JP6190070B2 - 結晶の製造方法 - Google Patents

結晶の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6190070B2
JP6190070B2 JP2016546551A JP2016546551A JP6190070B2 JP 6190070 B2 JP6190070 B2 JP 6190070B2 JP 2016546551 A JP2016546551 A JP 2016546551A JP 2016546551 A JP2016546551 A JP 2016546551A JP 6190070 B2 JP6190070 B2 JP 6190070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
solution
temperature
crucible
seed crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016546551A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016143398A1 (ja
Inventor
堂本 千秋
千秋 堂本
克明 正木
克明 正木
久芳 豊
豊 久芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JPWO2016143398A1 publication Critical patent/JPWO2016143398A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6190070B2 publication Critical patent/JP6190070B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/14Heating of the melt or the crystallised materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/02Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method adding crystallising materials or reactants forming it in situ to the melt
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B19/00Liquid-phase epitaxial-layer growth
    • C30B19/02Liquid-phase epitaxial-layer growth using molten solvents, e.g. flux
    • C30B19/04Liquid-phase epitaxial-layer growth using molten solvents, e.g. flux the solvent being a component of the crystal composition
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions
    • C30B29/36Carbides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

本発明は、炭化珪素の結晶の製造方法に関する。
従来から、例えば特開2010−184849号公報に記載されているように、炭素(C)および珪素(Si)を含む溶液を使用した溶液法によって、炭化珪素(SiC)の種結晶の下面に炭化珪素の結晶を成長させることが知られている。
本開示の結晶の製造方法は、炭化珪素の結晶の製造方法であり、準備工程、接触工程、開始工程、第1成長工程、降温工程および第2成長工程を備える。準備工程では、珪素溶媒に炭素を溶解した溶液および炭化珪素の種結晶を準備する。接触工程では、前記種結晶の下面を前記溶液に接触させる。開始工程では、前記溶液の温度を第1温度域まで上げて、前記種結晶の下面に結晶の成長を開始する。第1成長工程では、前記開始工程の後に、前記溶液の温度を前記第1温度域から第2温度域まで上げながら、前記種結晶を引き上げることによって、結晶を成長させる。降温工程では、前記溶液の温度を前記第2温度域から前記第1温度域まで下げる。第2成長工程では、前記降温工程の後に、前記溶液の温度を前記第1温度域から前記第2温度域まで上げながら、前記種結晶を引き上げることによって、結晶をさらに成長させる。
