JP6176999B2 - キースイッチ装置およびキーボード - Google Patents

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Description

本発明は、キースイッチ装置およびキースイッチ装置を備えるキーボードに関する。
産業用機械の操作盤等には、所定の情報を装置本体に入力するためにキースイッチ装置が使用されている。または、複数のキースイッチ装置を備えるキーボードが使用されている。キーボードでは、所定の情報ごとにキースイッチ装置が配置され、キートップの表面に入力される文字や制御内容などの入力情報が刻印されている。キートップが押下されると、キートップに刻印された入力情報に対応するキー入力信号が装置本体に送信される。このようなキーボードは、産業用機械の操作盤の他に店舗のPOS(Point of Sales)システム等でも使用されている。
特許文献1においては、基板の表面に一対の導電パターンが形成され、一対の導電パターンが互いに接続される操作装置が開示されている。この操作装置においては、一対の導電パターンに対向して押圧部材が配置され、押圧部材は弾性部材により上下方向に移動可能に支持されている。弾性部材には、接点が導電パターンに対向して設けられており、接点が一対の導電パターンに接触することにより、一対の導電パターン同士の電気的導通を得ることが開示されている。
特許文献2においては、機器本体と一体的に形成された下部電極パターンに、キーボードの押圧部の裏面に上部電極を対向して配置したメンブレンスイッチが開示されている。このメンブレンスイッチにおいては、下部電極を機器本体と一体的に形成しているので、粘着テープや接着剤の使用およびそれらの配設のための作業が必要ないことが開示されている。
特開2003−263931号公報 特開平2−132718号公報
産業用機械等に用いられるキースイッチ装置では、皿バネを備え、キートップを押圧することにより、皿ばねを反転させて電気的な導通を得るものが多く採用されている。
また、キースイッチ装置は、メンブレン接点式のものが採用されている。メンブレン接点式のキースイッチ装置は、メンブレンシートを備え、メンブレンシートを押圧することにより電気的な接続を得ることができる。メンブレンシートは、直接押圧されたり、または、ラバーカップと称される中空の弾性部材により押圧されたりする。キートップは、例えば半球状のラバーカップの上面に配置され、ラバーカップにより支持されている。この場合には、キートップの摺動を案内する部材がない機構が多く採用されている。
特に、産業用機械などでは、油や粉塵等の異物がキースイッチ装置に侵入する場合がある。キートップを摺動させて案内する部材が配置されていると、異物がキースイッチ装置に侵入した時にキートップが滑らかに移動しなくなる。このために、上記のようなラバーカップのみによりキートップを支持する機構が主流である。
ところで、近年においては、1つのキートップを押圧することにより、独立した2つの電気回路を接続させることが所望される場合がある。このような装置では、1つの電気回路と他の電気回路との2つの接点対を1つのキースイッチ装置の内部に配置し、キートップを押圧することにより、2つの接点対を同時に接続することができる。
このような2つの接点対を同時に接続するキースイッチ装置には、上記のような皿ばねを備える機構やラバーカップによりキートップを支持する機構は適していないという問題があった。例えば、ラバーカップによりキートップを支持する機構では、キートップの中央から外れた位置を押圧するとキートップが傾いてしまうために、2つの接点対を安定して接続させることができない場合があった。
本発明のキースイッチ装置は、押込むことにより移動する移動部材と、移動部材を移動可能に支持する支持機構と、複数の上側電極が形成された上側層と、それぞれが複数の上側電極のいずれかに対応し、対応する上側電極と接点対を構成する複数の下側電極が形成された下側層とを有する電気的接続部材と、移動部材と電気的接続部材との間に配置され、弾性を有し、移動部材に押圧されて電気的接続部材を押圧する弾性部材とを備える。一つの移動部材に対して複数の接点対が配置され、弾性部材は、一つの移動部材に対して配置される複数の接点対を押圧し、電気的接続部材を押圧する押圧部を有し、押圧部は、一方向に延びる形状を有する頂部を含み、頂部は、電気的接続部材に対向し、複数の接点対が対向する方向に延びている。
上記発明においては、押圧部は、線状に延びる頂部を有する略三角柱の形状を有することができる。
上記発明においては、支持機構は、複数のリンク部材と、複数のリンク部材が互いに係合する係合部とを有し、1つのリンク部材が駆動したときに、係合部を介して他のリンク部材が連動して駆動されるように形成されており、リンク部材は、端部に形成されている歯部を有し、係合部は、複数のリンク部材の歯部が互いに噛み合うように形成されており、1つのリンク部材が駆動することにより、歯部を介して他のリンク部材が駆動されることができる。
上記発明においては、支持機構は、複数のリンク部材と、複数のリンク部材が互いに係合する係合部とを有し、1つのリンク部材が駆動したときに、係合部を介して他のリンク部材が連動して駆動されるように形成されており、複数のリンク部材は、側面視したときに互いに交差するように配置され、複数のリンク部材が交差する部分には、複数のリンク部材を支持する支持軸が配置されており、1つのリンク部材が駆動することにより、支持軸を介して他のリンク部材が駆動されることができる。
上記発明においては、移動部材を押し込んだときの荷重の押下特性は、荷重が極小となる極小点を有し、電気的接続部材および弾性部材は、極小点以下の移動部材の移動量において接点対が接続されるように形成されることができる。
