JP2010116366A - 睫用化粧料 - Google Patents
睫用化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010116366A JP2010116366A JP2008291953A JP2008291953A JP2010116366A JP 2010116366 A JP2010116366 A JP 2010116366A JP 2008291953 A JP2008291953 A JP 2008291953A JP 2008291953 A JP2008291953 A JP 2008291953A JP 2010116366 A JP2010116366 A JP 2010116366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- component
- sio
- cosmetic
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【解決手段】次の成分(A);(A)R1SiO1.5単位とR2 3SiO0.5単位(式中、R1、R2は置換または非置換の1価炭化水素基を表す)から成るシリコーン樹脂を配合したことを特徴とする睫用化粧料を提供するものである。
【選択図】なし
Description
従来、これらの睫用化粧料は、ワックス等の固形状油分、粉体、皮膜形成剤、水溶性高分子等を中心に構成されており、市場で要求される多様化した品質に合わせて、使用性、使用感、及び機能性を向上させるため、種々の剤型や配合原料の検討が行われてきた。例えば、特定の油溶性樹脂と煙霧状無水ケイ酸と有機変性粘土鉱物と水性成分とを配合することによって、睫用化粧料の化粧効果と使用性、経時安定性を向上させ、更に文献1はクレンジングフォーム、クレンジングクリームで、落としやすさを容易にした技術(例えば特許文献1参照)があった。また、トリメチリルシロキシケイ酸と特定のアクリルーシリコーン系グラフト共重合体と低沸点シリコーン油及び/または低沸点イソパラフィンとを配合することによって、耐水性耐皮脂性に優れ且つ均一な皮膜や使用感を向上させた技術がある(例えば特許文献2参照)。さらに、揮発性シリコーンに重合体が分散された非水系ポリマーディスパージョンと中空粉体とを配合してボリューム感とカールの柔軟性を付与する技術があった(例えば特許文献3参照)。また、オルガノポリシルセスキオキサンを配合し、撥水性が高く、滑らかな使用感を有し、化粧崩れが少なく、安定性に優れた化粧料を与える技術があった(例えば特許文献4参照)。
そのため、睫への付着性が良好で、ボリューム効果やカール効果を演出し、保ちながらも、負担感のない化粧膜も得ることができ、さらには透明感、ツヤ感にも優れ、かつクレンジングでの化粧膜の落としやすさも優れた睫用化粧料の開発が望まれていた。
(A)は付着力や塗膜強度がありながらも、柔軟な膜を形成することができる。すなわち、成分(A)のシリコーン樹脂は、睫への付着性が良好で、かつ塗膜強度に優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出し、保ちながらも、柔軟性に優れるため、負担感がない化粧膜が得られる。また、得られた化粧膜は、均一であるため、透明感、ツヤ感にも優れていた。成分(B)は、成分(A)よりも、比較的剛直な膜を形成し、成分(C)は、成分(A)を均一に溶解するものである。上記成分(A)〜(C)を組み合わせて得た化粧膜は、更に、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出し、保ちながらも、負担感のない化粧膜であった。さらには透明感があり、均一で美しく、ツヤ感にも優れ、かつクレンジング料での落としやすさに優れた化粧膜を有する睫用化粧料を得ることができた。
を配合したことを特徴とする睫用化粧料を提供するものである。
本発明に用いられる成分(A)のR1SiO1.5単位とR2 3SiO0.5単位から成るシリコーン樹脂は、R1SiO1.5単位より成るシラノール基含有オルガノポリシルセスキオキサン(式中、R1は置換または非置換の1価炭化水素基を表す)のシラノール基を、トリオルガノシリル基で封鎖したものである。例えば、特開平4−312511号公報に記載のものを使用することができる。
具体的には、次の(A1)と(A2)とを反応させることで得ることができる。
(A1):R1SiO1.5単位より成るシラノール基含有オルガノポリシルセスキオキサン(式中、R1は置換または非置換の1価炭化水素基を表す)
(A2):(R2 3Si)aZ(式中、R2は置換または非置換の1価炭化水素基を表し、aは1または2を表し、
Zはaが1のときは水素原子、水酸基、加水分解性基を表し、a が2のときは−O−,−N(X)−,−S−を表す。ここでXは水素原子、炭素数1〜4の1価炭化水素基またはR2 3Si−を表す)で表されるシリコーン化合物
ここで、R1、R2はそれぞれ互いに同一或いは相異なる置換または非置換の1価炭化水素基を表す。R1、R2としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケニル基;フェニル基、トリル基などのアリール基;シクロヘキシル基、シクロオクチル基などのシクロアルキル基あるいはこれらの基の炭素原子に結合した水素原子をハロゲン原子、シアノ基、アミノ基などで置換した基、例えばクロロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノメチル基、γ−アミノプロピル基、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピル基などが例示される。
ここでZの加水分解性基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基;プロペノキシ基などのアルケニルオキシ基;アセトキシ基、ベンゾキシ基などのアシロキシ基;アセトンオキシム基、ブタノンオキシム基などのオルガノオキシム基;ジメチルアミノキシ基、ジエチルアミノキシ基などのオルガノアミノキシ基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基などのオルガノアミノ基;N−メチルアセトアミド基などのオルガノアミド基などが例示される。この中でも、合成や入手のし易さにおいては、メチル基、エチル基、フェニル基が好ましく、撥水性においては、メチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、フェニル基が好ましい。
また、成分(B)キャンデリラレジンを成分(A)と組み合わせて、ガラス板にドクターブーレードを用いて化粧膜を調製し、評価した。その結果、透明感やツヤ感、そしてクレンジング時の落としやすさについて評価したところ、各々の単独膜に比べ、全ての評価項目に関して向上することが分かった。
成分(A)と成分(B)の配合総量は特に制限はないが5〜25%が好ましく更に好ましくは10〜20%がより好ましい。この範囲で配合すると、睫への付着性が良好で十分なボリューム効果、カール効果を持ちその持続性にも優れ、化粧膜の柔軟性やしなやかさに優れ、束付きがなく均一で美しい化粧膜が得られる。
具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モンタンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ホホバ油、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、メチルフェニルポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
長さは特に制限されないが、一般的には、0.1〜10mmが好ましく、0.3〜7mmが更に好ましく用いられる。太さは一般的には0.1〜20テックス(以下、単に「T」と示す。)が好ましく、更に好ましくは0.3〜15Tである。これらの繊維は材質、太さ、長さの異なる1種または2種以上を用いることができる。
繊維の断面の形状は特に限定されないが、円状、楕円状、多角形、井形、T型、Y型等いずれのものも使用することができる。
更に、これらの繊維は、必要に応じて着色剤で着色したり、表面処理を施したりして使用される。表面処理剤としてはフッ素化合物、シリコーン油、粉体、油剤、ゲル化剤、エマルションポリマー、界面活性剤等が挙げられる。
<シリコーン樹脂1>
メチルトリイソプロポキシシラン220部(1モル)とトルエン150部をフラスコに仕込み、1%塩酸水溶液108部を20分間かけて滴下し、該シランを加水分解した。滴下40分後に攪拌を止め、分液後有機層を水洗して塩酸を除去し、さらにトルエンを減圧除去して、分子量12,000で軟化点115℃のシラノール基含有量1.2%のメチルポリシルセスキオキサンを調製した。次に該メチルポリシルセスキオキサン100部、トルエン200部、トリメチルクロロシラン10部およびヘキサメチルジシラザン50部をフラスコに仕込み、加熱攪拌を行った。トルエンの還流温度で2時間加熱攪拌後、反応によって生じたアンモニア、塩酸或いはそれらの塩を水洗によって除去し、さらにトルエンを減圧留去してトリメチルシリル化された、軟化点80℃のシリコーン樹脂1を得た。
<シリコーン樹脂2>
トリメチルクロロシランおよびヘキサメチルジシラザンの代わりに、3,3,3−トリフルオロプロピルジメチルクロロシランおよびビス〔3,3,3−トリフルオロプロピル〕テトラメチルジシラザンを使った他は、調製例1と同様にしてメチルポリシルセスキオキサンを処理し、軟化点85℃のシリル化されたシリコーン樹脂2を得た。
下記表1に示す処方の油性マスカラを調製し、仕上がりの柔軟性、カール効果やボリューム効果などの化粧効果、化粧持ち、クレンジング料での化粧膜の落としやすさ等について下記の方法により評価した。その結果も併せて表1に示す。
*2:シリコン KP-545(信越化学工業社製)(固形分30%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)
*3:レオパール TL(千葉製粉社製)
*4:IPソルベント 1620MU(出光興産社製)
*5:BENTONE 38V BC(エレメンティス社製)
*6:AEROSIL 300(日本アエロジル社製)
*7:タロックスブラックBL −100(チタン工業社製)
(製法)
A.成分(1)〜(8)を約110℃に加熱し、均一に混合する。
B.Aに(9)〜(12)を添加し、均一に混合する。
C.Bを容器に充填して油性マスカラを得た。
下記評価項目a〜dについて、10名の官能検査パネルにより、パネル各人が下記(1)絶対評価基準にて7段階に評価し評点を付け、各試料のパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記(2)4段階判定基準により判定した。
尚、a〜cについては、各試料を睫毛に塗布し、パネルに普通の生活をしてもらい、6時間後にカール力が落ちていないか、負担感のなさの評価するものとして化粧膜に柔軟性があるかどうか、ツヤ感はどうか評価した。また、dについては、以下に示す処方のクレンジングローション約2gをコットンにとり、使用部位に約10秒間なじませた後、通常マスカラを落とす動作で化粧膜をふきとった時の除去のしやすさを評価した。尚、表1には判定と( )内に評点の平均値を記載した。
(評価項目)
a.化粧効果持続性(カール効果、ボリューム効果)
b.柔軟性
c.ツヤ感
d.クレンジング時の落としやすさ
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(判定):(評点の平均点)
◎ :5点を超える :非常に良好
○ :3.5点を超え5点以下:良好
△ :1点を超え3.5点以下:やや不良
× :1点以下 :不良
(成分)
(1)ポリオキシエチレンヤシ油脂脂肪酸モノエタノールアミド 0.5
(2)オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5
(3)ショ糖脂肪酸エステル 0.5
(4)アルコール 20
(5)精製水 残量
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(製造方法)
A.成分(1)〜(6)を混合溶解する。
B.Aを容器に充填しクレンジングローションを得た。
(成分) (%)
(1)水素添加エステルガム *8 5
(2)製造例1のシリコーン樹脂1 3
(3)水添ロジン酸ペンタエリスリチル *9 5
(4)キャンデリラワックス 3
(5)ミツロウ 3
(6)デキストリン脂肪酸エステル*3 2
(7)軽質流動イソパラフィン*4 残量
(8)有機変性ベントナイト 3
(9)シリコーン処理雲母チタン *10 10
(10)酸化チタン被覆ガラス末 6
(11)マイカ 2
(12)赤酸化鉄 3
(13)黄酸化鉄 3
(14)パラオキシ安息香酸メチルエステル 0.1
(15)フェノキシエタノール 0.1
(16)香料 0.2
*8:パインクリスタル KE−311(荒川化学工業社製)
*9:エステルガム HP(荒川工業社製)
*10:(ジメチコン/メチコン)コポリマー2%処理:FLAMENCO BLUE 620C(エンゲルハード社製)
(製法)
A.成分(1)〜(7)を約110℃で加熱混合し均一にする。
B.成分(8)〜(16)をAに加え均一に混合する。
C.Bを容器に充填し、油性マスカラを得た。
以上のようにして得られた油性マスカラは、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出しながらも、負担感のない化粧膜も得ることができ、透明感があり、均一で美しい化粧膜を得ることができるため、ツヤ感にも優れ、かつクレンジング時の落としやすさの全てにおいて優れたものであった。
(成分) (%)
(1)不均化ロジングリセリンエステル *11 10
(2)水添ロジン酸ペンタエリスリチル *9 5
(3)製造例1のシリコーン樹脂1 6
(4)キャンデリラワックス 3
(5)ミツロウ 2
(6)パルミチン酸デキストリン *12 1.5
(7)軽質流動イソパラフィン *4 残量
(8)有機変性ベントナイト 3
(9)黒酸化鉄 10
(10)シリコン処理タルク *13 3
(11)シリコン処理セリサイト *13 3
(12)ナイロン繊維 2
(13)パラオキシ安息香酸メチルエステル 0.1
(14)1,3ブチレングリコール 0.2
(15)ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
(16)香料 0.1
*11:スーパーエステルA−75(荒川化学工業社製)
*12:レオパールKL(千葉製粉社製)
*13:ジメチコン5%処理
(製法)
A.成分(1)〜(7)を約110℃で加熱混合し均一にする。
B.成分(8)〜(16)とAを合わせ均一に混合する。
C.Bを容器に充填し、油性マスカラ(ロングタイプ)を得た。
以上のようにして得られた油性マスカラ(ロングタイプ)は、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出しながらも、負担感のない化粧膜も得ることができ、透明感があり、均一で美しい化粧膜を得ることができるため、ツヤ感にも優れ、かつクレンジング時の落としやすさの全てにおいて優れたものであった。
(成分) (%)
(1)水素添加エステルガム *8 4
(2)製造例1のシリコーン樹脂1 5
(3)軽質流動イソパラフィン *4 残量
(4)水添ポリデセン *14 0.1
(5)ポリオキシエチレン(10モル)硬化ヒマシ油 0.1
(6)シリコン処理タルク *13 30
(7)酸化チタン 0.5
(8)炭酸カルシウム 1
*14:Silkflo 364NF Polydecene(Lipo Chemicals社製)
(製法)
A.成分(1)〜(8)を約100℃で均一に混合する。
B.Aを容器に充填し、マスカラ下地を得た。
以上のようにして得られたマスカラ下地は、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出しながらも、負担感のない化粧膜も得ることができ、透明感があり、均一で美しい化粧膜を得ることができるため、ツヤ感にも優れ、かつクレンジング時の落としやすさの全てにおいて優れたものであった。
(成分) (%)
(1)水素添加エステルガム *8 8
(2)製造例1のシリコーン樹脂1 5
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 残量
(4)デキストリン脂肪酸エステル *3 2
(5)着色干渉繊維 *15 8
(6)酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体 0.1
(7)トレハロース 0.1
(8)パラオキシ安息香酸メチルエステル 0.2
(9)香料 0.1
*15:ポリエチレンテレフタレート、ナイロンを特開平11−1829に従い、51層に積層したもの、5デニール、1mm、赤色102号0.1%で染着
(製法)
A.成分(1)〜(9)を約100℃で均一に混合する。
B.Aを容器に充填し、マスカラオーバーコートを得た。
以上のようにして得られたマスカラオーバーコートは、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出しながらも、負担感のない化粧膜も得ることができ、透明感があり、均一で美しい化粧膜を得ることができるため、ツヤ感にも優れ、かつクレンジング時の落としやすさの全てにおいて優れたものであった。
(成分) (%)
(1)製造例1のシリコーン樹脂1 10
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 10
(3)キャンデリラレジン 4
(3)ポリエチレンワックス 3
(4)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体*16 5
(5)天然ビタミンE 0.5
(6)パラオキシ安息香酸エチル 1
(7)精製水 残量
(8)ポリプロピレン繊維*17 2
(9)チタン・酸化チタン焼結物 10
(10)ベンガラ被覆雲母チタン 5
*16:シリコンKF−6017(信越化学工業社製)
*17:10T、3mm、未処理
(製法)
A.成分(1)〜(6)を100℃に加熱溶解し、常温になるまで冷却する。その後、成分(7)〜(10)を加えて乳化する。
B.Aを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られた油中水型マスカラは、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出しながらも、負担感のない化粧膜も得ることができ、透明感があり、均一で美しい化粧膜を得ることができるため、ツヤ感にも優れ、かつクレンジング時の落としやすさの全てにおいて優れたものであった。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 3
(2)キャンデリラレジン 1
(3)ミツロウ 1
(4)製造例1のシリコーン樹脂1 3
(5)デカメチルシクロペンタシロキサン 3
(6)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1
(7)ショ糖脂肪酸エステル 2
(8)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.3
(9)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
(10)ベンガラ 5
(11)雲母チタン 2
(12)ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末 0.5
(13)無水ケイ酸 0.1
(14)トリエタノールアミン 1.2
(15)ナイロンファイバー*18 3
(16)1,3−ブチレングリコール 8
(17)パラオキシ安息香酸エステル 0.2
(18)アクリル酸エマルションポリマー(固形分45%)*19 10
(19)酢酸ビニルエマルションポリマー(固形分40%)*20 0.5
(20)シャクヤクエキス 0.03
(21)精製水 残量
*18:ナイロンファイバー6.3T−2MM(中部パイル社製)
*19:ヨドゾールGH800F(固形分45%)(日本エヌエスシー社製)
*20:ビニブランGV−5651(固形分40%)(日信化学工業社製)
(製法)
A.成分(1)〜(8)を110℃に加熱溶解し、成分(9)〜(12)を加え、均一に混合する。
B.成分(13)〜(21)を均一に混合する。
C.AにBを加え、乳化する。
D.Cを容器に充填して水中油乳化型マスカラを得た。
以上のようにして得られた水中油型マスカラは、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、ボリューム効果やカール効果を演出しながらも、負担感のない化粧膜も得ることができ、透明感があり、均一で美しい化粧膜を得ることができるため、ツヤ感にも優れ、かつクレンジング時の落としやすさの全てにおいて優れたものであった。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 3
(2)キャンデリラレジン 1
(3)ミツロウ 1
(4)製造例1のシリコーン樹脂1 3
(5)デカメチルシクロペンタシロキサン 3
(6)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1
(7)ショ糖脂肪酸エステル 2
(8)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.3
(9)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
(10)トリエタノールアミン 1.2
(11)1,3−ブチレングリコール 8
(12)パラオキシ安息香酸エステル 0.2
(13)アクリル酸エマルションポリマー(固形分45%)*19 10
(14)酢酸ビニルエマルションポリマー(固形分40%)*20 0.5
(15)ヒアルロン酸 0.03
(16)精製水 残量
(製法)
A.成分(1)〜(8)を110℃に加熱溶解する。
B.成分(9)〜(16)を均一に混合する。
C.AにBを加え、乳化する。
D.Cを容器に充填して水中油乳化型睫毛用美容液を得た。
以上のようにして得られた水中油型睫毛用美容液は、睫への付着性が良好で、塗膜強度や柔軟性にも優れるため、負担感がなく、さらにツヤ感に優れた化粧膜を得ることができた。
Claims (5)
- 成分(A)R1SiO1.5単位とR2 3SiO0.5単位(式中、R1、R2は置換または非置換の1価炭化水素基を表す)から成るシリコーン樹脂を配合したことを特徴とする睫毛用化粧料。
- 前記成分(A)のR1SiO1.5単位とR2 3SiO0.5単位のモル比が19/1〜2/1であることを特徴とする請求項1に記載の睫用化粧料。
- 前記成分(A)の軟化点が60℃〜95℃であることを特徴とする請求項1又は2に記載の睫用化粧料。
- さらに次の成分(B)キャンデリラレジンを配合したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の睫用化粧料。
- さらに次の成分(C)揮発性油剤を配合したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の睫用化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008291953A JP2010116366A (ja) | 2008-11-14 | 2008-11-14 | 睫用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008291953A JP2010116366A (ja) | 2008-11-14 | 2008-11-14 | 睫用化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010116366A true JP2010116366A (ja) | 2010-05-27 |
Family
ID=42304250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008291953A Pending JP2010116366A (ja) | 2008-11-14 | 2008-11-14 | 睫用化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010116366A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012180290A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Kao Corp | 日焼け止め用皮膚外用剤 |
JP2013159559A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Kao Corp | 油性化粧料 |
JP2019182840A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-24 | 株式会社コーセー | 睫毛用化粧料 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04312511A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-04 | Toshiba Silicone Co Ltd | 化粧料 |
JP2003095874A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Kose Corp | 睫用化粧料 |
JP2003137723A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-05-14 | Clariant Internatl Ltd | パーソナルケア用のリーブオン型組成物 |
US20040180011A1 (en) * | 2003-03-13 | 2004-09-16 | Wacker Chemical Corporation | Cosmetic formulation comprising alkyl phenyl silsesquioxane resins |
WO2007078825A2 (en) * | 2005-12-21 | 2007-07-12 | Avon Products, Inc. | Use of thermoplastic elastomers in a composition and compositions thereof |
JP2008189663A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-08-21 | L'oreal Sa | ブロックコポリマー、粘着剤、シルセスキオキサンワックス及び/又は樹脂を含有する化粧品組成物 |
JP2009155224A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Kao Corp | 化粧料 |
WO2009136486A1 (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-12 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 化粧料 |
-
2008
- 2008-11-14 JP JP2008291953A patent/JP2010116366A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04312511A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-04 | Toshiba Silicone Co Ltd | 化粧料 |
JP2003095874A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Kose Corp | 睫用化粧料 |
JP2003137723A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-05-14 | Clariant Internatl Ltd | パーソナルケア用のリーブオン型組成物 |
US20040180011A1 (en) * | 2003-03-13 | 2004-09-16 | Wacker Chemical Corporation | Cosmetic formulation comprising alkyl phenyl silsesquioxane resins |
WO2007078825A2 (en) * | 2005-12-21 | 2007-07-12 | Avon Products, Inc. | Use of thermoplastic elastomers in a composition and compositions thereof |
JP2008189663A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-08-21 | L'oreal Sa | ブロックコポリマー、粘着剤、シルセスキオキサンワックス及び/又は樹脂を含有する化粧品組成物 |
JP2009155224A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Kao Corp | 化粧料 |
WO2009136486A1 (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-12 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 化粧料 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012180290A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Kao Corp | 日焼け止め用皮膚外用剤 |
JP2013159559A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Kao Corp | 油性化粧料 |
JP2019182840A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-24 | 株式会社コーセー | 睫毛用化粧料 |
JP7212563B2 (ja) | 2018-03-30 | 2023-01-25 | 株式会社コーセー | 睫毛用化粧料 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5101994B2 (ja) | 油性睫用化粧料 | |
JP6285196B2 (ja) | 油性メークアップ化粧料 | |
CN105338956A (zh) | 含有包含分散的水滴中的硅酮弹性体和特定的表面活性剂的油相的化妆品组合物 | |
WO2009136486A1 (ja) | 化粧料 | |
WO2011051323A2 (en) | Makeup and/or care composition containing pigments coated with a fluoro compound and a vinyl polymer containing a carbosiloxane dendrimer-based unit | |
JP5182865B2 (ja) | 油性睫用化粧料 | |
JP2009184975A (ja) | 油中水乳化型メイクアップ化粧料 | |
JP3942540B2 (ja) | 油性ゲル状化粧料 | |
JP5705449B2 (ja) | オーバーコート化粧料 | |
WO2019111831A1 (ja) | 油中水型乳化化粧料 | |
JP4064874B2 (ja) | 睫用化粧料 | |
WO2021200352A1 (ja) | 化粧方法 | |
JP5248893B2 (ja) | 水中油型睫用化粧料 | |
JP4777813B2 (ja) | 化粧料用皮膜形成組成物及びそれを配合した化粧料 | |
JP2012184206A (ja) | 油性固形化粧料 | |
JP2010116366A (ja) | 睫用化粧料 | |
JP2010116367A (ja) | 油性アイライナー化粧料 | |
JP6184711B2 (ja) | 油性化粧料 | |
CN116322606A (zh) | 油包水型乳化组合物 | |
JP2012214453A (ja) | 睫用化粧料 | |
JP2020132527A (ja) | 固形粉末化粧料 | |
JP4965145B2 (ja) | 水中油型睫用化粧料 | |
JP2002128638A (ja) | 化粧料 | |
JP2012056892A (ja) | 表面処理粉体及びその製造方法並びにそれを含有する化粧料 | |
JP5128990B2 (ja) | 睫用化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110804 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20121213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20121225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130521 |