JP6184711B2 - 油性化粧料 - Google Patents
油性化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6184711B2 JP6184711B2 JP2013055932A JP2013055932A JP6184711B2 JP 6184711 B2 JP6184711 B2 JP 6184711B2 JP 2013055932 A JP2013055932 A JP 2013055932A JP 2013055932 A JP2013055932 A JP 2013055932A JP 6184711 B2 JP6184711 B2 JP 6184711B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- oil
- ethylhexanoate
- oily cosmetic
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
そこで、経時による色持ちのよさと色移りしにくい効果を具現化する様々な検討がなされてきた。例えば、化粧効果の持続性、均一感、感触を向上させるためにポリエーテル変性シリコーンやポリグリセリル変性シリコーン等の界面活性剤と寒天被覆処理顔料を使用する技術(特許文献1)や、化粧崩れ防止効果、発色、付着力を向上させるために2〜3価の金属及びその塩類並びに2〜3価の金属水酸化物とアルギン酸の水溶性塩、油性成分を配合する技術(特許文献2)、二次付着レス効果、ツヤの持続性を向上させるためにメチルフェニルシリコーンと水添ポリイソブテン、親油性界面活性剤を組み合わせる技術(特許文献3)、二次付着レス効果、なめらかな使用感、保水性を向上させるために、揮発性油分と撥水性ポリマーを組み合わせる技術(特許文献4)等があった。
すなわち、本発明は、 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)下記一般式(5)で示される多価アルコール変性シリコーン
〔但し、式中Sx:−C2H4(CH3)2SiO[(CH3)2SiO]pSi(CH3)3、Gly:−C3H6O[CH2CH(OH)CH2O]qH、k=30〜50、l=1〜2、m=1〜5、n=5〜15、p=3〜9,q=1〜5である)〕(B)2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールからなる群から選択される少なくとも1つの25℃で液状のエステル油
(C)着色剤
(D)25℃における屈折率が1.47以上の油
を含有することを特徴とする油性化粧料であって、成分(B)は成分(A)と相溶するが、25℃において、成分(A)を1質量部と成分(B)を9質量部で攪拌混合した溶液に対し水1質量部を添加して攪拌混合した後、30分静置した場合に、成分(A)と成分(B)が相分離するものであることを特徴とする油性化粧料であり;
また、本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)下記一般式(5)で示される多価アルコール変性シリコーン
〔但し、式中Sx:−C2H4(CH3)2SiO[(CH3)2SiO]pSi(CH3)3、Gly:−C3H6O[CH2CH(OH)CH2O]qH、k=30〜50、l=1〜2、m=1〜5、n=5〜15、p=3〜9,q=1〜5である)〕(B)2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールからなる群から選択される少なくとも1つの25℃で液状のエステル油
(C)着色剤
(D)ヒマシ油、酢酸液状ラノリン、メチルフェニルポリシロキサン、ショ糖脂肪酸エステル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、トリメリト酸トリトリデシルからなる群から選択される少なくとも1つの25℃における屈折率が1.47以上の油
を含有することを特徴とする油性化粧料であって、成分(B)は成分(A)と相溶するが、25℃において、成分(A)を1質量部と成分(B)を9質量部で攪拌混合した溶液に対し水1質量部を添加して攪拌混合した後、30分静置した場合に、成分(A)と成分(B)が相分離するものであることを特徴とする油性化粧料である。
a、b、cはそれぞれ1.0≦a≦2.5、0.001≦b≦1.5、0.001≦c≦1.5を示す。〕
(B)25℃で液状のエステル油剤
(C)着色剤
を含有する油性化粧料であって、成分(B)は成分(A)と相溶するが、成分(A)を1質量部と成分(B)を9質量部で混合した溶液に対し、水1質量部を添加混合した場合に、成分(A)と成分(B)が相分離するものであることを特徴とする油性化粧料である。
本発明における成分(A)下記平均組成式(1)で示される多価アルコール変性シリコーン
R1aR2bR3cSiO(4−a−b−c)/2 (1)
〔式中、R1は炭素数1〜30のアルキル基、アリール基、アラルキル基又はフッ素置換アルキル基、アミノ置換アルキル基、カルボキシ置換アルキル基及び下記一般式(2)
−CdH2d−O−(C2H4O)e(C3H6O)f−R4 (2)
で示される有機基から選択される同種または異種の有機基を示し(式中、R4は炭素数4〜30の炭化水素基、又はR5−(CO)−で示される有機基、R5は炭素数1〜30の炭化水素基を示し、dは0≦d≦15の整数、e、fはそれぞれ0≦e≦50、0≦f≦50の整数を示す。)、
R2は下記一般式(3)
−Q−O−X (3)
で示し(式中、Qはエーテル結合及びエステル結合の少なくとも一方を含有してもよい炭素数3〜20の二価の炭化水素基を示し、Xは水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール置換炭化水素基を示す。)、