本開示の結晶の製造方法に使用する結晶製造装置を模式的に示す断面図である。 本開示の結晶の製造方法における経過時間と溶液の温度との関係の概略を示すグラフである。
<結晶製造装置>
以下に、本開示の結晶の製造方法に使用する結晶製造装置について図1を参照しつつ説明する。図1は、結晶製造装置の一例の概略を示している。なお、本発明は、本開示の実施形態(本実施形態)に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
結晶製造装置1は、半導体部品等に使用される炭化珪素の結晶2を製造する装置である。結晶製造装置1は、種結晶3の下面に結晶2を成長させることによって、結晶2を製造する。結晶製造装置1は、図1に示したように、保持部材4および坩堝5を含んでいる。保持部材4には種結晶3が固定され、坩堝5内には溶液6が収容される。結晶製造装置1は、種結晶3の下面を溶液6に接触させて、種結晶3の下面に結晶2を成長させる。
結晶2は、例えば、加工されてウェハになり、その後に半導体部品製造プロセスを経て半導体部品の一部となる。結晶2は、種結晶3の下面に成長した炭化珪素の結晶の塊である。結晶2は、例えば板状または柱状であってもよい。また、結晶2は、例えば円形状または多角形状の平面形状を有してもよい。結晶2は、炭化珪素の単結晶からなってもよい。結晶2の直径または幅は、例えば25mm以上200mm以下である。結晶2の高さは、例えば30mm以上300mm以下である。なお、「直径または幅」とは、結晶2の平面形状の中心を通って縁まで達する直線の長さを指す。結晶2の高さは、結晶2の下面から上面(種結晶3の下面)までの距離を指す。
種結晶3は、結晶2の種となる。言い換えれば、種結晶3は、結晶2が成長するための成長開始面を提供する。種結晶3は、例えば平板状であってもよい。また、種結晶3は、例えば円形状または多角形状の平面形状を有してもよい。種結晶3は、結晶2と同じ材料であってもよい。本実施形態では、炭化珪素の結晶2を製造するため、炭化珪素の結晶からなる種結晶3を用いる。種結晶3は、例えば単結晶または多結晶からなってもよい。本実施形態では、種結晶3は単結晶からなる。
種結晶3は、保持部材4の下面に固定されている。種結晶3は、例えば炭素を含んだ接着材を介して、保持部材4に固定されている。
保持部材4は、種結晶3を保持することができる。また、保持部材4は、溶液6に対して種結晶3の搬入出を行なう。言い換えれば、保持部材4は、種結晶3を溶液6に接触させたり、溶液6から結晶2を遠ざけたりすることができる。
保持部材4は、図1に示したように、移動装置7の移動機構に固定されている。移動装置7は、保持部材4を、例えばモータなどを利用して上下方向に移動させる。その結果、移動装置7によって、種結晶3は保持部材4の移動に伴って上下方向に移動する。
保持部材4は、例えば柱状であってもよい。保持部材4は、例えば炭素の多結晶体または炭素を焼成した焼成体からなってもよい。保持部材4は、保持部材4の平面形状の中心部を貫通して上下方向に伸びた軸の周囲を回転可能に移動装置7に固定されていてもよい。言い換えれば、保持部材4は、自転可能であってもよい。
溶液6は、坩堝5の内部に溜まって(収容されて)おり、結晶2を成長させるために結晶2の原料を種結晶3に供給することができる。溶液6は、結晶2と同じ材料を含む。すなわち、結晶2は炭化珪素の結晶であるから、溶液6は炭素と珪素とを含む。本実施形態の溶液6は、珪素の溶媒(珪素溶媒)に、溶質として炭素を溶解させたものである。なお、溶液6は、炭素の溶解度を向上させる等の理由から、例えばネオジム(Nd)、アルミニウム(Al)、タンタル(Ta)、スカンジウム(Sc)、クロム(Cr)、ジルコニウム(Zr)、ニッケル(Ni)またはイットリウム(Y)等の金属材料を添加材として1種類または2種類以上含んでいてもよい。
坩堝5は、溶液6を収容することができる。また、坩堝5は、結晶2の原料を内部で融解することができる。坩堝5は、例えば炭素を含有した材料で形成されてもよい。本実施形態の坩堝5は、例えば黒鉛で形成されている。本実施形態では、坩堝5の中で珪素を融解させて、融解した珪素に坩堝5の一部(炭素)を溶解させることによって、溶液6を形成している。坩堝5は、溶液6を貯留するために、例えば上面に開口している凹状の部材である。
本実施形態では、炭化珪素の結晶2を成長させる方法として溶液法を用いている。溶液法では、溶液6を、種結晶3の近傍において熱力学的に準安定状態に保ちつつ結晶2の析出が溶出よりも進行する条件に制御し、種結晶3の下面に結晶2を成長させることができる。溶液6では、珪素(溶媒)に炭素(溶質)を溶解させており、炭素の溶解度は、溶媒の温度が高くなるほど大きくなる。ここで、加熱して高温になった溶液6が種結晶3との接触で冷えると、溶解した炭素が過飽和状態になって、溶液6が種結晶3の近傍において局所的に準安定状態となる。そして、その溶液6が安定状態(熱力学的に平衡状態)に移行しようとして、種結晶3の下面に炭化珪素の結晶2として析出する。その結果、種結晶3の下面に結晶2を成長させることができる。
