可能となっている。従って、敷設後の床下地板(5)(5)…の水平度にバラツキが生じていても、表面側からの操作で簡単に修正することができる。
このようにして、床下地板(5)(5)…を敷設した後、それら床下地板(5)(5)…上に床仕上げ材(6)(6)…を敷設して二重床を構築する。この二重床における土間コンクリート(3)と床下地板(5)(5)…との間の床下空間は、各種配線や配管を収納したり、普段使用しないような物品を収納する収納空間として利用される。
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、床下地板の端部に予め取り付ける端部用の支持脚は、強度的に問題がなければ廃止しても良く、また床下地板の長手方向に沿った端部に数本取り付けたり、短手方向に沿った端部に取り付けるようにしても良い。
また、支持部材は、基礎上に必ずしも取り付ける必要はなく、床施工空間を囲む土台や梁等に取り付けるようにしても良い。さらに、支持部材を設ける代わりに、床施工空間の外周部に沿って予め支持脚をスラブ床に設置しておいて、最初に敷設する床下地板や床施工空間の外周部に沿って敷設する床下地板の角部を、それら予め設置した支持脚に載せるようにしても良い。
さらにまた、支持脚の支持プレートに、プレート状の突起の代わりにホゾ状の突起を設けて、このホゾ状の突起を床下地板の端部を当接させることで、支持プレートの載置部位に床下地板を位置決めしても良い。さらに、隣接する床下地板の端部間にT字型プレートやゴム等の弾性部材を介在させて、これら端部間に隙間を設けるようにしても良い。さらに、隣接する床下地板の端部間に隙間を設ける代わりに、これら端部同士を相じゃくりによって接続しても良い。
この発明の一実施形態に係る二重床の一部破断平面図である。 同じくその縦断面図である。 支持脚の斜視図である。 支持脚付きの床下地板を示す斜視図である。 床下地板に予め支持脚を取り付けるときの状態を示す斜視図である。 床施工空間の外周角部を示す斜視図である。 最初の床下地板を敷設した状態を示す斜視図である。 最初の床下地板に隣接させて次の新たな床下地板を敷設した状態を示す斜視図である。 四枚の床下地板の角部を支持脚の支持プレートに載せた状態の平面図である。
符号の説明
(1) 基礎
(2) 床施工空間
(3) 土間コンクリート(スラブ床)
(4) 支持脚
(5) 床下地板
(13) 上面部
(23) 突起
(25) ビス挿入用孔
(30) 木製ビス
(40) 補強板
(41) 支持部材
(50) 隙間

Claims (11)

  1. 複数の略正方形状又は略長方形状の床下地板を、床施工空間のスラブ床に設置した複数の支持脚によって所定の高さ位置に支持する二重床の施工方法であって、床下地板の四隅のうちの一つの角部に予め支持脚を取り付けて、その支持脚付き床下地板における残りの三つの角部を、床施工空間の外周部に沿って設けてある支持部材に載せるか、或いは、スラブ床に既に設置してある支持脚の上面部に載せて、床下地板を床施工空間に順次敷設することを特徴とする二重床の施工方法。
  2. 最初に敷設する前記支持脚付き床下地板における残りの三つの角部を、床施工空間の外周角部に沿って設けてある支持部材に載せて、これより後に敷設する支持脚付き床下地板における残りの三つの角部を、床施工空間の外周部に沿って設けてある支持部材に載せるか、或いは、スラブ床に既に設置してある別の支持脚付き床下地板における支持脚の上面部に載せるようにした請求項1記載の二重床の施工方法。
  3. 前記床下地板の四隅のうちの一つの角部に、支持脚の上面部を重ね合わせて、その上面部に形成したビス挿入用孔へ挿入したビスを床下地板の裏面にねじ込んで、床下地板に支持脚を予め取り付けるようにした請求項1又は2記載の二重床の施工方法。
  4. 前記床下地板の端部中間部分に、予め支持脚を取り付けるようにした請求項1乃至3のいずれかに記載の二重床の施工方法。
  5. 前記床下地板の一つの角部に予め取り付けた支持脚の上面部に、別の三枚の床下地板の角部を載せるようにした請求項1乃至4のいずれかに記載の二重床の施工方法。
  6. 前記支持部材を、床施工空間を囲む基礎、土台若しくは梁に設けた請求項1乃至5のいずれかに記載の二重床の施工方法。
  7. 隣接して敷設する床下地板の端部間に隙間を設けた請求項1乃至6のいずれかに記載の二重床の施工方法。
  8. 前記支持脚の上面部に、床下地板の端部に当接する位置決め用の突起を形成した請求項1乃至7のいずれかに記載の二重床の施工方法。
  9. 前記位置決め用の突起を、隣接して敷設する床下地板の端部間に介在させた請求項8記載の二重床の施工方法。
  10. 隣接して敷設する床下地板の端部裏面間に跨って補強板を取り付けた請求項1乃至9のいずれかに記載の二重床の施工方法。
  11. 前記床下地板の表面側及び裏面側からの操作によって、前記支持脚の高さ調整を可能とした請求項1乃至10のいずれかに記載の二重床の施工方法。
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