上記発明においては、上側層は、ポリエチレンテレフタラートフィルムを含み、上側電極は、導電性ペーストを用いて印刷により形成されることができる。
上記発明においては、下側電極は、基板の表面にエッチング加工により形成されることができる。
本発明のキーボードは、上述のキースイッチ装置が複数配置されている。
本発明によれば、複数の接点対を1回の操作にて安定して接続するキースイッチ装置およびキースイッチ装置を備えるキーボードを提供することができる。
実施の形態におけるキーボードの斜視図である。 実施の形態におけるキースイッチ装置の第1の断面図である。 実施の形態におけるキースイッチ装置の第2の断面図である。 実施の形態における第1のラバーカップを表側から見たときの斜視図である。 実施の形態における第1のラバーカップを裏側から見たときの斜視図である。 実施の形態のキースイッチ装置におけるラバーカップの部分の断面図である。 実施の形態のキースイッチ装置におけるメンブレンシートの部分の拡大断面図である。 実施の形態における第1のメンブレンシートの電極のパターンを説明する図である。 実施の形態における第2のメンブレンシートの電極のパターンを説明する図である。 実施の形態における第3のメンブレンシートの電極のパターンを説明する図である。 実施の形態における第4のメンブレンシートの電極のパターンを説明する図である。 実施の形態における第5のメンブレンシートの電極のパターンを説明する図である。 実施の形態における第2のラバーカップを裏側から見た時の斜視図である。 実施の形態における第3のラバーカップを裏側から見た時の斜視図である。 実施の形態における第1のメンブレンシートに第3のラバーカップを配置するときの図である。 実施の形態における第2のメンブレンシートに第3のラバーカップを配置するときの図である。 実施の形態における第4のラバーカップを裏側から見た時の斜視図である。 実施の形態における第1のメンブレンシートに第4のラバーカップを配置するときの図である。 実施の形態における第5のラバーカップを裏側から見た時の斜視図である。 実施の形態におけるキースイッチ装置を押下するときの押下特性を示すグラフである。 実施の形態におけるキースイッチ装置を押下したときのラバーカップの部分の断面図である。 実施の形態におけるキースイッチ装置の他のキートップの支持機構を説明する図である。
図1から図22を参照して、実施の形態におけるキースイッチ装置およびキーボードについて説明する。本実施の形態においては、キーボードに配置されているキースイッチ装置を例に取り上げて説明する。
図1は、本実施の形態におけるキーボードの一部を破断した斜視図である。図1では、キーボード表面のカバー部材等を取り外し、更に、一部のキースイッチ装置1についてキートップ10を取り外した状態を示している。本実施の形態におけるキーボード81は、複数のキースイッチ装置1を含む。複数のキースイッチ装置1は、並んで配置されている。本実施の形態におけるキーボード81は、基材21を有する。本実施の形態における基材21には、複数のキースイッチ装置1が取り付けられている。
図2は、本実施の形態におけるキースイッチ装置の第1の断面図である。図1および図2に示すキースイッチ装置1は、使用者が押し込むことにより移動する移動部材としてのキートップ10を備える。本実施の形態のキースイッチ装置1は、キートップ10が移動することにより、キースイッチ装置1の内部に配置されている電気的な接点対の接続が行われる。
本実施の形態のキースイッチ装置1は、キートップ10を移動可能に支持する支持機構としてギヤリンク機構を備える。ギヤリンク機構は、複数のリンク部材11,12を含む。キートップ10は、複数のリンク部材11,12を介して基材21に支持されている。基材21の下側には、支持材22が配置されている。支持材22と、キートップ10との間には、弾性部材としてのラバーカップ51が配置されている。ラバーカップ51は、弾性を有し、キートップ10を基材21から離れる向きに付勢する。支持材22は、ラバーカップ51を支持している。支持材22には、ラバーカップ51がメンブレンシート23に接触可能なように穴部22aが形成されている。
支持材22の下側には、電気的接続部材としてのメンブレンシート23が配置されている。本実施の形態におけるメンブレンシート23は、後述するように、1回のキー操作で複数の接点対をほぼ同時かつ個別に接続するように形成されている。
本実施の形態におけるキートップ10は、箱型に形成されている。キートップ10は、ラバーカップ51を押圧する押圧部10aを有する。本実施の形態における押圧部10aは、キートップ10の内側のほぼ中央の領域に配置されている。押圧部10aは、端部を切り欠いた挿入部10bを含む。基材21の表面には、枠部21aが形成されている。
リンク部材11,12は、一方の端部に摺動軸11a,12aを有し、他方の端部に回動軸11b,12bを有する。リンク部材11,12の摺動軸11a,12aは、基材21の枠部21aの内部に挿入され、基材21の表面に沿って摺動可能に支持されている。リンク部材11,12の回動軸11b,12bは、押圧部10aに形成されている挿入部10bに挿入され、挿入部10bに回動可能に支持されている。
図3に、本実施の形態におけるキースイッチ装置を複数のリンク部材11,12が配置されている部分で切断したときの断面図である。本実施の形態における支持機構は、複数のリンク部材11,12が互いに係合する係合部を有する。本実施の形態におけるリンク部材11,12は、他方の端部の先端に歯部11c,12cを有する。係合部は、歯部11cと歯部12cとが互いに噛み合うように形成されている。
図2および図3に示すキースイッチ装置1は、使用者によりキートップ10が押圧されると、矢印101に示すように、キートップ10が基材21に向かって移動する。このときに、リンク部材11,12の回動軸11b,12bがキートップ10に押圧されて、リンク部材11,12が駆動する。リンク部材11,12が駆動する時には、矢印102に示すように、摺動軸11a,12aが枠部21aの内部で摺動する。
また、図3に示すように、リンク部材11の歯部11cとリンク部材12の歯部12cとが係合しているために、リンク部材11,12の一方が駆動すると、係合部を介して他方が駆動される。たとえば、キートップ10が傾斜する方向に押圧された場合においても、歯部11cおよび歯部12cが噛み合っているために、リンク部材11,12は同時に移動する。すなわち、歯部11c,12cを介してリンク部材11,12が連動する。このために、キートップ10は、矢印101に示すように、基材21の表面にほぼ垂直な方向に移動する。
図4に、本実施の形態における第1のラバーカップを表側から見たときの斜視図を示す。図5に、本実施の形態における第1のラバーカップを裏側から見たときの斜視図を示す。図6に、本実施の形態における第1のラバーカップの部分の断面図を示す。図4から図6に示す第1のラバーカップ51は、変形可能な材質により形成されている。第1のラバーカップ51は、キートップ10に当接する当接部13aを有する。当接部13aは、円環状に形成されている。ラバーカップ51の当接部13aは、キートップ10の押圧部10aに押圧される。
第1のラバーカップ51は、ラバーカップ51を下側から支持するための鍔部13fを有する。ラバーカップ51は、鍔部13fが支持材22と基材21とに挟まれることにより固定されている。また、鍔部13fは、ラバーカップ51が変形するときに空気が流通する凹部13cを含む。
ラバーカップ51は、当接部13aと鍔部13fとの間に形成されている第1の変形部としての変形部13dを有する。変形部13dは、当接部13aが押圧されたときに変形して、キートップ10に反力を供給するように形成されている。変形部13dは、当接部13aが押圧されたときに座屈変形し、押圧が解除されると元の形状に戻るように形成されている。
第1のラバーカップ51は、第2の変形部としての変形部13eを有する。本実施の形態における変形部13eは、当接部13aの内側に配置されている。図5に示す変形部13eは、ほぼ円錐形状になるように、また、断面形状がV字形になるように形成されている。ラバーカップ51は、変形部13eの先端に押圧部13bを有する。押圧部13bは、メンブレンシート23に対向するように配置されている。押圧部13bは、メンブレンシート23を押圧する部分である。
押圧部13bがメンブレンシート23に接触した状態で、キートップ10が押圧されることにより、変形部13eが変形する。すなわち、変形部13eは、キートップ10の押圧力と、メンブレンシート23からの反力により変形するように形成されている。
図7に、本実施の形態における第1のメンブレンシートの部分の拡大断面図を示す。第1のメンブレンシート23は、支持材22の下側に配置されている。メンブレンシート23は、上側層24と、下側層26と、上側層24と下側層26との間に隙間を形成する介在部材としてのスペーサ25とを含む。スペーサ25には、穴部25aが形成されている。上側層24と下側層26との間には、間隙部91が形成されている。
間隙部91の領域内において、上側層24の下側層26に向かいあう面には、1つのラバーカップ51に対して上側電極の接点部31aが形成されている。また、下側層26の表面には、1つのラバーカップ51に対して下側電極の接点部30aが形成されている。1つの上側電極の接点部31aと1つの下側電極の接点部30aとで、1つの接点対が構成されている。第1のメンブレンシート23は、1つのラバーカップ51に対して複数の接点対が形成されている。本実施の形態における上側電極の接点部と、下側電極の接点部とは、ほぼ同一の平面形状を有する。また、上側電極の接点部と、下側電極の接点部とは、互いに対向している。
図8に、第1のメンブレンシートの電極のパターンの説明図を示す。図8は、上側層24の下面図である。本実施の形態おいては、1つのキースイッチ装置1の1回の操作により、複数の接点対の接続を可能にするために、複数の異なる電気回路に含まれる複数の電極が形成されている。図8に示す上側層24の例では、2つの異なる電気回路に含まれる2つの上側電極31,32が形成されている。上側電極31は接点部31aを有し、上側電極32は接点部32aを有する。
図8に示す領域92は、ラバーカップ51の押圧部13bにより押圧される領域である。領域92の内部において、上側電極31,32の接点部31a,32aと対応する下側電極の接点部とが接触する。また、領域93は、メンブレンシート23において、スペーサ25の穴部25aが形成されている領域である。すなわち、領域93は、メンブレンシート23が押圧されたときに上側層24が変形する領域である。
図8に示す接点部31aおよび接点部32aは、それぞれの平面形状が半円形に形成されている。接点部31aおよび接点部32aは、少なくとも一部が領域92の内部に配置されるように形成されている。図8においては、領域92の内部に接点部31aおよび接点部32aが形成されている。
本実施の形態におけるキースイッチ装置1は、装置44を制御する制御装置に配置されている。本実施の形態における制御装置は、駆動回路41を含み、キースイッチ装置1は、駆動回路41に含まれている。駆動回路41により装置44が駆動される。本実施の形態における駆動回路41は、複数の電気回路としての第1制御回路42と第2制御回路43とを含む。本実施の形態においては、第1制御回路42と第2制御回路43とは、互いに独立した電気回路であり、それぞれの制御信号を出力するように形成されている。
本実施の形態による駆動回路41は、第1制御回路42が出力する制御信号と第2制御回路43が出力する制御信号とが一致したときに、この制御信号に従って装置44を駆動するものとする。すなわち、本実施の形態における駆動回路41は、第1制御回路42および第2制御回路43の両方が正常に作動しているときに装置44を駆動している。駆動回路41は、第1制御回路42および第2制御回路43のうち少なくとも一方に異常が生じた場合には、装置44を停止する制御を行っている。
第1制御回路42は、第1電極としての上側電極31を有している。また、第2制御回路43は、第2電極としての上側電極32を有している。上側電極31の接点部31aと対応する下側電極の接点部30aとが接触することにより、第1制御回路42の接点対が接続される。また、上側電極32の接点部32aと、対応する下側電極の接点部とが接触することにより、第2制御回路43の接点対が接続される。
図6から図8に示すラバーカップ51は、キートップ10とメンブレンシート23との間に配置されている。使用者によりキートップ10が押込まれると、キートップ10の押圧部10aがラバーカップ51の当接部13aを押圧し、ラバーカップ51の変形部13dが変形する。
ラバーカップ51の押圧部13bは、矢印101に示すように、メンブレンシート23に向かって移動する。押圧部13bは、メンブレンシート23の上側層24に接触して、上側層24を押圧する。押圧部13bが上側層24に接触することにより、変形部13eが変形する。メンブレンシート23は、上側層24が変形し、上側層24に形成されている複数の上側電極31,32と、下側層26に形成され、上側電極31,32と対応する下側電極とが接触する。すなわち、互いに対向する上側電極の接点部と下側電極の接点部とが個別に接触し、電気的に接続される。本実施の形態においては、第1制御回路42の接点対が接続され、さらに、ほぼ同時に第2制御回路43の接点対が接続される。
使用者がキートップ10から指を離すと、ラバーカップ51は、元の形状に戻り、第1制御回路42の接点対が開放され、さらに、第2制御回路43の接点対が開放される。このように、本実施の形態におけるキースイッチ装置1は、一つのキートップ10に対して複数の接点対が配置され、1回のキートップ10を押圧する操作で複数の接点対を同時に接続したり開放したりすることができる。この場合に、複数の電気回路は、それぞれの電気回路ごとに個別に接点対が接続されたり開放されたりする。
ところで、本実施の形態のキースイッチ装置1は、ラバーカップ51の押圧部13bがメンブレンシート23を押圧したときに、複数の接点対を接続する必要がある。このために、1つの接点対を接続するキースイッチ装置よりも、安定してメンブレンシート23を押圧することが好ましい。たとえば、キートップ10は、矢印101に示すように、メンブレンシート23の表面に対してほぼ垂直な向きにラバーカップ51を押圧することが好ましい。すなわち、ラバーカップ51の押圧部13bが接点部31a,32aが形成されている領域のほぼ中心を押圧することが好ましい。また、キートップ10の押込み量は、上側電極の接点部と下側電極の接点部とが接触するように、十分に大きな量であることが好ましい。
本実施の形態のキースイッチ装置1においては、キートップ10を支持する支持機構として、ギヤリンク機構が採用されている。本実施の形態における支持機構は、1つのリンク部材が駆動することにより、歯部を介して他のリンク部材が駆動される。このために、キートップ10が移動している期間中に、キートップ10が傾くことを抑制できる。メンブレンシート23の表面に対してほぼ垂直な方向に、ラバーカップ51を押圧することができる。例えば、使用者がキートップ10の端部を押圧した場合においても、キートップ10をメンブレンシート23の表面に対してほぼ垂直な方向に移動させることができる。キートップ10によりラバーカップ51を安定して押圧することができる。このために、メンブレンシート23に複数の接点対が形成されていても、複数の接点対を安定して接続したり開放したりすることができる。
さらに、本実施の形態における支持機構は、キートップ10の傾きを抑制し、キートップ10を所望の方向に移動させることができるために、ラバーカップ51の押込み量を大きくすることができる。たとえば、キートップ10がメンブレンシート23の表面に垂直な方向と傾斜する方向に押圧された場合においても、キートップ10をメンブレンシート23の表面に垂直な方向に移動させることにより、キートップ10の移動量が小さくなることを抑制できる。
たとえば、複数のリンク部材を備えておらず、ラバーカップのみによりキートップが支持されているキースイッチ装置では、キートップが傾いた状態のまま押込まれる場合がある。このような場合には、ラバーカップの押圧部が、接点部が配置されている領域の中央部からずれる場合があり、接点対の接続を行うことができない場合が生じる。たとえば、ラバーカップの押圧部がスペーサの穴部の中心からずれた位置を押圧すると、1つの接点対を接続しても他の接点対を接続しない場合が生じ得る。これに対して、本実施の形態のキースイッチ装置は、互いに独立した複数の接点対を安定して接続したり開放したりすることができる。
本実施の形態におけるギヤリンク機構は、側面視したときにV字形状に複数のリンク部材が配置されているが、この形態に限られず、複数のリンク部材が歯部(ギヤ)を介して係合する機構を有していれば構わない。