坩堝5は、坩堝容器8の内部に配されている。坩堝容器8は、坩堝5を保持することができる。この坩堝容器8と坩堝5との間には、保温材9が配されている。この保温材9は、坩堝5の周囲を囲んでいる。保温材9は、坩堝5からの放熱を抑制し、坩堝5内の温度分布を均一に近付けることができる。坩堝5は、坩堝5の底面の中心部を貫通して上下方向に伸びた軸の周囲に回転可能に坩堝容器8の内部に配されていてもよい。言い換えれば、坩堝5は、自転可能であってもよい。
坩堝容器8は、チャンバー10の内部に配されている。チャンバー10は、結晶2の成長を行なう空間と外部の雰囲気とを分離することができる。チャンバー10を有することによって、結晶2に余分な不純物が混じることを低減することができる。チャンバー10の内部の雰囲気は、例えば不活性ガスで満たされていてもよい。これによって、チャンバー10の内部を外部から遮断することができる。なお、坩堝容器8は、チャンバー10の底面に支持されていてもよい。また、坩堝容器8の底面が、この底面からチャンバー10の底部を貫通して下方に伸びる支持軸によって支持されていてもよい。
チャンバー10は、保持部材4が通過する通過孔101と、チャンバー10内にガスを供給する給気孔102と、チャンバー10内からガスを排出する排気孔103とを有している。さらに、結晶製造装置1は、チャンバー10の内部にガスを供給するガス供給部を有している。結晶製造装置1の雰囲気中のガスは、ガス供給部を介して給気孔102からチャンバー10内に供給され、排気孔103から排出される。
チャンバー10は、例えば円筒状であってもよい。チャンバー10は、例えば150mm以上1000mm以下の直径の円形の底面を有しており、例えば500mm以上2000mm以下の高さを有している。チャンバー10は、例えばステンレスまたは絶縁性の石英等の材料で形成されてもよい。チャンバー10内に供給される不活性ガスとしては、例えばアルゴン(Ar)またはヘリウム(He)等であってもよい。
坩堝5には、加熱装置11によって、熱が加えられる。本実施形態の加熱装置11は、コイル12および交流電源13を含んでおり、例えば電磁波を利用した誘導加熱方式によって坩堝5を加熱することができる。なお、加熱装置11は、例えば、カーボン等の発熱抵抗体で生じた熱を伝熱する方式等の他の方式を採用することができる。この伝熱方式の加熱装置を採用する場合は、(坩堝5と保温材9との間に)発熱抵抗体が配されてもよい。
コイル12は、導体によって形成され、坩堝5の周囲を囲んでいる。本実施形態では、コイル12は、坩堝5を円筒状に囲むように、チャンバー10の周囲に配されている。コイル12を有する加熱装置11は、コイル12による円筒状の加熱領域を有している。なお、本実施形態では、チャンバー10の周囲にコイル12を配置しているが、コイル12はチャンバー10の内側に位置していてもよい。
交流電源13は、コイル12に交流電流を流すことができる。コイル12に電流が流れて電場が発生することによって、電場内に位置した坩堝容器8に誘導電流が発生する。この誘導電流のジュール熱によって坩堝容器8が加熱される。そして、坩堝容器8の熱が保温材9を介して坩堝5へ伝達されることで、坩堝5が加熱される。交流電流の周波数を坩堝容器8に誘導電流が流れやすいように調整することで、坩堝5内の設定温度までの加熱時間を短縮したり、電力効率を向上させたりすることができる。
本実施形態では、交流電源13および移動装置7が制御装置14に接続されて制御されている。つまり、結晶製造装置1は、制御装置14によって、溶液6の加熱および温度制御と種結晶3の搬入出とが連動して制御されている。制御装置14は、中央演算処理装置およびメモリ等の記憶装置を含んでおり、例えば公知のコンピュータからなる。
<結晶の製造方法>
以下、本開示の結晶の製造方法について、図2を参照しつつ説明する。なお、図2は、本開示の結晶の製造方法を説明する図であり、具体的には経過時間を横軸にし、温度を縦軸にした場合の結晶製造時の溶液6の温度変化の概略を示すグラフである。
結晶の製造方法は、主に、準備工程、接触工程、開始工程、第1成長工程、降温工程、第2成長工程および引き離し工程を有する。なお、本発明は、本開示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更または改良等が可能である。
(準備工程)
種結晶3を準備する。種結晶3は、例えば昇華法または溶液法等によって製造された炭化珪素の結晶の塊を平板状に形成したものでもよい。本実施形態では、本開示の結晶の製造方法によって得られた結晶2を種結晶3として使用している。その結果、種結晶3と種結晶3の表面に成長する結晶2との組成を近付けることができ、結晶2における組成の違いに起因した転移の発生等を低減することができる。なお、平板状への加工は、例えば機械加工によって炭化珪素の塊を切断することによって行なえばよい。
保持部材4を準備して、保持部材4の下面に種結晶3を固定する。具体的には、保持部材4を準備した後、保持部材4の下面に接着材を塗布する。次いで、接着材を挟んで保持部材4の下面上に種結晶3を配して、保持部材4の下面に種結晶3を固定する。なお、本実施形態では、種結晶3を保持部材4に固定した後、保持部材4の上端を移動装置7に固定する。移動装置7へは、上述した通り、保持部材4の中心部分を貫通して上下方向に伸びた軸の周囲を保持部材4が回転可能に固定する。
坩堝5と、坩堝5内に収容された溶液6とを準備する。具体的には、まず、坩堝5を準備する。次いで、坩堝5内に、珪素の原料となる珪素粒子を入れて、坩堝5を珪素の融点(1420℃)以上に加熱する。このとき、融解して液化した珪素(溶媒)内に、坩堝5を形成している炭素(溶質)が溶解する。その結果、珪素溶媒に炭素を溶解した溶液6を坩堝5内に準備することができる。なお、溶液6に炭素を含ませるには、予め原料として炭素粒子を加えることによって、珪素粒子を融解させると同時に炭素を溶解させてもよい。
坩堝5をチャンバー10内に収容する。本実施形態では、坩堝5は、加熱装置11のコイル12に囲まれたチャンバー10内に、坩堝容器8内に保温材9を介して配されて収容される。なお、溶液6の準備は、坩堝5をチャンバー10に収容して、加熱装置11によって坩堝5を加熱することで行なってもよい。
(接触工程)
種結晶3の下面を溶液6に接触させる。種結晶3は、保持部材4を下方に移動させることで、下面を溶液6に接触させる。なお、本実施形態では、種結晶3を下方向へ移動させることで種結晶3を溶液6に接触させているが、坩堝5を上方向へ移動させることで種結晶3の下面を溶液6に接触させてもよい。
種結晶3は、種結晶3の少なくとも下面が溶液6の液面に接触していればよい。また、種結晶3を溶液6内に沈めて、下面とともに種結晶3の側面または上面を溶液6に接触させてもよい。
(開始工程)
溶液6の温度を所定の第1温度域T1まで上げて、種結晶3の下面に炭化珪素の結晶2の成長を開始する。第1温度域T1は、珪素溶媒が液状である温度範囲に設定される。第1温度域T1の温度範囲は、例えば1500℃以上2070℃以下に設定することができる。
溶液6の温度を測定する方法としては、例えば熱電対で直接的に測定する方法または放射温度計を用いて間接的に測定する方法を用いることができる。溶液6の温度が変動する場合には、溶液6の温度として、例えば一定時間において複数回測定した温度を平均して求めた温度を用いることができる。
種結晶3の溶液6への接触は、溶液6の温度を第1温度域T1まで上げた後に接触させてもよい。溶液6の温度を上昇させてから種結晶3を接触させることによって、種結晶3の溶解を低減することができ、結晶2の生産効率を向上させることができる。
一方で、溶液6の温度を第1温度域T1まで上げる前に、溶液6に種結晶3を接触させてもよい。これによれば、例えば種結晶3の表面を溶液6によって溶解させることができ、種結晶3の表面に付着するゴミ等を除去することができる。その結果、種結晶3の表面に成長する結晶2の品質を向上させることができる。
(第1成長工程)
溶液6に接触した種結晶3の下面に、溶液6から結晶2を成長させる。結晶2の成長は、まず、種結晶3の表面と種結晶3の表面近傍の溶液6との間に温度差ができる。そして、種結晶3と溶液6との温度差によって、溶液6中に溶解している炭素が過飽和状態になれば、溶液6中の炭素および珪素が炭化珪素の結晶2として種結晶3の下面に析出し、結晶2は成長する。なお、結晶2は、少なくとも種結晶3の下面に成長していればよいが、種結晶3の下面および側面から成長させてもよい。
種結晶3を引き上げることによって、結晶2を板状または柱状に成長させることができる。このとき、結晶2の平面方向および下方への成長速度を調整しながら種結晶3を上方向に少しずつ引き上げることによって、一定の幅または径を保った状態で結晶2を成長させることができる。種結晶3の引上げの速度は、例えば、50μm/h以上2000μm/h以下に設定することができる。なお、第1成長工程において、結晶2の成長時間は、例えば10時間以上150時間以下に設定することができる。
種結晶3の引上げは、図2に示したように、溶液6の温度を第1温度域T1から所定の第2温度域T2まで上げながら行なう。
従来の炭化珪素の結晶の製造方法においては、結晶が成長するにつれて成長面の形状が変化することがあった。これに対して、本開示の結晶の製造方法では、溶液6の温度を上げながら結晶2を成長させることによって、溶液6の温度を一定の温度に維持する場合に比べて、溶液6中の炭素の過飽和度を小さくすることができる。その結果、溶液6から結晶2の析出速度を遅くすることができるため、結晶2の成長面の形状の変化を小さくすることができる。したがって、結晶2の品質を向上させることができる。なお、図2においては、第1成長工程を「A」とし、第2成長工程を「B」とし、降温工程を「C」として示している。
第2温度域T2は、第1温度域T1よりも高い。また、第2温度域T2は、珪素溶媒が液状である温度範囲に設定される。第2温度域T2の温度範囲は、例えば1700℃以上2100℃以下に設定することができる。また、第1温度域T1から第2温度域T2への溶液6の昇温幅は、例えば30℃以上200℃以下に設定することができる。また、溶液6の昇温時間は、例えば10時間以上150時間以下に設定することができる。
溶液6の温度変化の傾きは、経過時間に対して一定であってもよい。言い換えれば、溶液6の温度を単調に上昇させてもよい。溶液6の温度を単調に上昇させることによって、溶液6の温度を制御しやすくなり、作業効率を向上させることができる。この場合、溶液6の温度変化の速度は、例えば1℃/h以上15℃/h以下に設定することができる。
溶液6の温度は、溶液6の炭素の過飽和度が一定になるように上昇させてもよい。その結果、結晶2の品質を保ちやすく、結晶2の品質低下を低減することができる。このとき、温度が高いほど溶液6の炭素の飽和濃度は大きくなり、炭素の過飽和度は小さくなりやすい。また、温度が低いほど溶液6の炭素の飽和濃度は小さくなり、炭素の過飽和度は大きくなりやすい。したがって、溶液6の炭素の過飽和度が一定になるようにするためには、溶液6の昇温幅は、第1温度域T1から第2温度域T2に向かうにつれて大きくなる。
第1成長工程において、種結晶3の下面または結晶2の下面を溶液6中に沈めた状態を維持しつつ結晶2を溶液6中で成長させてもよい。結晶2を溶液6中で成長させる場合には、結晶2と溶液6との温度差を小さくすることができ、結晶2の品質低下を低減することができる。
溶液6の昇温は、溶液6の下部の温度が溶液6の上部の温度よりも高くなるように行なってもよい。すなわち、例えば、溶液6の昇温を、坩堝5の底部の温度を坩堝5の壁部の温度よりも高くするようにして行なってもよい。これによって、下部で加熱された溶液6を熱対流によって上昇させ、下部よりも温度が低い上部の溶液6と入れ替えることができる。その結果、例えば、坩堝5から溶解した炭素を、効果的に成長中の結晶2に供給することができ、結晶2の成長速度を向上させることができる。
なお、坩堝5を加熱装置11のコイル12に対して上方に位置させることによって、坩堝5の底部の温度を坩堝5の壁部の温度よりも高くすることができる。また、坩堝5と坩堝容器8との間に配された保温部材9の位置を移動させることによって、坩堝5の底部の温度を坩堝5の壁部の温度よりも高くしてもよい。また、保持部材4を冷却して種結晶3から保持部材4へ移動する熱量を増加させることによって、溶液6の上部の温度を低くしてもよい。
一方、溶液6の昇温は、溶液6の上部の温度が溶液6の下部の温度よりも高くなるように行なってもよい。このようにして溶液6の温度を上げることで、溶液6中の成長する結晶2の近傍での炭素の過飽和度が過大になることを低減することができる。これにより、結晶2の成長面の形状の変化を低減することができる。
また、溶液6の昇温は、溶液6内の温度が均一になるように行なってもよい。その結果、溶液6内の熱勾配を小さくすることができるため、溶液6内の過飽和度を均一にしやすく、結晶2の成長面の変化を低減することができる。なお、溶液6内の温度が均一とは、本実施形態においては、例えば溶液6内の最大温度と最小温度との差が10℃以内の状態をいう。また、坩堝5における上方への熱の移動量と下方への熱の移動量を調整することによって、溶液6内の温度分布を均一にしやすくすることができる。なお、例えば保持部材4および支持軸(図示せず)の温度を調整することによって、坩堝5における上方および下方への熱の移動量を調整することができる。
また、第1成長工程において結晶2を回転させてもよい。結晶2を回転させることによって、坩堝5内に溶液6に流れを発生させることができ、溶液6内の温度分布を小さくすることができる。
また、第1成長工程において坩堝5を回転させてもよい。坩堝5を回転させることによって、坩堝5内に溶液6に流れを発生させることができ、溶液6内の温度分布を小さくすることができる。
(降温工程)
溶液6の温度を、図2に示したように、第2温度域T2から第1温度域T1まで下げる。これによって、後述する第2成長工程を行なうことが可能になり、結晶2を長尺化することができる。
本実施形態では、溶液6の温度の降温は、例えば加熱装置11の出力を第1成長工程の終了時と比較して低下させることによって行なう。また、溶液6の降温時間は、例えば、0.5時間以上3時間以下に設定することができる。降温工程において溶液6の温度変化の速度は、例えば10℃/h以上600℃/h以下に設定することができる。
降温工程は、第1成長工程および後述する第2成長工程のそれぞれよりも短時間で行なってもよい。ずなわち、降温工程において溶液6の温度を第2温度域T2から第1温度域T1まで下げる時間を、第1成長工程および第2成長工程において溶液6の温度を第1温度域T1から第2温度域T2まで上げる時間よりも短くしてもよい。その結果、結晶2の全体の製造時間を短縮することができ、生産効率を向上させることができる。
一方、降温工程は、第1成長工程および第2成長工程のそれぞれよりも長時間でもよい。その結果、坩堝5内における雑晶の発生を低減することができる。
第1成長工程と降温工程との間において結晶2を溶液6から引き離し、後述する第2成長工程の前に結晶2を溶液6に接触させてもよい。このように結晶2を溶液6から一旦引き離して溶液6の温度を下げることによって、例えば、溶液6中の炭素の過飽和度が過大になって結晶2の品質が低下することを低減することができる。
結晶2を引き離す場合に、結晶2を種結晶3とともに保持部材4で回転させながら、結晶2を溶液6から離してもよい。これによって、結晶2の表面に溶液6が付着することを低減することができる。その結果、例えば、溶液6が固化することによって結晶2にひび等の欠陥が発生することを低減することができる。
一方、降温工程は、結晶2が溶液6に接触した状態のままで行なってもよい。また、結晶2を回転させてもよい。この場合は、降温中にも溶液6を攪拌することができる。すなわち、溶液6に流れを発生させることで溶液6内の温度分布を小さくすることができる。
降温工程において第1温度域T1における溶液6の温度を、開始工程時または第1成長工程の第1温度域T1における溶液6の温度よりも下げてもよい。その結果、溶液6や坩堝5以外の結晶製造装置1の構成部材の温度も下げることができ、結晶製造装置1の状態を初期状態に近付けることができる。その結果、第2成長工程での成長条件を第1成長工程での成長条件に近付けることができ、結晶2を成長させやすくすることができる。
また、降温工程において第1温度領域T1における溶液6の温度を、開始工程時または第1成長工程の第1温度域T1における溶液6の温度よりも上げてもよい。その結果、例えば、第2成長工程を繰り返しても結晶2の成長速度を一定にしやすくすることができる。
降温工程において溶液6に珪素原料を追加してもよい。これにより、溶液6中の炭素の過飽和度が急速に大きくなることを低減することができる。
溶液6に追加する珪素原料は、粉末状であってもよい。粉末状の珪素原料を溶液6に追加することによって、珪素原料を溶けやすくすることができる。
溶液6に追加する珪素原料は、塊状であってもよい。この場合は、例えば粉末状の珪素に比較して質量が大きいことから、チャンバー10内のガス対流等で珪素原料が舞い上がることを低減することができる。その結果、原料追加の作業を効率的に行なうことができる。
溶液6に珪素原料を追加する場合には、珪素原料を追加した後に溶液6の降温を開始してもよい。これによって、成長開始までに十分な時間を確保することができ、溶液6中の組成を安定させることができる。したがって、後に成長させる結晶2の品質を維持しやすくすることができる。
溶液6の温度変化の傾きは、経過時間に対して一定であってもよい。言い換えれば、溶液6の温度を単調に低下させてもよい。溶液6の温度を単調に低下させることによって、溶液6の温度を制御しやすくなり、作業効率を向上させることができる。この場合の溶液6の温度変化の速度は、例えば50℃/h以上500℃/h以下に設定することができる。
溶液6の降温は、溶液6の上部の温度が溶液6の下部の温度よりも高くなるように行なってもよい。すなわち、溶液6の降温を、例えば坩堝5の壁部が坩堝5の底部よりも温度が高くなるようにして行なってもよい。これによって、例えば坩堝5の底部に雑晶を固着させることができ、結晶2に雑晶が取り込まれることを低減することができる。
溶液6の降温は、溶液6内の温度が均一になるように行なってもよい。その結果、溶液6内の熱勾配を小さくすることができるため、溶液6内の過飽和度を均一にしやすく、例えば坩堝5に内面での雑晶の発生を低減することができる。なお、溶液6内の温度が均一とは、本実施形態においては、溶液6内の最大温度と最小温度との差が例えば10℃以内の状態をいう。
(第2成長工程)
降温工程の後、図2に示したように、溶液6の温度を第1温度域T1から第2温度域T2まで下げながら、種結晶3を引き上げることによって、結晶2を引き続き成長させる。これによって、結晶2を長尺化することができる。
第2成長工程において、種結晶3の引上げの速度は、例えば50μm/h以上2000μm/h以下に設定することができる。結晶2の成長時間は、例えば10時間以上150時間以下に設定することができる。溶液6の温度は、例えば1500℃以上2100℃以下となるように設定することができる。
(引き離し工程)
第2成長工程の後、成長させた結晶2を溶液6から引き離し、結晶成長を終了する。
なお、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
本発明においては、降温工程および第2成長工程をそれぞれ複数回繰り返してもよい。降温工程および第2成長工程を繰り返すことによって、結晶2の品質低下を低減しつつ、所望の長さの結晶2を得ることができる。降温工程および第2成長工程は、例えば40回以上100回以下の回数で繰り返すことができる。
第2成長工程の時間は、工程を繰り返すにつれて短くしてもよい。一般的に、結晶2を長時間成長させると、結晶2の厚膜化または長尺化によって結晶2の下面からの放熱が低下して成長しにくい。これに対して、第2成長工程の時間を次第に短くすることによって、溶液6中の炭素の過飽和度を上げて、結晶2の成長速度を維持しやすくすることができる。
降温工程における溶液6の温度は、工程を繰り返すにつれて低くしてもよい。その結果、成長した結晶2への熱的な負荷を低減することができる。
降温工程と第2成長工程との間に、溶液温度維持工程を備えてもよい。その結果、第2成長工程を始める前に、溶液6内の組成を安定させたり、結晶製造装置1の構成部材の温度を安定させたりしやすくなり、結晶2の品質を向上させることができる。
1 結晶製造装置
2 結晶
3 種結晶
4 保持部材
5 坩堝
6 溶液
7 移動装置
8 坩堝容器
9 保温材
10 チャンバー
101 通過孔
102 給気孔
103 排気孔
11 加熱装置
12 コイル
13 交流電源
14 制御装置
T1 第1温度域
T2 第2温度域
A 第1成長工程
B 第2成長工程
C 降温工程

Claims (7)

  1. 炭化珪素の結晶の製造方法であって、
    珪素溶媒に炭素を溶解した溶液および炭化珪素の種結晶を準備する準備工程と、
    前記種結晶の下面を前記溶液に接触させる接触工程と、
    前記溶液の温度を第1温度域まで上げて、前記種結晶の下面に結晶の成長を開始する開始工程と、
    前記開始工程の後に、前記溶液の温度を前記第1温度域から第2温度域まで上げながら、前記種結晶を引き上げることによって、結晶を成長させる第1成長工程と、
    前記溶液の温度を前記第2温度域から前記第1温度域まで下げる降温工程と、
    前記降温工程の後に、前記溶液の温度を前記第1温度域から前記第2温度域まで上げながら、前記種結晶を引き上げることによって、結晶をさらに成長させる第2成長工程と、を備え
    前記第1成長工程および前記第2成長工程の少なくとも一方において、前記溶液の上部の 温度が下部の温度よりも高くなるように、前記溶液の温度を上げる、結晶の製造方法。
  2. 前記降温工程および前記第2成長工程をそれぞれ複数回繰り返す請求項1に記載の結晶の製造方法。
  3. 前記降温工程において、前記結晶は前記溶液から引き離す、請求項1または2に記載の結晶の製造方法。
  4. 前記降温工程において、前記結晶は前記溶液に接触させたまま、前記溶液の温度を下げる、請求項1または2に記載の結晶の製造方法。
  5. 前記降温工程において、前記溶液に珪素原料を追加する、請求項1〜4のいずれかに記載の結晶の製造方法。
  6. 前記第1成長工程において、前記溶液に溶解する炭素の過飽和度が一定になるように、前記溶液の温度を前記第1温度域から前記第2温度域まで上げる、請求項1〜5のいずれかに記載の結晶の製造方法。
  7. 前記降温工程と前記第2成長工程との間に、溶液の温度を維持する溶液温度維持工程を さらに備えた、請求項1〜6のいずれかに記載の結晶の製造方法。
JP2016546551A 2015-03-06 2016-01-26 結晶の製造方法 Expired - Fee Related JP6190070B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044259 2015-03-06
JP2015044259 2015-03-06
PCT/JP2016/052080 WO2016143398A1 (ja) 2015-03-06 2016-01-26 結晶の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016143398A1 JPWO2016143398A1 (ja) 2017-04-27
JP6190070B2 true JP6190070B2 (ja) 2017-08-30

Family

ID=56880098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016546551A Expired - Fee Related JP6190070B2 (ja) 2015-03-06 2016-01-26 結晶の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20180016703A1 (ja)
JP (1) JP6190070B2 (ja)
WO (1) WO2016143398A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107924814B (zh) * 2015-10-26 2021-08-10 株式会社Lg化学 基于硅的熔融组合物和使用其的SiC单晶的制造方法
US10718065B2 (en) * 2015-10-26 2020-07-21 Lg Chem, Ltd. Silicon-based molten composition and manufacturing method of SiC single crystal using the same

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7520930B2 (en) * 2002-04-15 2009-04-21 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Silicon carbide single crystal and a method for its production
JP4100228B2 (ja) * 2002-04-15 2008-06-11 住友金属工業株式会社 炭化珪素単結晶とその製造方法
JP4853449B2 (ja) * 2007-10-11 2012-01-11 住友金属工業株式会社 SiC単結晶の製造方法、SiC単結晶ウエハ及びSiC半導体デバイス
KR101690490B1 (ko) * 2010-10-21 2016-12-28 에스케이이노베이션 주식회사 탄화규소 단결정의 제조방법 및 장치
JP5318300B1 (ja) * 2011-10-28 2013-10-16 京セラ株式会社 結晶の製造方法
JP5877812B2 (ja) * 2013-04-09 2016-03-08 新日鐵住金株式会社 SiC単結晶の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2016143398A1 (ja) 2017-04-27
WO2016143398A1 (ja) 2016-09-15
US20180016703A1 (en) 2018-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6267303B2 (ja) 結晶の製造方法
JP6606638B2 (ja) Fe−Ga基合金単結晶の育成方法及び育成装置
KR102049710B1 (ko) SiC 단결정의 제조 방법 및 제조 장치
JP4453348B2 (ja) 炭化珪素単結晶の製造方法
JP6216060B2 (ja) 結晶の製造方法
JP6321836B2 (ja) 炭化珪素の結晶のインゴット、炭化珪素のウェハ、炭化珪素の結晶のインゴットおよび炭化珪素のウェハの製造方法
JP6190070B2 (ja) 結晶の製造方法
JP2010275190A (ja) 炭化珪素単結晶の製造方法
JP5051179B2 (ja) 温度勾配炉を用いた単結晶の製造方法
WO2014192573A1 (ja) SiC単結晶の製造装置及び当該製造装置を用いるSiC単結晶の製造方法
JP2016185884A (ja) 結晶の製造方法
JP2016169126A (ja) 結晶の製造方法
JP2018150193A (ja) SiC単結晶の製造方法
JP6174471B2 (ja) 結晶の製造方法
JP2016141571A (ja) 結晶の製造方法
JP2004315281A (ja) 温度勾配炉を用いた単結晶の製造方法
JP2016121028A (ja) 結晶の製造方法
JP2016102041A (ja) 結晶の製造方法
JP2016185885A (ja) インゴットおよびインゴットの製造方法
JP2016121027A (ja) 保持体、結晶製造装置および結晶の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6190070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees