JP6399963B2 - 多方向入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多方向入力装置に関し、特に、テレビジョン操作用のリモコンやゲーム機用コントローラ等における方位入力操作に好適な多方向入力装置に関する。
操作体のスライド操作による多方向入力装置として、例えば、特許文献1に開示された座標入力装置900が知られている。座標入力装置900の構造を図13に示す。
下ケース902の空洞部902bには、可動電極906を水平方向にスライド移動可能に弾性付勢するOリングからなる弾性部材907を有し、可動電極906の一方面と対向する下ケース902の部分に、円周方向に分割して設けた複数の電極903a〜903dからなる固定電極903を形成し、上ケース901を導電性部材で形成し、この上ケース901を可動電極906の他方面と対向させて配設し、弾性部材907の付勢力に抗して可動電極906をスライド移動させると、固定電極903と上ケース901との間の静電容量が変化し、この静電容量の変化に対応して、可動電極906のスライド移動方向、及び移動量を検出して、水平方向の入力を行うことができる。
また、操作軸905を垂直方向に押圧すると、操作軸905の接点押圧部905dが、反転バネである金属接点909を押圧する。そして、金属接点909が反転するように弾性変形することにより、中央固定接点904aに金属接点909が当接し、中央固定接点904aと周辺固定接点904bとが金属接点909を介して導通し、スイッチ回路の接点の切り換えが行なわれる。
このような構成によって小型化が可能であると共に、小さな操作力でも、確実に水平方向、垂直方向の入力が可能な操作性の良い多方向入力装置を提供することができる。
特開2003−084916号公報
しかしながら、座標入力装置900では、操作軸905を、中央部の位置に復帰させるための弾性部材907の材料として弾性ゴムを使用する必要があるため、操作体である操作軸905のスライド移動量が少なくなってしまい、座標入力装置900の使い勝手が悪くなってしまうという問題があった。この問題を解決するため、弾性部材907としてコイルバネを使用することが考えられる。しかし、弾性部材907としてコイルバネを使用すればスライド移動量を大きくすることができるが、座標入力装置900のような構造では、金属で形成されたコイルバネが、固定電極903と上ケース901との間に配置されることになるため、固定電極903と上ケース901との間の静電容量値に影響を与えてしまうことになる。そのため、操作軸905の移動量や移動方向を正確に検出することが困難となってしまうという課題があった。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、操作体のスライド移動量を確保しつつ、静電容量値に影響を与えることのない多方向入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために多方向入力装置は、開口部が形成されたハウジングと、前記開口部から露出する操作部と、前記操作部と共に水平方向にスライド移動可能な移動体と、前記移動体を初期位置に復帰させる弾性部材と、前記移動体を挟むように配置された上側電極及び複数に分割された下側分割電極と、を備え、前記移動体は、その外周側に移動体基部を有し、前記移動体のスライド移動に伴って、前記上側電極と下側分割電極との間に位置する前記移動体基部の面積が変化することにより、前記上側電極と下側分割電極との間の静電容量値が変化し、前記静電容量値の変化量によって前記操作部の動作を検出する検出手段を有した多方向入力装置であって、前記弾性部材は、環状のコイルバネからなると共に、前記コイルバネよりも外側の位置に前記下側分割電極が配置され、前記コイルバネは、前記移動体のスライド移動に伴って前記下側分割電極の内側の領域内で弾性変形する、という特徴を有する。
このように構成された多方向入力装置は、初期位置への復帰用の弾性部材としてコイルバネを使用したので、スライド移動量を確保でき、操作性が良い。また、コイルバネが下側分割電極の内側領域内で弾性変形するので、上側電極と下側分割電極との間の静電容量値に影響を与えることがない。
また、上記の構成において、前記移動体の中央部には、挿通孔が設けられていると共に、前記操作部を有する操作体が前記挿通孔に上下動可能に保持されており、前記ハウジングは、前記下側分割電極が設けられた下ケースと前記下ケースに対向した状態で一体化される取り付け部材とを有し、前記下ケースの中央部には、可動接点を有するプッシュスイッチが設けられていると共に、前記プッシュスイッチを駆動可能な駆動部材が前記下ケースに載置されており、前記駆動部材には、片持ち梁形状をし、下方向に凸部を有した押圧操作部が設けられていて、前記操作部の先端部が前記押圧操作部を介して前記可動接点の上に配置されている、という特徴を有する。
このように構成された多方向入力装置は、片持ち梁形状をした押圧操作部を介して可動接点が押圧操作されるプッシュスイッチを設けたので、操作体をスライド移動させた状態で押圧操作しても、可動接点が塑性変形することを防止できる。
また、上記の構成において、前記駆動部材は、平板状の駆動部材基部と前記駆動部材基部から上方に突出した平面視円形状の第1突出部とを有すると共に、前記移動体には、初期状態において前記第1突出部と対向する平面視円形状の第2突出部が設けられており、前記第1突出部と前記第2突出部とがコイルバネの内側に位置し、前記移動体のスライド操作時に、前記コイルバネの一端部側が前記第1突出部で支持された状態で、前記コイルバネの他端部が前記第2突出部によって押し広げられる、という特徴を有する。
このように構成された多方向入力装置は、水平方向に対して固定された駆動部材の第1突出部及び水平方向に対して移動可能な移動体の第2突出部によってコイルバネを保持するので、コイルバネを下側分割電極の内側領域内で弾性変形させることが容易にできる。
また、上記の構成において、前記取り付け部材は、導電性の金属板材からなり、前記上側電極を構成している、という特徴を有する。
このように構成された多方向入力装置は、ハウジングの一部である取り付け部材を上側電極として利用するため、上側電極の形成のために基板等の部材を別途必要とすることがない。従って、製造コストを削減することができる。
本発明の多方向入力装置は、初期位置への復帰用の弾性部材としてコイルバネを使用したので、スライド移動量を確保でき、操作性が良い。また、コイルバネが下側分割電極の内側領域内で弾性変形するので、上側電極と下側分割電極との間の静電容量値に影響を与えることがない。
多方向入力装置の外観を示す斜視図である。 多方向入力装置の平面図と正面図である。 多方向入力装置を構成する各部材を示す分解斜視図である。 多方向入力装置の主要部を示す断面斜視図である。 上側電極、下側分割電極、各接点部材、及び駆動部材を示す模式図である。 プッシュスイッチの構造を示す、多方向入力装置の断面図である。 プッシュスイッチの動作を示す、多方向入力装置の断面図である。 検出手段の動作を示す、多方向入力装置の断面図である。 検出手段の動作を示す、多方向入力装置の模式図である。 検出手段の動作を示す、多方向入力装置の模式図である。 検出手段の動作を示す、多方向入力装置の模式図である。 検出手段の操作位置と静電容量との関係を示す模式図及び表である。 従来例に係る多方向入力装置を示す断面図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る多方向入力装置100は、例えば、テレビジョン操作用のリモコンやゲーム機用コントローラ等における方位入力操作に用いられるものである。本実施の形態に係る多方向入力装置100の用途については、これらに限定されるものではなく適宜変更が可能である。尚、本明細書では、特に断りの無い限り、各図面の+X側を右側、−X側を左側、+Y側を後側、−Y側を前側、+Z側を上側、−Z側を下側として説明する。
図1乃至図3を参照して、多方向入力装置100の全体構成について簡単に説明する。図1は、多方向入力装置100の外観を示した斜視図であり、図2は、図2(a)が多方向入力装置100の平面図であり、図2(b)が多方向入力装置100の正面図である。図3は、多方向入力装置100を構成する各部材を示す分解斜視図である。
図1及び図2(a)に示すように、多方向入力装置100は、開口部31aが形成されたハウジング30と、操作部3aが上方に突出し、操作部3aを押下操作可能であると共に押下方向と略直交する方向へスライド操作可能な操作体3と、操作体3をハウジング30内で上下動可能に保持して操作体3と共に水平方向に移動可能な移動体5とを備えている。
ハウジング30は、下ケース33と下ケース33に対向した状態で一体化される取り付け部材31とからなる。取り付け部材31には、開口部31aが形成されていると共に、複数の爪部31bが設けられていて、爪部31bによって取り付け部材31が下ケース33に取り付けられる。下ケース33は、樹脂モールドで形成されている。また、取り付け部材31は、導電性の金属板材からなると共に、上側電極21を構成している。
下ケース33の内部には、それぞれ導電性の金属板材からなる下側分割電極23及び固定接点部材13がインサート成型によって取り付けられており、それぞれ、その一部が平面視で取り付け部材31より外側に露出している。
多方向入力装置100は、図3に示すように、前述した取り付け部材31及び下ケース33からなるハウジング30、操作体3、移動体5、固定接点部材13及び複数の下側分割電極23と、弾性部材7と、操作体回転止め部材4と、駆動部材15と、絶縁テープ17と、可動接点11とで構成される。
移動体5は、操作体3の操作部3aが移動体5の中央に設けられた挿通孔5fに挿入されていることにより、操作体3と共に水平方向に移動可能となる。駆動部材15は、操作体3による押下操作が可能となるように構成されており、駆動部材15に保持される操作体回転止め部材4によって操作体3の回転が防止される。弾性部材7と操作体3と移動体5とは、ハウジング30内で駆動部材15より上方に配設される。
可動接点11と固定接点部材13と絶縁テープ17とで、操作体3の押下操作に伴って駆動するプッシュスイッチ10が構成される。絶縁テープ17は、可動接点11を覆うように下ケース33に取り付けられる。また、取り付け部材31である上側電極21と移動体5と下側分割電極23とで、操作体3のスライド操作を検出する検出手段20が構成される。
次に、多方向入力装置100のプッシュスイッチ10と検出手段20との詳細な構造について、図4乃至図6を用いて説明する。図4は、多方向入力装置100の、図2のA−A線から見た断面斜視図であり、図5は、上側電極21、複数の下側分割電極23、固定接点部材13、及び駆動部材15を上方向から見た模式図である。尚、図5には、操作体3と操作体回転止め部材4と移動体5と弾性部材7とを除いて示している。図6は、図2のB−B線から見たプッシュスイッチ10の構造を示す断面図である。尚、絶縁テープ17は、図4以降、簡略化のため省略する。
図4に示すように、下ケース33の中央部33aには、ドーム状の板バネからなる可動接点11を有するプッシュスイッチ10が設けられていると共に、操作体3の下側には、操作体3によって押下操作される駆動部材15が配設されている。本実施形態においては、可動接点11は、中央部が部分的に反転可能な反転バネ11aによって構成される。駆動部材15は、下ケース33に形成されている大きな平面視円形状の窪み部33c内に載置される。駆動部材15は、窪み部33c内に載置される駆動部材基部15bと駆動部材基部15bから上方に突出した平面視円形状の第1突出部15aとを有している。尚、第1突出部15aには、後述する押圧操作部15dと対応する位置に切り欠きが設けられており、図3に示すように、平面視において略C字形状をなしている。また、下ケース33の中央部33aは、窪み部33cより更に窪んだ位置に、平面視円形状で形成されている。
プッシュスイッチ10に使用される固定接点部材13は、図6に示すように、下ケース33にインサート成型によって設けられる。固定接点部材13は、図5に示すように、第1固定接点部材13−1と第2固定接点部材13−2とからなる。第1固定接点部材13−1は、下ケース33の中心点33bから右側前方に伸びるように形成された1本の長方形形状の部分と、下ケース33の中心点33bに形成された、略円形をした第1固定接点13−1aとで構成されている。また、第2固定接点部材13−2は、下ケース33の中心点33bから右側後方、左側後方、及び左側前方それぞれに伸びるように構成された複数の長方形形状の部分と、第1固定接点13−1aの周囲を取り囲むように形成された第2固定接点13−2aとで構成されている。
図6に示すように、固定接点部材13の内、第1固定接点部材13−1及び第2固定接点部材13−2それぞれの長方形形状の部分は、下ケース33のモールド内に形成されているが、第1固定接点13−1aと第2固定接点13−2aとは、下ケース33の中央部33aの上方に露出している。従って、第1固定接点13−1aと第2固定接点13−2aとは、可動接点11に対向する。
図5に示すように、第1固定接点部材13−1及び第2固定接点部材13−2の、平面視で上側電極21より外側には、第1固定接点端子13−1b及び第2固定接点端子13−2bが設けられており、それぞれが外部機器に接続される。そして、外部機器において、プッシュスイッチ10のスイッチング動作が確認される。
下ケース33の窪み部33cに載置される駆動部材15には、図5に示すように、外周寄りに位置する根本部15eから下ケース33の中心点33b方向に伸びていると共に、弾性を有し片持ち梁形状をした押圧操作部15dが設けられている。押圧操作部15dの下側には、可動接点11が配設され、その可動接点11の下側には、前述した第1固定接点13−1a及び第2固定接点13−2aが配設されている。また、図6に示すように、駆動部材15の押圧操作部15dには、下方向に凸部15cが設けられており、操作体3の先端部3bが、押圧操作部15dを介して可動接点11の上に配設されている。
更に、駆動部材15には、図5に示すように、複数の嵌合穴15fが設けられていると共に、下ケース33には、上方向に突出した平面視円形状の複数の突起部33dが設けられており、駆動部材15の嵌合穴15fと突起部33dとが嵌合することによって、駆動部材15が下ケース33に固定される。
多方向入力装置100には、図4に示すように、スライド操作される操作体3の移動量や移動方向を検出する検出手段20が設けられている。検出手段20は、移動体5及び移動体5を挟むように配置された、導電性を有する金属板からなる上側電極21と複数に分割された下側分割電極23とを備えて構成されている。
移動体5は、平面視円形をしており、その外周側に平板状の移動体基部5bを有している。検出手段20においては、移動体5のスライド移動に伴って、上側電極21と下側分割電極23との間に位置する移動体基部5bの面積が変化することにより、上側電極21と下側分割電極23との間の静電容量値が変化する。検出手段20は、この静電容量値の変化量によって操作体3の動作、即ち移動量や移動方向を検出することができる。尚、移動体5は、合成樹脂材料で構成されているため、移動体基部5bは、誘電体として機能する。
移動体基部5bの内側には、移動体基部5bより上方に突き出た、平面視円形をした中央移動部5dが設けられていると共に、中央移動部5dには、初期状態において駆動部材15の第1突出部15aと対向する平面視円形状の第2突出部5aが下方に突出して設けられている。また、駆動部材15と移動体5との間には、操作体3が操作されない時にスライド移動した移動体5を初期位置に復帰させる弾性部材7が配設されている。弾性部材7は、弾性を有する金属製のコイルバネ7aで形成されている。
上側電極21は、図5に示すように、平面視略正八角形形状をしている。正八角形形状の8つの辺のうちの、互いに接していない4つの辺には、それぞれ上側電極端子21aが設けられており、上側電極端子21aが外部機器(図示せず)に接続される。
複数に分割された下側分割電極23は、下ケース33にインサート成型で設けられ、略正八角形形状をしている上側電極21の内側に、平面視でほぼ収まるように配置されている。下側分割電極23は、略扇型の、第1下側分割電極23−1、第2下側分割電極23−2、第3下側分割電極23−3、及び第4下側分割電極23−4から構成されている。第1下側分割電極23−1が、下ケース33の中心点33bより右側に配置されており、第1下側分割電極23−1、第2下側分割電極23−2、第3下側分割電極23−3、及び第4下側分割電極23−4が、下ケース33の中心点33bを中心として、それぞれ90°の角度を隔てて配置されている。尚、複数の下側分割電極23(23−1〜23−4)は、下ケース33の上面に露出しており、移動体基部5bを載置することで、移動体5をスライド移動可能に支持している。
各下側分割電極23の外周部の、平面視で上側電極21より外側には、第1下側分割電極端子23−1a、第2下側分割電極端子23−2a、第3下側分割電極端子23−3a、及び第4下側分割電極端子23−4aが設けられており、それぞれが外部機器に接続される。そして、外部機器において、上側電極21と各下側分割電極23間の静電容量が測定される。
次に、操作体3を押下操作した場合のプッシュスイッチ10の動作について、図5及び図7を用いて説明する。図7は、プッシュスイッチ10の動作を示す、多方向入力装置100の断面図である。図7(a)は、操作体3が初期位置にある時に操作体3を押圧操作した場合のプッシュスイッチ10の動作を示し、図7(b)は、操作体3を図7(a)における右側方向にスライド操作した時に操作体3を押圧操作した場合のプッシュスイッチ10の動作を示している。
操作体3が初期位置にある時のプッシュスイッチ10のスイッチング動作は、図7(a)に示すように、操作体3の操作部3aを押下操作することによって行われる。操作部3aを押下操作すると、操作体3の先端部3bが駆動部材15の押圧操作部15dの凸部15cの上部を押圧する。押圧操作部15dが片持ち梁形状をしているため、押圧操作部15dの長さに応じた押圧力が、押圧操作部15dの根本部15e(図5参照)を支点として、押圧操作部15dの凸部15cを介して可動接点11を押圧する。
そのため、反転バネ11aである可動接点11が、部分的に反転するように弾性変形し、第1固定接点13−1aと第2固定接点13−2aとに同時に接触する。その結果、プッシュスイッチ10が導通する。
次に、図7(b)に示す、操作体3を図7(a)における右側方向にスライド操作し、その後、操作体3を押下操作した場合のプッシュスイッチ10のスイッチング動作について説明する。操作体3は、図7(a)に示したと同様に、駆動部材15を介して可動接点11を押圧する。しかし、もしもプッシュスイッチ10に駆動部材15が配設されていなかった場合には、操作体3の先端部3bが直接可動接点11を押圧することになる。その場合、操作体3を図示右側方向にスライド操作した後に押下操作した時には、先端部3bが可動接点11の端部を押圧することになる。そのため、反転バネ11aからなる可動接点11が塑性変形する可能性がある。本発明の実施形態では、プッシュスイッチ10に駆動部材15を配設し、更に駆動部材15に片持ち梁形状をした押圧操作部15dを設けることにより、反転バネ11aからなる可動接点11の塑性変形を防止するようにした。
図7(b)に示すように、操作体3をスライド操作し、その後操作体3を押下操作した場合、操作体3の先端部3bが押圧操作部15dを押圧し、押圧操作部15dの凸部15cに押圧力が伝わる。そのため、その押圧力は、可動接点11の端部に掛からず、可動接点11の中央に掛かる。その結果、反転バネ11aである可動接点11が適切に反転するように弾性変形し、第1固定接点13−1aと第2固定接点13−2aとに同時に接触する。その結果、プッシュスイッチ10が導通する。このように、操作体3をスライド操作した後に操作体3を押圧操作しても、反転バネ11aからなる可動接点11を塑性変形させることなく、プッシュスイッチ10のスイッチング動作を行うことができる。
次に、操作体3をスライド操作した場合の検出手段20の動作について、図8乃至図12を用いて説明する。図8は、検出手段20の動作を示す、多方向入力装置100の断面図であり、図9乃至図11はそれぞれ、検出手段20の動作を示す、多方向入力装置100の模式図である。尚、図10では、弾性部材7にハッチングパターンを付けて表示している。図12(a)は、検出手段20における操作体3の操作位置を示す模式図であり、図12(b)は、検出手段20における操作体3の操作位置と第1静電容量C1乃至第4静電容量C4それぞれの静電容量値との関係を示す表である。
ここで、上側電極21と第1下側分割電極23−1との間の静電容量を第1静電容量C1、上側電極21と第2下側分割電極23−2との間の静電容量を第2静電容量C2、上側電極21と第3下側分割電極23−3との間の静電容量を第3静電容量C3、上側電極21と第4下側分割電極23−4との間の静電容量を第4静電容量C4とする。また、移動体5のスライド移動に伴って第1静電容量C1、第2静電容量C2、第3静電容量C3、及び第4静電容量C4それぞれの静電容量値が変化するが、その最小値をCmin、最大値をCmaxとし、最小値Cminと最大値Cmaxとの間の中間値をCmidとする。更に、最小値Cminと最大値Cmaxとの間を、その大きさによって5つの段階に分類する。即ち、順に、静電容量値”1”(Cmin)、静電容量値”2”、静電容量値”3”(Cmid)、 静電容量値”4”、静電容量値”5”(Cmax)とする。尚、静電容量値”1”乃至“5”は、絶対値を表すものではなく、静電容量値の大きさの相対的な違いを表すものである。
操作体3が初期位置にある時、図8(a)に示すように、移動体5の右側の移動体基部5bは、上側電極21と第1下側分割電極23−1との間の空間の中間位置まで入り込んでいる。また、移動体5の左側の移動体基部5bも、上側電極21と第3下側分割電極23−3との間の空間の中間位置まで入り込んでいる。上側電極21と第2下側分割電極23−2との間の空間、上側電極21と第4下側分割電極23−4との間についても同様である。その時、移動体5の中心は、図9(a)に示すように、下ケース33の中心点33bと同じ位置にある。即ち、複数の下側分割電極23それぞれに対して、中立の位置にある。この時、移動体5の中央移動部最外周5eは、複数の下側分割電極23それぞれの内側の端部から所定距離だけ内側に離れた位置にある。また、移動体5の基部最外周5cは、複数の下側分割電極23それぞれの幅のほぼ中央の位置にある。
この時の操作体3の位置と静電容量値との関係を、図12(a)及び図12(b)に示している。操作体3が初期位置にある時、第1静電容量C1、第2静電容量C2、第3静電容量C3、及び第4静電容量C4それぞれの静電容量値は、共に中間値Cmidとなるため静電容量値は“3”となる。従って、第1静電容量C1と第3静電容量C3との間の差分は0になり、第2静電容量C2と第4静電容量C4との間の差分も0となる。言い換えれば、第1静電容量C1と第3静電容量C3との間の差分が0であり、第2静電容量C2と第4静電容量C4との間の差分も0である時、操作体3が左右方向にも前後方向にも操作されておらず、操作体3が[0]の位置、即ち初期位置にあることが分かる。
操作体3が初期位置にある時、コイルバネ7aは、図8(a)に示すように、駆動部材15の第1突出部15a及び移動体5の第2突出部5aに均等に支持された状態となる。そのため、コイルバネ7aは、図10(a)に示すように、平面視円形状となっている。この時、コイルバネ7aは、図8(a)に示すように、下側分割電極23の内側の領域内にある。
次に、操作体3を右側方向へ最大にスライド操作した時、図8(b)に示すように、移動体5の右側の移動体基部5bは、上側電極21と第1下側分割電極23−1との間の空間に最大限入り込んでいる。一方、移動体5の左側の移動体基部5bは、上側電極21と第3下側分割電極23−3との間の空間には入り込んでいない。その時、移動体5の中心は、図9(b)に示すように、下ケース33の中心点33bより右側にある。
この時、移動体5の中央移動部最外周5eの右側端部は、第1下側分割電極23−1の内側の端部に平面視で接する位置にある。また、移動体5の基部最外周5cの右側端部は、第1下側分割電極23−1の外側の端部に平面視で接する位置にある。一方、移動体5の基部最外周5cの左側端部は、第3下側分割電極23−3の右側端部(内側の端部)に平面視で接する位置にある。
そのため、操作体3を右側方向へ最大にスライド操作した時、第1静電容量C1の容量値が最大値Cmax“5”となり、第3静電容量C3の容量値が最小値Cmin“1”となる。この時、第2静電容量C2及び第4静電容量C4は、それぞれ中間値Cmid“3”となる。従って、第1静電容量C1と第3静電容量C3との間の差分は最大(C1>C3)となり、第2静電容量C2と第4静電容量C4との間の差分は0となる。言い換えれば、第1静電容量C1と第3静電容量C3との間の差分が最大(C1>C3)となることにより、操作体3が右側方向へ最大にスライド操作されたことが分かり、第2静電容量C2と第4静電容量C4との間の差分が0となることにより、操作体3が前後方向へはスライド操作されていないことが分かる。また、第1静電容量C1の容量値が“5”となり、第3静電容量C3の容量値が “1”となり、第2静電容量C2及び第4静電容量C4の容量値が“3”となった時、図12に示すように、操作体3が[1]の位置にあることが分かる。
操作体3を右側方向へ最大にスライド操作した時、コイルバネ7aは、図8(b)に示すように、コイルバネ7aの左側、即ちコイルバネ7aの一端部側が駆動部材15の第1突出部15aに支持された状態で、コイルバネ7aの右側、即ちコイルバネ7aの他端部側が移動体5の第2突出部5aによって、右方向へ押し拡げられる。そのため、コイルバネ7aは、移動体5のスライド移動に伴って下側分割電極23の内側の領域内で弾性変形する。その結果、コイルバネ7aは、図10(b)に示すように、下ケース33の中心点33bより右側に押し拡げられた平面視楕円形状となる。
次に、操作体3を右側方向(+X方向)、且つ後側方向(+Y方向)に最大にスライド操作した時、移動体5の中心は、図11(a)に示すように、下ケース33の中心点33bより右側且つ後側にある。この時、移動体5の中央移動部最外周5eの右後側端部は、第1下側分割電極23−1の内側端部の最も後側、及び第2下側分割電極23−2の内側端部の最も右側に接する位置にある。また、移動体5の基部最外周5cの右後側端部は、第1下側分割電極23−1の外側の端部の最も後側及び第2下側分割電極23−2の外側端部の最も右側に接する位置にある。一方、移動体5の基部最外周5cの左前側端部は、第3下側分割電極23−3の内側の端部の前側及び第4下側分割電極23−4の内側端部の左側に接する位置にある。
従って、操作体3を右側方向且つ後側方向に最大にスライド操作した時、第1静電容量C1及び第2静電容量C2の容量値は、最大値Cmaxと中間値Cmidの中間の値“4”となり、第3静電容量C3及び第4静電容量C4の容量値は、最小値Cminと中間値Cmidの中間の値“2”となる。言い換えれば、第1静電容量C1及び第2静電容量C2の容量値が“4”となり、第3静電容量C3及び第4静電容量C4の容量値が “2”となった時、図12に示すように、操作体3が[2]の方向に、即ち右側方向且つ後側方向に最大にスライド操作されたことが分かる。また、操作体3が[2]の位置にあることが分かる。
次に、操作体3を後側方向(+Y方向)にだけ最大にスライド操作した時、移動体5の中心は、図11(b)に示すように、下ケース33の中心点33bより後側にある。この時、移動体5の中央移動部最外周5eの後側端部は、第2下側分割電極23−2の内側の前側端部に接する位置にある。また、移動体5の基部最外周5cの後側端部は、第2下側分割電極23−2の外側の端部に平面視で接する位置にある。一方、移動体5の基部最外周5cの前側端部は、第4下側分割電極23−4の内側の端部に平面視で接する位置にある。
そのため、操作体3を後側方向へ最大にスライド操作した時、第2静電容量C2の容量値が最大値Cmax“5”となり、第4静電容量C4の容量値が最小値Cmin“1”となる。この時、第1静電容量C1及び第3静電容量C3は、それぞれ中間の値“3”となる。従って、第2静電容量C2と第4静電容量C4との間の差分は最大(C2>C4)となり、第1静電容量C1と第3静電容量C3との間の差分は0となる。言い換えれば、第2静電容量C2と第4静電容量C4との間の差分が最大(C2>C4)となることにより、操作体3が後側方向へ最大にスライド操作されたことが分かり、第1静電容量C1と第3静電容量C3との間の差分が0となることにより、操作体3が左右方向へはスライド操作されていないことが分かる。また、第2静電容量C2の容量値が“5”となり、第4静電容量C4の容量値が “1”となり、第2静電容量C2及び第4静電容量C4の容量値が“3”となった時、図12に示すように、操作体3が[3]の位置にあることが分かる。
上記のように、操作体3が、図12(a)に示す[0]の位置にある時、及び[1]乃至[3]の位置の方向に操作された場合の、操作体3の位置と第1静電容量C1乃至第4静電容量C4の静電容量値との関係について説明したが、図12(a)に示す[4]乃至[8]の位置に対しても同様であり、それらの位置に対する第1静電容量C1乃至第4静電容量C4の静電容量値は、図12(b)に示す通りである。また、上記の説明の中で、操作体3の位置として、初期位置及び初期位置(中心位置)から最も離れた位置を示したが、操作体3の位置が、初期位置と初期位置から最も離れた位置との間の中間の位置にある場合でも、第1静電容量C1乃至第4静電容量C4の静電容量値が、その位置に対応した静電容量値になることは勿論である。このように、第1静電容量C1乃至第4静電容量C4の静電容量値の変化量によって操作体3の移動量や移動方向を検出することができ、また、操作された後の操作体3の位置を検出することができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
多方向入力装置100は、初期位置への復帰用の弾性部材7としてコイルバネ7aを使用したので、スライド移動量を確保でき、操作性が良い。また、コイルバネ7aが下側分割電極23の内側領域内で弾性変形するので、上側電極21と下側分割電極23との間の静電容量値に影響を与えることがない。
また、片持ち梁形状をした押圧操作部15dを介して可動接点11が押圧操作されるプッシュスイッチ10を設けたので、操作体3をスライド移動させた状態で押圧操作しても、反転バネ11aからなる可動接点11が塑性変形することを防止できる。
また、水平方向に対して固定された駆動部材15の第1突出部15a及び水平方向に対して移動可能な移動体5の第2突出部5aによってコイルバネ7aを保持するので、コイルバネ7aを下側分割電極23の内側領域内で弾性変形させることが容易にできる。
また、ハウジング30の一部である取り付け部材31を上側電極21として利用するため、上側電極21の形成のために基板等の部材を別途必要とすることがない。従って、製造コストを削減することができる。
以上説明したように、本発明の多方向入力装置は、初期位置への復帰用の弾性部材としてコイルバネを使用したので、スライド移動量を確保でき、操作性が良い。また、コイルバネが下側分割電極の内側領域内で弾性変形するので、上側電極と下側分割電極との間の静電容量に影響を与えることがない。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記の実施形態においては、プッシュスイッチ10を備えた多方向入力装置で説明したが、プッシュスイッチを有さないものでも良い。この場合には、操作体は上下動する必要がないので、操作体を兼ねた移動体として、この移動体に操作部を設ける構成とすることができる。
3 操作体
3a 操作部
3b 先端部
4 操作体回転止め部材
5 移動体
5a 第2突出部
5b 移動体基部
5c 基部最外周
5d 中央移動部
5e 中央移動部最外周
5f 挿通孔
7 弾性部材
7a コイルバネ
10 プッシュスイッチ
11 可動接点
11a 反転バネ
13 固定接点部材
13−1 第1固定接点部材
13−1a 第1固定接点
13−1b 第1固定接点端子
13−2 第2固定接点部材
13−2a 第2固定接点
13−2b 第2固定接点端子
15 駆動部材
15a 第1突出部
15b 駆動部材基部
15c 凸部
15d 押圧操作部
15e 根本部
15f 嵌合穴
17 絶縁テープ
20 検出手段
21 上側電極
21a 上側電極端子
23 下側分割電極
23−1 第1下側分割電極
23−1a 第1下側分割電極端子
23−2 第2下側分割電極
23−2a 第2下側分割電極端子
23−3 第3下側分割電極
23−3a 第3下側分割電極端子
23−4 第4下側分割電極
23−4a 第4下側分割電極端子
30 ハウジング
31 取り付け部材
31a 開口部
31b 爪部
33 下ケース
33a 中央部
33b 中心点
33c 窪み部
33d 突起部
100 多方向入力装置
C1 第1静電容量
C2 第2静電容量
C3 第3静電容量
C4 第4静電容量

Claims (4)

  1. 開口部が形成されたハウジングと、前記開口部から露出する操作部と、前記操作部と共に水平方向にスライド移動可能な移動体と、前記移動体を初期位置に復帰させる弾性部材と、前記移動体を挟むように配置された上側電極及び複数に分割された下側分割電極と、を備え、
    前記移動体は、その外周側に移動体基部を有し、前記移動体のスライド移動に伴って、前記上側電極と下側分割電極との間に位置する前記移動体基部の面積が変化することにより、前記上側電極と下側分割電極との間の静電容量値が変化し、前記静電容量値の変化量によって前記操作部の動作を検出する検出手段を有した多方向入力装置であって、
    前記弾性部材は、環状のコイルバネからなると共に、前記コイルバネよりも外側の位置に前記下側分割電極が配置され、前記コイルバネは、前記移動体のスライド移動に伴って前記下側分割電極の内側の領域内で弾性変形する、ことを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記移動体の中央部には、挿通孔が設けられていると共に、前記操作部を有する操作体が前記挿通孔に上下動可能に保持されており、
    前記ハウジングは、前記下側分割電極が設けられた下ケースと前記下ケースに対向した状態で一体化される取り付け部材とを有し、
    前記下ケースの中央部には、可動接点を有するプッシュスイッチが設けられていると共に、前記プッシュスイッチを駆動可能な駆動部材が前記下ケースに載置されており、
    前記駆動部材には、片持ち梁形状をし、下方向に凸部を有した押圧操作部が設けられていて、前記操作部の先端部が前記押圧操作部を介して前記可動接点の上に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の多方向入力装置。
  3. 前記駆動部材は、平板状の駆動部材基部と前記駆動部材基部から上方に突出した平面視円形状の第1突出部とを有すると共に、前記移動体には、初期状態において前記第1突出部と対向する平面視円形状の第2突出部が設けられており、
    前記第1突出部と前記第2突出部とがコイルバネの内側に位置し、前記移動体のスライド操作時に、前記コイルバネの一端部側が前記第1突出部で支持された状態で、前記コイルバネの他端部が前記第2突出部によって押し広げられる、ことを特徴とする請求項2に記載の多方向入力装置。
  4. 前記取り付け部材は、導電性の金属板材からなり、前記上側電極を構成している、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の多方向入力装置。
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