メンブレンシート23の上側層24および下側層26の電極は、任意の方法により形成することができる。本実施の形態における上側層24および下側層26は、ポリエチレンテレフタラート(PET)フィルムで形成されている。また、上側電極および下側電極は、それぞれの層の表面に導電性ペーストにて印刷により形成されている。または、下側層26を配線板等の基板にエッチング加工を行って電極を形成しても構わない。たとえば、下側層26の表面に銅膜をコーティングし、下側電極の形状に対応するレジストを塗布し、エッチングすることにより、銅膜の不要部分を除去して、所望の形状の下側電極を形成しても構わない。
第1のメンブレンシート23における上側電極および下側電極は、接点部が半円形に形成されているが、この形態に限られず、任意のパターンの電極を形成することができる。次に、電極の接点部の他の形状について例示する。
図9に、本実施の形態における第2のメンブレンシートの上側層の下面図を示す。第2のメンブレンシートの上側層62は、上側電極33,34を含む。上側電極33の接点部33aと、上側電極34の接点部34aとが線状に形成されている。接点部33aと接点部34aとは、互いに平行に延びるように形成され、交互に並んで配置されている。ラバーカップ51の押圧部13bが押圧する領域92の内部では、接点部33aと接点部34aとが互いに対向するように配置されている。
図10に、本実施の形態における第3のメンブレンシートの上側層の下面図を示す。第3のメンブレンシートの上側層63は、上側電極35,36を含む。第2のメンブレンシートの電極と同様に、上側電極35の接点部35aと上側電極36の接点部36aとが線状に形成されている。また、接点部35aと接点部36aとは、交互に並んで配置されている。
図11に、本実施の形態における第4のメンブレンシートの上側層の下面図を示す。第4のメンブレンシートの上側層64は、上側電極37,38を含む。上側電極37,38は、接点部37a,38aの平面形状が扇形に形成されている。上側電極37は、分岐して2つの接点部37aを有する。電極38は、分岐して2つの接点部38aを有する。2つの接点部37aは同電位であり、互いに対向するように配置されている。また、2つの接点部38aは同電位であり、互いに対向するように配置されている。それぞれの接点部37a,38aは、円が四等分された形状を有する。接点部37aおよび接点部38aは、周方向に沿って交互に配置されている。
図12に、本実施の形態における第5のメンブレンシートの上側層の下面図を示す。第5のメンブレンシートの上側層65は、上側電極39,40を含む。第4のメンブレンシートの電極と同様に、上側電極39は、分岐して4つの接点部39aを有する。上側電極40は、分岐して4つの接点部40aを有する。4つの接点部39aは互いに同電位である。また、4つの接点部40aは互いに同電位である。接点部39aおよび接点部40aは、それぞれが扇形に形成されている。それぞれの接点部39a,40aは、円が八等分された形状を有する。
このように、電極の接点部の形状は、円等の幾何学形状を分割した形状や線状を採用することができる。また、1つの電極に複数の接点部が含まれる場合には、複数の接点部が互いに隣接して配置されるのではなく、ラバーカップ51の押圧部13bに押圧される領域92の内部に分散して配置されることが好ましい。
次に、本実施の形態におけるキースイッチ装置のラバーカップについて説明する。図4から図6に示す第1のラバーカップ51の変形部13eおよび押圧部13bは、円錐状に形成されているが、この形態に限られず、ラバーカップの押圧部は、メンブレンシート23を押圧可能な任意の形状を採用することができる。
図13に、本実施の形態における第2のラバーカップを裏側から見た時の斜視図を示す。第2のラバーカップ52は、円柱状の押圧部13gと変形部13hとを有する。押圧部13gは、メンブレンシート23を押圧する面が、平面になるように形成されている。第2のラバーカップ52は、広い面積にてメンブレンシート23を押圧することができる。
図14に、本実施の形態における第3のラバーカップを裏側から見た時の斜視図を示す。第3のラバーカップ53は、押圧部13iを含み、押圧部13iは、図14に示すように斜視したときに略三角柱の形状を有する。押圧部13iの頂部は、矢印103に示す一方向に直線状に延びる稜線を有している。押圧部13iの線状に延びる頂部は、メンブレンシート23に対向している。押圧部13iは、稜線の延びる方向に垂直な方向にて切断したときに、V字形の断面形状を有する。
図15に、本実施の形態における第3のラバーカップを配置する向きを説明する図を示す。図15は、第1のメンブレンシートの上側層24を示している(図8参照)。第1のメンブレンシート23の上側電極31,32の接点部31a,32aは、互いに対向している。このような接点部31a,32aが互いに対向する電極に対して、第3のラバーカップ53は好適である。第3のラバーカップ53を用いる場合には、押圧部13iにより押圧される上側層24の領域92は長方形になる。領域92は、矢印103に示すように押圧部13bの直線状の頂部に対応して延びる形状を有する。図15に示す例においては、ラバーカップ53の押圧部13bの頂部の延びる方向と、接点部31aと接点部32aとが対向する方向とがほぼ平行になるようにラバーカップ53を配置する。この構成により、より安定して複数の接点部を押圧することができる。
図5および図6に示す第1のラバーカップ51においては、押圧部13bが尖っているため、点状にメンブレンシート23を押圧する。このために、複数の接点対のうち一部の接点対の接続が十分に安定しない場合がある。例えば、図8に示す第1のメンブレンシートの上側層24において、第1のラバーカップ51は、接点部31aと接点部32aとの間の領域を中心にメンブレンシート23を押圧する。このために、接点部31aまたは接点部32aの押圧が不十分になる場合がある。
また、図13に示す第2のラバーカップ52においては、押圧部13gが円柱状に形成されている。第2のラバーカップ52は、メンブレンシート23を押圧する部分が面状である。このために、大きな領域にてメンブレンシート23を押圧することができるものの、メンブレンシート23を押圧する力は分散されて、上側層24の変形が不十分になる場合がある。
これに対して、本実施の形態における第3のラバーカップ53では、メンブレンシート23を押圧する領域が長方形になり、第1のラバーカップ51よりも広い範囲にてメンブレンシートを押圧することができる。また、第2のラバーカップ52では押圧部13gの頂部が面状であるために力が分散されるのに対して、第3のラバーカップ53では押圧部13iの頂部が線状であるために力の分散を抑制することができる。この結果、より確実に上側電極の接点部と下側電極の接点部とを接触させることができる。特に、接点部同士が対向する方向に沿って、押圧部の頂部が延びるように第3のラバーカップ53を配置することにより、より確実に接点部同士を接触させて、より安定して複数の接点対を接続することができる。
図16に、本実施の形態における第3のラバーカップの配置する向きを説明する図を示す。図16は、第2のメンブレンシートの上側層62を示している(図9参照)。第2のメンブレンシートの上側電極33,34の接点部33a,34aは線状に形成され、互いに平行に配置されている。このような複数の接点部33a,34aが一つの方向に延びる電極に対しても、第3のラバーカップ53は好適である。
第3のラバーカップ53は、押圧部13iがメンブレンシート23を押圧する領域92の長手方向が、複数の接点部33a,34aが互いに対向する方向とほぼ平行になるように配置することができる。すなわち、第3のラバーカップ53は、それぞれの接点部33a,34aが延びる方向に対して垂直に、押圧部13iの線状の頂部が延びる方向を設定することができる。この構成においても、より確実に接点部同士を接触させて、より安定して複数の接点対を接続することができる。
図17に、本実施の形態における第4のラバーカップを裏側から見た時の斜視図を示す。第4のラバーカップ54は、2つの押圧部13jを有する。それぞれの押圧部13jは、尖るように形成されている。2つの押圧部13jは、矢印104に示す方向に並んで配置されている。第4のラバーカップ54は、複数個の押圧部13jを中心にしてメンブレンシート23を押圧することができる。
図18に、本実施の形態における第4のラバーカップの配置する向きを説明する図を示す。図18は、第1のメンブレンシート23の上側層24を示している(図8参照)。第4のラバーカップ54は、矢印104に示す2個の押圧部13jの並ぶ方向と、複数の接点部31a,32aが対向する方向とがほぼ平行になるように配置される。ラバーカップ54の押圧部13jに押圧される領域96は、それぞれの接点部31a,32aの真上に配置することができる。このように、複数の接点部31a,32aの位置に対応するように、複数の押圧部13jを形成することができる。この構成により、複数の接点対の電気的な接続をより確実に行うことができる。
図19に、本実施の形態における第5のラバーカップを裏側から見た斜視図を示す。第5のラバーカップ55は、複数の押圧部13kを有する。押圧部13kは、先端が尖っており、山型に形成されている。第5のラバーカップ55においても、第4のラバーカップと同様に、上側電極31,32の複数の接点部31a,32aの位置に対応するように複数の押圧部13kを形成することができる。
次に、本実施の形態におけるキースイッチ装置を操作したときの押下特性について説明する。図20に、本実施の形態におけるキースイッチ装置を操作したときの荷重を示すグラフを示す。図20は、押下特性のグラフであり、横軸はキートップ10の移動量を示し、縦軸はキートップ10を押圧しているときの荷重を示している。キートップ10は、移動量X4まで移動可能に形成されている。すなわち、移動量X4は、キートップ10のストロークに相当する。
図21は、本実施の形態におけるキースイッチ装置を押圧したときのラバーカップの部分の断面図である。図21に示す例では、第2のラバーカップ(図13参照)を取り上げている。第2のラバーカップ52は、円柱状の押圧部13gを有し、押圧部13gがメンブレンシート23を押圧している。
図20および図21に示すように、使用者がキートップ10を押し始めると、荷重は徐々に大きくなる。キートップ10の移動量がX1となるまでは、外側の変形部13dが変形することにより荷重が大きくなる。そして、移動量X1において変形部13dが座屈変形するため、移動量がX1を超えると荷重が低下する。
次に、移動量X2において、ラバーカップ52の押圧部13gがメンブレンシート23の上側層24に接触する。押圧部13gがメンブレンシート23を押圧することにより、上側層24が変形し、メンブレンシート23を押圧する向きと反対向きの力が生じる。また、内側の変形部13hが変形し、メンブレンシート23による力と釣り合う。変形部13hの変形による力は、当接部13aに伝達されて荷重の一部に相当する。移動量X3において、変形部13d,13hの変形による荷重が極小になる。また、図20に示す例では、移動量X3において、メンブレンシート23の上側電極の接点部が下側電極の接点部に接触する。すなわち、荷重の極小点95にて電気的な接続が達成されている。
キートップ10が更に押込まれて、移動量X3よりも移動量が大きくなると、メンブレンシート23を押圧する向きと反対向きの力が大きくなって、移動量がX4になるまで荷重が上昇する。補助線94は、変形部13hがない場合の荷重を示している。また、荷重Lは、メンブレンシート23の上側層24を変形させるための荷重を示している。
キートップ10を押圧したときに、荷重の極小点95の移動量または極小点95よりも小さな移動量にて電気的な接続が得られると、良好な操作感覚を得ることができる。一方で、キートップ10を押圧したときの荷重の極小点95の移動量よりも大きな移動量にて電気的に接続されると、操作に違和感が生じる場合がある。たとえば、メンブレンシート23の上側層24の弾性が大きいと、上側電極の接点部と下側電極の接点部とが接触するまでの変形部13hの変形量が大きくなる。すなわち、電気的接続が達成される時のキートップ10の移動量が大きくなる。この場合には、荷重の極小点95よりも大きな移動量の範囲にて電気的に接続され、操作に違和感が生じてしまう。
また、電気的に接続される位置が深すぎると、キートップ10の押下量が足りずに電気的な接続が達成されない場合がある。特に、十分にキートップ10を押し込まなかった場合に電気的な接続が行われない場合がある。例えば、複数のキースイッチ装置1を有するキーボード81において、キーボード81の外周部に配置されているキースイッチ装置1は、キーボード81の中央部に配置されているキースイッチ装置1よりも、押圧力が小さくなる場合がある。電気的に接続される位置が深すぎると、外周部に配置されているキースイッチ装置1では、電気的な接続が十分に達成されない場合がある。
本実施の形態のキースイッチ装置1においては、極小点95の移動量以下の領域にて電気的な接続が達成される弾性力になるように、上側層24が形成されている。また、極小点95の移動量以下の領域にて電気的な接続が達成される弾性力になるように、変形部13hが形成されている。このように、本実施の形態におけるメンブレンシート23およびラバーカップ52は、荷重の極小点95以下の移動量において、電気的に接続されるように、形状や材質が選定されている。この構成により、良好な操作感覚にてキースイッチ装置を操作することができる。または、電気的な接続を確実に達成することができる。
また、メンブレンシート23を押圧している期間中に、ラバーカップの押圧部が変形する場合がある。たとえば、図6に示す第1のラバーカップ51は、押圧部13bが尖った形状を有する。このために、押圧部13bは、メンブレンシート23を押圧すると共に変形する。押圧部13bの変形により、キートップ10を押し込む向きと反対向きに力が生じる。
このような変形可能な押圧部を有するラバーカップを用いた場合においても、キートップの押下特性において、荷重の極小点95の移動量以下の領域にて電気的な接続を達成できることが好ましい。すなわち、押圧部は、極小点95の移動量以下の領域にて電気的に接続される材質および形状が選定されていることが好ましい。
たとえば、図7に示すように、本実施の形態におけるメンブレンシート23では、スペーサ25の穴部25aの直径dは4.3mmに形成されている。接点部31aと接点部30aとのギャップGは50μmに形成されている。上側層24は、厚さがほぼ75μmのPETフィルムで形成されている。このようなメンブレンシート23を形成するとことにより、1つの接点対において荷重が20g以下で上側電極の接点部と下側電極の接点部とを接触させることができる。この結果、押下特性において極小点95の移動量以下の領域にて、電気的な接続を得ることができる。
本実施の形態における上側電極の接点部の形状と下側電極の接点部とは、ほぼ同一の形状を有するが、この形態に限られず、上側電極の接点部と下側電極の接点部とが接触できるように形成されていれば構わない。たとえば、上側電極の接点部の形状と、下側電極と接点部との形状とは互いに異なっていても構わない。
また、上述のキースイッチ装置におけるキートップを支持する支持機構としては、ギヤリンク機構が採用されているが、この形態に限られず、パンタグラフ機構が採用されていても構わない。
図22に、本実施の形態における他のキースイッチ装置の断面図を示す。図22に示す他のキースイッチ装置は、キートップ10を支持する支持機構としてパンタグラフ機構が採用されている。キートップ10は、複数のリンク部材15,16を介して基材21に支持されている。基材21の下側には、支持材22およびメンブレンシート23が配置されている。キートップ10と支持材22との間には、弾性部材としてのラバーカップ51が配置されている。
リンク部材15,16は、一方の端部に摺動軸15a,16aを有する。リンク部材15,16は、他方の端部に回動軸15b,16bを有する。摺動軸15aは、キートップ10に形成された枠部10cの内部で摺動可能に支持されている。摺動軸16aは、基材21に形成された枠部21aの内部で摺動可能に支持されている。回動軸15bは、基材21に形成された挿入部21bに回動可能に支持されている。回動軸16bは、キートップ10に形成された挿入部10bに回動可能に支持されている。
複数のリンク部材15,16は、側面視したときに互いに交差するように配置されている。リンク部材15,16は、支持軸17によって支持されている。支持軸17は、複数のリンク部材15,16が交差する部分に配置されている。リンク部材15,16は、支持軸を介して互いに係合している。すなわち、リンク部材15,16が交差して、支持軸17が配置されている部分が係合部に相当する。
パンタグラフ機構においては、矢印101に示す方向にキートップ10が押圧されると、摺動軸15a,16aが矢印102に示す方向に移動する。また、回動軸15b,16bが回動して、リンク部材15,16が駆動する。このときに、リンク部材15,16は、支持軸17を介して係合しているために、1つのリンク部材が駆動したときに、支持軸17を介して他のリンク部材が連動して駆動される。たとえば、キートップ10の端部が押圧されて、リンク部材15が駆動し始めると、支持軸17を介してリンク部材16も駆動する。リンク部材15,16が連動することにより、キートップ10をメンブレンシート23の表面にほぼ垂直な方向に移動させることができる。
このように、キートップの支持機構がパンタグラフ機構の場合においても、ギヤリンク機構と同様に、ラバーカップを安定して押圧することができる。メンブレンシート23において1回の操作により複数の接点対を接続する場合にも、安定した接続を達成することができる。
本実施の形態におけるキーボードおよびキースイッチ装置は、たとえば産業用機械の操作盤、または、医療機の操作パネル等に好適に使用することができる。本実施の形態におけるキースイッチ装置は、キーボードに配置されているが、この形態に限られず、キー入力を行う任意のキースイッチ装置に採用することができる。なお、キーボードに複数のキースイッチ装置を配置する場合には、複数のラバーカップを一体化して形成しても構わない。
上記の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。上述のそれぞれの図において、同一または相等する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、特許請求の範囲に示される変更が含まれている。
1 キースイッチ装置
10 キートップ
11,12 リンク部材
11c,12c 歯部
13b,13g,13i,13j,13k 押圧部
13d 変形部
13e,13h 変形部
51〜55 ラバーカップ
15,16 リンク部材
17 支持軸
22 支持材
23 メンブレンシート
24,62〜65 上側層
25 スペーサ
26 下側層
30a 接点部
31〜40 上側電極
31a,32a,33a,34a,35a,36a,37a,38a,39a,40a 接点部
41 駆動回路
81 キーボード
95 極小点

Claims (8)

  1. 押込むことにより移動する移動部材と、
    前記移動部材を移動可能に支持する支持機構と、
    複数の上側電極が形成された上側層と、それぞれが複数の前記上側電極のいずれかに対応し、対応する上側電極と接点対を構成する複数の下側電極が形成された下側層とを有する電気的接続部材と、
    前記移動部材と前記電気的接続部材との間に配置され、弾性を有し、前記移動部材に押圧されて前記電気的接続部材を押圧する弾性部材とを備え、
    一つの移動部材に対して複数の接点対が配置され、
    前記弾性部材は、一つの前記移動部材に対して配置される複数の前記接点対を押圧し、前記電気的接続部材を押圧する押圧部を有し、
    前記押圧部は、一方向に延びる形状を有する頂部を含み、
    前記頂部は、前記電気的接続部材に対向し、複数の前記接点対が対向する方向に延びていることを特徴とする、キースイッチ装置。
  2. 前記押圧部は、線状に延びる前記頂部を有する略三角柱の形状を有している、請求項1に記載のキースイッチ装置。
  3. 前記支持機構は、複数のリンク部材と、複数の前記リンク部材が互いに係合する係合部とを有し、1つの前記リンク部材が駆動したときに、前記係合部を介して他の前記リンク部材が連動して駆動されるように形成されており、
    前記リンク部材は、端部に形成されている歯部を有し、
    前記係合部は、複数の前記リンク部材の歯部が互いに噛み合うように形成されており、
    1つの前記リンク部材が駆動することにより、前記歯部を介して他の前記リンク部材が駆動される、請求項1または2に記載のキースイッチ装置。
  4. 前記支持機構は、複数のリンク部材と、複数の前記リンク部材が互いに係合する係合部とを有し、1つの前記リンク部材が駆動したときに、前記係合部を介して他の前記リンク部材が連動して駆動されるように形成されており、
    複数の前記リンク部材は、側面視したときに互いに交差するように配置され、
    複数の前記リンク部材が交差する部分には、複数の前記リンク部材を支持する支持軸が配置されており、
    1つの前記リンク部材が駆動することにより、前記支持軸を介して他の前記リンク部材が駆動される、請求項1または2に記載のキースイッチ装置。
  5. 前記移動部材を押し込んだときの荷重の押下特性は、荷重が極小となる極小点を有し、
    前記電気的接続部材および前記弾性部材は、前記極小点以下の前記移動部材の移動量において前記接点対が接続されるように形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のキースイッチ装置。
  6. 前記上側層は、ポリエチレンテレフタラートフィルムを含み、
    前記上側電極は、導電性ペーストを用いて印刷により形成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のキースイッチ装置。
  7. 前記下側電極は、基板の表面にエッチング加工により形成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載のキースイッチ装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のキースイッチ装置が複数配置されている、キーボード。
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