JP5595124B2 - キースイッチ装置およびキーボード - Google Patents

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Description

本発明は、キースイッチ装置およびキーボードに関する。
シート状のメンブレンスイッチを有するキーボード等において、キートップの打鍵操作によりドーム状のラバー部材を弾性変形させて、ラバー部材の頂部中央に設けた凸状の押圧部によりメンブレンスイッチを押圧し、スイッチの接点部を閉成するようにしたキースイッチ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この種のキースイッチ装置では、ラバー部材が座屈式に弾性変形することで、キートップの押下変位量に非線形対応する弾性付勢力がキートップに作用し、それによりクリック感を伴う独特の打鍵操作性が得られる。
特開2000−347789号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、ラバー部材の頂部中央に押圧部を設けているため、押圧部がメンブレンスイッチに接触した後にさらにキートップの押し下げ力を増加させると接点部が閉成することとなり、良好なタイミングで接点部を開閉することが難しい。
本発明によるキースイッチ装置は、下方に押圧操作される操作部材と、操作部材の下方に配置されたメンブレンスイッチと、操作部材の押圧操作により弾性座屈変形し、操作部材に対して弾性座屈変形に応じた反発力を付与する弾性部材と、操作部材に対して相対移動可能に設けられ、操作部材の操作力とは独立した押圧力をメンブレンスイッチに付加する押圧部材とを備え、操作部材は、押圧部材を保持する保持部を有することを特徴とする。
また、本発明によるキーボードは、上記のキースイッチ装置が複数配設されたものである。
本発明によれば、操作部材の操作力とは独立した押圧力をメンブレンスイッチに付加するようにしたので、良好なタイミングでスイッチの接点を開閉することができる。
本発明の実施の形態に係るキースイッチ装置の全体構成を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の縦断面図である。 (a)〜(d)は、それぞれ本発明の実施の形態に係るキースイッチ装置の動作を示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態にかかるキースイッチ装置の押し下げ特性を示す図であり、(b)はその比較例である。 図2の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るキーボードの斜視図である。
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施の形態に係るキースイッチ装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るキースイッチ装置100の全体構成を示す斜視図であり、図2はその分解斜視図、図3はキースイッチ装置100の縦断面図である。本実施の形態に係るキースイッチ装置100は、例えば後述するように所定の配列にて複数配設して、デスクトップ型パソコン等のキーボード200を構成する(図7参照)。
図1〜図3に示すように、キースイッチ装置100は、下方に押圧操作されるキートップ10と、スイッチパネル20上に配置され、キートップ10の押圧操作により弾性座屈変形するドームラバー30と、スイッチパネル20の下方に配置されたメンブレンスイッチ40と、メンブレンスイッチ40を押下する接点押下部材50とを備える。
キートップ10は、樹脂を構成材として一体成形により形成され、図2に示すように略矩形状の頂部11と頂部11の各辺から下方に延在する側部12とを有し、全体として底面が開口した略ボックス形状をなしている。キートップ10の内側には、キートップ10の底面からスライダー13が圧入され、スライダー13はキートップ10と一体に動作する。
スライダー13は、樹脂を構成材として一体成形により形成され、上下方向に延在する内筒14と、内筒14の外側に配設されて上下方向に延在する外筒15とを有する二重筒構造をなしている。内筒14および外筒15は、頂部の水平部16を介して一体化され、内筒14と外筒15の間には底面が開口した空間部17(図3)が形成されている。内筒14は外筒15よりも長尺であり、内筒14は外筒15の下端から下方に突出している。
内筒14および外筒15は、それぞれ周囲四方に略矩形状の側壁14a,15aを有し、内筒14および外筒15の外形は略直方体形状を呈する。内筒14の互いに対向する一対の側壁14aの底部には、外側に突出した爪部14bが設けられている。側壁14aの爪部14bの両側には切り欠きが形成され、爪部14bは切り欠きを介して側壁14aの内側および外側に弾性変形可能となっている。外筒15の各側壁15aには、それぞれ上下方向に細長の一対の突起部15bが設けられ、突起部15bを介して外筒15がキートップ10に密に嵌合される。
内筒14の中心には、上下方向にかけて断面略円形状の貫通孔19が開口されている。図3に示すように貫通孔19の周壁には段部19aが設けられ、段部19aを境にしてその下方側の貫通孔19の開口面積は小さくなっている。外筒15の内周面は円筒形状をなして、内筒14の側壁14aとの間に空間部17を形成している。外筒15の底面には円形状のリング部18が設けられ、リング部18は外筒15の底面角部から水平方向外側に円弧状に突出している。
図2に示すように、ドームラバー30は、ゴム材料から一体成形により構成されたドーム状部材であり、リング状の基部31と、基部31からドーム状に立ち上がるドーム部32と、ドーム部32の頂部から上方に延在する円筒部33とを有する。円筒部33は、スライダー13のリング部18の外周面に下方から圧入され、リング部18は円筒部33と一体に動作する。なお、リング部18を設けずにスライダー13の底部外周面を例えば円形状として、この底部外周面に円筒部33を嵌合することもできる。図3では、リング部18を設けずにスライダー13の外周面に円筒部33を嵌合している。
スイッチパネル20は、スライダー13とドームラバー30とを支持する板部材であり、板部21と、板部21から上方に直立したガイド22とを有する。ガイド22の中心には、スライダー13の内筒14に対応して断面略矩形状の貫通孔23が開口されている。図3に示すように、ガイド22の内壁には段部24が形成され、段部24を境にしてその下方側の貫通孔23の開口面積は拡大している。貫通孔23には、スライダー13の内筒14が爪部14bを内側に圧縮しながら上方から圧入され、爪部14bが段部24に係合することで、スライダー13がガイド22に係止される。図3の状態では、爪部14bの下方空間は開放されており、スライダー13はガイド22に沿ってさらに下降可能である。
図2に示すように、メンブレンスイッチ40は、上下に対向して配置された一対の接点41と、一対の接点41を各々担持する一対のシート基板42と、一対のシート基板42の間に配設され、シート基板同士を所定距離だけ離間して両接点41を開状態に保持する不図示のスペーサとを有する。各シート基板42は、周知のフレキシブル印刷回路板の構成を有し、そのフィルム基体の表面に、互いに短絡可能な接点41が設けられる。接点41は、スイッチパネル20の貫通孔23の下方に配置され、所定の押下力が作用すると閉じられる。シート基板42は、サポートパネル43上に配置され、図示しないねじ等により、サポートパネル43に固定される。
接点押下部材50は、上下方向に細長の棒状部材であり、円柱形状の大径部51と、下端部が円弧状に形成された円柱形状の小径部52とを上下に有する。接点押下部材50は、例えば比較的密度の大きい金属により構成され、その自重による力は、接点41を閉じるのに必要な押下力よりも大きい。図3に示すように、接点押下部材50は上方からスライダー13の貫通孔19に挿入される。このとき、大径部51の下端面が内筒14の段部19aに当接し、接点押下部材50がスライダー13に保持される。この状態では、接点押下部材50の下端部がスライダー内筒14の下端面から所定長さだけ突出し、大径部51は段部19aの上方にて貫通孔19内を上下方向に摺動可能である。
以上のように構成されたキースイッチ装置100の主要な動作について説明する。キートップ10の打鍵操作前の初期状態では、図4(a)に示すように、キートップ10はドームラバー30により上方位置(初期位置)に保持され、接点押下部材50は、その下端面がメンブレンスイッチ40の表面から所定距離Lだけ離れた状態で、スライダー13に係止される。この状態では、接点押下部材50がスライダー13の内筒14に沿って上方に移動可能であるが、スライダー13の上方はキートップ10で覆われているため、キースイッチ100を上下ひっくり返した場合でもキートップ50の脱落を防止できる。
キートップ10の打鍵操作を開始すると、図4(b)に示すようにドームラバー30のドーム部32はキートップ10の押し下げ力Fにより弾性変形し、スライダー13はスイッチパネル20のガイド11に沿って下方に移動する。このとき、接点押下部材50もスライダー13とともに下方に移動し、接点押下部材50の下端部がスイッチパネル40の上面に接触する。
さらにキートップ10を押し下げ力Fにより押し下げると、図4(c)に示すように接点押下部材50がスイッチパネル40の表面に接触したままスライダー13は下方に移動し、接点押下部材50の大径部51の下端面がスライダー13の段部19aから離間する。このときメンブレンスイッチ40には接点押下部材50の自重が作用し、この自重によりメンブレンスイッチ40の接点41が押下され、接点41が閉成される。
この状態からさらに押し下げ力Fによりキートップ10を押し下げると、スライダー13は下方に移動するが、接点押下部材50はメンブレンスイッチ40の表面に当接したままであり、接点41の閉状態(オン状態)が継続される。キートップ10を最大に押し下げた状態では、図4(d)に示すようにドームラバー30の円筒部33の下端がスイッチパネル20の上面に当接し、スライダー13の下方への移動が制限される。このとき、スライダー内筒14の下端部とスイッチパネル40との間には隙間があり、打鍵操作時のスライダー13とスイッチパネル40との接触が防止される。
その後、キートップ10の押し下げ操作をやめると、ドームラバー30の復元力によりスライダー13が上方に押し戻される。スライダー13の上方移動により接点押下部材50の大径部51の下端面に段部19aが接触すると、接点押下部材50はスライダー13に係合して押し上げられる。これにより接点押下部材50はメンブレンスイッチ40から離間し、接点41が開放(オフ)される。このとき、図4(a)に示すようにスライダー13の下端の爪部14bがスイッチパネル20のガイド22の内側の段部24に係合することで、スライダー13の上方への移動が制限される。
以上の打鍵操作時におけるキートップ10のストロークS(押し下げ量)と操作力(押し下げ力)Fとの関係について説明する。図5(a)は、本実施の形態に係るキースイッチ装置100の押し下げ特性を示す図、すなわち、ドームラバー30に対して相対移動可能に接点押下部材50を用いた場合の特性であり、図5(b)は、本実施の形態の比較例である。なお、図5(a),(b)では、横軸にストロークSを、縦軸に操作力Fをとり、接点オンのポイントaを併せて示している。
図5(a)に示すように、キートップ10の操作力Fが増加すると、それに伴いストロークSも増加する。このとき、ドームラバー30が弾性変形し、キートップ10にはドームラバー30からの反力が作用する。この場合の押し下げ特性は、ドームラバー30自体の荷重変位特性に等しく、ドームラバー30に作用する荷重がドームラバー30の座屈荷重に達するまでは操作力Fが上昇し、座屈荷重に達すると、以降、操作力FはストロークSの増加に伴いなだらかに減少する。このドームラバー30の弾性座屈変形によりピーク操作力F0を得ることで、ユーザは打鍵操作に特有のクリック感を得ることができる。
この場合、接点オン時のストロークS1は、接点押下部材50の下端とメンブレンスイッチ40との間の初期長さL(図4(a))に相当する。この長さLは、接点押下部材50の小径部52の長さ、あるいはスライダー13の内周面の段部19aの位置を調整することで設定することができる。これにより接点オン時のキートップ10のストロークS1を任意に設定できる。
とくに本実施の形態では、ピーク操作力F0が発生するストロークS0よりも大きく、かつ、エンドストロークS2よりも小さい値(例えばS0とS2の中間)に、ストロークS1を設定している。これにより、ユーザがクリック感を得た後に操作力Fの減少領域で接点41がオンするため、ユーザの操作感覚と接点41のオン動作とが良好に対応し、キースイッチの操作性が向上する。
図5(b)は、ドームラバーと一体に接点押下部を設けた場合の特性である。すなわち、図示は省略するが、例えば頂部が閉塞されたドームラバーを用い、その頂部から下方に向けて接点押下部を突設するように構成した場合の特性である。この場合には、キートップ10の操作力Fが増加すると、それに伴いストロークSも増加し、ドームラバーに作用する荷重が座屈荷重に達すると、操作力Fは最大F1となる。その後、操作力Fは減少し、ストロークS3で接点押下部がメンブレンスイッチに接触すると、再び操作力Fが上昇する。
このとき、メンブレンスイッチの接点は、接点押下部がメンブレンスイッチに接触した後に所定の押圧力が付加されると、オンする。したがって、接点オン時のストロークS1は、操作力Fが最小F3となるストロークS3よりも大きい。このため、接点をオンするためにユーザは、ピーク操作力F0を超えた後に操作力が減少し、再び操作力が増加するまでキー操作する必要がある。しかし、通常ユーザは、ピーク操作力F0を超えた後の操作力Fの減少領域で接点がオンされたとみなすため、操作力Fの増加領域までキー操作する必要があるとすると、操作感覚と接点オン動作との間に乖離が生じ、違和感がある。この点、本実施の形態では、操作力Fの減少領域で接点をオンできるため、操作感覚と接点オン動作とが良好に対応し、違和感がない。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)キートップ10と一体にスライダー13を設けるとともに、スライダー13に対して相対移動可能に接点押圧部材50を設け、キートップ10が打鍵操作された場合に、その操作力とは独立した接点押下部材50の自重による押圧力をメンブレンスイッチ40に付加するようにした。これによりピーク操作力F0の後の操作力Fの減少領域で接点41をオンすることができ、良好なタイミングで接点を開閉することが可能である。
(2)スライダー13を内筒14と外筒15とを有する二重筒構造とし、外筒15の外周にドームラバー30を圧入するとともに、内筒14の内側の段部19aで接点押下部材50を保持するようにした。これによりキースイッチ装置100をコンパクトに構成できるとともに、初期状態では接点押下部材50をメンブレンスイッチ40から離間して保持できる。
(3)内筒14の内側の貫通孔19に接点押下部材50を挿入し、その下端部を内筒14の下端面から突出した状態で、接点押下部材50を保持するようにしたので、接点押下部材50がメンブレンスイッチ40に接触するタイミングを容易に調整できる。
(4)内筒14と外筒15の間の空間部17にスイッチパネル20のガイド22を挿設するようにしたので、スライダー13をガイド22に沿って鉛直方向に昇降させることができ、接点押下部材50をスライダー13の鉛直方向の貫通孔19に沿ってスムーズに移動できる。
(5)内筒14の下端に爪部14bを設け、ガイド22の内側の段部24に係合するようにしたので、スライダー13の上方への移動を制限できる。
なお、上記実施の形態では、接点押下部材50の自重によりメンブレンスイッチ40に押圧力を付加するようにしたが、自重だけでなく、磁力を用いて押圧力を付加するようにしてもよい。例えば図2において、接点押下部材50を磁石により構成するとともに、サポートパネル43を鉄などの磁性体により構成してもよい。これにより接点押下部材50とサポートパネル43との間に、磁石による吸引力が作用するため、接点押下部材50の重量をそれほど増加することなく、メンブレンスイッチ40の接点41を確実にオンできる。また、磁力により接点押下部材50が保持されることにより、キーを連続で打鍵した場合に、接点押下部材50がバウンドすることを防止でき、安定したキー入力が可能である。
接点押下部材50を磁石、サポートパネル43を磁性体とする代わりに、接点押下部材50を磁性体、サポートパネル43を板状の磁石として、接点押下部材50とサポートパネル43との間に吸引力を発生させるようにしてもよい。接点押下部材50とサポートパネル43をそれぞれ磁性体により構成するとともに、図6に示すように、サポートパネル43に磁石44を取り付けるようにしてもよい。これによりサポートパネル全体が磁性を帯びて磁石の役割をするため、接点押下部材50とサポートパネル43との間に吸引力を発生させることができる。接点押下部材50の周囲に磁石を取り付け、接点押下部材50が磁石により磁性を帯びるようにしてもよい。
接点押下部材50を磁石により構成するとともに、サポートパネル43を板状の磁石もしくは磁性を帯びた磁性体により構成してもよい。あるいは接点押下部材50を磁性を帯びた磁性体により構成するとともに、サポートパネル43を磁石もしくは磁性を帯びた磁性体により構成してもよい。この場合、接点押下部材50とサポートパネル43の磁極が互いに異極同士となるように、接点押下部材50とサポートパネル43を配置すればよい。磁石としては、永久磁石だけでなく電磁石を用いることもできる。
以上のキースイッチ装置100は、例えばキーボードに配設される。図7は、多数のキースイッチ装置100を備えた本発明の実施の形態に係るキーボード200の斜視図である。キーボード200は、様々な形状のキートップ10を有するキースイッチ装置100を多数、所定の配列で備えて構成される。このキーボード200では、キースイッチ装置100におけるスイッチパネル20とメンブレンスイッチ40とサポートパネル43とがキーボード全体にわたって水平方向に拡大して形成され、各キースイッチ装置100に対して共通化されている。
なお、上記実施の形態では、キートップ10の下方にスライダー13を圧入してキートップ10とスライダー13を一体に操作するようにしたが、下方に押圧操作される操作部材の構成はこれに限らない。押圧操作により弾性座屈変形するドームラバー30を設けるようにしたが、キートップ10に対して弾性座屈変形に応じた反発力を付与するのであれば、弾性部材の形状はいかなるものでもよい。接点押下部材50を段付きの棒形状としたが、スライダー13に対して相対移動可能に設けられ、操作力Fとは独立した押圧力をメンブレンスイッチ40に付加するのであれば、押圧部材の構成は上述したものに限らない。例えば球状に形成してもよい。
スライダー13の貫通孔19内に接点押下部材50を移動可能に保持するようにしたが、保持部材の構成はこれに限らない。例えば、スライダー13の貫通孔19の内壁上端部に接点押下部材50の抜け止め用の突起部を設けるようにしてもよい。貫通孔19の内壁に段部19aを形成して接点押下部材50を保持するようにしたが、他の保持部を設けてもよい。メンブレンスイッチ40の下方にサポートパネル43を配置したが、支持部材の形状はいかなるものでもよい。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のキースイッチ装置に限定されない。
10 キートップ
13 スライダー
19 貫通孔
19a 段部
30 ドームラバー
40 メンブレンスイッチ
43 サポートパネル
50 接点押下部材
44 磁石
100 キースイッチ装置
200 キーボード

Claims (6)

  1. 下方に押圧操作される操作部材と、
    前記操作部材の下方に配置されたメンブレンスイッチと、
    前記操作部材の押圧操作により弾性座屈変形し、前記操作部材に対して弾性座屈変形に応じた反発力を付与する弾性部材と、
    前記操作部材に対して相対移動可能に設けられ、前記操作部材の操作力とは独立した押圧力を前記メンブレンスイッチに付加する押圧部材とを備え
    前記操作部材は、前記押圧部材を保持する保持部を有することを特徴とするキースイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のキースイッチ装置において、
    前記弾性部材は、中空のドーム形状を呈し、
    前記操作部材は、
    キートップと、
    前記弾性部材の内側に弾性部材と一体に設けられ、前記キートップの操作により昇降する保持部材とを有し、
    前記保持部材は、前記保持部を有することを特徴とするキースイッチ装置。
  3. 請求項2に記載のキースイッチ装置において、
    前記保持部材は、上下方向に貫通孔が開口された筒形状を呈し、
    前記保持部は、前記貫通孔に形成された段部であり、
    前記押圧部材は、その下端部が前記保持部材の下端から突出して保持されることを特徴とするキースイッチ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のキースイッチ装置において、
    前記メンブレンスイッチの下方に配置された支持部材を有し、
    前記押圧部材および前記支持部材のいずれか一方は、磁石または磁石により磁性を帯びた磁性体により構成され、前記押圧部材および前記支持部材のいずれか他方は、磁性体により構成されていることを特徴とするキースイッチ装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のキースイッチ装置において、
    前記メンブレンスイッチの下方に配置された支持部材を有し、
    前記押圧部材および前記支持部材は、互いに異なる極性を有する磁石または磁石により磁性を帯びた磁性体によりそれぞれ構成されていることを特徴とするキースイッチ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のキースイッチ装置が複数配設されたキーボード。
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