R3は下記一般式(4)
a、b、cはそれぞれ1.0≦a≦2.5、0.001≦b≦1.5、0.001≦c≦1.5を示す。〕
特に限定されないが、下記一般式(5)で表される直鎖状のメチルポリシロキサンのメチル基の一部を炭素または酸素を介してラウリル基、ポリグリセリン基およびメチルポリシロキサンで置換したINCI名称ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコンが、水を添加した際の増粘性に特に優れ、好適に用いられる。市販品としてはKF−6105(信越化学工業社製)があげられる。
Gly:−C3H6O[CH2CH(OH)CH2O]qH
(式中、k=30〜50、l=1〜2、m=1〜5、n=5〜15、p=3〜9,q=1〜5である)
25℃において、ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコンと各種エステル油を質量比1:9で攪拌混合した溶液の状態を目視にて確認した。次いで、この混合物10質量部に対して、水を1質量部加えて攪拌混合した後、30分静置した状態を目視にて確認した。結果を表1に示す。
かかる色材としては、化粧品に通常用いられる色材であれば特に制限なく、粉末状でもレーキ状でもよく、無機顔料、有機顔料、パール顔料のいずれでもよい。特に限定されないが、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青、チタン酸リチウムコバルト、マンガンバイオレット等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、ハイドロタルサイト、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、酸化チタン被覆合成金雲母、酸化チタン被覆ガラス末、酸化チタン・酸化鉄被覆ガラス末、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色223号、赤色218号、橙色201号等の染料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体、アルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられ、これらは1種又は2種以上、または複合化して用いることができる。また、フッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石ケン、界面活性剤、レシチン、アミノ酸、油剤、炭化水素等を用いた公知の方法により表面処理したものを用いても良い。
本発明の油性化粧料は、上記の成分(A)(B)及び(C)の他に、通常化粧料に使用される成分、例えば基材やエモリエント成分としての油性成分、感触調整としての粉体、粉体分散や感触調整としての界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料、などを本発明の効果を損なわない範囲で適宜含有することができる。
具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、ポリエチレン、モンタンワックス、フィッシャトロプシュワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、コメヌカロウ、ゲイロウ等のロウ類、ホホバ油、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
粉体の分散性向上を目的で、界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、成分(A)以外のポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、レシチン等が挙げられる。
実施例1〜5及び比較例1〜4:口紅(固形状)
下記表1に示す処方のスティック状口紅を調製し、について下記の方法により評価した。その結果も併せて表1に示す。
※2:KF−6015(信越化学工業社製)
※3:MYLITOL GTEH(BASF社製)
※4:コスモール 222(日清オイリオ社製)
※5:精製ポリブテンHV−100F(SB)(日本ナチュラルプロダクツ社製)
※6:LIPONATE TDTM(LIPO CHEMICALS社製)
※7:チミカゴールドスパークル(BASF社製)
A.成分(1)〜(10)を均一に100℃にて溶解する。
B.Aに成分(11)〜(15)を加え、均一に混合する。
C.Bをスティック容器に溶解充填して冷却固化し口紅を得た。
下記評価項目について各々下記方法により評価を行った。
(評価項目)
イ.色持ちのよさ
ロ.色移りのなさ
ハ.ツヤ
ニ.付着力
ホ.皮膜のつっぱり感のなさ
イ〜ホの項目について、各試料について専門パネル20名による使用テストを行った。パネル各人が下記絶対評価基準にて7段階に評価し評点をつけ、各試料についてパネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。なお、イの色持ちのよさについては各試料を塗布し、パネルに通常の生活をしてもらった後、6時間後に***に口紅の色が残っているか等を評価した。ロの色移りのなさについては、塗布して10分後にコーヒーカップでお茶を飲み、カップに移ったリップマークの濃淡で評価した。ニの付着力については、塗布時にむらなく均一に描けるか、密着感があるか等を評価した。
絶対評価基準
(評点):(評価)
6 :非常に良い
5 :良い
4 :やや良い
3 :普通
2 :やや悪い
1 :悪い
0 :非常に悪い
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :5点を超える :非常に良好
○ :3.5点を超え5点以下 :良好
△ :1点を超え3.5点以下 :やや不良
× :1点以下 :不良
一方、成分(A)を抜いた比較例1では、色持ちのよさ、色移りのなさ、及び付着力において、満足のいくものが得られなかった。また、成分(A)の代わりにPEG−3ジメチコンを含有した比較例2でも、色持ちのよさ、色移りのなさ、付着力、及び皮膜のつっぱり感のなさにおいて、満足のいくものが得られなかった。成分(B)の代わりに成分(A)と相溶性を示さないトリイソステアリン酸ポリグリセリル−2を含有した比較例3では、色持ちのよさ、色移りのなさ及びツヤにおいて、満足いくものが得られなかった。
(成分) (%)
(1)ポリエチレンワックス 10
(2)流動パラフィン 10
(3)ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール※8 残量
(4)2−エチルヘキサン酸セチル※9 10
(5)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1 1
(6)メチルフェニルポリシロキサン※10(屈折率1.49) 30
(7)N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル)※11 1
(8)酢酸トコフェロール 0.5
(9)赤色226号 0.5
(10)シリル化処理無水ケイ酸※12 2
(11)ベンガラ被覆ガラス末※13 3
(12)黄酸化鉄被覆雲母チタン※14 5
(13)ローズマリーエキス 0.1
(14)香料 0.1
※8:コスモール525(日清オイリオグループ社製)
※9:ニッコールCIO(日本サーファクタント工業社製)
※10:シリコンKF−56(信越化学工業社製)
※11:エルデュウPS−203(味の素社製)
※12:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
※13:メタシャインMC1080TA(日本板硝子社製)
※14:TIMICA RADIANT GOLD(BASF社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(8)を均一に100℃にて溶解する。
B.Aに成分(9)〜(14)をに加え、均一に混合する。
C.Bを金皿に90℃にて溶解充填して冷却固化し口紅を得た。
以上のようにして得られた金皿充填口紅は、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
(成分) (%)
(1)パルミチン酸デキストリン 10
(2)流動パラフィン 10
(3)リンゴ酸ジイソステアリル※15 40
(4)トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 残量
(5)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1 0.5
(6)重質流動イソパラフィン※16(屈折率1.49) 5
(7)オリーブ油 1
(8)ジメチルポリシロキサン 5
(9)ベンガラ※17 0.5
(10)メチルシロキサン網状重合体※18 2
(11)ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末 5
(12)フェノキシエタノール 1
(13)香料 0.1
※15:コスモール222(日清オイリオ社製)
※16:パールリーム18(日本油脂社製)
※17:メチルハイドロジェンポリシロキサン2%処理
※18:トスパール2000B(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(8)を均一に溶解する。
B.Aに成分(9)〜(13)をに加え、均一に混合する。
C.Bを容器に充填し、リップグロスを得た。
以上のようにして得られたリップグロスは、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
(成分) (%)
(1)シリル化処理無水ケイ酸※12 5
(2)流動パラフィン 10
(3)リンゴ酸ジイソステアリル※15 40
(4)トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 残量
(5)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1 0.5
(6)重質流動イソパラフィン※16 5
(7)オリーブ油 1
(8)ジメチルポリシロキサン 5
(9)ベンガラ※17 0.5
(10)メチルシロキサン網状重合体※18 2
(11)ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末 5
(12)フェノキシエタノール 1
(13)天然ビタミンE 0.1
(製造方法)
A.成分(1)〜(8)を均一に溶解する。
B.Aに成分(9)〜(13)をに加え、均一に混合する。
C.Bを容器に充填し、リップグロスを得た。
以上のようにして得られたリップグロスは、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
(成分) (%)
(1)ポリエチレンワックス 12
(2)マイクロクリスタリンワックス 3
(3)リンゴ酸ジイソステアリル※4 10
(4)流動パラフィン 残量
(5)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1 8
(6)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル※19(屈折率1.5) 15
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.5
(8)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
(9)オキシベンゾン 0.5
(10)ベンガラ 0.5
(11)黄酸化鉄 2
(12)酸化チタン 5
(13)黒酸化鉄 0.1
(14)無水ケイ酸 0.5
(15)ヒアルロン酸 0.1
※19:UVINUL MC80(BASF社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(9)を均一に100℃にて溶解する。
B.Aに成分(10)〜(15)をに加え、均一に混合する。
C.Bを容器に90℃にて溶解充填して冷却固化しファンデーションを得た。
以上のようにして得られたファンデーションは、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
(成分) (%)
(1)シリル化処理無水ケイ酸※12 10
(2)2−エチルヘキサン酸セチル※10 20
(3)イソドデカン 残量
(4)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1
15
(5)ポリブテン※20 10
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.3
(7)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5
(8)トリメチルシロキシケイ酸 1
(9)デカメチルシクロペンタシロキサン 1
(10)カーボンブラック 5
(11)セリサイト※21 5
(12)バラ抽出液 0.1
(13)香料 0.1
※20:ポリブテン2000H(出光興産社製)
※21:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩5%処理
(製造方法)
A.成分(1)〜(9)を均一に100℃にて溶解する。
B.Aに成分(10)〜(13)をに加え、均一に混合する。
C.Bを容器に充填し、イライナーを得た。
以上のようにして得られたアイライナーは、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
(成分) (%)
(1)ポリエチレンワックス 15
(2)モクロウ 2
(3)2−エチルヘキサン酸セチル※10 20
(4)イソドデカン 残量
(5)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1
15
(6)ポリブテン※20 0.5
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.3
(8)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5
(9)トリメチルシロキシケイ酸 1
(10)デカメチルシクロペンタシロキサン 1
(11)カーボンブラック 5
(12)セリサイト※21 5
(13)香料 0.1
※20:ポリブテン2000H(出光興産社製)
※21:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩5%処理
(製法)
A.成分(1)〜(10)を均一に100℃にて溶解する。
B.Aに成分(11)〜(13)をに加え、均一に混合する。
C.Bをガラスジャー容器に90℃にて溶解充填して冷却固化しアイライナーを得た。
以上のようにして得られたアイライナーは、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
(成分) (%)
(1)パラフィンワックス 5
(2)キャンデリラワックス 3
(3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル※3 10
(4)スクワラン 残量
(5)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1 0.5
(6)酢酸液状ラノリン※22(屈折率1.48) 1
(7)パラオキシ安息香酸エチル 0.3
(8)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
(9)天然ビタミンE 0.1
(10)青色1号 1
(11)ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末 10
(12)コンジョウ被覆雲母チタン※23 5
(13)雲母チタン※24 10
(14)酸化チタン被覆ガラス末※25 5
※22:アセランSP(クローダジャパン社製)
※23:DUOCROME BG(BASF社製)
※24:チミロンスーパーレッド(メルク社製)、ジメチルポリシロキサン2%処理
※25:メタシャインMC1080RC−R(日本板硝子社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(9)を均一に100℃にて溶解する。
B.Aに成分(10)〜(14)をに加え、均一に混合する。
C.Bを金皿に90℃にて溶解充填して冷却固化しアイカラーを得た。
以上のようにして得られたアイカラーは、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
(成分) (%)
(1)フィッシャートロプシュワックス 5
(2)マイクロクリスタリンワックス 8
(3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル※3 10
(4)ジカプリン酸プロピレングリコール 残量
(5)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン※1 5
(6)酢酸液状ラノリン※22(屈折率1.48) 1
(7)ホホバ油 1
(8)ジメチルポリシロキサン 5
(9)マカデミアナッツ油 0.1
(10)赤色226号 0.5
(11)タルク※26 15
(12)酸化亜鉛※27 2
(13)硫酸バリウム 1
(14)フェノキシエタノール 0.5
※26:ジメチルポリシロキサン2%処理
※27:メチルハイドロジェンポリシロキサン5%処理
(製造方法)
A.成分(1)〜9)を均一に100℃にて溶解する。
B.Aに成分(10)〜(14)をに加え、均一に混合する。
C.Bを樹脂皿に90℃にて溶解充填して冷却固化しチークカラーを得た。
以上のようにして得られたチークカラーは、色持ちのよさ、色移りしにくい効果、ツヤ、付着力、皮膜のつっぱり感のなさに優れたものであった。
Claims (5)
- 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)下記一般式(5)で示される多価アルコール変性シリコーン
〔但し、式中Sx:−C2H4(CH3)2SiO[(CH3)2SiO]pSi(CH3)3、Gly:−C3H6O[CH2CH(OH)CH2O]qH、k=30〜50、l=1〜2、m=1〜5、n=5〜15、p=3〜9,q=1〜5である)〕(B)2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールからなる群から選択される少なくとも1つの25℃で液状のエステル油
(C)着色剤
(D)25℃における屈折率が1.47以上の油
を含有することを特徴とする油性化粧料であって、成分(B)は成分(A)と相溶するが、25℃において、成分(A)を1質量部と成分(B)を9質量部で攪拌混合した溶液に対し水1質量部を添加して攪拌混合した後、30分静置した場合に、成分(A)と成分(B)が相分離するものであることを特徴とする油性化粧料。 - 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)下記一般式(5)で示される多価アルコール変性シリコーン
〔但し、式中Sx:−C2H4(CH3)2SiO[(CH3)2SiO]pSi(CH3)3、Gly:−C3H6O[CH2CH(OH)CH2O]qH、k=30〜50、l=1〜2、m=1〜5、n=5〜15、p=3〜9,q=1〜5である)〕(B)2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールからなる群から選択される少なくとも1つの25℃で液状のエステル油
(C)着色剤
(D)ヒマシ油、酢酸液状ラノリン、メチルフェニルポリシロキサン、ショ糖脂肪酸エステル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、トリメリト酸トリトリデシルからなる群から選択される少なくとも1つの25℃における屈折率が1.47以上の油
を含有することを特徴とする油性化粧料であって、成分(B)は成分(A)と相溶するが、25℃において、成分(A)を1質量部と成分(B)を9質量部で攪拌混合した溶液に対し水1質量部を添加して攪拌混合した後、30分静置した場合に、成分(A)と成分(B)が相分離するものであることを特徴とする油性化粧料。 - 前記(A)がラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコンである、請求項1又は2に記載の油性化粧料。
- 前記成分(A)を0.5〜30質量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の油性化粧料。
- 油性化粧料が***用化粧料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の油性化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013055932A JP6184711B2 (ja) | 2012-03-30 | 2013-03-19 | 油性化粧料 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012079431 | 2012-03-30 | ||
JP2012079431 | 2012-03-30 | ||
JP2013055932A JP6184711B2 (ja) | 2012-03-30 | 2013-03-19 | 油性化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013227287A JP2013227287A (ja) | 2013-11-07 |
JP6184711B2 true JP6184711B2 (ja) | 2017-08-23 |
Family
ID=49675333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013055932A Active JP6184711B2 (ja) | 2012-03-30 | 2013-03-19 | 油性化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6184711B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6153275B1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-06-28 | 高級アルコール工業株式会社 | 化粧料 |
CN111867558A (zh) | 2018-03-16 | 2020-10-30 | 信越化学工业株式会社 | 化妆料 |
JP7466071B1 (ja) | 2022-08-23 | 2024-04-11 | 日清オイリオグループ株式会社 | 液状油性組成物、及び該液状油性組成物を含有する化粧料 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3515874B2 (ja) * | 1996-05-16 | 2004-04-05 | 株式会社資生堂 | 口紅組成物 |
JPH10167930A (ja) * | 1996-12-09 | 1998-06-23 | Shiseido Co Ltd | 口紅組成物 |
KR101018568B1 (ko) * | 2002-09-12 | 2011-03-03 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 신규 오가노폴리실록산 중합물, 페이스트상 조성물 및 이조성물을 이용한 화장료 |
JP2004346046A (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-09 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 化粧料 |
JP5037782B2 (ja) * | 2003-07-07 | 2012-10-03 | 信越化学工業株式会社 | 新規なオルガノポリシロキサン・グリセリン誘導体交互共重合体およびそれを含有する化粧料 |
JP5043304B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2012-10-10 | 株式会社コーセー | ゲル組成物及びそれを含有する化粧料 |
JP4993983B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2012-08-08 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサン表面処理剤系及び該処理剤系で表面処理された粉体、並びに該粉体を含有する化粧料 |
JP5532648B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2014-06-25 | 信越化学工業株式会社 | カルボキシル基を有するオルガノポリシロキサンで表面処理された粉体、該粉体の分散物および該粉体を含む化粧料 |
JP5299147B2 (ja) * | 2009-07-28 | 2013-09-25 | 信越化学工業株式会社 | エステル基含有オルガノポリシロキサン及びそれを含む化粧料 |
JP5273743B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2013-08-28 | 信越化学工業株式会社 | 化粧料用組成物及び化粧料 |
JP5508209B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2014-05-28 | 信越化学工業株式会社 | 化粧料 |
-
2013
- 2013-03-19 JP JP2013055932A patent/JP6184711B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013227287A (ja) | 2013-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5144896B2 (ja) | ***化粧料 | |
JP6285196B2 (ja) | 油性メークアップ化粧料 | |
JP5101994B2 (ja) | 油性睫用化粧料 | |
JP6184719B2 (ja) | 油性固形化粧料 | |
JP2013209296A (ja) | 油性固形化粧料 | |
WO2013147113A1 (ja) | 樹脂組成物および当該樹脂組成物を配合する化粧料 | |
JP6592258B2 (ja) | 油性固形化粧料 | |
JP2006282578A (ja) | 化粧料 | |
JP5908674B2 (ja) | 油性化粧料 | |
JP2014181218A (ja) | 油性固形化粧料 | |
JP5214863B2 (ja) | アイメイクアップ化粧料 | |
JP5497314B2 (ja) | 油性化粧料 | |
JP6683440B2 (ja) | 油性固形メークアップ化粧料 | |
JP6184711B2 (ja) | 油性化粧料 | |
JP4907997B2 (ja) | ***化粧料 | |
JP5947065B2 (ja) | 油性睫用化粧料 | |
JP5770488B2 (ja) | 油性スティック状***化粧料 | |
JP3942540B2 (ja) | 油性ゲル状化粧料 | |
JP6420052B2 (ja) | 油性固形化粧料 | |
JP2007269763A (ja) | 油性化粧料 | |
JPWO2017170217A1 (ja) | 化粧料セット | |
JP2006306860A (ja) | 化粧料用皮膜形成組成物及びそれを配合した化粧料 | |
EP4230190A1 (en) | Water-in-oil emulsion composition | |
JP6334184B2 (ja) | 油性固形化粧料 | |
JP2010116366A (ja) | 睫用化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160104 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6184711 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |